各エピソードの名言、名シーン、名演出、名演技、気付いたこと、気になったことを自分用にメモるもの。
もしかしたら「見どころ」の参考にしてもらえるかも?w
(私が見て欲しいだけ)
仮面ライダーオーズ/OOO /Amazon
もしかしたら「見どころ」の参考にしてもらえるかも?w
(私が見て欲しいだけ)
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(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)
1〜8話分の記事
9〜16話分の記事
エピソード一覧
第17話『剣道少女とおでんと分離ヤミー』
第18話『破壊と理由とウナギムチ』
第19話『赤いメダルと刑事と裏切り』
第20話『囮と資格と炎のコンボ』
第21話『バッタと親子と正義の味方』
第22話『チョコと信念と正義の力』
第23話『キレイと卵と眠る欲望』
第24話『思い出と恋と海のコンボ』
カブトヤミー・クワガタヤミー回
OPのカラーチェンジは
頭:赤(タカ)→黄(ライオン)
胴:黄(トラ)→緑(カマキリ)
足:緑(バッタ)→黒(ゾウ)
足の時、腕がゴリラなのでサゴーゾコンボと思われる
メダルとしては白っぽいけど、スーツは黒いよね、ゾウ
・印象的なセリフ
映司「あ、セルメダル足りないからって、お前がヤミー作るなよ?」
アンク「できればやってる……」
アンクの復活が「不完全」だから他のグリードみたいにヤミーも作れない。
バースはコアメダルではなくセルメダルの能力で銃を使ったりして戦うことや、
この仮面ライダーバースこと伊達明が、
・真木と繋がりがあること(登場直後真木にジェスチャーで合図を送っている)
・気障
・マニュアル嫌い
であることをサクっと説明している。
2:40
映司「てかお前、グリードなのに漢字読めるとか、色々馴染みすぎだなあ」
アンク「ほっとけ!」
アンクは他と違って「知識欲」のあるグリードだからな!w
欲望に則して分離するヤミーっていうのは、「人間、強い願いを同時に2つ持っているケースもある」ということだけじゃなくて
そもそもアンクが腕だけでしか復活していないことや、のちにコアメダルを取り込んでもグリード態になれない
ヤミーも作れないことなど、メダル・グリード・アンクなどの“生態”みたいなところの
細かい設定とも無関係と言えないところがあると思う。
17〜18話の2エピソードで描く欲望は「複雑な恋心」と一体でもあるわけだが、その複雑さとアンクの境遇の複雑さは
あとになるにつれ、不思議にもオーバーラップしているように感じられて来るのだ。
あと、1〜17話あたりは、アンクのメイク(特にアイメイク)が「じわじわ濃くなっていく」ので
そのこと自体に気付きにくいと思うけど、このあたりで濃さが固定される感じがする。
17話冒頭の、伊達と会話してるアンクと2話で憑依したばかりのアンクを比較すると
「2話ってこんなに髪カールしてなくて、メイク薄めだったんか!!」
って驚くと思うw
私も驚いたw
なのでここを見たあと、2話冒頭に戻って見比べて欲しい!
17話まで来ると、アイラインもマスカラもバッチリだから!!!!www
で、更に1話まで、そこから飛ばし飛ばしアンクのメイクにだけ注目しならが17話まで来ると、
気づかれない程度にゆっくりじわじわ濃くなっていくのがわかるので本当に見比べて欲しいw
ウヴァさん、勝手に女子トイレに入らないでもろて……。
8:17
おでん屋台の店主が伊達に渡してくるオカルト系雑誌の1ページに踊る文字
新たなUMA-未確認生物-発見!!
その名はユウゾー
2010年11月。パプア・ニューギニアで目撃らしいw
まぁこれ自体は重要な情報じゃなくて、「そういうオカルト系の雑誌では、グリードの噂は流れている」
っていう話をしてるだけなんだけどw
雑誌名は「ミステリーショック」らしいw しかも週刊!!w ムーですら月刊なのに。
13:55で、比奈が用意したアンクへの「お礼の品」が明らかになるんだけど、
これ、「ファングッズ」としてとてもいいと思うわw
まずオーズのグッズとして、変身ベルトとメダルは間違いなく欲しくなるじゃん。
実際オーズ変身ベルトって、過去一売れたらしくて、ある意味そこで、渡部さんが宣言した
「なんらかの意味において“一番の仮面ライダー”になる」
っていうのを達成しているんだよね。
それで、メダルを買ったら次は間違いなくそれを、「アンクとおそろいのメダルホルダー」にしまいたくなるはずなのよね!
それがちゃんと商品化されているので、「うっ! 欲しい!!」ってなるよね。
アンクが「笑う」シーンってそう頻繁ではないんだけど、これを受け取って
「ふんw」
って笑うアンクは、それまでとちょっと違う笑みをこぼすよね。
「あ、ちょっとうれしいんじゃん?w」って思う。
しかもこの「アンク宛のプレゼント」の包装紙に、アヒルのもこもこシール貼ってあるw
多分「Thank you」って書いてあるw
OPでのカラーチェンジ部分は足がゾウだけど、今エピソードで使われるガメルのコアメダルはゴリラ腕だけ。
で、そのゴリラパンチをかましている時に、伊達のカンドロイドゴリラもピコピコ反応してるのが面白いw
まぁバトルでは、オーズがゴリラ腕使ってる一方、バースは「ドリルアーム」だけどw
あと、この回も他もそうだけど、アンクは基本的にバトルでの「攻撃に右腕しか使わない」。
ある特定の回の特定のシーンを除いては。
そのシーンに意味を持たせるために、そこ以外は徹底してるってことだから気をつけて見て欲しい。
多分右腕だけはフィジカル的な強さが他の「人間のままの部位」とは異なるというのもあるだろうし、
アンクがアンクとして憑依している以上、「右腕が本体」だしね。
「強くなりたい」という欲で生まれて分離する昆虫ヤミーが、「カブトムシとクワガタ」っていうところがまた
「強くて人気の昆虫」らしさある。
ところで、アンクのことを「あんこあんこ」呼んでくる伊達という男、
ストレイト・クーガーを彷彿とさせるな……
この回のバトル、伊達が映司とかアンクに当たりそうなのも構わず(「避けてろ」とは言うが)
バンバン撃ちまくるので「無茶苦茶」だとわかる。
伊達って、どこかのタイミングでグリードに目をつけられてヤミーの親にさせられてたらどうなってたんだろう。
明確な欲があるし。
ところで、全然関係はないんだけど、伊達って「1億円貯める」のが目的じゃん?
それで思い出したんだけど第1話で、初めてヤミーを生み出す「依代」にされる宝石店の女性
自分のヤミーに食われた指輪のことを
「1億の指輪がぁ〜〜!」
って言ってるのよね。
1億を宝石に使えるくらい豊かな生活してる人からも「金銭欲」を食べるヤミーが生まれてくる
(つまりまだ満たされていない)かと思えば、
かたやそのヤミーを討伐して1億円貯めようってんだから、なんだか色々な人がいるよなと思ってしまったわね。
カザリが「人間は進化した。その欲望も変化した」とか言ってたけど、まぁ800年前と比べたら確かにね。
800年前って13世紀だろ?
モンゴル帝国の時代やぞ。聖戦のイベリアやぞ。日本なんか鎌倉幕府だし!!
「科学技術」って時代じゃなかったもんな、800年前の地球……。
OPのカラーチェンジは
頭:赤(タカ)→黄(ライオン)
胴:黄(トラ)→緑(カマキリ)
足:緑(バッタ)→黒(ゾウ)
・印象的なセリフ
伊達「でも逆に言うと、なぁんもないのに戦っちゃってる方が、俺的には不気味で危険だなぁ……」
伊達「アンタは自分を泣かすタイプだから」
このセリフは復活のコアメダルまで見てあると、やはり無視できないなー。
後藤と伊達が初めて会う回。
伊達の後藤に対する第一印象「純粋な若者」なのな。
7:45
クスクシエはエジプトフェアなんだけど、それというのも前のエピソードで会話があったように、
正月休みに知世子さんはエジプト旅行へ行って来てるんだよね。
だから今最高に「エジプト熱が高まってる」んだろうねw
8:35
画面にまだ映ってない映司の
映司「脱げって言ったろ……」
から武道館のカット入るんだけど、そのあとアンクが「返せ」っていって靴取り返して履いてるw
土足で武道館入るなww
それもそれとして、アンクここ2話分だけでジャケット3着着こなしてるんだよ、贅沢モノじゃない!?
アウターって安くないよ!?
ちなみに映司の方は、比奈からもらったマフラーをずっとつけている。律儀!
10:30
アンク「欲望の定番だなあ」
映司「おい……わかったの……? 何……?」
アンク「……おい……マジか……」
ここ笑っちゃうけど、実はここですでに映司の「芝居」が始まってるかもと思うと、それはそれですごいw
策士やw
「気にしてるのはホント」らしいけども。
まぁこの回踏まえて24話見ると一層笑えるっていうのがあるがw
12:29
伊達「俺もね、欲しいものあんの。1億円!
