6月に配信した劇のアーカイブ・台本リンクと、作品詳細や感想や面白楽屋トークとかをメモっていく日記。

ボイコネ 公式サイト
(V)・∀・(V)のプロフページ

2020年6月の記事
7月の記事
8月の記事
9月の記事
10月の記事
11月の記事
12月の記事
2021年1月の記事
2月の記事
4月の記事
5月の記事

(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)



リンクは、いつもどおり、タイトルのリンクはアーカイブへ。台本のリンクはボイコネ内の台本ページへ飛びます。
作者名は敬称略です。

2021/06/03


『無人狼』
台本:砂糖飴玉・裏庭・どや・凹(ペコ)・らて・にょすけ合作


こちらも、完成前後ににょすけさんから
「すごい合作台本作ってるので上がったら是非上演してください!
 北内はぜひめるさんで!」
という連絡をもらっていたのですが、私はその頃体調を崩していてな。
また完成からだいぶ間が空いてしまったけれども、ようやく上演できましたことよ!
男女比が男3:女2で、北内がめるさんということは自動的に私は東野になり、
男3人はぼいこね同好会から配役していけばすぐ決まるな!! ってことで、
間中は台本執筆の際に実際間中のセリフを書く担当だったどや、
西岡は西だからにっし〜さん、消去法でハルさんが南澤になりました。
西岡は下の名前が「はるおみ」だから、「はるおみだからハルさん」としても良かったけどw
でも、南澤がいじられキャラなので結果的に良かったと思います。

6人合作という、合作の中でも携わった人数が前代未聞に多いこの作品ですが、
アフタートークで、どのように合作を進めていったのかどやくんから詳しく聴いたので
是非その内容もチェックしてほしいです。

大まかに言うと、まずにょすけさんが、5人のキャラクターの「弱み」と、
「人狼を入れ忘れた状態でワンナイト人狼をやっていて、お互いの弱みを暴露する言い合いになる」
というプロットだけを作ってきて、その流れに沿うことを踏まえた上で、
どや、らてさん、裏庭さん、凹(ぺこ)さん、砂糖飴玉さんの5人が「TSW」するという作り方だったそうです。

また、ワンナイト人狼を理解するために、書き始める前に実際にメンバーでワンナイト人狼を遊びつつ、
自分の中で担当するキャラクターの肉付けを行っていったのだとか。
プロットの決まっていないリレー小説だとまとまりがつかなくなりそうだけれど、
これはTRPGリプレイにも似ていて、キャラクターアビリティと、チェックポイントと、到達点が予め決まっているため、
なりゆきに任せるというより「オリエンテーリング」だなと思いました。
だからこそ、完結したんだなと。
各々が、「次にどうするか」のビジョンをバラバラに持っていたり、または持っていなかったりしたら
収集つかないですもんね。
ふたりくらいの合作なら、1:1の会話劇はらてさんととおのんさんのように、
「途中で書き手を変えるリレー形式」とか、にょすけさんのTSWみたいに「お互い役をひとつ担当して実際にセリフで掛け合いする」ことで
なにかしらのオチがつけられそうだけれど、オチを先に決めないで6人も集まったところで
ぐちゃぐちゃになる未来しか見えないw
プロットがあって、全員でそこに向かうという共同作業であるところが、このコラボを完遂させたんだなぁと実感しました。

また、セリフ量の配分なども話し合いながら書き進められたそうで、それは実際の台本からもひしひしと感じられますね。
「このキャラとこのキャラはすでにドンパチしたから、次はこっちのふたりを絡ませようかー」
みたいなバランスも考えながら書いていくという。
セリフバランスは、キャラ数の多い台本では結構大事な上、工夫も要るんですよね。

実際に上演してみると、本編が44分くらいあったのですが、体感では短かったなぁ。
やはり、テンポを殺さないでくれる人とやると30分超えの劇でも30分を超えたと感じないですからね。
5人だと、同じ尺で2人劇のシナリオに比べれば自分のセリフ量はそこまででもないというのもあるし。



2021/06/05


『BARABARA』
台本:にょすけ


前回あやおかさんと「KUKKORO」を演った後に、同じにょすけさんの女性サシ劇応援シリーズの
「BARABARA」が「KUKKORO」よりもコメディ度が低くてリアルな喧嘩っぽい
という話をして、次に早速やってみようという話になりました。
それが今日!

