XとXXが総集編みたいな作品だったため、3G しかやっていなかった私も、
沢山のモンスターとBGMを知ることができ、コンサートに行きたくなりました。
そこで、近年夏の恒例となっているモンハンコンサートに実際に行ってみました!
モンスターハンターオーケストラコンサート〜狩猟音楽祭2017〜
沢山のモンスターとBGMを知ることができ、コンサートに行きたくなりました。
そこで、近年夏の恒例となっているモンハンコンサートに実際に行ってみました!
モンスターハンターオーケストラコンサート〜狩猟音楽祭2017〜
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8月26日、東京公演を見に東京国際フォーラムへ行きました。

コンサートレビューを書く前に、「私とモンハン」という余談をしておきます。
すぐさまレポに飛ぶにはここをクリックしてください。
私は、アクションや格闘ジャンルのような素早い操作を要求されるゲームに対して苦手意識があり、
今でも得意ではありませんが、モンハンは人に一緒にやろうと誘われて3Gから始めました。
そして、4・4GをすっとばしてXを買いました。
それに加えて3Gまでの旧作もやったことがないので、モンハンに関する知識が主に3Gのみに偏っていました。
けれど、XとXXで3Gを含む過去作のモンスターと拠点が沢山復活して、お祭り騒ぎというか総集編というか
そういう感じだったので、Xを遊ぶだけでも過去に出てきた名前は聞いたことあるけど見たことない、
戦ったことのないモンスターと沢山出会えて、その戦闘BGMも知ることが出来ました。
尚、Xのゲーム作品としての感想はここに記事があるのでそちらを読んで下さい。
そこで、私はXの4大モンスターってどれもモンスターそのものもBGMも好きだなと思ったし、
過去モンスターにも戦ってて面白いのや難しいのや、曲が好きなのや、色々な発見をしました。
私の遊んだソフトと遊び方が偏っていたせいではあるんですけど、Xで、
「モンハンにはこんなにも、カッコ良い曲いっぱいあったんだなぁ」
ということに気付きました。
3Gのときは、インターネット集会所がなかったので、一人でコツコツ真鎧玉と強走薬グレートを集めている時間が長く、
また水中戦もハンターの動きが緩慢になりモンスターとのスピード差が陸上に輪をかけて厳しく、
自分の慣れなさにイライラすることが多かったので、それなりの時間遊んだ割に楽しみをちゃんと見いだせていなかったのです。
Xでは、モンスターそれぞれの特色や生態を知って戦い方を考えるようになったし、
「このモンスターと戦いに行くときはこの装備を着込む」というように、マイセットを沢山作るのや、
武器のコンプリートなども楽しく感じてきて、沢山の防具を作りました。
3Gの時は、どこへ行くにもG級ラングロ装備一式で、武器をなるべく多く作った程度でしたから。
防具が欲しくても、一人でG級に行く腕がなくて村でほそぼそとやっててなんだか寂しかったですねw
Xで、あれだけ沢山モンスターがいるのに誰と戦っても異なる曲が流れることを新鮮に感じたし、
インターネット集会所で協力することで、一人では歯が立たないようなモンスターも
自分とあと一人でもいれば倒せることが多くなり、自分がだんだんプレイスキルを身に着けていってるような実感が湧きました。
そのくらい3Gを遊んでいた段階での私は狭いモンハンの世界に生きていました。
X・XXではコツコツと、
「次にアイツに勝つために、先にコイツを倒してこのスキルをつけて防御力を上げて…」
という手順を繰り返して、徐々に強くなり装備のボックスを埋めていきました。
「銀レウス倒すために銀レウスの装備が欲しい……ぐぬぬ……」
みたいなこともしょっちゅうありましたがw
そうして、「戦っていて楽しいと思えるモンスター」や、「好きなBGM」を発見できたことで、
私はやっと本当にモンハンの「沼」に肩まで浸かれた気がしました。
いや、それくらいに、3G時点では「プレイ時間長い割にまだ楽しみきれてなかった」ということなんです。
転機は、「オルタロスがお腹いっぱいの時に倒すと”熟成キノコ”が手に入る」ということを知った時ですね。
私は元々蜘蛛や昆虫が好きだし、オルタロスってあまりハンターに干渉してこないので
観察するのが好きなモンスターだったんですけど、
「あ、キノコ食べてお腹いっぱいになった、かわいいなー」
って思ってたら、そこから熟成キノコが出て来るとは……。
お腹いっぱいのところ殺してしまうのは可哀想だけどw
でもこういう「動物の生態」みたいなのが現実世界でも面白くて好きなので、
モンハンの世界でもモンスターの生態を知ると私にとって面白いんだな! って気付いたんです。
だから2016年のコンサートに行っても良かったんですけど、その頃はまだモンハン部には入部していなかったりで
情報をリアルタイムに取得してなかったんですよね。
ただひたすらにXをプレイしまくっていただけで。
ストーリーズ発売やXXが発表された頃になってからようやくモンハン部に入って、Xのサントラも買って、
ツイッター懸賞に当ってカプコンカフェに行ったりと、ゲーム自体を遊ぶということ以外のファン活動が増えましたw
それで、今回のコンサートのチケットを買うに至りました。
コンサートのチケットを買うっていうのは、「将来の楽しみを予約しておく」っていうことで、
ヒトをこの世に引き止めておくのにとても効果的なことなのです。
時々生きているのがイヤになったりすることがあっても、
「あと3ヶ月頑張れば楽しみが待ってる」
っていうのをちょこちょこ繰り返してでも、生きていかねばww
私がX・XX内で聴いたことのあるサントラの中では、オオナズチとかディノバルドの曲が特に好きになりました。
オオナズチのBGMはAmazonで単品買いしましたしw
いずれは狩猟音楽集全部集めなきゃ、と思っています。
そしていずれの戦闘曲も、映画音楽のような壮大で雄大な感じがありつつ、エスニックな空気が織り込まれていたり、
やっぱり映画というよりはゲームっぽさが強くてそこが良かったり、
モンスター自体の生態とかを考えた音作りになっていたりと音楽的に面白いです。
初めて、オーケストラの生演奏で聴きたい! と思うに至ったのがディノバルド・オストガロア(奈落の妖星)でしたかね〜。
こう思うようになったのも、XのサントラCDを買ったのがすごく大きいです。
サントラCDのレビューはこちらにあるんで、詳しくはその記事を読んで下さい。
とにかく、3DSで遊びながら聴いていたものとは別物だったんです。
同じ曲なんですけど、迫力とかが全然違って
「こんなに音圧があって、迫力と臨場感があって、深みや工夫の凝らされた編曲だったんだ」
っていう発見が沢山あって、ゲーム内で結構聞き流していたけど、
サントラで聴いたことで好きになった曲もあったくらいです。
そのため、あれもこれも、生演奏で聴けたらすごいだろうに!! と思っていたところへ、
狩猟音楽祭の告知が流れてきて、渡りに船だったんですよね。
(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)



東京国際フォーラムは何度か行ったことのある会場ですが、改めて広くてキレイですねー。
私は開場前に物販での買い物を済ませたかったので、3時前に一度行きました。
入場待機列はさすがにまだなくて、物販先行販売の列も捌けたところで、全く待つことなくパンフレットを買えました!

