B’z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820- Day1〜5

中1からのB'zファンとしては、
「稲葉さんと松本さんが出会って、B'zを結成してくれたことに感謝しかない(´;ω;`)」
みたいなライブ配信だった。

(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)



ライブの配信開始は19:00だったのだけど、18:00頃からFC会員以外も配信待機画面で
開演を待つことができたので、そこを開いたら色々なB'zの曲が流れていて
イントロドン!状態だったw
このイントロドン!だけでボルテージMAXになってしまったw

今回のライブ配信は5週連続でZepp羽田から生放送されるものであり、毎週セットリストが変わる。
それも、発売年を時系列で5つの時代に分けてセトリを組んだという。
Day1は見逃したのだけど、セトリを確認する限り「デビュー〜『裸足の女神』」だったので、
今日は「Don’t Leave Me+7th Blues〜『?』」ってことだよなぁ……なんて考えながら開演を待つ。
(しかしDay1のセトリ見ると『BREAK THROUGH』が盛大にTHROUGHされているな……w 結構好きな曲あるアルバムなのに)


0.OFF THE LOCK

オープニング。「OFF THE LOCK」とか個人的にアツイ。
わざわざ大宮まで行って買ったCDじゃないか。
この曲の「何かが始まりそうでもあり、何かの終わりでもある感じ」がたまらなく好き。
アルバムでは最後に収録されているから、「終焉」のイメージは勿論あるんだけど、
歌詞は「もうすぐ行くよ、君の中へ」だし、アルバムをリピート再生することで
Track1の「君の中で踊りたい」への導入にも聞こえてくるし、
音作りも映画の始まりや、「萌芽」「黎明」「幕開け」のような何かを感じる。
Day1もOPはこの曲だったようなので、Day1〜5通してここの映像は共通かも。


1.LOVE IS DEAD

実は開演前に流れていた曲の中にも「LOVE IS DEAD」はあったし、この曲は入りが独特すぎるから
イントロドン!の難易度は超絶低いw
いきなり電話の着信音がして「Hello?」って始まるからねw

でも、この本番の方の「LOVE IS DEAD」、最初の英語の通話部分が新しくなってて
「30年も続いてるユニット、B'zだよ」
って言ってたw
更には、コンサートのエンドロール(「MY SAD LOVE」が流れた)の時にもまた電話がかかってきて
「どうだった?」「最高じゃん!」的なやりとりをして終わっていく演出まであった。

「LOVE IS DEAD」は7th Bluesが発売されてからしばらくの間は、
「目覚ましのための曲」として流していたので、その思い出が強い。
CDコンポのタイマー機能を使って「朝7時に自動的にCDが再生される」というのをやってて
7th BluesはDisc1,2共に、何度も目覚ましで聴いたw


2.おでかけしましょ

この曲が生放送で生演奏で聴けるとは。
なんだかんだ言って、7th Bluesの頃って中学生だったので、
「FCまで入ってて、一番ライブも行きたかったのに、結局一度もライブに行けなかった時期」だから
VHS見て我慢していたんだよね。
人生で初めてB'zのライブに行けたのは高1の時で、FIREBALLのツアーの東京ドームだったから……。
だから「まだ自分がライブに行けなかった頃の曲」を聴けるのは嬉しかった。
何か、どうしても欲しかったのに手に入れられなかったものをようやく手に入れたような気分だ。

そして稲葉さんの「B'zのSHOWCASEへようこそ!」
コロナでこんな状況になっていなければ、「LIVE GYM2020へようこそ」だったのかなぁ、なんて思いつつ。


3.Don’t Leave Me

稲葉さんがブルースハープを取り出して来て、吹き始めたので
「やはりパワーブリーズで鍛えてる人のブルースハープは安定感がすごいな」
だとか考えていたら、この曲がキター!!
7th Bluesの頃は、音作りが「重厚感+ブラスバンド」ていう感じで、これもこれで「B'zにとってひとつの時代」。
この曲はその象徴たる1曲だと思う。
Day1でやった曲(デビュー〜裸足の女神)あたりは、割とシンセサウンドが強く、
ロックよりもテクノ寄りっぽいのがあったりするけど、そのへんの「変遷」が面白い。


