2月26日に、サウンドハウス主催の声系コンテスト企画「こえテク2025」開催が発表された。
私は、その日のうちに全3課題すべての音声を録って投稿を済ませたw
そして昨日、結果が発表されたので結果についてとか色々書いておく。
こえテク2025
私は、その日のうちに全3課題すべての音声を録って投稿を済ませたw
そして昨日、結果が発表されたので結果についてとか色々書いておく。
こえテク2025
(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)
確か、この企画には2024年にも参加したと思う。
でも、そのときはまさに声帯結節の手術を控えており、発声障害もあって思い通りの声を出せなくなっていたから
台本が3本あるうちの3番目にしか応募できなかった。
あとの2本は、自分の中にイメージがあっても、それを実演できないコンディションだった。
そして、結果としても箸にも棒にもかからずだったと思う。
今年は、手術から1年、リハビリを積んできた。
3本の台本に対してそれぞれ異なるアプローチをすることができたので、全3種すべての課題に応募することができた。
ちなみに、この「こえテク」という企画では、”匿名参加”が求められる。
応募時に、「普段名乗っている名義」を使うことができないのだ。
そのうえで、一次審査は事務局が一定の技術を評価できる音声を選出する。
二次審査では、匿名のまま音声が公開され一般投票が開催される。
5月になり、一次審査の結果発表があった。
各課題ごとに10人ずつが選出されている。これと当時に一般投票スタートだ。
こえテク2025 一般投票のページ 上位30名はこちら
前述の通りこの時点でも、もちろん掲載名は「普段のハンドルネーム」とかではないが、
「自分がどれかは言わないけれど、一次審査を通過したので投票の協力お願いします」
と告知を打つことも許されている。
でも、声を覚えている相手なら、声で特定できるねw
多分、私の声を聞き慣れている人なら、上のリンクから上位30名の音声を全部順番に聞いていって
「明らかにこれが(V)・∀・(V)」という音声を見つけられると思う。
そうやって、見つけてもらって毎日1票入れてもらうよう、応援を促すことも可能だった。
でも、そこで行われるのは「人気投票」なので、もうあまり興味はなかったw
だから一切告知しなかった。
なぜなら、
「匿名で応募して、最初の30/1073件の門を通過できた時点で、リハビリが成功していることが
自分に対して証明できた」から。
私は応募に際して、喉の手術をしてリハビリ中ですみたいなことは言っていない。
そもそもPR文とかを記載する場所はなかったと思うし。
だから、審査員は純然たる「読み上げや演技のスキル」で30件選んだと言える。
「手術やリハビリがあった割には良いね」みたいな「差っ引いて評価する」バイアスは抜きだ。
そこで30件に残れたのだから、だいぶ健常な状態に戻ったと言っていいのでは?
その時点でも、ナレーションの仕事への復帰をさせてもらえていなかったんだけど、
私が病気で手術を受けたことがない人が何の偏見もなしに聞いて
「十分な技術がある」って判断したんだろうから、それには説得力があると思う。
むしろ取引先では、私が手術を受けてリハビリ中だから音声に何か問題があるに違いない
というバイアスがかかっている人が私の音声を確認しているから
復帰させてもらえてないんじゃないか、くらいに思っていたし……。
それに、実際のところ私は課題3の台本で一次審査を通過したけど、課題1と2にも十分に自信があって
この中のどれが通過してもおかしくなかったと自分では思えている。
これが提出した全音声。
どれが通過するかは、他の人がどういうものを出してくるかということと、選ぶ人の好みであって、
この音声のいずれもが、私なりに”表現の幅を持って”それぞれに別のアプローチをできていると思う。
3本すべてを聞いた場合には、ここからここまでの幅を表現できるという総合力を測ってもらえると思う。
今回は、そういうコンテストではなく、
「課題1を読んだ人の音声はこれとこれとこれと… で、この中ではこれが上位10本でしょう。
課題2を読んだ人の音声では(ry」
というふうに台本それぞれに対しての個別の力で選考されていったと思う。
でもこれが、
「総合力を測るので、すべての台本を、読み方の差に気をつけて読んでください」
という課題だったとしたら、これは十分にそれを発揮していると思う。
例えば声優能力検定では、そういう「一人の人間が何をどれだけできるかの幅」も計測される。
だから、どれが選ばれようがいい、とにかく今回は一次審査を通過することが大事だった。
昨年は病気で思わしくなかったけど、今回は「治した」んだから!!!