でも、パンフレットには演目が書かれているので、まだ見ないでカバンにしまっておきました。
ネタバレになっちゃうし!!
何が演奏されるか、あえて知らないままでいたかったのです。
だから先に開催された大阪公演のときも情報を仕入れませんでした。

↑なんかやたらスベスベのでかくて白い石と入場待機列
開場時間まで1時間もあるのでちょっと移動してお昼ご飯を食べてから戻ると、待機列が形成されていたので並びましたが、
思っていたよりも女性が多いなぁと感じました。
おそらく60代くらいと思われる女性2人組のお客さんなどもいて、登壇されるどなたかの親族の方なのか、
それともこの方々もハンターなのか!? と思ったり。
ここにいる数千人の人たちは、皆コアなモンハントークが出来るのかと思うと、胸が熱くなるなと思いましたw
場内は撮影禁止なので画像はありませんが、ステージには大きなスクリーンがあって、
MHSTやワールドのPVが流れたりしていました。
そして、すでに席についているお客さんの多くが3DSでモンハンをしていました!!wwww
これについては、客席後方から見ると明らかで、スマホをいじっている人ももちろんいるにはいますが、
圧倒的に3DSの画面が多いww
実際私も2DSLL持参していたのでXX立ち上げたんですけど、パスワードのない野良集会所がいっぱいあって、
すげぇ〜〜ってなりました。ハンターサーチする度に違う人がヒットするww
集会所には参加しなかったけど、ギルドカードは沢山受け取りすぎて全部は保存できなかったので、
HR800以上の人を保存してみましたwww 一人だけ999の人がいた。
コンサートに来るほどの人たちの中にはもっとHRカンスト勢がいるのかと思ってましたが、そうでもなかったw
まぁ実際モンハンって「HRが高い=強い」ではないゲームで、上手ければ少ない回数で全モンスター討伐が出来てしまうので、
HRがそんなに高くないけど、プレイスキルはすごいという人はいますからね。
そっちのガチ勢が多いということだったのかな……。
私のカードも少なく見て400人くらいには渡ってそう……。だって私自身400枚受け取ったからw
開場前に物販に行った時も、ロビーの階下で床に座って3DSを開いている人たちが50人くらいいましたね。
そんなこんなで、私がステージに上がるわけではないのに、なんとなく緊張でお腹がモヤモヤして
トイレに行きたいような、行っても特に何もすることがないような、そんなそわそわした感じで開演を待ちました。
東京フィルの楽団員さんがじわじわとステージに出てきて、コンマスの方がチューニングを始め、
あ、いよいよ始まるなと思うと、すでにちょっと涙腺が……。
指揮者の栗田さんが出てきて、客席も静まり返り、皆が姿勢を正したようなピリっとした空気が感じられました。
スクリーンでXXのオープニング映像が流れて、
「そうかーゲーム音楽のコンサートだから、ゲーム映像が流れるんだ、そりゃそうだ、最高」
と思いました。
これから全曲レビューしていくのですが、単品mp3のダウンロード購入をAmazonで出来るので貼っておきます。
買え!!!!!
といいつつ、プライム会員なら無料でストリーミング再生出来るのもあるから、とりあえず聴け!!!!!!
1,狩人を乗せて
オープニングムービーから、龍識船のBGMへ!
うわぁー始まったなー! という感じです。
XXの拠点って龍識船だから、データロードしてゲーム始めたら龍識船BGMが流れるところから始まることも多いし
これを聞くとXX始まったなっていう感じするものね。
あと、この段階で、この演奏会はスピーカーからかなり音が出るタイプなんだな、ということがわかりました。
スクリーンでは、ゲーム映像と舞台上のリアルタイム映像がクロスフェードで流れていきます。
2,憤怒の奔走〜鏖殺の暴君/ディアブロス
続いて、XXの目玉モンスターであるディアブロス二つ名のBGM。
この曲は、私はゲーム内では実はまだ1回しか聴いたことがないんですよ!!ww
というのは、まだ二つ名以外のモンスターの素材集めをやりきってないので、それが終わるまでは
XXの新規二つ名と、Xからの二つ名のG級に手を出したくなくてw
モンハン部公式のオンライン狩り会に一回行ってみた時に、相手が鏖魔ディアブロスだったから、
そこで1回聴いたきり、ということなんです。
でも、XX内ではその1回なんですけど、パズドラコラボのときにパズドラ内では周回したので何回も聞きましたw
そこで、まだ実際に鏖魔会ったことなのに
「あ、鏖魔ディアブロスってこういうBGMなんだwww」
って知ってしまったというww
なので、私はお馬さんとのバトルではなくて、パズドラの画面を瞬時に思い出しながら聴いてしまっていましたw
でもこれ緊迫感とか、戦っている感じとか強くて好きです。
3,恵み深い人々の村
これはジャンボ村のBGMらしいですね!
私は2(ドス)はやってないので初めて聴きました。
Xでも拠点になかったし。
ギタリストさんがフィーチャリングされたアレンジになっていて、オシャレでした。
あれはクラシックギターじゃなくてアコースティックギターだったかな?