4.闇の雨

月曜日に雨が降ると必ず脳内再生される曲キター!!ww
この曲も7th Bluesの中では相当好き。
年食ったから、発売当時より沁みた。

ここでMC。
稲葉さん「会場にはオーディエンスはゼロ、スタッフしかいないけれど、みんなの声や気をどんどん送ってきて」
と言って耳に手を添える。
「うんうん、届いてきた」


5.YOU & I

か ら の
「YOU & I」だと……!?
私が、B'zのシングルカップリング曲の中でどれだけこの曲が好きだと……!?
それを知っての狼藉か!?!? 大号泣したわ。
もう最近何かとブログ記事書いちゃ「泣いた泣いた」って言ってるけど、
元々感受性強めで生きてきたアラフォーの涙腺舐めるなよ?
もう堤防壊れたまま修復出来ない状態だから、すぐ決壊、ダム崩壊状態。
一切堰き止められないんだから、ダムとして貯水することなど不可能。
ある意味、オンラインのライブで良かった。会場行ってたら人目を憚りながら泣かなきゃいけないし。
家だから心置きなく泣いたよ!


6.夢見が丘

「YOU & I」の終盤、やっと涙が収まってきたのに「夢見が丘」やる!?!?!? 鬼か!!!!
私がアルバム収録楽曲の中でどれだけこの曲が好きだと……!?
それを知っての狼藉か!?!? 大号泣したわ。
そもそも、所有するアルバムの中でも「LOOSE」は多分一番ヘビロテ回数多いんだよ!
「LOOSE」からならどれを演奏されても泣くと思うけど、よりによって「夢見が丘」……ッカー!!!😭

ここで、稲葉さんから「プチ羽田情報」MCがw
「飛行機に乗る時くらいしか、羽田という場所に来ることはなかったかもしれないけれど、
今このあたり一帯は、すごいことになってきててですね。
そのうち落ち着いたらぜひ、GOしてくださいね」


7.love me, I love you

うわ、あのPVが脳裏に浮かぶ。

繰り返し見すぎたあのPV。
稲葉さんの所作がとてもおちゃめで可愛いあのPV。
7th Bluesはブラスバンドあるブルースなんだけど、「LOOSE」の頃はブラスセクションがあるという点では共通するものの
もっとアレンジがビッグバンド側に寄るんだよね。

しかもこの曲、稲葉さんとカメラさんが、ステージを飛び出して屋外に出て入り口やドリンクスタンドを映したりしながら練り歩き、
客席や2階ブリッジからステージを見下ろしたりしながら歌い続けるというところが、
余計にPVを彷彿とさせる小憎い演出で思わず笑い泣きですよ。


8.もうかりまっか

「love me, I love you」が終わった時点で客席に行っていた稲葉さんが戻ってくるまでの時間、
ギターソロで繋ぎつつの「もうかりまっか」。
途中「港(羽田)のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」に曲が変わったかと思うと、
稲葉さんの曲中MC。
「毎日リハーサルでここに来る度、入り口で検温。そして週1回のPCR検査……
大好きなTakに会いたいのに会えないんですよ! もっと傍に、行かせてよ!!」
すると松本さんが、音の出るおもちゃの銃を稲葉さんに向けるw
どんな拒絶のしかただww


9.The Wild Wind

はぁ〜〜こういう曲も聴けるとはなぁ〜〜。
なんか「hole in my heart」とか「Mannequin Village」なんかも好きだからあったら
「おーー」ってなったと思うけど、「The Wild Wind」も好きだなぁ。


10.HOME

HOMEは、緊急事態位宣言の頃「リモートセッション動画」をアップしていたよね。



MCでも稲葉さんがその話をしていたけど、
「今までにない状況で、今までにない試み。動画に対する皆さんの反応が僕たちを勇気づけてくれた」
こうして、多くの人たちやエンタメ界が
「会えない状況だけど、励まし合って乗り越えていこう」
っていう空気感になるのは震災時以来だと思うし、今回の場合はエンタメやる側もおいそれと集まれないというね。
ちなみにこの『HOME』の動画の時、私は
「そうか、B'zもツイッターとYoutubeチャンネルあるんだ……そういう時代だったな」
って知ったw(遅い
曲の前に、
「皆さんも周囲をはばからず、一緒に歌ってください」
って言われたから歌いながら見てたけど、また泣いてしまった。\テクマクマヤコーン😭/

