ふと考えたので、「雑談」記事として残しておく。
ボイコネで沢山劇をしている私だが、今までに演技の練習を「掛け合い」の中ではほぼしたことがない。
専門学校や養成所に行ったことないしね。

私が
「あれは演技の勉強になったなぁ〜」
と思う場は2つ
「声真似」「ゲーム実況」だ。

声真似は、ニコニコ海賊団をやる上でとにかく「耳から聞いた音をそのまま口から出す」ことで
真似の精度を上げようとしたから、それが結果的には演技の幅を広げることになった。




そして、それより訓練になったのが「ゲーム実況」で、それは「初見プレイ」の「ボイスなしゲーム」を、
「自分で全キャラ演じながらやる」という、実況ならぬ実演プレイをやったからだ。
初見プレイだから誰が何を言い出すかわからないのに、画面に表示されたキャラ名を見て即座に声色を変え
そのコンテキストに沿った演技を瞬時にしなければならない。
台本の初見読みだって、掛け合い相手がいるけど、「フルボイス実況」では、全キャラ自分なので、
「一人十何役」とかやるハメになるし、初見プレイだから先が読めない。
明らかに「瞬発力」だけはここで鍛えられたと言っていい。

具体的には、「夕闇通り探検隊」と「WORK×WORK」のフルボイス実況が、
結果としてめちゃくちゃ演技の練習になったと、振り返ると思う。




シチュエーションボイスとかも2020年は沢山録ったけど、先に上記のようなゲーム実況動画を作るときに演技の練習が終わってて
それを活用してシチュエーションボイス動画を作ったから、「シチュエーションボイスを録るのがとても練習になった」とは思わない。
練習が終わってたからシチュエーションボイスがすぐ録れた……という順序だな。
ただ、シチュエーションボイスの方は、「ひとつの役を一人芝居で読み続ける」し、録音して編集する前提なので、
こっちは瞬発力ではなく「持久力・応用力」、つまりひとつの台本ととことん向き合う力をつけるのには役立ったと思う。
そしてシチュエーションボイスも「掛け合い」じゃないから一人での練習には変わりない。


まぁ、もっともっと昔の話をすれば、1996年頃にはテレビをミュートしながらエヴァンゲリオン見て、
手元の台本を見てアテレコしながらそれをカセットに録る、というような遊びはしてたけどw
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