もうドッロドロの欲望まみれよ俺。でもね、1個決めてんだ。
そいつを果たすのに他人の手は借りない。ただしあともう一つ。
絶対に自分を泣かせることをしない」
クワガタヤミーは、CV檜山さんなので引き止められなかったら結婚式が光になりそう。
ところでバースの、メダルをノールックで爪弾きにしたあと、ノールックでキャッチして、
ノールックでベルトに挿入して変身するのもだいぶカッコいい。
そして気障。
17:20
この映司の「意外と食えないところ」って、アンクの映司に対する第二印象もそうなのよね。
一貫して「使える馬鹿」という評価ではあるんだけど、それ以外に「ただのバカではないっぽい」というのもあるからね。
ライオンクラゲヤミー・クラゲヤミー回
OPのカラーチェンジは
頭:赤(タカ)→黄(ライオン)
胴:黄(トラ)→緑(カマキリ)
足:緑(バッタ)→黒(ゾウ)
ここで初めて、サビの「満たされるものを探して」のフレーズに、バースのカットが入るようになる
後藤さんがクスクシエでバイトを始める回。
あと、「複合ヤミー」が登場し始める回。
2:33
あのさ……真木の車どうなってんの????ww
5:00
このあたりは、コアメダルの一部を鴻上会長が持ってて、しかも最近はバースの運用も始めたりとかで
「鴻上ラスボスになるんじゃないか?」
と思いながら見てたなぁ。
「この世界で起こるハプニングとインシデント、大体鴻上会長のせい」っていう意味では、実質ラスボスと言えるかもしれないけどw
このタイミングって、散らばってるアンクのコアメダルの所在は
アンク:タカ・タカ
カザリ:クジャク
鴻上:コンドル
というバラバラ具合。
(鴻上のデスクの上にあるオレンジの扇風機みたいな運用されてるカンドロイド何?w クジャク?
この謎は次話のラストのほうでw)
「コンドル」という単語は出て来ないが、これでアンクの3種類のメダルの全てで
「存在が観測できた」ことになるね。
クスクシエは「スイスフェア」。
そしてスポットの当たる欲望は「復讐心」だな。
13:00
15話のところに書いた「アンクと『ありがとう』」の件だけど、ここで知世子さんがアンクに
「あーんなに感謝されるの、間違いでもあったか〜い気分にならない?
アンクちゃんも『ありがとう』を覚えるといいんだけどなぁ〜」
という話をする。
当然アンクは苦笑い。
14:00
ヤスの
「ぴっっっっっっっっったり張り付いて守りますから」
を受けて
「おい、張り付いてもらおうか? ぴっっっっっったりと」
っていうアンク好き。
伊達のせいでコメディパートになる真木の研究室すごいよなぁ。
伊達の「ムードメイキング力」を感じざるを得ない。
OPのカラーチェンジは
頭:赤(タカ)→黄(ライオン)
胴:黄(トラ)→緑(カマキリ)
足:緑(バッタ)→黒(ゾウ)
・印象的なセリフ
アンク「あの程度で死ぬようなら、この先は無理だなあ」
映司「独りじゃないです。例の酷いやつが来ますから」
この前後のアンクマジで酷い。
多分、全48話中、一番ひどいw
「ほしけりゃこいつに訊けー!!」
で、映司をビルの上から投げるのはマジで無茶苦茶でひどいw
ほんとに映司に「なんてことするの」とww ビルの上から放り投げるなんてw
あまつさえ、比奈を鎖で縛り上げるし、マジでこのあたりのアンクは「そういや怪人だったわ」ってなるな。
でもやはりアンクはカザリとの情報戦では一枚うわてだなあ!
7:25
伊達さんがクスクシエに初来店して、店内に飾ってある映司の写真を見て
「何かひっかかる……」
ってなるの、伏線やね。
それと、前エピソードからクスクシエはスイスフェアなんだけど、スイスって「永世中立国」としても有名だけど、
「国際赤十字本部」があるっていうのも……。
伊達さんのバックグラウンドを考えると、この回でスイスフェアなのは「わざと」なんだろうなと思う。
この段階では伊達さんの元々の職業って明らかになっていない……からこそ、ここでスイスなのかなと思う。
「スイスフェア」と張り出してあるのを見たから入店した可能性も大いにある。
ヤスの山金さんへの評価が
「最初からあんな感じ。感謝もなし、分け前もなし! こき使うだけ」
で、映司が
「(アンクも)一緒です、一緒!」
あぁ、確かに感謝も分け前もないなwwと思ったw
アイスは1日1本以上食べるし!!
でも、その後に
「独りじゃないです。例の酷いやつが来ますから」
って言ってるのがいいよなぁ……。
なんだろ、酷いは酷いと思ってるんだけど、「目的のために手段を選ばない」のは絶対だから
そこは信用(?)できる感じというか。
信用してるけど、尊敬してないってやつだ!!
アンクもアンクで、比奈とのやり取りの中で
「ヤミーを倒すためなら映司は必ず来る」
って言ってるし、ここがすごく特徴的なコンビだなって思うし、オーズのオーズたる部分のひとつだと思う。
コンビとかタッグとかバディにも、色々な組み合わせや関係性があるし、
それこそ後藤と伊達ってこれまた全然違うタイプのコンビだけど、アンクと映司は主人公コンビとしてだいぶ特殊に感じる。
例えば、
「ずーーっとライバルor敵対関係だったけど、物語上三つ巴になったから一時的に共闘する流れになる」
みたいな熱い展開の作品がある(マイトガインとかスクライドとか)けど、
映司とアンクは終始この関係っていうところが変わってるとこだなって思ったりする。
8:40
アンク「いくらお前でも、この鎖は無理だ」
からの、比奈のふんにゅぅ〜〜!!!で鎖がミシって、若干焦りだすアンク笑うw
18:20
アンクが、自分から比奈を庇うシーンがある。
同じ回の中で鎖で縛り上げていたとは思えない。
15話で「比奈を助ける」ということと「メダルを取り返す+アイス1年分」を交換条件として口約束をしているのに加え
比奈に自分のコアメダルを持たせているというのがあるにせよ、アンクって元々は
「割と離れたところから戦うオーズを見てるだけ。高みの見物」スタンスを徹底しているから
こうやって誰かを庇ったりすることってよほどの場合だけだもんね。
19:25
比奈「映司くんがいなくなったらアンクだって困るでしょ!」
でも、映司は、アンクが自分のコアメダル3種を手に入れたら、グリード態になれる可能性を考えていて、
そうなったら信吾が命の危険に晒されるから渡すのはまだ早い、と思ってる。
比奈はそこまで考えてるかわからないけど、こういうときに比奈っていう「緩衝材」が
映司とアンクの間に入ってくれてることがいかに重要かわかるというものだ。
里中がクジャクカンドロイドを発射するんだけど、カンドロイドの「クジャクー!」って声にちょっと笑ってしまったw
20:00
さぁ来たぞ、初めての赤単色コンボ、タジャドルコンボが!!!!!
タ〜〜ジャ〜〜ドルゥ〜〜〜♪
挿入歌は『Time judges all』。もちろん「タジャドル」と韻を踏めるタイトル。
のみならず、アンクのコアメダルコンボだから、映司とアンクのデュエットなのだ。
まぁ『Ride on Right time』もデュエット(?)だけど。
『Time judged all』は、番組内では流れない、曲の出だしのコーラス部分が
シンフォニックメタル始まりそうな雰囲気で荘厳さもあって良いぞ。
なんとこの部分、ドイツ語。
Der Schnittpunkt von zwei Wünsche(2つの欲望の交差点)
Eine Leistung von zwei Wünsche(2つの願いの力)
かっこよすぎだろJK……
「常識的に考えて」をJKと略すのとかもう実質死語だと思うけど、とっさに死語飛び出すレベルにはカッコよすぎだろ……
この部分に「ドイツ語」を選ぶところもまた卑怯。
『平成仮面ライダー20作品記念ベスト』っていうアルバムに、「8 years later」バージョンが入ってて
若干歌詞も異なるので要チェックや!
にしても、戦隊モノでリーダーが「赤」なように、電王とかオーズでも、「赤担当」が主役だよね!
モモタロスもアンクもテーマカラー赤だもんね。
なんで赤はカッコイイんだろうね!? 燃えるイメージだからかな。
熱血ゥ!!
タジャドルコンボで戦うオーズを見るアンクの「複雑な表情」をアップにするカットが何度か挟まってくるが
彼の胸にはどのような思いが去来しているのか……。
そしてそのコアメダルを取り込んだアンクだが、グリード態にはならず、
信吾の身体を離れることは出来ないのだった。
不穏。
いよいよ不穏。映司もボロボロだし!
こういう「え、どういうこと!?」ってなって新たな謎が増えていくところが面白くて堪らんすねぇ。
さて、この回では、後藤が伊達に「バースになりたかった」っていう本音を打ち明けることで、
一歩前進するのもポイントですな?
バッタヤミー回
OPのカラーチェンジは
頭:赤(タカ)→白(サイ)
胴:黄(トラ)→緑(カマキリ)
足:緑(バッタ)→赤(コンドル)
コンドル出てきたコンドル!
