歌は、同じ歌を繰り返し唄っていると、その楽曲に関しては段々調子が出てくる。
文章も同じなのかもしれない。
文章も同じなのかもしれない。
・10月2日
つくば市役所へ行く。
シン・いばらきメシ総選挙という県のイベントに、つくば市からスイーツ部門へ新商品が出馬しているのだけど
コート・ダジュール(お菓子屋さん)が作ったクレープロール「ロケットロール」というもので
今日12〜13時の1時間、市役所内で数量限定の販売をするとのことだったから、
それを食べるためだけに市役所へ行ったのだw
11:50に着いて販売ブースに近づいてみると、すでに販売開始を待っているらしい人が何人かいた。
実際の製品としてのクレープロールは800円で、かなりずっしりとしており特製のロケットイラストが描かれた箱に入っている。
しかも冷凍状態での販売だった。
お試し用一口サイズのものもあり、こちらは冷蔵状態で150円で販売されていた。
家に帰って冷蔵で柔らかくしてから食べたけど、美味しかった。
つくばでは果物としてブルーベリーを多く生産しているんだけど、そのつくば市内産のブルーベリーを使っているみたい。
クレープ生地の中にロールケーキ生地が巻かれていて、その中にクリームとブルーベリーという作りだった。
冷凍保存も効くのがいいな。
冷凍販売品ならちょっと遠くから来た人でもドライアイス添付してもらってしばらく持ち運びできるし。
その場で食べる人には冷蔵状態のを売ることも出来そうだ。
帰ってきて、ちょっと歌を唄った。
やはり『月光』くらいスローだと、だいぶ唄えるようになってきた。
「片付けられずに」という歌詞の部分が片付けられないときがあるけどw
「か・た・づ」というそれぞれの文字すべてが息漏れしやすい子音で構成されているために
その前後が全体的に声にならないときがある。
注意して唄えば治るんだけど、漫然と唄っているとダメ。
なんというか、歌を唄うときに注意したい箇所はそこじゃないというところに脳みそのリソースを割かないといけないことがストレスだし
もっと良い意味で漫然と唄ってもいいようになりたいね。
歌に神経を注ぐとしても、「息が漏れないようにすること」とかじゃなくて、もっと別に
気をつけたいことややりたい演出表現や技巧があるのに……という気分。
『デイドリーム・ジェネレーション』もだいぶまとまりが出てきた。
けど、サビ終わりの
「捨てられないの”さ”」
の部分、一回上がって下がってくる音程で最高音に上がるときが張った声になりにくくて
トレーニングで治せばいいんだろうか? ってなってる。
息が抜けるほどじゃないんだけど、弱い声になってしまう。
これも、「注意して何度もやり直すと、張った声が出せるときもある」って感じ。
ただ、先日『デイドリーム〜』を最初に歌い出した段階では、サビ頭の
「瞳を開”け”て」の「け」すらも同じ症状だったのが、その日の内に修正されて張った声が出るようになったから
おそらく回数次第だと思っているんだけど……。
毎日何時間も唄うのはよくないから、せいぜい1時間半くらい集中して練習して、スチームを吸ってる。
発声練習はずっとしているわけだけど、「読み上げ」のトレーニングがまだ十分ではないのか
初めて見る文章を即興で読み上げると、とんでもない吃りや噛みが発生してびっくりする。
単純に時間が空いたことによる「ブランクからくる鈍り」なのか、発声障害とほとんどセットになっているような発語障害に近いのか
全然関係ない脳みその病気なのか……と心配になってしまった。
本来の私なら、初めて見る文章だからって、こんなに噛まないから。
専門用語が多分に含まれている文章でもない限りは。
なので、その心配を振り払うためというかトレーニングのためというか……まぁその両方だけど
「難しくないはずの、でも読み慣れていない文章」を繰り返し読み上げたりもした。
今までは読み上げのリハビリとして、「読み慣れているサンプル用台本」を繰り返し練習していた。
同じ文章を読み上げるのは、それはそれで前日や数日前と比較しやすいから、これはこれでいいのだ。
でも、読み慣れていない文章を読むと
「なんで今、書いてあることと全然違う文字が口から飛び出したんだ!?」
ということがあるので、それについてもうちょっと掘り下げたい。
ゆっくり確実に1文字1文字地道に読み上げるように、リハビリも一歩一歩だ。
でも今日はもう歌で喉疲れたから終わりw
ただ、私が最近何度も考えていることは、
「意識しなければちゃんとできないようなこと」
についてずっと考えたり取り組んだりするより、一回そのことから完全に頭を切り離して
他のことをやったりして、それでまた声のことに戻る方がいいのかな? ということ。
まぁ沈黙療法中とか、そのあと6週間目までは実際にそういう状態だったはずなんだけど
それでも、その期間は
「毎日ハミングして、ちょっとだけ喋って、それを録音して……」
と、毎日声のことを考え続けてはいたし不安もあった。
今は、日常会話自体には支障がなく、「仕事として売り物になる音声を録る」ことができない状態だ。
私の気持ちとしては、そりゃ「一日でも早く売り物になる音声を録れるようになり、元あった日常を取り戻したい」と思っているんだが
そのために毎日声と向き合ったり、悩んだり取り組んだりし続けるんじゃなくて、
完全に忘れたりするタイミングがあってもいいような気もする。
ましてや、声は今まで人並み以上に使い込んできたし、特殊な反響量の環境に身を置いていることが症状と無関係とは思えないので、
「神経質でない」状態になることが実は回復に一番効くなんてことはないだろうかと考えるのだ。
本当に完治したと言える「健康な状態」「障害がなくなった状態」というのは、「何も感じないでいられること」だと思うし。
喘息の発作のときにも
「無意識に楽に呼吸ができるってすごく健康なことなんだな」
と思うからそれと一緒。
何も考えずに歩けていたのが、突然骨折で松葉杖をつくことになったときも
「杖なしで特に何かを意識することもなく二足歩行していたのすごかったんだな」
と思ったし。
今、「何も考えなくても気持ちよく出したい声が出ていたのすごかったんだな」と思うし、そこに戻っていきたい。
ある程度使って体に勘を取り戻させる必要もあるけど、「何も考えなくても良い」時間もないと
自家中毒に陥って症状が再発したり悪化することもあると思う。
そう思ってずっとやっていたのが刺繍でもあったんだけど、タマミツネ完成しちまったし……。
次は、別の課題に取り組もうと思っている!
もちろん、「何も考えなくても出したい声が出せる状態」を取り戻すことを諦めるわけじゃない。
でも、一日の大半を、それを考えて過ごすのはやめたい。
結果的にその方が早く治るんじゃないか、という話!
・10月3日
昨日、「読み上げ慣れていない文章を即興で読むときの、自分でも驚くような意味不明なミス(?)」について
読み慣れていない文章を実際に読み上げてみて、どのくらいそれが発生するか確かめようと思った。
ここで言う「読み上げ慣れている文章」というのは、
「もう暗記してしまっていて、台本を見なくても諳んじることができる文章」のことだ。
つまり「暗記するほど見た文章」以外ならなんでもいい。
とにかくそれを読み上げたときに、自分の喉が、口が、どういう反応を示すかだ。
ということで、文章がわかりやすく簡潔で、難しい語彙もあまり出てこないことに定評のある
星新一のショートショートを音読してみた。
星新一は手元にだけで何冊かあり、実家にもたくさんあり、図書館でも読むので
今までに読んだ本数は結構なもんだと思うけど、同時に暗記している短編などないので読み上げにはうってつけだな!w
読み上げてみると、たまに発音があまくなる文字こそあれ、とんでもないミスは出なかったので安心した。
例えば「なのですか」みたいに、ナ行とダ行が入り乱れると「なのれすか」くらいのあまい発音になってしまうことは私でなくてもありがちなことだし、
これは元々意識して明確に発音することで矯正すべきものだから不安を感じるべきことでもない。
私が怖いと思ったのは、例えばだけど「修学旅行」って書いてあるのに、口からいきなり「ぎゃ」と出てくる
みたいな意味不明なミスのことだ。
多分、文章に対して「目が滑っている」ときに発生しがちだと思うのだけど、
昨日はゲームに出てきたフレーバーテキストを声に出しながらプレイしていたら、時々そういうことが起きて
自分で「いくらなんでも頻度が高い」と思って不安になったのだ。
しかし、本当に目が滑っていたのに口がつられていただけっぽくて、星新一を読み上げると
別に暗記している文章でもないのに、普通に読めた。
あ、あとは血糖値とか脳酸素量が減っている場合にも頻発しそうだw
森永のラムネでも食べたら良い。
なんにせよ、新たな障害や病気の前兆ではないと思う。今は。
・10月4日
試験勉強を始めた。
前から受験したかった科目なのもあるが、昨日までに考えていたこととして
「声のことを考える時間を減らしたい」
というのがあって、何か別の没頭できることが欲しかった。
刺繍は完成してしまったし、そもそも刺繍は手元に集中するという側面はあるものの、
「考え事をしながらできてしまうし、歌いながらもできてしまう」から、
声のことを考えながら刺繍できるし、発声練習しながら刺繍できる。
今回は、「声のことを完全に忘れる時間を作りたい」から、頭を使う作業がいい。
読書やゲームだと、まだ頭に「他のことを考えるリソース」が残っていて良くないので、
もっと脳みそのリソースが一点に対してフル稼働するようなことがいいと思う。
そこで、試験勉強だ。
勉強中も、注意力が散漫になってしまえば他のことを考えてしまう脳みそのリソースが生まれてしまうが
「今は勉強に集中するぞ!」という時間はそれだけに没頭するようにすれば
読書やゲームよりも脳みそのリソースが100%そっちに持っていかれて助かる。
そして、言語学習カテゴリであるため、勉強中はインスト楽曲をメインにうっすら流し続けておくことにした。
ゲームのサントラを片っ端からプレイヤーに入れて、シャッフル再生して勉強した。
勉強すると知識欲が満たされて楽しい。
同時に、Twitterで嘘か真実かわからないような情報を摂取して、知識欲が見たされた気になるのは、
改めて危険だとも思った。
正しい知識を得て知識欲を満たすべきだ。
・10月5日
産総研の特別一般公開2024へ行ってきた。
記事は別途立てる。
どんな人たちも活き活き仕事をしていることが伝わってきて、とても良かった。
去年も行ったけど、とにかく自分の興味ある分野の研究に取り組んでいる研究者さんが
その分野について紹介や質疑応答をしてくれるのはいつまでも聞いていられる気分になる。
それもそのはず、みんな科学者なので話をするときに論理展開がすごくわかりやすい。
何を知るためにどういう実験をするのか、この研究をすると何がわかるのか、その研究結果をどのようなことに活かせるか……。
全部が理論的に結びつき合っていて、それを順に話してくれる。
大学の講義が好きだったのも、これに近い理由だった。
その分野に興味があって詳しい人が整理して話してくれるから、どんどんその分野に興味が湧いてくる。
・10月10日
ナレーションサンプルの収録を試しにやってみるたびに、問題が浮き彫りになる。
嬉しいやら悲しいやら。
嬉しいってのは、課題が見えてくればあとは解決に向かって進むだけだから暗中模索より良いって意味。
悲しいってのは、「完治までずいぶん長いなあ」という切なさみたいな、ねw
今の課題は「ダ行」かな。
特に、母音ではエやオが多いと声帯が弛緩しやすいみたいなので
エとオばかりで構成されている
「いつでもどこでも」
