9月下旬から声の不調を感じていて、その症状の範囲が徐々に拡大してきたので
かかりつけの耳鼻科に行った話を、この前書いたばかりだが
今日は都内の声専門のクリニックに行って、さらに精密な検査をしたところ、声帯結節が両側にうっすらあるので
除去した方が良いという話の流れになった。

(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)



前回の記事では、普段の耳鼻咽喉科かかりつけ医から
「多少結節気味になってはいるけど正常の範囲内」
と診断が下ったと書いた。
どのへんが結節気味かというと、このへんがうっすら、と図示されもしたが
それでも
声の仕事をしていない人と比べれば多少、という話であって深刻な結節ではない」
という。
けれど、声の仕事をしていて現に数ヶ月支障が出ているし、最近はもう今まで歌えていた曲のどれひとつとして
今まで通りに歌えなくなっているので、このまま温存で……、というわけにもいかない。
そこでかかりつけ医も、声専門の都内のクリニックを紹介してくれた。

しかし、予約を入れようとしたら最短で一ヶ月後しか空いていなかったので、
この一ヶ月は、毎日、その日の喉の具合をチェックするために負荷の大きすぎないボイトレや
ベンチマークを取るための歌唱・軽いテスト収録を行って、症状が良くなっているのか
それとも進行しているのかを自分なりに観察していた。
結論から言うと、少なくとも良くなっている感じはなかった。
日によってムラがあって、比較的声が出しやすいと感じる日もあれば、
すぐに疲れて声が嗄れてしまう日もあるし、ウォーミングアップしても結局調子が上がらない
という日もあった。
どの日にも共通するのは、歌のブレス直後のフレーズ頭が裏返るということで、
つまりブレスのために一瞬喉を開いた後、瞬時に声帯を閉じるという動作が阻害されている感じだ。
これは歌ではなく話しているときや、台本の読み上げのような「喋り」でも発生し続けている。
例えば外郎とか安定して売れない。なんてこったい。
誰だって売るだろう、外郎。

ベンチマークを取っていて気付いたのは、元々の歌の歌詞を一切無視して
ラララとかミミミとかナニヌネノで唄うと、「従来どおりの息の持続、声の伸びがある」ということだ。
これが意味するところは、「声帯がちゃんと閉じているから無駄な息が漏れていない」ということだ。
一方、特に裏返るのは、ブレス直後のフレーズの入りにカ・サ・タ・ハ行が含まれているときと、
また連続するとき、且つ「ア」の段で入るときが顕著で
しい」とか「あなた」とか「生きて」とかは声になりにくく、裏返るというか息が漏れるというか、そういう具合だ。
でも、例えばラ・ナ・マ行あたりだけの子音を当てながら、元歌詞の母音そのままで唄ってみると
特に無理を感じないので、母音にはあまり苦手な音がないようだ。

これとかは比較的歌いやすい。あまり裏返らない。
母音は全体的に「ア・イ」しか使われていない。子音もBとGのみ。

やはりMADは唄うものだったか……。確定的に明らか。
歌詞に共感した。


――歌詞が「ちゃんと」ある曲で、具体的に文字の置き換えをやってみた曲として『HEARTの形状』とか。
これは元歌詞だと

いつもそばにいるひとの なにもかもがわからない
へいぼんにあきてるのに みらいのことどうするつもり


ということになるが、これを

いぅもぉあいいぅいおの なにもあおあぁあららい
えいぉんにあいえうのに みらいのおぉおぉうぅうおい


くらい元の子音を無視すると普通に歌える。
普通にっていうのは

こういう具合で音程が取れて、こういう声が口から出てくる、そして必要な部分でだけブレスをすれば事足りるし
不本意なところで声が裏返ることもない。
元の歌詞のまま歌おうとすると、次のブレスまで息が持たないし、ブレス直後は声が出ないのに!
それが初期声帯結節の病態ということだろう。

それから、ラララやナナナのみで歌って従来の歌声の出し方の感覚が戻った直後は
しばしの間、元の歌詞で歌える時間がある。
数時間後には症状が再発しているけど。

後で思ったが、このような状態だと、あまりにも「初期症状すぎ」て、本人も医者も見逃してしまう
というのはあるかもしれないと思った。
通常、もっと進行してから病院に来るものらしい。
でも、症状が進行して誰の目にも疑いようがないところまで行く前に発見できるなら、その方が予後も良い気がする。
つまり、医者が見てもさほど異常に感じないレベルの初期段階なのだが、私としては
36年も自分の声を録音し続けてきたら、「36年間ありえなかったことが起こっていてそれが一過性でない」ことに対し
気付かないわけがない……ということになるから、自覚症状を早くに自覚できるかどうかは大きいと思った。


