「ひと耳惚れ」したボカロ曲「テオ」をがんばって歌いました。
原曲
原曲
(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)
曲自体は遊戯王MMD巡回してたら(←不定期にやってるw)
これに行き着いて、ここで使われてるun:c(あんく)さんバージョンを聴いたのが最初。
そのあとすぐにニコニコ内で検索して原曲動画へ。
この曲、Aメロ→サビ1→サビ2って感じの構成で盛り上がりまくるのがたまらないね!
サビ1の「クラクラ」パートは小刻みにメロが動くので難しいけど好き。
サビ2の「離さないでよ!〜」パートは哀愁感やべええ好き。
別に遊戯王の曲じゃないけど、↑の動画のうp主さんがこの曲にW遊戯のMMD動画つけたのも頷ける歌詞の感じも好き。
狂おしいほど好き、つまり自分で歌わなければ!!
そこで、原曲動画の説明文で配布されているカラオケなどのデータを落としてきたら、
原曲キーに加えて、+4と-3のキー違いも入っている上、それぞれのキーに対してカラオケと、
メインボーカルのガイドメロ、上ハモ、下ハモ、ラスサビのバックコーラスのガイドメロ3種の計7個ずつのデータが入っている。
え、ここまで「いたれりつくせり」のファイルを配布してくれるボカロPもいるのか……と驚愕した……( ´゚д゚`)
しかも、同梱のテキストファイルを見たら、
「他のキーのオケが欲しいとか、WAVが欲しいとかは下記メールアドレスに連絡ください」
というようなことが書いてあり、
「これだけキー違いとか用意した上で、更に個別の要望にも応えてくれるとかすごいな!!」
と感心しつつ、お言葉に甘えてWAVのオケをいただくことにした。
(あとiTunesで楽曲購入した上で少額だけどアマギフも贈った……なんとかお礼したかったので。アマギフ便利)
また、このテキストには
とも書いてある。
普段なら私は自分の耳で聴いて
「致命的な不協和音にならないような音程で歌ったテイク」が録れるまでリテイクして、
それをピッチの補正をかけずに自力でミックスしているけど、(しかもそれを15年やってきたけど)
今回は、こちらの都合でわざわざOmoiさんから96kHz/24bitのマスタリング前WAVを頂いた手前、
テキストに書いてある「ピッチ修正のオススメ」に従うことにした。
そこで、「いつも通り」に録った「自分だったら採用する」テイクを全部ちゃっきーさんに送って、
ピッチ補正をかけた上でミックスしてもらう……というのをお願いすることにした。
難しかった「クラクラ」パートを数トラック歌い直す必要が生じたけど、
それよりも全35トラックも混ぜたちゃっきーさんは地獄だったと思うw
私は、自分でミックスするなら何本混ぜようが自分でやるので構わないけどw
(実際、「普段ならどう仕上がるか」気になったので自分でもミックスしたし)
なんでそんなに本数増えたかというと、やはりハモりとコーラスパートを必ず2本ずつ録るせいですな。
普段からハモりは左右それぞれに若干パン振ったのを「別のテイクで」用意するので……。
で、今回は、
・上ハモの左
・上ハモの右
・上ハモのオク下の左
・上ハモのオク下の右……
という具合に、2テイク+2オクターブずつ録ったので全部で35本になったという。
多分ちゃっきーさんは、クラクラパートのピッチ修正の作業が一番大変だったろうな……。
そこは、私も唄うの一番難しい部分ではあったけどw
というわけで、
「自分でアップする動画でピッチ修正かけてある」のって13年動画アップしてきてこれが初めてだよ!!w
でも、ちゃっきーさんが
「基本的に大幅に音が外れてるところがないから修正しやすい」
って言ってたから、15年間機械に頼らない録音をしてきて良かった、とは思ったw
これからも頼らないで「素の歌」の力を維持したいかな。
頼りだしたら生歌が一気に下手になっていく気がする。
そもそも、うちにはピッチ修正に対して優秀なソフトウェアがないけどねw
しかし、実際修正してもらったおかげでハモり・コーラスがきっちりかっちりハモってて綺麗に仕上がったよね!