・印象的なセリフ
映司「コアメダルが増えたのに、なんで他のグリードみたいにならないんだ、アンクの身体は……?」
ここ最近の最大の謎すね。
正義を望む欲望から生まれるのがバッタ(仮面ライダー1号と同じ)というところが考えさせられる……。
仮面ライダーユニバースにおける「バッタ」って無意味に使うアイコンじゃないはずだし。
正義っていうのは「振りかざした途端に」ただの暴力になったりする。
それは、近年のSNSを見ていても具体例の枚挙に暇がないから、例え話をするまでもないな。
「正義を振りかざして鉄槌を下したい」っていうのも、ひとつの欲で、
その欲を満たすと承認欲求も満たすことになったりするから、
「自分は正しい→だから悪いやつを正す資格がある」っていう理論でエスカレートしていく人がいるのよね。
神林は、司法試験受けて「法で」人を裁こうって考えているから、そこまではだいぶマシだよね。
だって日本は法治国家なんだから、人を裁けるのは法だけなのよ。
それなのに、近年のSNSで問題なのは「私刑」によって人を裁いたり、正したりしようとする人が沢山いて
それで実際に「社会的制裁」が成立してしまっているところだものね。
法治国家として「私刑」のほうが、法の裁きよりも先にあって、威力も持ってるのは良くないと思う。
(多分この時点での神林さんは、裁判官か検察官を目指して司法試験を受けていると思う。
「裁く側」だね。)
で、ここ2話もそういう話になっていると思う。
結局、ヤミーを従えた神林がやっていることは
「力を手に入れたのだから、自分の正義の心に従って悪人を裁く!」
っていうことだし、デスノートの夜神月と変わらない。
正義が暴力と化す流れを描いているね。
「新世界の神……林になる!」
ここ数話で急激に浮上した、アンクがなぜ腕しか復活しないのかについて、9:07で
映司「どうしてお前はメダルを手に入れたのに、他のグリードみたいに姿が変わらないんだ……?」
アンク「……」
映司「お前だけ、特別だったりするのか」
ここで、アンクが何か話してくれそうな素振りを少しだけ見せるんだけど、セルメダルの音に注意を逸らされて結局答えは聞けず。
おあずけでーす!!
この回、最初の変身が10:10なんだけど、珍しくメダル投げないんだよね。
メダルチェンジするときは投げるんだけど。
12:05
クスクシエに戻ってきた映司とアンク。厨房にて。
映司「なぁアンク。ヤミーが人を助けることってあるのか……?」
アンク「ないなぁ。奴らは親の欲望に従って動くだけだ」
映司「人を助けたいって気持ちや、正義を守りたいって気持ち。それも欲望って言えないかな」
アンク「……フッ そんなバカなこと考えるヤツいるわけなぃ……」
いた 目の前に
ここ好き。
映司「欲望ってわけじゃないけど、そういう人間もいるよ」
アンク「なるほど」
まぁ映司見ちゃったら「なるほど」と言わざるをえないよなw
でも、映司が手に入れたのがオーズのちからじゃなくて、もしヤミーにされていたとしたら
神林と紙一重だったのかもしれない……と思わされる一幕だよね。
あと、ここ2エピソードで隆くん役やってる子役の子、良い演技するなぁ。
13:50
鴻上会長が伊達に渡す「バースバースデーケーキ」を良く見てほしいww
カプセルが「カパッ」ってなって、中に
HappyBirthday
バース
って書いてあるやつww
当然カプセル部分もお菓子で出来ているから食べられるんでしょうなw
16:30
最初、バッタのヤミーと映司たちが遭遇した時、バッタヤミーは「ひったくりからカバンを取り返す」っていう“善行”を働いていたんだよね。
それが、「公共の場で大きな音で音楽を流してたむろしている若者」を止めるみたいなところまで
「やめさせようとしている悪行のレベルが下がっていく」。
これはデスノートでもあったけど、初めは罪の重い者に罰を下して行ってたのが、
徐々に「自分の権威を誇示するために、軽微な罪でも“キラのターゲットになる”から人々が
萎縮しながら暮らすようになる」っていう、恐怖政治のような状態になっていったのと同じだね。
ところで、クジャクメダルの効果として、飛び道具(俗に言うファンネル)を飛ばすというのと、
左手にはめる円盤状の盾のような何かがある。
中に、メダルを9枚入れることができて、スキャニングチャージすると必殺技が出せるわけだけど、
クジャクのカンドロイドが扇風機のような挙動をするのと一緒で、こっちの円盤もぐるぐる回るのだ。
クジャクはオスの尾羽根が扇子のようなので、扇風機みたいになったのかな。
OPのカラーチェンジは
頭:赤(タカ)→白(サイ)
胴:黄(トラ)→緑(カマキリ)
足:緑(バッタ)→赤(コンドル)
・印象的なセリフ
映司「正義のためなら、人間はどこまでも残酷になれるんだ」
映司「誰が正しくて、誰が間違ってるって、とっても難しいことだと思います」
2:24
劇場版のインタビューで渡部さんが言ってた
「大きな土管の上で腕立て伏せする回が印象に残ってる」
は、ここw
渡部さんの発言は↓このトーク
この土管がいっぱいあるところ、電王でも確か撮影で使われてたよね。
このあたりで侑斗とデネブが寝泊まりしていた気がするw
(侑斗が寝ている間に勝手にデネブが飴を配っていて、子供たちが
「あ! 桜井侑斗!!」
って言って指さしてくるシーンかな)
「日本ヒューム 熊谷工場」もしくは「日本高圧コンクリート 埼玉工場」かな?
クレーンがあるから「日本ヒューム」の方かも。
後藤は、「アゲハ蝶」の回でも、「筑波と自分は紙一重」っていうのがあったと思うし、
ここのエピソードでも、「正義」というものを神林親子を見ながら再度哲学しなおしているよね。
後藤は、オーズ・バースの戦いを間近で見ながら変化・成長していくね。
6:34でも
「悪いやつをやっつけるヤミーなんだよな? それでも倒さなくちゃいけないのか?」
って言ってる。
で、映司の答えは。
「倒さないと。いっぱい見てきた。誰かを守りたいって気持ちや、自分たちの正義を守りたいって気持ちが
どんどんエスカレートすることがある。
正義のためなら、人間はどこまでも残酷になれるんだ」
偉い!!
ヒーロー物で、「正義や悪は、立場やTPOによっていくらでも変わりうる」ということに触れるの偉い!!!
「俺は正しい! 俺が正しい!」だけでは独りよがりだし、実際危なっかしいからな。
その「正義の危うさ」について、勧善懲悪を常に横糸として引いているヒーロー物が「自覚的であること」には
かなり意味があると思うんだ。
クスクシエは前回・今回がバレンタインフェアの準備と営業。
多分放映時期がそのシーズンだったってことだろうw
(クリスマスフェアのときも、多分放映時期がクリスマスだったのだ)
7:07
アンク、アイスの棒をポイ捨てしちゃいけません!!
神林隆くんに怒られるよ!!
この回のバトルフェイズ、映司と神林父、後藤と隆くんがそれぞれと対話して
「スケールは小さくとも、自分たちにとって大事な幸せのほうに目を向けよう」
ってことになっていくのシナリオがうますぎる。
映司「自分に出来ること以上のことはできませんしね」
なんか『MOTHER』で「知らないこと以外ならなんでも知ってる」とかいうセリフが出てきたの思い出すw
後藤は、直前に伊達に言われた
「間違ったら誰かが教えてくれる。だから自分を信じるしかない」
という言葉を受けて、隆くんに
「自分を信じるしかない。どうして正しいことがしたいのか?」
と問うんだよね。後藤自身の哲学でもあるよなぁ。
ところで私はタジャドルコンボに変身後の決めポーズに既視感があったが
この回の20:42で、ジーク(電王)に似てると気付いた。鳥怪人同士w
タジャドルオーズ「降臨!! 満を持して」
それにしてもタジャドルのスキャニングチャージはマジでフェニックスだな。
オーズは「最終バトルでやっと映司とアンクが“相棒”になる」と思ってるんだけど、
そこまでは“相棒”じゃないというのが、このへんのエピソードでよくわかる。
(11:35〜 映司がブラフでメダル投げる時、アンクがそれを信用できてないのとか)
20:00
伊達「あんこ、今だ!!」
アンク「ふんっ、俺の名前はアンクだ!!」
伊達「見たかあんこ」
アンク「あんこじゃない! あんこじゃなーい!!」
アンク案外こういうところ細かいよなw
20:00
映司「これ、多国籍料理とどう関係あるんだろ」
クスクシエのバイト、それ考え始めたら終わりだと思うのよねw
神林さん、ラスト「弁護士を目指すことにしました」って言ってるから、元々目指してたのはやっぱり
弁護士ではなかったと思う。
裁判官も検察官も弁護士も司法試験受けるけど、わざわざ「目指すことにしました」って言ってるんだから
今まで目指してたのは弁護士以外ってことだろう。
それで、アンク。あんこ……じゃなくてチョコアイスは旨いか?
