今年も行ってきました、狩猟音楽祭!
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狩猟音楽祭は、今回で3年連続参加しているので、前年、一昨年のレポはこちらで。
【イベントレポ】モンスターハンターオーケストラコンサート〜狩猟音楽祭2017〜
【イベントレポ】「星の旅」と、狩猟音楽祭2018!!


一昨年は、たまたま初めて行ったら大好きなオオナズチが聴けて感動したし、
アニメも全部見たのでMHSTの「風の絆」では泣いてしまった。
アンコールの「モンニャン隊発射!」も手拍子が楽しい半面、もう終わってしまうんだなぁって気持ちとかで
感極まって泣いてしまったw

去年は、ワールドの曲も沢山聴けて楽しかったなあ。
瘴気の谷の「禁断の地へと誘う獣らの囁き」が聞きたかったけど演目になかったんだった。


というわけで、今年は、モンハン15周年と狩猟音楽祭10年を記念するコンサートとなり、
全国5大都市を廻るツアーなので、曲目はパンフレットから拝借した以下の画像を見てください。
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ご覧の通り、場所によって聴ける楽曲が異なるんです……!
でもそうでもしないと、15周年分のモンハンの楽曲を詰め込むことは出来ないですよね。
あ、ちなみにアンコールはここには掲載されてないんですね。
アンコールだものな。

1作目から、最新作のアイスボーンまでに制作された多数の名曲の中から、
これまでの狩猟音楽祭のためにアレンジされたもの(つまり演奏済みレパートリー)などを中心に曲を選んでいる感じですね!
さすがにフロンティアとかMHSTとかエクスプロアはオミットされてるというか、
そこまで範囲広げられないって感じはありますねw
一昨年ストーリーズ聴けて本当に良かったw

今年は、ミラボレアスとアルバトリオンの曲がある上に、そもそも「ミラボレアス」だとか「アルバトリオン」だとかの名前を
「口に出していい」ところが15周年って感じがするというMCもあったりしましたねw
公式が名前もデータも何も出さない謎のベールに包まれすぎた龍ミラボレアスw


というわけで、コンサートの流れに沿って感想を書いて行こうかな。


まず、1曲目はやはり前線拠点セリエナのBGMから。
ゲームのオープニングや、拠点BGMから始まるのがいかにも「狩猟音楽祭始まったな」っていう感じで、安心しますねw

最初のMCは、辻Pと宇佐美さんがいつものように出てきて、そこになんと!
指揮の栗田さんがマイクを持って加わるという……!!
10年ずーーーっと指揮担当されてきて、ここで初めて、声が聴ける機会がw
去年、一昨年と見ていて、とても面白い人だなぁ楽しそうな人だなぁと思っていたけど、
喋ったらやっぱり楽しい方でしたね!w

いつも、アンコールの時に、一回舞台に出てきてから引っ込むんですけど(今年もやってた)、
それに加えてアンコール曲でポップな曲(モンニャン隊発射!とか今年のオトモダチ探検隊出発!みたいなの)の時に
客席に手拍子を煽るところとかも、ノリノリで楽しいんですよね。

栗田さんは
「10年にして、ようやく!!!喋れた!!!」
とマイクを持って意気揚々w
栗田さんは
「オーケストラコンサートそのものが初めての人!」
と挙手を求めました。
結構パラパラ手が挙がりました。
「モンハンだから」オケコンに行ったことがないけど行ってみよう、ということで
来てくれた人も結構いるということになるでしょうか。
私としても嬉しかったです。
その後「狩猟音楽祭のリピーターは?」の挙手に対しては全来場者の9割5分が手を挙げたので、
その多さにちょっとざわめきがw
いや、ざわめいてる本人たちが手挙げてるんだが?w
何ざわざわしてるんだ?w
ちなみに私の隣の席の人は「オケコン自体初」の方で挙手されてたので、
このひとも楽しんで帰ってくれるといいなーと思っていました。
(結論から言うと、その方は前半終了時点で
「すでに超評価高い」
演奏会終了時は
「マジ最高だったジンオウガかっこよすぎ来年も来る」
みたいなことを言い残してお連れの方(リピーター)と帰られたので、
「リピーター増えたな、やったぜ」
と思いましたw)

