バジリスク〜甲賀忍法帖〜(全24話)
2日で全話見た。
※この記事には。物語の結末に触れる部分がありますのでご注意ください。
2日で全話見た。
※この記事には。物語の結末に触れる部分がありますのでご注意ください。
(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)
1/11にサークルのOB会みたいなものに参加したとき二次会のカラオケでこれのOPを歌ったんだけど、
自分としてはカラオケに行ったら必ずと言っていいほど唄う曲だし、発声障害のときは歌えなくなっていたのが
しっかり歌えるようになったということもあって、この会合でも歌わせてもらった。
多分、参加者のうち半数が原曲を知らないだろうけど。アニメが好きな先輩がふたりいたので、その人たちには通じてた感じ。
で、人とカラオケ行くと歌い終わると「これ何の曲?」ってタイアップとかを尋ねられることがあるじゃない?
そこでも「バジリスク〜甲賀忍法帖〜っていうアニメのOP」と答えてはおいたんだけど、内心で
「自分では見たことないんだよな…」と思っていたので、この機会に見た。
元々「いつかは見よう」と思っていたのだよね。
このカラオケ会のときは機種がJOYSOUNDだったので、陰陽座のMVがバックに流れていたけど、
DAMで唄うとバジリスクのアニメ映像が流れるから、それを眺めるたびに本編を見なきゃなぁと思っていたんだよねw
人に「バジリスクってアニメのOPだよ」って言いながら(まぁ私も見たことはないんですけどね!)って思うのもこれでラストだ!w
この作品に出てくる忍術って、「それもこの世界では忍術なんすか!」っていうものが多くて面白い。
まぁ中には「あれは忍びの術ではない」って言われてる謎の術もあるけどw
とにかく速水奨さんが強烈だったな。速水さんが淡々とした芝居をすればするほど、怖さとか気持ち悪さが際立つやつだったw
最終話直前、天膳が真に力尽きたあと設定を調べていてこのページにたどり着いたんだけど、最後の1行はさすがに笑ってしまったw
あと、このアニメって2005年制作だから20年前の作品ではあるけど、めちゃくちゃ作画が好みなんだよなぁ。
あのめっちゃ濃い顔。
↓公式ツイートのキービジュアル。
こういう濃い顔が、常に崩されることなく動き続けるって90年代だとOVAの特権みたいなところがあったと思う。
今の時代のアニメしか知らない人には考えられないかもしれないけど。
ただでさえ、90年代はとりわけギャグでは「演出として」ちょっと崩しただけのカットとかフレームはいっぱいあったんだけど、
ギャグでなくてもテレビアニメだと簡略化するカットはどうしてもあって、現代だとそういうところまで作画崩壊認定されそうな時代なわけじゃん?
バジリスクは、
「この作画のままずっと動くアニメって90年代までだったらOVAじゃなきゃ見られなかったのに、テレビで毎週見られるんだ! 00年代ってすご!」
ってなる作品のひとつと言ってもいいなぁと思った。
90年代のアニメだと、「変身・変形合体バンク」みたいに、一連のシーンが使い回されるところも多かったしね。
「そこまでの時代」を踏まえて見ると、だいぶすごい。
今は、こういうのが当たり前化しちゃってるところがあってすごいと思われないのかもしれないけどねぇ。
で、この「90年代によく見かけた濃い顔」が、たとえば『セイバーマリオネットJ』とかの濃さだよなって思ったの。
それでバジリスクの総作画監督の千葉道徳さんを調べたら、マイトガインとJデッカーとガオガイガー、
セイバーマリオネットJ、ふしぎ遊戯あたりではずっと原画を担当してた方だとわかって、
「あぁ、好きでめっちゃ見てた作品ばっかりじゃん、そりゃ好みドンピシャだわ」
と思ったw
コード進行とかメロディラインとか使ってる音で「好きだな」って思ったら全部同じ作曲家だったみたいな経験いっぱいあるけど
絵でもなるんかいwww
それから、改めてOPやED、挿入歌ですごく好きな曲が流れるっていうのは、それだけで視聴中ワクワクできるんだなぁと実感した。
だって、OP一度も飛ばさなかったもんww それどころか歌ってしまうわ。
歌を先に知ってアニメや特撮を見るときはこれが楽しいね。
実際にどう使われてるんだろう、どういう映像が流れるんだろうと思いながら見られるので。
EDも、元々知らなかった曲だけど水樹奈々さんが歌ってるから一度も飛ばさず毎回聴いてしまった。
しかもEDには二種あって、どちらが流れる回かは見てみないとわからんかった。
終盤、「これ、ロミオとジュリエットだな…バッドエンドなのかな…主人公ふたり幸せになってほしいんだけど」と思って
最終話ひとつ手前の次回予告見たら、副題が
「来世邂逅」
だったので、これもうタイトルでバッドエンド決まったようなものだなと思ったw
「城之内死す」並では?w
来世!!邂逅!!!って!!!!!タイトルでもうDEAD END確定じゃん!!!!!!
