今『仮面ライダーオーズ/OOO』を履修中なので大黒摩季さんが唄うOPを早速カバーしました。



(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)


オーズを見ていたら、もう2話くらいで
「この曲、私がカバーしたらどうなるんだろう……」
と思い始めました。
要は
「自分のカバーを、自分が聴いてみたい」
という状態になりました。
どこをどういう風に歌い上げるんだろう、どういう表現で「特撮OP」にするんだろう、と。
自分で、自分の工夫に興味が湧いてきましたw

楽曲のジャンルが「スカ+ロック」って感じなので、前回『Breeze』を録った時
「次回は、“力で押しても良い”曲録りたい」
って思ったことに合致して、即「次録るのはこれだ!」となった、というのもあります。
勿論「力で押す“だけ”」じゃダメなんですけどねw

まぁでもその日自体は他の用事があったので、録音開始は諦めて、楽曲をmora.jpで買ってきて、耳コピをしてました。
下手に、ハンパな作りかけの録音プロジェクトファイルを作ってしまうと、気になって眠りが浅くなるしw
だったら、聴きながらイメトレするに留めたほうがマシ。

カラオケ音源に、ハモりパートや合いの手が入っているのかどうか次第で、
自分が録音すべきものが変わってくるし……

それで、この曲の場合カラオケ音源には、「声という声、何も入っていない」ことが判明したので、
もう出だしの
You count the medals 1,2 and 3
の英語ラップからハモりから「OOO!×4 Come on!」の合いの手まで、
「全部蟹」でやらないといけないことになりましたw


ハモりの耳コピに関しては、一部を除いて3度下ハモ1本かなって感じだったし、
結構音量も大きめにミックスされているので、
こういうのは原曲のデータを「はやえもん」に突っ込んで、
エフェクト>ボーカルキャンセル
をすることでよく聞こえるようになって助かります……。
これをやってもよくわからない場合は、もうACIDでピアノロールを打ち込んで解明(?)してるから
それはもはや「耳コピ」っていうか「自分でコーラスワーク作る」というアレンジ作業に近くなるしw
今回のはちゃんと「聴くだけで覚えた」から正しく「耳コピ」ですねw
ところで余談だけど、この作業の時に「はやえもん」のエフェクト機能の中にある
「聴覚トレーニング」っていうのがすごく気になりましたね。
あれ、本当になんらかのトレーニングになるんですかね?w
実際聴覚トレーニング状態で再生して聴いてみたけれど、
どういう「理屈(仕組み)」で、それが耳のトレーニングになるのかもよくわからなかったしw


『Anything Goes!』は、BPM190なので結構アップテンポです。
これ原曲のMVね。


アップテンポの時は、やっぱり「もたつかないこと」が重要になる反面、
それを意識しすぎれば当然「走る」ことになるので、ドンピシャの音ハメが難しいですね。
しかもSkaだからあちこちで、ボーカルが、またはリズム隊が、拍が表になったり裏になったりするわけですよ。
アップテンポで拍の表裏が逆転することがあるのは、本当に大変w
なので、録音するときにちゃんとソフト付属のメトロノームをBPM190で鳴らして
ちゃんとかっちり合うように歌って、録った後にもデータの位置調整をかなり慎重にやりました。
少しでも「伸ばしが長い、足りない」というところがあったら録り直して混ぜてたので、
今回は収録に全体で7時間くらいかかってますね。
通常は4時間で1曲上がるので、結構長い部類だと思います。
主旋律の音程は、だいぶ取りやすい曲でした。
Aメロなんかは『Breeze』よりだいぶ少ないテイクで仕上がったし。
とはいえ、「覚えやすい」ということと「歌いやすい」ということはまた別だったりして、
サビは高いし、基本は張らないとバックの音圧に簡単に漏れるし、時にはガナったりの演出も加えつつ
「かっこよく、強く、靭やかに」歌い上げるとなると、ものすごい神経と体力を消耗しましたww
大黒摩季さんは原曲でガナりは使っていませんが、
「私がこの曲を特撮のOPとして唄うとしたらここはガナる」
っていうところはガナりました。
THE ALFEEだったとしてもガナると思いますw
なるべく少ないテイク数で成功させないと、どんどん喉に疲労が蓄積して、
一層NGが増えてしまうから、さすがにちょっと焦りましたw