こちらは、カテゴリも「サスペンス」ですので、やはりコメディよりは「怖い」が強いですね!
私は「煽りが強い電波ストーカー」ポジションの松戸だったので、めちゃくちゃ嫌な女を演じるのを頑張りました。
あやおかさんが担当した金町の方は、比較的「挑発に乗ってキレる」んですけど、
それを踏まえて私の方は、比較的余裕ある感じにしてみました。
それに、終盤急に「前世」を持ち出すところがあるので、「電波だしストーカー」だし、
「アカネちゃんとは知り合ってすらいないっぽい」から、別に大声を出す必要はなくて
強いて言えばやたら饒舌みたいな方向でやばいやつにしてみましたよw
マシンガントークなら任せな!!ww

というわけで、どういうサスペンスなのかは現物を聴いて欲しいところなのだけど、
作中に名前の出てくる「森本ツバサ」と「アカネ」本人は一切登場しない、セリフもないところが可笑しかったですねw
そのふたりが住んでるっぽい家なのにw
にょすけさんの「女性サシ劇応援シリーズ」は、他にも数本既刊(?)があり、
今後も増えていくのかもしれないです!
要チェックや!


2021/06/08


『献身的ストーカー田中くん』
台本:蚊ネコ


GW明けに投稿された蚊ネコさんの最新作だよBLだよ!!
説明文に
※大学時代の後輩男子にストーカーされるけどなんやかんやほだされちゃう系ハートフルストーキングラブコメBLです(?
と書いてあるッ!!(原文ママ)
じゃあ間違いない、ハートフルBLだ!!

私が演ると成人男性っていうのはさすがにちょっと無理があるかもしれませんが大丈夫すか
と念の為蚊ネコさんにも伺ってOK頂いたので、若い方である田中くん(21・ストーカー)を私が演ることにしました。
必然的にハルさんが霜村先輩(23・詰んでる社会人)。

アフタートークでもお話したんですけど、蚊ネコさんのシチュボ台本とかシナリオに出てくる「変人」って
すごい尖ってて現実にいたらちょっとやべぇ(もしくは確実にやべぇ)のは間違いない変人だったりするんだけど、
でもどこか憎めない感じで「愛すべき変人」な気にさせられるんですよねぇ。
「決して悪人ではないんだよなあ」みたいなw
「まとも側の人もつられて若干変になる(もしくは絆される)ことでハッピーエンド」みたいなのも多くて面白いです。

今回の田中氏も、ストーカーなんだけど神の手を所持しているただの有能なので
今は大学生だけど、社会に出てすごく稼げそうだしすごい。
最終的に霜村先輩もしっかり胃袋から掴まれてしまった……!
「胃袋から掴め」という都市伝説は本当だったんだ!!

ハルさんの「クソッ!!」とか「ふざっけんな!」とかのキレ芸みたいなキレキレのツッコミが好きなんだけど、
今回も「ふざけんな!」とか「…はい?」とかがあって良かった。
ハルさんとラブコメっぽいのを演って、しかも厳し目のツッコミがあるキャラをお願いすると、
最初(去年の11月)に『幽霊×チャーハン』をやった時を思い出します。懐かしいです。
まぁ今年の2月にも再演したんですけども。
「毎回本気で作れ!」
が特に耳に残りますよねw 私だけ?w


やった! 嬉しい!!
「はい」は全部こだわりました!!
「はい」というセリフが多いのは一読してわかるので、「これは何度もはいが出てくることに意味があるのだろう」と。
例えば、「はい」を言う前の間がどのくらいあるか、ないかとか、トーンの高低、語気の強弱、
確信的か懐疑的か、自信ありげかなさげか……などなどのあらゆる「はい」を想定して
「この流れなら間髪入れずに、“何の疑問も抱いていない『はい』”だな……」
みたいなのを逐一考えて決めていったので、そこをちゃんと聴いてもらえて作者さんと通じ合った気がしました。

あと、毎回、これは蚊ネコさんのシナリオでなくても私はテンポをかなり気にして劇する方で、
その中でも特に蚊ネコさんの台本は以前から再三書いている通り、
「マシンガントークすると絶対面白くなる!!」って思う部分が少なからずあるんですよ。
で、マシンガントークって「噛まずに、且つ何を言っているかしっかり聞き取れるけどものすごく速い」が一番面白くて、
私は結構慣れっこですけど、そこにぴったりついてきてくれる人がハルさん、みたいな。
で、ずっとマシンガンでもなくて、「緩急をつけると生きる」のもわかっている……みたいな。
だから「……はい?」みたいに急ブレーキかけるところとかも、その前がマシンガンだからニュアンスが際立ったりするわけで
その「テンポ感」が台本を読んでいてすごく具体的にイメージ湧いてくるんですよ。
ジェットコースターってのもずっと同じ速度や、同じ高さ、同じ勾配の坂が続くわけじゃなくて、
速くなったり遅くなったり、きつい坂やゆるい坂が混在していてメリハリをつける工夫がされてると思うんです。
それと同じで蚊ネコさんの台本は、
「ここは加速したい」
とか
「ここからここまでは息継ぎなしでまくし立てると絶対おもしろい」
とか
「その直後にすべての勢いを一気に殺す!」
とかがすごく自分の中で欲求として湧いてくるw
それを、実際に「声に出したい!」って思わされるセリフ回しになっているので、
シチュエーションボイス台本、つまり「一人芝居用の台本」であっても、目を通している内に
自分のイメージを実際に音声化したくなるんですよね。
で、多分ハルさんも私と同じようなイメージを湧かせてから本番に臨んでいるのがわかるくらい
「そうそう!! そうして欲しかったの、そこ!!wwww」
ってなって気持ち良いですw



