ニコニコに!


Youtubeにも!



(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)



今月(出来れば今週で)絶対完成させたかったから1週間ボイコネ活動を完全ストップしてまで
戦い続けた音源がついに完成だ!!!


◆私と『Southern Cross』

実は私がこの楽曲との明確に「出会った」と言えるのは2008年3〜4月である。
このタイミングというのは、些か独特である。
もし楽曲そのものが初めて公開された時に聴いていれば2003年9月のはずだし、
2ちゃんの紅白FLASHの『Nightmare City』を見たのであれば2004〜2005年のはず。
しかし、私はその頃「すごいFLASH作品が出てきた」という噂は耳にしたものの、
『Nightmare City』をリアタイで見た記憶がないのだ。
FLASHは「動く雑コラ(音付き)」みたいなのばかり見ていたからな……。

2008年4月何があったかといえば――

これを見た。

で、朧月が「ニコニコ合唱団((V)・∀・(V)+朧月)」でコラボしたいと言い出したのでパート分けを考えて録った。
※参考ブログ記事
組曲『懐古』 元ネタ等 (メドレー発見当時に元ネタまとめが欲しかったので自分で作った)
組曲「解雇」 (メドレー歌って動画アップした時の記事)

そして出来た動画。(2008/08/01投稿)

↑このプレイヤー、再生時間合わせてあるのでそのまま聴いてもらえばわかるが
6分すぎに『Southern Cross』パートがあり、このメドレーの中では、朧月が歌唱担当している。

この時に、私は、このパートが始まった瞬間のピアノ良いなぁ〜と思って
「“ナイトメアシティ”って単語は聴いたことあるけど見たことがない気がするなー
そもそも原曲について調べよう」
という感じで403のmuzie(当時)にたどり着いたんだったはず。

それから、どこかのタイミングで『Nightmare City』のFLASHも見て
「FLASHって“動く雑コラ”じゃなくて、ここまでの映像表現も出来るものだったのか……」
という衝撃を受ける。


以後、『Southern Cross』(と『Northern Lights』)は、定期的に聴きたくなる曲となって
作業用BGMでエンドレスリピートしたりして10年くらい経った。
今年に入ってからも、ニコ生の歌枠で
「2003年のSouthern Crossと2011年バージョンを連続で流してミックスの聴き比べをしてみる」
みたいなことをした記憶があるw

度々『Southern Cross』聴いて何かつぶやく私の図。

2017/2/17

↑ここで言ってるカラオケというのは、第三者による耳コピ音源のことである。







そして、2020/9/27。
青天の霹靂!!!!!
走る!!!! 衝撃!!!!!





弟のRTで公式MVが上がったことを知る。
しかも、各音楽配信サイトでアルバムの購入が可能になったとのニュースも同時に飛び込んでくる。

Southern Crossのカラオケ音源は!! Instrumentalは!!! Off-Vocal版は販売されませんか!?!?


※ちなみに配信された音源は全部買った!!


この後、実際に手元のファイルで若干キーチェンジしつつ、どんなキーが自分にベストか検証した結果、
「自分にも原曲キーのままがベスト」という結論に至ったので、歌い出しなど、原曲でオク下で歌っている部分は
声域的にどうしても出ないので、歌唱の表現だけを変えて原キーで行くことにした!

それで、403さんに個人的に連絡して、ミックス用の96kHz/24bitというクソデカWAVを提供してもらえないかお話したところ
快諾頂き、後日そのファイルが一式送られてきた。
感謝…!!! 圧倒的、感謝!!!!!
一度mp3になっているファイルを波形編集ソフト等を使って96kHz/24bitに変換することは不可能ではない。
場合によってはそうしているときもある。
けれど、それだと、結局一度は劣化(不可逆圧縮)しているので「劣化音質を元に戻す」効果は得られないし、
もっというと、BPMが小数のスケールで若干狂う(遅くなる?)ときがある。
『Southern Cross』の場合なら、元のBPMが173だがSoundEngine Freeなどで96kHz/24bit(最高音質)に変換すると
BPMが172.65になる……みたいなびっみょう〜〜〜〜な変化をする。
(KRISTALでは小数BPMを設定できないのでこうなるとメトロノーム機能が死ぬ)
そういった理由もあって、「最高の状態のデータ吐き出す」ためだけに403さんには変なお願いをしてしまったけど、
素材は揃ったのであとはもう全力で録るだけ!!


◆収録について
10/12〜16の平日を使って毎日、収録と差し替えを繰り返していった。
まず10/12〜13は、クワイヤとハモリ録り、主旋律の仮録。
ここでは「2007〜2008年の自分だったら”完成だな、うp”ってしてそうなライン」まで録った。
生放送だとか、生で通して唄うならこのくらいの精度になるかな、みたいな。
というのは、どこにブレスを入れるか、入れないかがサビで特に肝になるので、それを吟味したかったから、まずは
「吸いたいところ、且つ吸っても文脈的に変でないところで吸って、なるべく切り貼りしない」
という仮録をしたのだ。
これで、自分が生歌で唄うならどこでブレスが確定で必要かわかる。
更に、それを聴いて
「ブレスがあるせいでそのあとのフレーズが遅れがちや走りがちになっているところを知る」
「歌い方と編集でオミットしても違和感のないブレスを特定する」
というのをやる。
正直仮録時点での音源は、メロディとリズムに「追い立てられ」ていて、ついていくのに必死感があり
「カッコよく」はなかった。
でも、私としては、「聴いている人が勇気を奮い立たせる、勇気が湧いてくる」みたいな仕上がりにしたいという理想があったので
そのためには、ボーカルが翻弄されているようではダメで、曲の勢いとかにしっかり乗っている、
もしくは馴染んでいる、はたまた曲の世界観を牽引しているか何かでなければならないと思った。