エイヤミー・エイサイヤミー回
OPのカラーチェンジは
頭:赤(タカ)→白(サイ)
胴:黄(トラ)→緑(カマキリ)
足:緑(バッタ)→赤(コンドル)
エイとサイが合体したヤミーが出てくる。
エイサイ……。
カザリが今回はガメルのメダルまでも取り込むので、メズールの能力としてのエイ、
そしてガメルの能力としてのサイが合体したヤミーなのだろう。
1:55
真木が伊達さんに執拗にメディカルチェックを受けるよう言うのだが、
真木は「データが欲しい」ということにこだわっていて、伊達はそれとは違う何かの理由で
チェックを受けたがらないので、「あ、何かあるな……」となる。
ここでは伊達が本職の話をするし、のちに映司とも
映司「海外で、何の仕事してたんですか?」
伊達「いやいやいや、見りゃ分かるでしょ。このインテリな雰囲気で」
というやり取り。(13:10〜)
で、肝心の職業は次のエピソードで明かされるというわけ。
3:10
ここで「後藤さん、割と店頭でモテてる」という話があって、更に17〜18話で映司が
「恋愛よくわからない」という話をしていたことを踏まえて、ここ2話を見ると本当面白いw
再び恋愛がちょっとしたテーマになっているのだが、こちらはかなりコメディに寄せた展開になっている。
最近メダルがどんどん奪われていってるので、毎回のようにタジャドルコンボしている映司が辛そうで心配である。
ところで、メズールのヤミーって、女性の欲と相性がいいというところがあるかも、と思う。
購買欲の女の子(5〜6話)も、女性の「おしゃれしたい」っていう気持ちにメズールが目をつけたとも解釈できるし。
カザリもそのへんを考えて、優美さんをターゲットにしたのかも。
妹の方は、「隠れた欲」を持ってなさそうだしね。
「私が姉さんを羨ましがっていた」とは言ってるけど。
まぁその2回だけだけどね、メズールのヤミー+女性の親っていう組み合わせ。
11:25
おでん屋の店主、ゴリラカンドロイドと意思疎通図れてるのなw
12:33
アンク、チョコアイス食べてる!
バレンタインフェアのとき限定かと思ったら、次の回でも!?
普段バニラか、いちご練乳みたいな色合いのアイスが多いのにね。
まぁチョコアイス、旨いよね!
13:26
アンクはグリードの気配も、ヤミーの気配も感知できるけど、ゴリラカンドロイドはヤミーの気配だけに反応するソナーなのだな。
まぁバースは、「セルメダル集め」が仕事だから、グリードと交戦しても意味ないしね。
なのに合流しちゃうもんだから、収支がマイナスにw(24話 6:04〜)
ドリルアーム壊すしww
17:37
アンクがメダルを投げて、映司が受け取るときに
アンク「映司! なんとか切り抜けろ!」
映司「わかった!!」→伊達にぶつかる 「すいません!」
のところ笑っちゃう。芸が細かいw
で、そのあとのタジャドルコンボに変身したときのポージングがかっこいい!!
火と風のブレス対決だー!!
モンハンストーリーズでレウスVSベリオ亜種とかになったときのブレス対決だーー!!w
ウヴァって喧嘩っぱやいだけじゃなくて、負けが確定するまで粘っちゃうところあるよね。
カザリはその点、引き際を見定めるのが早いというか……。
だからいつもウヴァはやられている印象だし、カザリはいつも捨て台詞吐きながらとんずらする印象ww
20:40
変身中って「無敵時間」あるのよね。
昔は、
「ヒーロー・魔法少女の変身バンク中は隙だらけなので、そこを狙って突けば敵は有利なのでは?」
ということを誰しも考えたことがあると思うけど、「無敵時間」の概念が参入(?)してきたので
変身の最中にエイヤミーが突撃してきても弾けるのだなw 現代はすごいなw
22:45
ここから次話まで引き続き、しばらく映司が「頬染め」状態で笑うw
イトマキエイヤミー回
OPのカラーチェンジは
頭:赤(タカ)→白(サイ)
胴:黄(トラ)→緑(カマキリ)
足:緑(バッタ)→赤(コンドル)
全48話なので、このエピソードは折り返しなわけだが、コメディパートがあるのは
ちょうどこのあたりまでと言えよう……。
25話には「鳥型のヤミー」まで出てきて、物語の縦糸が急速に、シリアスに走り始めるので
「アハハ、可笑しい〜!」ってなれるシーンがあるのは本当にここが最後のように感じる。
1:20
それにしても、映司が
「アンク、なんか変なんだ。コンボもしてないのに、胸が苦しくて……」
と話してる時のアンクの
「???」
という顔ww
8:50
伊達「ドクター! メンテ終わった?」
真木「終わってますよ、必要以上に」
このあと、真木が、伊達の置いていったクスクシエの割引クーポンで知世子さんの写真を見て、
思わずキヨちゃん人形を落としてしまうんだけど、真木の手から、自然とキヨちゃん人形が落ちるなんて
よほど何かショックなんだろうね。
9:28
映司役の渡部さんや、アンク役の三浦さんが口をそろえて
「あのシーン好き」
と語り草にしている「例のシーン」の登場であるw
柱に手をかけてぐるぐる回転しながら、もう片方の手でアンクをぺしぺし。
映像に映っている分だけでも6回叩いているw
アンクも「おう、お前俺のこと何発殴ったんだよ!?」って言ってるしw
後藤ちゃんのことは「モテる人」呼ばわりだし、後藤ちゃんもどこからハリセン取り出した!?
ツッコミが追いつかんw
映司、恋におちた瞬間に泉の水に頭突っ込んでも正気に戻らなかったというのに、
ここでもアンクからバケツで水ぶっかけられて、やはり正気に戻らないw
まだ「頬染め」モードw
11:45
伊達「そりゃあ……! 昔のお前の方が、好きだったからじゃない?」
これだから伊達男は。
伊達さん、初登場から毎エピソード毎エピソード、すごく気障なセリフが沢山あるよなー。
演ってて楽しそう。
13:58
映司を引っ張って歩く、アンクと比奈の後ろ姿が可笑しいw
特にアンクの歩き方!!w
「「全然大丈夫じゃない」」
映司!! プロポーズするって決めてから花占いすんな!!! 色々順番とかおかしいだろ!!w
この回の変身は、アンクと比奈の協力により「第三者が映司をオーズに変身させる」っていう特殊変身なんだけど、
「あ、それでも変身は成立するんだ」
ってなるw
本人の「変身するぞ」という意志は不要なのねw
あと、昭和の人間としては、
「変身する人物の周りに、変身と無関係な人間が映っていると、合成が面倒なことになるから、
変身バンクを挟んでいた」だろうに、最近の変身シーンは、無関係の人が
画面内に映ったままシームレスに変身するところが「平成以降の作品見てるなあ!」って感じるという話w
この、「アンクと比奈が、気絶している映司を変身させる」のも、画面にアンクと比奈が映ったままで
映司がオーズになるでしょ。
こういうシーン、もちろんこの回だけじゃなくて、あちこちにあるんだけど、昔はなかったのよ!!w
で、それは「当時の撮影と合成の技術の壁」がそうしていたのであって、今はその壁って
「ブレイクスルー」された時代なんだなぁってしみじみ思うのよね。
15:52
伊達「すげぇな、パワーアップまでしてるよ。さっすがドクター」
8:50で言ってたしな、「必要以上にメンテ」したってw
やっぱり真木って有能なんだよな。それはそれとしてヤバイ人だけど。
17:37
アンクが、カザリの中からメズールのメダルを取り出す作戦を耳打ちするんだけど、このとき当然泉信吾は卒倒してる。
まぁ今までもよくアンクは、一瞬だけ身体から離れて戻るというようなことはしていたけど、今回は比奈の前。
これが、出会ったばかりの頃の比奈だったら大騒ぎでものすごい心配していたかもしれないけど、
この回で「共同作業により映司を変身させる」とかの交流(?)も経ているので、
当初よりだいぶ“信頼関係”が築けているのかもしれないっていう気持ちで見ていられることに気づく。
伊達が「元医者」であること、それもチームとして世界中で医療による人助けをしていたという
経歴を持つことが判明する。
ここしばらく話題になっていた「伊達さんって何の仕事してたんですか」の答えがこれ。
20:26
初の「シャウタ(シャチ・ウナギ・タコ)」コンボ。
ただしテーマ曲は流れない。
巨大化したイトマキエイヤミーとシャウタオーズとのバトルは、「水中オールCG戦」だ。
これで、映司は「全ての単色コンボ」のちからを一度ずつは発動させたことになる。
単色コンボのあとは、身体が辛そうだがそれでも一応全色乗り越えてしまった。
大丈夫なのだろうか。
22:07
伊達が
「やめとけって。古い酒は悪酔いしちまうぞ」
と遠回しに優美の告白を未然に遮ってしまうんだけど、これも伊達が1億円稼ぐ目的と関係あるよね。
もしもの時を考えると、あまり人と親密になりたくないんだろうと思う。
相手を傷付ける結果になるかもしれないし。
そういうこと考えている伊達は、伊達に伊達男じゃないってことだな!
・参考文献(?)