でも、副題から先が読めてしまった上でその通りの展開になっても猶最終話は泣いたよ、ずっと泣いてた。
見終わった後も30分くらい泣いてた。
悲しすぎない……?
だって祖父・祖母の代でも似たようなことになってるのに、主人公たちの代になってもまだ
「争いは不毛……」
から進展しないなんて、人類は愚かすぎる。
「それでも、その後の世の中はちょっとばかしよくなったんだよ」
という終わり方ではあるけど、やっぱり弦之介と朧には生きて幸せになってほしかったよね!!
なんだよこの「世のため人のために推しカプが死んだー!!!!」みたいな気持ちは!
あんな、優しくて実直なふたりなのに!!
私はハピエン厨ではないから、この結末を受け入れるけどね!!!!?
だって、すべての元凶である天膳を討伐したのは偉業であることに変わりないしね!
原作について調べてみたんだけど、小説『甲賀忍法帖』として1959年に出ていたのか。
思ったより古かった!
だって、アニメとしては05年に作られたのもあって、現代的な映像表現で綴られる異能バトルモノになっているから古さを感じないよね。
元々時代小説だから、セリフとか服装が古い(時代懸かっている)というのは別の話になるし。
だって織田信長・豊臣秀吉・徳川家康出てくるんだよ。
むしろ古風な語りがすごく雰囲気良かったよ。
等しく日本語なのに、こういう時代の差を翻訳にはちゃんと反映できないわけだから、
「日本語ネイティブとして生まれて、日本語アニメを見られているという幸福」
みたいなものも感じたよ。
それで、原作について調べたことでわかったのは、そもそも「異能バトルモノ」はここから始まってもいいというくらいだということ。
それまでになかった「チーム戦」の要素を初めて物語に取り入れたのが『甲賀忍法帖』だったという話すらあるらしい。
なんだ、もう「異能バトルモノ」が当たり前になっちゃったから珍しさを感じにくいけど、「全てはここから始まった」じゃん。すごい。
この作品では、伊賀と甲賀の忍びの里にそれぞれ十人衆みたいなのがいて、10VS10の忍法合戦を繰り広げていくんだけど、
そういう要素の小説自体がここで誕生したようなものなんだなぁ。
今ならいくらでも見かける要素だけど、パイオニアを知ると面白い。
私が知らなかっただけで、日本のコンテンツ作業の歴史の上でもかなり意義や価値のある作品だったんだな。
しかも異能モノとして見たときに特に面白いのは、この作品の主人公カップルの持つ能力だよね。
弦之介の力が「殺意を帯びて襲いかかったものを自害させる」で、
朧の力が「見ただけで相手の忍術を無効化する」だから、なんかもうこれだけで最強カップルなんだよな!
しかも、絶妙に「矛と盾」にはなっていないところも面白いな。
いずれも守りに特化した能力と言えるし。
自分から攻めていく力じゃないもん。
そして、朧はまったく殺意を放たないので、弦之介の忍術で自害することはない。
そういう気質だからこの「異能無効化」を生まれ持ったとも思えるし、それ単体では弦之介を害すことがない。
和睦を望む、「誰も死なせたくない」という信念が通じ合うふたりらしい……。
伊賀者と甲賀者として忍法対決しようにも、この二人の力じゃバトルにならないんだよな……。
あっ、これが尊み秀吉か!!
