4ヶ月目となります。毎月コンスタントに色々な劇を演って楽しいです。

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リンクは、いつもどおり、タイトルのリンクはアーカイブへ。台本のリンクはボイコネ内の台本ページへ飛びます。
作者名は敬称略です。


2020/9/7

『教官と生徒の自動車教習』
台本:らて


9月最初の放送は結構遅くなってしまいました。
しかも、台本自体はどやから「これー」ってURL渡されたのがどやがボイコネ始めてから
結構すぐだったので、「これをやろう」と決めてから1ヶ月くらいかかってしまったw
スケジュール調整むずいすね。
やっぱね、月末月初は片付けとかも色々あるしね。

いや、さてさて、こちらもおなじみらてさんの台本ですが、今まで読んできたらてさん台本と比較すると
若干尺が長めではあります。30分前後。
配役は、
教習所の教官をどや、生徒の方を私が演りました。
生徒は台本のキャラクター説明のところに
「自前の発作」
という独特の表現があるんですけど、これはまぁ台本読んで頂ければわかるように
「自前の発作」
という表現が一番しっくり来るというか、発作が独特なのでもうそうとしか言えないというかw

今回一番、先月までと変わったところは、SEをプレイバック機能OFFのまま鳴らせる環境を構築した
というところです!
具体的な環境も書きますと、

PC ── UA-4FX2 ─┬─ iPad ─┬── AudioShare
               │       ..│
               │       ..└── Koala Sampler
             C214(マイク)

AudioShareで、PC上のmp3やwavなど(劇で使いたいSE)をiPadに送ったり、iPadからPCにデータを落としたり、
iPad上の音声ファイル名を変更したりというような管理をします。
これには、iPadとPCが同じWiFi上にある必要がありますが、そんなことは普通なのでめっちゃハードル低くて助かった。
同じWiFiに接続した上で、PCのブラウザ上から192.168.0.8のような指定されたIPにアクセスするだけで
AudioShare上のファイル管理が出来るんですから。
そして、Koala SamplerのメニューでIMPORT AUDIOすると、AudioShare上で管理されているファイルを
Koalaのサウンドバンクに読み込ませることが出来、これで音声ファイルのEDITから
「One shot」と設定しておけば、タップしただけでSEが1周流れるように設定出来ます。
One shotファイルに設定する前のデフォルト状態だと、サンプラーのボタンを押している間、
音が再生される状態ですので、劇中でSE鳴らす用途ならOne shotが良いですね。

あとは、自分がサンプラーのサウンドバンクの何ページ何番のボタンに、
どの音を仕込んだかちゃんと記録するなどして、台本にメモるだけです。
今回の場合は、劇冒頭、生徒が車に乗り込んでくるところからスタートだったので、
車のドアを開けるSE+1.5秒ほどのブランク+車のドアを閉めるSEを連結したファイルをPCで作って、
それを鳴らしました。
image
なので、台本には冒頭に
「ドア開閉SE サンプラー1」
ってメモったり。
他にも、ドリフト走行するシーンでは、ドリフトSEを鳴らしながら「運転」しましたw

つまりP.Aというか、マニピュレーターみたいな役割を自分で果たしつつ、セリフも読むっていう感じ。
でも、今まで劇中でSE鳴らしたいとき、ふたつの手段をとっていて、どちらも一長一短感はあったので、
今回最も理想に近い状態に環境構築が済んだので、ブレイクスルーを感じますw
今までは、PCの中でSEを鳴らして、UA-4FX2を一時的にLOOP-BACK ONにするという手法か、
スマホやPCの「スピーカーから」鳴らしてそれを声と一緒にマイクで拾うのどちらかをやっていました。
音としては絶対にラインを通じてIF上で音をミックスした方がいいんですけど、
LOOP-BACKをオンにすると、共演者の声も跳ね返る状態になってしまうため、
綿密に打ち合わせて
「ここはSE鳴らすからちゃんと鳴り終わるまで黙っててねー」
とか予告しておき、SE鳴らしたらすぐにLOOP-BACKをオフにするというような処理が必要でした。
正直手間です。
PC上のプレイヤーで音を鳴らしながら、IFのボタンもON・OFFするわけですから……。
で、下手すると相手の声が跳ね返ってしまって2回言ったみたいになっちゃう。

一方、スピーカーから鳴らした音を声と一緒にマイクで拾うのは単純に音質が劣化しますので、
あまりきれいなSEにならないという問題が。
前に実際にやったのだと、スマホの着信音を鳴らして
「もしもし?」
と電話取るとかの演技なら、スピーカーから着信音を拾ってもリアルさが増すレベルなのでライン通さない方が良いくらいですけど、
今日みたいなのは、IF内でミックスしたいという欲があり、「LOOP-BACK必須なのが壁だなあ」と
先月ずっと考えていたんですよ。
ROLANDに、機材買い替えの相談までしてw

でも、よくよく考えてみたら、UA-4FX2ってXLRマイクソケット以外に、「LINE IN」という
ステレオプラグ挿さる穴があるから、もうひとつのIF(Rubix24)もしくはPCオンボードのサウンドカードから
スピーカーに出ている音とかを、オス-オスのステレオケーブルで通せば、声とPC上のSEを
LOOP-BACKなしで混ぜられるんじゃないのか……ということに気づき、
まずそれを試してみて、録音してどう聞こえるか確認したんですよ。
まぁ、自分でイヤホンでリアルタイムにモニタリングしてる音は結構雑音が多いのが気になるんですけどね、ステレオケーブルでLINE-INで音入れるの。
録ってみるとノイズ入ってない。
「こ れ だ」ってなって、
「ステレオケーブルで接続しただけでLOOP-BACKなしのSEミックス環境できたぞー!」
って言ったら、どやが
「iPadつないでサンプラー起動しとけばやりたい放題か」
と言うんです。

ここでまた
「そ れ だ」
ってなって、上のアプリ2つを速攻インストールしましたw
AudioShareとKoala Sampler合わせても約1,000円!!!!!!!!!!!!!!
ハッ!(鼻で笑う) ハードウェアとしてサンプラーやミキサーやエフェクターやら買おうかと(大抵2万円以上)
サウンドハウス見てたけど、全部要らなくね!?!? そう、iPadならね!!!!!!!!!!!
うわーーSEそこそこ鳴らすような劇、「SEなしで状況伝わるかな〜」って不安な時とかあったけど
もうどんどん鳴らせばよくない!?!?
必要な音を予め、用意しておけばよくない!?
そして、台本に何番の音ってメモっておけばいいだけじゃない!?!?
ヒャッホウうううううううううううううう
やりたかったことが出来るようになったので、完全にハイ!!!!!!!!!!!!

ところで、これは余談ですが放送のとき話し忘れたのでここに書きます。
私、自分が普通自動車運転免許取ったの、大学3年くらいの夏休みだったんですけど、
合宿で一気に実技教習終わらせるタイプのやつで山形に泊まりに行ったんですね。
(しかもマニュアルで取った)
その教習の中で、「ドリフトをする」っていう教習があったんですよ。
厳密には「スリップの体験」なんですがw
教習所内にわざと用意された水たまりエリアがあるんですけど、そこに、アクセル全開で突っ込んでいって、
車体が水たまりに入った瞬間アクセル離すと同時にブレーキがん踏みでハンドルを一気にどちらかに切るっていう。
その時、教官にめっちゃドリフト褒められたんですよねー!!!!!!!!!!!!
生まれて初めてのドリフトなのに!! もう、パイルダーオンですよ、私!!