それで今日、ようやく予約を入れた当日になったので病院に行ったが、1時間くらい早く着いてしまった。
とはいえ初診なので、書くものがあれば今のうちに書いてから待機しますと言って受付を済ませ問診票の記入をした。
症状についてアンケート用紙みたいなのに答える形で記入したけどA4が3ページもあった!
「苦手な子音がありますか」とかは、カ・サ・タ・ハ行に◯をつけて、その他で「ダ行」も追記した。
どういうときに症状が表れるかや、どういう頻度でステージ歌唱の仕事があるのか、
直近の本番はいつかなどなど、症状そのものというより活動や仕事に出ている支障レベルとかを
答える項目も多かった。
早く着いてて良かったかもしれないと思った。
(でも、結果的には予約した時間から更に30分以上遅れて診察始まったから、
やっぱり早く着かなくても良かったかもしれない)
それに加えて予約の時に、具体的な症状をウェブからも自由記入で送ってあった。
(なので、先生はそれらを読む限りでは
結節があるか、脳機能の障害に近いものでの発声障害のふたつに絞れると考えたらしい。)

診察室に入ると
「大変おまたせしてすみません」
と先生に穏やかに言われたので、なんか恐縮して無意識に
「いえ、こちらこそ」
と言ってしまったが、何がこちらこそなのだろうか。
気分は「忙しい中、診察予約入れてすみません」って感じかもしれない。
先生は電子カルテで、私がWEB予約を入れた時に自由欄に書いた、症状の特徴を読んでいた。

診察が始まると、まず経鼻ではないカメラを口から入れて
「えーー」
と声出しをし、声帯の動きを見た。
これがめちゃくちゃえづく。
「我慢してね」
って言われたけど、我慢しようとしたら催さないってものでもないと思う、あれは生理現象だ。
3回吐き気でストップになり、4回目は体勢を変えて前屈みになったらやっと耐えられる状態になった。
あれ、吐き気を一切催さない人いるのか?
よほど喉の中が広い人ならなんともないのだろうか。

そこで、
「いや、これほんとにうっすらだけど結節あると思うよ。
それが原因だと思う」
と言われた。
まぁ、かかりつけ医も「深刻ではないけど結節気味」って言っていたくらいだし。
ここで先生が言いたかったのは、「結節か、声帯の筋肉の異常か、神経や脳の問題のどれなのか」という観点では
「結節が原因である」という話なんだけどね。
つまり声帯の筋肉の問題や、脳機能障害に近いものとか、神経でエラーが起こっている場合の症状の出方は異なるらしくて、
しかももしそっちだったら治すのも大変になるってことで、結節「だけ」が原因だということになれば
これははるかに簡単で確実で安心だ! と、私よりも先生の方が安堵して晴れやかな表情になったレベル。
(それだけ脳や神経の異常から起こる発声障害の治療は困難ということだろう)

次に、もっと確実に声帯の動きを捉える、と言って経鼻内視鏡を結局入れて、
(なぜ最初から経鼻でなかったのだろう)
今度は
「声が裏返る瞬間を捉えたい」
という理由で、内視鏡で声帯の動きを録画(録音も)しながら
「なんでもいいから歌ってー」
という指示に従うことになった……。
なんでも良いって言われても歌わされると思わなかったから、頭が真っ白だよ。
「お昼ごはん何がいい?」「んーなんでもいい」ってほら、一番嫌がられるやつじゃん。
だめだよ、「なんでもいい」は。
しかも、油断すると内視鏡の刺激でえづくよ。

一定の長さ歌詞がついた状態で歌える曲が即座に思い浮かばないなぁ。
最近家で唄ってた曲として、一番最初に思いついたのが『Supernova』だったし
もし『Supernova』を唄ったら、実際に声が裏返る症状を出せそう! と思ったけど
今度は唄いだしが思い出せない。すごい、本当に頭が真っ白!
今すぐに頭髪が1本残らず白髪になりそう。