2021/06/10


『合言BAR』
台本:シンタマ


『押せない!!』
台本:シンタマ


「アメノチ」以来のシンタマさんとの共演です。自作自演の会!!
シンタマさんが「アメノチ」の共演をとても楽しんで下さったらしくて、
他にもこういうシナリオ上げているので〜とお誘い頂いたので是非是非とお請けしました。
が、その頃私は喘息で劇が出来なかったのであった……!w
なのでシンタマさんには私の喘息発作が収まるのを待って頂いた……。

そういう事情で、お誘い頂いてから3ヶ月ほど経ってしまいましたが、やっとできましたw
「合言BAR」の枠タイトルも「合言BAR」にしようと思っていたのに「葉」を消しきれておらず
「合言葉BAR」になってしまってて、でももうアーカイブになっちゃったから直せなくて「ぐぎぎ」ってなってますw
それはともかくとして、マスターをシンタマさんが担当するということだったので、
ヒトマ役に玖珂さんをお誘いしました。
玖珂さんとも「オーパンツミー!」以来の共演なので久しぶりなのです。
私に身体があと2つあるか、一日の時間が3倍くらいあれば、もっと沢山の人とちょくちょく声劇出来るのに……。
今のクオリティを維持したいから、どうしても週3回の配信でもう限界なんだよなぁ。
週3回ボイコネ配信したら、他に仕事以外何もできなくなるw
実際、モンハンを週に1度すら起動できない始末よ……。
まぁでも、もしも私と声劇したい方がいたら、声掛けて下さい。
声掛けてもらわないと、まずスケジュールを調整しようがないのでw

そんなわけで、今日は「合言BAR」と「押せない!!」の2本立てで配信しました。

どちらもコメディですが、まずキャラクターの名前が洒落てるんですよね。
コロさんは「殺し(屋)」から来てるのかな? とは思ったけれど、まさかヒトマさんが
「ヒットマン」から来てるとは思わなかったwww
「人間(ひと・ま)」とかかと思ったw
「押せない!!」の方も女性の名前が(作中で名前を呼ばれることも、自分で名乗ることもないけれど)
「小山内 牡丹(おさない・ぼたん)」という名前なので、完全にダジャレなんですけど、
もう「このシナリオのためだけにあるような人名」で最高だなと思いました。
「おせないおさないさん」ww
シンタマさんは、名前を名乗る、呼ばれるような場面が仮になかったとしても、
キャラクターにちゃんと名前をつけてから書き始めないと気がすまないらしくて、
時々しっくり来る名前が思い浮かばないという理由で筆が止まることすらある
と聞いてなるほどと思いました。
確かに私も、キャラクターに「自分でしっくり来ると思う名前」をちゃんと当ててからじゃないと
書けないタイプかも……。

「合言BAR」の方では、「何も知らない無垢(?)なコロさんが終盤殺し屋やる方向で張り切っちゃう」
という振り幅みたいなのをある程度出してみましたが、一方「押せない!!」の方では、
運転手さんの方が「グイグイ来る」前提なのもあって小山内さんは淡々・無愛想な感じにしました。
「適切な距離を保ちつつ」という文言があるんですけど、「ちつつ」のところをキレイに発音するのがとても難しくて
本番前に数十回そこだけ練習しまくったりしていたので、ここは問題なかったんですけど、
全然関係ない、どうでもいいところで久々に軽くトチって
「適切な距離を保ちすぎたかー!」
ってなりましたww