2020/9/11

この日は、「一人用台本」をもっと幅広く読むために、事前テストをしてみることにしました。
先にそのテストの目的や理由を説明します。

一人用台本(朗読等)を探す時、
「一人だし軽いのをやろう」
と思いがちで、台本漁りの時点で、台本の所要時間の選択肢を5・10分に絞り込んで探すことが多かったのですが、
それはやはり「生で、一人で20分一気読み」するとさすがに疲れてくるので、声が掠れるところが出てきたり、
集中力が落ちて噛んだりするので、「クオリティ維持のためにも短めにしよう」と思ってしまうからです。
演る側としては咳払いとかも気分的には避けたいし、できれば噛まずにきっちり読みたいんですよ。
だから、その限界がせいぜい行って20分かな……と考えていたんです。
そもそも、掛け合いでなく、一人で読み続けると、息を整えたり、つばを飲んだりという
「コンディション調整のための間」も変に生まれやすく、これも自分としては納得行っていない。

例えば今までに、朗読の動画を何本か作りましたが、1本の動画で完成品が3時間くらいになるものだと、
アクセントの予習と収録と波形編集とチェックのための再生などで丸2日要します。
それでやっと音源が完成して3日目に動画エンコードが出来る……というような感じで、
完成したものを聴くだけなら3時間のものでも、作るのには3日かかるよ、と。
収録も、当然単元ごとに録っては休み録っては休み……と、やります。
1文字でも聞き取りにくい文字があったと自分で思ったら、センテンス読み直して納得のテイクが出るまで録る。
単元を読み終わったら、NGの部分をカットして保存。
最後に全ての単元を並べて1本化してから一括でノイズ除去と音量調整です。

そうやって朗読を録ってきた経験上、生で一気読みなら20分くらいが一定のクオリティを維持できる限界なんじゃないかな
と思ってるわけです。
でも、「生で一気読み」にこだわらず、予め録って聞きやすくきっちりまとめたものを作り、
「今から録ったものを流します」とちゃんと宣言した上で(つまり、「録ったものなのに”生です”と偽ったり」はせず)
いわゆるポッドキャスティングをすれば、自分でなんとなく決めている「20分が限界」という壁をぶち破れるし、
そうしたら、今まで無条件に時間が長いというだけの理由で候補から除外されていた
一人用長尺台本を読むこともできる! と思ったんです。
しかも、それによって「アーカイブを繰り返し聴きたいと思うタイプのリスナー」や作家さん本人が
一番「安心して聴ける」音声コンテンツとして置いておけると思うんですよね。

そこで、まずは短い尺のもので「録ったものを流してみる」テストをして、
前後のトークとの音量差がどのようになるか、リスナーとして聞きやすいか、
アーカイブとして繰り返し聴くならこういう音源の方が聴きやすいのではないか、ということを確かめることにしました。
テストを兼ねているため、この日選択したのは短いものですが、本当にこの手法をとってやるなら、
20分超のものをかっちり編集して「作品」に仕上げるときだと思ってます。
そんなわけで、
「将来的に、もっと尺にこだわらず色々な台本を音声化し、且つクオリティも維持するために、
録音したのを生放送で流して、前後には生で話す」
という選択肢もありではないか、というのがこのテストの目的と理由です。

また、そういうことを思いついたキッカケとしては、過去に残したアーカイブの中で、
一人で読んでいるアーカイブがじわじわ伸びているという傾向があって、
その数字の動きからは、「一人用朗読枠には一定のリピーターがいる」そして、
その人達が求めているのは「安心して聞ける音声」なのではないか、という分析からです。


『毒舌スライムに魔法ではなく説法食らって諭されてほだされた話』
台本:無透ユイナ


まず1本目は、無透ユイナさんの『毒舌スライムに魔法ではなく説法食らって諭されて絆された話』です。
いきなりですが、無透ユイナさんいつもアーカイブにエール等ありがとうございます。
本当にいつも聴いて頂いてます。

これ、スライム台本、つまり「人外系」に相当するものなのですが、以前私が
『【人外系アバター推奨】魔法少女になるために』という台本を読んだ時に、アフタートークの中で、
「ボイコネのプリセットアバターには元々いくつかの人外アバターがあるので、
それを活用する前提の台本が色々あっても面白いんじゃないか」
という話をしました。
それで、スライムもそのプリセットに含まれているので、この台本のアバター選択は一瞬ですw
(ちなみに、台本内容に関係なく、うさぎのアバターって結構人気みたいです。
私も1回使いました、うさぎ)

そして、口調こそがさつだけど、「人生に疲れた人間」の前に現れて、励ましていくスライムですので、
平たく言えば励まし系シチュエーションボイスといった感じの台本です。
しかも、尺は長くないので、こういう台本こそ「生でリスナーに語りかけるように」やる本だというのはわかっています。(ここ大事)
ですが、くだんのテストも兼ねて前日に予め収録しておき、それをこの日に放送で流してみました。
もちろん本編の前後に、「予め録音したもの」と宣言して。
主に、前後のトークとの間に大きな音量差などが出ないようなボリュームバランスを知るためのテストです。
そのテストの結果としては、とても良かったみたいです。

ちなみに、励まし系シチュエーションボイスは結構色々読んでいますが、
「毒舌スライム」が主体なのはさすがに初めてでしたねww
聞き手の性別が不問になる上、読み手の声の性別も不問なので汎用性の高い良い台本だと思います。
私が普段読んでいるのは、「男声読みの女性向け励ましシチュエーションボイス台本」が多いですがw


『てぶくろを買いに』
作:新美南吉


もう一本は、19分程度で聴き終わるけど、やっぱり収録自体には結構な時間と神経を使った「てぶくろを買いに」。
(私が読んだ「岩波少年文庫」版では「てぶくろ」とひらがな表記でした)

こちらは前に収録が済んでいて、ボイコネ事務局が「手袋を買いに」と「蜘蛛の糸」に関しては
青空文庫からテキストを借りて、一人用朗読台本として公開しているので、それを選択して配信しました。
ボイコネ上の台本だと、ちょっとルビ部分がおかしくなってるのでルビのひらがなを《》で括るなど修正して欲しいですが、
他にも青空文庫から朗読用にPD作品を取り込んできて作品自体増やして欲しいなと思ってます。
欲を言うと、シェイクスピア作品とかも掲載してくれんかな……。
小田島雄志版だとPDではないので、出版社とコラボとか特殊な契約とか要るだろうけどw
あ、あと5人以上が同時に出てくる幕があったらその時点で、一人2役必須になったりするけどw

「手袋を買いに」って、途中突然ブラームスの子守唄を歌わないといけない場面があるんですけど
こういうところも、「生で一発」だとさすがに若干ハードル感じませんか?w

トークとの音量調整とかも自分の感覚で調整したのが、聴いてる人にとっても問題なさそうだったので、
その点では成功でした。
「すごく聞きやすかった」そうです。


――が、終わってからフリートーク開いて、
長尺・一人用台本のアーカイブを聴く時、録音を再生されたもの(A)と生(B)どちらがいいですか」
というアンケートを取ってみたら、75%が「生(B)」と答えていました。
どやは凸って来て
「ダメだよ!ダメダメ!」
と全否定だしw
いや、「掛け合いで録音した音声流す」とか、「生で読むと偽って録音を流す」とかがダメなのはわかるがw
(なお、アンケート結果は、割合のみの表示で票数は表示されないので母数がわかりませんし、
75%は大きな数字に見えますが考えられる実数としては、アンケート回答者総数が4人で、そのうち3人がB、
1人がAだとしても、A:25%とB:75%という割合になるので、「アンケート対象者4名」って
そもそもの統計用サンプルとしては少なすぎますがw
その倍いたとしてもまだ8人という計算だからやはりサンプルとしては少ない……)
この時フリートークを聴きに来ていた人たちがどれだけ「元々の私のリスナーか」もわからないですしね。
初見ですって言ってる人もいたくらいだから。
要は「私の元々のリスナーが私に求めているもの」と「多くのボイコネユーザーがキャストに求めていること」が
そもそも一致していないという可能性も十分考えうるわけでw
私はその「どちら」を向いてこれからやっていくべきか。
どっちの方がエールがもらえるかとかじゃなく。

私は「長尺の」「一人用の朗読」「アーカイブ」に限定して話してるんで、それでも
「ライブ感が! ライブ感だ!!」
っていう意見が多くて、
「本当か!? 本当なのか!?」
とかなり懐疑的でした。

なぜなら私だったら、
「どうせ生放送にリアルタイム遭遇出来なくて、生放送を聴けなかったからアーカイブを聴きに行く」のだとしたら、
「ライブ感」ってもうその時点で関係なくなると思うんですよ、自分は。
何をどう譲っても、リアルタイムを共有出来なかったものなわけで。
「どうせ録音を聴くしか無いもの」なんですよ。
それも、複数人の掛け合いでなく、一人で読む朗読なんですよ?
それって、「安心して聞ける音源」の方がリピート率上がりませんか?
繰り返し聞く人は安心できるから繰り返すのでは……?
私としては、そういう人が求めている音源を作りたいのですが……。