歌詞を見なくても、耳で聞き取れることを(いつも)目指しているので、子音にもだいぶこだわって録った……。
アップテンポな曲なので、速度に流されるとH・S・T・K・Zあたりの子音がちゃんと立たなくなる恐れがあるので神経使った。
時に、無声子音が重要になる部分もあった。
仕事柄「発音」「アクセント」にはこだわりがある(ただの職業病)し、実際その技能を活かせた部分も多かった気がする。
元はボカロオリジナルなのでボカロが歌っているけど、だからこそ
「人間が歌った場合、”エモさ”をどこまで楽曲のポテンシャルとして引き出せるか」
っていうことを考えてみた。
例えば、こういうメロディアスな楽曲の場合、BPMを落としてバラードにしてもやはりエモい。
「テオ」のBPMは185だが、140くらいまで減速しても、いや、減速したらより一層「離さないでよ!」以降が
エモく感じられる可能性すらある。日本人のDNAに刻まれた鉄板哀愁コード進行だからな……。
今までに「減速してもやはり良いな」ってなったボカロ曲として
「いろは唄」や「裏表ラバーズ」「パラジクロロベンゼン」があるが、「テオ」も減速してみたら「アリ」だった。
そういう曲の場合、「人間の歌」の乗せることでどこまで「一層エモく」出来るのかには興味が湧く。
今のボカロの技術ではまだ表現出来ない「人間の肉声だから出来る発声、発音、抑揚や強弱」が、
どこまで言葉を際立たせたり、どれだけ聴いている者の感情に訴えかける「波動のような何か」を出せるのだろうと。
元々「力」のある曲だからこそ、試してみたくなる。
こんなに「ええええこれ今すぐ歌いたい!」ってなって歌を録るのは久しぶりだったので、とにかく頑張ったことは確か!!
みんなにも原曲や私の歌、気に入ってもらえると嬉しいが……。
最後に、今回は動画説明文でアカペラデータを配布してみたよ!
ちゃっきーさんに送ったデータと同じものなので、ピッチ補正前のWAV。
データはここからDL可能。
音声ミックスの練習したい人用という感じ。
ZIP内に、私が仮ミックスしたサンプルもあるよ。
ピッチ修正かけずにエフェクトかけて混ぜただけなので、
ちゃっきーさんがミックスした動画版の音声と聴き比べてみても面白いかも。
曲自体は遊戯王MMD巡回してたら(←不定期にやってるw)
これに行き着いて、ここで使われてるun:c(あんく)さんバージョンを聴いたのが最初。
そのあとすぐにニコニコ内で検索して原曲動画へ。
この曲、Aメロ→サビ1→サビ2って感じの構成で盛り上がりまくるのがたまらないね!
サビ1の「クラクラ」パートは小刻みにメロが動くので難しいけど好き。
サビ2の「離さないでよ!〜」パートは哀愁感やべええ好き。
別に遊戯王の曲じゃないけど、↑の動画のうp主さんがこの曲にW遊戯のMMD動画つけたのも頷ける歌詞の感じも好き。
狂おしいほど好き、つまり自分で歌わなければ!!
そこで、原曲動画の説明文で配布されているカラオケなどのデータを落としてきたら、
原曲キーに加えて、+4と-3のキー違いも入っている上、それぞれのキーに対してカラオケと、
メインボーカルのガイドメロ、上ハモ、下ハモ、ラスサビのバックコーラスのガイドメロ3種の計7個ずつのデータが入っている。
え、ここまで「いたれりつくせり」のファイルを配布してくれるボカロPもいるのか……と驚愕した……( ´゚д゚`)
しかも、同梱のテキストファイルを見たら、
「他のキーのオケが欲しいとか、WAVが欲しいとかは下記メールアドレスに連絡ください」
というようなことが書いてあり、
「これだけキー違いとか用意した上で、更に個別の要望にも応えてくれるとかすごいな!!」
と感心しつつ、お言葉に甘えてWAVのオケをいただくことにした。
(あとiTunesで楽曲購入した上で少額だけどアマギフも贈った……なんとかお礼したかったので。アマギフ便利)
また、このテキストには
メインボーカルだけでは物足りないという方は、お好みでハモリを重ねてみてください。
ただ、ハモリを入れる場合はDAW上でピッチ(音程)修正をしっかりと行うことを強くオススメします…。
とも書いてある。
普段なら私は自分の耳で聴いて
「致命的な不協和音にならないような音程で歌ったテイク」が録れるまでリテイクして、
それをピッチの補正をかけずに自力でミックスしているけど、(しかもそれを15年やってきたけど)
今回は、こちらの都合でわざわざOmoiさんから96kHz/24bitのマスタリング前WAVを頂いた手前、