技術的な話をすると、「適切な距離を保ちつつ」では

セツナキョリヲタモツツ
の赤字で書いた「キ」「チ」が無声子音化するのがキレイな発音ということになると思うんですよ。
もしくは「キ」と「チツ」かな。
「保ちつつ」という状態で辞典に載ってないからなんとも言えないんだけど「慎ましやか」では最初のツは無声化する。
「漬けつつ」だとしたら「ツ」の赤字が無声化する。
「熱しつつ」だと「ネッツツ」の赤字が無声化。
これを踏まえると「保ちつつ」の場合は、「ツツ」になる可能性が高いと考えます。
アクセント辞典によればね……。で、これの実践が難しい……。
落ち着いて言わないと「ツ」のどちらかがはっきり聞き取れない発音気味になったり、
「ツ」を一回余分に言いそうになったりw
しかも地味に「テキセツ」の「キ」を無声化するくせに「ツ」をしないところとかもクセモノなんよ!!w
英語だったら「ts」は無声化しときゃいいだろって感じなのに、日本語は無声化したりしなかったりするもんだから……。

うん、なんかそんなことを考えてて、そこを一応キレイにクリアした! って思ったら
油断したのか、「降りるわ」を「降りたわ」って言っちゃって、「いやまだ降りてないよ!w」ってなったw

それにしても、「押しボタン式信号(ボタンを押すまでは歩行者信号が青にならない)」を
押さないでずーーっと青になるのを待っていてちょっと恥ずかしい思いをした……
という経験が元でこういうほっこりシナリオが出てくるって、シンタマさんのお人柄が表れているように思いますね。
私、シリアスシーンを深刻にしすぎて暗い話書きがちだしw
自分がギスギスシーンあんまり好きじゃないのになぜw

ぜひ改めて、前回シンタマさんと自作自演した「アメノチ」のアーカイブも聞いてほしいです。
こちらもいい話なので。
『アメノチ』

玖珂さん、前回は「オーパンツミー」の金山店長だったからあれはあれでぶっ飛んでたけど、
「ヒトマ」さんはまたキャラのベクトルが違って、かつツッコミキャラだったから面白かったなあ。
玖珂さんとはもっと色々な方向性の組み合わせでガンガン共演したいんですよねぇ。
次回も楽しみだなぁ。



2021/06/13


『ギジン屋の門を叩いて5桔里慮紂
台本:にょすけ


ギジン屋“マラソン”ならぬ、“ジョギング”ww
とてもゆるやかに走っているのでw
でも第3話まで来ましたよ!

今回の「お客様」は、ひざさん。
にょすけさんと共演自体は過去に1度だけだそうですが、やり取りは半年くらいされてるそうで。
「楽屋」に集まったらガチガチに緊張してて、まともに喋れない様子でしたw
「手、手が、震えています!!!」
ってなってて、おつついて!!!ってなりましたw
にょすけさんは
「こんなひざさんを見られるなんて貴重だなあw」
とか悠長なこと言ってたw
私は、開場前にひざさんが失神するのではないかと思ったw

でも、開場前に30分ほど準備時間を設けてあるのでそこで雑談していくうちに
だいぶほぐれてきた様子で良かったですよ。
開演してからちゃんと「ほがらかくん」を演じるスイッチ入ってたみたいですし。

とはいえ今日の枠はなんか呪われていたんですよねw
まず、開演前に私はiPadに「引き戸の開け締めのSE」を入れて、ワンタップで鳴らせるようにしたのに
楽屋集合の10分前に、iPadの画面がなぜか真っ暗になっていて、どのボタンを押しても反応なし。
結局、枠が終わってしばらくして落ち着いたら、しれっと起動してて
「なんだこいつ?」って思いましたw
このギジン屋ジョギング、2話からはにょすけさんに枠主をお願いしているんですけど、
(理由は、店の主人である眞門アバターを画面中央に置くためw)
その枠主のにょすけさん自身が、マッチングルームからはじき出されるというインシデントも発生!w
聞いたことない、自分の枠から枠主がはじき出されて、しかも「自分でパスワードを入力して入室し直す」とか!w
なんでそんなことが起こったのかちょっとわかりませんけど。
サーバー混雑してたんですかね?

私のSEに関する問題は、急遽PCから鳴らしてIFに流し込む方式にしたので、
普段iPadのサンプラーのボタンをタップしているところが、キーボードのスペースキーを押す
になっただけで済みましたけど……焦った……。

今回のこだわりポイント!