しかも、アーカイブを聞きに来る人の中には高確率で「作者さん」が含まれていて、
作者さんはいちリスナーとはいえ「作者以外のリスナー」とは、聴く時の”心構え”が全然違うはずで、
それこそ「安心して聞けるアーカイブ」の方が絶対喜んでくれると思いませんか……。
(今、作家さんの方ちゃんと向かないとボイコネに未来はないと思うんですよね。)
そんなに「ライブ感」を求めて、「一人配信の朗読アーカイブ」を聴きに来ます!?!?
本当!? もっとよく考えてみて!! マジで!?!?
と思ってますw

そんなにも「ライブ感」が重要というなら、今度は、同じ台本を「生で読む」回と、
録音を流す回を、「連続2枠1セット」でやるテストでもしてみますかね。



2020/9/12

『恋愛とは情報戦と見つけたり』
台本:たかはらたいし


image

もうサンプラーの扱いも慣れたもんですよ。
PCモニタ前がこんな感じで大渋滞だけどwww
ブラウザでボイコネ入って、声劇ルーム入って、アバターセッティングして、
iPadはステレオケーブルでIF繋いで、台本を出力してメモって、ブックスタンドに立て掛けて……。

そう、環境構築はもう良いんですけど、この日はなぜか寝坊しましたw
前夜、珍しく電気消し忘れて寝落ちて、なんか眩しいなと思って途中起きて電気消してから二度寝したら
どやからの電話で起こされてw
一度起きた時に、空気清浄機さんに「17:30に枠立てておきます、パスは****ですー」って連絡もらってて、
「17:00にはスタンバっておきます」
って返信もしたのに、17:50まで昏睡してたw 自分でびっくり。どんだけ深い眠り……。

なので急いでPC立ち上げて、マヌカハニー舐めて喉温めながら急いで空気さんの部屋に向かいました。

この日の枠は、空気清浄機さんが、「かにアイコンの人」を集めて「かに会」をやりたい、ということで
どやから紹介されて、面白そうだったのでご一緒させてもらうことにしました。
その「かにアイコンの人たち」とは、私と空気清浄機さんと江井みゆきさんの3人です。

まぁ私はパンなんですけどね!!!!!!!!!! 蟹の形をしているだけで実態は小麦粉!!

台本と役を空気さんに指定してもらうことで助かりました。本当に台本選ぶの時間かかりますからね。
そんな台本は、たかはらたいしさんの男1:女2台本『恋愛は情報戦と見つけたり』。
こちらも人気度の高い台本なので、結構上演されているのを見かけますね!
私自身は初共演になる方々と、事前の読み合わせなしで、台本自体も初演という状況でしたので、
どんな感じになるかな? と全く想像もつかない状態で臨みましたが、台本自体コントですし
お二人とも安定してて、楽しく掛け合いすることが出来ました。

配役は、
日野くん:空気さん(沢蟹)
梶裕香:江井さん(蟹だけどエイ)
赤羽根:(V)・∀・(V)(タラバガニなのでヤドカリな上、パン)
です。

基本江井さんと掛け合うシーンがほぼ全体を占めるんですが、初めてとは思えないくらい
テンポがよく合った気がします。
そして、空気さん演じる日野くんは、冒頭から70%くらいは、梶さんと赤羽根の「ウソ設定」による
「捏造された日野くん」を演じさせられる上、中には怪談を丸1本読まされる長台詞などもあり、
独特なポジションでしたw

私は、SEをiPadサンプラーから流す術を身につけたため、今回は
・梶が机をドンと叩く音
・日野共和国の演説の後の支持者の拍手
・怪談を聴いたあとのヒノラーの拍手
・その日の夜の虫の音
の4つを用意しました。
拍手は、演説の方は歓声入りの拍手で且つ屋外感があるやつ(ホールリバーブがない)。
怪談の方はプレゼンなどの拍手で、歓声なし、場所は会議室みたいなのです。
シチュエーションの異なる拍手なので、それぞれに合ったのを用意しました。
ちなみに机を叩く音は、「カフェで、テーブルの上に食器等、物が乗っているはず」と思ったので
コップを置いた机を叩いて、その音を自分で収録したものですw
あと開演前、他おふたりの、かにアバターの画像のサイズ調整や透過処理なんかもしましたw
(今までの枠でも大体開演前の準備が長い時はアバターの加工してるw)

にしても日野くんって結局の所、謎の存在「ジェネシックカイザー」の敬虔な信奉者なんでしょ?w
なにそれ、一番やばくない?w
福神漬が大好物ってウソが本当だった方がまだマシだったんじゃない?ww



2020/9/17

『真空の宇宙』
台本:筆先ちひろ


既婚の女性(38)と、未婚の男性(28)が心中するという、いくつかの意味で難しい台本です。
セリフ自体は、全体的に平易な日本語会話文で書かれていますから、すごく「読みやすい」ですけどもw

ビターショコラさんからのお誘いで、台本選定して頂き共演させて頂きました。

終演後、
「このお話は、ハッピーエンドだと思いますか?」
とビターショコラさんが私に質問したので、私としては
「現実倫理問題として自殺や心中が”許されないものである”という観念は根底にあるけれど、
あくまでフィクションですから、この二人の選択は尊重されて、ハッピーエンドであるべきのように感じる」
という話をしました。

特別な者になりたくて、でもどう足掻いてもなれなかったふたりが惹かれ合って、
「一緒に死んでくれる?」「いいよー」ってノリで綺麗に投身による心中をするまでの記録、という設定なんです。
だから、すごく「綺麗に」死ぬんですけど、その「心中の美化」というフィクションが
自殺や心中の「教唆」にならないように、物を作る立場や表現をする者は常に考えていないといけないと思っています。
この劇を綺麗に仕上げれば仕上げるほど、「美しい心中」というものが、同時に
人を自殺に誘ってしまう可能性に対して「畏れ」を感じていないといけないと私は思うのです。

ですが、飽く迄これはフィクションであるということ。
そして、人間は生まれてくる時に、時間も場所も選べないし、生まれるかどうかに自分の意思は
介在しないという避けられない要素があります。
なればこそ、その代わりとして、「死に方」を選ぶ権利が与えられても良いと私は思うのです。
だから、私は、この物語の結末は、陽子さんと湊くんにとってはハッピーで、救いであって欲しい。
死んだらなんでもBAD ENDってものでもないだろう、と思うのです。

誰しも苦しんだり、痛かったり、長い闘病の末やっと艱難辛苦かんなんしんくから解放されるような死に方は望まないでしょう。
だから、安楽死が合法化されて欲しいし、それは「自分がそうしたいから」です。
自分が決めたタイミングと死に方で、苦しまずに死にたいと思ったとき、それが尊重されても良いと思うのです。
生まれてくる時自分の意思は絶対に尊重されない上、生まれてきた以上は事故や病気や老衰で死ぬまで
「どんなに苦しくても生きなければいけない」という理由なき決めつけは、
もはや倫理(良い生き方とは何かという哲学)からは遠いと思います。

さきにも書きましたが「現実倫理問題として」自殺や心中は「良くないこと」とされていますが、
本当に自殺や心中は「良くないことだから良くないことなんだ」くらいの理由なき「悪」なのでしょうか。
自殺の仕方次第では、多くの人に迷惑がかかるとしても、その迷惑と「自殺が悪いこと」というのは、
別レイヤーの話だと思います。
死に方を「選ぶ権利」を与えられない理由を考えたり説明したりするのが億劫だから、
「なんらかの形で自然と死ぬまで生きないやつは悪」という話にすり替えているようにも思うのです。
そして、それが息苦しいから安楽死が認められていない国では、人に迷惑をかけようが自殺をするしかない
という思いに取り憑かれる人が多いのではないでしょうか。
「死にたいと思ったら、いつでも楽に、誰にも迷惑かけずに、合法的に死ぬことが出来るんだ」
と思ったら、逆に心に余裕が持てそうに思いませんか。
もしかして自殺減るんじゃないですかね。

