前回ボランティア参加してから、喉の不調もあって様子を見たりもしていたので間が空きましたが
「Frost Fatales2024」の司会進行で一部ボランティア参加してきました!
(ちなみに、喉の調子の方は
「ドクターストップがかかっているわけでもないのに毎日黙って過ごす方が喉に悪い」
という結論に至ったので、「負荷をかけすぎない範囲でほどほどに使う」生活にシフトしました)

「Frost Fatales」は、去年の2023開催の回が、私にとって初めてのリストリームお手伝いの機会だったので
1年後、こうしてまたお手伝いできて良かったと個人的に思いました。
以下に、所感を綴っておきます。(常体文に変わります)




(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)


Japanese Restreamでのボランティア参加は、Frost Fatales2023が最初だったので、そこからちょうど1年経ったことになる。
途中にも、ESAとかRPGLB、MWSFなど色々なイベントで司会進行ボランティアはしてきたけど、
Fatalesイベントは女性限定であるため本家の走者・スタッフさんらは女性(自認含む)のみで
構成されており、リストリームの方もその方針を継いでいる。
結果、「身体も性自認も男性」という人は司会進行や解説のボランティアには参加できないことになる。
参加条件「女性(自認含む)」が満たせないので。

その結果として、解説者が不在のタイトルが増える。
また、開催期間が1週間に亘るので、その中の司会進行を担当できる女性ボランティアを十分に集めるのも
結構大変なところがあると思う。
そう思って、去年のFrost Fatales2023で司会のお手伝いに入ろうと思ったのがリストリームお手伝いの発端だった。

そのあと、余裕があれば司会したり、余裕がなければお休みしたりで皆勤ではないけども、
自分にとって「最初にボランティア参加したイベント」のシリーズにまた携わることが出来てよかったと思う。
司会進行はあくまで、イベント主旨や、今行われていることを視聴者に十分に周知徹底するために喋っているのであって、
ゲームの解説は役割の中には含まれていない。
だから、ゲームタイトルが走られている間、何も言えることがなければ黙っていてもいいし、ゲームの話というより、イベント紹介などを挟んでもいい。


ただ私としては、英語で放送されているイベント配信をわざわざ日本語話者向けにミラー配信するものなのだから、
できる限り日本人が(アーカイブを見る人も含めて)
「何が行われていて、今どうなっているのかなどがわかるほうが良い」
と思っている。
そのために出来ることを工夫するのが私のやり方である。
例えば、Twitchの場合アーカイブだとコメントのリプレイがないため、ゲーム理解に繋がるコメントはなるべく拾うようにしたり。
あと、そもそも司会用台本に、自分が担当する時間帯のゲーム情報、走者情報をなるべくメモっておいて、
ある程度間がもつように事前準備も行っている。

それでも自分が遊んだことのないゲームで、且つRTAともなると、ゲームそのもののストーリーやシステムを
「自分がプレイで培った知識として」語ることができず、RTAテクニックなどについても
「ここでこうするのが時短テクニックになっています」という話もできない。

そういう中で、解説者さんが応募して混ざってくれることや、コメント欄に少なくとも通常プレイを終えている既プレイ者がいる、
もっと言うと、RTAの知識もある程度持っている有識者さんがいるという場合は、
そのコメントを拾いながらプレイを見ていると、司会として助かるし、
私自身が「へぇそうなんだー」と思いながら見ているくらいだから、
視聴者の中の私と同じ程度の知識レベルの人も「へぇそうなんだー」と思える可能性が高い。
リストリームでは、この「へぇそうなんだー」が結構大事な気がする。
英語のリスニングが全然出来ない状態で本家配信を見たとして、話されている内容を聞いて理解することはできない。
でもリストリームで見ると、「へぇそうなんだー」って思える。この差がリストリームの意義だとも言える。


そんなわけで、今回の時差配信みたいに「もう本家では、今日これからリストリームで見る部分の工程が
すべて終わっている」というときに、タイムスケジュールが分単位でわかりきっているのや
Bidの結果が出ていること、本家で放送事故があった場合にもその箇所を事前に知ることができる
というアドバンテージがある。
本家をリアルタイムミラー配信するイベントの場合だと、司会進行のシフトが決まった時点で
「自分の担当はこのへんのゲームになりそうだな」
と思った予想が大ガズレになることがままあるw
1時間巻いたりするのはザラだからだ。

今回は時差配信だからこそ、自分の担当箇所がどのゲームになるかの予想は、予想どころは「ほぼ明確な予定」だ。
だから、事前の下調べも、
「安全マージンをとって前後1〜2作品も軽く調べておくか」
というところまではやらなくていいw