このやり取りから始まる、「お客様退店後の猫宮さんと眞門の会話」は1〜3話すべてにあり、
しかも一部文言も一緒だったりします。
1話と3話には、猫宮さんが眞門に「うそつき。」というくだりがあるんですよ。

で、1話の方は眞門がさぞ当然であるかのようにオルフェウスの話をして、
猫宮さんが「うそつき。」という。
3話の方では、眞門は何を売ったのか訊かれて、しらばっくれながら「呪物だよ。」というので
猫宮さんが「うそつき。」という。
ちなみに、「さぞ当然であるかのように」とか「しらばっくれながら」というのは、
本番のにょすけさんが演った表現でもあり、私が台本を読んだ時点で
「にょすけさんこう来るんじゃないかな」と予想していたニュアンスでもあります。
台本に演出メモがあるわけではなく、私はそういう解釈をしたし、にょすけさんもそう演技してきた。
だから私は事前に1話台本の「うそつき。」の方は「おどけて」とメモし、
3話の方は「つの口でなじる風」としました。
表現としてはまだ他にもいくらでも可能性が考えられます。
「ジト目で」とか「真顔で」とか「ニヤけて」とかメモったら、全部違うニュアンスの
「うそつき。」
になると思います。
私は1話では、眞門(にょすけさん)が「真顔で」来ると思ったので、こっちが「お茶目に」返すことにし、
「う・そ・つ・き♪(コノコノ〜と指でつつきながらのニュアンス)」
と言いました。
逆に3話は眞門がわざとらしく嘘を言うと思ったし、予想通りに来たので
「わかりきった嘘をわかるように言ってはぐらかすなんて意地悪しないでくださいよもう」
と肘で突きながらなじるニュアンスを込めました。
そのためには、その一つ前の台詞となる
「いったい何をお売りになったんです・・・?」
が、「訝しげ+はぐらかさないで欲しい」意思を持っているべきだと考えました。

こうして、同じ文言がある時、それぞれに対して違う言い方を探って、
雰囲気や流れを逐一作り変えたいというのは欲張りですかねw



2021/06/19

この日は、ニコ生・Youtubeで「ボイコネの声劇面白いよ、聴きに来て!」というコンセプトで
劇配信をする日でした。
詳細は別記事があります。



2021/06/24

取方さんとの自作自演の会、ボイコネでは結構久々ですね。
【R・OO・M】以来ですからね。
19日にニコ生・Youtubeではカレー参りしたところですけどもね。

『ERROR』
台本:取方ゲン


前回私が【R・OO・M】と『丑刻カレー参り』は、コメディ2本立てとしてやりましたし、
私がやりたいって言って選んだ感じだったので、逆に今回は取方さんに選んでもらって
コメディでもないもの2本立てということになりました。

なぜか私も取方さんも、今日は起きてからずっと鼻水ズルズルで、
「よりによってなぜ今日この体調なんでしょうね」
という話をしながら開場しましたw
完全に謎の「モーニングアタック」を食らった状態でした。
私は諦めて薬を飲んだので、2枠目に行く頃には効いてきて結構落ち着いたんですけど……。

『ERROR』は、取方さん曰く、
「声劇をやりたい人はこの台本は選ばない」
「以前『ワールドアナグラム』を上演した時に、(私が)あの演り方をしなければ
今日これを演ることもなかったかもしれない」
と仰る通り(?)、人間味とか感情を込めるところが一切ないというか、
なしにした方が一層雰囲気が出るというか。
劇というより「SFショートショートの朗読」に近いところがありますね。
すごく星新一を感じるw

これは台本トップの性別設定には、A:女、B:男とありますが、実際のところAもBも性別不問(人間ですらない)なので、
逆にしてA:取方さん・B:私で上演しました。
作中で明言はされていませんがAはおそらくアンドロイドやロボットで、Bは「Aの取扱説明書」です。
『ワールドアナグラム』で私が、自分のセリフをSiriのような無機質・無機物感アゲアゲ、AI風にやったことで
この「人間味のないシナリオ」を上演ことになった、というわけですねw
また、取扱説明ナレーションは実際私が仕事でよくやってるので、
「あーこれもう仕事の台本だろwww」
って感じでしたね!
長いものだと15〜30分くらいある取説動画のナレーション案件とかもたまにありますしね。

一応、全体的にアクセント辞典を確認してから演りましたが、取方さんと話したのは
「動作は単語としては“ド\ーサ”が正しいアクセントだけど“する”がついて動詞になるとき
私は“ドーサスル ̄”が圧倒的に耳に馴染むんですが、“ド\ーサスル”が正しいのか!?
アクセント辞典には“動作する”としては掲載がないので迷う!!」
ということですねw
例えば「びっくり(中高型:ビック\リ)」とか「整理(頭高型:セ\ーリ)」などはそのまま
「ビック\リスル」「セ\ーリスル」のように名詞としてのアクセントのあとにそのまま「する」をつけるけれども
「ド\ーサスル」だとすごく違和感あります、なんででしょうw
「動作確認」のような複合語になってしまえば1単語として読むので「ドーサカ\クニン」になるんですけどねぇ。
そもそもあれか……「動作する」より「作動する(サドースル ̄)」に馴染んでるからかな……?

