「特撮」の記事カテゴリはないので、「雑談」カテゴリとする。
たった2日で、仮面ライダー電王TVシリーズ全49話を一気見したので、感想の雑記を書く。書きたい。

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すごく古い話からしよう……。
なぜなら、私は平成ライダーは1本も見ていなくて(タイトルだけはめっちゃ把握してるけど)、
それなのになぜ今いきなり電王だけは見たのか? ということも書いておきたいから、
その前提として古い話をしておかねばならない。


私と朧月が知り合ったのは2005年6月だった。
そして、私といさじが知り合ったのは2006年。2007年6月頃には、朧月もいさじと知り合うことになる。
いずれも場所は2ちゃんねるであった。
この頃のことについて、ブロマガに記事があるのでそれも参照してもらうと話は早い。長いが。全部で12万文字だし。
(それでもかいつまんで書いている)
<追記>
ブロマガが閉鎖されたので記事を当ブログに移行しました。

まぁそれで、その後に我々は、ニコニコ動画を遊び場のメインとするわけだが、
元々「カラオケ板(主にアニソンスレと紅白スレ)」で知り合ったので、自然と「歌のコラボしようぜ」ってなったわけ。
(なぜか「ボイスドラマ作ろうぜ」ともなったが……まぁ声のコンテンツという点では共通する)

私は、いさじと最初にコラボする曲にMOSAIC.WAVの「マスターアップ!グレイトアキバトラー」を選んだ。
好きだったので。あと原曲が男女デュエットで、アツいアニソン風だし!
しかしこの曲、「MOSAIC.WAVの歌ってみたは、フルサイズだと権利者削除」という一括削除があって消えた。
アカウントもついでにBANになった……。MOSAIC色々歌ってたがために……。

そんで、朧月の方は、いさじとのコラボで「Double-Action」を歌いたいと言った。
(というか、私が何かデュエットしなよ! と言って朧月に選曲させたような気がする)
これは仮面ライダー電王の挿入歌のひとつである。ようやく本題が近づいてきた。(遠い)
この音源完成がどうやら2007/7/28のようだ。
電王の放映時期を考えると、「当時最新の特撮ソング」だったと言っても過言ではないポジションだ。
このとき、いさじはモモタロスパートを担当したので、私が良太郎パートを歌って、朧月のトラックと差し替えると
いさぱん。バージョンにもできるんだな、と思って試しにやってみた
これも2007/7/26に一応の完成、7/28に微修正、2010/10/15にはRemixをしている。
ニコニコで聴くならここ。(再生したらダブアクが流れるように設定してある)

この時に、電王関連曲として「Action-ZERO」も知った。

そこから2年後の2009/8/23。
ついに、いさじとリアルで会える機会が巡ってきた。
ニコニコキャラバン#18in福岡。詳細はこちらのブログ記事
このイベント、私は出演枠の中で、「Beyond the Bounds」や「初音ミクの消失 -DEAD END-」を唄うなどしているので
それも結構無茶苦茶なんだが、イベント終了後は関東から引き連れていった阿部ダンサーズ超監督とせらさん、
そして広島から呼んだ朧月と4人で打ち上げをした。(主催者DJ Takumaさんは翌日仕事なのでトンボ帰りした)
適当にお店に入ってご飯を食べた後、オールナイトのフリータイムプランでカラオケに入って歌ったり、おもたんしたり。

その「打ち上げカラオケ」は予め「行こうぜ!」と計画していたので、私といさじと朧月の間では、
「せっかく、次いつあるかわからないカラオケの機会なのだから、生コラボをしようよ!」
と言って、いくつか練習してから臨む曲ってのを決めてあった。
そこで、私がいさじに打診してあったのが「WONDER momo-i」や「Action-ZERO」だったのである。
ちなみに朧月といさじは「よっしゃあ漢唄」をコラボしていた。

大体このへんを見てもらえれば記録が残っている。

「Double-Action」を録った時は、原キーのままだったので、私は最低音が出ずオクターブ上で唄っていた。
しかし、いさじがキー4つ下げくらいでも低音が耐えられるなら、私はそれのオク上で唄うくらいだとちょうどいいと気付き、
4つ下げのアクゼロを福岡でやろう!」
と打ち合わせた。
そしてこのカラオケがめちゃくちゃ楽しかったし、アクゼロデュエットも相当気持ちよかった。
元々が男声キーの曲なら、4つくらい下げると私にもいさじにも丁度いいw