私は、自分自身が今までの人生で何回「死にたい」とか「消えたい」とか思ったかわからないし、
身の回りでも3人自殺しています。
「死」は、その人の人生の「答え合わせのスタート」でもあります。
死んだらやっと「その人の生まれてから死ぬまで」の価値や思い出が本当に語られ始める。
時折、ネット上で、ハンドルネームを変えて失踪したり全くの別人になってやり直すユーザーっていますよね。
ケースバイケースではあると思いますが、これらの中には、
「このHNの自分を殺すことで、その自分を知る人々が自分についてどういう”価値”を語り合うか、
その答え合わせを見たいから」引退して様子を窺うという人も何割かはいると思うのです。
自分には価値がないんじゃないか、今以上の存在にはなれず、自己実現もできないんじゃないか、
だったらもうこの人生はここで終わりにして、人々が自分についてどう話し合うのかを見たい、と。
陽子さんや湊くんも、自分ではもう「自分の価値」の答えを出してしまってて、
その価値をこれからの人生の中、自分の力で変えていこうとは思えなかった。
だから、もう「答え合わせ」を始めたかった。
そう考えると、その選択や決断を「全然気持ちがわからない」とは言い切れないし、
引き止めたい気持ちと同時に、意思を尊重したい気持ちも持っておきたいような気分になります。
「自殺、したいならすればいいんじゃない?」ということではなく、
「死に方くらい、自分で選びたいよね」
という部分での共感です。
自殺も心中も、減った方が良いに決まっています。
「死にたい」で頭がいっぱいになって追い込まれるような人がひとりでも減った方が良いに決まっています。
もし知り合いだったら陽子さんや湊くんにも、
「自分で自分に見切りつけないで! 簡単に決めたことじゃないだろうけど!」
って言いたい。
でも、彼らは彼らなりに、きっと真剣に考えたんだよな……って、じゃあどんな言葉なら届くんだろうって
これが彼らにとって「幸せ」なら、「幸せになってほしい」というこちらの願いだって叶ってしまう。
本当に、わからなくなりますね。
強いて言えば、私個人は知人にこんな思いをさせたくないから、「自殺はいけないことだと思う」とは言えると思います。
だから、私は現状自殺してない世界線にいるんですね。

これが、私がこの台本に誠心誠意向き合った結論です。
台本の中で、キャラクターが死ぬということ自体は珍しくはありません。
前にもいくつか死ぬキャラを演じてきたし、「色々な死の演技」にも興味はあります。
その都度、”真面目に”死んでますが、今回は「綺麗に死ぬけど憧れを持たせてはいけない」というのが特殊でしたね。

で、ビタショコさんは6月、ボイコネ始まってすぐくらいにツイッターでフォロー頂いて、
私はツイッターでは大体自分の好きなものについて好き勝手話しているんですが、
ちょこちょこリプももらって、地元が割と近い! みたいな話もしたりと、
結構時間かけて交流した後での初共演でした。
実は、7月にお誘い頂いて、その時点ではスケジュール結構埋まってたので、
「8月になってからでいいですか?」
とこっちから少しお時間頂く話にしたんですけど、8月は8月で急遽全然関係ない別の仕事が入ってきたので、
9月になってしまいました。
その仕事は終わったので、一応9月は8月よりはゆったり劇に時間割いてるんですけど……。
私、野良凸とか凸待ちとかをしないので、なかなか輪が広がっていってない感じですけど、
私は結構人見知りはするほうだし、公式キャストとしての自分は何をすべきかって考えた時に、
「野良に混ざることではないよなぁ」
と思ってしまうので……。
ビタショコさんには「私と」掛け合いがしたいと仰って頂いたので、よしまずサシから演ってみましょう! と。
今後も少しずつ、じっくり時間をかけて、ボイコネを使うまで知り合うことのなかったキャストさんやライターさんとも
交流を深めていきたいです。
ビタショコさんありがとうございました。また演りましょう!



2020/9/18

久々に気温が30度まで上昇したその日、私はエアコンを切って部屋を締め切って、
仕事の収録を3件終え汗だくになり、当日2度目となるシャワーを浴びて風呂場から出てきて、
パンツ一丁でスマホからツイッターを見ていたら、柚萌さんに「今暇ですか!?」と呼ばれたのだった……。
(V)・∀・(V)「今ほぼ全裸だけど、良い!?」

『夏木ヒミコと3人の美少年』
台本:ススキドミノ


そんな感じでいきなりさとりさんと柚萌さんと久々に3人で集まったのだが、
どうやら台本もちゃんとは決まっていないらしい上、男女問わないからもうひとり加えて4人劇したい
ということだったので、私からにっし〜☆さんに声を掛けて巻き込みましたw
男女2:2で出来る台本を絞り込んで「古い順」にソートした後、こちらを選択。
さとりさんが、柚萌さんの夏木ヒミコも、私の受山ソウジも聞きたいというので。
一方、私はさとりさんのナルシスキャラ聴きたかったから、さとりさんに鏡コワシをリク、
にっし〜☆さんには若干クラスで浮いてる(物理)浮遊ソラをお願いしました。

夏木ヒミコはなぜか学校のトップを争う美少年3人に付きまとわれていて、
私の演じる受山くんは、3年生なんだけど男からも女からも襲われるショタ美少年という役どころでした。
美少年は美少年なんだけど、性格的には難ありみたいなキャラなので、
「あ、これはウラタロスで演ればいいのね」
ってなりました。(電王見た直後だったので)
腹黒ショタとか、お題でもシチュボでも「もうえぇわ!!」って言われそうなくらいやっているからな!!
ニコニコの動画では
「受け声が神」
ってコメントが来たことがあるので、その後の動画で説明文に
「受け声が神ってコメントあったけど、蟹の間違いでは?」
って書いたら、
「神で合ってます」
って念を押されたから、私の「受け声」って一部にはマジで需要があるのかもしれない。

ところで柚萌さんが、こういう口調とトーンでツッコミ入れるキャラ演るのは結構レアですよね。
あとさとりさんのナルシスキャラは、想像していた以上に宮野真守系ナルシスキャラとして完成されてて良かったw
にっし〜☆さんは相変わらず何演っても安定感あんな……。
にっし〜☆さんとは、割と久々だったんだけど、それが突発枠になるとはw

あ、あと、事前に「ページをめくる音」「連続でパラパラと本をめくる音」のSEを作ってあったので、
それも地味に使いましたw


『定時だし』
台本:ツネ


続けて、何か短いのを3人でやりたいとさとりさんが言うので(この日、さとりさんは既に5本くらいは配信した後だったがw)、
「定時だし」をやることになりました。
こちらは、定時になると「定時だし」と言って帰る竹内をさとりさん、竹内の同期の佐々木が私、
後輩の河合さんを柚萌さんが担当しました。
サクっと決めた割に、適役だったんじゃないでしょうかw

こっちでは、私はツッコミポジションで、しかも竹内めちゃくちゃひどい言われようするんだけど、
私の中の人は、どちらかというと竹内と同じ意見ですねw
会社だと周囲に気を遣っての残業とか、他の社員の尻拭いとかの「私何やってんだろう感」に耐えられなくて、
「良いことでも悪いことでも、自分のしたことの責任だけを自分でとる」スタイルが結果的に一番楽なため、
今はフリーランスですし、残業という概念はなくなりましたw 完全自己裁量労働制です。
上手く行こうが行くまいが、全部自分のせい!!!!w
自分が仕事さっさと終わらせれば、「他の人に申し訳ない」とかの理由で居残りするプレッシャーとか皆無でフリータイム突入だし、
そもそも会社と家を往復する移動時間も存在しない!
その代わり贅沢な生活は出来ないけど、生活を質素にしてでも会社ならではのストレスから解放されることのほうが
自分の健康を守るためには必須だと思ったんでな!w
だから別に、竹内は自分の仕事終わってるなら帰っていいんじゃない!?w
佐々木はブチ切れてる役だったけどww