東映株式会社>番組>仮面ライダーオーズ/OOO>あらすじ一覧
仮面ライダー図鑑>怪人図鑑>仮面ライダーオーズ/OOO
1〜8話分の記事
9〜16話分の記事
エピソード一覧
第17話『剣道少女とおでんと分離ヤミー』
第18話『破壊と理由とウナギムチ』
第19話『赤いメダルと刑事と裏切り』
第20話『囮と資格と炎のコンボ』
第21話『バッタと親子と正義の味方』
第22話『チョコと信念と正義の力』
第23話『キレイと卵と眠る欲望』
第24話『思い出と恋と海のコンボ』
第17話『剣道少女とおでんと分離ヤミー』
カブトヤミー・クワガタヤミー回
OPのカラーチェンジは
頭:赤(タカ)→黄(ライオン)
胴:黄(トラ)→緑(カマキリ)
足:緑(バッタ)→黒(ゾウ)
足の時、腕がゴリラなのでサゴーゾコンボと思われる
メダルとしては白っぽいけど、スーツは黒いよね、ゾウ
・印象的なセリフ
映司「あ、セルメダル足りないからって、お前がヤミー作るなよ?」
アンク「できればやってる……」
アンクの復活が「不完全」だから他のグリードみたいにヤミーも作れない。
バースはコアメダルではなくセルメダルの能力で銃を使ったりして戦うことや、
この仮面ライダーバースこと伊達明が、
・真木と繋がりがあること(登場直後真木にジェスチャーで合図を送っている)
・気障
・マニュアル嫌い
であることをサクっと説明している。
2:40
映司「てかお前、グリードなのに漢字読めるとか、色々馴染みすぎだなあ」
アンク「ほっとけ!」
アンクは他と違って「知識欲」のあるグリードだからな!w
欲望に則して分離するヤミーっていうのは、「人間、強い願いを同時に2つ持っているケースもある」ということだけじゃなくて
そもそもアンクが腕だけでしか復活していないことや、のちにコアメダルを取り込んでもグリード態になれない
ヤミーも作れないことなど、メダル・グリード・アンクなどの“生態”みたいなところの
細かい設定とも無関係と言えないところがあると思う。
17〜18話の2エピソードで描く欲望は「複雑な恋心」と一体でもあるわけだが、その複雑さとアンクの境遇の複雑さは
あとになるにつれ、不思議にもオーバーラップしているように感じられて来るのだ。
あと、1〜17話あたりは、アンクのメイク(特にアイメイク)が「じわじわ濃くなっていく」ので
そのこと自体に気付きにくいと思うけど、このあたりで濃さが固定される感じがする。
17話冒頭の、伊達と会話してるアンクと2話で憑依したばかりのアンクを比較すると
「2話ってこんなに髪カールしてなくて、メイク薄めだったんか!!」
って驚くと思うw
私も驚いたw
なのでここを見たあと、2話冒頭に戻って見比べて欲しい!
17話まで来ると、アイラインもマスカラもバッチリだから!!!!www
で、更に1話まで、そこから飛ばし飛ばしアンクのメイクにだけ注目しならが17話まで来ると、
気づかれない程度にゆっくりじわじわ濃くなっていくのがわかるので本当に見比べて欲しいw
ウヴァさん、勝手に女子トイレに入らないでもろて……。
8:17
おでん屋台の店主が伊達に渡してくるオカルト系雑誌の1ページに踊る文字
新たなUMA-未確認生物-発見!!
その名はユウゾー
2010年11月。パプア・ニューギニアで目撃らしいw
まぁこれ自体は重要な情報じゃなくて、「そういうオカルト系の雑誌では、グリードの噂は流れている」
っていう話をしてるだけなんだけどw
雑誌名は「ミステリーショック」らしいw しかも週刊!!w ムーですら月刊なのに。
13:55で、比奈が用意したアンクへの「お礼の品」が明らかになるんだけど、
これ、「ファングッズ」としてとてもいいと思うわw
まずオーズのグッズとして、変身ベルトとメダルは間違いなく欲しくなるじゃん。
実際オーズ変身ベルトって、過去一売れたらしくて、ある意味そこで、渡部さんが宣言した
「なんらかの意味において“一番の仮面ライダー”になる」
っていうのを達成しているんだよね。
それで、メダルを買ったら次は間違いなくそれを、「アンクとおそろいのメダルホルダー」にしまいたくなるはずなのよね!
それがちゃんと商品化されているので、「うっ! 欲しい!!」ってなるよね。
アンクが「笑う」シーンってそう頻繁ではないんだけど、これを受け取って
「ふんw」
って笑うアンクは、それまでとちょっと違う笑みをこぼすよね。
「あ、ちょっとうれしいんじゃん?w」って思う。
しかもこの「アンク宛のプレゼント」の包装紙に、アヒルのもこもこシール貼ってあるw
多分「Thank you」って書いてあるw
OPでのカラーチェンジ部分は足がゾウだけど、今エピソードで使われるガメルのコアメダルはゴリラ腕だけ。
で、そのゴリラパンチをかましている時に、伊達のカンドロイドゴリラもピコピコ反応してるのが面白いw
まぁバトルでは、オーズがゴリラ腕使ってる一方、バースは「ドリルアーム」だけどw
あと、この回も他もそうだけど、アンクは基本的にバトルでの「攻撃に右腕しか使わない」。
ある特定の回の特定のシーンを除いては。
そのシーンに意味を持たせるために、そこ以外は徹底してるってことだから気をつけて見て欲しい。
多分右腕だけはフィジカル的な強さが他の「人間のままの部位」とは異なるというのもあるだろうし、
アンクがアンクとして憑依している以上、「右腕が本体」だしね。
「強くなりたい」という欲で生まれて分離する昆虫ヤミーが、「カブトムシとクワガタ」っていうところがまた
「強くて人気の昆虫」らしさある。
ところで、アンクのことを「あんこあんこ」呼んでくる伊達という男、
ストレイト・クーガーを彷彿とさせるな……
この回のバトル、伊達が映司とかアンクに当たりそうなのも構わず(「避けてろ」とは言うが)
バンバン撃ちまくるので「無茶苦茶」だとわかる。
伊達って、どこかのタイミングでグリードに目をつけられてヤミーの親にさせられてたらどうなってたんだろう。
明確な欲があるし。
ところで、全然関係はないんだけど、伊達って「1億円貯める」のが目的じゃん?
それで思い出したんだけど第1話で、初めてヤミーを生み出す「依代」にされる宝石店の女性
自分のヤミーに食われた指輪のことを
「1億の指輪がぁ〜〜!」
って言ってるのよね。
1億を宝石に使えるくらい豊かな生活してる人からも「金銭欲」を食べるヤミーが生まれてくる
(つまりまだ満たされていない)かと思えば、
かたやそのヤミーを討伐して1億円貯めようってんだから、なんだか色々な人がいるよなと思ってしまったわね。
カザリが「人間は進化した。その欲望も変化した」とか言ってたけど、まぁ800年前と比べたら確かにね。
800年前って13世紀だろ?
モンゴル帝国の時代やぞ。聖戦のイベリアやぞ。日本なんか鎌倉幕府だし!!
「科学技術」って時代じゃなかったもんな、800年前の地球……。
第18話『破壊と理由とウナギムチ』
OPのカラーチェンジは
頭:赤(タカ)→黄(ライオン)
胴:黄(トラ)→緑(カマキリ)
足:緑(バッタ)→黒(ゾウ)
・印象的なセリフ
伊達「でも逆に言うと、なぁんもないのに戦っちゃってる方が、俺的には不気味で危険だなぁ……」
伊達「アンタは自分を泣かすタイプだから」
このセリフは復活のコアメダルまで見てあると、やはり無視できないなー。
後藤と伊達が初めて会う回。
伊達の後藤に対する第一印象「純粋な若者」なのな。
7:45
クスクシエはエジプトフェアなんだけど、それというのも前のエピソードで会話があったように、
正月休みに知世子さんはエジプト旅行へ行って来てるんだよね。
だから今最高に「エジプト熱が高まってる」んだろうねw
8:35
画面にまだ映ってない映司の
映司「脱げって言ったろ……」
から武道館のカット入るんだけど、そのあとアンクが「返せ」っていって靴取り返して履いてるw
土足で武道館入るなww
それもそれとして、アンクここ2話分だけでジャケット3着着こなしてるんだよ、贅沢モノじゃない!?
アウターって安くないよ!?
ちなみに映司の方は、比奈からもらったマフラーをずっとつけている。律儀!
10:30
アンク「欲望の定番だなあ」
映司「おい……わかったの……? 何……?」
アンク「……おい……マジか……」
ここ笑っちゃうけど、実はここですでに映司の「芝居」が始まってるかもと思うと、それはそれですごいw
策士やw
「気にしてるのはホント」らしいけども。
まぁこの回踏まえて24話見ると一層笑えるっていうのがあるがw
12:29
伊達「俺もね、欲しいものあんの。1億円!
