このタイプの作業は初めてでしたが、楽しくやっちゃいました!
ボランティアなので報酬が出るお仕事ではないのだけど、ちゃんとクレジットが載ります。
ゲームは、『Mechanic 8230: Escape from Ilgrot』という作品です。
(日本語対応記念セールをやっています! よろしくお願いします)
ボランティアなので報酬が出るお仕事ではないのだけど、ちゃんとクレジットが載ります。
ゲームは、『Mechanic 8230: Escape from Ilgrot』という作品です。
(日本語対応記念セールをやっています! よろしくお願いします)
(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)
前回のSteam NEXTフェスで、続編にあたる『Mechanic 8230: Mission Citytone』が一応日本語対応していたので
その体験版を触ってみたことから始まりました。
「Escape〜」の方がエピソード1、「Mission〜」がエピソード2で、話が続いているのですが
エピソード2の体験版から触り始めたため、そこまでの流れはどんなだったのかなと思い、
エピソード1の方のストアページを見たら日本語対応がなかったのでした。
そこで、公式Discordサーバーへ行って、感想を綴りがてら
「1作目も日本語で遊んでストーリーを通しで理解してみたいと思いました」
と言ったら、
「エピソード1のローカライズは各言語、有志によるボランティア翻訳で行われていて
エピソード2体験版の日本語訳はChat GPTを用いたAI翻訳です。
エピソード1の翻訳ボランティアを希望であれば、編集権限を与えます」
みたいな返信があったので、まずそのテキストファイルを閲覧してみました。(普通に誰にでも公開はされています)
それを見た上で、ページ数自体は多かったものの「全6言語分のテキストが全部掲載されていてこの量」なわけだから、
翻訳する文言そのものは大体1/6の分量ということになるな、と思いました。
そこで、早速権限をもらって作業を始めました。
(最近はDiscordでこういう色々な「縁」があるのですごく楽しいね!)
大元のゲームがロシア語で、そこから英語、中国語簡体字、ドイツ語、ポルトガル語、フランス語になっています。
なので、ゲーム本体は英語で開いて、テキストファイルの方ではロシア語や中国語の文意も調べながら
「じゃあ日本語でこのセリフをどう表現するのが自然か」
というのを考えていきました。
道具や場所の名前などはそのまま単語で翻訳すればいいけれど、セリフに関しては
日本語の場合、人称名詞や語尾、口調などによってキャラクターの表現が大きく変化してしまうので
まずは各キャラクターの一人称や二人称をどうするか自分で決めるところからでした。
(世界観や設定は、開発者の方が「なんでも教えるよ!」状態だったので、わからないときは
Discordで質問しながら進めました)
翻訳用のテキストファイルには、このセリフを誰が喋るものなのかが記載されていないために
「これは誰と誰が喋っているのか」と思ったら実際にゲームを起動して
そのやり取りが行われるシーンまで進めて確認しつつ翻訳していったので
そこで結構時間がかかったりもしました。
それでも、一度クリアしてしまえばメインメニューからチャプター選択が行えるゲームなので
1周サクっとクリアしておいて、いざというときは、該当チャプターを直接開けばよかったので
このやり方ができるゲームで良かった、と思いましたw
ある意味、初めてローカライズ作業をするゲームとしては、最適だったかもしれませんw
そんなにゲームのボリュームも多くないし。
ただクリアするだけなら多分2時間くらいで終わる程度には、ライトなゲームですね。
ゲームは、ポイント&クリックで探索を進めてアイテムを入手、またインベントリ内で組み合わせてから
所定の位置にて使用したり、またパズルを解くことで次のマップへ進んでいくタイプのアドベンチャーです。
物語がミステリアスで面白そうなのと、手書きで2D・3Dを織り交ぜた2.5次元的なアートワークと
アニメーショングラフィックが結構見応えあります。
キャラクターモデルたちは、「手書きの油絵のようなテイストの絵を3Dモデル化した感じ」で
それが動くことでクレイアニメのようなアニメーション表現になっています。
この2.5次元感はガラージュに近いところもあるなと思いました。
暗く、退廃したポストアポカリプスの世界観の中で、主人公は突如事件に巻き込まれて
指名手配されてしまいますが、その中を逃げながら世界そのものの謎に迫っていく
という物語のようで、続きのエピソード2「ミッションシティトン」も気になります。
私はエピソード1の「イルグロットからの脱出」を翻訳する中で、NPCたちにもある程度の個性付けをしてみたり
「日本語として自然なせりふでありながら、ゲームのヒントも兼ねている独り言やフレーバーテキストが
その役目をちゃんと果たしてくれるように」
ということを意識して言葉を選んでみました。
ポイント&クリックの探索ゲーが好きだったり、このちょっとダークで奇妙なアートワークが好みだったり
あとはアンビエント系BGMが好きな人、それからポストアポカリプスを舞台としたストーリーが気になる人に
ぜひ遊んでみてほしいです。
パズルは結構色々な趣向のものがあり、どれも難しすぎるということはないと感じました。
「翻訳さえされていれば遊んでみたい」
という人の元に届くといいなと思います。
また縁が続くようであれば、エピソード2以降でも私が日本向けローカライズをするかもしれません。
そこはまだ特に決まっていませんが、そうでなかったとしても2はChat GPTのAI翻訳がついて
日本向けローカライズ自体はされることが確定しているでしょうから、
1から遊んでおくと話も理解が深まると思います!