クワイヤ「Southern Cross」「Far beyond,」みたいなパートは、403さんから預かった4トラックのデータに
自分の声を12トラック足した。
ハモりは1ラインだったので、403さんから預かった1トラックに、自分の声を2〜4トラック足した。
1番と2番は歌詞は同じ、メロディと編曲が少し異なる。
特に2サビはストリングスが入ってレガート且つ豪華な感じになるので、元のハモりパートのオク上を足したからここは4本。

次に本録。
この時点で仮録の主旋律データは全部ゴミw
1から録り直しなのである。
クワイヤとハモりパートに関しては、部分的に直したのもあるが全とっかえはしていない。

本録の1日目は、主に「サビ以外」の「静かに唄うところ」を90%くらいまで完成させ、
余った時間でサビにも若干メスを入れておいた。
静かに唄うところは、英語の「子音」が綺麗に響くように細心の注意を払った。
またアクセントの強弱にも気をつけた。

本録2日目の方で本格的にサビを収録。
「ブレスのオミットポイント」について前述したが、具体的には
1番は“ライブ音源感”を残すために仮歌時点でブレス欲しいと思ったところは全部ブレスを残したので、
以下の部分で吸っている。((V)がブレスマーク)
Go, if you come up against a hurdle.
Fight, (V) fight for the things you believe in.
Passion, Joy, (V) Sorrow, pain and tears.(V)
All they will be pabulum of your life.(V)
Go, if you come under the wet yourself.
Fight, (V) fight for the person you believe in.
Destiny (V) is calling you...
“Obey me, (V) or defy me”

2番は“スタジオ音源感”と“レガート感”のために
Go, if you come up against a hurdle.
Fight, fight for the things you believe in.
Passion, Joy, Sorrow, pain and tears.
All they will be pabulum of your life.(V)
Go, if you come under the wet yourself.
Fight, fight for the person you believe in.
Destiny (V) is calling you...
“Obey me, (V)or defy me”

要は、ニコ生で唄うとしたら1番と同じところでブレス入れたいよ、でもこれは生放送じゃなくて
録って編集して作り込むものだから、2番くらいブレスをなくす編集をすることで、
曲がすんなり耳に入ってきやすくなるよね、ということであるw
歌詞が同じで編曲が異なるからこそ、それぞれで歌も別の表現を試みた。

転調後は、1〜2サビよりも、GoやFightなどで、アタックとリリースを意識した。
転調して音程も高くなるが、ずっと同じ強さで歌っても面白みが薄い。
力むところと抜くところを考えなければ、と思って英語のアクセント的に、
また歌詞の意味的にも強く出すところと弱めるところを考えて歌ってみた。
「Is there a thing〜」で静かなパートを挟んだ後なので、差も出したいし。

更に畳み掛けるように来る「This little〜」以降のサビはついに歌詞も変わるので、カタルシスを意識して歌ってみた。
私が、『Southern Cross』を聴いて(または『Nightmare City』を見て)、涙を堪えきれなくなるのはこのパートなので。

公式の日本語訳では最後のサビは
今ここで君が生きているこの瞬間は
君が年老いた時きっと宝物になるから
行け、たとえ道からはずれたとしても
見つけるんだ、自分自身の信じる道を
運命は君を試している
「我に従え、さもなくばあらがえ」と…

と言っている。
これは曲全体を締めくくり且つ、曲全体を統括する言葉だと思う。

403さんは、活動20周年を迎えたという。
私はそれをお祝いする意味も兼ねて今回この曲をカバーさせてもらったのだが、
20周年にして公開するMVが2011年バージョンではなく2003年の初期バージョンであった。

「もう2011年に新しいバージョンを作ったのだから2003年のバージョンは黒歴史だ」
みたいな葬り去り方をする歴史観を持っていたら、そもそもこういう歌詞になっていないだろうし、
2003年バージョンから順に公開していくのは好感が持てる。
私も、数年空けて同じ曲を歌い直すことがあるけど、出来上がったファイルを「別名保存」して、
決して上書きはしない。
2007年と2017年に同じ曲を歌ったとして、それぞれ「その時の全力を注いだ」のであれば、
「2007年バージョンをなかったことにして」しまうと、2017年バージョンの存在もありえないことになる。
そのふたつのファイルは「別物」として独立しているべきで、異なる価値を持っており、
「よりよいものが生まれたら過去のバージョンは黒歴史になる」とは思わない。
2007年に一度、そのときの全力を出していて、その後も10年何かを積み重ねたからこそ生まれた2017年バージョン
ということになるはずだ。
仮面ライダー電王見た人ならわかるだろう!!!!!

そういう感じで、発声とか強弱を練りに練って、やっと自分で聴いていて
「自分の声が曲に対して異物感すごい」
みたいな状態を脱してきた……。
耳にはどうしても原曲が一番馴染んでいるわけで、
「別の人が歌い始める」というだけで違和感がある。
なんとか「別の人だけど、これはこれでアリ」って自分でなるまでに5日かかったw

そんなわけで、このブログ記事では高音質カバー音源を配布します。
WAV (96kHz/24bit)
MP3
Youtubeはね、どんなに高画質高音質の設定でエンコードしても、動画が上がれば192kbpsにされてしまうんだw
ニコニコの方がそんな低音質に制限される仕様ではないから、若干音質良いよ。
けれど、ここで配布したWAV (96kHz/24bit)が、容量クソデカだけど、音質は最高のものだよ!

<追記2020/10/18>
FLASHアンインストール

FLASHの終焉。
ちょっと寂しいよな。