それにしても、このシナリオは「人間味があるなし」っていう観点でもちょっと特殊ではありますが、
「視覚情報がないからこそ意外性を感じさせることができる」という点で声劇向けの設定になっていますね。
だって、これ映像でやったら目で見て「オチが来るよりもだいぶ早い段階で、明確に仕掛けに気付いてしまう」ので。
取方さんが言ったように、「相当暗いところで」演らないと「壊れた物と直す者」が逆転しているのが
バレちゃいますからねw
そのへんも「SFSS」感があって良かったです。
私は『ネバーランドの観測士』のとき同様「AIは噛まない……AIは噛まない……」みたいなことを念じながら
(まぁ取説であってAIじゃないけど)
落ち着いて読みましたw
仕事だったら収録だから、「今のところベストテイクじゃないな」って思えば何度でもリテイク出来るけど、
生だからなぁw
『PSYCHO-PASS』のドミネーター(日高のり子さん)だったらどうか、をイメージしながら演りました。


『PoS』
台本:取方ゲン


48分かかりましたね!!
サシ48分って結構な「ウェイト」だなw
これは取方さん自身としても初上演だったので実際に何分かかるかは二人共わからない状態で始めました。
しかし、その中でも5分くらい「女」が喋り続けるところがあり、
この部分だけで全体の文字数の1/8を占めるらしいですよw
そしてその部分はノリノリで書いたと話してましたしw
そのあたりを境に、「日常会話で使わない言葉(取方さん談)」が乱発されだすんですけど、
これがまた「取方節」で、こういうの読むの滾っちゃうからやめてほしいわ〜〜〜www
内容も「ダークサスペンス」って感じでそこも「取方節」でしたけどね!!
めっちゃ闇。闇闇の闇でした。

私は、多分「メリーベルベット」以来の毒死をしましたw
まぁ厳密には死んでないんですけど! 死ぬ演技の演技なんで!w
あれこれマトリョシカじゃね!? 多重構造。

私も最初にシナリオに目を通したときにしっかり騙されたんですけど、
リスナーさんも全員しっかり混乱してて面白かったですねw
一度読んで、且つ演じる側に回るということは、そこではもう「騙す側」に立つことになるので、
ちゃんとリスナーさんが騙されてくれるように渾身の演技をしよう! ってなりますし。
こっちは、『ERROR』よりも断然、色々な感情や表現を出す余地があるし、
取方さんも色気出してきて掛け合ってて面白かったですね。

この間のニコ生で、取方さんが
「私の台本はなんやかやふたりが良い感じになって終わるか、片方が死ぬか……
 両方死ぬかですね」
と言っていたので、それも聞いていた人は
「あ、これ“片方が死ぬやつ”か」
って思ったと思いますが、それももはや伏線だったようなもんですね。
これ、「なんやかやふたりが良い感じになる」パターンのやつだしー!!www へへへーー!!

「女が人をひとり殺したことがある」の解釈は“取り方”次第ですが、“取方”さん的に一説提示するなら
「中絶」なども含まれるんじゃないか……ということだったので、設定的にも辻褄も合うし
なるほどなぁ〜! と思いました。
それも、「変態教師」が「このことを学校にバラされたくなければ言うとおりにしろ!」って感じで
孕ませたとすれば、それこそ全てが繋がるし……。
というかこの教師はそれの「常習犯」なのだろうし。
そうでなくても、「本番アリ」の風俗に勤めていた、という設定があるので、
「業務上」そういうことになってしまった、だとしても辻褄は合いますね。
(教師を殺しかけたのとは関係なく、と言っているので)

すごくやり甲斐のあるシナリオだったなぁ〜!! 滾って、燃え尽きました!



2021/06/27


『三番通りのバス停』
台本:どや


園長NULLさんが、「どやのシナリオを上演しまくる、どやフェス2021というイベントをやるので
最終日の最終枠は、(V)・∀・(V)・どやによる『三番通りのバス停』再演をお願いしたい」
ということだったので、即答でOKしておきました。
全然知らなかったんですけど、どや曰く前回の我々の上演分のアーカイブは“ボイコネ勢の一部の間”(園長さんとあぷりさん?)で、
結構好評らしいんですよね、実感ないけど。
えっ、そうなの今知ったwってなったw

演技やSE等、大まかには前回と同じことをしましたし、前回のアフタートークでどやにシナリオ内容について
インタビューして盛り上がりすぎて枠をオーバーするなどもあったくらいなので、
是非前回分の記事も参照して頂いて、共通部分は割愛するとして――