という強い思いがあって、一次審査だけがすごく重要だったw
そのあとに、Twitterとかで応援を呼びかけるとそれはもうなんか自分にとってフェアじゃない。
私を応援したいと思ってくれる人たちの気持ちはさまざまあるだろうし、
それが数字になって表れることにも一定のロマンはあるが。
実際「教えてくれたら毎日投票したのに」という人もいると思うし、いた。
でも、一次の技術審査が私にとっては「病気が良くなったことの証明に一番必要なこと」だったから
もうこれでいいw
みんながどれだけ投票してくれるかは、私の病気の完治を証明するものとはまた違うから。
そんなわけで、受賞とはならなかったけれど、私は満足です!
最優秀賞を取ったのは、私が誘った声活動仲間だしね!!!!
こんなの自分が受賞できなくても自慢できちゃうよー!! いやぁ〜絶対入賞できると思ったんだよ〜〜!!!
仕事の方は、毎月のように「今、読み上げこんなコンディションです」というサンプルを送って
確認してもらっていたんだけど、ここ2ヶ月は発声がどうこうとかではなく、ノイズを指摘されることばかりになってきた。
そのノイズというのが、「人が声を出したら、私じゃなくてもそういう音が出ることある」というものだった。
私は年間50作品くらいのアニメ・特撮を見ているけど、その中でプロの声優や俳優も
芝居の勢い次第では、声の中に鼻や喉が鳴る音が混ざるケースはいっぱいある。
もうこれは、挙げたらキリがない。
SEやBGMもミックスされているから目立ちにくいだけで、確実に「ズッ」とか鳴らしながら喋っている人
唄っている人はいっぱいいる。
私だってできるだけ鳴らしたくないけど、人体の構造上ゼロにできないものだと思っている。
それをゼロにするよう求められたり、果ては私の声の成分そのものをノイズと言われているような感じになった。
前にも貼った画像だけど、これを見て欲しい。
左が私のカバー音声で、右が原曲歌手が同じ部分を唄っているときのスペクトル比較だ。

これを見ただけで、私の倍音の異様な分厚さがわかってもらえると思う。
歌の音程として出している音以外に、1オクターブや2オクターブ上の音が多重的に出ている。
つまり、もともと倍音成分がものすごく多い声質なのだ。
だから、「高いところにキンキンしたノイズがあります」と言われても、
「それも含めて私の声なんですが。むしろそれを病気で失っていたのを取り戻したんですが」
という話だ。
さらに、機材を変えて比較検証もしてみた。

同じ文章を別日に別機材で読んだテイクのスペクトル比較だけど、機材が変わったからって
そこまで収録された音声波形の成分に差があるようには見えない。
依然として倍音がでかいことがわかるだけだ。
しかも、これ録った後のWAVファイルにコンプレッサーやイコライザーなどの加工を一切施していなくてこれ。
普通は声の音圧が不足しているのを、加工で厚くしたりするんだけど、私の場合は
私の声の中にある帯域を一部削らないと、BGMの楽器とぶつかりまくるレベル。
ひとり管弦楽団状態!!
ただ、私の声が普通じゃないだけ!!
そして、その普通じゃない声が、私本来の声!!!
で、こえテクの受賞者にはサウンドハウスで1pt=1円で使えるポイントと、
マイクやヘッドフォンなどの機材が副賞で贈られるんだけど、
本企画終了後の取材やインタビュー、コンテンツ制作、SNSでの拡散にご理解のうえご協力いただける方
という参加資格が含まれている。
だから受賞した人は、そういう役目をこれから負うと思うし、私は受賞してないからこれと言って
何かを頼まれることはないと思う。
でも私は自分の意思で、サウンドハウスが展開している機材・スキル販売サービス「サウンドマート」に登録して
スキル出品を済ませた。頼まれてもいないのに!!!
ナレーション音声収録 / 素早く、高品質に
キャラクターボイス(CV)収録します / 生き生きと表情豊かに
いつかこういう並々ならぬ熱意を買ってくれる人や会社が現れることだろう。
この私の熱意は常人のそれを遥かに凌ぐことも証明されているのでw
実質優勝だ!!!