ゲームはなんと、3月21日までの一週間、83%OFF!!!!
ではでは、メカニック8230をよろしくお願いします。
※3/15現在、メインメニューの「チャプター選択」の部分に、別のセリフテキストが挿入されています。
報告済みなので後で修正されると思いますが念の為お知らせ。
前回のSteam NEXTフェスで、続編にあたる『Mechanic 8230: Mission Citytone』が一応日本語対応していたので
その体験版を触ってみたことから始まりました。
「Escape〜」の方がエピソード1、「Mission〜」がエピソード2で、話が続いているのですが
エピソード2の体験版から触り始めたため、そこまでの流れはどんなだったのかなと思い、
エピソード1の方のストアページを見たら日本語対応がなかったのでした。
そこで、公式Discordサーバーへ行って、感想を綴りがてら
「1作目も日本語で遊んでストーリーを通しで理解してみたいと思いました」
と言ったら、
「エピソード1のローカライズは各言語、有志によるボランティア翻訳で行われていて
エピソード2体験版の日本語訳はChat GPTを用いたAI翻訳です。
エピソード1の翻訳ボランティアを希望であれば、編集権限を与えます」
みたいな返信があったので、まずそのテキストファイルを閲覧してみました。(普通に誰にでも公開はされています)
それを見た上で、ページ数自体は多かったものの「全6言語分のテキストが全部掲載されていてこの量」なわけだから、
翻訳する文言そのものは大体1/6の分量ということになるな、と思いました。
そこで、早速権限をもらって作業を始めました。
(最近はDiscordでこういう色々な「縁」があるのですごく楽しいね!)
大元のゲームがロシア語で、そこから英語、中国語簡体字、ドイツ語、ポルトガル語、フランス語になっています。
なので、ゲーム本体は英語で開いて、テキストファイルの方ではロシア語や中国語の文意も調べながら
「じゃあ日本語でこのセリフをどう表現するのが自然か」
というのを考えていきました。
道具や場所の名前などはそのまま単語で翻訳すればいいけれど、セリフに関しては
日本語の場合、人称名詞や語尾、口調などによってキャラクターの表現が大きく変化してしまうので
まずは各キャラクターの一人称や二人称をどうするか自分で決めるところからでした。
(世界観や設定は、開発者の方が「なんでも教えるよ!」状態だったので、わからないときは
Discordで質問しながら進めました)
翻訳用のテキストファイルには、このセリフを誰が喋るものなのかが記載されていないために
「これは誰と誰が喋っているのか」と思ったら実際にゲームを起動して
そのやり取りが行われるシーンまで進めて確認しつつ翻訳していったので
そこで結構時間がかかったりもしました。
それでも、一度クリアしてしまえばメインメニューからチャプター選択が行えるゲームなので
1周サクっとクリアしておいて、いざというときは、該当チャプターを直接開けばよかったので
このやり方ができるゲームで良かった、と思いましたw
ある意味、初めてローカライズ作業をするゲームとしては、最適だったかもしれませんw
そんなにゲームのボリュームも多くないし。
ただクリアするだけなら多分2時間くらいで終わる程度には、ライトなゲームですね。
ゲームは、ポイント&クリックで探索を進めてアイテムを入手、またインベントリ内で組み合わせてから
所定の位置にて使用したり、またパズルを解くことで次のマップへ進んでいくタイプのアドベンチャーです。
物語がミステリアスで面白そうなのと、手書きで2D・3Dを織り交ぜた2.5次元的なアートワークと
アニメーショングラフィックが結構見応えあります。
キャラクターモデルたちは、「手書きの油絵のようなテイストの絵を3Dモデル化した感じ」で
それが動くことでクレイアニメのようなアニメーション表現になっています。
この2.5次元感はガラージュに近いところもあるなと思いました。
暗く、退廃したポストアポカリプスの世界観の中で、主人公は突如事件に巻き込まれて
指名手配されてしまいますが、その中を逃げながら世界そのものの謎に迫っていく
という物語のようで、続きのエピソード2「ミッションシティトン」も気になります。
私はエピソード1の「イルグロットからの脱出」を翻訳する中で、NPCたちにもある程度の個性付けをしてみたり
「日本語として自然なせりふでありながら、ゲームのヒントも兼ねている独り言やフレーバーテキストが
その役目をちゃんと果たしてくれるように」
ということを意識して言葉を選んでみました。
ポイント&クリックの探索ゲーが好きだったり、このちょっとダークで奇妙なアートワークが好みだったり
あとはアンビエント系BGMが好きな人、それからポストアポカリプスを舞台としたストーリーが気になる人に
ぜひ遊んでみてほしいです。
パズルは結構色々な趣向のものがあり、どれも難しすぎるということはないと感じました。
「翻訳さえされていれば遊んでみたい」
という人の元に届くといいなと思います。
また縁が続くようであれば、エピソード2以降でも私が日本向けローカライズをするかもしれません。
そこはまだ特に決まっていませんが、そうでなかったとしても2はChat GPTのAI翻訳がついて
日本向けローカライズ自体はされることが確定しているでしょうから、
1から遊んでおくと話も理解が深まると思います!
ゲームはなんと、3月21日までの一週間、83%OFF!!!!
ではでは、メカニック8230をよろしくお願いします。
※3/15現在、メインメニューの「チャプター選択」の部分に、別のセリフテキストが挿入されています。
報告済みなので後で修正されると思いますが念の為お知らせ。
コメント