主に前回と意識して変えた部分などについてここには書いておこうと思います。

まず基本的に、この「掛け合わない掛け合い」という特殊なサシ劇台本において
「女性」役は、バス停のセリフを聞きながらも、無視しなければいけないのが難しくて
最初の難関は、バス停が悲痛な叫びを投げかけてくる「中年期」のシーンですね。
バス停は
「なぜこの声が君に届かない……!!!!」
って叫んでるのに、聞こえないフリして「あっち向いてホイ」の話なんかしなきゃいけないから……。
ここでもらい泣きすると辻褄合わなくなっちゃうわけで。
なので、私はこれを演る時に、最後の「指定なし」の分も合わせると5色の声色をずっと使い分けながら演じていくわけですが、
そのことよりも、いかに相手の感情を込めたセリフを「受け流すか」の方が難易度高くてですねw

前回が去年の11月上演なので半年以上経過していることになるわけです。
だから、また改めてまっさらな台本をプリントアウトして、メモをしていくところからのスタートだったんですけど、
久しぶりに読むと「耐泣力たいきゅうりょく」を上げるところからやり直しなんですねこれ!!!!!!
ショック!!!!!!!
前回の初演の時に、どやのバス停の叫びにもらい泣きしない覚悟を決めて、「本番のスイッチ」を入れることで
なんとか泣かずに最後までやり遂げたから、もう大丈夫だろうと思ったけど、
時間を隔てると、一度上げた「耐泣力」って下がるんですね!!?!?!?
まぁそれもそうか!!
内容知ってる映画でも、久しぶりに見ると前と同じところで号泣するとかあるもんな!!



今回のアフタートークでも話しましたけど、バス停のセリフで
「」で括ってあるところは、バス停は、聞こえないだろうとわかっていながらも、
明確に女性に対して言葉を投げかけている部分(対話を試みている)であって
「」で括られていないところはモノローグや朗読なんですよ。

だから上にも書いたんですけど、「」で括ってあるセリフが多い、且つ
「どうして届かないッ!!」
って訴えかけてくる「中年期」パートは、黙読しているだけで涙が出てきてしまって、
稽古どころじゃなくなってしまうんですよねw

そこを訓練してなんとか乗り越えて、バス停の心象風景パート。
「飽く迄ここは、バス停の心の中のバス停自身によるやり取りだ」と思えば冷静でいやすいので
声色の切り替えの方に意識をシフトしたりして凌ぐとしても、最後の最後
バス停さんの「お嬢ちゃん。ほら、笑って。いい子だから」でダム決壊ですよねー。はぁ〜〜。


なんとか、泣く→泣き止む→読み直すを繰り返して耐泣力を上げていった後に、
私は悪魔のような思いつきをしてしまい、
「最後の“声色指定なし”部分は“お迎えが来た”感を出す演出として、前回を踏襲して第5の声で行くとして
ここにBGMを足すか、声にリバーブをかけるなどの演出をしたらより一層エモくなるのでは!?」
と、BGMを探してしまったんですね。
本当に悪魔的だったと思いますよ。
このあと自分で大号泣させられたんですからねw

実際にBGM鳴らしながら声に出して読んでみて、
「ここで鳴らし始めると、ここでちょうど曲の転調が来て、BGMの終了と終劇が同時にやってくる」
というのを見つけてしまったものだから、ぴったりのタイミングや速度感を自分の中で調整するために
ひとりシミュレーションしていたら、さっきまで訓練して上げた耐泣力ならば泣かないで済むようになっていた
女性:「ありがとう」って、聞こえたんです。
以降が、それはもう、もう、ドラマティックになってさっき直したばっかのダムが再度決壊。

おいいいいい!!!! さっきあれだけ回数かけて、泣かずに読めるようになったじゃろがー!!!!
って思いながら、改めて「BGM流しながら泣かずに読む訓練」を開始w
泣かずに、且つ、程よいテンポで行けば、確定で曲と最後のセリフが同時に終わるという確信があるからこそ、
どやに「開場前にどうしても実際に演りながら打ち合わせたい音がある」と伝えて、
開場の前に時間作って、Discordで該当部分のみリハーサルしました。

このシナリオのドラマ本編の尺って、例えば今日私達が演ったのだと37分ちょいでしたから、
そこまでべらぼうに長いわけではないんですよ。
先日の『PoS』はサシ48分なわけだし。
でも、女性の「幼い頃からお婆さんになるまで」をダイジェストで追うような構成になっているという理由もあって
37分尺の割には「映画を1本観終えた」ような読後感や余韻が残りますよね。







そんなわけで、事前に打ち合わせてリハもやったおかげで、本番はBGM尺と該当パートが同時にぴったり終わって
計 画 通 り
となりました。
他のSEとかセリフも、前回よりブラッシュアップしたし会心の出来!! と自分では感じたので、
再演の価値ありの配信だったと思います。
「ぽつりとつぶや」くべきセリフだった
女性:(学生)私ね。
を前回はちょっとハキハキ言い過ぎたという反省もあったので、今回はちゃんと「ぽつり」と言いましたし
本番中に涙を一滴も零さずに演りきりましたよ!!