という言い回しなどは「ど」のところで息が抜けてしまう。
直前に「も」があることも、直後に「こ」があることもすごく良くないw
「ど」にアクセントを置きたいので、そこで息が抜けてしまうとインパクトに欠けてしまう。
でも力むと却って抜けやすくなるので、作業部屋で大きな声を出そうとしない方がいいと思う。
これじゃ小さいかな、くらいの声で話してもマイクにはちゃんと入るし、響かせることも可能。
自分の耳にはよく聞こえないってだけで(だから結節ができたんだろうし)。
そこで、今日は「ど」「こ」「も」(docomo…?)の順序を色々入れ替えたりしながら
「ドレミファソファミレド〜♪」
をしていた。台所で。
あと、
「いつでもどこでもだ〜♪」
みたいなのも、母音のみからやった。
「いうえおおおえおあー」
だね。
マイクに向かうと「さぁやるぞ!」というスイッチが入って、無意識に力んでしまうので
マイクに向かっても「素」でいる練習をしたらいいと思った。
・10月11日
1日中、仕事の動画を作っていた。
3種類、計5本出力した。ナレーションも付けたから大変っちゃ大変だった。
納品の処理をして寝る前、ちょっと文字に目を通していたら視界がガタガタぶれるくらいには疲れたのですぐ寝た。
ナレーションを録るにあたって、色々な声を出す必要があったんだけど、
声色の変更はまぁそこそこ、自在ではある。この回復は嬉しい。
問題は、やっぱり突如として始まる息漏れで、これはどの音域でも起こることがあったし、
しばらく喋っていると段々収まってくるので、良くなっているのか停滞気味なのかわからない……。
「さぁ録るぞ」ってなるときに、過剰な声量を出してしまうスイッチングになっていると思う。
もっと小声でいい、ということを強く意識しなければ。
しばらく喋って息漏れの症状が収まってきてからようやくOKテイクを出せるので、
最初から一発でOKテイクを出せるのに比べて明らかに燃費が悪いし喉もだいぶ疲れる。
特に気をつけたいことは、マイクに対して前のめりにならないことかな。
無意識に前のめり気味になってくるんだけど、そうすると首の角度が悪くなるし、
横隔膜を活用しにくい姿勢になるから息が漏れやすくなると思う。
特に地声の音域なら顔の角度も、少し顎を引いて下に向かって声を出すイメージの方がいい。
ファルセットのときはもちろん後頭部の方に出すイメージだけど、地声のときは胸元に声がビリビリ響いていくような
そういう感覚を意識しながら喋り続けないと、突如息が漏れる感じがしてハラハラしてしまう。
朝起きたときと、寝る前には必ずスチーム吸入して、夜の方ではリンデロンを溶かしている。
鼻の調子が悪いとそれも影響するから朝はミサトールもしている。
最近ちょっと、好き勝手唄えていないな。
台所に行くときには『デイドリーム・ジェネレーション』を口ずさむ癖がついちゃったけどw
おかげで「瞳を開けて」で裏返ることはなくなったw
「さぁ声を使うぞ」という前にはウォーミングアップで『翼をください』を唄うこともある。
こうやって少しずつ「前みたいに唄える歌」を増やしていく、このやり方でいいのかな。
大きな声を出そうとするのではなく、「小さいけれど響く声」を出すのが一番息漏れしないから
ボリュームを抑えることを意識しながら唄ったり喋ったりしている。
それでもおそらく、前の部屋で出していた声量にはなっているのだと思う。
環境のせいで、自分の耳に返ってくる音量が小さくなっているだけで。
こうしないと、喉への負担が高まって結節が再発したりしそうでそれも怖いから、ケアには神経質になっている。
これからの季節は、就寝時のマスクも絶対に欠かせないと思った。
前の日にちょっと喉を使っただけで(酷使というほどでなくても)、翌朝は乾燥でいがらっぽいスタートになることが多い。
起き抜けにゲホゲホ咳き込んだりすると、その日一日声の調子が上がらなかったりするし
痰が絡んで咳払いも増えるから、そもそも寝起きに乾燥ダメージを食らっていない状態にするのがベストだ。
(実際、この翌朝の喉の調子は良くなかった。マスクをするべきだった)
しかし、今まで声一本で食べてくることができていて、それが急にできなくなってどうしようかと思ったけど
動画を作るという仕事にはニーズがあり、そこそこにその経験値もあったことで
「芸は身を助く」
ということを実感している。
(あと、YouTubeとかで流れてくる怪しい情報商材の宣伝とか、なんか汚らしかったり不快だったりする漫画動画広告みたいな
その広告を出している母体自体が怪しいやつじゃなくてちゃんとしたところの動画作る仕事なのも良い。
怪しい広告を作る仕事は経歴に載せづらいし、報酬も安い! 請けたいとは思えない)
「こういう映像表現をしたい」というイメージがあるときに、やり方がわからないと調べるところからになってしまって
調べ物に時間を持っていかれたり、労力もかかるのが大変だなと思うときはあるけど
具体的に自分の中に完成イメージがあるってことは、ゴールが決まっているということなので
そこに向かってどう進むかだけを考えればいいのは楽だ。
まず、ゴールを自分で決められないと作業に入れないので、アイデアが湧かない人はそれだけで大変だと思う。
一定の構想を練る時間さえあれば自分でゴールを決められて、あとは調べ物も編集作業も
一人で完結できる私は偉いなぁ、と自画自賛しながら頑張っているw
そして実際に成果物を褒めてもらえているので、今かろうじて
「まだ自分は”生きることは苦しみの方が多い”という状態にならずに済みそうだ……」
と思えている。
この先、最大の趣味や楽しみを制限された上で、全く興味を持てない仕事をいやいややっていく人生だと確定してしまったら
きっと苦痛が勝ってしまうだろう。
まだ希望を捨てずに済みそうで良かった。
好きなものを「本当はそんなに好きでもなかった、どうでもいい」という気持ちを自分に強要すると、
すごい勢いで心が荒んでいく気がするしな。
そうしなきゃならないような制限がかかったら、きっと生きるのは辛いことばかりになるだろう。
私の仕事が褒められているのは、別に同情とかじゃなくて本当にまともにニーズに応えられているからだと思うし、
自分のセンスと元から持っているスキルでもこんなに褒めてもらえるのは嬉しいことだ。
明日からも一歩一歩目指すべき場所へ近づいていこう……。
進んでいると信じるし、今はすごく大変な思いをしているけど、あとでちょっとくらい幸せな思いになって
返ってくると思っている。
・10月12日
昼、めっちゃ暑かった。
作業終わって明け方寝たけど、昼すぎだったか、部屋の気温に耐えかねて布団蹴り飛ばし、重ね着していたパジャマを脱いで
冷房をつけてから二度寝する羽目になったw
夜は夜で寒いから、気温差がきつい。
確かに予報で「最低気温低めを維持したまま最高気温がいきなり上昇する」とは言っていた。
その通りになったわけだ。
夜、仕事の動画収録をした。
前日の疲れが喉にあったので、スチーム吸入、喘息のステロイド吸入、そしてトローチを舐めて喉を落ち着かせて
スローペースな感じで収録に臨んだ。
ダメージを加算しないで済んだと思う。
ただ動画の内容としては、あと一歩欲しいシーンに届かずな感じがあったので、翌日追加収録ということにした。
できれば、次の診察の時にフィブリンがない状態を目指したいな……。
出血するようなことを控え、喉を使った後は念入りにケア。
・10月17日
仕事の動画にナレーションを入れるため収録をしたが、やはり録り始めは「そこ」じゃない部分の声帯がこすれている。
そのため声が抜けていくので、台本の文言をそのまま「ドレミファソファミレド〜」にして唄ってみると、
本来動いてほしい部分が動き出すのでそのあとからやっと正式版が収録できる感じw
ここまでの間にNPを消費してしまうのが痛い。
録り始めからすぐに「そこ」を使い始めたいw
多分だけど、結節があったときに「そこ」がうまく動かなかったから他の部分でカバーしていた癖が抜けていないのだろう。
前も書いたけど。
だから、「今はもうここ動くよー」ということを体に教え直すしかないと思う。
とはいえ、負荷を高めたくないのでケアのほうを重点的にやって締め。
・10月23日
17日のナレーションの翌日は明確に声が嗄れている感じがしたので、そこから休養のみにシフトしていた。
といっても、全く声を出さないということではない。
必要以上には喋らない。
あと、中音域のボイトレを短時間やるのみに留めて、とにかく力む時間をなくした。
そして23日、久しぶりに唄ってみた。
『月光』から入ってゆったりとウォーミングアップ。
『月光』って結構息を沢山流さないと歌いきれない、スタミナの要る曲だからこれが「ウォーミングアップ」というのは
見ようによってはちょっと独特かもしれない。
でも自分にとっては、いい感じに幅広い声を、いい感じに脱力して出せるのでちょうどいいと感じる。
ナレーション録りのときに
「そうそう、前はここを使ってこの声出していたわ」
という感覚が掴めてくるにしたがって、声を出す時に変な力が要らなくなってきた。
元々、特に苦労して出していた声じゃないので、リラックスして出せるのがベストだし完治に近づくことになるだろう。
力まないと出なかったり、息が続かなくて苦しかったりということが少しずつ減ってきているから
多分喉がかつての発声を思い出していると思う。
結節があって動かなかった部分が動くことに気付いてくれていると信じたいw
ウォーミングアップが終わって、手術後初めての歌枠や、その後のリハビリでは息が漏れて唄えなかった曲に
再挑戦してみることにした。
具体的には、
『それでも明日はやってくる』
『A HOUSE CAT』『おやすみなさい 明日はおはよう』など林原めぐみ楽曲全般
『恋心』『夢見る少女じゃいられない』など相川七瀬楽曲全般
『残響散歌』や『甲賀忍法帖』などファルセットとチェストを頻繁に行き来する楽曲
その他、一定以上のBPMの曲
この中で、『それでも明日はやってくる』は息が苦しいということはほとんどなくなっていた!
すごい!
前回ちょっとリハビリで試しに唄ったときは全然ダメだったのに。
この曲のキーやテンポは私にはまったく無理がない楽曲なので、これが唄えないということ自体が
異常事態だったのだ。
そして、林原さんの曲、相川七瀬さんの曲もかなり唄えるようになっていた。
特定の文字や、音程が下がっていくところなどで声を捕まえていられなくなることがあるけれど
そんなのは些細なことだと思えるくらい、全体として歌をリラックスして唄えるようになったことに衝撃をおぼえた。
あんなに力込めて唄った上で声がうまく出なくて、息が苦しくて汗だくになっていたのに。
録音できる状態が刻一刻と近づいている気がして嬉しい。
『甲賀忍法帖』は、「前よりは良くなってきたけどまだまだ不安定」という感じだ。
サビに息漏れを引き起こしやすい文字が多いのでw
でも母音だけで、響く声で唄うようにするっていう練習したら、徐々に安定していきそうという感覚はある。
なんにせよ、力まなくても響く声が出せるようになってきたので声量が明らかに上がってきた。
こうなると益々、喘息を起こしやすい気管がうらめしい。
お前が常に好調なら、それだけでもこっちはもっと回復しやすいんだよ!w と気持ち。
今日のところはレベッカの『フレンズ』が唄えるようになったので、すごい進歩だと思った。
前回カラオケに行って試しに唄ったときは、息が漏れて続かなかったからなぁ。
1時間ほど唄ったので、スチームを吸って休む。
・10月26日
手術前、チェストだろうがファルセットだろうが
「15秒で苦しい〜もう無理〜」
となっていたロングトーンが44秒くらい行けるようになった。
これはもう3倍近いってことじゃん!