4,動く霊峰〜勇者のためのマーチ2017 version
ここでびっくり。なんとラオシャンロンの登場です。
XXに復活したことに対しても、周囲で「マジか!」という驚きと喜びの声があがって、
ラオシャンロンに会ったことがない私は「ほ…ほう……」というピンとこない反応でしたが
実際クエストやってみたら楽しかったですw
なんか超デカイ災害級のモンスターやってくるから大砲撃つみたいなやつだとジエンモーランしかやったことなかったし、
ジエンモーランはしょっちゅう船から落ちて砂の中を泳いでいたし、ソロではいまだにクリアしてないw
ラオシャンロンってただノロノロ歩いてくるだけだし(時々壁に体当たりして砲台壊すけど)
何考えてるかわかんないけどとにかく歩くし迷惑っていうところがシン・ゴジラみたいだな、と思っていました。
そうなればハンターさんたちは巨災対だな!
この曲はなぜかFF6を思い出します。帝国で流れてそう。
しかし、今回の狩猟音楽祭は、初の試みとしてクワイア(合唱団)をバックに背負っているので、
楽器の音圧だけでなく声の音圧もすごかったです。
かなりの人数のクワイアだったし、もうぞわぁ〜〜っと来るような感じで盛り上がりましたね。
5,深い森の幻影/オオナズチ
ここで、今度は三味線と尺八の演奏者としてHIDE×HIDEさんが登場されて、
「え、三味線と尺八ってことは……タマミツネあたり?」
と思っているとなんと、オオナズチ!!!!!!!!!!
わ、私がXサントラの後にわざわざ単品でmp3を購入したほどのお気に入りBGMと知っての狼藉か!!
狼藉か、それは!? 狼藉じゃないだろう! 最高!!
復活モンスターの曲もそれはいくつかはやるかもしれないけれど、XXの新曲を中心に、
私の知らない曲(私が旧作を全然やってないから知らない曲が多くて)多めかなと思ったのに、
よりによってオオナズチが演奏されるなんて予想外だし、最高にSurprising。
オオナズチはカメレオンだから好き。
消えたり、アイテム盗んだり、飛んだりっていうトリッキーなモンスターではあるけど、
色とか形が可愛いし、すごくバカそうな顔がたまらん!!!!
「こいつ何考えてるんだろう、きっと全く何も考えていない!」みたいな顔がたまらん!!!
しっぽの先がくるんって丸まってるのとか、体を前後させながらゆっくり歩くのとか好き。
全然、古龍の大宝玉落としてくれなくて好き……じゃないね!
しっぽも大体切断できる前に死んじゃうし、難しい!! でもやっぱり好き!
で、これを尺八、生演奏で!!!!聴けるの、マジで!!!?!?!
HIDE×HIDEさんがスクリーンでアップになると、
「尺八吹くのってめっちゃ表情筋要るんだなぁ!!!!」
って思いました。
私は、オオナズチは聴けないだろうと思っていたので、すごく嬉しくて
「うわぁ本当に来て良かったなあ!」
と思いました!!
原曲でストリングスが奏でているメインメロに尺八も重なっていくアレンジになっていました。
それ以外に尺八ソロパートもあるわけで、こちらのアレンジでは尺八はずっと吹きっぱなしでしたね!
6,4大メインモンスターメドレー
(電の反逆者/ライゼクス〜不動の山神/ガムート〜妖艶なる舞/タマミツネ〜灼熱の刃〜ディノバルド)
続けて、Xのメインモンスターのメドレーです。
これも嬉しかったです。
コンサートが目前に迫った中、艦これのイベント配信をしていて
「次の土曜日、モンハンのオーケストラコンサートに行く」
という話をしたのですが、そこで
「ディノバルドとかが生で聴きたい」
と宣言していました。
ディノバルドはXのメインだから、聴きたいし聴けそうでもあると思ったのです。
それに前述したように、「生演奏が聴きたい」と思い始めたキッカケは、XのサントラCDでディノバルドを
改めて聴いたときだったので、実際その生演奏を聴けたらひとつの願いが叶うというわけで。
ディノバルドBGMは、ブラス(金管楽器隊)がカッコイイんですよね。
しかもストリングスと掛け合いっぽくなってて面白い!
ライゼクスもカッコイイし好きです。
スクリーンに映し出されたライゼクスの映像に鳥肌が……!
ジンオウガもだけれど、「光るモンスター」の初登場時ムービー、「こいつはやべぇ」感と
「こいつはかっけぇ」感が混ざって、かなり心がざわつきますよね!
ライゼクスは、竜ではあるのだけれど、「電気クロアゲハ蝶」みたいな羽根も好きです。
そしてこのディノバルドとライゼクスの間にガムート、タマミツネがいるんですけど、
これによって曲の趣が二転三転するメドレーになっていてすごく面白いです。
ガムートは「どしーん、どしーん」っていう感じで雪山・吹雪っぽさもあって、いかにもマンモスっぽい。
ちなみに、現状一番好きなモンスターはガムートです。
ノートとぬいぐるみも持っているよ!
タマミツネは「妖艶な舞」というタイトルにぴったりな、雅楽器が混ざったような音作りなので、
このコンサート用にアレンジされた、エレキギターフィーチャリングのライゼクスとも、
雪山のようなガムートとも雰囲気が違うし、何かカラフルで、嫌味のない煌めきみたいなものがあって、
タマミツネを狩りにいきたくなりますね!!ww
ここでもやはり三味線と尺八は生演奏でした!
