Apocalypse

-かにぱん黙示log- かにぱんブログだから略して蟹風呂?

映画

ちょくちょく赤坂に行っていたら、すごく見たくなってきてしまったので。

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(吹替版)
ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(吹替版)
ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(吹替版)

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初日に3D4DXで観たいな〜と思うくらい観たかったのだが、色々と訳あって、
1ヶ月くらい経ってやっと観に行けた!!
そして、色々と訳あって、ブログを書くのも遅くなったけどやっと書く!!!

※ストーリーの根幹に触れる部分があるので、ネタバレNGな人はこの先は読まないで本編を先に見てくださいw


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シン・ウルトラマン公式サイト

見てきた−。
公開初日から日が経つと、映画館の部屋が小さいところになるから、なるはやで行こうーって思って
なるはやで行ったのに小さい部屋だったぞ!!w
平日の田舎だからな!!!!!!
いや、でも金曜の夕方だったから、もっと人来ると思ったけどなぁ。
空いてる分にはありがたいけどw

ちなみに、
ワクチン3回目を打つ→外食しながら映画の予約→そのまま映画館へ行こうと思ったが仕事の修正が発生(1時間以内納期)
→急いで帰宅して仕事の修正版を再納品→再度外出、映画館へ
という感じだったので移動量多かったw


それはそうと、なんかもう始まった瞬間ニヤニヤしちゃったよね。
「シン・ゴジラ」っていうロゴが出て、それがシーンチェンジで縦回転して
シン・ウルトラマン
空想特撮映画

ってロゴに変わって。
すぐに
「わー怪獣だー!!!!」
ってシーンが目白押しで。
やっぱり映画館では、巨大な架空の生き物とか見たいもんだよー。
映画館の醍醐味でしょーとか思った。
私にとって映画館は“アトラクション”だからね。
現実に見られないような大きな物を大きなスクリーンで見たり、宇宙に飛び出したりしたいんだよ映画館では!

もう最初にいきなり「前回までのあらすじ!」くらいのノリで、「禍威獣(かいじゅう)」と
「禍特隊」設立までの経緯をダイジェストで見せてくれるカットが続く中、
「あ、シン・ゴジラと“同じ世界”だ!!」
ってすごく感じられて、「ある意味での、シン・ゴジラの続編を見せてもらえるんだ!!」って気持ちになった。
同じ漫画家、たとえばCLAMP作品とかで、
「主人公は違うんだけど、同じ世界の別の時代とかに焦点が当たったり、それがクロスする」
こととかあるでしょ。
それに近い。
シン・ゴジラを何回も見た後に、シン・ウルトラマンを見たら、開始2分で
「出てくるのは違う人達だけど、“同じ世界”の違う話なんだ!」
って確信しちゃうくらい、やっぱり作ってる人(庵野・樋口コンビ)の味が出まくってた。
そこでニヤニヤしちゃったw
これは確かに「“シン・”というverse」なのだなーと。

もうあとは、怒涛のテンポで進むので本当に飽きないで見られた。
どうせならIMAXで見たかったな、もう一回はるばるIMAXに見に行こうかなと思ってしまった。
私は、シン・ゴジラのときも一回目を満席のIMAX(新宿)まで見に行って、
そのあと更に弟とおとうぱん。を連れて実家近くのシネコンでも見たし。
……どっちも地味に遠出だったなw


あと、最近ちょうど『怪〜ayakashi〜』っていうアニメを見た直後だから、個人的に思ったのは
「古典等の再解釈が巧い人っているよなー」
っていう。
ウルトラマンはさすがにまだ「古典」ではないけれど、でも庵野監督の「再解釈」って結構面白いのは確かだと思ってて
結局「再解釈後の作品を見て、原典を当たりたくなる」っていうのは、その「再解釈の表現」が面白いからなので
「原典となるウルトラマンシリーズのエピソード、怪獣、BGMなどを詳しく知っていれば知っているほど
シン・ウルトラマンは、きっともっと面白いだろう」