あとは、「チェストとファルセットを頻繁に行き来する音程のコントロール」だけなんとかすれば
完全復活城之内様ファイヤーかもしれない。
今日は生放送をした。
実は先週・先々週が出来なかったために「毎週末生放送」の連続記録は途切れてしまったが
仕事があったのでしょうがないよね。仕事最優先よ。
今日の放送では、IdelOnのハッピーアワーへ行き、発売されたばかりのSuper Mining Mechsでマルチを数時間楽しみ、
そのあとこの記事に書いた体験版ゲームをいくつか実際にプレイしながら紹介した。
・10月27日
Super Mining Mechsの昨日の続きをDiscordで遊んだ。
最終的に計7人(自分含め)になった。
このゲームは、ひとつのロビーに最大8人までしか入れないので、ほぼ上限に近い人数で遊んだことになる。
すごく楽しいゲームだった。
みんなもハマってくれたみたいで紹介したり、誘ったりして良かった。
選挙にも行った。
今回のつくば市は、投票箱5つに投票用紙を入れる異例の5種同時選挙だった。
そして、ここ最近の選挙の中では最も選挙率が高い回になったらしくて、60%を超えていた。
いいぞ、次回もっと上がれ。
前々回より前回、前回より今回という具合にじわじわつくば市の選挙率は上がっていってるので
住民票をつくばに移した学生も選挙に行く割合が上がったのかもしれない。
毎日喉ケア。
・11月1日
新しい心配の種。
朝起きたら、なんか右耳がうっすらと遠い。
薄い遮蔽を1枚通しているかのように、少し高めの音がくぐもって聞こえる。
例えば、耳の中にイヤホンのイヤーチップが入っているとか、プールでちょっと水が入ってしまったときみたいだ。
あとは、リンパのあたりも反応している感じがするので、高熱を出しているときの耳の遠さにも似ている。
ただ、片耳だけというのが気持ち悪い。
本当にちょっとだけなのだが、明確に左右の聞こえ方に差があるのでしっかり気になる……。
前夜は、どちらかというと、自分がパソコンのキーボードを打鍵する音が耳障りだなという感じで
聴覚が過敏になっていると感じたくらいなのに、寝て起きたら遠くなっていた。
とりあえず終わらせたい仕事もあるのでしばし様子見することにした。
以前にも、一度どちらか片方だけ耳がうっすら聞こえにくいと感じたことがあって耳鼻科に行ったが
異常なしの診断だったし結局日が経って治った。
・11月3日
モンハンワイルズのオープンβテストが始まっていて、1〜2日は仕事に取り組んでいて全然触れなかったが
なんとか区切りをつけたので生放送で遊んでみた。
起動から1時間ほど、まず配信をせずにSteam版を正常にプレイできるのかのテストをして、
操作なども確認できたので「配信をしながらでも正常にプレイできるのか」や
「マルチプレイ(クロスプラットフォーム)の具合はどうか」などを確認するために色々やった。
ブログ記事は別途立てた。
・11月5日
連休が明けたので耳鼻科に行ってみた。
聴覚検査の結果4000Hzあたりに左右差が明確にあるというようなことを言っていたかな。
このくらいの差は、元からある人もいるとのことだったけれど、私の場合は、
元々の左右の差としては「左の方が若干弱い」くらいだったはずだから、
その左より右が弱くなったということは、右は明確に一部聴力が突如下がっている状態だと言える。
鼓膜:異常なし、炎症なども見られないとのことだったので、外傷や中耳炎などではなさそう。
神経などに効く薬や胃腸薬が計4種類ほど出たので、一週間飲む。
ここ1年くらいは、ずーーっと右肩、右背中が凝って、腕には神経痛も走っているので
それに関しては首で何か問題が起こっていて、全部が繋がっているかもしれない。
耳は、肩や腕に神経痛を出している首の部分よりも上なんだけど、果たしてこれも関係するのだろうか。
なんとなくだけど、耳の中の「圧」の調整にミスっているか、リンパが腫れてどこか奥のほうが圧迫されているかのような
感覚が自分ではしている。
でもそう感じるだけで、証明はできない。
圧がおかしいときは「耳抜き」の動作をすると治ったりもするので、弱めにゆっくり3回ほど試したがダメだった。
TXがつくば駅を出発して地下から地上に出るときの圧で耳がツーンとなったけど、
それによって治るような感じもなかった。
病院から帰って仕事の続きをやり、晩ごはんを食べて薬を飲んで、また仕事した。
それで歯を磨いたときに思ったんだけど、右上の親知らずが以前よりもちゃんと歯茎から露出して生えてきてる……!?
これの影響が耳に出てる可能性はゼロではないのかもしれない。
仕事で、「出したい声」があるときに、まだ声が裏返るときがあるけど、大体横隔膜が使えていないときだから
横隔膜をちゃんと使った発声練習を日々続けないといけないと思う。
・11月6日
仕事(動画)の最終調整をしてから、弟とちょっと約束があったのでDiscordサーバーに集まって遊んだりしていた。
色々なことが楽しかった。
私は人を誘うときは結構気兼ねなく誘う側だけど、弟は人を誘うというのが少々苦手なところがあるらしいことを
よく生放送で話したりしている。
でも、私と弟の間では、互いに気兼ねなく「この日暇? ◯◯したいんだけど」と誘い合ったり
スケジュールを調整して一定のスパンで遊んだり話したりしているので、ものすごく仲が良い、ナイスな関係だと思うw
そのあと、ちょっとした声の仕事(サンプル提出)があったので、収録を試みた。
指定された声色の関係でどうしても力んでしまうところがあったけれど、
多分この「力み」を抜いた方が結果的に出したい声が出るんだと頭では考えている。
でもほとんど無意識というか、意識に反して体が勝手にそうなってしまう状態だからなかなか脱力が難しい。
最近は、台本を読み上げていて「要らない力が入っているせいで、声が裏返っているな」と思う時は
その台本の文章を歌詞に見立ててその場で唄っている。
メロディーは、今なら無理なく唄うことができる『翼をください』か『月光』。
これに台本の文章を置き換えて唄う。替え歌みたいに。
すると「唄う時の発声」を思い出すので、それで再度読み上げると、ちょっと無駄な力が抜けてくれたりする。
やはり、歌とナレーションは意外にも切り離せないもののような気がする。
あと、疲れてくると体力的に力むのが無理になって結果的に脱力することもあるw
理想を言えば疲れる前に力を抜きたいのだがねw
疲れるほど力み続けているってことは、無駄に声帯を強くこすり合わせていることにもなっているだろうから
多分喉にダメージが蓄積してしまうし。
ひとまずサンプル自体は録りたいテイクが録れたので、それを提出する作業をしてから
ロングトーンやハミングでクールダウンを行った。
いつも病院に行くと待合室で、喉のケアについての注意事項みたいなのが映像で流れていて
そこに「声を使った後はハミングでクールダウンしましょう」というような文章がある。
だから使った後は、お風呂で温まりながらハミングかそれに近い弱い発声でロングトーンしたりしている。
「どうも喉の調子が悪い気がする」
と思い始めた頃に、病気かどうかを判断するひとつのセルフチェック方法として、ロングトーンの持続時間を計るというのをやった。
最低でも20秒伸ばせるのが正常な状態のようだが、その時の私は15秒でもう苦しくなり始めて
20秒まで保たなかった。どんなに弱い声で息を保とうとしても18秒だったかな。
地声もファルセットも。
だから病院に行くことにしたのだ。
で、今は文字や高さにより違いはあれど概ね39〜44秒のロングトーンが出せる。
3倍近い!
というか、多分これが私にとっての正常に近い状態なんだろうねw
結節があったときのロングトーンが短すぎたのであってw
だから、ロングトーンをすると回復を実感できて嬉しい。
とはいえ、ロングトーンと喋るのはまた別で、喋っているときはどうしても息が抜けたり
裏返ったりすることがあり、こういうときに
「ロングトーンしようとするときどういう息遣いしてる? 歌を唄うときどういう吸い方してる?
どこの筋肉で息を無駄遣いしないよう留めてる?」
ということを改めて思い出すようにしている。
そして「喉をほどほどに脱力する」ということ。
これについては、首や肩のあたりの力を抜いたままで息の効率を落とさずに声を出せるよう
合唱団時代に「でんでん太鼓のポーズ」で発声していたのを思い出す。
両手をだらんと体側に垂らして、上半身を軽く左右に回転させるようにして腕がでんでん太鼓の紐のように揺れるような感じで
動かしながら声を出す。
肩周りや首で不必要な力を入れないための工夫だ。
そんなこんなで、今日は仕事も兼ねてのリハビリをできたかもしれない。
最近はそういう機会が多いのでありがたい。
・11月7日
前日の仕事のダメージが残っている感じがしたので喉を休ませた。
起きてすぐと寝る前にリンデロン入りのスチーム吸入をして、それ以外の時間は極力黙るかハミングをしていた。
翌日喉がヒリヒリするような発声は間違っている。
発声が正しかったときは、6時間唄ったって翌日喉が痛くならなかった。
少し嗄れたりはするけど、とにかく痛くはならない。痛いというのはそれだけで「ダメ」だとわかる。
学生時代にサークルの集まりや合宿なんかで、お酒も飲みながら大騒ぎした翌日みたいなものだ。
そんなことをしていないのに喉が痛いというのは本当に発声が悪い。
ちょっと『チカラ』を唄ってみたんだけど、ちょっとアップテンポなロックなので「ウ」段の母音が出てくるたびに
ガタガタとバランスを崩して息が正しく使えなくなる感じだった。
でも全くのダメダメ、0点ということもなかった。
しばし練習したら、今悪いところも比較的すぐ良くなるような手応えは感じた。
・11月8月
『チカラ』リハビリを再開。
録音して声を確かめながら。
特に顕著に歌がおかしくなるのが
「過去を受け止めて信じるチカラ今持ってほしい!」
「少しの勇気が僕らを動かす」
の2箇所で、サビの最後の
「遠回りしたっていい」
から発声が良くなるという感じだった。
上の2行の部分は、1行目はカ・タ行が前半で連発されるのが原因と思う。
かこをうけとめて
このBPMでこの頻度のカ・タ行が織り交ぜられてくると、どうも発声が悪くなるようだから
(文章でもこのような文面だったら、特に症状がもっと強かった頃なら息が漏れまくること必至と思う)
一回母音のみで唄って発声を見直すことにする。
2行目の「少しの勇気〜」の方は、カ・タ行ではなくウ段の問題かと思う。
すこしのゆうきが ぼくらをうごかす
で息が多く漏れているのが聞こえる。
2番の同じところの歌詞は
「確かな勇気を僕らに与えた」
この場合は「あたえた」をアタック強めに出すのができなくなっているとわかった。
「あ」の前に「に」があるのと、「に、」という感じで一回切って出そうとすると余計にダメだ。
次が「た」なのも文字列相性としてはよくないw
スタッカートは声帯に悪いというのもあるし、まずは「張った発声でレガートに出す(アタックは強めない)」で
リハビリしていくのがいいだろう。
ファルセットでも出せる音域の地声で張らないといけないから、確かに声帯結節できてから
一番困難になっていた発声の一つだ。
一番酷いときは、どんな文字でもまんべんなく「だめ」になっていたけど、今は文字列次第なら
なんともなかったりするから、ここはひとえに「ウ段で地声で高い」が原因と思う。
ウ段の発声を鍛え直せばいけるはず。
とりあえず1番の「少しの勇気〜」部分だけを繰り返し練習。色々な発声でやってみた。
あえて気を抜いて脱力を意識していると単純に弱い声になる。
張った声を出そうとすると力を入れなくて良いところが力んでしまって声帯に悪い。
喉を脱力して、息は必要量だけ流して、鼻に掛けないで、お腹に空気を蓄えて保って……。
考えたいことがいっぱいあるけど、多分「無意識で、昔の発声を思い出す」のがベストではあるんだろうな。
聴き比べ用を録った。
最初のテイクは、息が漏れているので声に空気の流れる音が乗ってノイズっぽさがある。
ハスキーボイス寄りでもあるし、息が無駄に吐き出されているから、息があまり保たない。
一番酷かった時はこんなもんじゃなく、もっと息がもたなかったんだけどもw