7,『モンスターハンター:ワールド』メインテーマ「星に駆られて」
MCを挟んで、その日の昼にドイツから戻ったばかりという辻本Pが、ケルンで行われたゲームイベントのお話と
それに絡めてTGSと新作「ワールド」の話などをされていました。
ケルンでも試遊がすごい行列だったらしくて、ヨーロッパでもモンハンに期待している人はいる、という
手応えを掴んできたようでした。
私も最近、ツイッターで
「モンハンスペシャルパックのSwitchがほしいんだ!」
というフランス人フォロワーさんの相談を受けて、スペシャルパックを予約するのを手伝いました。
運良く、イーカプで在庫が復活したので予約できて、その人は今たまたま日本に滞在中であるため
無事ステイ先にてスペシャルパックを受取り、良いお土産が出来たなぁということがありました。
つまり、海外にもモンハン好きがいて、「XXまだー?」って言ってる人を私も何人か見ました。
私がお手伝いした人はかなり日本語の読み書きが出来る人なので、日本語版のまま遊んでますけど、
大抵は英語版とかが出るまで待っていますね。
ワールドも、「モンハン好き」は期待していると思います。
このコンサートでは、客席の会話の中で
「ワールドのためにPS4買う」
という話をしている人を何人も見ましたし、私も多分そうなります。
もしかしたらPS4も「スペシャルパック」が出るかもしれないから、今すぐには買いませんけどもw
国内でももちろんワールドへの期待値は結構高いですよね。
クエストの途中から参加出来るっていうのはモンハンにとってはイノベーションだし。
で、その「ワールド」のメインテーマを発売に先駆けて演奏してくれて、
「英雄の証」とは違うけれど、でも「英雄の証」のような、ちゃんと「モンハンっぽい」テーマ曲で
益々ワールドが楽しみになってしまいました。
スクリーンでもPVなどが流れていて、あのグラフィックで「モンハンの世界」に入れるかと思うと、
早く全エリアの風景を眺めたくなりますね。
しかも「エリアチェンジ」がないというのもモンハンにとってイノベーションなのでw
「連続した地面」を歩き回れるのは、またちょっと違うと思います。
エリアチェンジがあるから、救われる場面も多いゲームですけどね。
辻本Pは、「TGSで試遊範囲が広がる」ってことを発表した後に、「これ言って良かったのかな……」
って青褪めていましたw 言って良かったのかなww
8,太陽の集落/バルバレ
こちらは4から拠点のBGM。
そういえば、Xは4の拠点は出てきませんでしたね。モブはもちろん出てるんですけど。
私にはスクリーンで流れるムービーが新鮮でした!
ムービー内では、人々の生活感とか、加工屋さんが素材を加工しているシーンとかが、
ゲーム内の設定に現実味を与えてくれて好きです。
「あの皮、あんな風に縫い合わせてるんだー」とか、「あの牙こうやって剣になるんだー」とか。
戦闘音楽は激しいので、拠点の音楽は
「クエストから帰ったら落ち着ける」感じだといいですよね。
バルバレはかなり「まった〜〜り」感がありますね。
私はベルナのBGMがものすごく安心感あって特に好きです。
9,陽昇る水景
渓流のBGM!
3Gでも出てきたマップって、Xを始めた時にはちょっとした心の拠り所でした。
やはり、知らないエリアってまずエリア構成覚えるところからになるので、
「ここ、前に何度も来たことあるから土地勘ある!」
っていうのは狩りをする中で安心感に繋がるし、実際アドバンテージだと思います。
ここも尺八がすごいですよね。
あそこタケノコとか採れるからな。尺八も鳴るわな。
10,海と陸の共震/ラギアクルス
そしてラギアなんですけど、Xでは水中がないのでこの人と水中でバトることはなくなりましたね。
近くの席の人も「すっかり陸の王になった」って話していましたしw
水中だと、自分が存分に動けない割にモンスターはスイスイ泳いでくるし、
ラギアの場合は電気ウナギかよ!? っていう攻撃してくるので水中ではかなり苦戦した思い出……。
それでも、陸に上がれば少しは楽だったのでなんとか水揚げしようと頑張ったんですよね、3Gのとき。
でもXでは、陸しかなくなった上、攻撃のバリエーションが増えて、範囲攻撃の範囲もかなり広くて、
陸上では有利に戦えていた3Gが恋しい、みたいな状態になりましたww
Xで「知ってるモンスターなのに苦戦したランキング」では、1位がジンオウガ、2位がラギアでした。
なのでラギアの曲を聴くと、「うわーーピンチだー」という気持ちになって焦りますw
11,『モンスターハンターストーリーズ』テーマ曲「風の絆」
さて、MCで「TVアニメ版のストーリーズも先週神回だったし、明日放映日ですね」なんていう話があって
私は「あ、まさかストーリーズの曲やるのか!」と思って聞いてたんですけど、
やりました……!
メインテーマ、「風の絆」。
アニメでも冒頭に必ず流れるし、「オトモンドロップ」のトップ画面でも流れますよね。
私はストーリーズは、ゲームの方はまだ手を出せていなくて、絶対後で遊ぶ予定ではいるんですけど、
とりあえずアニメだけは追ってるという状況です。
その状況でも、「風の絆流れたらどうしよう……泣いてしまうかもしれん……」と思いました。
ましてや、生演奏でスクリーンに映像が流れるわけで……
そして私は実際涙を堪える事ができませんでした。
シュヴァルがレイアを捨てる前に、レウスと戦うことを命じるシーンで、レイアは命令に従わず
レウスはそれをじっと見ているんですよね。
そのシーンを思い出して胸がいっぱいになってしまいました。
モンハンでは素材のために何十ものレウスやレイアを無情にも狩り尽くしてきた私ですが、
モンスターにもモンスターなりの生活や心があるとは思っていたし、
ストーリーズサイドでは、そんなモンスターと共存しているタイプの人間もいるという視点からお話を描いているので
動物だって言葉は話せないけど、色々考えたり感じたりしているし、人とわかり合うこともできるというファンタジーは
動物好きとしてはぐっと来るんですよね。
それは確かにファンタジー(幻想)ではあるのかもしれませんが、ロマンでもありますし。
12,墟城の魂たる女王〜蠢く墟城/アトラル・カ
アラカルトさん!!!!
Xでオストガロアと戦った時、下位と上位では形態自体が変化するというのが新鮮でした。
基本的に、下位と上位で変わることがあるとすれば、ステータスと攻撃動作のバリエーションだったので
上位に行くと姿自体が変わって、本当の姿を顕すというのが面白かったです。
アトラル・カの方は、G級にしか出ないので、難易度が変わることで別の姿になって出て来るということはないものの、
1ステージの中で形態変化するモンスターだったのでこれも面白いかったですね。
ジエン・モーランやラオシャンロンのように、「特定のタイミングで背中に乗って爆弾を仕掛けられる」みたいな
ギミックも引き継いでいて、形態変化したときだけ超大型モンスターになるし、そこはハンターにとって
ハイリスクハイリターンなボーナスタイムでもあるという。
それに、この曲、またクワイアがすごいんですよ。
アラビア風って思ってたら、パンフレットでもアラビア音階を使ったと書いてあって、
「やはり!!」となりました。
それに、金属を打ち付けるような、パーカッションがよく聞こえる曲だと思いました。
原曲よりもそこらへんを強めたアレンジになっていた気がします。
アトラル・カは変身後があーいう形だからガシャコンガシャコンっていう、工場で聞こえる定期的な
金属音というのは合うと思います。
13,銀翼の凶星/バルファルク
そして、このコンサートでは初めてクワイアを入れたと最初のMCで発表があったときにすぐ
「ならばあれが聴きたいし生声付きで聴けるかもしれないのか!」
と思ったのがこれでした!!