そして、周囲の忍者たちにも固有の特殊技能があって、今まで色々な異能バトル物を見てきたから言うんだけど
ここに出てくる忍法って結構独特で、使い古されてないようなものも含まれるよね。
たとえば、最近の異能モノでも見かけることのある力としてなら朧の異能の無効化がある。
文ストなら太宰さんが「触れて無効化」を持っていて、ヒロアカの相澤先生ともなると、まさに朧と同じで「視界で捉えている間無効化」の能力だ。
異能モノにはひとり出てきてほしいポジションとは言える。
でも一方で、朱絹とかお胡夷、陽炎みたいに女性の持つ忍法が、独特な絡め手が多くてすごい。
陽炎のは特に少年漫画では出せないw
さらに、変身(幻術)のような忍法を使うやつがいるせいで、何度も戦況が混迷を極めたしw
また、原作について調べる中で、小説の第2章?の題が
「甲賀ロミオと伊賀ジュリエット」
というものだと知り、「あぁやっぱりロミジュリっぽいのは意図的・意識的なものだったんだ」と思った。
あと、こういうところで自分で「これって◯◯モチーフなのかな?」と気付くのには、まさに教養が必要なので、
シェイクスピアを(マビノギの影響もあって)まとめて履修しておいてよかったと思った。
映画とかでも見たことあるけどね、ロミオとジュリエット。
でも、ちゃんと小説版も読んだよ。
ちなみにシェイクスピアを履修してあると、FF9も見え方が変わる。
そして偶然にも今仕事で、ロミオとジュリエットをモチーフにしている(甲賀忍法帖とはまったくの無関係の)案件に携わっているため
妙なタイムリーさを感じた。
これスピリチュアル的に言うと、「引き寄せ」とか「シンクロニシティ」みたいなものじゃないかなw
私の身にだけ起こる、私にはよくある謎の現象w
今、ロミオとジュリエット的をモチーフにしたエッセンスを浴びれば浴びるほどインスピレーションに良い影響がありそうだから
偶然遭遇できたのは素晴らしいよw
色々な意味で「今見て良かった」作品だった。
原作も読みたくなったので、この天野喜孝表紙の講談社文庫(Kindle版)で行こうと思う!!
そして、アニメとしては
バジリスク 〜桜花忍法帖〜(全24話)
が待っている。
1/11にサークルのOB会みたいなものに参加したとき二次会のカラオケでこれのOPを歌ったんだけど、
自分としてはカラオケに行ったら必ずと言っていいほど唄う曲だし、発声障害のときは歌えなくなっていたのが
しっかり歌えるようになったということもあって、この会合でも歌わせてもらった。
多分、参加者のうち半数が原曲を知らないだろうけど。アニメが好きな先輩がふたりいたので、その人たちには通じてた感じ。
で、人とカラオケ行くと歌い終わると「これ何の曲?」ってタイアップとかを尋ねられることがあるじゃない?
そこでも「バジリスク〜甲賀忍法帖〜っていうアニメのOP」と答えてはおいたんだけど、内心で
「自分では見たことないんだよな…」と思っていたので、この機会に見た。
元々「いつかは見よう」と思っていたのだよね。
このカラオケ会のときは機種がJOYSOUNDだったので、陰陽座のMVがバックに流れていたけど、
DAMで唄うとバジリスクのアニメ映像が流れるから、それを眺めるたびに本編を見なきゃなぁと思っていたんだよねw
人に「バジリスクってアニメのOPだよ」って言いながら(まぁ私も見たことはないんですけどね!)って思うのもこれでラストだ!w
この作品に出てくる忍術って、「それもこの世界では忍術なんすか!」っていうものが多くて面白い。
まぁ中には「あれは忍びの術ではない」って言われてる謎の術もあるけどw
とにかく速水奨さんが強烈だったな。速水さんが淡々とした芝居をすればするほど、怖さとか気持ち悪さが際立つやつだったw
最終話直前、天膳が真に力尽きたあと設定を調べていてこのページにたどり着いたんだけど、最後の1行はさすがに笑ってしまったw
記事最後の行に
— (V)・∀・(V)かにぱん。🦀🍞@つくば (@kanipan666) January 19, 2026
> 追記・修正は一度死んでからお願いします
って書くの卑怯だろwww
本人にしか修正無理では?
