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平日、かなり頑張ってクリスマスに配信した『Call Hating』1周目のプレイ動画を編集したので
そろそろ他のエンディングを目指して次の周回に入ることにした。
というのも、1周目のプレイ日記を書くためにクリア後初めての「ニューゲーム」に入ったらところ、
PCデスクの、電話が置いてある部分の下からVHSが出てきたからだ!
1周目は、「このテレビ、テレビデオだなぁ、どこかにVHSのビデオテープがあったりするんだろうか」と思っていたものの
テープっぽいものはカセットしか見つからなかったので、それが見つかったとなれば
2周目には明らかに、このビデオテープの用途が存在すると考えられる。
それが気になって仕方がないので、早く動画を編集して2周目に入ることにしたのだ。
結論から言うと、今日のプレイで残りも2種のエンディングに到達できたので、
前回の記事に攻略情報を追記しておいた。


VHSを早速テレビデオに入れてみると、
「ここは何かがおかしい。
証拠がほしければ窓の外を見るといい。同じ車が、繰り返し通過する。その家は”外から”施錠されていて外出できないだろう。
君は記憶を消されているか洗脳されているんだ。うまく言えないが、とにかく脳内の声に耳を傾けるな。
アニータに電話をかけてはいけないし、もし電話がかかってきても出るな!
うわなにをするやめr」
みたいなことを言う男の人の声が録音されていた。映像はほぼ砂嵐で明瞭でない。
まるで、真実に気付い、自分に近しい人物か自分自身からのメッセージのようだった。

そのあと、脳みその声が焦ってどこかに連絡を取るような台詞が聞こえてきた。
「大変だ、コード319が発生した。うん……いや、それは……。ああ、そうだ」
って感じで、電話をしている人の片方の話だけを聞いているような。
しかも途中で
「やべっ、通信機が繋がりっぱなしだ!
いやいや、なんでもないんだよ、さてやるべきことに戻ろうかなー」
ってノリで誤魔化していた。
その直後、後ろから何者かに羽交い締めにされ意識を失ったかと思うと、
ゲームの冒頭の目覚まし時計が鳴るところに戻された。


そこから再度VHSを入手することになるけど、繰り返しビデオを見ても、同じ展開でゲームの冒頭に戻されてしまうので
何か、この場所から抜け出す方法を探すことにした。

地下に行って壁の穴をクリックしてみると、カメラが寄りになって脳みその台詞が1周目と違ったので
何かがここにありそうだと目星をつけた。
しかし、バールのようなものを持ってきても、ブラックライトを持ってきても、
穴を更に大きくするというようなことはできなかった。
ただ、部屋を暗くしてブラックライトで穴を照らし続けていたら、脳みそがちょくちょく喋るので
「カメラが穴に寄った後、引きに戻さないでいることがトリガーっぽい」
とわかった。

脳みそは、なんとか穴から目をそらすように仕向けてきたが、ずっと穴を覗いていると
画面が切り替わって突如、走行する電車の中から外を眺めているような景色に変わった……。
荒野のような風景が右から左に流れていく。
正面には謎のボタンが沢山並んだパネルのようなものもあった。
右に視線を移せそうなので右を向いてみると、人間ではないものが近くに立っていることに気付いた!


どうやら、自分は地球からアブダクションされて他の惑星に拉致されて生体実験?を受けていたっぽい。
その宇宙人?の台詞を全ては訳せていないので、まだ断片的にしか理解していないけど、
いずれにしても、研究材料としての自分の記憶をリセットしてあの部屋に閉じ込めておくためのVHSを
主人公が見つけたことによって計画が変更されたみたいだ。
この宇宙人は脳みその声と同じなので、どうやらずっと自分を観察していたのはこいつのようだと思った。
しかも、この宇宙人も自分同様に、このまま列車に揺られて施設に連れて行かれると
命が危ないのかなんだかわからないけど、脱出に協力的なようだった。

