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pixivFANBOX
現状「わんこいん。（月額500円）」プランのみです。
その理由とかも以下にまとめます。

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pixiv FANBOXとは活動者を支援する仕組みです。
pixivが運営しているサービスだからといって、イラストに関わる活動でなければいけないということもないです。
あらゆる「活動者」がクリエイターとして登録でき、支援者を募ることができます。

去年の誕生日に、検討してみてくださいと言われていて、今年の誕生日（今日）も再度リプ頂いたので
まずクリエイター登録をしてみることにしました。
支援者としてプラン加入するかどうかは支援する側が決めればいいことなわけですしね。
支援したくない人からなんとか無理やり金をむしり取ろうというサービスではないんだし、
途中で支援をやめることもできるしｗ


それで、世間一般のネットでの活動って最近の傾向として
「ファンサするとその分投げ銭が返ってくる　投げ銭をするとファンサが返ってくる」
っていう即時性の高いインタラクティブなやり取りが規模を拡大していると感じています。
「Youtube Live⇔スパチャ」が象徴的かと。
活動者はファンが喜ぶことをする。
ファンはお礼と応援の気持ちを込めて投げ銭をする。
それで活動者はまたそれへのお礼を兼ねて要望に応える…というような循環です。

でも私にはこのやり方があまり合っていなくて、
自分がそうするところを想像しただけでなんだか居心地の悪さを感じてしまうんですね。
お金が動くから、どんどん要望に応えようってことで「自分のやりたいこと」じゃなくて
「求められたこと」ばかりに終始してしまうんじゃないか、とか。
今まで「求められたこと」がたまたま「自分もやりたいと思えた」なら、リクエストにも応えてきましたけども。
逆に応えないなら応えないで、
「求められたことに応えてくれない！　と批難を浴びせられたり、
お金を払ったんだからやれというような強要を受けるのでは？」
とか考えてしまうし。

無形物としての「ファンサ」にお金を払う人が、
そのお金に「どういう思いを乗せているか」がわからないのは、お金を受け取る側からすると怖いときがあります。
例えば「このくらいの額払えば付き合ってもらえるかもしれない」という思いが乗ってても
応えられないじゃないですか。

無形物だろうが有形物だろうが、なにか「コンテンツ」を作って、ファンがそれを購入することにお金を払うのは
「コンテンツの価値にお金を払っている」ことになるけど、無形物としてのファンサを「購入する」というのは
「体験を買うこと」ですからね。
それで相手の「求めている体験」に、こちらが応じられなかったらと考えると怖いんですよね。
ただでさえ、接客とか接待が性に合わないからネットで好きなように活動しているのに、
今は接客とか接待が巧い人がネットでも成功していってる空気で大変肩身が狭いですねｗ
私の感覚だと、蟹風呂喫茶っていうイベントもファンミとかファンサっていう感じではなかったですし。


そこでpixivFANBOXでは、月500円のワンコインプランのみをまず導入しました。
pixivの「使い方」ページなどを見ても、
「より高額なプランでは、支援者に”特別な返礼”や”限定グッズ”などを用意する」
のがセオリーというように解説されているし、そのとおりだと思うので、
高いプラン（自分にできることに見合わない額）を用意してしまうと
「何かお礼を考えなければ……」ってなってすぐ自滅しそうなんですよね。
「高額の支援者への返礼がメインの活動内容や目的になってきて、本来の”やりたかったこと”ができなくなる」のって
結構表現者としては本末転倒だと思うし、「登録者向け限定グッズ」とかを作るのもそれこそが大変そう……。
あくまで元々の活動を阻害しない範囲に留めないと、きっと自分おかしなことになるよなぁと思います。
今まで「CD購入者限定のデスクトップ時計アプリ」とかをボーナスとして作ったりしたけど、やはり大変でしたしね。
自分ひとりで作れたものではないし。
だから「自分ひとりでも、FANBOXのフォロワーに向けてすぐに用意できる返礼品って何？」と
考えてみたところ「セリフ音声」「タロット占い」くらいしか思い浮かばないんですよね。
できることが相当限られてくる。
「それ、喜ぶ人いるの……？　そのために月500円払う価値があると思う人、いるの？」って思うしｗ
ほかにすぐできるのが、FANBOXブログ機能での「活動進捗報告」の投稿なんです。

「ここでだけいち早く読める制作秘話と、進捗状況の報告（動画つき）」
これだったら、自分にもストレスなくできるし、それに対して500円の価値を感じる人だけが登録してくれればいいと思いました。
どうせ、最近「進捗報告動画」を作ってちまちまアップしているので、これを
「会員限定ないしは会員が早めに見られる」ようにするのであれば、「本来やりたかったこと」の
延長線上でやっていけます。
それを支援してくれる人というのは、「私の元々の活動方針」を応援してくれる人ということだから
多分先々で齟齬が生じにくいだろうし。
それに、進捗報告すら楽しみにしてくれてる人がいるんだから、本編の編集を頑張ろうという
モチベーションにも繋がるよなぁと思います。

あとは、『支援者向け限定ラジオ』。
支援者からコメントとかおたよりとかを募って、それをトークテーマにしてポッドキャストのラジオ音声録って、
支援者限定向けで（月１くらいの頻度で）公開するのもできそうです。
これは割と普通に「面白い企画」にできるポテンシャルがありそうですしｗ
せめて支援者が10人を突破してから始めたいけどｗ

今後はそういったわけで「いち早い進捗報告」は、ツイッターではなくFANBOXで行っていく予定です。
そうしないと、支援のアドバンテージがありませんしｗ
不定期更新になりますが、宜しければご支援お願い申し上げます〜！


１年考えてみて、こんな結論に達しました。
「できることしかできない」不器用ものですが、今後とも宜しくお願い致します。