うーん、どうしよう、もうなんか次は『Regret nothing』しか思いつかない。

しかしこれも、なんかサビしか思い出せないみたいな状態だ。
なんとか唄いだしから思い出そうとすると、脳内串田アキラが
「タ・ト・バ! タトバ!!」
って言い出したし、そこから続きを追っていかないとAメロに入れないくらい頭真っ白じゃん。
いきなり診察室で、経鼻内視鏡入れられた状態で、
「タ・ト・バ! タトバ!!」
って言い出す患者どうなんだ。益々混乱して焦ってきた。
混乱しすぎて、脳内で
「春のうららの隅田川〜」
って流れ出した。風流すぎるし、別に唄い慣れてもないし、普段唄ってもいない。
頭が真っ白になるって、脳みその変な抽斗が開くから怖いなぁ。

できれば、「唄いたいのに裏返るような曲」である方がいい。
そう考えると、最初に症状に気付いた時に唄っていた曲『ノーザンクロス』ってことになるけど、
『ノーザンクロス』は歌詞がうろいなあ。

困った。

じゃあ、ここ最近毎日ベンチマーク取るために唄っていた『君の思い描いた夢 集メルHEAVEN』しかないじゃないか。

なんでその曲なんだよ? という話には長い文脈がある。
まず、すでにこの症状が出て、自分で「何が唄えて何が唄えないのか」を自己分析しまくっている時に
丸い人さんがこう話しかけてきた。


丸い人さんがこの曲を選んだのにも理由がある。
少し前の丸い人さんニコ生にゲスト出演したとき丸い人さんが番組の冒頭でOPとして、
私の『君の思い描いた夢 集メル HEAVEN』の音源を流したのだ。
丸い人さんの生放送に私が出演する時に、丸い人選曲で私のカバー音源が流れるのは毎度なのだけど、
このとき丸い人さんがこれを選んだ理由として
「かにさんが、一番くらいにのびのびと声を出してリラックスして唄っている感じに聞こえるから気持ちよくて好き」
と説明した。

この音源はかなり古い(2007年収録)ので、今は単品動画はない。
この動画の18分あたりから流れる。


今、フルサイズ分の歌詞も暗記していて、ソラで歌える曲これしか思いつかない。
しばらく悩んだ末だったが、私はこれを歌ってみた。そして先生が内視鏡映像と音声を録画・録音。
「声のクリニックの診察室にて、
経鼻内視鏡で声帯を録画されながら歌ってみた」

の爆誕だ。
斬新すぎる動画だ。
なんて動画がこの世に誕生してしまったんだ。
私の手元にはないけど!!



そりゃ丸い人さんは聴いたことないバージョンだけど、診察室の先生・看護師さんと、
待合室にいた患者さんには聞こえてるんだよな……。
だってなんか、自分の診察終わって精算してる時、次の患者さんが診察室で
「あー」「えー… う゛っ!」
ってなってるの聞こえたもんな。
あれが聞こえるなら歌が聞こえないわけねぇわ。

ていうか、「精密な検査」っていうのが、
「経鼻内視鏡で声帯を録画されている状態で、吐き気が起こらないよう細心の注意を払いつつ
なんでもいいから唄う」

なの、ちょっと予想してなかったなぁ。
まだまだアドリブ力が足りてないってことだぁ。
それか想像力。
こうなるってちょっとでも予想していたら
「あ、内視鏡入れた状態で唄うんですよね、そういうこともあろうかと!!
って感じで、症状が出まくる曲を即選曲、暗唱できただろうに!!
みんなは、声帯結節が疑われる際の声のクリニックでの精密な検査では
「内視鏡を鼻から突っ込まれた状態で歌を唄う」必要があることを
予め覚悟してから診察を受けに行った方がいいぞ!!
曲も先に決めておけよ!!


上でも書いたけど、丸い人さんが言っているように、この曲は割とリラックスして歌えるほうで
前日に「全歌詞ナニヌネノ」で何回か歌っていたら、裏返らなくなってきちゃったやつなんだよ!
だから、これを歌っても、症状が出にくいの!!
そういう意味で、本当は他の選曲にしたかったの!!
絶対『ノーザンクロス』歌った方が良かったよwさもなくば『STARLIGHT』にするべきだった。
精密検査のためには。
『STARLIGHT』なんか、出だしの「淡いブルーの季節の中で」とかほぼ丸々声出ないもんね!!


