【植物】続・ヒスイカズラ育てるのむずいの続きである。
また寒くなってきて、越冬が課題になったところだが、すごいかもしれない事実に気付いたかもしれないので記事。
また寒くなってきて、越冬が課題になったところだが、すごいかもしれない事実に気付いたかもしれないので記事。
(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)
現在私が育てているヒスイカズラはなんと5鉢目である。
つまり今までに4株も失敗してきたんである。
それについては上記リンクから過去記事を辿ってもらうとして、春に買ってここまで問題なく育てて来られたNo.5さんでも、
冬を越えられるかどうかはまだわからない。
今までの失敗が全部冬だったわけではないが、冬を越えたヒスイカズラはまだひとつもないのも確かだからだ。
で、10月16日、私は鉢を室内に移した。
室内に移すタイミングの目安というのは、スマホの天気情報で一週間先までの気温の推移を見て、
「最低気温が」この先7日間15度を超える日がない……となったくらいにしている。
そうするとまぁ大体うちのあたりでは10月中旬になるのだ。
問題は室内に取り込んでからで、植物に必要なのはやはり「光・水・空気」。
光は植物育成用LEDライト2種をタイマー接続にして毎日決まった時間帯に照射しているから、
「灯りが点くと、葉っぱが上向きになり、灯りが消えると垂れ下がる」という状態になり、
まぁ一応植物が光のあるなしを認識していることはわかるのでこれでよし、と。
水は、量や頻度にかなり注意して、「根腐れするほどあげすぎないが、枯れるほど乾燥させない」ようにあげている。
鉢が今7号なので、200〜400mlくらいならさっと染み込んで、比較的早く乾く。
葉っぱの様子を見ていれば、「光を当てても上を向かない」ってなった時が、「相当な乾燥状態」とわかるので、
そうなる直前くらいには一定量あげる。
頻度は結果として7〜10日くらい空ける感じになる。
ただし、葉に霧吹きで水をかける「葉水」は日に4回くらいはしている。
で、空気。
空気なんかね、ないわけがない。
空気がなかったら人間も生きてないからね!!
あとは強いていえば温度(特に土中)。
これは室温24〜26度で保ってるんだから問題ないじゃろ……。
と、ここまで考えうる対策をしても、去年育てていた4株目は越冬に失敗したわけで、
しかも4株目は株と鉢全体を大きなビニール袋で覆って、中に卓上扇風機と濡れタオルを入れ、
「湿度を保ちながら空気をかき混ぜる」みたいなことをしてもだめだったから
なんだもうわかんねええええってなったわけだけど、4株目はそもそも買ったのが秋口だった。
今回のは春から大事に、そこそこ大きく育ててきたものだから、ぜひとも越冬成功したいし、
前回までの教訓をすべて生かしたい。
室内に入れてから今日まででひとつきが経過しているわけだが、その間に葉が黄ばんで6枚くらいは散った。
このペースはやっぱりまずいんじゃないか、とソワソワしてしまうのだが、
気温、水、光、空気、湿度に気を使っても葉が落ちて、新芽も全く吹かないんじゃ
あとはもう「適した栽培場所」としてよく言われる「風通しの良さ」くらいしかないよな……。
ってことで、ビニール袋で覆わずに、よく葉っぱが黄ばんでくる根本付近の葉に
卓上扇風機で遠くから風が当たり続けるようにした。
根本から少し離れている場所でも、葉が多めのところで、特に葉に囲まれてる葉が黄ばむので
「やっぱり葉が密集してるところは”風通し”が悪いってことなのか」
と、卓上扇風機を首振りにして、まんべんなく風がうっすら当たり続けるようにした。
すると、毎日順番に黄ばみが進行して行ってたのが止まった!!
根本付近の葉は、ライトからも遠いからライトがオンの時にもあまり上向きにならなかったのが、
前より上を向くようになったし、とにかく黄ばんでこない。
その付近の葉、順番に4枚も落ちてしまったから、残りも時間の問題かと思ってたのに。
えっ、風通しってすっっっっっっごい大事なのでは?
風通しのこと、正直ナメてたんだなあ。
そよ風の有無でこんなに変わるなんて!!!