これはほんとに鳥肌立ちました。
私まだバルファルクの狩りに慣れていないんですけど、すぐにでも狩りにいきたくなりました。
サビにあたる部分では、またちょっと涙が出てきました!><;
もちろんスクリーンでは、バルファルクのムービーが流れていて
「マジでこいつジェット機だな」
と思いました。
倒した時も、ジェット機のエンジンのエグゾーストノートみたいなの鳴ってますよねw
アンコール1
14,モンニャン隊発射!
拍手が鳴り止まず、一度は引っ込んだ指揮者の栗田さんが再度舞台下手から姿を現したものの、
客席を見回して、引っ込んでしまいましたww
客席は、笑いながら益々大きな拍手で栗田さんをもう一度呼び出しました。
そして栗田さんが指揮者台に上がると、何を演奏するのかと楽しみに待ちました。
で、流れたのが「モンニャン隊」だったので、一同大笑いでしたw
めちゃくちゃ和んだww 良い演出!
そして曲の出だしに笑いながら拍手したのが、そのまま手拍子に変わって、皆で拍手しながらモンニャン隊発射!
この曲本当にかわいい。
でもこの曲って、「トラベルナ」のアレンジなんですよね。
私、トラベルナ聴くとそれだけで泣いてしまうんです。
原曲だとトラベルナのサビ部分だけを繰り返しますが、このアレンジでは、
最初のサビのあと曲が進んでトラベルナのAメロBメロも演奏してまたサビへ、という構成になっていました。
そこでまた涙腺がwwww
もうアンコールなので、コンサートも終わってしまうから寂しいというのもありました。
(今もこれ書きながらトラベルナ聴いて、目をうるませてる)
それで指揮者の栗田さんが、Aメロに入る時に客席に向かって合図して手拍子をやめさせ、
またサビに入る時には客席を煽るという「指揮者の鑑」的なアクションを見せてくださり、
「さすが指揮者は指揮がうまいな」
と当たり前のことを思いました。
15,舞い降りる伝説/ミラボレアス
「モンニャン隊発射!」の時点で、バルファルクの時にバックで歌っていたクワイアの皆さんは
退場せずにステージで待機していたので、これ、モンニャン隊終わったら立ち上がるんじゃ……と思っていました。
でも、何をやるんだろう、奈落の妖星とかに声入れたやつかな? と思いました。
それがまさかのミラボレアスの登場で、曲が始まっても皆「これなんだ?」と数秒考えていて、
スクリーンに曲名が出た瞬間、ミラボレアスの文字列に
「ええ……」「マジかよ」「ぅゎ……」
っていうざわざわしたため息みたいなのが広がって……
この曲の歌詞はギリシャ語だという説もありますが、聞き取れないので何を言っているかは全然わかりませんが、
とにかく、ここまでで一番の音圧でした。
シンバルもずっとバンバン言ってるし、ブラスもずっとブンブン言ってるし、
ティンパニも破れそうなくらい鳴ってるし!
それで、この曲に限ったことではないのですが、元がゲームのサントラなので、基本的にプレイ中は、
「クリアするまでエンドレスで流れる」わけです。
例えばエリアチェンジして敵から遠ざかるとフェードアウトするというのはあるにせよ、とにかく一度流れ出したら、
曲がピタっとやむというのはなくて、CDなどでもフェードアウトで収録されているわけですよね。
でもコンサートなので曲を締めないといけない。
そこで、どの曲も、「終わりがある」ようにリアレンジされているわけです。
中でもこのミラボレアスの曲は、締め方の迫力がすごかったですよ。
一度遠ざかるように小さくなってから、またクレッシェンドして、ものすごいダイナミクスを感じました。
ミラボレアスのブレスみたいでした。
アンコール2
16,英雄の証 MHXX version
ミラボレアスが出てきて、皆驚きと感動に拍手が鳴り止まず、再度栗田さんの登場。
だって、ミラボレアス、討伐しないとね!?
ということで、「英雄の証」。
これ流れないと、モンハンって感じがしないし、ミラボレアスを倒せていない気持ちになってしまいますからね!!
ということで、こちらもクワイア入りの豪華なMHXXバージョンで聴けました。
声は1分5秒からですね。
あー鳥肌がすごかった……!
本当に胸が熱くなりました。早く帰ってモンハンしなきゃ!!ってw
(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)
MCでは、プロデューサーの辻本さんと小嶋さん両名出てらして、司会者さんと3人でトークという形だったのですが、
最初のMCで小嶋さんが、コンサートに来るのが初めての人に挙手させて、次に「いつも来てるよという人!」と呼びかけると
初参加の人よりもかなり多数のリピーター達が手を挙げるもんで
「こんなに!?」と会場がどよめくという場面がありました。
もうかなりの回数やっていて、夏の恒例になっているようですが、私も今回初めて行ってみて、
「これは、また来たいって思うわ……」
という感想を懐きました。
辻本さんから来場者に対しては
「気持ちが盛り上がったらもっとストレートに表現してもいいよ」
という提案があったものの、皆、周りの人の迷惑にはなりたくないからそうもいかねぇだろみたいな空気になって
司会者の方も思わず「表現のしかた難しいですよw」と突っ込んだり、
また別の場面でも、
辻「クワイアすごかったですね」
司「辻本さんも舞台袖で一緒に歌ってましたもんね」
辻「それ今言わなくてよくない?w」
司「だってずっと聞こえてましたよ、耳元で。雑音が……」
雑音wwwwww
みたいなのもあって楽しかったです。
5時に始まって8時に終わる感じのコンサートだったので、あーーもっと沢山聴きたかったな! と思いましたが
それだけ内容が濃くて素晴らしかったです。
オーケストラコンサートで泣いたのは初めてです。
やっぱりゲーム音楽っていうジャンル自体も素晴らしいなぁと思いました。
ゲームの世界観や設定、物語が、その音楽に背景をもたらして色付けしてくれるし、
勿論そのゲームの世界観や設定、物語に色付けをしているのも音楽で、相互に作用しあっているんですよね!