さて、栗田さんのMC。
栗田さん「こんにちはー!!!
客席「こんにちはー!!!!
栗「元気ですかー!?
客「元気でーす!
栗「盛り上がってますかー!?
客「いぇええええええええええ!!!!!!!(拳を振り上げる

オーケストラコンサートをガチガチに硬くならずに楽しむポイントは2つ、ということで、
1つは「いつもの服装で大丈夫」
例えばフォーマルな衣装で決めていかなきゃいけないってことはないよ、と。
2つ目には、「曲が終わったら気持ちを拍手に乗せてステージに返して」
コンサートはステージ上と客席との「キャッチボール」だから、
ステージ上で指揮者が指揮棒を振り上げたところからパフォーマンスはスタートし、
まずここで70名あまりの奏者が一斉に楽器を構える、その緊迫感と静寂を楽しむところからスタート。
そして演奏が始まったら音を楽しむ。
演奏が終わったら余韻を楽しみ、そこで「ボール」を拍手や「ブラボー!」の声で以て返す。
これがオーケストラコンサートを楽しむ2つのポイントです、とのことでした。

栗田さんは、「幸せなら手を叩こう」の替え歌で
「ゲーム好きなら手を叩こう 
客席 \パンパン!/
ゲーム音楽好きなら手を叩こう
客席 \パンパン!/」
てな具合に歌って、客席に上手な拍手の練習をさせてくれましたw
例年に比して、1曲1曲、そしてコンサートの終幕に至るまで、会場の拍手が熱いものだったように感じます。
最後にはスタンディングオベーションも起こりましたからね。
栗田さんの客席の煽り方がすごく上手いなぁと感心しました!

そこから、「狩人よ、前へ」「クシャ・テオメドレー」「ティガ・ナルガメドレー」へとなだれ込み!
クシャ・テオメドレーは去年も聴いたものではあるのだけど、やっぱりこの2者は
双璧と言った趣のかっこよさというか「風格」とか「威厳」を感じますね。
2(dos)のオープニングがすごく好きなんですけど、わかりますかね。
↓これ

雨が土砂降りになるところがドラマティック。
あと、脱皮ムービーもスクリーンで流れましたね。あれも神々しいですよね。

そしてテオ・ナナは、映像が相まって迫力すごかったなぁ。
ワールドのテオって、最初の遭遇ムービーだとめっちゃ眉間にシワ寄せて、マグマ溜まりの向こうから睨んでくる感じなのだけど、
古龍の中で飛び抜けて温厚なので、実はフィールドで遭遇してもこちらが手を出さない限りけしかけてこないのも知ってるから、
「余裕のある帝王」というイメージが定着しましたね。
一方ナナの方は「激昂鬼嫁」すぎて怖いw
スクリーンでは、ナナの特別任務の時に、ネギ・テオ・ナナが特殊闘技場に揃うムービーが流れて、
そういえばこのシーンめっちゃ迫力あったなあ!!
あと、改めて見るとナナ切れすぎだろ!!!!wwwって思いました!ww
テオ、ほぼ何もしてないww
ネギがテオに殴りかかろうとするところで2度もナナが間に割って入るっていうw
あの三者で一番血の気があるのやっぱりナナじゃんw

というようなことを思いながら聴いていましたが、テオ曲って「暑苦しさ」みたいなのが感じられてすごいですよね。
パーカッションがちょっとラテンミュージックぽいリズムになってるのと、
ブラスパートはちょっとアラビアン音階っぽいからですかね。エスニック!


ところで「生命ある者へ」は、私としては懐かしい曲でもあるんですよね。
3Gからモンハンに入ったので。
水中戦は苦手意識強いままだけどw
あの「生命ある者へ」の「壮大で勇壮、雄大」みたいなところ好きですね。
世界は広くて、優しいところも厳しいところもあって、
生命は儚くて美しいんだよ みたいな曲です。
スクリーンで流れるオープニングムービー(3G)も、アプトノスとジャギィとレウスとラギアが出てきて
「食物連鎖!!!!」って感じなんだけど、あの食物連鎖のピラミッドの中にプレイヤーは投げ込まれるんですよ……
「えぇ……ここに混ざるのォ〜……? マジで……」
ってなりますよね。
まぁ実際「食物連鎖」って意味では、人間ってあの中でアプトノスは食べるけど、
他は討伐しても食べてはいないとは思うんだけどw
でも狩りって意味では、あそこに出てくるの全部勝たないといけないから、
そっちのピラミッドでは頂点に立つ前提で放り込まれるわけで、
当時ムービーでそのピラミッドを見せつけられてドキドキしたのを思い出しますねー。