以降、あのカラオケ動画を見た人から、ニコ生歌枠の中でアクゼロをリクエストされて、
そこでも4つ下げキーで、一人で唄うことが何度もあった。
そもそも私は電王を見たことがないのに、この曲がやたら気に入っていた。

更に、2005〜2006年に朧月と知り合うのと時期を同じくして、朧月の友達の絵師おぶいくんとも知り合って友達になった。
当時おぶいくんは、「お絵かきが趣味のソフマップ店員」だった。
↓この私のアバターとして最も知られている絵は、いさじが線画を描き、おぶたんが塗ってくれたものだ。(ブログ30万HIT記念チャリティTシャツ用)
kanipan_avater

おぶいくんは仮面ライダーシリーズが大好きで、私は彼のリクエストで「FULL FORCE」(仮面ライダーカブトOP)を録ったこともある。


そして平成ライダー関連曲という意味なら「Round ZERO〜BLADE BRAVE」(仮面ライダー剣OP)も録った

「Alive a Life」(仮面ライダー龍騎OP)のリクも来ているからそのうち録ると思う。

(FULL FORCEの最初の動画は権利者削除になって消えた。一枚画像使用で映像ではなかったけど止め絵でもダメらしかった。
これもあとで改にするかもしれん)

おぶいくんは仮面ライダー好きすぎて、オリジナルの「仮面ライダーOV」なんかもデザインしてた。
左の絵はクリックするとおぶいくんのpixiv版に飛ぶ。
おぶい - 仮面ライダーOV仮面ライダーOV

そして、さらに”趣味で”こういう絵も描いていた。(これらは、おぶいくんから直接もらった絵。クリックでpixivへ)
おぶい - 平成ライダー

まぁ、見りゃわかると思うが、趣味のレベルを超越している。
こういうファンアートが公式の目に留まって、なんとおぶたんは、
公式ライダーグッズのイラストのお仕事をすることになり、今やプロのイラストレーター・漫画家である。
おぶいくんのサイト(※R18注意)


それで、私はと言うと今年の5月にはもうアクゼロ好きすぎて、生放送でも何度もリクあるので、一人で録音までした。

自分でフル唄ってあれば、もしあとでいさじがデネブパートを録ってくれた場合、
すぐいさぱん。バージョンが作れるしなー。

あと、電王のOPである「CLIMAX JUMP」はMoMというメドレーに収録されているので、
メドレーのいち部分として唄ったことがある。
これの9分過ぎくらい。


更に、最近ツイッターで大学の先輩のツイートを見ていると思い出すが、その先輩もかなりの特撮好きで、
やはり平成ライダーを全部見ている。ニチアサなんか実況ツイしてる。
「ライダーシリーズに一家言あり」という人物だ。(しかも絵も描く)
しかも大学時代に一番多くの回数カラオケに一緒に行った、合唱サークルの歌の上手い先輩で、
その歌の上手い先輩のよく唄うのが、昭和アニソンや特撮、戦隊モノなのだ。
まぁ私もアニソンばっか唄うんだが。

このように、私は、まず平成ライダーソングを歌としてはいくつか知っていて、好きで、
でも本編は見たことがない状態で、
しかし周囲にライダーを愛している人が複数いる環境にあり、また5月にアップしたアクゼロの動画では
「実を言うと電王はシリーズでTOP3に入るぐらい好き(誰得)」「あ〜また見たくなるな〜」(原文ママ)
などのコメントをもらい、
「いつか気分が”今だ!”となった時には、一気観しよう、電王! アクゼロが流れる瞬間も見たいしな!」
と決意していた。
まず、アクゼロって、大塚芳忠さんが唄ってるっていうところが最高。
ほーちゅーさんの役どころも大変気になる!

ちなみに「特撮ドラマ番組」って意味では、チェンジマン〜オーレンジャーとか
ジライヤ、シャリバン、エクシードラフト、ジャンパーソン、ブルースワットだとかは見てたな。(割と多い)
で、歌もよく知ってるw
だから、「特撮ドラマに興味があるか」と言われれば、普通に興味はあるが、
ただとにかく近年は、「それをじっくり見るまとまった時間を作る」のが難しかったり、
「見てる時間を使って、自分で何か作りたい欲求」の方が強かったりする(インプット<アウトプット)から、
「よし! 見るか!!」っていう気分とタイミングが相当合わないと、特撮に限らず「番組を見る」ってことが少ないのだよ。
まぁ、それでも最近はね、毎日ご飯の時間に30分番組を何かしら1〜2話ずつ見る、っていう習慣を身につけたから、
それのおかげで遊戯王だとかDr.STONEとかも見るに至ったわけなんだけれどもね。