1コーラス終わったところで、バンドメンバーに
「緊急事態宣言が発令されて”ステイホーム週間”になったとき何してましたか?」
ってインタビューをするMCがあったんだけど、稲葉さんが
「僕めちゃくちゃ情報収集したんで知ってますよ。
 ルービックキューブ、めっちゃやってましたよね。」
とか
「仏像彫るのに凝ってたんですよね」
とか、根も葉もない話を振って、相手にノリツッコミされる……みたいなことをしていたw
曲が終わった後に、改めてちゃんとメンバー紹介MCがあった。


11.ミエナイチカラ 〜INVISIBLE ONE〜

「ぬ〜べ〜」だなぁ、そういえば。
カップリングの「MOVE」とは「両A面」だったんだよね。(MOVEは進研ゼミのCMソングだった)
「怖くないよ 誰かを愛して生きること」って良いフレーズだなあ。


12.スイマーよ!!

ぐわああああああああああああああ
「スイマーよ!!」好き!!
B'zのシングルのカップリング曲だけで個人的に好きな曲ランキング作れって言われたら
「YOU & I」と「スイマーよ!!」は1〜3位に入るから、この2曲があったっていうだけで
今日のライブはほんっとうに最高だったと言い切れるレベルw
ニコ生で歌枠やってて、B'z唄う流れになったら必ず唄うくらい好き!!
感情の波をクロールで横切ってゆこう……
この曲は、「RUN」と双璧を成す「Encouragement / Empowerment」の曲だと思う。
しみじみと歌詞を読んで欲しい。
「RUN」が「仲間と共に走り続けよう」って曲とすれば、「スイマーよ!!」は「一人でも泳ぎ続けていこう」っていう感じ。
人生における「浮き沈み」を、海原と泳者に喩えた隠喩(μεταφορά)の詞だ。ニーチェも気に入るだろうw
ちなみに、「ultra soul」のカップリングに「スイマーよ2001!!」というバージョンがあるが、
この演目はあくまで「SURVIVE」からのピックアップだ。
ただし、歌詞の「僕を噛んで」のところだけ「僕のを」になってたからそこだけ2001だったなw


13.Liar! Liar!

「黄色」と「嘘つき」を強く結びつけた罪深き曲w
真っ黄色いシャツ着てるやつは嘘つきっぽいというイメージが染み付いてしまうw
黄色いシャツといえば24時間テr……いや、関係あるとは思えない。
全くの余談だが、例えばタロットカードにおける「黄色の背景のカード」は、豊穣・繁栄・幸福など
ポジティブなイメージのキーワードとの結びつきが強いからなw
それにしてもカッコイイ曲だよ。
最後の
「Baby, do you want the truth? Baby, do you want it?」
のところキマる。


14.さまよえる蒼い弾丸

もう、開演前からずっと「イントロドン!」状態だったけど、ここも出だしで
「弾丸キター!!」
ってなった(てか全曲なった)。
すぐわかるイントロだからね!!
風の強い日はアレルギーだしね!!
あのアラビアンな音階と楽器の音いいよね。

ここで、最後の1曲を控えてのお礼のMC。
いやいや、お礼言いたいのはこっちですがな!
稲葉さんと松本さんが知り合って、B'zを結成してくれて、30年も活動してくれて感謝しかないです。


15.Calling

というわけで、「皆さんも一緒に歌ってください Wow〜〜」から「Calling」。
こんなん泣くわ。
会場で「Wow Wow」のところ、一緒に声をあげたかった! という視聴者が、きっと10万人はいると思う。


(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)

とても良いライブだった……。
こうして稲葉さんや、小野正利さんみたいな男性ハイトーン系ボーカリストが50歳とか60歳とか近くても全然衰えないのを見せられると
私はただひたすら
「筋肉だ、筋肉をつけなければ……筋肉こそ正義」
という思いに囚われる……。
筋肉が、あのハイトーンや声量を支えているのだ。胸鎖乳突筋……。
私も頑張るぞ、Power BREATHE!!
また、勇気をもらえるコンサートの思い出がひとつ増えた日だった……。


【自分用まとめ】#ビーズの歌詞の一部で曲を特定させる技術
以前、ツイッターのハッシュタグで「'(半角アポストロフィ)」が使えなかった頃に仕方なく「ビーズ」と書いてやった遊び。
面白いので貼っとく。