屋外と屋内って、「日中の明るさ」が最大の違いだと思ってた。
でも、「風が吹いていない」っていうのは植物にとってはすごく大きいんだ。
人間にとっては、換気を行えばいいやくらいで「風が吹くこと」って必須じゃないけど、
植物にとって、風が吹かない場所ってのは明るくても湿度が一定でも「ダメ」なんだなあ、ということがわかった。
ビニールで覆って湿度を保つことより効果があるのだから、空気中の湿度以上に「風が吹いていること」のほうが
植物にとって重要なんじゃ? と思った。
先日鶴仙園に行った時も、店内に直径50cmくらいのサーキュレーターが何台もあって、
そこらじゅうの鉢に風が当たるようになってた。
半屋外なのに。
それを見て、「ほーん、空気の淀みってこんなに防ぐべきものなんだなー」と思って、風当て続けたら正解だったんだもの。
実験植物園のヒスイカズラの棚にもずーーっと扇風機の風当たってるしねぇ。
こういう感じの「USB給電と電池の2WAY、首振りスイッチ付き、360度調整可能、クリップ固定」
っていうのが便利且つ安いので、買って使ってるんだけど最高。
これは株や鉢のサイズ、扇風機を置くスペースに合ったものを用意するのがベストだと思うけど、
うちは部屋が狭いしヒスイカズラの株のサイズ的にも扇風機置き場的にもこれがコンパクトで合ってた。
「なんか室内においてる植物、ライトも当ててるし温かい場所なのに元気ないし、
特に、葉の黄ばみと落葉が深刻」って場合は、残る「風通し」を改善すべきって可能性があるので、
そういう悩みをお持ちの方は、扇風機導入してください!!
母が、ヒスイカズラ2株育てていて(私が種と苗あげたので両方育ててる、しかも去年越冬成功してる)、
「屋内に置いてる株の方が色が良くなく、元気がありません」
と言っていたので、
「扇風機でうっすら風が当たり続けるようにすると改善するよ!」
とメールしておいたw
多分、実家で室内に置いてる鉢って、風当たってないと思うし。
「貴重な情報ありがとう」と言ってたので、実際試して効果が出てるといいが。
そんな感じで、室内観葉植物には「植物育成用LEDライトをまず真っ先に導入しよう!派」だった私も、
「いや、その前に扇風機の方が重要度高い可能性……」という考えに傾いたw
もちろん、両方が最強だろうけどw
<追記 2020/8/12>
続きを書きました。
現在私が育てているヒスイカズラはなんと5鉢目である。
つまり今までに4株も失敗してきたんである。
それについては上記リンクから過去記事を辿ってもらうとして、春に買ってここまで問題なく育てて来られたNo.5さんでも、
冬を越えられるかどうかはまだわからない。
今までの失敗が全部冬だったわけではないが、冬を越えたヒスイカズラはまだひとつもないのも確かだからだ。
で、10月16日、私は鉢を室内に移した。
室内に移すタイミングの目安というのは、スマホの天気情報で一週間先までの気温の推移を見て、
「最低気温が」この先7日間15度を超える日がない……となったくらいにしている。
そうするとまぁ大体うちのあたりでは10月中旬になるのだ。
問題は室内に取り込んでからで、植物に必要なのはやはり「光・水・空気」。
光は植物育成用LEDライト2種をタイマー接続にして毎日決まった時間帯に照射しているから、
「灯りが点くと、葉っぱが上向きになり、灯りが消えると垂れ下がる」という状態になり、
まぁ一応植物が光のあるなしを認識していることはわかるのでこれでよし、と。
水は、量や頻度にかなり注意して、「根腐れするほどあげすぎないが、枯れるほど乾燥させない」ようにあげている。
鉢が今7号なので、200〜400mlくらいならさっと染み込んで、比較的早く乾く。
葉っぱの様子を見ていれば、「光を当てても上を向かない」ってなった時が、「相当な乾燥状態」とわかるので、
そうなる直前くらいには一定量あげる。
頻度は結果として7〜10日くらい空ける感じになる。
ただし、葉に霧吹きで水をかける「葉水」は日に4回くらいはしている。
で、空気。
空気なんかね、ないわけがない。
空気がなかったら人間も生きてないからね!!
あとは強いていえば温度(特に土中)。
これは室温24〜26度で保ってるんだから問題ないじゃろ……。
と、ここまで考えうる対策をしても、去年育てていた4株目は越冬に失敗したわけで、
しかも4株目は株と鉢全体を大きなビニール袋で覆って、中に卓上扇風機と濡れタオルを入れ、
「湿度を保ちながら空気をかき混ぜる」みたいなことをしてもだめだったから
なんだもうわかんねええええってなったわけだけど、4株目はそもそも買ったのが秋口だった。
今回のは春から大事に、そこそこ大きく育ててきたものだから、ぜひとも越冬成功したいし、
前回までの教訓をすべて生かしたい。
室内に入れてから今日まででひとつきが経過しているわけだが、その間に葉が黄ばんで6枚くらいは散った。
このペースはやっぱりまずいんじゃないか、とソワソワしてしまうのだが、
気温、水、光、空気、湿度に気を使っても葉が落ちて、新芽も全く吹かないんじゃ
あとはもう「適した栽培場所」としてよく言われる「風通しの良さ」くらいしかないよな……。
ってことで、ビニール袋で覆わずに、よく葉っぱが黄ばんでくる根本付近の葉に
卓上扇風機で遠くから風が当たり続けるようにした。
根本から少し離れている場所でも、葉が多めのところで、特に葉に囲まれてる葉が黄ばむので
「やっぱり葉が密集してるところは”風通し”が悪いってことなのか」
と、卓上扇風機を首振りにして、まんべんなく風がうっすら当たり続けるようにした。
すると、毎日順番に黄ばみが進行して行ってたのが止まった!!