そういう(ちょっと恥ずかしい)精密検査の結果、
「うん、やっぱり結節が邪魔して、声帯の閉じる運動を阻害しているように見えるね」
との診断だった。
このあたりが結節になっていると図示された部分も、最初にかかりつけ医が指したのと同じ場所だったから
もう疑いようはないんじゃなかろうか。
そういったわけで、
「脳機能障害とかよりは断然簡単だし、手術で取れば良くなるから簡単、良かった!」
という話になった。

次に、後鼻漏の症状(鼻水が喉へ流れ込んでくる)を良くするために、Bスポット療法(EAT療法)を初めて受けた。
これも、茨城県内だとなかなか受けられる病院がない。
直線距離で一番近いのが土浦にある個人診療所みたい。
直線距離で近いのが、「バスなどの公共交通機関ですぐ行ける」とは限らないのが田舎。

EAT療法は上咽頭に綿棒で薬剤をこすりつける治療法だけど、このときも勿論鼻からカメラ突っ込んである状態で
「んーー」
とハミング発声をする。
内視鏡の映像を見ると、綿棒で薬剤を塗っている部分からうっすら出血・内出血しているのがわかる。
これが上咽頭炎が起きている証拠ともいえよう。
ちなみに、全然痛くなかった。ちょっとツーンとする程度。
上咽頭炎が酷い場合は、出血量も多いと聞くし、痛みもその分強いのかもしれない。
私は、上咽頭のあたりにいつもむくみを感じ「鼻腔が狭い」という感覚と、後鼻漏を抱えているのだけど
特に呼吸量や発汗量が増えるときに、体表が汗をかくのと合わせて、後鼻漏が悪化する。
だから、連続で歌を何曲も唄ったり、激しく体を動かしていると、汗をかくことよりも
「鼻水で溺れそうになる」のが嫌で、そういう意味で体を動かすのが好きじゃないというのがあるw
歌に関しても、喉の状態としてはまだまだ唄い足りないくらいなのに、後鼻漏で溺れそうだから
今日はもう無理ってなるw
定期的に鼻うがいすることで、症状があまり悪化しないように抑えていたところがあるから
EAT療法でもあまり出血が認められない、軽度の状態で維持できていたのかもしれない。
それでも、唄っているときや運動している時、アレルギー鼻炎が出ている時に
「鼻水で溺れそう!」ってなるのは嫌なので、上咽頭炎もこの機に良くしたい。
そうしたら、鼻腔に声が響きやすくなるから、結果的に喉に要らん力を込めて声を出す必要もなくなるわけで
声帯への負担も減るだろう。



先生が結節を除去する外科手術は、入院不要で「日帰り手術」が可能だから、とパンフレットを出して
「あとでよく読んでおいてから日程決めてね」
という話だった。
これから花粉症の時期がやってくるから、どうせ手術するのなら早い方が良さそうだけど……。

ちなみに、声帯手術は全身麻酔を施すというので、私にとっては人生初めてのタイプの外科手術になる。
今までに受けた外科手術は、親知らず2本抜歯しただけ。
これは局所麻酔だったしね。
ほかに、「手術が必要かも!」という診断を受けた後、結局経過観察したら手術なしのままになった怪我が2度あった。
一度は、小5のとき、左目にバドミントンのシャトルが直撃して、左目視力が一時的に0になったときだけど、
そのときは「網膜剥離と近い状態だから網膜剥離と同様のの手術が要るかもしれない」という話が一度持ち上がったが
入院中に視力が徐々に戻ってきて、そのまま手術無しで1週間で退院した。
剥離寸前だったけど実際剥離をしていなかったので、施せる手術がなかった、に近い。
二度目は、高校の体育の授業でバスケをしているとき、空中でタックルを受けてしまってバランスを崩し
着地した時に靭帯を断裂した怪我のときだけど、あれも完全に切れてたら手術って言われて
「怖」と思ったが、完全に切れてなかったのでセーフだった。
(ただし松葉杖生活は長引いた。セーフなのか?)