もうドッロドロの欲望まみれよ俺。でもね、1個決めてんだ。
そいつを果たすのに他人の手は借りない。ただしあともう一つ。
絶対に自分を泣かせることをしない」
クワガタヤミーは、CV檜山さんなので引き止められなかったら結婚式が光になりそう。
ところでバースの、メダルをノールックで爪弾きにしたあと、ノールックでキャッチして、
ノールックでベルトに挿入して変身するのもだいぶカッコいい。
そして気障。
17:20
この映司の「意外と食えないところ」って、アンクの映司に対する第二印象もそうなのよね。
一貫して「使える馬鹿」という評価ではあるんだけど、それ以外に「ただのバカではないっぽい」というのもあるからね。
第19話『赤いメダルと刑事と裏切り』
ライオンクラゲヤミー・クラゲヤミー回
OPのカラーチェンジは
頭:赤(タカ)→黄(ライオン)
胴:黄(トラ)→緑(カマキリ)
足:緑(バッタ)→黒(ゾウ)
ここで初めて、サビの「満たされるものを探して」のフレーズに、バースのカットが入るようになる
オーズ19話
— (V)・∀・(V)かにぱん。🦀🍞@つくば (@kanipan666) November 12, 2021
犯人はヤスか〜……
実質ポートピアだな
後藤さんがクスクシエでバイトを始める回。
あと、「複合ヤミー」が登場し始める回。
2:33
あのさ……真木の車どうなってんの????ww
5:00
このあたりは、コアメダルの一部を鴻上会長が持ってて、しかも最近はバースの運用も始めたりとかで
「鴻上ラスボスになるんじゃないか?」
と思いながら見てたなぁ。
「この世界で起こるハプニングとインシデント、大体鴻上会長のせい」っていう意味では、実質ラスボスと言えるかもしれないけどw
このタイミングって、散らばってるアンクのコアメダルの所在は
アンク:タカ・タカ
カザリ:クジャク
鴻上:コンドル
というバラバラ具合。
(鴻上のデスクの上にあるオレンジの扇風機みたいな運用されてるカンドロイド何?w クジャク?
この謎は次話のラストのほうでw)
「コンドル」という単語は出て来ないが、これでアンクの3種類のメダルの全てで
「存在が観測できた」ことになるね。
クスクシエは「スイスフェア」。
そしてスポットの当たる欲望は「復讐心」だな。
13:00
15話のところに書いた「アンクと『ありがとう』」の件だけど、ここで知世子さんがアンクに
「あーんなに感謝されるの、間違いでもあったか〜い気分にならない?
アンクちゃんも『ありがとう』を覚えるといいんだけどなぁ〜」
という話をする。
当然アンクは苦笑い。
14:00
ヤスの
「ぴっっっっっっっっったり張り付いて守りますから」
を受けて
「おい、張り付いてもらおうか? ぴっっっっっったりと」
っていうアンク好き。
伊達のせいでコメディパートになる真木の研究室すごいよなぁ。
伊達の「ムードメイキング力」を感じざるを得ない。
第20話『囮と資格と炎のコンボ』
OPのカラーチェンジは
頭:赤(タカ)→黄(ライオン)
胴:黄(トラ)→緑(カマキリ)
足:緑(バッタ)→黒(ゾウ)
・印象的なセリフ
アンク「あの程度で死ぬようなら、この先は無理だなあ」
映司「独りじゃないです。例の酷いやつが来ますから」
この前後のアンクマジで酷い。
多分、全48話中、一番ひどいw
「ほしけりゃこいつに訊けー!!」
で、映司をビルの上から投げるのはマジで無茶苦茶でひどいw
ほんとに映司に「なんてことするの」とww ビルの上から放り投げるなんてw
あまつさえ、比奈を鎖で縛り上げるし、マジでこのあたりのアンクは「そういや怪人だったわ」ってなるな。
でもやはりアンクはカザリとの情報戦では一枚うわてだなあ!
7:25
伊達さんがクスクシエに初来店して、店内に飾ってある映司の写真を見て
「何かひっかかる……」
ってなるの、伏線やね。
それと、前エピソードからクスクシエはスイスフェアなんだけど、スイスって「永世中立国」としても有名だけど、
「国際赤十字本部」があるっていうのも……。
伊達さんのバックグラウンドを考えると、この回でスイスフェアなのは「わざと」なんだろうなと思う。
この段階では伊達さんの元々の職業って明らかになっていない……からこそ、ここでスイスなのかなと思う。
「スイスフェア」と張り出してあるのを見たから入店した可能性も大いにある。
ヤスの山金さんへの評価が
「最初からあんな感じ。感謝もなし、分け前もなし! こき使うだけ」
で、映司が
「(アンクも)一緒です、一緒!」
あぁ、確かに感謝も分け前もないなwwと思ったw
アイスは1日1本以上食べるし!!
でも、その後に
「独りじゃないです。例の酷いやつが来ますから」
って言ってるのがいいよなぁ……。
なんだろ、酷いは酷いと思ってるんだけど、「目的のために手段を選ばない」のは絶対だから
そこは信用(?)できる感じというか。
信用してるけど、尊敬してないってやつだ!!
アンクもアンクで、比奈とのやり取りの中で
「ヤミーを倒すためなら映司は必ず来る」
って言ってるし、ここがすごく特徴的なコンビだなって思うし、オーズのオーズたる部分のひとつだと思う。
コンビとかタッグとかバディにも、色々な組み合わせや関係性があるし、
それこそ後藤と伊達ってこれまた全然違うタイプのコンビだけど、アンクと映司は主人公コンビとしてだいぶ特殊に感じる。
例えば、
「ずーーっとライバルor敵対関係だったけど、物語上三つ巴になったから一時的に共闘する流れになる」
みたいな熱い展開の作品がある(マイトガインとかスクライドとか)けど、
映司とアンクは終始この関係っていうところが変わってるとこだなって思ったりする。
8:40
アンク「いくらお前でも、この鎖は無理だ」
からの、比奈のふんにゅぅ〜〜!!!で鎖がミシって、若干焦りだすアンク笑うw
18:20
アンクが、自分から比奈を庇うシーンがある。
同じ回の中で鎖で縛り上げていたとは思えない。
15話で「比奈を助ける」ということと「メダルを取り返す+アイス1年分」を交換条件として口約束をしているのに加え
比奈に自分のコアメダルを持たせているというのがあるにせよ、アンクって元々は
「割と離れたところから戦うオーズを見てるだけ。高みの見物」スタンスを徹底しているから
こうやって誰かを庇ったりすることってよほどの場合だけだもんね。
19:25
比奈「映司くんがいなくなったらアンクだって困るでしょ!」
でも、映司は、アンクが自分のコアメダル3種を手に入れたら、グリード態になれる可能性を考えていて、
そうなったら信吾が命の危険に晒されるから渡すのはまだ早い、と思ってる。
比奈はそこまで考えてるかわからないけど、こういうときに比奈っていう「緩衝材」が
映司とアンクの間に入ってくれてることがいかに重要かわかるというものだ。
里中がクジャクカンドロイドを発射するんだけど、カンドロイドの「クジャクー!」って声にちょっと笑ってしまったw
20:00
さぁ来たぞ、初めての赤単色コンボ、タジャドルコンボが!!!!!
タ〜〜ジャ〜〜ドルゥ〜〜〜♪
挿入歌は『Time judges all』。もちろん「タジャドル」と韻を踏めるタイトル。
のみならず、アンクのコアメダルコンボだから、映司とアンクのデュエットなのだ。
まぁ『Ride on Right time』もデュエット(?)だけど。
『Time judged all』は、番組内では流れない、曲の出だしのコーラス部分が
シンフォニックメタル始まりそうな雰囲気で荘厳さもあって良いぞ。
なんとこの部分、ドイツ語。
Der Schnittpunkt von zwei Wünsche(2つの欲望の交差点)
Eine Leistung von zwei Wünsche(2つの願いの力)
かっこよすぎだろJK……
「常識的に考えて」をJKと略すのとかもう実質死語だと思うけど、とっさに死語飛び出すレベルにはカッコよすぎだろ……
この部分に「ドイツ語」を選ぶところもまた卑怯。
『平成仮面ライダー20作品記念ベスト』っていうアルバムに、「8 years later」バージョンが入ってて
若干歌詞も異なるので要チェックや!
にしても、戦隊モノでリーダーが「赤」なように、電王とかオーズでも、「赤担当」が主役だよね!
モモタロスもアンクもテーマカラー赤だもんね。
なんで赤はカッコイイんだろうね!? 燃えるイメージだからかな。
熱血ゥ!!
タジャドルコンボで戦うオーズを見るアンクの「複雑な表情」をアップにするカットが何度か挟まってくるが
彼の胸にはどのような思いが去来しているのか……。
そしてそのコアメダルを取り込んだアンクだが、グリード態にはならず、
信吾の身体を離れることは出来ないのだった。
不穏。
いよいよ不穏。映司もボロボロだし!
こういう「え、どういうこと!?」ってなって新たな謎が増えていくところが面白くて堪らんすねぇ。
電王でも18〜19話で桜井侑斗とデネブが出てきて、
— (V)・∀・(V)かにぱん。🦀🍞@つくば (@kanipan666) November 12, 2021
どういうこと!?感が出てきたけど、
オーズも20話でついに良い意味で様子がおかしくなってきたな!w
さて、この回では、後藤が伊達に「バースになりたかった」っていう本音を打ち明けることで、
一歩前進するのもポイントですな?
第21話『バッタと親子と正義の味方』
バッタヤミー回
OPのカラーチェンジは
頭:赤(タカ)→白(サイ)
胴:黄(トラ)→緑(カマキリ)
足:緑(バッタ)→赤(コンドル)
コンドル出てきたコンドル!