2020/9/21

『1週間と70年の恋物語を君に』
台本:みだり


一人用台本です。
10分級なのでポッドキャスティングじゃなくて生で読みましたが、問題は長さじゃなくて、
最後の段落は感極まってきてガチ泣きしてしまう、ということなんですよ。
事前に3回は練習しましたが、どうしても最後の段落は涙堪えられなかったんですよね。
台本内に「涙が溢れる」とあるので、泣きながら読むのは表現として「誤り」ではないかもしれないけども……。
睡眠導入用を謳って、静かなトーンでゆっくりじっくり読み上げたけれど、
私が泣き始めてしまうところで、眠りについた人も起きちゃうかもね! でも責任は取らないw
『星の王子さま』の朗読録った時も、予め十分に泣いて耐性つけてから読んだのに、
鼻声になってるところあったしなあw

地の文は死神と出会った時点での主人公、つまり高2の女の子のひとり語りとして読んでいったけど、
死神のセリフ、そして70年後に息を引き取る、おばあさんになった主人公のセリフも若干あるので、
そういうところでは声色も使い分けましたが、聞いた人が
「この二人が、いつかの人生では同じ時間を幸せに暮らしてほしい」
と思ってくれたら「私の表現が届いた!」って感じで嬉しいです。



2020/9/22

『そのうたは三度鐘を鳴らす』
台本:どや


8/16にどやくんと配信した『神に抗う革命の詩』。
どやくんが、「色々な人物や物語が想像の中で広がる! 二次創作が書けてしまう!」ってことで、
『神に抗う〜』の作者である毒林檎さんからも「ぜひ書いてみてほしい」とのコメントを頂いた上で作成されたこの二次創作台本。
ようやく、演ってみることになりまして。(4人になるとスケジュール調整ちょっと時間かかるよね)
私は、マリアとナレーションを担当。
この場合ナレーションは、「大人になったマリア」という体で読むことになります。

にしても、この回は、開演前の台本・キャラ紹介フェイズがコントになっちゃってて笑ったw
明確な理由はちゃんとあるんだが(後述)、私は台本トップページにあるキャラクター一覧の順に紹介していったから
チャック→マリア(ナレーションもついでに)→ロン
の順で、演者に自己キャラ紹介をお願いしていったら、タークをやるはずのにっし〜☆さんが、
「ロンです!!にっし〜☆です!!」
っていいながら、タークの説明を読み始めて、ロンを演るどやくんが
「あ な た は タ ー ク や」
って突っ込んでにっし〜☆さんが
「え!? 俺今なんて言った!?!? ロンって言った!?」
と完全にバグって可笑しかったw
これの「明確な理由」ってのは、いつも開演前のキャラ紹介のくだりをやるとき、私達は
ブラウザの右上の「・・・」っていうボタンから「ルーム詳細」っていうメニュー押して、
その中から「シナリオ」をクリックしてシナリオのトップページに飛んで、そこを見てるわけだ。
でも、どやくんの台本は、「台本の中の冒頭部」にもキャラ紹介があるわけ。
で、しかも、この台本に関しては、台本トップページのキャラ説明と、台本内部のキャラ説明では、
キャラの並び順が異なっているのであった……!!
にっし〜☆さんは、台本の「中」の方のキャラ紹介を見ながら「お、次は俺だな」って思ってて、
私は「ロン(どや)」に振ったから、バグったにっし〜☆さんが突然角から飛び出して来て出会い頭事故乙みたいなw
にっし〜☆さん、ふつう〜〜〜〜〜にテンパってて、どやも笑うしかなくなってて超面白かったw
コント台本かッ!!w

まぁ劇の方はつつがなく終了しましたが――
最後のナレーションのところだけは、雰囲気出すためにリバーブを軽くかけつつ、
さらに、”何かが近づいてくるようなアンビエント系の音の後に鐘が3度鳴る”という
まさに「この劇のためにあるようなSE」を見つけたので、前日のうちにiPadに仕込んでおきました。
終わったらどやに
「もう〜事前に教えといてよー」
って言われたけど、自分の中で前日色々探して編集したりして仕込みやって満足して、みんなに言ってなかったw
本番でいきなりやったからびっくりされたか。
まぁびっくりされるだけで、特に被害という被害はないだろうけど。

で、アフタートークは作者であるどやくんに、
「どのようにして、このキャラクターたちは生まれてきたのか」
というようなことを訊きました。
二次創作自体初めてだと言っていたし、二次創作といっても、元である『神に抗う〜』と
”世界観を同一にする”だけで、登場人物はまったくかぶらないので、「パルデンス・パレード」と「メリーベルベット」の関係に似ていますね。
キャラクターたちが突然ポンっと生まれてくるというより、先に
「戦時(政変前後の混乱)下における、政府(国)・レジスタンス・一般市民」それぞれのシチュエーションというものが浮かんで
その中でも「その世界の『世界史の本』にはきっと欠片も載らないであろう、とある普通の人達の日常とその崩壊」を
描きたいというのが当初のアイデアだったようです。
例えば、「アンネの日記」とかはわかりやすいかもしれない。
戦時下の人々の”日常”を垣間見ることが出来るが、もしアンネが日記を書いていなかったら、
アンネという存在はどこにも残らなかっただろうし、アンネたちの暮らしぶりを知る手段も失われていたと思うし。
そういう「普通の人達が突然、戦争や政治的な問題に振り回されて日常を壊されてしまう」という場面も、
『神に抗う〜』の同じ時間、別の場所ではきっと起こっていたに違いない。
そういうところから始まった台本でした。

どやくんは、割とちょこちょこ台本アップしてるし、25日から始まるシナリオコンテスト用には
3本も用意してるとか言ってたので、また自作自演の会をやろうと思います。
自作自演の会をするには、必ずどや本人をキャスティングに含まないといけないけどw
今、私がスカイプで「ぼいこね同好会」っていう窓作ってちょこちょこ誘ったり、ネタ考えたりしてるメンバーは
私、朧月、どや、にっし〜☆、オメがん
という「ひとりショタで良いなら男5台本まで出来る」というメンツなんですけど、
どやをキャスティングに含まなくても、この窓内で人が揃うどや台本あればそういうのも演ろうかな、と。
今日の配役では、オメがんにとっては「今までに作ったことのないタイプの役作り」が要求された(と本人は感じていた)ようだけど、
あえてそういうのでも振ってみて、チャレンジ精神で演ってみてもらいたいなあと思う次第。

あと、私も25日にはシナリオコンテストに台本投稿しようと思って準備しています。



2020/9/23

『鏡と私』
台本:アルゲンタイト


にっし〜☆さんとの久々二人劇です。
以前、お題投稿をされてたアルゲンタイトさんの台本で、
にっし〜☆さんはよくアルゲンタイトさんのお題の方に回答をしていたそうで、
「あ、シナリオもあるー」
ってことで次これやってみましょう、ということで推薦受けまして演ることになりました!
ありますよね、「お題投稿者さんとして知って、シナリオにも興味持つ」っていうケース。
お題色々見ていると、お題は1000文字という条件が設けられていながら、
その制限の中でもセンスや文才が光ってるなって思う投稿者さんがいると、
やっぱり「シナリオもアップしてないかな〜」って、プロフ飛んだりフォローしたりしますからね。

一人n役というのはよくある手法だとは思いますが、これは逆で
「二人一役」なんですよね。
男女で一人の大学生「優(20)」を演じるのです。
性同一性障害で、「心は女性なのに、体は男性」という設定だと思われます。
心の声として、女声がモノローグを読むのが台本の主軸になっていて、時々「実際に口から出た言葉」の方を男性演者が読み、
どちらもが同じ人物のセリフであるという一風変わった台本です。

朝起きたら私は男だった。というように始まるのですが、性自認が女性なのに、
毎朝鏡を見るとそこに「見知らぬ男」がいるというギャップに苦しむ様が描かれています。
作中に出てくる友人は、優を「同性の友だち」としてありのまま受け入れていますが、
母親からは「生まれた時から男だったでしょ、何いってんの?」と突き放されてしまいます。
「女性としての」優を愛してくれる人にはまだ出会えていないので、
本人も自分を嫌って、認められないでいる感じがします。
自分が全く同じ境遇ではないので、完全に共感や理解が出来ないのですが、
こういう苦しみがあるのかもしれないという想像くらいならなんとかつきますよね。
(まぁ、「全く同じ境遇の人」というの自体この世には存在しないので、人それぞれ、
その人なりの苦しみを抱えていて、他の人から完全な共感を得るのは難しいことはどこでも誰でも一緒なんでしょうけど)
世界中に、「私が味わったことのない苦しみを抱えている人は沢山いる」という想像力は持っておきたいですよね。