ただ音楽が単体であるのではなくて、そこに世界観と設定と物語があり、
無音でただ世界があるのではなくて、そこに音楽があるんです。
だからこんなに感動できてしまうんだなぁと改めて納得しました。
この日は、会場へ向かう前に、うささんと落ち合って2時間ほどカラオケに行きました。
9月のライブの練習のために。
そこでも一緒に歌ったり打ち合わせたりして、「よし、本番頑張ろう!」という気持ちになりましたが、
オーケストラコンサートも、音楽の形態こそ違えど、すごいものを見せてもらったので、
かなりのモチベーションに繋がったし、すごく英気を養えました。
こうやってステージに立つ人たちが、一斉に音を奏でて、そこに物語が見えてきて、
人が感動するというのは素敵なことだと思うし、私はそれで感動することもあれば、
時に人に感動してもらう側でもあれたらと思いました。

ツイッターでは「狩猟音楽祭2017」のハッシュタグがトレンド入りしていました。
皆休憩時間にツイートしてたみたいで、休憩時間と終演直後くらいにトレンドに上がっていましたね。
MCでも第2部の冒頭で「トレンド入りしてるんですよ!」って話になって、
私は「MHOC」というタグをつけていましたが(短いので)、終演後はこっちのタグで感想メモツイートをしました。
世の中には、「演奏中にツイッターで実況することを推奨する演奏会(撮影や録画などは禁止)」もありますが、
狩猟音楽祭はさすがに演奏中は携帯はオフでしまっておくルールになっていましたねw
ところで、今回は聴けると思っていなかったオオナズチや、聴きたいと思っていたディノバルドが聴けて嬉しかったのですが、
次回もし生で聴けるとしたらどんなのがいいかな〜と想像してみて、今回ちょっと期待したけど
演目になかった「凛然なる勇姿(闘技場BGM)」が生で聴いてみたいな〜と思いました。
あれ「英雄の証」のアレンジですけど、フラメンコ調ですごくカッコイイですよね。
あれこそギターフィーチャリングで聴いてみたいです。ヴァイオリンも艶っぽいし……。



帰宅して、25日に届いていたのに開封できていなかったモンハンスペシャルパックを開けました!!
予約するの大変だったよおおおおおおお!
しかも、丸2ヶ月以上待ったよおおおおおおお!!!
これを心待ちに2ヶ月生きてきました!
HDMI接続で、高画質MHXXが遊べるなんて最高だー!
すでにXとXX合わせて1200時間遊んでいますが、まだあと1200時間遊べる気がしますね。
また近々集会所立てるので、皆さん一緒にモンハンしましょう!!
8月26日、東京公演を見に東京国際フォーラムへ行きました。

コンサートレビューを書く前に、「私とモンハン」という余談をしておきます。
すぐさまレポに飛ぶにはここをクリックしてください。
私は、アクションや格闘ジャンルのような素早い操作を要求されるゲームに対して苦手意識があり、
今でも得意ではありませんが、モンハンは人に一緒にやろうと誘われて3Gから始めました。
そして、4・4GをすっとばしてXを買いました。
それに加えて3Gまでの旧作もやったことがないので、モンハンに関する知識が主に3Gのみに偏っていました。
けれど、XとXXで3Gを含む過去作のモンスターと拠点が沢山復活して、お祭り騒ぎというか総集編というか
そういう感じだったので、Xを遊ぶだけでも過去に出てきた名前は聞いたことあるけど見たことない、
戦ったことのないモンスターと沢山出会えて、その戦闘BGMも知ることが出来ました。
尚、Xのゲーム作品としての感想はここに記事があるのでそちらを読んで下さい。
そこで、私はXの4大モンスターってどれもモンスターそのものもBGMも好きだなと思ったし、
過去モンスターにも戦ってて面白いのや難しいのや、曲が好きなのや、色々な発見をしました。
私の遊んだソフトと遊び方が偏っていたせいではあるんですけど、Xで、
「モンハンにはこんなにも、カッコ良い曲いっぱいあったんだなぁ」
ということに気付きました。
3Gのときは、インターネット集会所がなかったので、一人でコツコツ真鎧玉と強走薬グレートを集めている時間が長く、
また水中戦もハンターの動きが緩慢になりモンスターとのスピード差が陸上に輪をかけて厳しく、
自分の慣れなさにイライラすることが多かったので、それなりの時間遊んだ割に楽しみをちゃんと見いだせていなかったのです。
Xでは、モンスターそれぞれの特色や生態を知って戦い方を考えるようになったし、
「このモンスターと戦いに行くときはこの装備を着込む」というように、マイセットを沢山作るのや、
武器のコンプリートなども楽しく感じてきて、沢山の防具を作りました。
3Gの時は、どこへ行くにもG級ラングロ装備一式で、武器をなるべく多く作った程度でしたから。
防具が欲しくても、一人でG級に行く腕がなくて村でほそぼそとやっててなんだか寂しかったですねw
Xで、あれだけ沢山モンスターがいるのに誰と戦っても異なる曲が流れることを新鮮に感じたし、
インターネット集会所で協力することで、一人では歯が立たないようなモンスターも
自分とあと一人でもいれば倒せることが多くなり、自分がだんだんプレイスキルを身に着けていってるような実感が湧きました。
そのくらい3Gを遊んでいた段階での私は狭いモンハンの世界に生きていました。
X・XXではコツコツと、
「次にアイツに勝つために、先にコイツを倒してこのスキルをつけて防御力を上げて…」
という手順を繰り返して、徐々に強くなり装備のボックスを埋めていきました。
「銀レウス倒すために銀レウスの装備が欲しい……ぐぬぬ……」
みたいなこともしょっちゅうありましたがw
そうして、「戦っていて楽しいと思えるモンスター」や、「好きなBGM」を発見できたことで、
私はやっと本当にモンハンの「沼」に肩まで浸かれた気がしました。
いや、それくらいに、3G時点では「プレイ時間長い割にまだ楽しみきれてなかった」ということなんです。
転機は、「オルタロスがお腹いっぱいの時に倒すと”熟成キノコ”が手に入る」ということを知った時ですね。
私は元々蜘蛛や昆虫が好きだし、オルタロスってあまりハンターに干渉してこないので
観察するのが好きなモンスターだったんですけど、
「あ、キノコ食べてお腹いっぱいになった、かわいいなー」