ずっと闘っているが、これからもずっと闘い続けると思う。
確か、この企画には2024年にも参加したと思う。
でも、そのときはまさに声帯結節の手術を控えており、発声障害もあって思い通りの声を出せなくなっていたから
台本が3本あるうちの3番目にしか応募できなかった。
あとの2本は、自分の中にイメージがあっても、それを実演できないコンディションだった。
そして、結果としても箸にも棒にもかからずだったと思う。
今年は、手術から1年、リハビリを積んできた。
3本の台本に対してそれぞれ異なるアプローチをすることができたので、全3種すべての課題に応募することができた。
ちなみに、この「こえテク」という企画では、”匿名参加”が求められる。
応募時に、「普段名乗っている名義」を使うことができないのだ。
そのうえで、一次審査は事務局が一定の技術を評価できる音声を選出する。
二次審査では、匿名のまま音声が公開され一般投票が開催される。
5月になり、一次審査の結果発表があった。
各課題ごとに10人ずつが選出されている。これと当時に一般投票スタートだ。
こえテク2025 一般投票のページ 上位30名はこちら
前述の通りこの時点でも、もちろん掲載名は「普段のハンドルネーム」とかではないが、
「自分がどれかは言わないけれど、一次審査を通過したので投票の協力お願いします」
と告知を打つことも許されている。
でも、声を覚えている相手なら、声で特定できるねw
多分、私の声を聞き慣れている人なら、上のリンクから上位30名の音声を全部順番に聞いていって
「明らかにこれが(V)・∀・(V)」という音声を見つけられると思う。
そうやって、見つけてもらって毎日1票入れてもらうよう、応援を促すことも可能だった。
でも、そこで行われるのは「人気投票」なので、もうあまり興味はなかったw
だから一切告知しなかった。
なぜなら、
「匿名で応募して、最初の30/1073件の門を通過できた時点で、リハビリが成功していることが
自分に対して証明できた」から。
私は応募に際して、喉の手術をしてリハビリ中ですみたいなことは言っていない。
そもそもPR文とかを記載する場所はなかったと思うし。
だから、審査員は純然たる「読み上げや演技のスキル」で30件選んだと言える。
「手術やリハビリがあった割には良いね」みたいな「差っ引いて評価する」バイアスは抜きだ。
そこで30件に残れたのだから、だいぶ健常な状態に戻ったと言っていいのでは?
その時点でも、ナレーションの仕事への復帰をさせてもらえていなかったんだけど、
私が病気で手術を受けたことがない人が何の偏見もなしに聞いて
「十分な技術がある」って判断したんだろうから、それには説得力があると思う。
むしろ取引先では、私が手術を受けてリハビリ中だから音声に何か問題があるに違いない
というバイアスがかかっている人が私の音声を確認しているから
復帰させてもらえてないんじゃないか、くらいに思っていたし……。
それに、実際のところ私は課題3の台本で一次審査を通過したけど、課題1と2にも十分に自信があって
この中のどれが通過してもおかしくなかったと自分では思えている。
これが提出した全音声。
どれが通過するかは、他の人がどういうものを出してくるかということと、選ぶ人の好みであって、
この音声のいずれもが、私なりに”表現の幅を持って”それぞれに別のアプローチをできていると思う。
3本すべてを聞いた場合には、ここからここまでの幅を表現できるという総合力を測ってもらえると思う。
今回は、そういうコンテストではなく、
「課題1を読んだ人の音声はこれとこれとこれと… で、この中ではこれが上位10本でしょう。
課題2を読んだ人の音声では(ry」
というふうに台本それぞれに対しての個別の力で選考されていったと思う。
でもこれが、
「総合力を測るので、すべての台本を、読み方の差に気をつけて読んでください」
という課題だったとしたら、これは十分にそれを発揮していると思う。
例えば声優能力検定では、そういう「一人の人間が何をどれだけできるかの幅」も計測される。
だから、どれが選ばれようがいい、とにかく今回は一次審査を通過することが大事だった。
昨年は病気で思わしくなかったけど、今回は「治した」んだから!!!