そして、ジンオウガは作曲者の牧野さんのMCもあり、
「それまでのモンハンでは”エレキギター”のような電気を使った音の使用がタブー視されていた中、
初めてギターを入れる挑戦をしたのがジンオウガ」
というようなお話があり、なるほどなぁと思いました。
電気を通さない楽器の音だけを使って曲を作るので、管楽器、弦楽器、民族楽器のみの組み合わせだったのだけど、
ジンオウガでは「オーケストラとエレキギターと尺八三味線」っていうすごく意外な取り合わせになって
それがジンオウガを表現するのに最も適していたから採用! っていうのが面白いですね。
こんな組み合わせの生演奏を聴ける狩猟音楽祭ってすごいっていうことも思いますね。
管弦楽団の前にエレキギター2本と三味線・尺八が並んでて、しかもそれがゲーム音楽っていう。
私も早くアイスボーンでジンオウガに会いたいんだけど!?
最近刺繍しててアイスボーン触れてないよ!?ww
任務進めなきゃ!!w

動く霊峰(2017Ver)は、ラオやりたくなりますねw
もうXXのときにさんざんやったけどもw


8曲目、東京・大阪ではミラボレアスだけど、北海道・愛知・広島だとアルバが聴けたのは羨ましいですね!

アルバの曲も一度生で聴いてみたい曲でもあるかな。
1周の間に6回転調があるそうで、各属性を併せ持っているからなのかな。
アルバの曲には、曲中に3・3Gメインテーマの「生命ある者へ」のフレーズが挿入されているんですけど、
このあたりのアレンジについて、近い話がMCにもありました。

甲田さんのMCの時だったと思います。
甲田さんは初代〜2あたりのモンハンの楽曲を担当されたコンポーザーで「英雄の証」の作者でもあるため、
甲田さんはある意味「モンハン楽曲の”モンハンらしさとは”ということを定義付けた」コンポーザーでもあると言えるかと思います。
その甲田さんの「マイルール」として、看板モンスターの狩猟BGMの中に、メインテーマのフレーズを一部挿入しよう、
というようなコンセプトがあったりして、それが2G以降の他作曲者の間にも、
「引き継ぎ」作業を行っていないにもかかわらずなんとなく受け継がれているのが面白い、というお話。

それって、本当に最近でも「モンハン楽曲の文法」として定着していると言っても過言ではなく、
マム・タロトの最終エリアBGMにも「星に駆られて」は明確に、
他にもクシャ・ジンオウガのフレーズと思しき部分があるとファンの間でもマム実装当初話題になったんです。
モンハンのモンスターは、まず少なくとも「怒り状態」と「通常」の2つの状態を持っていたり、
それに加えて、アルバであれば使ってくる属性が変わるとか、ディノバルドならば尻尾の赤熱化があるとか、
「状態の変化」を起こす場合がよくありますよね。
マムの場合も、肉質の変化が起こって、パージすると弱点属性が変わります。
そういったことを楽曲へ投影しようとすると、どうしても曲の中でなんらかの「変化」が起こることになり、
テクニックとしてはそれが転調だったり、速度の変化だったり、使われる楽器編成変更などになると思うんですね。
そういう「曲の展開が変わる」部分をさりげなく繋ぐためのブリッジとしてメインテーマのフレーズが応用されたり
調を変えてサビのフレーズとして用いられたりという手法が取られているのがわかるんです。
これを最初に行ったのが甲田さんで、その後にモンハンのサウンドに携わることになった
小宮山さん、成田さん、牧野さんらの間でも同様の手法が自然と用いられていて、
それは多分後継の方々がよく甲田さんの楽曲を検証・研究したからなんだろうな、と思います。
「継がれる光」ですねw
よって、モンハン楽曲を聴く時に、「他の既存曲の一部がアレンジして使われていないか」というところを意識して聴くと
発見が増えて面白いんですよね。
個人的に今までの楽曲だと、Xの闘技場BGMの「凛然なる勇姿」という曲が、
単純に「英雄の証」のアレンジ楽曲なんですけど、フラメンコアレンジでめっっっちゃくちゃカッコよくて
「これ英雄の証じゃん!」って気付いた時にすごく鳥肌が立った、ということがありましてね。
あれも生で聴きたい曲のひとつですね。

