今、期間限定で『Unrailed2』のオープンβテストが行われているので、そのへんを中心に触った。




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『Unrailed 2:バック・オン・トラック』


こちら、鉄道建設協力ゲーの2作目で、オーバークックみたいな「お仕事いそがしゲーム」だと思う。
チクタクバンバン、だな!
オンライン協力プレイができて、指示に従って自動で行動するBOTの追加もできるので、ひとりや少人数でも遊べる。

今回のプレイテスト版でもオンラインマルチができるので、らいやさん、ところてーんさん、もつなべさんが参加しての4人プレイを試みた。
難易度イージーからエクストリームのステージまでそれぞれ入ってみたけど、エクストリームは
「木材が少ないのに池が多いので全部を線路クラフトに使うと、足場が足りなくて脱線事故へ」
というような展開でゲームオーバーになった。
難易度が高いと基本的に汽車の進行スピードも若干速いというのがあるけれど、
それとは別に地形に難点があったり、素材が不足したりという点での難しさもあるんだなと思った。
列車が通るための線路を敷設する足場とは別で、キャラクターが歩くための「路肩」が存在しないと
最悪誰も動けなくなって詰むというかw

まぁそういう失敗も含めてのわちゃわちゃ感を楽しめるゲームなので、みんなと一緒に遊ぶ系として買うのはアリ!
1作目も4人プレイできる。



『Faaast Penguin / ファーストペンギン』

シンプル操作のマルチプレイレースゲーム。最大40人でマッチ。基本プレイ無料。

スピードの上げ下げを制御するアクセルやブレーキに相当する概念はなく、基本的にスティックで左右の方向操作をするだけ。
ただし、ジャンプとアタックがあり、アタックモーションを使ったときに着地ポイントに他プレイヤーや
踏みつけできるオブジェクトがあれば大ジャンプに派生させられる。
大ジャンプの着地時にまた何かを踏みつけできれば大ジャンプをコンボでき、ごぼう抜きできる可能性もある。

マッチは毎回4レースで構成されていて、毎レースごとに下位4名くらいが脱落していく。
(これはフォールガイズとかF-ZERO風とか言われていたw)
最終レースでは上位16名で対戦するんだったかな?
最終レースまで残るとシーズンポイントが稼げるので、それでシーズンランクを上げていく感じ。

ペンギンがボードに乗って滑っていくというのが結構爽快感あって、夏には涼しさを感じられる。
製品版配信開始直後なので現在シーズン1が開催されているのだが、なぜか「寿司コスチューム」のイベントも。なぜw
プレイには、Epic Games Storeとの連携が必須なので、Steamでプレイする場合でも
Steam本体からEpicへの連携設定をしなければならない。
そのかわり、PCやXboxなどともクロスプラットフォームで遊べるので、割とランダムマッチは活況。


『Slot Waste』


これは体験版はなくて、購入した製品版を遊んだんだけど、すごく変なゲームだった。
まず、「ゲーム」なのかも怪しいw
シミュレーターなのかな。だとしたら「シミュレーションゲーム」なのでは? と思うかもしれないけど
「ゲーム」と言えるほど、工夫や思考を求められることはなかったかなw

それよりこれは、すごくアーティスティックなムービーという色が濃くて、誰かのレビューにあった
「気持ち悪い何かに加担させられているという気持ち」
がずっと続く感じだった。
操作時間よりも見ているだけになる時間が長いし、いちいち
「何を見せられているんだ……? そもそも何を作っているんだ……?」
って思い続ける感じだったw
でも、初プレイ時はその味わいがすごく強くて、他のゲームでなかなか味わえないテイストがあって良かった。
テキストが一切なく、説明や考察の余地もない、オプションの設定画面もないし、
ESCキーを押したら確認もなくゲームがシャットダウンされる。
ここまでプレイヤーを「突き放した」作品は却って近年では見られないので、そこもむしろ良かったかもしれないw

なんにせよ、私としては「このゲームにしかない何らかの味」「このゲームでしか摂取できない栄養素」があれば
「記憶に残るゲーム」になってくれるので、直感に従って購入して良かったと思った。
ゲームとしてのジャンルが、一応「シミュレーション」となっているようにも見えるけど、
ストアトップのタグに「雰囲気」「資本主義」「3D」「リアル」「映画的」「哲学的」しか入っていない。
普通はここに「RPG」「アクション」「メトロイドヴァニア」「ストラテジー」だとかの
ゲームジャンルタグがひとつないしはふたつくらい入っているものだがw
こうなると、自分のライブラリ内でこのゲームを何ジャンルのフォルダに入れるのかも迷う。
結果的に「哲学」という新しいフォルダを作ってそこに入れることになったw
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該当部分を動画にした。



『Slider』

6月のNEXTフェスで体験版をやったらすごく面白かったパズルアドベンチャーで、
製品版がなんと無料だったので紹介したい。

タウンマップが3×3の9マスに割られていて、それをスライドパズルのように動かせる。
(4×4に割られているタウンもあるかも)
つまり、マップの繋がり自体を変更することができて、それによって行動範囲が変わったり、
会えなかったNPCに会えたり、クエストが発生したり、そのミニゲームがクリアできたりする。
それによってマップを構成するためのパネルを入手できるので、最終的には
「本来のタウンマップの状態になるよう並べ直して」ワールドを修正していくRPGともいえる。

唯一の難点が、言語:英語しか対応がないところかな。


『Ark of Charon』

歩く巨大樹(四本足)の背甲上に要塞建設をして、苗床まで導いていくタワーディフェンス×ストラテジーゲーム。
製品版発売後に体験版が一度配信終了になっていたのだが、数日前に再配信となったので触ってみた。
6月のNEXTフェスのときにチェック済みだったのだけど、発売までの間に体験版を触れなかったので再配信ありがたい。

バグなのか仕様なのか私の遊び方が悪いのかわからないけど、時々指示を出してあるのに使い魔が何もしなくなってしまう
ということがあったりしたけど、むしろ「じゃあ製品版を早く買って遊びたい」と思った。
素材を集めて要塞をある程度大きくしたり、余剰素材を備蓄したりしてマップを進んでいくのが楽しい。
同じところに長時間留まり続けていると、「闇の嵐」といってモンスターが襲ってきてしまうので
コアが破壊されないよう攻撃用設備と防御壁などを使ってコア防衛をしながら進まなければならない。
闇の嵐が来るまでに、どれだけ拠点を大きくして守りを固められるかだ。
使い魔たちは空腹すぎると餓死してしまうので、要塞の上で作物も育てられるようにしなければならない。

初めて触ったので「はしご」がノーコストで作れると気がつくまでは、地下採掘や要塞建築にも悩んでしまったが
少なくとも地下採掘ははしごがあればどこまでも行って帰れそう。
(これも、どう見てもはしごは繋がっているのに使い魔が採掘や素材回収に行ってくれなくて
そのまま餓死してしまったことがあったけど、原因不明w)

製品版では、闇の嵐が襲ってこない平和モードもあるみたいなので、そういうのも含めて製品版で遊びたいと思った。