台詞が長くて、知らない単語も多かったのですぐには理解できなかったけど、
何度か挑戦して「ヘアピンで手錠を外し、指定されたボタンを押す」ことに成功した。
それによって電車の行き先が変わったっぽい。
ガタガタに折れ曲がっていて、ところどころが分断されているジェットコースターのような線路の上を
クリックでジャンプしながら進んでいくミニゲームが始まったw
ある程度線路の先を覚えていないと落下死してしまうので、覚えゲーの性質があった。
また、途中にチェックポイントがあって、ある程度まで進んであれば、失敗したとしても
ミニゲームの一番最初ではなく直近のチェックポイントからの再開となった。
チェックポイントがなかったらと思うとかなり地獄だw
しかも、このジェットコースターミニゲームが終わったと思ったら、ボス戦が始まったw
これも何度か死んだけど、3〜4回ほど挑戦している内に倒し方がわかってきた。


それが終わると、運の良いことに宇宙ステーションについた。
そこで一緒に乗ってきた宇宙人がロケットを修理?してくれて、主人公は地球に向かって飛び立つことができた!
まさか、自宅でWin98ノーパソからリモート会議に出ようとしていたつもりが
それらは「頭の中の出来事」だったのみならず、ここが地球上ですらなかったとはね!
宇宙人(ヴィニー)に「君も一緒に脱出するんじゃないの?」と聞いたら
「もちろん、自分も脱出するよ、ただし後から。大丈夫必ず行くから」
みたいなことを言われた。
死亡フラグっぽかった。


この「地球へ向けてロケットで飛び立つ」エンディングを見た後に、実績でまだ解除できていない
「アニータを自分のアシスタントにする」
に挑戦してみた。

これは隠し実績でもあるので、何かヒントが欲しいと思いSteamのフォーラムを漁ってみると、
クリアした人が
「カセットテープに収録したラジオ音声の逆再生機能の用途が発見できなかった」
ということを言っているスレッドを発見した。
同じだ! と思った。
そこで、開発者からのヒントとして
「アニータからの”リスニング問題”で失敗したことはあるかな…?」
という返答もあったので、カセットテープのラジオの逆再生の準備をした上で
アニータのリスニング問題をあえて誤答してみた。
「あなたロボットなのね」
という反応があり、
「ハンドシェイクをアップロードしてください」
というので、例のカセットを逆再生するとF.A.I.Lという機能?に接続された。
それによれば、「今日のフェイルセーフコードは〜」という形でフェイルセーフコードが明らかになった。
これは、アニータ戦の第1形態終了後の30秒間のインターバル中に、コマンドプロンプトに表示されている
「フェイルセーフコードの入力待ち」
のタイミングで入れると何か起こるということではなかろうか。
ということで、今度は、アニータの電話で質問すべてに正解してインターネットを開通させた上で
アニータ戦に突入、フェイルセーフコードを入力してみた。

すると、アニータに「自滅」を指示するか、このPCのAIアシスタントにするかを選べる状態になった。
ここで自滅を指示すると、第2形態に移行させずにアニータを倒した扱いになるので
脳みそが
「ANITA ZEROを倒した!」
と言ったりして、1周目とはちょっと違う台詞が流れた。
エンディング自体は同じようだった。

アニータをPCのアシスタントとして従えた場合は、アニータがリモート会議用のパワポ資料を綺麗に直してくれたりして
「これによって会議は大成功だった!」
という第3のエンディングが流れた。


グローバル実績を見る限り、「アニータをアシスタントにする」エンドを見た人は全体の3%ちょっと、
また、宇宙船で地球に向けて飛び立つエンドの方は全体の4%が達成しているようだった。
アニータをノーダメで倒す実績に至っては1.6%のプレイヤーが達成していて、
私はそれをクリスマスの1周目プレイの時に達成していることに気付いたw

達成していない実績はあと2つあって、パパ・ローチをノーダメージで倒すというのと、
ノーパソの中にある「GrizzBall」というミニゲームで「LV5に到達する」というものだ。