これが「症状に引きずられて、出したい声があるのにそれが出せない時の声」
2テイク目は、とにかく息の漏れを軽減するために、鼻と顎に頼った発声をするとどうなるかの例。
これはこれで「歌い方の表現」としては片手落ちという感じ。
その曲にこの歌い方が合っていると思うなら演出としてアリかもしれないけど、
どんな曲でもこの歌い方をするのは自分としてはやりたくないやつ。
ここから、鼻や顎に頼らないで鼻腔に響く発声にするため、上唇を突き出して上の歯にぶつからないような形にし
口角も上げて発声することで、鼻声を解消。
ウ段で声が落ちてしまい声帯が弛緩することも防げる。
「動かす」みたいに、ウで最高打点に達した後、鼻濁音「ご」で下がろうとすると母音が「オ」であることもあいまって
声が響きにくくなるけど、とにかく上唇を突き出すだけでこのへんの音が通るような発声にできる。不思議だ。
ただ、このときに唇を突き出すのにつられて顎というか、顔が前に出ないように気をつけないといけないかも。
顎は少しだけ引き気味を意識しないと顔が前に突き出てしまって首の角度が悪くなり
結果的に出したい声が出ない気がするw
ある程度、筋力不足なところも感じるので、しばらく「少しの勇気が僕らを動かす」を練習する毎日にすれば
多分すぐ治る。『翼をください』のときもそうだった。
ちなみに『翼をください』は、朝起きて最初のウォーミングアップで唄うけど、朝一とは思えないくらい声が伸びるw
3テイク目が、今日のリハビリで時々成功するようになった
「本来出したいと思っていた声に最も近い発声」のもので、最初のテイクと比べると
まず息が喉を通ってくる空気の音のノイズがない。
息が漏れていないから息に余裕がある。
音程はまだまだ不安定ではあるけど、こっちのほうが確実に高音が伸びやすいことも聞いた感じでわかると思う。
聴き比べ用として全部で8テイクくらいはデータを残し、そのうちの3テイクは上の動画にしたけど、
部分練習としては100テイクくらいはサビ唄ってたと思う。
3時間『チカラ』唄っていたからねw
記事を書いている最中も唄ってた。
今回強く感じたのは、録音をするためにイヤモニつけてカラオケ音源を聴きながら歌い始めると
症状がぶり返す感じがしてかなり歌いにくいということだ。
イヤホンを付けずにただ部屋で唄っている分には、「徐々に確実に回復して声が響いてきてる」とわかるのだが。
しかし歌を本収録するときは絶対にイヤモニを付けるのだから、この状態で従来通りに唄えるようでないと困るけどねw
体が元々の発声が戻ってきたらイヤモニ付けてもそのままで唄えるようになるのかなぁ。
録音頻度が上がったら結節が再発しましたとかになると嫌だぜ。
とりあえず、具体的な課題として『チカラ』の前述したようなガタガタと声帯の張りのバランスが
不本意に崩れる場所は何箇所か見つかったので、重点的にそこを練習して『翼をください』ばりに
心配なくいつでも唄える状態にしてみる。
・11月11〜16日
口を動かせる仕事の作業中は、ずっと発声練習をしていた。
日を跨いで進めていた作業が一区切りついた時に、1日唄っている日があった(12日だっけな)けど
『RED ZONE』の「無駄遣い」がまだちょっと課題という感じだけど、逆を言うと本当にそこ以外はなんともないと思う。
手術前なんかは、曲の全体にまんべんなく声にならない文字があって、ブレスまで息が保たないのが基本になっちゃって
「男声としては高めのキーだけど女性からするとちょうどいいくらいなのになぜ…OTL」
と思っていたのに、だいぶ回復したものだと思う。
多分このへんは、結節というより、発声法自体がどんどん悪くなっていったのだと思う。
声が出ないな→こうすると出ている気がする→
実は発声法としては良くないが、なまじっか出てしまうからどんどんそっちにシフトしていく→
結節が悪化していく
みたいな状態だったんじゃなかろうか。改めてその線が疑わしいと思っている。
それに今は、ある程度の高い地声を張るときの全体的な体の構えという意味においての「体勢」を思い出してきたので
「歌+地声+高い」の3点セットの場合は、むしろかなり気持ちよく出せるようになってきて
1曲まるまる宅録をしたくてうずうずする。
でも、いざ録音しようとイヤモニつけて録り始めると、「なんかちげぇな」ってなってくる。
そう考えると、イヤモニを付けたときの自分の声の返しがあまりにも「反響デッド」すぎて
やっぱり良くないんだろうなと思う。
とりあえず12日は、Janne Da Arcの曲ってyasuさんの発声が「息効率の良い発声」で、
これが結果的に声の響きも持続も良くするから、この発声を真似ながら唄うだけでどんどん調子が回復するのすごいと思う。
みんなもやれ。
16日には『Perseus(島谷ひとみ)』が唄えるようになった。
この楽曲は、サビで使う音域がすごく広くてファルセットの確認にもなるし、手術後でさえも
この曲もAメロ歌い出しからいきなり声より息が多いって感じで「ブレスまで息がもたない…だと…!?」
ってなっていたもののうちのひとつだから、しっかり歌いこなすのにはもうちょっと回数が必要とはいえ
少なくとも息が保つようになったのは進歩だと思う。
手術しても息が保たなかったのが息が保つようになったというのは、
単純に「息が保つ発声法」ができているということだから、声の出し方そのものが矯正されてきたなぁと実感する。
それで私は、いつナレーション業に復帰できるのだろうか……。
予め休業の連絡を入れたときから、復帰できますの連絡を入れるまでと今に至るまで、
一度も何の返信もくれなかった取引先もあったし、毎月サンプルを送っているものの
ここ2ヶ月良いとも悪いとも返信が来ない取引先と……。
フリーランスって、こっちは報連相ちゃんとしても相手からは既読無視されるのが普通なんかなw
悲しいぜ。
・11月17日
働けど働けど、我が暮らし楽にならざり。
じっと手を……見てもしょうがないから土曜も日曜も仕事をしている。
それでも楽にならないから困るんだが、リハビリもしなきゃ先へ進めないと思って今日は録音体制に臨む。
『チカラ』が最近だいぶ唄えるようになってきたので、一部だけでも録れるのではないか。
もし一曲の音源にならなかったとしても、録音することで今の状況がわかってくるのでは?
結果、満足いかなくてAメロだけで疲れてしまった。
それに何よりも喉に良くないと思ったので、録音は早々に切り上げて、母音だけで歌う練習に戻した。
前回唄ってみた時と同様に、高めの地声で「ウ」のところが、なんというか危なっかしくて怖い。
力でゴリ押ししたら良くないと思うからリラックスして出そうとするんだが、
そうすると今度は歌としてあまりにもパンチが足りない感じ。
そもそも発声がダメだということだから、基礎から積み上げていくべく母音歌唱というわけ。
母音のみで唄うと、どんな音程の動きだろうがずっと響いた声が出せる。
そうそうこれで良いんだよ。なんで子音をつけた途端に出せなくなるんだい?w
でも今まで、どの調子が出ない文字も時間と回数で治ってきたから、最後のしぶとい数文字だと思ってやっていくしかないかな。
母音で唄う。ちょっと子音足す。また母音だけで唄う。母音だけで唄えたときの口や喉の周りの形を覚えておく(形状記憶)。
子音を足してみて母音の響きが同じか確かめる。最初に戻る。これの繰り返し。
『こんなに長い道だって 歩けば足跡残るから』
『一緒に乗り越えていこう!』
「今日のリハビリ」は終わったので(いっぱいやっても早く回復するわけじゃなく、
ちょこちょこ毎日やるのがいいしね)、生放送でモンハンした。
久しぶりに見に来た視聴者さんが、前回見た時の印象よりも声が滑らかになっていると指摘していた。
多分、その人がたまたま見た「前回」が一番調子が悪くなっていた手術前のタイミングだったのだろう。
放送のときは、放送前の歌のリハビリによって喉が温まっていたのも相まって
少なくとも寝起き声とかではなかった。
・11月20日
まさかこんなところで回復を実感することになるとは。
この引用ツイートが1万いいね!以上になってしまって、いわゆる「バズった」状態で、
結果的に引用やリプで色々な
「あの作品がこれだったから許せない」
「この作品はこうだったから許してる」
などなど、みんなの思い当たる節が飛び込んでくるスレと化している。
その中で、この現象を『ぶっ生き返す!!』と呼んでいる人がリプをくれたので、
久しぶりに『ぶっ生き返す!!/マキシマム・ザ・ホルモン』を聴いた。
そして久しぶりに歌ってもみた。
そしたら、なんか普通にサビとかで変なところもなく、気持ちよく唄えてしまって
「え、この曲なんでリハビリ要らんの?w」
となったw
まぁここ最近のジャンヌとBeForUの連チャンが効いていないはずはないから、
たまたま『ぶっ生き返す!!』という楽曲の個別リハビリを経由しないでここまで来たら
十分唄えるところまで回復していた――というだけだと思うけど、この曲も一番調子を崩していた時期なら
サビで「声が通らずに息が抜けていくー!」ってなった可能性は高い。
調子が悪い時に歌わなかったからわからんけどもw
でも、あれだけ何を歌ってもダメな時期もあったんだから、そのときなら全体的に「無理〜」ってなったと思う。
早口な部分も多いし、サビは声張る必要があるから。
でも、「カラオケかスタジオでマイクに声通したいなあ〜、多分響くだろうな〜」って感じで唄えた。
そのあと、林原さんの曲もいくつか挑戦したけど、だいぶ唄えるようになっていた。
あとは、録音のためにイヤモニをしたときの返しがデッドなのを調整したら、久しぶりに歌が録れそう!
・11月24日
生放送をした。
前回の放送から1週間経ったとは思えない。光陰矢の如しだった。
記事を書いていなかったことに気付いた。
特に何か明確なやりたいことがあるわけではなかったので、歌もちょっと視野に入れて配信開始した。
そして気分に任せて唄えそうな歌をリハビリも兼ねて唄ってみた。
ここ数日の中で、やたらファルセットの調子が良い日などもあり、そういうときはサンホラを歌ったりしていたので
『緋色の花』なんかはいけるかな? と思ったら、「そこそこ」という感じで
今日はそこまでファルセットが調子いいわけではなさそうとわかったw
『緋色の花』はファルセットまでギリ行かないミックスボイスみたいなのを使うパートも多いし。
あとは、『ぶっ生き返す!!』が相変わらず気持ちよくて、『ガラスの十代』や『STARLIGHT』のような
一時期唄えなくなっていた低めの曲はまぁ行けた。
ある程度の高さと速さがあるとやはり声帯がガバりだすので、また今日のことを踏まえて
一部の子音を集中的に特訓だなと思った。
後半は、モンハンワールドしてた。
・11月27日
ナレーションの仕事にはまだ復帰できないでいる。
いつ「完治」と認めてもらえるかがわからないリハビリをしながらも、他の仕事で食いつなぐのは大変だ。
もう声の仕事に復帰できないかもしれないんだなあ、という可能性がいつも頭をチラついている。
でもリハビリをすると少しずつ良くなっていると感じるから、まだ諦めてはいない。
・12月7日
歌のリハビリ。
やはり歌だと課題がカ行だと思う。
まぁ他にも「ジ」とか、細かい文字もいくつかあるけれど行全体で問題が起こりやすいのがカ行とタ行かな。
子音を発するために舌を動かした後に声帯がガバりやすい。
そこで、曲はなんでもいいので歌詞を全体的にカ行のみで歌う、タ行のみで歌うというのをやった。
母音だけで歌うと問題がないのに、歌詞通りに歌うと途端におかしなところが出てくるということは
裏を返せば「母音の発声には問題がない」ことになる。
他にも「全部ラ行」「全部ナ行」「全部マ行」とかはやったし、そのへんの文字は歌詞の中に出てきたときに
問題が起こらなくなった。
ということは、すべての行でやっていけばいいんじゃないか? ということw
まぁカ・サ・タ行は、イ・ウ段の文字が一定の条件下で母音の無声化を起こすから、
歌や喋り、読み上げの中で声帯を震わせないケースもかなりあるんだけど、
ここではあえて有声母音にしてちゃんと声を出していって、どんな文字列でも問題なく歌えるようになるようにしていく。
か・き・く・け・こ
た・てぃ・とぅ・て・と