薬師寺天膳(バジリスク) -アニヲタWiki(仮)https://t.co/ohWBN1mXuM
あと、このアニメって2005年制作だから20年前の作品ではあるけど、めちゃくちゃ作画が好みなんだよなぁ。
あのめっちゃ濃い顔。
↓公式ツイートのキービジュアル。
━━━━━━━━━━━━━
— 【公式】バジリスク〜甲賀忍法帖〜 (@basilisk_koga) October 8, 2025
『バジリスク〜甲賀忍法帖〜』
⚔️全24話のTV放送…決定 !!⚔️
━━━━━━━━━━━━━
【10月11日(土)放送スタート】
放送局:TOKYO MX2
日時:毎週土曜日 20:00〜20:30
📺詳細はこちらhttps://t.co/b7yrrzs3ng pic.twitter.com/N6XIgE1v4H
こういう濃い顔が、常に崩されることなく動き続けるって90年代だとOVAの特権みたいなところがあったと思う。
今の時代のアニメしか知らない人には考えられないかもしれないけど。
ただでさえ、90年代はとりわけギャグでは「演出として」ちょっと崩しただけのカットとかフレームはいっぱいあったんだけど、
ギャグでなくてもテレビアニメだと簡略化するカットはどうしてもあって、現代だとそういうところまで作画崩壊認定されそうな時代なわけじゃん?
バジリスクは、
「この作画のままずっと動くアニメって90年代までだったらOVAじゃなきゃ見られなかったのに、テレビで毎週見られるんだ! 00年代ってすご!」
ってなる作品のひとつと言ってもいいなぁと思った。
90年代のアニメだと、「変身・変形合体バンク」みたいに、一連のシーンが使い回されるところも多かったしね。
「そこまでの時代」を踏まえて見ると、だいぶすごい。
今は、こういうのが当たり前化しちゃってるところがあってすごいと思われないのかもしれないけどねぇ。
で、この「90年代によく見かけた濃い顔」が、たとえば『セイバーマリオネットJ』とかの濃さだよなって思ったの。
それでバジリスクの総作画監督の千葉道徳さんを調べたら、マイトガインとJデッカーとガオガイガー、
セイバーマリオネットJ、ふしぎ遊戯あたりではずっと原画を担当してた方だとわかって、
「あぁ、好きでめっちゃ見てた作品ばっかりじゃん、そりゃ好みドンピシャだわ」
と思ったw
コード進行とかメロディラインとか使ってる音で「好きだな」って思ったら全部同じ作曲家だったみたいな経験いっぱいあるけど
絵でもなるんかいwww
それから、改めてOPやED、挿入歌ですごく好きな曲が流れるっていうのは、それだけで視聴中ワクワクできるんだなぁと実感した。
だって、OP一度も飛ばさなかったもんww それどころか歌ってしまうわ。
歌を先に知ってアニメや特撮を見るときはこれが楽しいね。
実際にどう使われてるんだろう、どういう映像が流れるんだろうと思いながら見られるので。
EDも、元々知らなかった曲だけど水樹奈々さんが歌ってるから一度も飛ばさず毎回聴いてしまった。
しかもEDには二種あって、どちらが流れる回かは見てみないとわからんかった。
終盤、「これ、ロミオとジュリエットだな…バッドエンドなのかな…主人公ふたり幸せになってほしいんだけど」と思って
最終話ひとつ手前の次回予告見たら、副題が
「来世邂逅」
だったので、これもうタイトルでバッドエンド決まったようなものだなと思ったw
「城之内死す」並では?w
来世!!邂逅!!!って!!!!!タイトルでもうDEAD END確定じゃん!!!!!!
でも、副題から先が読めてしまった上でその通りの展開になっても猶最終話は泣いたよ、ずっと泣いてた。
見終わった後も30分くらい泣いてた。
悲しすぎない……?
だって祖父・祖母の代でも似たようなことになってるのに、主人公たちの代になってもまだ
「争いは不毛……」
から進展しないなんて、人類は愚かすぎる。
「それでも、その後の世の中はちょっとばかしよくなったんだよ」
という終わり方ではあるけど、やっぱり弦之介と朧には生きて幸せになってほしかったよね!!
なんだよこの「世のため人のために推しカプが死んだー!!!!」みたいな気持ちは!
あんな、優しくて実直なふたりなのに!!
私はハピエン厨ではないから、この結末を受け入れるけどね!!!!?
だって、すべての元凶である天膳を討伐したのは偉業であることに変わりないしね!
原作について調べてみたんだけど、小説『甲賀忍法帖』として1959年に出ていたのか。
思ったより古かった!
