CoeFontFes2023で、Reader Store賞を受賞してから半年――。
ついに本日「猫の日」、AI(V)・∀・(V)音声の「音声付き電子書籍」が配信されました。
しかも、なんと無料なので、誰でもすぐに聴けちゃう!!
アプリのDLはこちらの記事からどうぞ。
【猫の日におくるユーモラスな“お猫さん”】『AI音声が読む名作童話「お猫さん」短編集 (V)・∀・(V)かにぱん。朗読音声付き』
ついに本日「猫の日」、AI(V)・∀・(V)音声の「音声付き電子書籍」が配信されました。
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【猫の日におくるユーモラスな“お猫さん”】『AI音声が読む名作童話「お猫さん」短編集 (V)・∀・(V)かにぱん。朗読音声付き』
/#猫の日 に無料配信スタート
— 無料マンガ多数!リーダーストア (@ReaderStore_JP) February 22, 2024
ユーモラスな「お猫さん」短編集を
AI音声が朗読🐈🐾
\#coefontfes2023 でReader Store賞を受賞した「(V)・∀・(V)かにぱん。」さんのAI音声を採用
猫の日にほっこり笑える「お猫さん」を、朗読音声付き電子書籍で!@kanipan666 @coefonthttps://t.co/VRQCAGgNId pic.twitter.com/GftIOmFws1
(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)
半年も前の話なので、これまでの経緯を再掲します。
AI音声の『CoeFont』を生成してみた
【びっくり】CoeFontFES2023で欲しかった賞を受賞しました!
AI(V)・∀・(V)音声 -CoeFont
※誰でも使えます。
早い話が、フェスに応募するに際して「オーディオブックの音声に採用される賞」の受賞を狙うため
徹底して「絵本の読み聞かせ」をイメージしてAI音声用のサンプル収録を行って応募した結果、
実際にその賞を頂けて、ついにオーディオブック音声として採用された電子書籍が配信になったということです。
開催が2023年の5月中、審査が7月中旬くらいまであって、結果が出たのが7/20。
そのあと10月になってから、具体的な書籍の内容や配信予定までのスケジュールを頂いたので、
制作にも10月から2月頭までの2〜3か月を要したということになりますね。
AI音声は、UTAUと同様、機械合成による音声なのでそのまま「ベタ打ち」で出力しても、
まぁまぁそれなりのものが出てくるんでしょうけど、「調声」をするとよりよくなるのかもしれませんな。
私はオーディオブックの音声制作そのものには全く携わっていないので、どのような処理が施されたのか
詳しいところは全くわかりませんが、少なくともAI音声が生成された後に自分で試してみて、
ベタ打ちだと色々“粗”があるということは(受賞を諦める程度には)わかっていたので
実際に「音声つき電子書籍」という商品の形にするまでには、細かい調整がされていそうだ、と
完成品を聞いて思いました。
ベタ打ちで出力した時に、「書いてあるのに読み上げてくれない文字」があったりして
朗読で使ったらまずいのでは? と思ったりしたのですが、完成品ではそういうところは感じられず、
本のテキストを見ず、音だけで聞いて何を言っているかわからないというところはほぼないくらいまで
「ちゃんと」読んでくれるAIになっているように感じました。
猫を擬人化した童話なのですが、動物絵巻らしい微笑ましいエピソードなので、
優しく、それでいてちょっとコミカルにも聞こえるような読み上げになっているんじゃないでしょうか。
Sonyのスタッフさんも、そのような仕上がりになって喜んでいらっしゃったようですし。
合成音声でありながら、本の雰囲気に合った読み上げになっていると「おぉ」ってなりますよね。
括弧で括られたセリフ部分とかも、地の文とは違うテンションで読み上げるので
「あ、セリフなんだ」
とわかります。
サンプル収録のとき、工夫したところがちゃんと仕上がりに反映されている感じがして私も嬉しかったです。
私は、今、声帯結節により気持ちよく歌うことができませんし、読み上げやただのおしゃべりの際にすら
出したい声が出せない辛さを毎日味わっているような状況ですが、もしそうでなかったとしても
私はいずれ死ぬ日が来るわけです。
だからその頃までには何か合成音声を作成して、私が声を出せなくなっても、私っぽい声を機械合成できるようにしておこうと思って