甲田さんのMCでは、もうひとつすごく面白い新事実が発表されまして、
ミラボレアスの曲についてですね。
東京・大阪公演の8曲目。
この曲も、「既存曲のアレンジ」になっているんですけど、その原型の方の曲はレウスのテーマ「咆哮」なんですよね。
これには明確に理由があって、なんとそれは甲田さんがミラボレアスの楽曲制作の指示を受けた時に、
「ミラボレアスとはリオレウスの上位の存在みたいなもの」
というふわっとした説明だけを受けたから、というw
この説明を受けた結果、「咆哮」にコーラスを加えたアレンジをして出来たのが
「舞い降りる伝説/ミラボレアス」という驚きのエピソードww
お客さんも、
「なんでミラボレアスの曲ってレウスのアレンジなんだろうと思ってたけど、やっと意味がわかったわw」
と話していましたw
ちなみに甲田さんがそのエピソードを話した時会場では
「は?w」
というざわめきが起こりましたw
「ミラボレアスが…レウスの上位的な存在…だと? ……どこが?w」
の「は?w」ですねwww
火噴くくらいしか似たようなところ思い浮かばないっていうか、え?wwww


さて、後半ですww
セットリスト見るとわかりますが、モンハンの歴史をそのまま「ほぼ」順番に追いかけるような流れになっていますが
ここでアイスボーンのメインテーマ「継がれる光」。
作曲者の小宮山さんが今回もMCでお話されてましたが、「生命ある者へ」や「継がれる光」のようなメインテーマを作る時は
該当作品のコンセプトに合わせて、それでいてモンハンという世界観から離れないように、
しかもメインテーマという「作品の顔」ともなる楽曲を「英雄の証」というモンハンのテーマ曲が存在する上で作るのは
難易度とプレッシャーがすごいようです。
「継がれる光」に関しては、アイスボーンの作品テーマに「継承」というキーワードがあったため、
「光」すなわち人の思いが世代を越えて継承されていく、次世代に受け継がれて、
前の世代で成し遂げられなかったものを次の世代が受け継いで達成するというような
物語性、ドラマ性を意識して作られた曲だそうです。
なので、曲の冒頭、小さなピアノの音が「光(思い)が生まれる」ことを表現し、
その思いが徐々に大きくなって膨らみ、成し得なかったとしても次の世代へと受け継がれ紡がれていく
時間の流れを表現したそうです。
私は、ワールドのメインテーマ「星に駆られて」に比べると「継がれる光」の方が
ミステリアスさ・不可思議なことを感じる音作りになっているなと
ピアノの旋律で感じたのですが、それはどちらかというとミステリアスというより
「生まれた思いが遂げられなかった切なさ」みたいなもので、でもそれは決してそこで終わってしまうものではない
っていうような曲なのだなぁと思いました。

東京公演では、そこから「旅立ちの風」と「シャガルマガラ」というふうに4系の演奏が続くのですが、
ここが愛知だと「旅立ちの風」「ダラ・アマデュラ」、広島では「旅立ちの風」「ゴア・マガラ〜ブラキ」というふうに異なっていて
この辺が、ツアーを通してなるべくいろいろな曲を演奏するための工夫なのだなぁと。
私はスクリーンの映像を見て、シャガルマガラって4だと結構黄色味が強めなんだな……とか考えていましたw