だって、アニメとしては05年に作られたのもあって、現代的な映像表現で綴られる異能バトルモノになっているから古さを感じないよね。
元々時代小説だから、セリフとか服装が古い(時代懸かっている)というのは別の話になるし。
だって織田信長・豊臣秀吉・徳川家康出てくるんだよ。
むしろ古風な語りがすごく雰囲気良かったよ。
等しく日本語なのに、こういう時代の差を翻訳にはちゃんと反映できないわけだから、
「日本語ネイティブとして生まれて、日本語アニメを見られているという幸福」
みたいなものも感じたよ。
それで、原作について調べたことでわかったのは、そもそも「異能バトルモノ」はここから始まってもいいというくらいだということ。
それまでになかった「チーム戦」の要素を初めて物語に取り入れたのが『甲賀忍法帖』だったという話すらあるらしい。
小説家の夢枕獏は「ストーリー上にチーム対決の要素を盛り込んだのは山田風太郎が初めてであり、山田風太郎という作家が漫画界に与えた影響は計り知れない」と評しており
――Wikipediaより
なんだ、もう「異能バトルモノ」が当たり前になっちゃったから珍しさを感じにくいけど、「全てはここから始まった」じゃん。すごい。
この作品では、伊賀と甲賀の忍びの里にそれぞれ十人衆みたいなのがいて、10VS10の忍法合戦を繰り広げていくんだけど、
そういう要素の小説自体がここで誕生したようなものなんだなぁ。
今ならいくらでも見かける要素だけど、パイオニアを知ると面白い。
私が知らなかっただけで、日本のコンテンツ作業の歴史の上でもかなり意義や価値のある作品だったんだな。
しかも異能モノとして見たときに特に面白いのは、この作品の主人公カップルの持つ能力だよね。
弦之介の力が「殺意を帯びて襲いかかったものを自害させる」で、
朧の力が「見ただけで相手の忍術を無効化する」だから、なんかもうこれだけで最強カップルなんだよな!
しかも、絶妙に「矛と盾」にはなっていないところも面白いな。
いずれも守りに特化した能力と言えるし。
自分から攻めていく力じゃないもん。
そして、朧はまったく殺意を放たないので、弦之介の忍術で自害することはない。
そういう気質だからこの「異能無効化」を生まれ持ったとも思えるし、それ単体では弦之介を害すことがない。
和睦を望む、「誰も死なせたくない」という信念が通じ合うふたりらしい……。
伊賀者と甲賀者として忍法対決しようにも、この二人の力じゃバトルにならないんだよな……。
あっ、これが尊み秀吉か!!
そして、周囲の忍者たちにも固有の特殊技能があって、今まで色々な異能バトル物を見てきたから言うんだけど
ここに出てくる忍法って結構独特で、使い古されてないようなものも含まれるよね。
たとえば、最近の異能モノでも見かけることのある力としてなら朧の異能の無効化がある。
文ストなら太宰さんが「触れて無効化」を持っていて、ヒロアカの相澤先生ともなると、まさに朧と同じで「視界で捉えている間無効化」の能力だ。
異能モノにはひとり出てきてほしいポジションとは言える。
でも一方で、朱絹とかお胡夷、陽炎みたいに女性の持つ忍法が、独特な絡め手が多くてすごい。
陽炎のは特に少年漫画では出せないw
さらに、変身(幻術)のような忍法を使うやつがいるせいで、何度も戦況が混迷を極めたしw
また、原作について調べる中で、小説の第2章?の題が
「甲賀ロミオと伊賀ジュリエット」
というものだと知り、「あぁやっぱりロミジュリっぽいのは意図的・意識的なものだったんだ」と思った。
あと、こういうところで自分で「これって◯◯モチーフなのかな?」と気付くのには、まさに教養が必要なので、
シェイクスピアを(マビノギの影響もあって)まとめて履修しておいてよかったと思った。
映画とかでも見たことあるけどね、ロミオとジュリエット。
でも、ちゃんと小説版も読んだよ。
ちなみにシェイクスピアを履修してあると、FF9も見え方が変わる。
そして偶然にも今仕事で、ロミオとジュリエットをモチーフにしている(甲賀忍法帖とはまったくの無関係の)案件に携わっているため
妙なタイムリーさを感じた。
これスピリチュアル的に言うと、「引き寄せ」とか「シンクロニシティ」みたいなものじゃないかなw
私の身にだけ起こる、私にはよくある謎の現象w
今、ロミオとジュリエット的をモチーフにしたエッセンスを浴びれば浴びるほどインスピレーションに良い影響がありそうだから
偶然遭遇できたのは素晴らしいよw
色々な意味で「今見て良かった」作品だった。
原作も読みたくなったので、この天野喜孝表紙の講談社文庫(Kindle版)で行こうと思う!!
そして、アニメとしては
バジリスク 〜桜花忍法帖〜(全24話)
が待っている。

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