でも2020/9/13。
私は口内炎に苦しんでいた。
食事中に左の頬の内側を軽く噛んだのが腫れてしまい、それを繰り返し噛んで悪化した。
口とか喉ってのは、商売道具なので、怪我や不調を長引かせるより一旦がっつり休んで
治療に専念した方が、長い目で見ると有利だ。
だからこの日は、元々の予定ではボイコネで色々お題録ってストックしよう! と考えていたけど、
予定変更して仮面ライダー電王を見ることにした。

このツイートを見て、「仮面ライダーかー……」ってなったのがデカい。(電王関係ないけどw)

東映の特撮チャンネルに、平成ライダーの1〜2話のみが無料公開されている。


まずこれで2話まで見たあと、アマプラに移動した。
で、9/13と9/14のたった2日で、全49話全てを見終えてしまった……。

最初から最後までクライマックスだった。

ちなみに、アマプラは2020/9/23までで、プライム配信終了(再開の可能性や予定は不明)なので、
そんなことは全然知らなかったが、たまたま今、一気に見ておいてよかった〜と思ったw
プライム特典じゃなかったら「有料かー……じゃあ……後ででいいか!」ってなっていたかもしれないし……。


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やっと、電王の感想を書ける。(見るまでがなげえよ)
でもわかってくれ。このブログは、他人のために書いているんじゃない。
私が5年、10年、20年後になって日記として読み返すためのものなんだ。
だから、何がどうしてこうなったかは、将来の自分のためにもあまり端折りたくない。
自分のことだと言ったって、きっと書いておかなければ忘れてしまう。
読んだら「そうだったそうだった」ってなるだろうけど、それは書いておくからできることなのだ。


私が、電王を見て
「あーもう、ダメだ堕ちた……堕ちました、電王に、このシリーズに! 最後まで見ます」
ってなったのは第4話!
いや、もう1〜2話からすでに面白いんだよ!?
でもね、4話の18:20〜
良太郎「『ごめんなさい』は?」
モモタロス「…え?」
良太郎「『ごめんなさい』は!?」
モモタロス「あぁ〜〜もう……! ごめんなさああああい!!!」

が、涙出るほど笑っちゃって、ふたりとも大好きになった。

モモタロスって「俺様アウトロー」男子だし、ツンデレポジションでしょ。
良太郎って運が絶望的に悪くて、筋力も人並みに劣るし、「気は優しくて力なし」。
でも、良太郎にも心に譲れないもの、芯みたいなのがあって、そういう頑固さを人のために使うっていうか。
そこが、主人公としての良太郎の良さなわけで、その頑固さに「俺様アウトローも折れる」っていう、
二人のそれぞれの個性と関係性が、ぶつかって、はっきり浮き彫りになって、
「どっちも良いやつじゃん! 憎めないじゃん!!」
ってなる回がここなの。

その後は、新たに良太郎に憑依するイマジンとして、
ナンパ嘘つき野郎のウラタロス(浦島太郎で亀)
脳筋三年寝太郎のキンタロス(金太郎で熊)
クレイジーサイコシスコンのリュウタロス(龍の子太郎)
がレギュラーで加わる。
全員人外だけど、キャラの立ち方とか方向性だけ見るとちょっと乙女ゲーみたいなんだよな、人外だけど。(人外だけど)

それで、私はずっとデネブってどこでどういうポジションで出てくるのかなっていうのに興味があったんだけど、
結論からいうとそれは19話なのね。
だからそこはそこで「やったー! ついにほーちゅーさん来たー!」とはなったんだけど、
そこまでの段階で、
「出てくるイマジン(敵の怪人)のCV、配役が豪華すぎん……?(震え)」
ってなってた。
(ちなみにデネブのモチーフは弁慶、ポジションは「オカン」 めっちゃアメちゃん配る世話焼き怪人)