って思えるのは、『シン・ウルトラマン』における「ウルトラマンシリーズ再解釈」の表現が巧いからだと思う。
そして、それらの「ルーツ」の知識を、視聴者側が持っていないとしても楽しめるところも、
これは「再解釈の表現が巧い」ことの証拠のひとつだと思うから、そこを満たしてるのがすごいなあ
と思いながら見ていた。
ゴジラを全部見ていなくても『シン・ゴジラ』は面白いし、ウルトラマンを全部見ていなくても『シン・ウルトラマン』は面白い。

ちなみに『怪〜ayakashi〜』では、『東海道四谷怪談』とか『天守物語』のアニメ化をしているわけだけど、
それを見て、「原作の方も読んでみようかな」と思うし、アニメがアニメとして面白かったので、
「再解釈の表現が巧いな」と思ったのだ。
『シン・ウルトラマン』も『シン・ゴジラ』もそれと同じで、ウルトラマンやゴジラの、元々のシリーズ作品に
造詣が深くなくても楽しめるし、「詳しくなろうかな」と思わせてくるわけだから
やはり庵野監督の再解釈作品は面白いということが言えるだろう。
あと、私はシン・ゴジラ、シン・エヴァ、シン・ウルトラマンを見て、
「あのさ……
『彼氏彼女の事情』のアニメもリブートして、漫画の完結部分までやってくんね!?!?!?」
という気持ちになったのだったw
あれ、原作の漫画が連載中にアニメ化始まって、連載に追いついちゃうーくらいのところでアニメ終わっちゃったんだよね。
それが物語的にはかなり途中も途中、「この続きが肝心だろ!」ってところまでしかアニメにならなかったから
「終わりまでやってほしいのに」ってずっと思ってるんだよね。

まぁそれはさておき、今回の場合の「再解釈」という点では、例えば
「ウルトラマンはなぜ登場から3分で活動限界を迎えるのか?」
とか
「どういう原理で巨大化するのか?」
「なぜ怪獣が次々現れるのか」
とかいうような、根本的な設定の“謎”(でも、元々のシリーズでは「それは、そういうもの」で終わっていた)
みたいなところにも、この作品なりの回答を出していて面白かったのであるよ。

あと、「各分野のエキスパートが集まって壮大なことを成し遂げる」感に関しては
多分シン・ゴジラの方が圧倒的に強く感じられる作りではあるんだけど、
その要素がこちらで若干は薄まっている分、「ヒトとウルトラマン(や、外星人)」っていうところを
掘り下げていたのも面白かったよ。
広い宇宙から見たら、「地球」の「人間」と呼ばれる生き物はこんな取るに足らない存在だし
滅ぼそうと思えば一瞬で滅ぼせるものなんだけど、ウルトラマンがその生き様に着目して、
疑問や興味を抱いて、最終的に「博愛」を知るみたいな落とし所になっていて、
とても……ぐっと来たので泣いてしまった。
これは「なぜウルトラマンは繰り返し、怪獣を倒しにやってきてくれるのか」の回答にもなっている。

それで、その、作品の余韻と米津玄師さんのテーマ曲「M八七」は、これまたよくマッチしていて
エンドロール見ながら私は涙を拭い続けていたし、曲が終わるまでに涙をちゃんと止めるのに苦労した。
早くしないと、掃除のスタッフさんが来てしまう!

とても良い作品だったと思う。

東宝と東映と円谷のビッグコンテンツを預かって、それぞれ「シン・」という冠つけて作品にできる庵野監督って
すごいなぁと改めて思ったし、あと総評として、私は「庵野監督の作品」が好きなんだな
っていうことを自分で再確認しながらニマニマと帰ってきた……。
元々は別の場所に属するゴジラ、ウルトラマン、仮面ライダーという点を、「シン・」という線で繋いでしまうとは
なかなか出来ない、そして各所からそうそう許してももらえない所業だろう。
つまりこれは偉業だ!
庵野秀明が『紫綬褒章』を受章致しました
うむ、納得だ。

映画館で観てきました、ちゃんと!
上映開始が去年の12月なので、さすがにそろそろ劇場上映自体終わるだろうし、
「来週は上映している保証ないな、今週行かねば」
と思い、土日にテレビシリーズを2周復習してから行きました!