UTAUやCoeFontを作ってきました。
そんなことを日夜やり続けてきたから声帯結節が出来たのだとも解釈できるけれどもw
でも、そういうことをやってもやらなくても、いずれ声が出せなくなるか、
そうでなくとも死ぬのだから、作れる時に作っておいたのは正解だったと思います。
今まさに、朗読を録るのはかつてよりもきつい状態だけども、CoeFontを作っておいたから朗読作品が発表できたわけで。
それに、2024年になってから、かつて配信した声劇アーカイブの再公開の作業も進めています。
これらも、結節がなかった頃に、そのときの全力で毎日のように取り組んでいた活動であり、
今やろうとしてもなかなか難しいことも含まれます。
だからこそ、今、改めて人の目や耳に届く状態にしようと思って、各所と連絡を取りながら作業を進めているところです。
今の体調だと「思うようにはできないこと」がありストレスも感じるけれど、それが手術後にまた出来るようになるまでは、
それ以外の「今出来ること」で引き続き表現を追究していきたいという思いを詰め込んでいます。
声劇アーカイブを動画にする際、いちいち背景素材を購入しているので、
「動画を公開すればするほど金がなくなっていく」
というやり方をしているけど、これらの音声には「そうまでする価値がある」と私は考えています。
結節が出来る前は、イメージした声をイメージした通りに出せる気持ち良さに包まれながら
読んだり唄ったりしていたんですけどねw
今は、イメージした声を出そうとすると、めっぽう疲れるか、思ったのと違う声が出てイライラするか
息が続かなくなるかという感じで、気持ちよさがだいぶ減少中!w
それでも、従来通りの仕事を継続しています。
継続したら俄に悪化する病気ということでもないので、うまくメンテナンスもしながら折り合いをつけています。
花粉の季節が終わったら手術を受けることになると思います。
手術の後も、経過観察やリハビリの期間を設けないといけないので、収入の面での不安もありますが
「自分に出来る、声を使わないなんらかの役割」も模索して頑張っています。
それについても、改めて活動報告できる日が来るでしょう。
みなさま方におかれましては、今日配信になった音声付き電子書籍をぜひDL頂いて、
どのような出来か、実際にお聴き頂きたいと思います! だって無料なんですよ!!?
これでDL数の実績が積み重なって、AI音声が他にも活用される機会を得られるかもしれませんしね。
CoeFontは使用されると、文字数に応じて使用料を受け取れる仕組みです。
せっかく作ったものなので、色々な「AI読み上げ(主に朗読)」に活用されたら面白いですよね。
結果として、私も経済面での不安がちょっと払拭されるかもしれないしw
では、喉の調子に気をつけながら、軽い発声のトレーニングを行ってきます。
これ、やらないならやらないで声の出が悪くなるので、ダメージを最小限に抑えつつ
喉が鈍らないようにしなきゃいけなくて難しいんですよw
半年も前の話なので、これまでの経緯を再掲します。
AI音声の『CoeFont』を生成してみた
【びっくり】CoeFontFES2023で欲しかった賞を受賞しました!
AI(V)・∀・(V)音声 -CoeFont
※誰でも使えます。
早い話が、フェスに応募するに際して「オーディオブックの音声に採用される賞」の受賞を狙うため
徹底して「絵本の読み聞かせ」をイメージしてAI音声用のサンプル収録を行って応募した結果、
実際にその賞を頂けて、ついにオーディオブック音声として採用された電子書籍が配信になったということです。
開催が2023年の5月中、審査が7月中旬くらいまであって、結果が出たのが7/20。
そのあと10月になってから、具体的な書籍の内容や配信予定までのスケジュールを頂いたので、
制作にも10月から2月頭までの2〜3か月を要したということになりますね。
AI音声は、UTAUと同様、機械合成による音声なのでそのまま「ベタ打ち」で出力しても、
まぁまぁそれなりのものが出てくるんでしょうけど、「調声」をするとよりよくなるのかもしれませんな。
私はオーディオブックの音声制作そのものには全く携わっていないので、どのような処理が施されたのか
詳しいところは全くわかりませんが、少なくともAI音声が生成された後に自分で試してみて、
ベタ打ちだと色々“粗”があるということは(受賞を諦める程度には)わかっていたので
実際に「音声つき電子書籍」という商品の形にするまでには、細かい調整がされていそうだ、と