つぁ・つぃ・つ・つぇ・つぉ
だ・でぃ・どぅ・で・ど
などの文字に置き換えて色々な歌を唄った。
それから、これは結構すぐに効果が実感できたので、同じ症状の人には試してもらったらいいかもしれない! と思ったんだけど、
仰向けになって膝を立て、お尻を軽く床から浮かすような体勢で唄うと、高めの声を張るようなところの
声の出し方がどんどん思い出されてくる感じだった。
理由としては、まず仰向けだと多分意識しなくても腹式呼吸になるからというのがあると思う。
そのうえで、私は頭の方が台所に向かう扉に向くようにして、その扉を開けて台所に声が通るようにした。
そして台所、つまり頭のてっぺんの方向に向かって声を出すようなつもりで唄っていると、
だんだん無駄な力を入れなくても必要な高さの声が出るようになってきて、
林原さんの『Successful Mission』みたいなある程度テンポが速くて畳み掛けるような部分がサビにあるような楽曲でも
カ・タ行などで息漏れを感じなくなってきた。
繰り返しやる必要はあるけど、繰り返せばそれだけ効果が出てくる感じがあるのがよかった。
これからも、リハビリとして「仰向けで、力まず唄う」は継続するといいかもしれない。
つくば市役所へ行く。
シン・いばらきメシ総選挙という県のイベントに、つくば市からスイーツ部門へ新商品が出馬しているのだけど
コート・ダジュール(お菓子屋さん)が作ったクレープロール「ロケットロール」というもので
今日12〜13時の1時間、市役所内で数量限定の販売をするとのことだったから、
それを食べるためだけに市役所へ行ったのだw
11:50に着いて販売ブースに近づいてみると、すでに販売開始を待っているらしい人が何人かいた。
実際の製品としてのクレープロールは800円で、かなりずっしりとしており特製のロケットイラストが描かれた箱に入っている。
しかも冷凍状態での販売だった。
お試し用一口サイズのものもあり、こちらは冷蔵状態で150円で販売されていた。
家に帰って冷蔵で柔らかくしてから食べたけど、美味しかった。
つくばでは果物としてブルーベリーを多く生産しているんだけど、そのつくば市内産のブルーベリーを使っているみたい。
クレープ生地の中にロールケーキ生地が巻かれていて、その中にクリームとブルーベリーという作りだった。
冷凍保存も効くのがいいな。
冷凍販売品ならちょっと遠くから来た人でもドライアイス添付してもらってしばらく持ち運びできるし。
その場で食べる人には冷蔵状態のを売ることも出来そうだ。
帰ってきて、ちょっと歌を唄った。
やはり『月光』くらいスローだと、だいぶ唄えるようになってきた。
「片付けられずに」という歌詞の部分が片付けられないときがあるけどw
「か・た・づ」というそれぞれの文字すべてが息漏れしやすい子音で構成されているために
その前後が全体的に声にならないときがある。
注意して唄えば治るんだけど、漫然と唄っているとダメ。
なんというか、歌を唄うときに注意したい箇所はそこじゃないというところに脳みそのリソースを割かないといけないことがストレスだし
もっと良い意味で漫然と唄ってもいいようになりたいね。
歌に神経を注ぐとしても、「息が漏れないようにすること」とかじゃなくて、もっと別に
気をつけたいことややりたい演出表現や技巧があるのに……という気分。
『デイドリーム・ジェネレーション』もだいぶまとまりが出てきた。
けど、サビ終わりの
「捨てられないの”さ”」
の部分、一回上がって下がってくる音程で最高音に上がるときが張った声になりにくくて
トレーニングで治せばいいんだろうか? ってなってる。
息が抜けるほどじゃないんだけど、弱い声になってしまう。
これも、「注意して何度もやり直すと、張った声が出せるときもある」って感じ。
ただ、先日『デイドリーム〜』を最初に歌い出した段階では、サビ頭の
「瞳を開”け”て」の「け」すらも同じ症状だったのが、その日の内に修正されて張った声が出るようになったから
おそらく回数次第だと思っているんだけど……。
毎日何時間も唄うのはよくないから、せいぜい1時間半くらい集中して練習して、スチームを吸ってる。
発声練習はずっとしているわけだけど、「読み上げ」のトレーニングがまだ十分ではないのか
初めて見る文章を即興で読み上げると、とんでもない吃りや噛みが発生してびっくりする。
単純に時間が空いたことによる「ブランクからくる鈍り」なのか、発声障害とほとんどセットになっているような発語障害に近いのか
全然関係ない脳みその病気なのか……と心配になってしまった。
本来の私なら、初めて見る文章だからって、こんなに噛まないから。
専門用語が多分に含まれている文章でもない限りは。
なので、その心配を振り払うためというかトレーニングのためというか……まぁその両方だけど
「難しくないはずの、でも読み慣れていない文章」を繰り返し読み上げたりもした。
今までは読み上げのリハビリとして、「読み慣れているサンプル用台本」を繰り返し練習していた。
同じ文章を読み上げるのは、それはそれで前日や数日前と比較しやすいから、これはこれでいいのだ。
でも、読み慣れていない文章を読むと
「なんで今、書いてあることと全然違う文字が口から飛び出したんだ!?」
ということがあるので、それについてもうちょっと掘り下げたい。
ゆっくり確実に1文字1文字地道に読み上げるように、リハビリも一歩一歩だ。
でも今日はもう歌で喉疲れたから終わりw
ただ、私が最近何度も考えていることは、
「意識しなければちゃんとできないようなこと」
についてずっと考えたり取り組んだりするより、一回そのことから完全に頭を切り離して
他のことをやったりして、それでまた声のことに戻る方がいいのかな? ということ。
まぁ沈黙療法中とか、そのあと6週間目までは実際にそういう状態だったはずなんだけど
それでも、その期間は
「毎日ハミングして、ちょっとだけ喋って、それを録音して……」
と、毎日声のことを考え続けてはいたし不安もあった。
今は、日常会話自体には支障がなく、「仕事として売り物になる音声を録る」ことができない状態だ。
私の気持ちとしては、そりゃ「一日でも早く売り物になる音声を録れるようになり、元あった日常を取り戻したい」と思っているんだが
そのために毎日声と向き合ったり、悩んだり取り組んだりし続けるんじゃなくて、
完全に忘れたりするタイミングがあってもいいような気もする。
ましてや、声は今まで人並み以上に使い込んできたし、特殊な反響量の環境に身を置いていることが症状と無関係とは思えないので、
「神経質でない」状態になることが実は回復に一番効くなんてことはないだろうかと考えるのだ。
本当に完治したと言える「健康な状態」「障害がなくなった状態」というのは、「何も感じないでいられること」だと思うし。
喘息の発作のときにも
「無意識に楽に呼吸ができるってすごく健康なことなんだな」
と思うからそれと一緒。
何も考えずに歩けていたのが、突然骨折で松葉杖をつくことになったときも
「杖なしで特に何かを意識することもなく二足歩行していたのすごかったんだな」
と思ったし。
今、「何も考えなくても気持ちよく出したい声が出ていたのすごかったんだな」と思うし、そこに戻っていきたい。
ある程度使って体に勘を取り戻させる必要もあるけど、「何も考えなくても良い」時間もないと
自家中毒に陥って症状が再発したり悪化することもあると思う。
そう思ってずっとやっていたのが刺繍でもあったんだけど、タマミツネ完成しちまったし……。
次は、別の課題に取り組もうと思っている!
もちろん、「何も考えなくても出したい声が出せる状態」を取り戻すことを諦めるわけじゃない。
でも、一日の大半を、それを考えて過ごすのはやめたい。
結果的にその方が早く治るんじゃないか、という話!
・10月3日
昨日、「読み上げ慣れていない文章を即興で読むときの、自分でも驚くような意味不明なミス(?)」について
読み慣れていない文章を実際に読み上げてみて、どのくらいそれが発生するか確かめようと思った。
ここで言う「読み上げ慣れている文章」というのは、
「もう暗記してしまっていて、台本を見なくても諳んじることができる文章」のことだ。
つまり「暗記するほど見た文章」以外ならなんでもいい。
とにかくそれを読み上げたときに、自分の喉が、口が、どういう反応を示すかだ。
ということで、文章がわかりやすく簡潔で、難しい語彙もあまり出てこないことに定評のある
星新一のショートショートを音読してみた。
星新一は手元にだけで何冊かあり、実家にもたくさんあり、図書館でも読むので
今までに読んだ本数は結構なもんだと思うけど、同時に暗記している短編などないので読み上げにはうってつけだな!w
読み上げてみると、たまに発音があまくなる文字こそあれ、とんでもないミスは出なかったので安心した。
例えば「なのですか」みたいに、ナ行とダ行が入り乱れると「なのれすか」くらいのあまい発音になってしまうことは私でなくてもありがちなことだし、
これは元々意識して明確に発音することで矯正すべきものだから不安を感じるべきことでもない。
私が怖いと思ったのは、例えばだけど「修学旅行」って書いてあるのに、口からいきなり「ぎゃ」と出てくる
みたいな意味不明なミスのことだ。
多分、文章に対して「目が滑っている」ときに発生しがちだと思うのだけど、
昨日はゲームに出てきたフレーバーテキストを声に出しながらプレイしていたら、時々そういうことが起きて
自分で「いくらなんでも頻度が高い」と思って不安になったのだ。
しかし、本当に目が滑っていたのに口がつられていただけっぽくて、星新一を読み上げると
別に暗記している文章でもないのに、普通に読めた。
あ、あとは血糖値とか脳酸素量が減っている場合にも頻発しそうだw
森永のラムネでも食べたら良い。
なんにせよ、新たな障害や病気の前兆ではないと思う。今は。
・10月4日
試験勉強を始めた。
前から受験したかった科目なのもあるが、昨日までに考えていたこととして
「声のことを考える時間を減らしたい」
というのがあって、何か別の没頭できることが欲しかった。
刺繍は完成してしまったし、そもそも刺繍は手元に集中するという側面はあるものの、
「考え事をしながらできてしまうし、歌いながらもできてしまう」から、
声のことを考えながら刺繍できるし、発声練習しながら刺繍できる。
今回は、「声のことを完全に忘れる時間を作りたい」から、頭を使う作業がいい。
読書やゲームだと、まだ頭に「他のことを考えるリソース」が残っていて良くないので、
もっと脳みそのリソースが一点に対してフル稼働するようなことがいいと思う。
そこで、試験勉強だ。
勉強中も、注意力が散漫になってしまえば他のことを考えてしまう脳みそのリソースが生まれてしまうが
「今は勉強に集中するぞ!」という時間はそれだけに没頭するようにすれば
読書やゲームよりも脳みそのリソースが100%そっちに持っていかれて助かる。
そして、言語学習カテゴリであるため、勉強中はインスト楽曲をメインにうっすら流し続けておくことにした。
ゲームのサントラを片っ端からプレイヤーに入れて、シャッフル再生して勉強した。
勉強すると知識欲が満たされて楽しい。
同時に、Twitterで嘘か真実かわからないような情報を摂取して、知識欲が見たされた気になるのは、
改めて危険だとも思った。
正しい知識を得て知識欲を満たすべきだ。
・10月5日
産総研の特別一般公開2024へ行ってきた。
記事は別途立てる。
どんな人たちも活き活き仕事をしていることが伝わってきて、とても良かった。
去年も行ったけど、とにかく自分の興味ある分野の研究に取り組んでいる研究者さんが
その分野について紹介や質疑応答をしてくれるのはいつまでも聞いていられる気分になる。
それもそのはず、みんな科学者なので話をするときに論理展開がすごくわかりやすい。
何を知るためにどういう実験をするのか、この研究をすると何がわかるのか、その研究結果をどのようなことに活かせるか……。
全部が理論的に結びつき合っていて、それを順に話してくれる。
大学の講義が好きだったのも、これに近い理由だった。
その分野に興味があって詳しい人が整理して話してくれるから、どんどんその分野に興味が湧いてくる。