『劇場版 呪術廻戦 0』公式サイト


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映画館で特撮ヒーロー物を見るとか、多分35億年ぶりとかだぞ!?

というわけで、仮面ライダーオーズの10周年記念映画作品、『復活のコアメダル』を劇場で見てきたんじゃ!!
なんと、Blu-rayも受付開始早々予約してあると云ふのに、じゃ!!

復活のコアメダル 公式サイト

以下、物語の核心や結末にも触れながら感想を書くので、未見の人は読まずに、とりあえず劇場へ走ってください。
※追記 Web各種配信サイトで特別配信が始まりました。
 劇場に走らなくても家で見られるから見て!

あ、劇場に走る前にこれを見るとよいです。




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マトリックス レザレクションズ /公式サイト



予告等は一切チェックしないで初日に見てきました。
4DXで見ましたが、3Dではないのでメガネは不要です。
アクションシーンは椅子めちゃくちゃ揺らされますので、覚悟して下さいw

まず、ネタバレを含まずに書ける簡単な総評をしますと、
「リアルタイムに全作映画館で見たことがあり、周回もしてきたファンの1人としては
”ちゃんとマトリックスだ”と思えたし、楽しかった」
ですね。

ここで問題なのは、リアルタイムで全作見ているっていうのは、ただそれだけですでに「バイアス」がかかるということなんですね。
懐古バイアスというか。思い出補正みたいなものです。
それで、すでにバイアスがかかっている人間には、バイアスがかかる前の人間の感じ方について、
想像を巡らすことすら難しいので、例えば
「過去作をこれから初めて履修する」
っていう人が、3部作全部連続で見た直後に、続けてレザレクションズを見た場合に
どの程度「面白い」と思うか、さっぱりわからないわけですw

例えばリアタイ勢の中にも「2・3作目は蛇足」と思っている人もいるようなので、
そういう人はわざわざ今作も見ない気もしますし、見ても面白く感じなかったり、
また別の蛇足感があると思ったりするのかもしれません。
更に、これから過去作履修して、「3部作楽しめた!」という人ならノータイムでレザレクションズを見ても
面白いのかもしれないし、本当にいろんなパターンがあって誰がどう思うかわからないし、
そこに「リアタイかどうか」があまり関係ない可能性もあるわけなのですが……。
こればかりは本当にわからないんですよね。
私は比較的最近『AKIRA』と『GHOST IN THE SHELL』を見たわけですけど、
どちらも映画史上重要な作品だとわかっているし、後の映像作品等に大きな影響を及ぼしたと知っていますが
「その当時見た人にはすごかったんだろうな」
と頭ではわかるだけで、感覚では「すげえ!」が共感出来なかったわけですよ。
「後に出たものをいくらでも摂取し終わっている」ので、その当時、後続が出てくる前にこれを見る感動は
自分で感じられる状態にはもうなくて。
知ってしまったことを知らなかったことにはできないですもん。
これは物語の筋とかじゃなくて、「映像表現のすごさ」が肝だったりするとより一層そうなんですよね。
例えばゲーム作品もそう。
後続のシリーズ作品をいくつもやり終わってから、1作目をやっても
「へぇ、その当時はこれが画期的だったんだね」
と頭でわかるけど、共感が難しいはずです。
PS5のゲーム体験してから初めてファミコンソフトやっても
「画期的!」
とは思わないだろうし。(ある意味新鮮味は感じるだろうけど)
辿った先のルーツってそういう感じになってしまうのも仕方ないと思うし、マトリックスも
「後の作品に大いに影響を及ぼした」部分がたくさんあるのだけど、だからこそマトリックスをリアルタイムに味わうことなく
「後の作品」の方で“チルドレン成分”を過剰に摂取してたら、今更元祖を初めて見ても
感動が薄い、感動する要素がわからないってなっちゃうのではないかなと思います。
これはもうマトリックスに限った話ではないんですよね……。
特に「映像が画期的な場合」がそうですね。
物語が面白い場合に、10年前の作品でも初見時「VFX技術は今より古めかしいが話は面白い」ってなることはあるんですよ。
最近だと、コードギアスも仮面ライダー電王・オーズ・Wも放映から10年かそれ以上経過してから見たけれど
面白いと思いましたしハマりました。
でも「この映像技術が当時はすごかった」って言われてもピンと来ないっていうのは
どうしてもあるんじゃないかと思います。
10年で映像技術ってものすごいスピードで進歩しますし、そこら中で見かけるようになってしまうので。
なんせ1980年代生まれの我々って親(昭和20年代生まれ)から、
「テレビがカラーになったときはすごかった!」
って言われて育ったわけですけど、自分が生まれたときにはもうカラーだったんだから
「へぇー(鼻ほじ)」
って話じゃないですか。
これと同じで、例えば今の10代とかにいくら「上映当時のマトリックスは革新的だったんだ!」って言っても
「へぇー(鼻ほじ)」
っていう反応される可能性があるわけですよ。