このページを見て欲しい。
仮面ライダー電王まとめ @Wiki 声優
古今東西の、渋めイケボ声優勢揃いさせたんか???
なんだこの布陣は。
ほーちゅーさんがキャラソン唄ってるのすごいなあ、ってくらいしか事前の感想なかったけど、
2エピソードかけてやられて二度と出てこないような敵キャラにすごい人出しすぎやろwww
笑いがこみ上げるわw
まぁツダケン氏は、一聴して「あ、ツダケンだ」って”わからないツダケン”だったけどw
そう、そもそもシナリオの作りが、ひとつの事件に対して2エピソードかけて「前後編」として見せる感じなのね。
それで、全ての元凶であるラスボス戦に向かって、徐々に伏線張って回収してを繰り返していく構成なわけだけど、
本当に面白くて唸るポイントが複数ある。

まず、「掛け合い」ね。
ドラマを見ていると言うより、コントを見ている気分になるシーンがかーなーり多いw
いちいち「ボケ」と「ツッコミ」がいるからw
それに、良太郎についてる4人のイマジン、全員タイプが違ってクセが強すぎるから
基本的にわちゃわちゃしてて、仲が良いのか悪いのか……っていうドタバタコメディ繰り広げ続けてる。
それがたまに一致団結するところは当然アツくなる。

そして、電王は「憑依モノ」であるだけでなく「時間モノ(タイムトラベル)」である。
まず憑依モノといえば、ヒカルの碁とか遊戯王みたいに、主人公になんらかの”魂”のようなものが憑依して
「タッグ」の良さを描きつつ、憑依された側が憑依物に影響を受けて成長する物語だったりするのが特色のジュブナイルと言えるだろう。
そして「時間モノ」は、シュタインズ・ゲートやまどかマギカのように、
「どうしても変えたい出来事」のために、何度も同じ時間を繰り返したり、または別の時間を行き来したりするSFだ。
電王は、その両方の要素を兼ね備えている。

良太郎は、時間において「特異点」という特別な存在だから、他の時間の改変の影響を受けないけど、不死身というわけじゃない。
それに元々喧嘩なんかしないから、「特異点だからライダーに変身ができる」とはいっても、
モモタロスのようなイマジンが憑依することで、敵イマジンとまともに戦えるのであって、
ただライダーに変身しただけでは弱すぎるのだ。
だから「イマジンの憑依」はライダーとしてイマジンを倒して時間改変を食い止めるために必要なことである。
また、様々な時間改変の影響を受けないで済むのも「特異点だから」で説明がつくし、
逆を言えば「特異点だから」時間改変を食い止める使命を負ってしまったとも言える。
そんな風にして、電王では、憑依とタイムトラベルが切っても切り離せない要素なのだ。

しかも、憑依して来るのが、「そもそもは敵」というところもまた面白い。
だからこそ彼らには一癖も二癖もあり、特異点以外の人間が憑依された場合は、
人間側がイマジンを制御することは不可能で、それによって時間改変のため怪人が暴れる結果となる。
良太郎は特異点だから憑依したイマジンを(限定的な条件下を除いて)制御できるし、
「一緒に戦う」ことが可能なのである。
そして、良太郎自身が
「僕そのものがもっと強ければ……! もっと強くなりたい!」
と思う動機とも繋がっている。

物語が核心に迫るにつれ、時間改変の影響が大きくなり始め、敵イマジンを追って過去に飛んだ先で、
モモタロスたちが憑依不可になったり、その代わりとして新しい武器を過去に送り込んだり、
「CLIMAX FORM」という新しいフォームへの変身が可能になったりと、
徐々に能力や必殺技が、変化したり増えたりしていくのも面白い。

声優陣が豪華なのも前述のとおりだが、スーツアクターの方々の「動きの演技」にも唸らされる。
声で演じている人と、動いている人は別なわけだが、そこに齟齬がなく、両方の技術に感嘆する。
殺陣は勿論カッコイイのだが、デンライナーの食堂車における「日常風景」の掛け合いひとつとっても、
声と動きのシンクロが素晴らしい。
ただシンクロしているだけでなく、動きが”表情”を持っているから、被っているマスクには変化はないのに、
モモタロスたちが笑っているようだったり泣いているようだったり、怒っているようだったりと、
見ている方で、「動かないマスク」に表情を見出してしまう。
こうしてどんどん、視聴者の「心の中にモモタロスたちが住み始める」。
それこそが、「彼らが実存である」という証明というのが、この番組のテーマですらあるから、
私たちの心の中で、モモタロスたちが生き生きと個性を発揮すればするほど、
その記憶は強固となり、彼らの”命”が輝き、彼らの存在は保証・証明される。
この「人の記憶こそが歴史であり、存在を存在たらしめている」という考え方は、
劇場版遊戯王DSODでも表現されていて、思想家でいうとプラトン・デカルト・カントあたりを
潮流として知っていると面白い。(海馬は少なくともそのへんは一通り読んでいると推察される)
こうして、
「フィクションのお話の中にいるだけの架空の人物でも、心の中に住む」
ということが起こるのは、そのシナリオライターが相当すごい仕事をしているからだと私は思う。
他の記事でも書いたけれど、例えば「バクマン。」を見終わった後に、
「最高と秋人、今頃どうしてるかな」
なんて考えることがある。
実在しない人物なのだから、今頃何してるもクソもない。
しかし、「心の中に住んだキャラクター」に対しては、そう思ってしまうことがあるし、
そう思わせる作家は、その架空の人物にものすごい「リアリティ」を付与したということなのだ。