・10月10日
ナレーションサンプルの収録を試しにやってみるたびに、問題が浮き彫りになる。
嬉しいやら悲しいやら。
嬉しいってのは、課題が見えてくればあとは解決に向かって進むだけだから暗中模索より良いって意味。
悲しいってのは、「完治までずいぶん長いなあ」という切なさみたいな、ねw
今の課題は「ダ行」かな。
特に、母音ではエやオが多いと声帯が弛緩しやすいみたいなので
エとオばかりで構成されている
「いつでもどこでも」
という言い回しなどは「ど」のところで息が抜けてしまう。
直前に「も」があることも、直後に「こ」があることもすごく良くないw
「ど」にアクセントを置きたいので、そこで息が抜けてしまうとインパクトに欠けてしまう。
でも力むと却って抜けやすくなるので、作業部屋で大きな声を出そうとしない方がいいと思う。
これじゃ小さいかな、くらいの声で話してもマイクにはちゃんと入るし、響かせることも可能。
自分の耳にはよく聞こえないってだけで(だから結節ができたんだろうし)。
そこで、今日は「ど」「こ」「も」(docomo…?)の順序を色々入れ替えたりしながら
「ドレミファソファミレド〜♪」
をしていた。台所で。
あと、
「いつでもどこでもだ〜♪」
みたいなのも、母音のみからやった。
「いうえおおおえおあー」
だね。
マイクに向かうと「さぁやるぞ!」というスイッチが入って、無意識に力んでしまうので
マイクに向かっても「素」でいる練習をしたらいいと思った。
・10月11日
1日中、仕事の動画を作っていた。
3種類、計5本出力した。ナレーションも付けたから大変っちゃ大変だった。
納品の処理をして寝る前、ちょっと文字に目を通していたら視界がガタガタぶれるくらいには疲れたのですぐ寝た。
ナレーションを録るにあたって、色々な声を出す必要があったんだけど、
声色の変更はまぁそこそこ、自在ではある。この回復は嬉しい。
問題は、やっぱり突如として始まる息漏れで、これはどの音域でも起こることがあったし、
しばらく喋っていると段々収まってくるので、良くなっているのか停滞気味なのかわからない……。
「さぁ録るぞ」ってなるときに、過剰な声量を出してしまうスイッチングになっていると思う。
もっと小声でいい、ということを強く意識しなければ。
しばらく喋って息漏れの症状が収まってきてからようやくOKテイクを出せるので、
最初から一発でOKテイクを出せるのに比べて明らかに燃費が悪いし喉もだいぶ疲れる。
特に気をつけたいことは、マイクに対して前のめりにならないことかな。
無意識に前のめり気味になってくるんだけど、そうすると首の角度が悪くなるし、
横隔膜を活用しにくい姿勢になるから息が漏れやすくなると思う。
特に地声の音域なら顔の角度も、少し顎を引いて下に向かって声を出すイメージの方がいい。
ファルセットのときはもちろん後頭部の方に出すイメージだけど、地声のときは胸元に声がビリビリ響いていくような
そういう感覚を意識しながら喋り続けないと、突如息が漏れる感じがしてハラハラしてしまう。
朝起きたときと、寝る前には必ずスチーム吸入して、夜の方ではリンデロンを溶かしている。
鼻の調子が悪いとそれも影響するから朝はミサトールもしている。
最近ちょっと、好き勝手唄えていないな。
台所に行くときには『デイドリーム・ジェネレーション』を口ずさむ癖がついちゃったけどw
おかげで「瞳を開けて」で裏返ることはなくなったw
「さぁ声を使うぞ」という前にはウォーミングアップで『翼をください』を唄うこともある。
こうやって少しずつ「前みたいに唄える歌」を増やしていく、このやり方でいいのかな。
大きな声を出そうとするのではなく、「小さいけれど響く声」を出すのが一番息漏れしないから
ボリュームを抑えることを意識しながら唄ったり喋ったりしている。
それでもおそらく、前の部屋で出していた声量にはなっているのだと思う。
環境のせいで、自分の耳に返ってくる音量が小さくなっているだけで。
こうしないと、喉への負担が高まって結節が再発したりしそうでそれも怖いから、ケアには神経質になっている。
これからの季節は、就寝時のマスクも絶対に欠かせないと思った。
前の日にちょっと喉を使っただけで(酷使というほどでなくても)、翌朝は乾燥でいがらっぽいスタートになることが多い。
起き抜けにゲホゲホ咳き込んだりすると、その日一日声の調子が上がらなかったりするし
痰が絡んで咳払いも増えるから、そもそも寝起きに乾燥ダメージを食らっていない状態にするのがベストだ。
(実際、この翌朝の喉の調子は良くなかった。マスクをするべきだった)
しかし、今まで声一本で食べてくることができていて、それが急にできなくなってどうしようかと思ったけど
動画を作るという仕事にはニーズがあり、そこそこにその経験値もあったことで
「芸は身を助く」
ということを実感している。
(あと、YouTubeとかで流れてくる怪しい情報商材の宣伝とか、なんか汚らしかったり不快だったりする漫画動画広告みたいな
その広告を出している母体自体が怪しいやつじゃなくてちゃんとしたところの動画作る仕事なのも良い。
怪しい広告を作る仕事は経歴に載せづらいし、報酬も安い! 請けたいとは思えない)
「こういう映像表現をしたい」というイメージがあるときに、やり方がわからないと調べるところからになってしまって
調べ物に時間を持っていかれたり、労力もかかるのが大変だなと思うときはあるけど
具体的に自分の中に完成イメージがあるってことは、ゴールが決まっているということなので
そこに向かってどう進むかだけを考えればいいのは楽だ。
まず、ゴールを自分で決められないと作業に入れないので、アイデアが湧かない人はそれだけで大変だと思う。
一定の構想を練る時間さえあれば自分でゴールを決められて、あとは調べ物も編集作業も
一人で完結できる私は偉いなぁ、と自画自賛しながら頑張っているw
そして実際に成果物を褒めてもらえているので、今かろうじて
「まだ自分は”生きることは苦しみの方が多い”という状態にならずに済みそうだ……」
と思えている。
この先、最大の趣味や楽しみを制限された上で、全く興味を持てない仕事をいやいややっていく人生だと確定してしまったら
きっと苦痛が勝ってしまうだろう。
まだ希望を捨てずに済みそうで良かった。
好きなものを「本当はそんなに好きでもなかった、どうでもいい」という気持ちを自分に強要すると、
すごい勢いで心が荒んでいく気がするしな。
そうしなきゃならないような制限がかかったら、きっと生きるのは辛いことばかりになるだろう。
私の仕事が褒められているのは、別に同情とかじゃなくて本当にまともにニーズに応えられているからだと思うし、
自分のセンスと元から持っているスキルでもこんなに褒めてもらえるのは嬉しいことだ。
明日からも一歩一歩目指すべき場所へ近づいていこう……。
進んでいると信じるし、今はすごく大変な思いをしているけど、あとでちょっとくらい幸せな思いになって
返ってくると思っている。
・10月12日
昼、めっちゃ暑かった。
作業終わって明け方寝たけど、昼すぎだったか、部屋の気温に耐えかねて布団蹴り飛ばし、重ね着していたパジャマを脱いで
冷房をつけてから二度寝する羽目になったw
夜は夜で寒いから、気温差がきつい。
確かに予報で「最低気温低めを維持したまま最高気温がいきなり上昇する」とは言っていた。
その通りになったわけだ。
夜、仕事の動画収録をした。
前日の疲れが喉にあったので、スチーム吸入、喘息のステロイド吸入、そしてトローチを舐めて喉を落ち着かせて
スローペースな感じで収録に臨んだ。
ダメージを加算しないで済んだと思う。
ただ動画の内容としては、あと一歩欲しいシーンに届かずな感じがあったので、翌日追加収録ということにした。
できれば、次の診察の時にフィブリンがない状態を目指したいな……。
出血するようなことを控え、喉を使った後は念入りにケア。
・10月17日
仕事の動画にナレーションを入れるため収録をしたが、やはり録り始めは「そこ」じゃない部分の声帯がこすれている。
そのため声が抜けていくので、台本の文言をそのまま「ドレミファソファミレド〜」にして唄ってみると、
本来動いてほしい部分が動き出すのでそのあとからやっと正式版が収録できる感じw
ここまでの間にNPを消費してしまうのが痛い。
録り始めからすぐに「そこ」を使い始めたいw
多分だけど、結節があったときに「そこ」がうまく動かなかったから他の部分でカバーしていた癖が抜けていないのだろう。
前も書いたけど。
だから、「今はもうここ動くよー」ということを体に教え直すしかないと思う。
とはいえ、負荷を高めたくないのでケアのほうを重点的にやって締め。
・10月23日
17日のナレーションの翌日は明確に声が嗄れている感じがしたので、そこから休養のみにシフトしていた。
といっても、全く声を出さないということではない。
必要以上には喋らない。
あと、中音域のボイトレを短時間やるのみに留めて、とにかく力む時間をなくした。
そして23日、久しぶりに唄ってみた。
『月光』から入ってゆったりとウォーミングアップ。
『月光』って結構息を沢山流さないと歌いきれない、スタミナの要る曲だからこれが「ウォーミングアップ」というのは
見ようによってはちょっと独特かもしれない。
でも自分にとっては、いい感じに幅広い声を、いい感じに脱力して出せるのでちょうどいいと感じる。
ナレーション録りのときに
「そうそう、前はここを使ってこの声出していたわ」
という感覚が掴めてくるにしたがって、声を出す時に変な力が要らなくなってきた。
元々、特に苦労して出していた声じゃないので、リラックスして出せるのがベストだし完治に近づくことになるだろう。
力まないと出なかったり、息が続かなくて苦しかったりということが少しずつ減ってきているから
多分喉がかつての発声を思い出していると思う。
結節があって動かなかった部分が動くことに気付いてくれていると信じたいw
ウォーミングアップが終わって、手術後初めての歌枠や、その後のリハビリでは息が漏れて唄えなかった曲に
再挑戦してみることにした。
具体的には、
『それでも明日はやってくる』
『A HOUSE CAT』『おやすみなさい 明日はおはよう』など林原めぐみ楽曲全般
『恋心』『夢見る少女じゃいられない』など相川七瀬楽曲全般
『残響散歌』や『甲賀忍法帖』などファルセットとチェストを頻繁に行き来する楽曲
その他、一定以上のBPMの曲
この中で、『それでも明日はやってくる』は息が苦しいということはほとんどなくなっていた!
すごい!
前回ちょっとリハビリで試しに唄ったときは全然ダメだったのに。
この曲のキーやテンポは私にはまったく無理がない楽曲なので、これが唄えないということ自体が
異常事態だったのだ。
そして、林原さんの曲、相川七瀬さんの曲もかなり唄えるようになっていた。
特定の文字や、音程が下がっていくところなどで声を捕まえていられなくなることがあるけれど
そんなのは些細なことだと思えるくらい、全体として歌をリラックスして唄えるようになったことに衝撃をおぼえた。
あんなに力込めて唄った上で声がうまく出なくて、息が苦しくて汗だくになっていたのに。
録音できる状態が刻一刻と近づいている気がして嬉しい。
『甲賀忍法帖』は、「前よりは良くなってきたけどまだまだ不安定」という感じだ。
サビに息漏れを引き起こしやすい文字が多いのでw
でも母音だけで、響く声で唄うようにするっていう練習したら、徐々に安定していきそうという感覚はある。
なんにせよ、力まなくても響く声が出せるようになってきたので声量が明らかに上がってきた。
こうなると益々、喘息を起こしやすい気管がうらめしい。
お前が常に好調なら、それだけでもこっちはもっと回復しやすいんだよ!w と気持ち。
今日のところはレベッカの『フレンズ』が唄えるようになったので、すごい進歩だと思った。
前回カラオケに行って試しに唄ったときは、息が漏れて続かなかったからなぁ。
1時間ほど唄ったので、スチームを吸って休む。
・10月26日
手術前、チェストだろうがファルセットだろうが
「15秒で苦しい〜もう無理〜」
となっていたロングトーンが44秒くらい行けるようになった。
これはもう3倍近いってことじゃん!
