この『Reconquista』だ!!



(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)


2008年4月にも一度、ワンコーラスのみ収録したことがあるので、今回の収録は18年ぶり2度目の録音ということになる。
なので広義には「Ver.改」なのだけど、どうせ単品動画が現存していないのでタイトルには入れなかった。
ちなみに2008年版は過去曲地獄の6に入っているらしい。(今調べた)


2008年に録ったときは、
「この曲好きすぎて歌いたいけど、自分の歌いたいように歌い上げる実力が足りない」
と実感してワンコーラスでやめたようなところがある。
この曲を録る前に歌そのものの訓練がもっと要る、と。
なので、今回のはリベンジみたいなものでもある。
ほかのいくつかの「改」動画の記事でもよく話しているけど、初めて録る段階では自分の歌唱力がイメージに伴っておらず、
5年、10年、それ以上かけて色々やってきた結果として、
「今なら、当時のイメージを具現化できるかも!」
と思って録ることがある。
主にビブラート周りが原因になっていたケースが多いかな。
2008年の私はビブラートできなかったので。

好きな歌を録るのは、
「自分がこの曲を、自分のイメージで歌った時どのような仕上がりになるか」に対して、自分自身が一番興味を抱いているからだ。
自分で歌ったところを自分で客観的に聞きたい。
鏡がなければ絶対に自分の顔が見られないのと一緒で、声も出している瞬間には自分の外側で鳴っている声を聞くことができない。
顔を見るのに鏡が必要なように、声を聞くのに録音が要る。だから録っている。40年近くそれw
今回も、自分が一番自分の歌を聞きたくて録って、何回でも聴いていられるような音源にすることができて嬉しかった。

ミックスはACIDでやったのだけど、いい加減SoundOneに乗り換えたい……。
ACIDはループ音源を使って作曲をするのに特化しているところがあり、歌のMIXをしようとすると不便な仕様がいくつもある。
そして、今まで20年使ってきたKRISTALというフリーウェアも、XPの頃は良かったがWin11Proであえて使うアプリケーションでもない。
そもそも、VST3が使えないし。
今は色々VST3プラグインを導入済みなので、それを使おうとするとACIDという選択肢になるのだが、
仕方なく次善策でこれを使っているところが大きい……。
Ozone11でマスタリングして最終的な調整を行う練習をしているので、もう今更KRISTALに戻りたくない……。
今日収録とミックスをしていて、クロスグレード版SoundOneをなるべく早く導入したいと強く思ったw
歌を録るたびに思ってるw
今年中に達成したい目標として掲げようかな。(去年も言ってた気がするが)

ところでこの曲は、声帯結節と発声障害のリハビリをしているときに、心の支え? 目標? にしていたところがある。
発声障害が出ている間は、この曲もやっぱり全然歌えなかった。
2008年に録ったときとは全然違う
「病気のせいで、自分の体なのに思い通りにならない」
という挫折感を味わった。
技量不足とかそういうことではない。
頭でやり方がわかっているし数ヶ月前には可能だったことなのに、体がそれをしてくれない不自由感。

声の病院で診察のたびに、自覚症状としての感じ方を5段階くらいで記入するシートを渡されるのだけど、
そこに
「声が出ないせいで、人生の大事なものを失ったような感じがする」
というような項目がある。
それを見ると毎回、この曲の歌詞にある
「すべてなくした場所で もう一度取り戻すから」
というフレーズを思い出すのだった。
声で表現するというライフワークと向き合っていれば、何か自分の存在価値とか希望を感じて生きていられたのに
それが一切できなくなったことで、まるですべてを持っていかれたような気持ちになることもあったから。
リハビリを頑張るのは、そういう生きる上での漠然とした希望を「取り戻す」ためだった。
自分で自分に「生きていても良い」と思える感覚の源泉になるもの。
単にこの曲がもともと好きだというだけではなく、歌詞の内容に自分のリハビリ中の気持ちを乗せて歌いたいという気持ちが生まれて、
曲を聴いている間に何度も
「発声が安定したら録るぞ〜〜!!」
という決意を新たにした。

そして、その決意が行動となり音源と動画という形になって実った!
あぁ気持ちよく歌えて良かった。
ミックスしているとき、自分の声で耳がキンキンしてその感覚すら嬉しかった。
「キンキンする私の声が戻ってきた!」と。

ところで、時折思うことなんだが、人の声にはその人ごとの「調」がある気がする。 
チューニングがされた楽器みたいなもので、その人の声がしっくり来る楽曲の調がありそうだなぁと自分の声を聞いても思う。
私の声は、なんとなくマイナーコードのような気がするw
大学の友達に「切ない曲が似合う」とか言われた。
演歌歌手とかもマイナーコードの声の人がなると合いそうじゃない?w

それにしても上松さんの曲はツボに刺さってくるなぁ。
この曲は弟から教わったのだけど、弟いわくこの曲が主題歌で使われている「レコンキスタ」というゲーム自体も
かなり彼の琴線に触れたらしい。
2007年のPC向けゲームなので、今遊ぶ環境を整えるのは難しそうだけどねw