ところで、このあと、アーカイブに作者アルゲンタイトさんからコメントがついて、フォローも頂き、
アルゲンタイトさん、しばらくボイコネを離れていたけれど、またお題とかで復帰された模様。
台本も(我々のために)また書きたくなりましたと仰られて、私は
「ちゃんと読んでよかった」
と思いました。
1本1本の台本、1回1回の声劇ライブを
「作者がアーカイブを聴きに来た時、堂々と顔向け出来るもの」
として置いておきたい身として、このこだわりを、やはり捨ててはいけないと感じました。
リスナーさんにも勿論毎度「楽しい声劇ライブ」をお届けしたいし、エール下さる方に感謝もしていますが、
リスペクトはライターさんに対して最大限に払いたいなぁと感じます。
やはり、「作者」というリスナーは他のリスナーさんとレイヤーが異なるのです。
絶対「身構えて」聴くはずなんです。台本、自分でも投稿してみたからこそ身にしみますがw



2020/9/26

『難破漂流』
台本:かほく麻緒withひつじぐも


9月の公式キャスト合同枠、2回目の放送です。
先月・今月は公式キャストが6人なので、2回に分けてやっていますね。

で、今月私の参加させてもらったのは浅見さんとたなかさんとの3人劇『難破漂流』です。
これ、タイトルのまま、ピースボートが漁船と衝突して難破し、そこに乗っていた高校の同級生だった女性3人組が
救命ボートに乗って海上を漂流するというシチュエーションの台本です。

今までに、公式キャスト合同枠で読んだ台本の中では、おそらく最も「後味がよろしくない」方向性のお話だと思いますw
いや、そういう劇や台本があっても勿論良いと思ってるので、後味の悪い作品はダメって言う話じゃないんですよ?
でも、こういうの公式合同の中で演るの初めてだなって思ったし、土曜のゴールデンタイムに
「聴きに来たみんなー!! こういうのでもいいかな!?!?」みたいなw

特に、浅見さんの演じた亜美は、最後のひとり語りのセリフ冒頭に
「(完全に精神がイッたような鼻歌)」
という一文があり、
「こりゃ難しそうだな〜」
と思っていたので、浅見さんどうこなすのかなって興味があったりという方向性で面白かったですねw

たなかさんはたなかさんで、今回担当した優香みたいな「ぶりっ子キャラ」は、
演り慣れたベクトルのキャラでもないということだったので、
「ちょっと出来るか不安。ぶりっ子で甘えん坊ってどんなんだろう!?」って哲学しながら演ったそうですしw

私の演じた詩織は、「自分に厳しいあまり、人にも厳しくなりがち」なキャラと言ったら良いのかな。
ストイックで努力家なんだけど、優香みたいな甘えたぶりっ子はちょっと「自分とは違う」「うざい」と思ってるという。
途中、全員憔悴しきった頃に突如「うみがめのスープ」の話を始めたりするので、
そこは「怪談」みたいに話すのがいいのかな〜と思ったりしました。
(不気味な感じで)と注釈もあったので。

それから、もう今月は慣れたもので、SEもiPadのサンプラーからガシガシ入れていったので、
海の波の音とか、漁船と衝突する音とか爆発音、水に飛び込む音など、
色々用意して手元で音響監督しながらセリフも読みましたw
事前に時間さえくれれば、必要なSEを集めてきてiPadに突っ込んで、ボタンの番号を台本にメモるだけなんで大丈夫です!

そういえば、公式合同枠、いつも他の誰かが枠主やってくれていたので、私が枠主やるのは今回が初めてだったんですけど、
「スペシャルサンクスの名前を読み上げる」という発想がすっぽり抜けていて、
終わってからの反省会で、Pから
「今度から出来れば読めるだけ読んであげてほしい」
と言われて
「それもそうだよな!!?」
って思いましたw
というのは、私、自分だけとか自分+友達でやる枠だと、エールはないか、少数名なので
読もうとすればすぐ読めるし、読む内容がないケースまであるんですよねw
利香さんの枠に誘われたりしたときは、やっぱり利香さんが読み上げるし、
読まれる方も利香さんに読んで欲しくてエール投げてるだろうから私は黙って聴いてるべき……みたいな感覚でいたしw
今回のは、たなかさんと浅見さんに、「上演後の感想」みたいなのを聴いているうちに
スペシャルサンクスが流れてきて、
「すごい量だな……」
と眺めながら喋っていたら流れきってしまったし、完全に失敗したなぁと思いましたw
一応私が枠主だったので、私が読みあげるべきでしたよねぇ〜。すみません、みなさん。
いや、私に読み上げられても嬉しくないかもしれないけど……でもせっかくエールしたんだし、名前読まれたいですよね。
ごめんなさい(´;ω;`) 次回から自分が読むべきポジションのときは最大限読みます!(反省)



2020/9/28

『霊感シートで先輩ゲット!』
台本:七村 圭


この日は、22時からどや・にっし〜☆・私という3人劇をやる予定だったのですが、
21時くらいからスカイプの窓でどやの既読だけがつかなくなったので
「あーこれ、寝たな〜」
と思って、一応携帯に4コールだけ電話をかけてみましたが起きません……。
(娘の寝かしつけをしていると自分が寝てしまうやつ。そして午前1〜2時に起きてくるパターンのやつ)

ということで、どやとの3人劇はリスケで、急遽にっし〜☆さんと男女二人用の10分程度のを演りましょうということになったのです。
そこで、七村さんの台本から『霊感シートで先輩ゲット!』を演ることにしました。
七村さんの台本は、実は『やみこ、悩みすぎ!』以来なんですよね。
(そういえば、今月柚萌さんとうさこちさんでも、『やみこ〜』演ってたみたいなんですよね!
 私が柚萌さんと演った時は、私が台本見つけてきて
 「私がやみこやるので、柚萌さん咲お願いします!」って柚萌さんを誘った形だったんだけど、
 柚萌さんとうさこちさんのは、柚萌さんが「こういうの、前演ったけど演ってみるー?」って誘ったのかしら?
 だとしたら、紹介した側として嬉しい!)
七村さん、他にも色々作品自体はあって、「いつか読もう!」ってずっと思ってるんですけどね!
結構お題の方を沢山答えてるなぁ……。10月もっと台本を読ませてもらおう。

「冷感」と「霊感」を掛けたコメディ台本で、「音声コンテンツ」だからこそ活きる“同音異義語ネタ”のひとつですね。

メルは、悪霊に取り憑かれて机をふっとばすみたいな暴れ方をするシーンがあるので、
そこはとりあえずUA-4FX2のボイスチェンジャーで「悪霊ボイス」を出しました。(悪霊ボイスとは?)
もうちょっと準備時間あれば、「机をふっとばすSE」も入れられたけどそこは諦めたw 突発だったしw
でも、七村さんの台本、演りたいと思ってチェック済のがまだ何本かあるので、
今度準備してから出来る機会には作り込もうと思います。



2020/9/29

『どうぶつたんてい』
台本:シナリオテクノロジーミカガミ株式会社


そしてやってきました、【2回目の9月28日(9月29日)】!!!!
俺が、俺達が、9月28日だ!!!!