スピードランモードはどんなもんかと思って試しに起動してみて思ったけど、これは難しい。
スピードランモードでは、全てのネジに適用できるドライバーは解放されているものの
ゴキボムは使えなかったので、バールでパパ・ローチを倒す必要があることがわかったからだw
きついw
挑戦してみたけど、やっぱり第3ラウンドでFAXヘルスが尽きてしまう!w
体験版とは違って、製品版の第3ラウンドはパパ・ローチの毒バブルを潰しながら、
子ゴキブリの方も全部潰さないとパパ・ローチにダメージを入れられないのですごく忙しい。
毒バブルが破裂しないように気をつけて全部潰しつつ、隙を見て子ゴキブリを(FAXを傷つけないようにしながら)倒す
というのをやっている間にFAXにダメージを入れてしまったり毒バブルを食らってしまったりして
第3ラウンドのパパ・ローチにダメージを入れられる状態に持ち込むことさえできないw
体験版より難しいのは確かだ。
これだと、スピードランモードでは、「いかにパパ・ローチ戦でゲームオーバーにならないようにするか」が
すごく大事な気がする。
勿論、アニータ戦もそこそこ時間はかかるだろうけれど、フェイルセーフコードを用意してしまえば
第1形態にだけ注力すればいい。
そう考えると、一番時間的に沼りそうなのはパパ・ローチ戦じゃないかな、と思う。

スピードランモードでは、1周目・2周目それぞれのスピードランに挑戦できるようだ。
2周目の方は、ミニゲームがジェットコースターしかないけど、そのジェットコースターが難しい。「一度も失敗しないで線路を進んでいって、一度も死なずにボスを倒す」のが最短クリアの条件になるわけで、
なかなか大変そうだw


しかし、体験版で想像していなかったような分岐とエンディングを見ることができて本当に面白かった。
体験版から感じた印象と、実際のゲームの感想が良い意味で剥離している。
体験版でFAXのゴキブリを倒していた時は、まさかこんなふうなエンディング分岐があると思わなかったので
良い意味で予想を裏切ってくれたなぁという感じ。

こういうポイント&クリック方式の謎解きや探索のゲーム、
私は「科学的思考でプレイできるところ」が好きなんだなと思った。
つまり、推測から仮説を立てて、次に実験・検証を重ねて、その仮説が正しいかどうかを観測する。
その観測結果や経験を積み重ねて、「何が真か」という答えにたどり着く。
このアイテムと情報を組み合わせてこうするのではないか? という推測と仮説から
実際にそれを試行すると、その検証の結果(仮説が正しかったかどうか)が手に入る。
次に、それを元に別の仮説を立てる。

思うに、もしこのゲームが日本語訳されていたら、謎解き自体はもっとすごく簡単に感じられたと思う部分がある。
むしろ簡単すぎたかもしれない。
英語という言語の壁に阻まれたことで、ゲームの素の難易度に補正がかかって少し難しくなったのが、
却って私にはちょうどいい具合の「わからなさ」だったように思う。
しかし、それだと日本人は遊ばないと思うw
私みたいに、英語のままでもなんとか無理やり3つのエンディング全て見ようとする人は
他になかなかいなそうだ。
それも、話題のゲームだったら事情が異なるかもしれないけど、特に知られているタイトルでもないわけで
そうなると、現時点で『Call Hating』の全3エンディングを見たことがある日本人が
私しかいない可能性も高いw
だから、もしかしたらゲームとしてちょっと簡単になりすぎるかもしれないけど、日本語訳はされたら良いなと思う。


今3D版の開発が進んでいて、『Call Hating2000』として発売予定のようなので、そっちも楽しみにしているw
1作目は定価1600円だけど3Dの場合は高くなるのだろうか?w
1作目にはない新しいミッションも増えるそうなので、それにも期待!
最初から日本語化はされないかもしれないけどね。

動画は、今週一気に編集していって、1周目の分と合わせてどかんとアップする予定。