って思ってたら、そこから熟成キノコが出て来るとは……。
お腹いっぱいのところ殺してしまうのは可哀想だけどw
でもこういう「動物の生態」みたいなのが現実世界でも面白くて好きなので、
モンハンの世界でもモンスターの生態を知ると私にとって面白いんだな! って気付いたんです。
だから2016年のコンサートに行っても良かったんですけど、その頃はまだモンハン部には入部していなかったりで
情報をリアルタイムに取得してなかったんですよね。
ただひたすらにXをプレイしまくっていただけで。
ストーリーズ発売やXXが発表された頃になってからようやくモンハン部に入って、Xのサントラも買って、
ツイッター懸賞に当ってカプコンカフェに行ったりと、ゲーム自体を遊ぶということ以外のファン活動が増えましたw
それで、今回のコンサートのチケットを買うに至りました。
コンサートのチケットを買うっていうのは、「将来の楽しみを予約しておく」っていうことで、
ヒトをこの世に引き止めておくのにとても効果的なことなのです。
時々生きているのがイヤになったりすることがあっても、
「あと3ヶ月頑張れば楽しみが待ってる」
っていうのをちょこちょこ繰り返してでも、生きていかねばww
私がX・XX内で聴いたことのあるサントラの中では、オオナズチとかディノバルドの曲が特に好きになりました。
オオナズチのBGMはAmazonで単品買いしましたしw
いずれは狩猟音楽集全部集めなきゃ、と思っています。
そしていずれの戦闘曲も、映画音楽のような壮大で雄大な感じがありつつ、エスニックな空気が織り込まれていたり、
やっぱり映画というよりはゲームっぽさが強くてそこが良かったり、
モンスター自体の生態とかを考えた音作りになっていたりと音楽的に面白いです。
初めて、オーケストラの生演奏で聴きたい! と思うに至ったのがディノバルド・オストガロア(奈落の妖星)でしたかね〜。
こう思うようになったのも、XのサントラCDを買ったのがすごく大きいです。
サントラCDのレビューはこちらにあるんで、詳しくはその記事を読んで下さい。
とにかく、3DSで遊びながら聴いていたものとは別物だったんです。
同じ曲なんですけど、迫力とかが全然違って
「こんなに音圧があって、迫力と臨場感があって、深みや工夫の凝らされた編曲だったんだ」
っていう発見が沢山あって、ゲーム内で結構聞き流していたけど、
サントラで聴いたことで好きになった曲もあったくらいです。
そのため、あれもこれも、生演奏で聴けたらすごいだろうに!! と思っていたところへ、
狩猟音楽祭の告知が流れてきて、渡りに船だったんですよね。
(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)



東京国際フォーラムは何度か行ったことのある会場ですが、改めて広くてキレイですねー。
私は開場前に物販での買い物を済ませたかったので、3時前に一度行きました。
入場待機列はさすがにまだなくて、物販先行販売の列も捌けたところで、全く待つことなくパンフレットを買えました!

でも、パンフレットには演目が書かれているので、まだ見ないでカバンにしまっておきました。
ネタバレになっちゃうし!!
何が演奏されるか、あえて知らないままでいたかったのです。
だから先に開催された大阪公演のときも情報を仕入れませんでした。

↑なんかやたらスベスベのでかくて白い石と入場待機列
開場時間まで1時間もあるのでちょっと移動してお昼ご飯を食べてから戻ると、待機列が形成されていたので並びましたが、
思っていたよりも女性が多いなぁと感じました。
おそらく60代くらいと思われる女性2人組のお客さんなどもいて、登壇されるどなたかの親族の方なのか、
それともこの方々もハンターなのか!? と思ったり。
ここにいる数千人の人たちは、皆コアなモンハントークが出来るのかと思うと、胸が熱くなるなと思いましたw
場内は撮影禁止なので画像はありませんが、ステージには大きなスクリーンがあって、
MHSTやワールドのPVが流れたりしていました。
そして、すでに席についているお客さんの多くが3DSでモンハンをしていました!!wwww
これについては、客席後方から見ると明らかで、スマホをいじっている人ももちろんいるにはいますが、
圧倒的に3DSの画面が多いww
実際私も2DSLL持参していたのでXX立ち上げたんですけど、パスワードのない野良集会所がいっぱいあって、
すげぇ〜〜ってなりました。ハンターサーチする度に違う人がヒットするww
集会所には参加しなかったけど、ギルドカードは沢山受け取りすぎて全部は保存できなかったので、
HR800以上の人を保存してみましたwww 一人だけ999の人がいた。
コンサートに来るほどの人たちの中にはもっとHRカンスト勢がいるのかと思ってましたが、そうでもなかったw
まぁ実際モンハンって「HRが高い=強い」ではないゲームで、上手ければ少ない回数で全モンスター討伐が出来てしまうので、
HRがそんなに高くないけど、プレイスキルはすごいという人はいますからね。
そっちのガチ勢が多いということだったのかな……。
私のカードも少なく見て400人くらいには渡ってそう……。だって私自身400枚受け取ったからw
開場前に物販に行った時も、ロビーの階下で床に座って3DSを開いている人たちが50人くらいいましたね。
そんなこんなで、私がステージに上がるわけではないのに、なんとなく緊張でお腹がモヤモヤして
トイレに行きたいような、行っても特に何もすることがないような、そんなそわそわした感じで開演を待ちました。
東京フィルの楽団員さんがじわじわとステージに出てきて、コンマスの方がチューニングを始め、
あ、いよいよ始まるなと思うと、すでにちょっと涙腺が……。
指揮者の栗田さんが出てきて、客席も静まり返り、皆が姿勢を正したようなピリっとした空気が感じられました。
スクリーンでXXのオープニング映像が流れて、
「そうかーゲーム音楽のコンサートだから、ゲーム映像が流れるんだ、そりゃそうだ、最高」
と思いました。
これから全曲レビューしていくのですが、単品mp3のダウンロード購入をAmazonで出来るので貼っておきます。
買え!!!!!