そして、Xの4大メインモンスターメドレー。
これは2017年でも聴いたけど、すごく満足のメドレー!w
ちなみにこの部分に関しては北海道がアトラルカ、広島が鏖魔ディアブロスなんですねぇ。
2017の狩猟音楽祭のセットリストがバラされて各地に散らばった感じだぁ〜!w
私はXの四天王大好きなので、あーもう帰ってXXやりてー!!ってなりましたw
帰り道、他のお客さんも「ライゼクスの曲って改めてカッコイイて気付いた」みたいな話をしていたりと、
生演奏で聴くと「あ、この曲ってこんなかっこよかったんだー」みたいな発見もありますよねえ。
私は、ディノバルドのBGMが特にカッコイイなと思うんですけど、アイスボーンに出てくれてる割に、
ディノって結構すぐエリチェンするので、なんかサビまで聴けないっていうかw
やっぱり曲をしっかり聴きたかったらサントラ買わなきゃだよねぇ〜! と思ったりしましたw
こうしてコンサートに来て、ゲームコントローラーを手放した状態でただ曲にだけ没入することで
実はすごく曲が好きだったと気づくっていうことも多くのお客さんの身に起こっていることだと思います。
アイスボーンで初めてディノと戦うことになった人も、まだワールド仕様の関係で落ち着いて曲聴く場面がないかもしれない。
X・XXのサントラや、アイスボーンのサントラを買おうぜ!!
なんとX・XX・Wはアマプラ特典なので無料ストリーミング可能!


オススメは、e-カプコンでワールドとアイスボーンのCDをセットで買う……だったんだけど、
どうもe-カプコンのワールドサントラ売り切れたくさいな。
在庫全部会場物販に回したのかなw(アマゾンのワールドCDも売り切れてるし、以前買っといて良かった…)

そして、ワールドの古代樹メドレー。
映像的にはアンジャナフ大活躍してました!
個人的には、ここが「瘴気の谷メドレー」だったらなあ!! と思ってましたw
あの曲、私だけじゃなくて多くのハンターに好評ですよ。
ツイッターのリプでもフォロワーさんが「ずっと聴ける」って言ってたし、
会場でもお隣さんが
「瘴気の谷めっちゃ好きなんだけどやらないかなぁ」
って言ってたし、私も「瘴気の谷やらないかなぁ」って去年から言ってますからね!!!!

14曲目、今年来て良かったと本当に思ったのがココ!!!!!!
まむ・たろろメドレーですよ!!!!!!!!!! 初演奏!!ですよ!!!
ただ、ここは北海道ではバゼル襲来、愛知ではハザク瘴気撒き散らし、広島ではネギ破棘滅尽旋・天!だったみたいですけどねww
東京・大阪公演だとマムが聴けたんですよ〜〜。良いでしょう〜〜。

私がMHWのサントラを出てすぐに買わなかった理由は、マムが収録されていなかったからなんです。
サントラ発売の時期とマムクエ実装時期を考えると仕方ないことなんですけど、
マム収録CDが出るならそのときにそっちを買うか、それに合わせてワールドとセットで買うかーと思って
出てすぐには買わなかったんです。
※尚、セットで揃えるとこのように収納できるケース付きなのである。
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マムのBGMだけは落ち着いてCDで聴いてみたかった!
そして去年の狩猟音楽祭でも、ちょっと演奏あるか期待していたんですね。
それで演目にはなかった、と。
今年は、どちらかというと、「アイスボーンに復活した過去モンスターを沢山演るかもなぁ」と思っていたので、
逆にここでマムが来ると思っていなくて、嬉しい驚きでした!!!
やったー!と声が出たくらいにはw

それに、マム・タロトって初回配信から歴戦王になるまでのBGMと、歴戦王のBGMではアレンジが異なりますよね!
歴戦王の方は、コーラスが入って厚くなってるんです。
だから!!!!!!!
コーラス含めて生で聴ける狩猟音楽祭で、マムのBGMを落ち着いて聴けるのって最高なんですよ!!!
マムと最終エリアで戦ってるときって、戦闘に夢中ですからね……
特に、「1周角折り挑戦」とかしてる時は、最高に時間に追われてますからね。
あの人、定時退社にうるさくて仮に乗りダウンさせても時間が来たら「ほなぁ〜〜」って帰っていきますからね…
あゝ無情……
それにマムの曲ってさっきも書いたけれど、まず第1エリアと第2・3、そして歴戦王の最終エリアとか
それぞれ曲が異なる上、ところどころに既存曲を差し込むギミックが施されているのでとても面白いんです。


というわけでアンコール。
アンコールは、いつもバラバラと拍手が鳴り続けるだけだったんですけど、今年は途中からなんとなく拍が揃って
「パンパンパンパン!!」とテンポ良く叩き続ける感じになりましたw
BPM180くらいだったかな?w
結構速いなw