だから、電王を見て、
「モモタロスたちに消えてほしくない!」
とか、
「モモタロスたち、元気にしてるかな」
と思うとしたら(私は現に思ったし)、それはシナリオライターがモモタロスたちに
それだけの”リアル”を植え付けることに成功しているし、スーツアクターも声優の仕事も、
その”リアリティ”を補強している、すごい仕事人の技だってことだ。

ちなみに、私が一番好きなのはやっぱりデネブになった。
桜井侑斗とデネブの関係は、
「反抗期の中学生と世話を焼きたい心配性のお母さん」
みたいだw
デネブはしかもちょっと抜けてて(侑斗曰く「ズレてる」)、しょっちゅう空回りしてるし、
イマジン(怪人)のくせにやたら腰が低くて、困ってる人を放っておけなくてお節介w
ご飯を作って食べさせるのが好きだったり、アメちゃん配ったり、ほんと良いキャラしてて
CVほーちゅーさんだからたまらない。
大体、出てきてすぐのバトルでも、侑斗がデネブに怪人を拘束するよう命令して、
動けなくなった怪人を侑斗(仮面ライダーゼロノス)が攻撃するんだけど、デネブは
「この攻撃はズルすぎる」
って言って拘束解いちゃうんだよねw
で、侑斗が
「だったらお前がやれ!」
って言うんでデネブが憑依してその怪人をやっつけて、
デネブ「この勝ち方なら大丈夫だ!」
侑斗「何がだ!!」
みたいなこと言い合ってるから、笑っちゃうよw
侑斗は特異点ではないから、変身のために「自分を覚えてくれてる人の自分に関する記憶」を代償として払ってるところもまた……。
その事情を知っているデネブだから、どんなに侑斗が強がっても、
「孤独だけを強さにする心を痛いほど 理解っているだからいつでも一緒に戦うのさ」
ってことになる。
これってめちゃくちゃ「尊い」ってやつじゃないですか……。

この状態で最終回見終えて、ボロ泣きして、今記事書きながら作業用BGMにAction-ZERO流したら後悔した。
2番、A〜Bメロがデネブソロで、これ歌詞もちゃんと「キャラソン」になっているから、
番組見た後だと、歌詞の意味がよくわかって涙が出てきて記事書けなくなったwww
くそーー! これ今度ニコ生でアクゼロ唄う時、生放送中に泣くとかならないだろうな、私!?w
耐性上げておかないとやばいぞ。
脳死で唄うしか無い。
歌詞の意味をよく考えたらアウトw
そうでなくても、ラスト5話くらいはずっと泣いてたのにw
冒頭から30話くらいまでは、コントに大爆笑してたのになあ。
その「コントに大爆笑」が、「笑いあり涙あり」の「涙」の伏線になるわけだから、
もうほんとずるいよ、こっちはその仕組みを十分理解してるのにさw
散々笑わせておいて、好きにさせておいて、そいつらが消えるって言ったら泣くじゃん。FF10かよ。

あ、あと個人的な趣味の話をすると、憑依された良太郎のタイプとしては、
U良太郎の外見が好きなんだけど、(クールビューティーだよね、好き)
ウラタロス自体はナンパ男すぎて信用ならないwww ソシオパスか、あいつww


そういったわけですから皆さん、『仮面ライダー電王』未見でしたら9/23までに大急ぎでアマプラで
4話まで観てください。
4話の良太郎とモモタロスに
「あーーーもう、好き!」
ってなったら、あとはラストまでずっとクライマックスですのでw


電王に票入れておきました。(タイムリーすぎてビビる)