そうは言っても、私が普段自分で遊んでいるようなゲーム、自分が遊ぶ上での好みのゲームが
どうにも「RTA向きでない」ものばかりなせいで、RTAイベントでは自分が遊んだことがないゲームが並ぶ。
「自分がやらないゲームをRTAで見られるからイベントを視聴している」
というのもあるから、当たり前といえば当たり前でもある。
これが司会進行上どういう影響を生むかと言うと、上記のように「自分がプレイで培った知識」を話す
ということができないということなわけだ。

今回は、自分の担当箇所で、『ポケモンカードGB』『リーフブロワーパーソン』『アフターイメージ
ABZU』『エコーJr.』『Dungeons of Dredmor
『メトロイドドレッド』『閉ざされた病棟 -DEMENTIUM II-』『DEMENTO』『The Chant』
などが走られた。
どれも自分で遊んだことがないw
それでも、番組の司会進行は可能だし、出来ることを出来るだけやってみるだけだ。
いくつかのタイトルは解説者さんもいらっしゃったので助かったが、
『リーフブロワーパーソン』は今回初めて存在を知ったゲームだ。

まぁ、これが調べれば調べるほど可笑しなゲームだったので、とても楽しく見ることができたのだがw
このゲーム、ゲーム本体は無料。
他に有料DLCがいくつかあって、全部込みになっているバンドルを買ったとしても
現在844円(20%OFF)。
ちなみに、無料のゲーム本体に「広告」が挟まる。
Steamのゲームで「広告が挟まる」ってなんだよ? と思うだろう。
しかもDLCには、「広告をなくしたバージョン(無料)」と「ゲームをなくして広告だけにしたバージョン(無料)」
などが存在する……。ちょっと理解するのに時間が要るw

種明かしをすると、この「広告」というのが、
「ゲームデベロッパーが自撮りで作ったカットシーンムービー」
なだけで、実際にスポンサーがついていてその広告が入るとかではない。
5秒くらい見るとSKIPボタンを押せるようになる。
しかし、今回のRTAでは「広告をSKIPしない”With Ads”」というカテゴリだったので
「広告ありバージョンのゲーム本体を使ってプレイし、広告ムービーをSKIPしない」
というプレイスタイルだった。
走者さんは、広告が流れるたびに大爆笑だった。
なんせ「架空のAdblockプラグインの広告」などがあったのでw
Adblockの広告! ものすごい矛盾を感じる!
まぁ、デベロッパーが自撮りで架空の商品を宣伝してくるムービーが挟まるゲームは他に見たことがない。
強いて言えば、そのなかに一つだけ架空でない商品があった。
それは同一デベロッパーが出していると思しき過去作のゲームであるw

こういうゲームと邂逅できるのも海外のRTAイベントを見るときの楽しみのひとつと言えよう。
日本の中で出回っている情報だけだと、どれだけSNSやキュレーションサイト等でアンテナを張っていても
入ってこない情報がある。
そういうのが、RTAイベント配信から摂取できるというわけw

なので、今回もその醍醐味を味わえてよかった。


それから、自分のシフト、3日目にあたる9日は連続5時間の司会進行だったが、
これはリストリームの配信スタッフシフト上は結構イレギュラーなケースである。
連続担当時間が3時間までになるようにシフトが組まれているからだ。
今回は、自分の前の司会者さんが私用により1時間早抜けする必要が出たというので
交代が1時間繰り上がった。
私は一向に構わないので、そこで4時間の予定となった。
私のあとは、きじまさんで、司会交代は21時の予定だった。
しかし、きじまさんは20時すぎから、『The Chant』の解説に来てくれていて、
私:17〜21時司会(計4時間)
きじまさん:20〜22時解説のあと、そのまま24時まで司会(計4時間)
という形だった。

私ときじまさんは、1年前のFrost Fatales2023のときに、
私が司会中きじまさんが『FAITH』の解説に入って、きじまさんが司会のときに私が『BeatSaber』の解説に入る
というのがあり、そこで交流が始まった。
だから、上記スケジュールをよく見た時に、
「きじまさんが『The Chant』の解説をしている最中に、それまで相槌打っていた私が、21時になるや否や
『じゃ、私交代の時間なんで!』
と担当をおりて、そこからの1時間をきじまさんに司会兼解説としてひとり残す」
という形にしてしまうのは大変しのびなかったw
だから、こちらから提案して、『The Chant』終了まで相槌担当としてご一緒することにした。
その結果として司会進行連続5時間というイレギュラーシフトになったわけだけど、
私はこういうのは縁だと思っているので、単純にきじまさんと苦楽と共にできて良かった。


また、リストリームは毎度、沢山のボランティアスタッフが連携してバトンを繋ぎながら
数日間に亘る生放送を行うものなので、とにかく無事にバトンを繋ぐというのが
自分の担当時には結構大事だと思っている部分で、その点事故なく進められて安心した。
個人的な反省点などは次回以降の機会によく活かしていこうと思う。
スタッフ、視聴者の皆々様、今回もありがとうございました!!