完成品を聞いて思いました。
ベタ打ちで出力した時に、「書いてあるのに読み上げてくれない文字」があったりして
朗読で使ったらまずいのでは? と思ったりしたのですが、完成品ではそういうところは感じられず、
本のテキストを見ず、音だけで聞いて何を言っているかわからないというところはほぼないくらいまで
「ちゃんと」読んでくれるAIになっているように感じました。
猫を擬人化した童話なのですが、動物絵巻らしい微笑ましいエピソードなので、
優しく、それでいてちょっとコミカルにも聞こえるような読み上げになっているんじゃないでしょうか。
Sonyのスタッフさんも、そのような仕上がりになって喜んでいらっしゃったようですし。
合成音声でありながら、本の雰囲気に合った読み上げになっていると「おぉ」ってなりますよね。
括弧で括られたセリフ部分とかも、地の文とは違うテンションで読み上げるので
「あ、セリフなんだ」
とわかります。
サンプル収録のとき、工夫したところがちゃんと仕上がりに反映されている感じがして私も嬉しかったです。
私は、今、声帯結節により気持ちよく歌うことができませんし、読み上げやただのおしゃべりの際にすら
出したい声が出せない辛さを毎日味わっているような状況ですが、もしそうでなかったとしても
私はいずれ死ぬ日が来るわけです。
だからその頃までには何か合成音声を作成して、私が声を出せなくなっても、私っぽい声を機械合成できるようにしておこうと思って
UTAUやCoeFontを作ってきました。
そんなことを日夜やり続けてきたから声帯結節が出来たのだとも解釈できるけれどもw
でも、そういうことをやってもやらなくても、いずれ声が出せなくなるか、
そうでなくとも死ぬのだから、作れる時に作っておいたのは正解だったと思います。
今まさに、朗読を録るのはかつてよりもきつい状態だけども、CoeFontを作っておいたから朗読作品が発表できたわけで。
それに、2024年になってから、かつて配信した声劇アーカイブの再公開の作業も進めています。
これらも、結節がなかった頃に、そのときの全力で毎日のように取り組んでいた活動であり、
今やろうとしてもなかなか難しいことも含まれます。
だからこそ、今、改めて人の目や耳に届く状態にしようと思って、各所と連絡を取りながら作業を進めているところです。
今の体調だと「思うようにはできないこと」がありストレスも感じるけれど、それが手術後にまた出来るようになるまでは、
それ以外の「今出来ること」で引き続き表現を追究していきたいという思いを詰め込んでいます。
声劇アーカイブを動画にする際、いちいち背景素材を購入しているので、
「動画を公開すればするほど金がなくなっていく」
というやり方をしているけど、これらの音声には「そうまでする価値がある」と私は考えています。
結節が出来る前は、イメージした声をイメージした通りに出せる気持ち良さに包まれながら
読んだり唄ったりしていたんですけどねw
今は、イメージした声を出そうとすると、めっぽう疲れるか、思ったのと違う声が出てイライラするか
息が続かなくなるかという感じで、気持ちよさがだいぶ減少中!w
それでも、従来通りの仕事を継続しています。
継続したら俄に悪化する病気ということでもないので、うまくメンテナンスもしながら折り合いをつけています。
花粉の季節が終わったら手術を受けることになると思います。
手術の後も、経過観察やリハビリの期間を設けないといけないので、収入の面での不安もありますが
「自分に出来る、声を使わないなんらかの役割」も模索して頑張っています。
それについても、改めて活動報告できる日が来るでしょう。
みなさま方におかれましては、今日配信になった音声付き電子書籍をぜひDL頂いて、
どのような出来か、実際にお聴き頂きたいと思います! だって無料なんですよ!!?
これでDL数の実績が積み重なって、AI音声が他にも活用される機会を得られるかもしれませんしね。
CoeFontは使用されると、文字数に応じて使用料を受け取れる仕組みです。
せっかく作ったものなので、色々な「AI読み上げ(主に朗読)」に活用されたら面白いですよね。
結果として、私も経済面での不安がちょっと払拭されるかもしれないしw
では、喉の調子に気をつけながら、軽い発声のトレーニングを行ってきます。
これ、やらないならやらないで声の出が悪くなるので、ダメージを最小限に抑えつつ
喉が鈍らないようにしなきゃいけなくて難しいんですよw
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