・印象的なセリフ
映司「コアメダルが増えたのに、なんで他のグリードみたいにならないんだ、アンクの身体は……?」
ここ最近の最大の謎すね。
正義を望む欲望から生まれるのがバッタ(仮面ライダー1号と同じ)というところが考えさせられる……。
仮面ライダーユニバースにおける「バッタ」って無意味に使うアイコンじゃないはずだし。
正義っていうのは「振りかざした途端に」ただの暴力になったりする。
それは、近年のSNSを見ていても具体例の枚挙に暇がないから、例え話をするまでもないな。
「正義を振りかざして鉄槌を下したい」っていうのも、ひとつの欲で、
その欲を満たすと承認欲求も満たすことになったりするから、
「自分は正しい→だから悪いやつを正す資格がある」っていう理論でエスカレートしていく人がいるのよね。
神林は、司法試験受けて「法で」人を裁こうって考えているから、そこまではだいぶマシだよね。
だって日本は法治国家なんだから、人を裁けるのは法だけなのよ。
それなのに、近年のSNSで問題なのは「私刑」によって人を裁いたり、正したりしようとする人が沢山いて
それで実際に「社会的制裁」が成立してしまっているところだものね。
法治国家として「私刑」のほうが、法の裁きよりも先にあって、威力も持ってるのは良くないと思う。
(多分この時点での神林さんは、裁判官か検察官を目指して司法試験を受けていると思う。
「裁く側」だね。)
で、ここ2話もそういう話になっていると思う。
結局、ヤミーを従えた神林がやっていることは
「力を手に入れたのだから、自分の正義の心に従って悪人を裁く!」
っていうことだし、デスノートの夜神月と変わらない。
正義が暴力と化す流れを描いているね。
「新世界の神……林になる!」
ここ数話で急激に浮上した、アンクがなぜ腕しか復活しないのかについて、9:07で
映司「どうしてお前はメダルを手に入れたのに、他のグリードみたいに姿が変わらないんだ……?」
アンク「……」
映司「お前だけ、特別だったりするのか」
ここで、アンクが何か話してくれそうな素振りを少しだけ見せるんだけど、セルメダルの音に注意を逸らされて結局答えは聞けず。
おあずけでーす!!
この回、最初の変身が10:10なんだけど、珍しくメダル投げないんだよね。
メダルチェンジするときは投げるんだけど。
12:05
クスクシエに戻ってきた映司とアンク。厨房にて。
映司「なぁアンク。ヤミーが人を助けることってあるのか……?」
アンク「ないなぁ。奴らは親の欲望に従って動くだけだ」
映司「人を助けたいって気持ちや、正義を守りたいって気持ち。それも欲望って言えないかな」
アンク「……フッ そんなバカなこと考えるヤツいるわけなぃ……」
いた 目の前に
ここ好き。
映司「欲望ってわけじゃないけど、そういう人間もいるよ」
アンク「なるほど」
まぁ映司見ちゃったら「なるほど」と言わざるをえないよなw
でも、映司が手に入れたのがオーズのちからじゃなくて、もしヤミーにされていたとしたら
神林と紙一重だったのかもしれない……と思わされる一幕だよね。
あと、ここ2エピソードで隆くん役やってる子役の子、良い演技するなぁ。
13:50
鴻上会長が伊達に渡す「バースバースデーケーキ」を良く見てほしいww
カプセルが「カパッ」ってなって、中に
HappyBirthday
バース
って書いてあるやつww
当然カプセル部分もお菓子で出来ているから食べられるんでしょうなw
16:30
最初、バッタのヤミーと映司たちが遭遇した時、バッタヤミーは「ひったくりからカバンを取り返す」っていう“善行”を働いていたんだよね。
それが、「公共の場で大きな音で音楽を流してたむろしている若者」を止めるみたいなところまで
「やめさせようとしている悪行のレベルが下がっていく」。
これはデスノートでもあったけど、初めは罪の重い者に罰を下して行ってたのが、
徐々に「自分の権威を誇示するために、軽微な罪でも“キラのターゲットになる”から人々が
萎縮しながら暮らすようになる」っていう、恐怖政治のような状態になっていったのと同じだね。
ところで、クジャクメダルの効果として、飛び道具(俗に言うファンネル)を飛ばすというのと、
左手にはめる円盤状の盾のような何かがある。
中に、メダルを9枚入れることができて、スキャニングチャージすると必殺技が出せるわけだけど、
クジャクのカンドロイドが扇風機のような挙動をするのと一緒で、こっちの円盤もぐるぐる回るのだ。
クジャクはオスの尾羽根が扇子のようなので、扇風機みたいになったのかな。
第22話『チョコと信念と正義の力』
OPのカラーチェンジは
頭:赤(タカ)→白(サイ)
胴:黄(トラ)→緑(カマキリ)
足:緑(バッタ)→赤(コンドル)
・印象的なセリフ
映司「正義のためなら、人間はどこまでも残酷になれるんだ」
映司「誰が正しくて、誰が間違ってるって、とっても難しいことだと思います」
2:24
劇場版のインタビューで渡部さんが言ってた
「大きな土管の上で腕立て伏せする回が印象に残ってる」
は、ここw
渡部さんの発言は↓このトーク
この土管がいっぱいあるところ、電王でも確か撮影で使われてたよね。
このあたりで侑斗とデネブが寝泊まりしていた気がするw
(侑斗が寝ている間に勝手にデネブが飴を配っていて、子供たちが
「あ! 桜井侑斗!!」
って言って指さしてくるシーンかな)
「日本ヒューム 熊谷工場」もしくは「日本高圧コンクリート 埼玉工場」かな?
クレーンがあるから「日本ヒューム」の方かも。
後藤は、「アゲハ蝶」の回でも、「筑波と自分は紙一重」っていうのがあったと思うし、
ここのエピソードでも、「正義」というものを神林親子を見ながら再度哲学しなおしているよね。
後藤は、オーズ・バースの戦いを間近で見ながら変化・成長していくね。
6:34でも
「悪いやつをやっつけるヤミーなんだよな? それでも倒さなくちゃいけないのか?」
って言ってる。
で、映司の答えは。
「倒さないと。いっぱい見てきた。誰かを守りたいって気持ちや、自分たちの正義を守りたいって気持ちが
どんどんエスカレートすることがある。
正義のためなら、人間はどこまでも残酷になれるんだ」
偉い!!
ヒーロー物で、「正義や悪は、立場やTPOによっていくらでも変わりうる」ということに触れるの偉い!!!
「俺は正しい! 俺が正しい!」だけでは独りよがりだし、実際危なっかしいからな。
その「正義の危うさ」について、勧善懲悪を常に横糸として引いているヒーロー物が「自覚的であること」には
かなり意味があると思うんだ。
クスクシエは前回・今回がバレンタインフェアの準備と営業。
多分放映時期がそのシーズンだったってことだろうw
(クリスマスフェアのときも、多分放映時期がクリスマスだったのだ)
7:07
アンク、アイスの棒をポイ捨てしちゃいけません!!
神林隆くんに怒られるよ!!
この回のバトルフェイズ、映司と神林父、後藤と隆くんがそれぞれと対話して
「スケールは小さくとも、自分たちにとって大事な幸せのほうに目を向けよう」
ってことになっていくのシナリオがうますぎる。
映司「自分に出来ること以上のことはできませんしね」
なんか『MOTHER』で「知らないこと以外ならなんでも知ってる」とかいうセリフが出てきたの思い出すw
後藤は、直前に伊達に言われた
「間違ったら誰かが教えてくれる。だから自分を信じるしかない」
という言葉を受けて、隆くんに
「自分を信じるしかない。どうして正しいことがしたいのか?」
と問うんだよね。後藤自身の哲学でもあるよなぁ。
ところで私はタジャドルコンボに変身後の決めポーズに既視感があったが
この回の20:42で、ジーク(電王)に似てると気付いた。鳥怪人同士w
タジャドルオーズ「降臨!! 満を持して」
それにしてもタジャドルのスキャニングチャージはマジでフェニックスだな。
オーズは「最終バトルでやっと映司とアンクが“相棒”になる」と思ってるんだけど、
そこまでは“相棒”じゃないというのが、このへんのエピソードでよくわかる。
(11:35〜 映司がブラフでメダル投げる時、アンクがそれを信用できてないのとか)
20:00
伊達「あんこ、今だ!!」
アンク「ふんっ、俺の名前はアンクだ!!」
伊達「見たかあんこ」
アンク「あんこじゃない! あんこじゃなーい!!」
アンク案外こういうところ細かいよなw
20:00
映司「これ、多国籍料理とどう関係あるんだろ」
クスクシエのバイト、それ考え始めたら終わりだと思うのよねw
神林さん、ラスト「弁護士を目指すことにしました」って言ってるから、元々目指してたのはやっぱり
弁護士ではなかったと思う。
裁判官も検察官も弁護士も司法試験受けるけど、わざわざ「目指すことにしました」って言ってるんだから
今まで目指してたのは弁護士以外ってことだろう。
それで、アンク。あんこ……じゃなくてチョコアイスは旨いか?