つーわけで、前日に演るはずだったものがこれですが、翌29日にすぐ出来ることになりました。
ただどやさえ起きていれば良いだけだからw

これは公式台本のひとつで、擬人化された動物のみが出てくるので、大枠では「人外台本」ですね。
私が猫の明智コゴロー、どやがカラスのカー九郎、にっし〜☆さんが犬のジョンという配役。
キャラ設定として、コゴローは「虎柄の雄猫でだらだらしている」とあったので、
今回のアバターはいらすとやさんの「ごろごろする猫のイラスト」にしました。
で、虎柄の猫のイラストは、結構色々あったので「どれにしようかな〜」と選ぶ余地がありましたが、
犬のジョンに関しては犬種ゴールデンレトリバーとされている上、いらすとやさんにゴールデンレトリバーの素材は
1種しかなかったので、選ぶ余地なく「これだな!」と。
カラスに関しては、カラスの素材自体複数ありましたが、「会話をするカラスのイラスト」の
飛んでいる方のカラスを切り抜いたものを使用させてもらいました。
いやぁ〜ぴったり! なんでもある、いらすとや!!

さて、こう、なんていうんでしょ、NHK教育(今はそんなチャンネルないらしいが昔の3ch)の
「母と子のテレビ絵本」という番組で『ルドルフとイッパイアッテナ』を楽しみに見ていたことを思い出すような
擬人化動物のまったり台本で、ときにはこういうのだって良いよなぁ〜なんて話しながら終わりました。
それに、これ普通にシリーズにもできそうな題材ですしね。
探偵ものってだけでもう「事件さえ起こればシリーズになる」じゃないですか!w
しかも、動物の探偵なので、「当人(動物)たちは解決した気になってるけど実は人間目線ではトンチンカン」
みたいなオチを持ってくることも可能だし。
こういう「シリーズにできそうな公式台本」って、また事務局が続きの執筆依頼して続編投稿してくれないっすかね?w
ダメっすかw そうっすかw


『6小節のトランプ』
台本:(V)・∀・(V)


さて、たまにやっている「睡眠導入用朗読枠(一人)」のお時間です。
しかも今回は自作自演の会を兼ねて。

前の晩ににっし〜☆さんとの『霊感シート』が終わってから、お題の収録をしてストックを増やしていたんですが、
なぜか途中から
「6小節のトランプの自作自演の会(会なのに一人)やりたいから、練習がてら音読してみるか」
ってんで音読し始めたら、結構難しい上(書いたのは手前てめぇですけど?)
想定の12分よりは大きくはみ出す気がしてきました。
普段睡眠導入用朗読動画作る時と同じテンポで読むと明らかに15分を超える。
ちょっとこれはもう、BGMをつけたい作品でもあるし録音しようってんで、お題そっちのけで
録り始めちゃったんですよ、急遽。
それで完成したら16分半くらいあって、15分超えるってことはこれ台本の「所要時間目安」のところも
20分に変更だな〜と、設定変更して……。
更に、お気に入りのBGM素材サイト「Wingless Seraph」さんからBGMを選んできて、
ミックス編集したら17分の音源になりました。
収録〜音源完成までに2〜3時間くらいかかったか??
今回使用させて頂いた楽曲は、『眠る記憶の図書館』『楽園と呼ばれた廃墟』『Rest in Peace』『田舎暮らし』の4曲です。

で、今回はその録音して編集した「出来上がった音声」をポッドキャスティング方式で流す枠として配信しました。
Youtubeニコニコにも同じものをアップしました。
更に、
「睡眠導入のために聴く朗読音声にBGMは要らない派」
の人がいることがわかっているので、BGMなし版(つまりBGMをミックスする前のWAVデータ)をいつものGoogle Driveに置いてきました
でも、音楽が関連する作品なので、動画では音楽のある状態として表現したかったので、
Youtubeのもニコニコのもボイコネのも、全部BGM入りです。

前にも書きましたけど、ユーフルカさんのところの音楽素材はゲーム用を想定しているため、
特にバトル曲がかっこ良くて、
「この曲を使うためにゲーム(ボイスドラマ)を作りたい」
と思う“素材力”を持っています。

例えば八百屋で、めちゃくちゃ長い熊本県産長茄子があったとか、立派なたけのこが売られていたとか、
特大にんにくがあったとかで、「何を作るかは後でよく考える、とにかくこいつを調理したい」と思う野菜を見て
衝動買いすることがありますがわかる人いますか?ww
それって“素材力”じゃないですか?
絵や写真などでもそうなんですけど、素材を見たり聴いたりして、
「これを活かしたコンテンツを作りたい!」
と思うことがよくあります。
ユーフルカさんの楽曲にはその力が漲っているので、全曲DLしてあるんですけど、
今回のはピアノの演奏が関係する小説なので、主にピアノが使われているイベント曲などを流しています。
バトルものBGMは、それはそれで好きだし今度絶対アレで使おうって思ってるものとかもあるんですけど、
今回に関してはバトルはないのでねw
いや、王女がみんなの前に元王子を引っ張り出してきて演奏させるところは、それこそ
ショパンとか熊ん蜂の飛行みたいな高難易度で激しいピアノ演奏を自分の中では想像してるので、
そういうのがあるかなー?と思って、一応バトル用楽曲もチェックはしたのですが、
「ピアノのみ、またはピアノがずっとメインで激しい」というのは現時点では見つかりませんでしたw
やっぱりHM/HR系で、鍵盤の音が入っていてもパイプオルガンの荘厳なイメージが加わっているボス曲とかだったので
さすがにそれだとこのシーンには合わないよねってことでw

この小説、何度もブログでは言ってますが、「夢で見た映画」を書き起こしたもので。
その話をうっかり、し忘れるところでしたがまっちぼうさんがコメントで書いてくれたので思い出して、
アフタートークで
「夢から生まれた物語である」
という説明をしていたんですが……。
なんか、一番最近見た覚えている夢が、「アポなしで来た宗教勧誘にブチきれる夢」だったので、
だんだんトークもエキサイトしてきて、
「もうなんか架空の宗教をでっち上げて、その宗教の信徒が勧誘に来るんだけど完全論破する掛け合い台本でも作ろっかな!
と思いましたw
だって週に2回くらいずつ、寝てる時にドアチャイムで起こされて、玄関まで行ったら
「こちら○○(宗教団体名)なんですけど〜」
って言われると、
「そんなことで起こすんじゃねえよ! この前も興味ねえっつっただろが! 何回来るんだよ!?」
って、かなり腹が立つんですよね!
同じ団体の、違う人物がちょくちょく来るから
「お前ら、横の連携とって、うちにはもう行く意味がないって情報を共有しろ」
と思うし。

あと、元々私は大学で哲学主専攻倫理学コースだったので、宗教学の授業も色々とったし、
いつか哲学、もしくは哲学家を題材にしたなんらかの作品は書きたいと思っていたので、
夢で怒り爆発だったけど、それはそれとしてもうなんかお話書いてストレス発散しようかな! みたいなw
学問として宗教学学んだからこそ、新興宗教の勧誘がイヤっていうのもあるし。
そんな話をアフタートークの時間制限ギリギリ(制限は20分)まで話してたら、
割と終盤はエキサイトしてきちゃって、
「これ睡眠導入用朗読枠って謳ってるけど、アフタートークのテンション睡眠導入に明らかに向いてない」
って状態になってしまいましたw
まぁ、もしアーカイブで聴く人がいれば、劇本編の前後に必ず広告入るし、その広告をタップで消さなければ
次のフェーズに移行しないわけですから、
「本編で寝落ちたのに、アフタートークがうるさくて起きた」
という事故は起こらないはずですけどねw

ところで、どやとかにっし〜☆さんが、色々ボイコネ内で知り合った人たちとも劇をよくやるようになったので
誘って良かったと思っているし、
「私が推薦する友人だぞ、つまらないわけがないだろう」
と勝手に誇らしい気持ちになったりしていますw
面白いでしょ? あの人達w



2020/9/30

『VISIT』
台本:にょすけ&彼方千尋


8月15日投稿、そこからの1ヶ月半、大人気でかなりの上演回数にのぼる『VISIT』。
なんとシナリオは、にょすけさんと彼方千尋さんのお二人が
「テーブルトーク・シナリオライティング」という方式で書いたものであり、
言うなればオンライン通話でエチュード(即興劇)をやり、それを文字起こしした「TRPGリプレイ」みたいなものですね。
台本の長さとしては、目安20分となっていますが「15分以上20分未満」で終わるので、
気軽に読めるサシ劇台本だと思います。人気の理由のひとつはそこにもあるでしょう。