終わってすぐ自分でアーカイブ確認して(BGMのバランスとかもどうだったか聞き直したかったから)
しっかり泣いたけど!!w
終わってから聴く時はもう泣いても良いし、客観的に聴けるのでね。
再演、するからには前より更に良くするという意味で、良い劇を出来たと思います。満足!!

ちなみに劇中で最終パートに流した楽曲はWingless Seraphユーフルカさんの「想い、届くとき」という曲です。
タイトルからしてぴったりじゃないですか?w
こちらのページからDLできます。

前説とアフタートークの時に流していた曲は同じページにある「悲しみを越えて」です。
前説のときにバランス調整をしたくて、何か本編では使わないけど同じようなボリュームになる曲を、
と思って流して、それとなく音量テストをしていたのでしたw



2021/06/29


『LIVING DEAD:死人に梔子』
台本:にょすけ


『ギジン屋の門を叩いてげ仄屬僕兇錣譴董』
台本:にょすけ


ギジン屋ジョギングです。
ギジン屋の番外編朗読劇台本シリーズになっている「LIVING DEAD」も投稿順と同じような順序で配信できるよう
このジョギングに組み込んでいくことになったので、今日は本編の4話とLIVING DEAD1話のセット配信となりました。
厳密には、投稿順として4話→LIVING DEAD1話なのだけど、裏庭さんが「リビングデッド」役を演ることになっていて
23時頃合流可能と伺ったので配信順としては私とにょすけさんのみで完結する「LIVING DEAD」を先に演ることにしたのでした。

LIVING DEADの朗読時は、飽く迄「語り部◆廚箸靴篤匹鵑任いので、猫宮さんのキャラクターボイスとは全く関係なく、
「朗読らしい」音声で「朗読らしく」読むことにしました。
また、4話の猫宮さんは、他エピソードよりも「語り」のセリフが多く、
そっちはそっちで「猫宮さんによる語り」にしたかったので、ちゃんと声色を区別してやりました。

今、にょすけさんが書いているパートが「ギジン屋本編におけるリビングデッド編」で、
そのパートが終わると、「ギジン屋最終章」が始まるらしいんですけど、
4話は「リビングデッド初登場回」という意味では最新話近辺にとってはまだ伏線を張り出した段階であるし、
ギジン屋全体として見ると、「眞門と猫宮さんがイチャイチャし始める出発点」的な回ですねw
(それがもとで、ギジン屋シリーズは「マッチングアプリ」と呼ばれているのだ。
眞門と猫宮さんとして共演したキャストたちが、“場外”でもイチャイチャし始めてしまうと名高い、まさに悪魔的なシナリオ……!)

私は4話を読んだ瞬間、冒頭の
「眞門がリビングデッドの前に立ちはだかって、猫宮さんを守る」
というその“シチュエーション”を特に書きたかったのかな? と思ったんですけど、
にょすけさんに尋ねたら「その通り」だそうで、つまりこのエピソードは、歌に喩えると、
「曲の出だしがサビで始まる歌」ですわ。

で、その「リビングデッド」役には裏庭さんが来て下さったわけですけど、
今回はめちゃくちゃねっとりと、高湿度で演ってくれて、それは
「その後の眞門と猫宮さんがイチャイチャしやすいように」らしくて笑ったww
ヒール感を前に押し出すっていう狙いでねw
今後、「裏庭のリビングデッド」は登場を重ねるごとにその湿度を落とし、速度を上げていくらしいし、
そのへんの変化にも注目ですね!!
私も「私の猫宮さん」を「仕上げて」いくのを頑張らないと!!

ちなみに、「火車」について、家にある妖怪辞典3冊見たんですけど載っておらず、
「水木しげる先生の本3冊見ても載ってないなんて意外だ!!」
と思いましたw
なので、京極夏彦先生の、「火車」が載ってる妖怪辞典を注文しておきました。(明日届く)

今月の配信は以上なんですが、7月は1日から早速劇の予定入ってますので実質ノンストップですw



<音声素材元リンク>
劇中で効果音を鳴らす時に、利用させて頂いているサイトです。
ボイコネ上では配信の説明文などの項目がないので、こちらでリンクさせて頂きます。
On-Jin 〜音人〜
無料効果音で遊ぼう!
効果音辞典
効果音ラボ
Orange Free Sounds
フリーBGM
Wingless Seraph
DOVA-SYNDROME