という強い思いがあって、一次審査だけがすごく重要だったw
そのあとに、Twitterとかで応援を呼びかけるとそれはもうなんか自分にとってフェアじゃない。
私を応援したいと思ってくれる人たちの気持ちはさまざまあるだろうし、
それが数字になって表れることにも一定のロマンはあるが。
実際「教えてくれたら毎日投票したのに」という人もいると思うし、いた。
でも、一次の技術審査が私にとっては「病気が良くなったことの証明に一番必要なこと」だったから
もうこれでいいw
みんながどれだけ投票してくれるかは、私の病気の完治を証明するものとはまた違うから。
そんなわけで、受賞とはならなかったけれど、私は満足です!
最優秀賞を取ったのは、私が誘った声活動仲間だしね!!!!
こんなの自分が受賞できなくても自慢できちゃうよー!! いやぁ〜絶対入賞できると思ったんだよ〜〜!!!
仕事の方は、毎月のように「今、読み上げこんなコンディションです」というサンプルを送って
確認してもらっていたんだけど、ここ2ヶ月は発声がどうこうとかではなく、ノイズを指摘されることばかりになってきた。
そのノイズというのが、「人が声を出したら、私じゃなくてもそういう音が出ることある」というものだった。
私は年間50作品くらいのアニメ・特撮を見ているけど、その中でプロの声優や俳優も
芝居の勢い次第では、声の中に鼻や喉が鳴る音が混ざるケースはいっぱいある。
もうこれは、挙げたらキリがない。
SEやBGMもミックスされているから目立ちにくいだけで、確実に「ズッ」とか鳴らしながら喋っている人
唄っている人はいっぱいいる。
私だってできるだけ鳴らしたくないけど、人体の構造上ゼロにできないものだと思っている。
それをゼロにするよう求められたり、果ては私の声の成分そのものをノイズと言われているような感じになった。
前にも貼った画像だけど、これを見て欲しい。
左が私のカバー音声で、右が原曲歌手が同じ部分を唄っているときのスペクトル比較だ。

これを見ただけで、私の倍音の異様な分厚さがわかってもらえると思う。
歌の音程として出している音以外に、1オクターブや2オクターブ上の音が多重的に出ている。
つまり、もともと倍音成分がものすごく多い声質なのだ。
だから、「高いところにキンキンしたノイズがあります」と言われても、
「それも含めて私の声なんですが。むしろそれを病気で失っていたのを取り戻したんですが」
という話だ。
さらに、機材を変えて比較検証もしてみた。

同じ文章を別日に別機材で読んだテイクのスペクトル比較だけど、機材が変わったからって
そこまで収録された音声波形の成分に差があるようには見えない。
依然として倍音がでかいことがわかるだけだ。
しかも、これ録った後のWAVファイルにコンプレッサーやイコライザーなどの加工を一切施していなくてこれ。
普通は声の音圧が不足しているのを、加工で厚くしたりするんだけど、私の場合は
私の声の中にある帯域を一部削らないと、BGMの楽器とぶつかりまくるレベル。
ひとり管弦楽団状態!!
ただ、私の声が普通じゃないだけ!!
そして、その普通じゃない声が、私本来の声!!!
で、こえテクの受賞者にはサウンドハウスで1pt=1円で使えるポイントと、
マイクやヘッドフォンなどの機材が副賞で贈られるんだけど、
本企画終了後の取材やインタビュー、コンテンツ制作、SNSでの拡散にご理解のうえご協力いただける方
という参加資格が含まれている。
だから受賞した人は、そういう役目をこれから負うと思うし、私は受賞してないからこれと言って
何かを頼まれることはないと思う。
でも私は自分の意思で、サウンドハウスが展開している機材・スキル販売サービス「サウンドマート」に登録して
スキル出品を済ませた。頼まれてもいないのに!!!
ナレーション音声収録 / 素早く、高品質に
キャラクターボイス(CV)収録します / 生き生きと表情豊かに
いつかこういう並々ならぬ熱意を買ってくれる人や会社が現れることだろう。
この私の熱意は常人のそれを遥かに凌ぐことも証明されているのでw
実質優勝だ!!!
ずっと闘っているが、これからもずっと闘い続けると思う。
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