また、今回は、にっし〜☆さんが月初、
「俺と(V)・∀・(V)さんで、今話題の『VISIT』演るの面白そう」
ってことで選んできたんで、
「いいよー!!」(私はだいたい二つ返事)
とすぐ請けたものの、日程調整自体はちょっとずれ込んで今日になりました。
この日、裏番組で「VISIT祭り」といって、6時間連続VISITを色々な人と上演し続ける枠をやっているキャストさんもいらっしゃり、
「ごめん、なんか日程ダダ被りになったけど、これは決して知っててぶつけたわけじゃないんだ!
半月以上前からもうこの日はVISIT演るって決まっててな! 本当にバッティングしてすまん!」
と思ったがしょうがないw

私は、新米記者リッジエルを担当。一応男声で。
そして“神父”ハインスタインをにっし〜☆さんが演じるという配役でした。
にっし〜☆さんとしては、台本読んですぐに、自分の中で「こういう風」っていう役作りのイメージが固まったそうなので
本番も第一印象の通りに出来たという実感があるそうです。
にっし〜☆さんとこれまでやった「声劇」では、こういうある意味で「弾けたおじさん」はなかったので、
ようやくにっし〜☆さんの真骨頂のひとつが見せられたんじゃないかなと思います。
「お題回答」の方だと、結構色々「やべえおっさん」のお題を(おそらく本人が好き好んで)読んでいるけど、
ボイコネじゃ、にっし〜☆さんのお題を片っ端から追ってるような人じゃないとそれ知らないでしょww
かつて劇で「ダークにっし〜☆」が出てきた機会って、今までだと『一方通行シンパシー』のラストで
「若干ヤンデレ臭を出した」くらいだったんじゃなかったかな。

ハインスタインは、自分自身の手で38名も殺害や監禁をしているけど、死刑宣告を受けた裁判で
「条件さえ整えば、いつでも脱獄できる」
と宣言しています。
その条件が「リッジエルのような人間が、自らの意思で彼のもとを訪れること」なんですね。
(そうは言ってもこの台本タイトルのVISITは「訪れる」ではなく、聖書で使われている「災難や罪を被らせる」のニュアンス)
そもそも神父ハインスタインは、神父ですから「説話」をするのに慣れていて、
「人が耳を傾けたくなる話し方」を心得ている。
それが彼のカリスマ性のいち側面。
リッジエルを「選んだ」のはハインスタインの方なのですが、そもそもハインスタインは誰かのところへ
自分が出向いていって説得をしたりする必要のないカリスマ性を持っている。
ただしその「愛」は、歪んでいる。(彼はそれを歪みとは思っていないけど)
リッジエルは、その思想の一部を「理解」し、受け入れてしまう。
それは、ハインスタインだから出来たことでもあるし、リッジエルだから選ばれたということでもあるのだろうと思う。
すると、もうリッジエルの心にはハインスタインが「棲み着いて」しまうので、彼は“脱獄を成功”させてしまうのだ。

こういった「カリスマ性を持つ犯罪者」としてはハンニバル=レクター(羊たちの沈黙)や槙島聖護(PSYCHO-PASS)などが思い浮かぶ。

あとサンホラの曲に「檻の中の花」というのがある。

シリアルキラーを扱う作品としては大塚英志原作「リヴァイアサン」なんかもそうだし、
そういえばリヴァイアサンのイメージアルバムをサンホラのRevo氏が作ったのが廃盤になっていたが、
再販されるというニュースが最近あった(予約した)。あれは名盤だ。


善悪の価値基準が世間一般とはかけ離れているのだが、
「共にいると心地よい」「人を洗脳したり、依存させる話術に長ける」などの性質を持っていて、
もし一度“取り込まれた”ら、
「本当にこの人の言う通り、世の中のルールや法律や善悪の判断のほうがおかしいのかもしれない」
となってしまう。
カルト集団のトップなどもそうなので、「輪るピングドラム」にも若干通じるところがある。

そういったカリスマ性を持つ人物ほど、善き倫理観を持っていないと社会的に危険だ……。

にっし〜☆さんのハインスタインも、相手が「この人の話を傾聴しなければ」と思うような声や口調を表現していたと思う。
台本の掛け合い内容として、飽く迄「キャッチボール」はしている。
お互いが好き勝手言い合う「ドッヂボール」ではない。
それというのもリッジエルが、ハインスタインの投げためちゃくちゃな投法の球でも、
なまじっか「キャッチ」してしまうからだ。(だから取り込まれるんだけど)
だからリッジエルの演技は、「ハインスタインの球をどのようにキャッチするか」が主で、
はじめは「畏れ」「戸惑い」「困惑」「焦燥」「少しの苛立ち」「呆れ」などから、
「親近感」「落ち着き」「受容と許容」「理解」へと変わっていく。
ハインスタインの方は、まずめちゃくちゃに投げてみて相手のボールの取り方を観察してから、
取りやすい球を投げていく……。
行動心理学的にも、ハインスタインのやり方は対リッジエルとして最も「適した」対話法なのかもしれない。
だからこそ、この劇の全体の空気感や雰囲気は、「ハインスタインの演技」がかなりのウェイトを占めていると感じられる。
「どんなハインスタインか」で、台本の内容の伝わり方ががらりと変わってくる。
そのためにっし〜☆さんの方が演技カロリーが高い声劇だったと思うけど、
本人はめちゃくちゃ楽しく出来たみたいなので良かった。
私も、「諦めて手帳を閉じる」シーンとかは、マジで手帳を「パタン」と閉じたりして頑張ったw(そこ?)

関係ないけど、枠タイトルの「訪問、満を持して…」は、電王に出てくるジーク(CV:三木眞一郎)の台詞
「降臨、満を持して…」をもじったものです。関係ないけど(2回目)。

(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)


さて、そんなこんなでまた1ヶ月終わってしまった。
今月は、フリートークも3枠くらいやったけど、フリートークは枠が30分固定な上、アーカイブがないからなぁ。
記事で取り上げてももう二度とそれを音声として聴いてもらう手段はないんだけど、
強いて書くなら「最近ハマっていること」っていうお題が出た時は、電王の話してたら30分終わったし、
「なかなか人に理解してもらえない趣味を教えて」っていうお題のときも、
「砂鉄集め」や「データベース構築」「トモダ商会の巨大シャボン玉セット」の話をしていたら30分終わった。
私はコメントが仮になくてもひとりでマシンガントークしてしまうので(元ラジオDJだからね)
コメントを拾いながらだと更にエキサイトしてしまい30分が体感で一瞬だ……。
シャボン玉についてだけど、昔は「ソープランド」っていうのはすげえ泡で遊べるアミューズメント施設だと思ってたから、
シャボン玉ガチ勢としては、いつか行くべきだよねとか思ってたくらい泡立てやシャボン玉が趣味だったんだよ。
少量の水を貯めた洗面器のなかで石鹸を撫でて溶かして、石鹸水を作ったあとそれをめちゃくちゃ泡立てて、
泡のきめ細かさとか積み上げた泡の標高とかを研究してた。(小学生の頃)
で、大学入ってもシャボン玉やってて、ニコニコにもしゃぼん玉で遊ぶだけの動画をアップしてある。

これが、「なかなか人に理解してもらえない私の趣味」であるw


お題の方は、今月は毎日のように1〜2個ずつ投稿したので34件やったかな? 多分。
10月も、ストックしておいてじわじわ投稿する予定。
色んなお題を見て、
「この人のお題はセンスがあるな〜」
って思ったらフォローしたり、台本の方までチェックしにいったりしてますね。
台本面白い人は、お題からもセンスがにじみ出てますな。

あ、あと10月は、今開催中のペアシナリオコンテストに投稿されてる台本の中から
「これすごくやりたい」
というのを見つけた場合、コンテストの募集期間終了を待たずに上演することもあると思います。
ほんとに片っ端から、全部読んでる。
例えば「最初の1/5まで読んで打ち切る」とかしないでラストまで飛ばさず読ませてもらってますよw
まぁ勿論、10月サシ劇しかしないという意味でもないです。
今月も色々なのを演りましたが、来月もやっぱり、色々な人数、色々なカテゴリのを上演しようと思います。

ではまた来月の記事で!