テキストに書いてある「ピッチ修正のオススメ」に従うことにした。
そこで、「いつも通り」に録った「自分だったら採用する」テイクを全部ちゃっきーさんに送って、
ピッチ補正をかけた上でミックスしてもらう……というのをお願いすることにした。
難しかった「クラクラ」パートを数トラック歌い直す必要が生じたけど、
それよりも全35トラックも混ぜたちゃっきーさんは地獄だったと思うw
私は、自分でミックスするなら何本混ぜようが自分でやるので構わないけどw
(実際、「普段ならどう仕上がるか」気になったので自分でもミックスしたし)
なんでそんなに本数増えたかというと、やはりハモりとコーラスパートを必ず2本ずつ録るせいですな。
普段からハモりは左右それぞれに若干パン振ったのを「別のテイクで」用意するので……。
で、今回は、
・上ハモの左
・上ハモの右
・上ハモのオク下の左
・上ハモのオク下の右……
という具合に、2テイク+2オクターブずつ録ったので全部で35本になったという。
多分ちゃっきーさんは、クラクラパートのピッチ修正の作業が一番大変だったろうな……。
そこは、私も唄うの一番難しい部分ではあったけどw
というわけで、
「自分でアップする動画でピッチ修正かけてある」のって13年動画アップしてきてこれが初めてだよ!!w
でも、ちゃっきーさんが
「基本的に大幅に音が外れてるところがないから修正しやすい」
って言ってたから、15年間機械に頼らない録音をしてきて良かった、とは思ったw
これからも頼らないで「素の歌」の力を維持したいかな。
頼りだしたら生歌が一気に下手になっていく気がする。
そもそも、うちにはピッチ修正に対して優秀なソフトウェアがないけどねw
しかし、実際修正してもらったおかげでハモり・コーラスがきっちりかっちりハモってて綺麗に仕上がったよね!
歌詞を見なくても、耳で聞き取れることを(いつも)目指しているので、子音にもだいぶこだわって録った……。
アップテンポな曲なので、速度に流されるとH・S・T・K・Zあたりの子音がちゃんと立たなくなる恐れがあるので神経使った。
時に、無声子音が重要になる部分もあった。
仕事柄「発音」「アクセント」にはこだわりがある(ただの職業病)し、実際その技能を活かせた部分も多かった気がする。
元はボカロオリジナルなのでボカロが歌っているけど、だからこそ
「人間が歌った場合、”エモさ”をどこまで楽曲のポテンシャルとして引き出せるか」
っていうことを考えてみた。
例えば、こういうメロディアスな楽曲の場合、BPMを落としてバラードにしてもやはりエモい。
「テオ」のBPMは185だが、140くらいまで減速しても、いや、減速したらより一層「離さないでよ!」以降が
エモく感じられる可能性すらある。日本人のDNAに刻まれた鉄板哀愁コード進行だからな……。
今までに「減速してもやはり良いな」ってなったボカロ曲として
「いろは唄」や「裏表ラバーズ」「パラジクロロベンゼン」があるが、「テオ」も減速してみたら「アリ」だった。
そういう曲の場合、「人間の歌」の乗せることでどこまで「一層エモく」出来るのかには興味が湧く。
今のボカロの技術ではまだ表現出来ない「人間の肉声だから出来る発声、発音、抑揚や強弱」が、
どこまで言葉を際立たせたり、どれだけ聴いている者の感情に訴えかける「波動のような何か」を出せるのだろうと。
元々「力」のある曲だからこそ、試してみたくなる。
こんなに「ええええこれ今すぐ歌いたい!」ってなって歌を録るのは久しぶりだったので、とにかく頑張ったことは確か!!
みんなにも原曲や私の歌、気に入ってもらえると嬉しいが……。
最後に、今回は動画説明文でアカペラデータを配布してみたよ!
ちゃっきーさんに送ったデータと同じものなので、ピッチ補正前のWAV。
データはここからDL可能。
音声ミックスの練習したい人用という感じ。
ZIP内に、私が仮ミックスしたサンプルもあるよ。
ピッチ修正かけずにエフェクトかけて混ぜただけなので、
ちゃっきーさんがミックスした動画版の音声と聴き比べてみても面白いかも。
コメント
コメント一覧 (3)
W遊戯のMMDと合わせるとめっちゃエモい…
遊戯王のイメージソングでもないのに、歌詞がところどころふたりに「OVERLAP」してきて、「おおお……エモい…」ってなったw
歌詞がところどころ合うよね!
眼差しが合わなかったり、手を一度も繋がないのがすでに会えない二人みたいでさらに泣ける