まぁ、聞くところによれば、全身麻酔ともなると意識がないわけだから、局所麻酔の手術より
「手術そのものが行われていることを認識する力」がない状態ですべてが終わるので
怖いとか思う間もなく終わるだろう。
「眠くなりますよー」って言われた次の瞬間には「終わりましたよー」って言われるらしいしな。
「いや、眠くならなかったが?」みたいな。

今日わかったのは、「声帯の筋肉が衰えた為に、声帯が閉じにくくなっている」わけではない、
むしろ声帯を閉じる筋肉は強靭・無敵・最強なので、結節がある割に筋肉でカバーできてしまっている部分があること。
でも、だからといって今の状態だと歌を唄えないし、仮に筋力でカバーして唄ったとして
声帯への負荷がかかる度に結節は悪化していくだろうし、話している時にも声帯がきちっと
閉じなくなっている瞬間をちょくちょく自覚しているので、手術して除去した方が良いと判断した。

問題は色々あって、最大の懸念点は手術を受けた後に1ヶ月半くらいは仕事を休んで、療養に専念しなければならないこと。
つまり、そのタイミングで収入が激減確定であることだ。自営業者は辛い。
手術が上手く行けば、今抱えている問題から解放されるのだから、むしろ今出来なくなっている歌とかは
リハビリとトレーニングの後には再度出来るようになる可能性があり、それに賭けたいところだけど、
一度仕事をがっつり休んだ後に、また以前と同じくらいの案件を獲得できるようになるには時間がかかるかもしれないこと。
即ち、休職後にすぐ収入がもとに戻る保証もないってことだ。
手術の費用もいくらなのかわかっていない。
全体的に金の不安がでかすぎる。

手術のあとに新たに発生する可能性がある声の問題は、そのときになってから考えるしかないから
今悲観したり、不安になってもしょうがないんだけど、「結節が出来る前の私の声」そのままが
また出せるようになるかというと、そっちは五分五分とかかもしれない。
まぁそうでなくても、人の声は加齢によって変化していくので、すでに私の声だって何度も「声変わり」を経ており
2007年の私の声と今の声は違う。
これは結節があってもなくてもそういうもんだ。
今の状態だと、歌の案件を請けられないから手術するわけだけど、手術の後にも結局唄えなかったら
まぁそれはそれで悲しいとは思う。
でも希望の方に賭けるしかないなあ、今回は。
きっかけが結節と手術ってだけで、また一回声変わりすると解釈するしかないかも。
あとは、ボイトレで出来るだけのことをやっていこうと思っている。

それにしても、あれだけ混雑しているクリニックってことは「好評」ってことだろうし
手術も信頼してお任せできるってもんかもしれない。

新年の挨拶が、病気と要手術の報告になってしまったが、おとうぱん。にメールしたらこんな感じだった。

相変わらず簡潔すぎる。

弟に、当日付き添いできるかすでに相談を進めていたので、
「弟とスケジュール調整始めてます。費用もあとで伝えます」
と言ったら
「了解しました。」
と返ってきた。
相変わらず簡潔だ。


以下、余談。

帰り、東京駅の八重洲地下で、好きな海鮮丼を食べた。
よく立ち寄るお店だけど、富山の白エビのお店なので、この度の震災で少なからず被害が出ている地域だろうし
少し助けになれば良いなと思う。
めちゃくちゃ香ばしくて好きなので白えび煎餅も買ってきた。
経鼻スコープを入れるだろうな、とわかっている時に、何か胃に物を入れた状態で病院へ行くのはリスキーなので
朝から飲み物しか口に入れずに夕方まで過ごしたからなあ。
まさか令和6年が震災で明けることになるとは思わなかった。
阪神淡路のときも年の始めではあったし、3.11の翌年も年が明けてすぐくらいに沖ノ鳥島の方でM6くらいがあったような気がするけど
元旦から震度7、しかも能登半島っていうのはびっくりした。
石川には大学の同期もいるので、ふるさと納税(返礼品なし)などをしたり、義援金を送ったりしたい。