そして栗田さんが一度はステージに戻って来るものの……
もう一度袖に引き返すというお約束のやつww
ここで、歓迎の拍手がもう一度栗田さん召喚のBPM180拍手に戻って、栗田さん再度降臨!!!
からの「オトモダチ探検隊出発!」ww
私は
「そうかーこっちがあったか!!モンニャン隊じゃなかったー!」
と思いましたw
これも、お決まりの「手拍子タイム」へ!!w
手拍子と曲が同時に終わるように、栗田さんが客席にちゃんと手拍子ストップの「指揮」を執るところまで含めて
とても楽しいアンコール幕開けでしたw

今回、歌姫さんも出演されていたので「精霊へ歌う唄〜祖なる龍」を生歌で。
「祖なる龍」を生歌で!!!!!!!!!!!!!!


え・り・ま・き♪
え・り・ま・き♪
お・さ・か・な♪


そして、最後の最後、アンコール2はこれまたお約束の「英雄の証」で〆!!!!!!!!!!!
最後の拍手の渦の中、ステージにゲストの演奏者、作曲者の方々が並んで手を繋ぎ万歳すると、
立ち上がって「ブラボー!!!」と拍手する人々も多数。
すごい熱気の中、閉幕となりました。
今年も良いコンサートでした。

ただ、ちょっと気になっているのが、「ハンター席」ってじわじわ最後列が後退していってない?wっていうことw

一昨年、S席で29列目だったのですよ。
で、昨年がハンター席で8列目だったんですが、今年ハンター席で30列ってそれ一昨年のS席やんけ!!
私はせいぜい15列目くらいまでがハンター席だと思ってたんですけどもw
じわじわ拡大されているのかな?とw


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帰ってパンフレットを読みました。
コンポーザー陣と藤岡さんの座談会が10ページに亘って掲載されているんですけど、
これがめっっちゃくちゃ面白くて、1段落ごとに爆笑してしまいましてww

小宮山さんが、「英雄の証がいい曲すぎてモンハンのサウンド担当したくないな」と思っていただとか、
そのあと実際担当することになってしまったのでモンハンをやってみたけど、
「ゲームもすごく難しくて、チェック用の無敵状態でプレイしているにも関わらず、
肉を焼いて納品するのに45分間を2回やってもクリアできなくて、なんでだろうと思っていたら、
納品ボックスじゃなくて支給品ボックスの周りに置いていたりして(笑)」
って面白すぎるだろ!!ww

そういえば、公演中のMCでも甲田さんが、
「大阪公演の時に、”東京公演が終わるまでにはベリオロス狩猟くらいまでは進めたい”と言っていた宿題のことなんですが、
3落ち、3落ち、次が慎重になりすぎて時間切れ……でリアル友達に手伝ってもらってようやくクリアして……
なんとかこうして報告出来るところまでプレイしました」
とお話されていたなw