第23話『キレイと卵と眠る欲望』
エイヤミー・エイサイヤミー回
OPのカラーチェンジは
頭:赤(タカ)→白(サイ)
胴:黄(トラ)→緑(カマキリ)
足:緑(バッタ)→赤(コンドル)
エイとサイが合体したヤミーが出てくる。
エイサイ……。
カザリが今回はガメルのメダルまでも取り込むので、メズールの能力としてのエイ、
そしてガメルの能力としてのサイが合体したヤミーなのだろう。
1:55
真木が伊達さんに執拗にメディカルチェックを受けるよう言うのだが、
真木は「データが欲しい」ということにこだわっていて、伊達はそれとは違う何かの理由で
チェックを受けたがらないので、「あ、何かあるな……」となる。
ここでは伊達が本職の話をするし、のちに映司とも
映司「海外で、何の仕事してたんですか?」
伊達「いやいやいや、見りゃ分かるでしょ。このインテリな雰囲気で」
というやり取り。(13:10〜)
で、肝心の職業は次のエピソードで明かされるというわけ。
3:10
ここで「後藤さん、割と店頭でモテてる」という話があって、更に17〜18話で映司が
「恋愛よくわからない」という話をしていたことを踏まえて、ここ2話を見ると本当面白いw
再び恋愛がちょっとしたテーマになっているのだが、こちらはかなりコメディに寄せた展開になっている。
最近メダルがどんどん奪われていってるので、毎回のようにタジャドルコンボしている映司が辛そうで心配である。
ところで、メズールのヤミーって、女性の欲と相性がいいというところがあるかも、と思う。
購買欲の女の子(5〜6話)も、女性の「おしゃれしたい」っていう気持ちにメズールが目をつけたとも解釈できるし。
カザリもそのへんを考えて、優美さんをターゲットにしたのかも。
妹の方は、「隠れた欲」を持ってなさそうだしね。
「私が姉さんを羨ましがっていた」とは言ってるけど。
まぁその2回だけだけどね、メズールのヤミー+女性の親っていう組み合わせ。
11:25
おでん屋の店主、ゴリラカンドロイドと意思疎通図れてるのなw
12:33
アンク、チョコアイス食べてる!
バレンタインフェアのとき限定かと思ったら、次の回でも!?
普段バニラか、いちご練乳みたいな色合いのアイスが多いのにね。
まぁチョコアイス、旨いよね!
13:26
アンクはグリードの気配も、ヤミーの気配も感知できるけど、ゴリラカンドロイドはヤミーの気配だけに反応するソナーなのだな。
まぁバースは、「セルメダル集め」が仕事だから、グリードと交戦しても意味ないしね。
なのに合流しちゃうもんだから、収支がマイナスにw(24話 6:04〜)
ドリルアーム壊すしww
17:37
アンクがメダルを投げて、映司が受け取るときに
アンク「映司! なんとか切り抜けろ!」
映司「わかった!!」→伊達にぶつかる 「すいません!」
のところ笑っちゃう。芸が細かいw
で、そのあとのタジャドルコンボに変身したときのポージングがかっこいい!!
火と風のブレス対決だー!!
モンハンストーリーズでレウスVSベリオ亜種とかになったときのブレス対決だーー!!w
ウヴァって喧嘩っぱやいだけじゃなくて、負けが確定するまで粘っちゃうところあるよね。
カザリはその点、引き際を見定めるのが早いというか……。
だからいつもウヴァはやられている印象だし、カザリはいつも捨て台詞吐きながらとんずらする印象ww
20:40
変身中って「無敵時間」あるのよね。
昔は、
「ヒーロー・魔法少女の変身バンク中は隙だらけなので、そこを狙って突けば敵は有利なのでは?」
ということを誰しも考えたことがあると思うけど、「無敵時間」の概念が参入(?)してきたので
変身の最中にエイヤミーが突撃してきても弾けるのだなw 現代はすごいなw
22:45
ここから次話まで引き続き、しばらく映司が「頬染め」状態で笑うw
第24話『思い出と恋と海のコンボ』
イトマキエイヤミー回
OPのカラーチェンジは
頭:赤(タカ)→白(サイ)
胴:黄(トラ)→緑(カマキリ)
足:緑(バッタ)→赤(コンドル)
全48話なので、このエピソードは折り返しなわけだが、コメディパートがあるのは
ちょうどこのあたりまでと言えよう……。
25話には「鳥型のヤミー」まで出てきて、物語の縦糸が急速に、シリアスに走り始めるので
「アハハ、可笑しい〜!」ってなれるシーンがあるのは本当にここが最後のように感じる。
1:20
それにしても、映司が
「アンク、なんか変なんだ。コンボもしてないのに、胸が苦しくて……」
と話してる時のアンクの
「???」
という顔ww
8:50
伊達「ドクター! メンテ終わった?」
真木「終わってますよ、必要以上に」
このあと、真木が、伊達の置いていったクスクシエの割引クーポンで知世子さんの写真を見て、
思わずキヨちゃん人形を落としてしまうんだけど、真木の手から、自然とキヨちゃん人形が落ちるなんて
よほど何かショックなんだろうね。
9:28
映司役の渡部さんや、アンク役の三浦さんが口をそろえて
「あのシーン好き」
と語り草にしている「例のシーン」の登場であるw
柱に手をかけてぐるぐる回転しながら、もう片方の手でアンクをぺしぺし。
映像に映っている分だけでも6回叩いているw
アンクも「おう、お前俺のこと何発殴ったんだよ!?」って言ってるしw
後藤ちゃんのことは「モテる人」呼ばわりだし、後藤ちゃんもどこからハリセン取り出した!?
ツッコミが追いつかんw
映司、恋におちた瞬間に泉の水に頭突っ込んでも正気に戻らなかったというのに、
ここでもアンクからバケツで水ぶっかけられて、やはり正気に戻らないw
まだ「頬染め」モードw
11:45
伊達「そりゃあ……! 昔のお前の方が、好きだったからじゃない?」
これだから伊達男は。
伊達さん、初登場から毎エピソード毎エピソード、すごく気障なセリフが沢山あるよなー。
演ってて楽しそう。
13:58
映司を引っ張って歩く、アンクと比奈の後ろ姿が可笑しいw
特にアンクの歩き方!!w
「「全然大丈夫じゃない」」
映司!! プロポーズするって決めてから花占いすんな!!! 色々順番とかおかしいだろ!!w
この回の変身は、アンクと比奈の協力により「第三者が映司をオーズに変身させる」っていう特殊変身なんだけど、
「あ、それでも変身は成立するんだ」
ってなるw
本人の「変身するぞ」という意志は不要なのねw
あと、昭和の人間としては、
「変身する人物の周りに、変身と無関係な人間が映っていると、合成が面倒なことになるから、
変身バンクを挟んでいた」だろうに、最近の変身シーンは、無関係の人が
画面内に映ったままシームレスに変身するところが「平成以降の作品見てるなあ!」って感じるという話w
この、「アンクと比奈が、気絶している映司を変身させる」のも、画面にアンクと比奈が映ったままで
映司がオーズになるでしょ。
こういうシーン、もちろんこの回だけじゃなくて、あちこちにあるんだけど、昔はなかったのよ!!w
で、それは「当時の撮影と合成の技術の壁」がそうしていたのであって、今はその壁って
「ブレイクスルー」された時代なんだなぁってしみじみ思うのよね。
15:52
伊達「すげぇな、パワーアップまでしてるよ。さっすがドクター」
8:50で言ってたしな、「必要以上にメンテ」したってw
やっぱり真木って有能なんだよな。それはそれとしてヤバイ人だけど。
17:37
アンクが、カザリの中からメズールのメダルを取り出す作戦を耳打ちするんだけど、このとき当然泉信吾は卒倒してる。
まぁ今までもよくアンクは、一瞬だけ身体から離れて戻るというようなことはしていたけど、今回は比奈の前。
これが、出会ったばかりの頃の比奈だったら大騒ぎでものすごい心配していたかもしれないけど、
この回で「共同作業により映司を変身させる」とかの交流(?)も経ているので、
当初よりだいぶ“信頼関係”が築けているのかもしれないっていう気持ちで見ていられることに気づく。
伊達が「元医者」であること、それもチームとして世界中で医療による人助けをしていたという
経歴を持つことが判明する。
ここしばらく話題になっていた「伊達さんって何の仕事してたんですか」の答えがこれ。
20:26
初の「シャウタ(シャチ・ウナギ・タコ)」コンボ。
ただしテーマ曲は流れない。
巨大化したイトマキエイヤミーとシャウタオーズとのバトルは、「水中オールCG戦」だ。
これで、映司は「全ての単色コンボ」のちからを一度ずつは発動させたことになる。
単色コンボのあとは、身体が辛そうだがそれでも一応全色乗り越えてしまった。
大丈夫なのだろうか。
22:07
伊達が
「やめとけって。古い酒は悪酔いしちまうぞ」
と遠回しに優美の告白を未然に遮ってしまうんだけど、これも伊達が1億円稼ぐ目的と関係あるよね。
もしもの時を考えると、あまり人と親密になりたくないんだろうと思う。
相手を傷付ける結果になるかもしれないし。
そういうこと考えている伊達は、伊達に伊達男じゃないってことだな!
・参考文献(?)
東映株式会社>番組>仮面ライダーオーズ/OOO>あらすじ一覧
仮面ライダー図鑑>怪人図鑑>仮面ライダーオーズ/OOO
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