つくばについて、家の最寄りバス停まで行く路線バスを待つためターミナルに行ったら
2分前にバスが出たばかりで、結構待つなぁと思っていると、おそらく日本語はほとんど話せないであろう外国の人が
もごもごとスマホ画面を見せてきて、
「このバスはこの乗り場から乗れるのか」
ということを確認したそうだった。
そこで、英語で「Where do you wanna go?」と尋ねてみると、そこからは相手も英語で話し始めたので
もうじゃあ英語で話そうと思って、行きたい場所をMapで見せてもらって、
確かにこのバス停から出るバスだし、自分が乗るやつだとわかった。
しかも、つくばのバスターミナルは、ひとつの乗り場から、複数の路線の乗降が行われるため
同一の乗り場から、全く違う方面へ向かうバスに乗ったりなんかしたら大変な迷子になる。
その人は、私が降りるのよりも手前が目的のバス停だったので
「私はそのバスに乗るから、一緒に乗ってあなたが降りる時知らせる(英語)」
と言って、一緒に乗っていくことにした。
その人は、私に話しかけて幸運だったな!
「我々のバスは◯番とバス上部に書いてあるのであそこを見て」
「ICカードは持ってる? じゃあここにタッチして。降りる時はあっち側の機械にタッチして降りて」
「次が目的地だよ」
と、全部説明しておいた。
東京からひとりで、つくばに住んでいる友達に会いに来たと言ってたが、
友達が迎えに来る手はずになっておらず、自分ひとりで友達の家の最寄りバス停まで行き
Googleマップを頼りに、友達の家に直接行くなんて、日本語わからないのにすげえ難易度高いことやってるなと思った。
割と、つくばのバスターミナル近辺で海外の人から道やバスのことを尋ねられることはある。
今までに軽く5回くらいはあったし、そのどれも、その人達は日本語をほとんど習得していないのが共通しているので
英語で話しかけてみて、向こうが英語で答えられるようならこっちもそのまま英語で全部説明してしまう。
いつも私とその人達にとって幸運なのは、たまたまその人達が行きたいのが私の目的地の方角だから、
ほぼゴール付近まで案内できることだ。


今日は、沢山えづいて疲れた。
病院は、行って帰ってくるだけでもなんかどっと疲れるけど、内視鏡とかで吐きそうになった回数分
重ねて疲労がある。
むしろ歌を唄ったときより喉がダメージを受けている感じで、翌日は声が嗄れるw

手術の日程と費用も決まってないけど、手術が成功して、「沈黙療法」の期間や休職、
経過観察が済むまでは歌を録ることはないだろう。
だから、私が「声帯結節前に、思い通りに歌が唄えていた時、最後に録った曲」が『Shooting Star』で確定した。


この曲も、今はこういう風に唄えない。
全部「ラララ」や「ナナナ」なら唄えるかもねって感じ。

次に歌が録れるとしたら、その時は「声帯結節除去後」の私になっているはずなので
自分でもそれがいつになるのか、どうなるのかわからないけど、
どういう形であれ、また「歌を唄っていることがただ楽しい!」と思える状態を取り戻すための手術だから
それが成功するように祈ってもらえると嬉しい。
リハビリとかトレーニングは、慎重且つしっかりやっていこうと思う。
こうしてブログに記事を書いておくことで、同じような境遇の人があとで参考にできるようにもしたいから
手術やその後の経過も、その都度まとめていくと思う。

新年早々、病気の話になってしまったけど、2022年暮れ〜2023年明けはずっと引っ越しで大わらわだったものの、
引っ越しが済んだらただただQOLが上がっただけだった。
だから、今回も、手術の前後はバタバタしたり、精神的に不安が強まったりはするかもしれないけど
結果としては手術前よりもQOLが上がるんじゃないかなと思っている。
そうするために手術を決断するわけだしねぇ。
なんか、今までもここぞというところでは強運発揮してきたし、科学的根拠は一切ないけど
今回もそんな風になるだろうと信じられるみたいな感覚。
バレンタインデージャンボ宝くじが当選すれば言うことはないんだがな。

あ、みなさんも、声帯結節に限定した話ではなく、体の不調にはすぐに気付けるよう、
また気付いたら後回しにしないよう、ご自愛ください。
私は、自分の意思で自分の声を録音し始めたのが小学校に上がってすぐだから、もう36年、録音し続けている。
そんなに録音しているから結節が出来たのでもあるし、そんなに録音しているから自分ですぐに異常に気付いたのもある。

自分の意思ではなく親が録音した私の声の内、最古のものがこれ
(ニコニコミュニティに加入しないと見られないメンバー限定動画だけど)

自分の意思で録音した声の内、データ化されてる最古のものがこれ。


そこからずっと、喋ったり唄ったり読み上げたりをずっと録音してる。
カセットやMD、PCと、媒体が変わっただけで録音だけはずっとしてるw
ここ17年で1200曲は録った。
そしてこれからも、暇さえあれば録音はしたいし、今の仕事も続けたい。
生涯現役でいるためには、体と健康が一番の資本だ。
2024年、みんなでQOLの維持・向上に努めよう!!
おれら、もう若者じゃないぜ!!