あとは、藤岡さんがモンハンの「デザイン」を担当している関係上、
作って欲しい曲のイメージとかを作曲者に伝えるんだけど、毎度ふわっとしたことしかわからないから
皆さん苦戦してるっていうのがよくわかりましたw
そこで、牧野さんの場合は数を沢山作って藤岡さんに全部聴いてもらって、
その中から近いやつをブラッシュアップしていく方式を取っているというのがわかったり、
成田さんの場合は得られた情報から「これだろ!」と確信に近い自信を持って提出したのが
藤岡さんから
「わざとかっていうくらい、違う」
とダメ出しされたりw
それなのに
藤岡「こちらとしては「こうしよう」というのを、わからないなりに伝えないといけないので、すごく苦労しました」
小宮山「本当に何を言っているかわからなかったです
全員「笑」
みたいな感じだから、これは頼まれて作る側は大変なやつだなぁ〜と思いましたw
ただ、みんなこの座談会で大変だったことも
「あれ大変だったw」「大変だったねw」「www」
って感じでおもしろ昔話化してる感じなので、読んでて面白いし救われますw
「大変だった……」「うん…あれは……ね」「……」
とかだといくら他人事でも読んでて辛いじゃないですかw
ただ、個人的に、「畑」の外の人がその「畑」の人に依頼をするときに、
自分では出来ないから畑の人にお願いするんだけど、出来ないだけじゃなくて知識も全然ないから、
どんなものを作って欲しいかの説明を上手く出来ないために畑の人が困惑する、っていうのはすごくよくわかってw
つまり「餅は餅屋」とはいうけど、どんな餅が食べたいかは言語化出来るくらいの知識を持って依頼くれないと
餅屋もニーズに合った餅作れねえよっていうw
だからこう、よくツイッターなんかでも
「クリエイターに何か依頼するとき、”おまかせで”はマジでやめて」
みたいな話がバズるっつーことなんですけどもw
何がダメって、このクライアントは「おまかせ」って言ったくせに、こっちが自由に何か提示すると、
そこで急にめちゃくちゃ注文とかダメ出ししてきて、結局最初に出したものが通ることが絶対にありえなくて、
「そんだけ細かい注文あるなら、最初に言語化しろや」
ってなるところなんですよ!w
でもこのタイプのクライアントは、何かものが出てきて初めて「これじゃない」って気付いたり、
要は「おまかせ」で出てきたものを自分のニーズを知る「鏡」にするっていう感じなんですな。
だから、まず何かクリエイター側が「こう?」って投げてキャッチボールを繰り返すしかないっていうね。
これ結構大変なんですよね。
だって最初は何作ればいいかわからない中、自分なりのアイデアで「こう?」って聞いたら
「なんか違うんだけど、どう違うかわからない」ってなるもんだから( ˘ω˘)ウームみたいなw
だから依頼する方も少しその「畑」に踏み込む独学というのをやってみて、
どういう言葉でいえば自分の欲しいものがどういうものか伝わるのかっていう「語彙」を獲得しないといけない。
じゃないと、無駄な工程が省けないと思うんですよねw
これは私もたまに「おまかせで」という依頼を受けるからわかるんですけども、
私の場合はこっちが「じゃあこんなのでどう?」の初球で「じゃあそれでおk」と終わることも多いから助かってるだけで、
作曲の場合、無尽蔵に新しいメロディーっていうのが浮かぶわけじゃないし、
せっかく作った楽曲なら、ボツになって二度と日の目を見ることはないってのは作った「親」としては寂しいものがあるだろうから
このコンポーザー陣の「大変だった話」は、なぜ大変だかがわかって笑いつつも同情しちゃったりしましたw
最近は、ストーリー部分にも力を入れる関係で、曲の流れる場面やモンスターのコンセプト、
ストーリー上でのポジションなど、曲作りのヒントになる情報を多く提供出来るようになったので、
前より作りやすくなったというようなことも書いてあったので安心しましたしw
とにかくこの10ページ座談会、具体的に「どのモンスターの狩猟BGMがこのように作られた」みたいなエピソードが
沢山読めたりもするのでとても興味深いですよ。
あと、楽譜は(毎回載ってる)今回「継がれる光」のオケ譜でした。

最後のMCで辻元さんと藤岡さんが
「サル(ギンセンザル)が10年越しの”推し”」
だと言ってました。
2Gあたりでプーギーにかわるペットとしてサルを出そうとしてたけど、
どうしてもマスターアップ直前すぎて間に合わないからってんで諦めたらしくて、
それからずっと温めてた「推し」らしいw
だからこれから露出が増えるらしい、ギンセンザル。
「ほぼ等身大ぬいぐるみ」とか作ってたしな。
私は、個人的に「ドドガマルのきもち」を着てるプーギーが最高に可愛いと思うので、
あの「ペット的立ち位置のドドガマル」を推したいし、公式にもあんな方向性でこれからもドドガマルを推して欲しいw


そういえば狩猟音楽祭前日に、武具コンテストの優勝作品がハンター用武器はチャアク、
オトモ用がユラユラフェイクだと発表あったけど、ちょうど先週のニコ生の時に
「オトモにもユラユラあればいいのにねw」
なんて話してたのがマジになったので笑いましたw
ユラユラも個人的に推していく対象なので、最近ポロシャツ買いましたw

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ハンター席のお土産は、こちらのタンブラーでした!
すごくビールが似合いそうなタンブラーだなあ。
タンジアビールでも入れるかー。