サビの最高音に、「オ」や「ウ」の母音が当てられていて、その母音はフラット気味になりやすいので
そこで特にリテイクが嵩んだというのと、最高音でなくても「オ」の母音は、実は「ア」や「エ」よりも
音割れしやすいということがあって――
例えば
「Anything goes! そのが」
の部分は、グルーヴ感出したくて「アタックを強めに」と思って声量出すと絶対音割れしましたw
今、うちの収録環境では、PreSonusのプリアンプ→Roland Rubix24オーディオインターフェース→PC
という風にマイクの音が伝わっていくわけですけど、プリアンプのGainとIFのSens・Monitorの組み合わせを調整して
「自分の声の返しがちゃんと聞こえるけど、音割れはしない」という設定にしなければいけなくて、
この調整のための試し歌唱で結構NPを使ってしまった気がしますw
何度整えても痒いところに手が届かなくて!w
結局、プリアンプ側のGainはどんなに上げてもツマミ9時半で留めておかないと、
私の最大声量に耐えられないことがわかりましたw
DRIVE一切掛けてないのに……
逆に、Gainを下げてDRIVEをかけるべきなのか? とかも思いましたが、そうでもなさそうだし。
とはいえ、絶対に
「声量を抑える」ことで、割れないようにするっていう策は取りたくなかったんですよ。
「絶対に全力の声量は出す。それでも割れないツマミ調整を見つける!」ってw
色々試しましたが、例えばIFでコンプ使ってもキレイにはならなかったので、
とにかくプリアンプのツマミを9時〜9時半の間に、あとはIFのSensを割れない範囲にしつつ、
返しはDirect Monitorツマミでギリギリまでマイクを上げるしかなかったですね。
割れてさえいなければ、あとは波形編集とミックスで調整が出来るけれど、
「割れてしまった音を、割れなかったことにする調整」は無理なので。


主旋律を一通り録り終わってから、ハモりを下2本、上2本録って、
(と言っても「上」は、サビの「探してー」「なるほどー」しかない)
更にサビのオク下も2本録って混ぜました。

その後で漸く「OOO!×4 Come on!」を全4テイク「S・A・T・B」録って、
左から順にS・A・T・Bになるようにパン振って並べましたw

で、最後が英語のラップ。
これは録ってから、Sound Engineの「音程」タブで、キーを7〜9くらい下げて合わせました。
UA-4FX2を使えば、「録る段階でキーを下げておく」ことも出来るし、そういう意味では
Gachikoe!」も持ってるからUA-4FX2を挿さなくても、つまりハード的にではなくソフト的に
「音声を変えながら録音する」ことは可能なわけだけど。
どの方法をとっても、結果は大体同じ感じになるので、それだったら……と、
「何もいじっていない状態で録ったテイク」を保存した上で、それの「キーをいじったもの」を別名保存して
それぞれミックスしてみて「キーチェンジ後でもいいな」と思ったのでそれを採用したまでですね。

ところで、原曲歌詞で
「You can be free from average」
のところは、
「the average」
と言っているように聞こえるので、そのように発音したし画面内のテキストもtheを追加しておきました。
あと、「欲望増殖」と歌詞では書かれているところも、私の耳コピでは「欲求増殖」にしか聞こえなかったので
「聞こえる音に限りなく寄せて」発音しておきました。
そっちは画面歌詞字幕の方、「欲望」のままにしておきましたが。
原曲では「Count」が「Take」か「Trace」にしか聞こえないところもあったなあ。


そして、最後の最後に遊んだのが「コイントスの音を混ぜる」ですね。
まぁコインじゃなくて「メダル」だけど。
これは、CD音源には、歌入りだろうがカラオケだろうが、入ってない音です。
テレビのOPの時だけ、イントロに「コイーン!」って音があって(と言ってもマリオのあれではない)、
サビ直前には「変身!」の声も入るんですよ。
私は、自分の声で「変身!」は入れたくないけど、メダルトスの音は混ぜたかったので、
Webでまたフリーの「コイントス」効果音を探して
一番番組で使われている音の印象に近いものを見つけてきました!
地味になかなか見つからなかったYO!!w
使わせてもらったのは、ニコニコモンズにあるこちらのコイントス音です。
コイントス(コインを弾く)音2
DLして、キーを原作に近いものに変えてコンプかけてからミックスしました。
結構、番組バージョンで混ぜてあるメダルトスの音は、なんていうか
倍音多めの音というか、厚さがあるというか。
フリー効果音(有料のまでも試聴して探してみたけど)で上がっているコイントス音は、
「音が高いとか細い、短い」か、「音のサステインが長い場合は低い」というのが多くて、
「コレ!!」というのを見つけるのに苦労しました。
でも、これ自分で音を作るのも難しそうですよね。
なんていうか、求めてる物は「チャリン」とか「シャリシャリ〜」じゃないんですもん。
でも今回使わせてもらった音は、結構サステイン長めだったのが助かりました。
音圧上げてから、DelayとReverbのエフェクトがあるトラックに混ぜ込むことで、
かなり原作に近い音にできました!! ま、満足!!!

当初の目的である、
「自分でカバーしたらどういうものに仕上がるのか」
というのも、完成した時に
「なるほど、こうなるのかー」
とわかって満足!!!!w