あとは、「チェストとファルセットを頻繁に行き来する音程のコントロール」だけなんとかすれば
完全復活城之内様ファイヤーかもしれない。
今日は生放送をした。
実は先週・先々週が出来なかったために「毎週末生放送」の連続記録は途切れてしまったが
仕事があったのでしょうがないよね。仕事最優先よ。
今日の放送では、IdelOnのハッピーアワーへ行き、発売されたばかりのSuper Mining Mechsでマルチを数時間楽しみ、
そのあとこの記事に書いた体験版ゲームをいくつか実際にプレイしながら紹介した。
・10月27日
Super Mining Mechsの昨日の続きをDiscordで遊んだ。
最終的に計7人(自分含め)になった。
このゲームは、ひとつのロビーに最大8人までしか入れないので、ほぼ上限に近い人数で遊んだことになる。
すごく楽しいゲームだった。
みんなもハマってくれたみたいで紹介したり、誘ったりして良かった。
選挙にも行った。
今回のつくば市は、投票箱5つに投票用紙を入れる異例の5種同時選挙だった。
そして、ここ最近の選挙の中では最も選挙率が高い回になったらしくて、60%を超えていた。
いいぞ、次回もっと上がれ。
前々回より前回、前回より今回という具合にじわじわつくば市の選挙率は上がっていってるので
住民票をつくばに移した学生も選挙に行く割合が上がったのかもしれない。
毎日喉ケア。
・11月1日
新しい心配の種。
朝起きたら、なんか右耳がうっすらと遠い。
薄い遮蔽を1枚通しているかのように、少し高めの音がくぐもって聞こえる。
例えば、耳の中にイヤホンのイヤーチップが入っているとか、プールでちょっと水が入ってしまったときみたいだ。
あとは、リンパのあたりも反応している感じがするので、高熱を出しているときの耳の遠さにも似ている。
ただ、片耳だけというのが気持ち悪い。
本当にちょっとだけなのだが、明確に左右の聞こえ方に差があるのでしっかり気になる……。
前夜は、どちらかというと、自分がパソコンのキーボードを打鍵する音が耳障りだなという感じで
聴覚が過敏になっていると感じたくらいなのに、寝て起きたら遠くなっていた。
とりあえず終わらせたい仕事もあるのでしばし様子見することにした。
以前にも、一度どちらか片方だけ耳がうっすら聞こえにくいと感じたことがあって耳鼻科に行ったが
異常なしの診断だったし結局日が経って治った。
・11月3日
モンハンワイルズのオープンβテストが始まっていて、1〜2日は仕事に取り組んでいて全然触れなかったが
なんとか区切りをつけたので生放送で遊んでみた。
起動から1時間ほど、まず配信をせずにSteam版を正常にプレイできるのかのテストをして、
操作なども確認できたので「配信をしながらでも正常にプレイできるのか」や
「マルチプレイ(クロスプラットフォーム)の具合はどうか」などを確認するために色々やった。
ブログ記事は別途立てた。
・11月5日
連休が明けたので耳鼻科に行ってみた。
聴覚検査の結果4000Hzあたりに左右差が明確にあるというようなことを言っていたかな。
このくらいの差は、元からある人もいるとのことだったけれど、私の場合は、
元々の左右の差としては「左の方が若干弱い」くらいだったはずだから、
その左より右が弱くなったということは、右は明確に一部聴力が突如下がっている状態だと言える。
鼓膜:異常なし、炎症なども見られないとのことだったので、外傷や中耳炎などではなさそう。
神経などに効く薬や胃腸薬が計4種類ほど出たので、一週間飲む。
ここ1年くらいは、ずーーっと右肩、右背中が凝って、腕には神経痛も走っているので
それに関しては首で何か問題が起こっていて、全部が繋がっているかもしれない。
耳は、肩や腕に神経痛を出している首の部分よりも上なんだけど、果たしてこれも関係するのだろうか。
なんとなくだけど、耳の中の「圧」の調整にミスっているか、リンパが腫れてどこか奥のほうが圧迫されているかのような
感覚が自分ではしている。
でもそう感じるだけで、証明はできない。
圧がおかしいときは「耳抜き」の動作をすると治ったりもするので、弱めにゆっくり3回ほど試したがダメだった。
TXがつくば駅を出発して地下から地上に出るときの圧で耳がツーンとなったけど、
それによって治るような感じもなかった。
病院から帰って仕事の続きをやり、晩ごはんを食べて薬を飲んで、また仕事した。
それで歯を磨いたときに思ったんだけど、右上の親知らずが以前よりもちゃんと歯茎から露出して生えてきてる……!?
これの影響が耳に出てる可能性はゼロではないのかもしれない。
仕事で、「出したい声」があるときに、まだ声が裏返るときがあるけど、大体横隔膜が使えていないときだから
横隔膜をちゃんと使った発声練習を日々続けないといけないと思う。
・11月6日
仕事(動画)の最終調整をしてから、弟とちょっと約束があったのでDiscordサーバーに集まって遊んだりしていた。
色々なことが楽しかった。
私は人を誘うときは結構気兼ねなく誘う側だけど、弟は人を誘うというのが少々苦手なところがあるらしいことを
よく生放送で話したりしている。
でも、私と弟の間では、互いに気兼ねなく「この日暇? ◯◯したいんだけど」と誘い合ったり
スケジュールを調整して一定のスパンで遊んだり話したりしているので、ものすごく仲が良い、ナイスな関係だと思うw
そのあと、ちょっとした声の仕事(サンプル提出)があったので、収録を試みた。
指定された声色の関係でどうしても力んでしまうところがあったけれど、
多分この「力み」を抜いた方が結果的に出したい声が出るんだと頭では考えている。
でもほとんど無意識というか、意識に反して体が勝手にそうなってしまう状態だからなかなか脱力が難しい。
最近は、台本を読み上げていて「要らない力が入っているせいで、声が裏返っているな」と思う時は
その台本の文章を歌詞に見立ててその場で唄っている。
メロディーは、今なら無理なく唄うことができる『翼をください』か『月光』。
これに台本の文章を置き換えて唄う。替え歌みたいに。
すると「唄う時の発声」を思い出すので、それで再度読み上げると、ちょっと無駄な力が抜けてくれたりする。
やはり、歌とナレーションは意外にも切り離せないもののような気がする。
あと、疲れてくると体力的に力むのが無理になって結果的に脱力することもあるw
理想を言えば疲れる前に力を抜きたいのだがねw
疲れるほど力み続けているってことは、無駄に声帯を強くこすり合わせていることにもなっているだろうから
多分喉にダメージが蓄積してしまうし。
ひとまずサンプル自体は録りたいテイクが録れたので、それを提出する作業をしてから
ロングトーンやハミングでクールダウンを行った。
いつも病院に行くと待合室で、喉のケアについての注意事項みたいなのが映像で流れていて
そこに「声を使った後はハミングでクールダウンしましょう」というような文章がある。
だから使った後は、お風呂で温まりながらハミングかそれに近い弱い発声でロングトーンしたりしている。
「どうも喉の調子が悪い気がする」
と思い始めた頃に、病気かどうかを判断するひとつのセルフチェック方法として、ロングトーンの持続時間を計るというのをやった。
最低でも20秒伸ばせるのが正常な状態のようだが、その時の私は15秒でもう苦しくなり始めて
20秒まで保たなかった。どんなに弱い声で息を保とうとしても18秒だったかな。
地声もファルセットも。
だから病院に行くことにしたのだ。
で、今は文字や高さにより違いはあれど概ね39〜44秒のロングトーンが出せる。
3倍近い!
というか、多分これが私にとっての正常に近い状態なんだろうねw
結節があったときのロングトーンが短すぎたのであってw
だから、ロングトーンをすると回復を実感できて嬉しい。
とはいえ、ロングトーンと喋るのはまた別で、喋っているときはどうしても息が抜けたり
裏返ったりすることがあり、こういうときに
「ロングトーンしようとするときどういう息遣いしてる? 歌を唄うときどういう吸い方してる?
どこの筋肉で息を無駄遣いしないよう留めてる?」
ということを改めて思い出すようにしている。
そして「喉をほどほどに脱力する」ということ。
これについては、首や肩のあたりの力を抜いたままで息の効率を落とさずに声を出せるよう
合唱団時代に「でんでん太鼓のポーズ」で発声していたのを思い出す。
両手をだらんと体側に垂らして、上半身を軽く左右に回転させるようにして腕がでんでん太鼓の紐のように揺れるような感じで
動かしながら声を出す。
肩周りや首で不必要な力を入れないための工夫だ。
そんなこんなで、今日は仕事も兼ねてのリハビリをできたかもしれない。
最近はそういう機会が多いのでありがたい。
・11月7日
前日の仕事のダメージが残っている感じがしたので喉を休ませた。
起きてすぐと寝る前にリンデロン入りのスチーム吸入をして、それ以外の時間は極力黙るかハミングをしていた。
翌日喉がヒリヒリするような発声は間違っている。
発声が正しかったときは、6時間唄ったって翌日喉が痛くならなかった。
少し嗄れたりはするけど、とにかく痛くはならない。痛いというのはそれだけで「ダメ」だとわかる。
学生時代にサークルの集まりや合宿なんかで、お酒も飲みながら大騒ぎした翌日みたいなものだ。
そんなことをしていないのに喉が痛いというのは本当に発声が悪い。
ちょっと『チカラ』を唄ってみたんだけど、ちょっとアップテンポなロックなので「ウ」段の母音が出てくるたびに
ガタガタとバランスを崩して息が正しく使えなくなる感じだった。
でも全くのダメダメ、0点ということもなかった。
しばし練習したら、今悪いところも比較的すぐ良くなるような手応えは感じた。
・11月8月
『チカラ』リハビリを再開。
録音して声を確かめながら。
特に顕著に歌がおかしくなるのが
「過去を受け止めて信じるチカラ今持ってほしい!」
「少しの勇気が僕らを動かす」
の2箇所で、サビの最後の
「遠回りしたっていい」
から発声が良くなるという感じだった。
上の2行の部分は、1行目はカ・タ行が前半で連発されるのが原因と思う。
かこをうけとめて
このBPMでこの頻度のカ・タ行が織り交ぜられてくると、どうも発声が悪くなるようだから
(文章でもこのような文面だったら、特に症状がもっと強かった頃なら息が漏れまくること必至と思う)
一回母音のみで唄って発声を見直すことにする。
2行目の「少しの勇気〜」の方は、カ・タ行ではなくウ段の問題かと思う。
すこしのゆうきが ぼくらをうごかす
で息が多く漏れているのが聞こえる。
2番の同じところの歌詞は
「確かな勇気を僕らに与えた」
この場合は「あたえた」をアタック強めに出すのができなくなっているとわかった。
「あ」の前に「に」があるのと、「に、」という感じで一回切って出そうとすると余計にダメだ。
次が「た」なのも文字列相性としてはよくないw
スタッカートは声帯に悪いというのもあるし、まずは「張った発声でレガートに出す(アタックは強めない)」で
リハビリしていくのがいいだろう。
ファルセットでも出せる音域の地声で張らないといけないから、確かに声帯結節できてから
一番困難になっていた発声の一つだ。
一番酷いときは、どんな文字でもまんべんなく「だめ」になっていたけど、今は文字列次第なら
なんともなかったりするから、ここはひとえに「ウ段で地声で高い」が原因と思う。
ウ段の発声を鍛え直せばいけるはず。
とりあえず1番の「少しの勇気〜」部分だけを繰り返し練習。色々な発声でやってみた。
あえて気を抜いて脱力を意識していると単純に弱い声になる。
張った声を出そうとすると力を入れなくて良いところが力んでしまって声帯に悪い。
喉を脱力して、息は必要量だけ流して、鼻に掛けないで、お腹に空気を蓄えて保って……。
考えたいことがいっぱいあるけど、多分「無意識で、昔の発声を思い出す」のがベストではあるんだろうな。
聴き比べ用を録った。
発声障害から立ち直るためのボイトレの記録 20241108
— (V)・∀・(V)かにぱん。🦀🍞@つくば (@kanipan666) November 8, 2024
聴き比べてわかるかなあ
他人にはわからない程度の違いなのかもしれない… pic.twitter.com/StRjIZPi5e
最初のテイクは、息が漏れているので声に空気の流れる音が乗ってノイズっぽさがある。
ハスキーボイス寄りでもあるし、息が無駄に吐き出されているから、息があまり保たない。
一番酷かった時はこんなもんじゃなく、もっと息がもたなかったんだけどもw
これが「症状に引きずられて、出したい声があるのにそれが出せない時の声」
2テイク目は、とにかく息の漏れを軽減するために、鼻と顎に頼った発声をするとどうなるかの例。
これはこれで「歌い方の表現」としては片手落ちという感じ。
その曲にこの歌い方が合っていると思うなら演出としてアリかもしれないけど、
どんな曲でもこの歌い方をするのは自分としてはやりたくないやつ。
ここから、鼻や顎に頼らないで鼻腔に響く発声にするため、上唇を突き出して上の歯にぶつからないような形にし
口角も上げて発声することで、鼻声を解消。
ウ段で声が落ちてしまい声帯が弛緩することも防げる。
「動かす」みたいに、ウで最高打点に達した後、鼻濁音「ご」で下がろうとすると母音が「オ」であることもあいまって