だから、私と同じくらいレザレクションズを楽しめる人がいるとすれば、それは
「リアタイで3部作見てたし、すごく気に入っていた人たち」である可能性は高いかなとは思います。
少なくとも、
「3部作一度も見たことないけど、レザレクションズでマトリックス初見です」
っていうのは絶対オススメしないですねw

特に作中でニヤっと出来るシーンは、3部作の登場人物や展開をしっかり押さえていることが前提になります。
話が繋がっているので当然といえば当然ですが。
なおかつ現実世界で20年経過しているということが、作中の表現においてもかなり重要な意味を持つので
「こいつが出てきたかー!」「そう来たかー!」って思えるためには、事前知識が必須になるし
「懐古」のバイアスがそれを底上げするところがどうしてもあると思います。

だから、
・マトリックスを上映当時に履修済みか
・マトリックスシリーズが好きか
という2つの要素は結構大きいと思っていて、逆をいえば両方に当てはまる人はそこそこにいるはずだとも思うし
この層が一番楽しめるポテンシャルを本人たちの内側に秘めていると思います。

そんなわけで、レボリューションズまでの3部作をリアタイで見ていて、
なおかつ3部作全体で面白かったと思っている人には見てもらうのが良いかな〜
と。
そして、そういう人同士で語るのはきっと楽しいと思いました。
かつて、都内でやった「マトリックス3部作オールナイト上映」に行った人とかw

パンフレットを読むと「監督が秘めたメッセージ」とかについて色々解説はあるし、
「そういう事情があって、こういう作品になったのは納得」
というふうに感じると思うんですけど、私はマトリックスって、そういう「作者や社会の事情」を一旦抜きにして見ても
単純に娯楽作品として面白いシリーズだと言うことも可能だと思っているし、
そこが凄さだとも思うので、より一層、シリーズが好きな人にはレザレクションズも押さえておいて欲しいなと思いました。
「作者はこのとき、こう考えていた」なんていう文脈は、
受け手にとっては、作品を楽しむ上で必須情報ではないですからね。
それを抜きにしてもちゃんと面白いものが娯楽作品だと思います。
強いて言えば、「過去作を一周見てある」程度だったらば、改めて3部作を復習してから
時間をあまり空けずにレザレクションズを見に行くと、一層面白いんじゃないでしょうか!

以下は、考察の上で必要な部分についてのネタバレを含みながらの記事になるので、
続きを読むかどうかは、「見終わってるのでネタバレは問題にならない」とか
「これから見る予定だけどネタバレがあることを気にしない」などの人が
自分の責任で決めてくださいませ。



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4DXで映画を3本見てきた3/26。
〆は鬼滅!
良かった、まだ4DXでも上映されてて……。
だって封切りは去年だものね。コロナがなかったらもっと早く行っていたと思うけど。
でもおかげさまで、上映開始から時間も経ってる平日なせいかガラガラだったぜ!

鬼滅の刃 無限列車編公式サイト

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