根本付近の葉は、ライトからも遠いからライトがオンの時にもあまり上向きにならなかったのが、
前より上を向くようになったし、とにかく黄ばんでこない。
その付近の葉、順番に4枚も落ちてしまったから、残りも時間の問題かと思ってたのに。
えっ、風通しってすっっっっっっごい大事なのでは?
風通しのこと、正直ナメてたんだなあ。
そよ風の有無でこんなに変わるなんて!!!
屋外と屋内って、「日中の明るさ」が最大の違いだと思ってた。
でも、「風が吹いていない」っていうのは植物にとってはすごく大きいんだ。
人間にとっては、換気を行えばいいやくらいで「風が吹くこと」って必須じゃないけど、
植物にとって、風が吹かない場所ってのは明るくても湿度が一定でも「ダメ」なんだなあ、ということがわかった。
ビニールで覆って湿度を保つことより効果があるのだから、空気中の湿度以上に「風が吹いていること」のほうが
植物にとって重要なんじゃ? と思った。
先日鶴仙園に行った時も、店内に直径50cmくらいのサーキュレーターが何台もあって、
そこらじゅうの鉢に風が当たるようになってた。
半屋外なのに。
それを見て、「ほーん、空気の淀みってこんなに防ぐべきものなんだなー」と思って、風当て続けたら正解だったんだもの。
実験植物園のヒスイカズラの棚にもずーーっと扇風機の風当たってるしねぇ。
こういう感じの「USB給電と電池の2WAY、首振りスイッチ付き、360度調整可能、クリップ固定」
っていうのが便利且つ安いので、買って使ってるんだけど最高。
これは株や鉢のサイズ、扇風機を置くスペースに合ったものを用意するのがベストだと思うけど、
うちは部屋が狭いしヒスイカズラの株のサイズ的にも扇風機置き場的にもこれがコンパクトで合ってた。
「なんか室内においてる植物、ライトも当ててるし温かい場所なのに元気ないし、
特に、葉の黄ばみと落葉が深刻」って場合は、残る「風通し」を改善すべきって可能性があるので、
そういう悩みをお持ちの方は、扇風機導入してください!!
母が、ヒスイカズラ2株育てていて(私が種と苗あげたので両方育ててる、しかも去年越冬成功してる)、
「屋内に置いてる株の方が色が良くなく、元気がありません」
と言っていたので、
「扇風機でうっすら風が当たり続けるようにすると改善するよ!」
とメールしておいたw
多分、実家で室内に置いてる鉢って、風当たってないと思うし。
「貴重な情報ありがとう」と言ってたので、実際試して効果が出てるといいが。
そんな感じで、室内観葉植物には「植物育成用LEDライトをまず真っ先に導入しよう!派」だった私も、
「いや、その前に扇風機の方が重要度高い可能性……」という考えに傾いたw
もちろん、両方が最強だろうけどw
<追記 2020/8/12>
続きを書きました。
コメント
コメント一覧 (5)
風通しが問題だったなら、ディズニーシーでも育っていたのも納得できるか?w
これだけ属性を揃えないといけないヒスイカズラの弱さと、そんなのものともしないサボテンの強さに驚きだ…
でも多肉植物でも、アメジスティナムっていうやつがね、去年の冬の屋内栽培中どうしても落葉してしまって
葉の総数が増えなかったんだけど、あれも多分無風だったからと今なら考えられるんよ。
サボテンはたしかに葉がトゲ化してるから風ってそんなに重要視してない植物なんだろうけど、
多肉の中でも葉がちゃんとあるやつは風を求めているんだと思う!
多肉植物でもそういう事例があるなら、ヒスイカズラが特別に空気の淀みに弱いわけじゃないのかぁ
人も外の空気を吸うと気持ちいいとかあるけど、生命線とまでの認識はなかったの…
これで越冬してくれると嬉しいね!!
控えめに言って、この日記は家庭栽培の基本を網羅しててすごいです。いや、愛がもう、、溢れてて。
近所の園芸屋さん!? それはぜひ、早めに確保した方がいいんじゃないでしょうか!
ネット通販でも、扱っている時期や値段がまちまちで、例えば安い時安いショップで買えれば3号ポットで2500円前後ですが、
そうでなければ(サイズにもよりますけど)4000円近くなったり……。
それに、季節的にも、通年で買える植物ではありませんし!
ご近所で買える機会、今後なかなかないかもしれませんよ〜!><;
私は今日、8号鉢に植え替えました^^