声が響きにくくなるけど、とにかく上唇を突き出すだけでこのへんの音が通るような発声にできる。不思議だ。
ただ、このときに唇を突き出すのにつられて顎というか、顔が前に出ないように気をつけないといけないかも。
顎は少しだけ引き気味を意識しないと顔が前に突き出てしまって首の角度が悪くなり
結果的に出したい声が出ない気がするw
ある程度、筋力不足なところも感じるので、しばらく「少しの勇気が僕らを動かす」を練習する毎日にすれば
多分すぐ治る。『翼をください』のときもそうだった。
ちなみに『翼をください』は、朝起きて最初のウォーミングアップで唄うけど、朝一とは思えないくらい声が伸びるw
3テイク目が、今日のリハビリで時々成功するようになった
「本来出したいと思っていた声に最も近い発声」のもので、最初のテイクと比べると
まず息が喉を通ってくる空気の音のノイズがない。
息が漏れていないから息に余裕がある。
音程はまだまだ不安定ではあるけど、こっちのほうが確実に高音が伸びやすいことも聞いた感じでわかると思う。
聴き比べ用として全部で8テイクくらいはデータを残し、そのうちの3テイクは上の動画にしたけど、
部分練習としては100テイクくらいはサビ唄ってたと思う。
3時間『チカラ』唄っていたからねw
記事を書いている最中も唄ってた。
今回強く感じたのは、録音をするためにイヤモニつけてカラオケ音源を聴きながら歌い始めると
症状がぶり返す感じがしてかなり歌いにくいということだ。
イヤホンを付けずにただ部屋で唄っている分には、「徐々に確実に回復して声が響いてきてる」とわかるのだが。
しかし歌を本収録するときは絶対にイヤモニを付けるのだから、この状態で従来通りに唄えるようでないと困るけどねw
体が元々の発声が戻ってきたらイヤモニ付けてもそのままで唄えるようになるのかなぁ。
録音頻度が上がったら結節が再発しましたとかになると嫌だぜ。
とりあえず、具体的な課題として『チカラ』の前述したようなガタガタと声帯の張りのバランスが
不本意に崩れる場所は何箇所か見つかったので、重点的にそこを練習して『翼をください』ばりに
心配なくいつでも唄える状態にしてみる。
・11月11〜16日
口を動かせる仕事の作業中は、ずっと発声練習をしていた。
日を跨いで進めていた作業が一区切りついた時に、1日唄っている日があった(12日だっけな)けど
『RED ZONE』の「無駄遣い」がまだちょっと課題という感じだけど、逆を言うと本当にそこ以外はなんともないと思う。
手術前なんかは、曲の全体にまんべんなく声にならない文字があって、ブレスまで息が保たないのが基本になっちゃって
「男声としては高めのキーだけど女性からするとちょうどいいくらいなのになぜ…OTL」
と思っていたのに、だいぶ回復したものだと思う。
多分このへんは、結節というより、発声法自体がどんどん悪くなっていったのだと思う。
声が出ないな→こうすると出ている気がする→
実は発声法としては良くないが、なまじっか出てしまうからどんどんそっちにシフトしていく→
結節が悪化していく
みたいな状態だったんじゃなかろうか。改めてその線が疑わしいと思っている。
それに今は、ある程度の高い地声を張るときの全体的な体の構えという意味においての「体勢」を思い出してきたので
「歌+地声+高い」の3点セットの場合は、むしろかなり気持ちよく出せるようになってきて
1曲まるまる宅録をしたくてうずうずする。
でも、いざ録音しようとイヤモニつけて録り始めると、「なんかちげぇな」ってなってくる。
そう考えると、イヤモニを付けたときの自分の声の返しがあまりにも「反響デッド」すぎて
やっぱり良くないんだろうなと思う。
とりあえず12日は、Janne Da Arcの曲ってyasuさんの発声が「息効率の良い発声」で、
これが結果的に声の響きも持続も良くするから、この発声を真似ながら唄うだけでどんどん調子が回復するのすごいと思う。
みんなもやれ。
16日には『Perseus(島谷ひとみ)』が唄えるようになった。
この楽曲は、サビで使う音域がすごく広くてファルセットの確認にもなるし、手術後でさえも
この曲もAメロ歌い出しからいきなり声より息が多いって感じで「ブレスまで息がもたない…だと…!?」
ってなっていたもののうちのひとつだから、しっかり歌いこなすのにはもうちょっと回数が必要とはいえ
少なくとも息が保つようになったのは進歩だと思う。
手術しても息が保たなかったのが息が保つようになったというのは、
単純に「息が保つ発声法」ができているということだから、声の出し方そのものが矯正されてきたなぁと実感する。
それで私は、いつナレーション業に復帰できるのだろうか……。
予め休業の連絡を入れたときから、復帰できますの連絡を入れるまでと今に至るまで、
一度も何の返信もくれなかった取引先もあったし、毎月サンプルを送っているものの
ここ2ヶ月良いとも悪いとも返信が来ない取引先と……。
フリーランスって、こっちは報連相ちゃんとしても相手からは既読無視されるのが普通なんかなw
悲しいぜ。
・11月17日
働けど働けど、我が暮らし楽にならざり。
じっと手を……見てもしょうがないから土曜も日曜も仕事をしている。
それでも楽にならないから困るんだが、リハビリもしなきゃ先へ進めないと思って今日は録音体制に臨む。
『チカラ』が最近だいぶ唄えるようになってきたので、一部だけでも録れるのではないか。
もし一曲の音源にならなかったとしても、録音することで今の状況がわかってくるのでは?
結果、満足いかなくてAメロだけで疲れてしまった。
それに何よりも喉に良くないと思ったので、録音は早々に切り上げて、母音だけで歌う練習に戻した。
前回唄ってみた時と同様に、高めの地声で「ウ」のところが、なんというか危なっかしくて怖い。
力でゴリ押ししたら良くないと思うからリラックスして出そうとするんだが、
そうすると今度は歌としてあまりにもパンチが足りない感じ。
そもそも発声がダメだということだから、基礎から積み上げていくべく母音歌唱というわけ。
母音のみで唄うと、どんな音程の動きだろうがずっと響いた声が出せる。
そうそうこれで良いんだよ。なんで子音をつけた途端に出せなくなるんだい?w
でも今まで、どの調子が出ない文字も時間と回数で治ってきたから、最後のしぶとい数文字だと思ってやっていくしかないかな。
母音で唄う。ちょっと子音足す。また母音だけで唄う。母音だけで唄えたときの口や喉の周りの形を覚えておく(形状記憶)。
子音を足してみて母音の響きが同じか確かめる。最初に戻る。これの繰り返し。
『こんなに長い道だって 歩けば足跡残るから』
『一緒に乗り越えていこう!』
「今日のリハビリ」は終わったので(いっぱいやっても早く回復するわけじゃなく、
ちょこちょこ毎日やるのがいいしね)、生放送でモンハンした。
久しぶりに見に来た視聴者さんが、前回見た時の印象よりも声が滑らかになっていると指摘していた。
多分、その人がたまたま見た「前回」が一番調子が悪くなっていた手術前のタイミングだったのだろう。
放送のときは、放送前の歌のリハビリによって喉が温まっていたのも相まって
少なくとも寝起き声とかではなかった。
・11月20日
まさかこんなところで回復を実感することになるとは。
みんなあんまり言ってないけど、「意味のある死を描写されたキャラが安易に生き返る」のもかなり微妙な気持ちになる
— (V)・∀・(V)かにぱん。🦀🍞@つくば (@kanipan666) November 18, 2024
死ぬことを生き様として受け入れたのに、それが生き返る瞬間からもうそのキャラは生き物ではなくただの舞台装置に変わる感じがする https://t.co/QfthlHyOSQ
この引用ツイートが1万いいね!以上になってしまって、いわゆる「バズった」状態で、
結果的に引用やリプで色々な
「あの作品がこれだったから許せない」
「この作品はこうだったから許してる」
などなど、みんなの思い当たる節が飛び込んでくるスレと化している。
その中で、この現象を『ぶっ生き返す!!』と呼んでいる人がリプをくれたので、
久しぶりに『ぶっ生き返す!!/マキシマム・ザ・ホルモン』を聴いた。
そして久しぶりに歌ってもみた。
そしたら、なんか普通にサビとかで変なところもなく、気持ちよく唄えてしまって
「え、この曲なんでリハビリ要らんの?w」
となったw
まぁここ最近のジャンヌとBeForUの連チャンが効いていないはずはないから、
たまたま『ぶっ生き返す!!』という楽曲の個別リハビリを経由しないでここまで来たら
十分唄えるところまで回復していた――というだけだと思うけど、この曲も一番調子を崩していた時期なら
サビで「声が通らずに息が抜けていくー!」ってなった可能性は高い。
調子が悪い時に歌わなかったからわからんけどもw
でも、あれだけ何を歌ってもダメな時期もあったんだから、そのときなら全体的に「無理〜」ってなったと思う。
早口な部分も多いし、サビは声張る必要があるから。
でも、「カラオケかスタジオでマイクに声通したいなあ〜、多分響くだろうな〜」って感じで唄えた。
そのあと、林原さんの曲もいくつか挑戦したけど、だいぶ唄えるようになっていた。
あとは、録音のためにイヤモニをしたときの返しがデッドなのを調整したら、久しぶりに歌が録れそう!
・11月24日
生放送をした。
前回の放送から1週間経ったとは思えない。光陰矢の如しだった。
記事を書いていなかったことに気付いた。
特に何か明確なやりたいことがあるわけではなかったので、歌もちょっと視野に入れて配信開始した。
そして気分に任せて唄えそうな歌をリハビリも兼ねて唄ってみた。
ここ数日の中で、やたらファルセットの調子が良い日などもあり、そういうときはサンホラを歌ったりしていたので
『緋色の花』なんかはいけるかな? と思ったら、「そこそこ」という感じで
今日はそこまでファルセットが調子いいわけではなさそうとわかったw
『緋色の花』はファルセットまでギリ行かないミックスボイスみたいなのを使うパートも多いし。
あとは、『ぶっ生き返す!!』が相変わらず気持ちよくて、『ガラスの十代』や『STARLIGHT』のような
一時期唄えなくなっていた低めの曲はまぁ行けた。
ある程度の高さと速さがあるとやはり声帯がガバりだすので、また今日のことを踏まえて
一部の子音を集中的に特訓だなと思った。
後半は、モンハンワールドしてた。
・11月27日
ナレーションの仕事にはまだ復帰できないでいる。
いつ「完治」と認めてもらえるかがわからないリハビリをしながらも、他の仕事で食いつなぐのは大変だ。
もう声の仕事に復帰できないかもしれないんだなあ、という可能性がいつも頭をチラついている。
でもリハビリをすると少しずつ良くなっていると感じるから、まだ諦めてはいない。
・12月7日
歌のリハビリ。
やはり歌だと課題がカ行だと思う。
まぁ他にも「ジ」とか、細かい文字もいくつかあるけれど行全体で問題が起こりやすいのがカ行とタ行かな。
子音を発するために舌を動かした後に声帯がガバりやすい。
そこで、曲はなんでもいいので歌詞を全体的にカ行のみで歌う、タ行のみで歌うというのをやった。
母音だけで歌うと問題がないのに、歌詞通りに歌うと途端におかしなところが出てくるということは
裏を返せば「母音の発声には問題がない」ことになる。
他にも「全部ラ行」「全部ナ行」「全部マ行」とかはやったし、そのへんの文字は歌詞の中に出てきたときに
問題が起こらなくなった。
ということは、すべての行でやっていけばいいんじゃないか? ということw
まぁカ・サ・タ行は、イ・ウ段の文字が一定の条件下で母音の無声化を起こすから、
歌や喋り、読み上げの中で声帯を震わせないケースもかなりあるんだけど、
ここではあえて有声母音にしてちゃんと声を出していって、どんな文字列でも問題なく歌えるようになるようにしていく。
か・き・く・け・こ
た・てぃ・とぅ・て・と
つぁ・つぃ・つ・つぇ・つぉ
だ・でぃ・どぅ・で・ど
などの文字に置き換えて色々な歌を唄った。
それから、これは結構すぐに効果が実感できたので、同じ症状の人には試してもらったらいいかもしれない! と思ったんだけど、
仰向けになって膝を立て、お尻を軽く床から浮かすような体勢で唄うと、高めの声を張るようなところの
声の出し方がどんどん思い出されてくる感じだった。
理由としては、まず仰向けだと多分意識しなくても腹式呼吸になるからというのがあると思う。
そのうえで、私は頭の方が台所に向かう扉に向くようにして、その扉を開けて台所に声が通るようにした。
そして台所、つまり頭のてっぺんの方向に向かって声を出すようなつもりで唄っていると、
だんだん無駄な力を入れなくても必要な高さの声が出るようになってきて、
林原さんの『Successful Mission』みたいなある程度テンポが速くて畳み掛けるような部分がサビにあるような楽曲でも
カ・タ行などで息漏れを感じなくなってきた。
繰り返しやる必要はあるけど、繰り返せばそれだけ効果が出てくる感じがあるのがよかった。
これからも、リハビリとして「仰向けで、力まず唄う」は継続するといいかもしれない。
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