といいつつ、プライム会員なら無料でストリーミング再生出来るのもあるから、とりあえず聴け!!!!!!
1,狩人を乗せて
オープニングムービーから、龍識船のBGMへ!
うわぁー始まったなー! という感じです。
XXの拠点って龍識船だから、データロードしてゲーム始めたら龍識船BGMが流れるところから始まることも多いし
これを聞くとXX始まったなっていう感じするものね。
あと、この段階で、この演奏会はスピーカーからかなり音が出るタイプなんだな、ということがわかりました。
スクリーンでは、ゲーム映像と舞台上のリアルタイム映像がクロスフェードで流れていきます。
2,憤怒の奔走〜鏖殺の暴君/ディアブロス
続いて、XXの目玉モンスターであるディアブロス二つ名のBGM。
この曲は、私はゲーム内では実はまだ1回しか聴いたことがないんですよ!!ww
というのは、まだ二つ名以外のモンスターの素材集めをやりきってないので、それが終わるまでは
XXの新規二つ名と、Xからの二つ名のG級に手を出したくなくてw
モンハン部公式のオンライン狩り会に一回行ってみた時に、相手が鏖魔ディアブロスだったから、
そこで1回聴いたきり、ということなんです。
でも、XX内ではその1回なんですけど、パズドラコラボのときにパズドラ内では周回したので何回も聞きましたw
そこで、まだ実際に鏖魔会ったことなのに
「あ、鏖魔ディアブロスってこういうBGMなんだwww」
って知ってしまったというww
なので、私はお馬さんとのバトルではなくて、パズドラの画面を瞬時に思い出しながら聴いてしまっていましたw
でもこれ緊迫感とか、戦っている感じとか強くて好きです。
3,恵み深い人々の村
これはジャンボ村のBGMらしいですね!
私は2(ドス)はやってないので初めて聴きました。
Xでも拠点になかったし。
ギタリストさんがフィーチャリングされたアレンジになっていて、オシャレでした。
あれはクラシックギターじゃなくてアコースティックギターだったかな?
4,動く霊峰〜勇者のためのマーチ2017 version
ここでびっくり。なんとラオシャンロンの登場です。
XXに復活したことに対しても、周囲で「マジか!」という驚きと喜びの声があがって、
ラオシャンロンに会ったことがない私は「ほ…ほう……」というピンとこない反応でしたが
実際クエストやってみたら楽しかったですw
なんか超デカイ災害級のモンスターやってくるから大砲撃つみたいなやつだとジエンモーランしかやったことなかったし、
ジエンモーランはしょっちゅう船から落ちて砂の中を泳いでいたし、ソロではいまだにクリアしてないw
ラオシャンロンってただノロノロ歩いてくるだけだし(時々壁に体当たりして砲台壊すけど)
何考えてるかわかんないけどとにかく歩くし迷惑っていうところがシン・ゴジラみたいだな、と思っていました。
そうなればハンターさんたちは巨災対だな!
この曲はなぜかFF6を思い出します。帝国で流れてそう。
しかし、今回の狩猟音楽祭は、初の試みとしてクワイア(合唱団)をバックに背負っているので、
楽器の音圧だけでなく声の音圧もすごかったです。
かなりの人数のクワイアだったし、もうぞわぁ〜〜っと来るような感じで盛り上がりましたね。
5,深い森の幻影/オオナズチ
ここで、今度は三味線と尺八の演奏者としてHIDE×HIDEさんが登場されて、
「え、三味線と尺八ってことは……タマミツネあたり?」
と思っているとなんと、オオナズチ!!!!!!!!!!
わ、私がXサントラの後にわざわざ単品でmp3を購入したほどのお気に入りBGMと知っての狼藉か!!
狼藉か、それは!? 狼藉じゃないだろう! 最高!!
復活モンスターの曲もそれはいくつかはやるかもしれないけれど、XXの新曲を中心に、
私の知らない曲(私が旧作を全然やってないから知らない曲が多くて)多めかなと思ったのに、
よりによってオオナズチが演奏されるなんて予想外だし、最高にSurprising。
オオナズチはカメレオンだから好き。
消えたり、アイテム盗んだり、飛んだりっていうトリッキーなモンスターではあるけど、
色とか形が可愛いし、すごくバカそうな顔がたまらん!!!!
「こいつ何考えてるんだろう、きっと全く何も考えていない!」みたいな顔がたまらん!!!
しっぽの先がくるんって丸まってるのとか、体を前後させながらゆっくり歩くのとか好き。
全然、古龍の大宝玉落としてくれなくて好き……じゃないね!
しっぽも大体切断できる前に死んじゃうし、難しい!! でもやっぱり好き!
で、これを尺八、生演奏で!!!!聴けるの、マジで!!!?!?!
HIDE×HIDEさんがスクリーンでアップになると、
「尺八吹くのってめっちゃ表情筋要るんだなぁ!!!!」
って思いました。
私は、オオナズチは聴けないだろうと思っていたので、すごく嬉しくて
「うわぁ本当に来て良かったなあ!」
と思いました!!
原曲でストリングスが奏でているメインメロに尺八も重なっていくアレンジになっていました。
それ以外に尺八ソロパートもあるわけで、こちらのアレンジでは尺八はずっと吹きっぱなしでしたね!
6,4大メインモンスターメドレー
(電の反逆者/ライゼクス〜不動の山神/ガムート〜妖艶なる舞/タマミツネ〜灼熱の刃〜ディノバルド)
続けて、Xのメインモンスターのメドレーです。
これも嬉しかったです。
コンサートが目前に迫った中、艦これのイベント配信をしていて
「次の土曜日、モンハンのオーケストラコンサートに行く」
という話をしたのですが、そこで
「ディノバルドとかが生で聴きたい」
と宣言していました。
ディノバルドはXのメインだから、聴きたいし聴けそうでもあると思ったのです。
それに前述したように、「生演奏が聴きたい」と思い始めたキッカケは、XのサントラCDでディノバルドを
改めて聴いたときだったので、実際その生演奏を聴けたらひとつの願いが叶うというわけで。
ディノバルドBGMは、ブラス(金管楽器隊)がカッコイイんですよね。
しかもストリングスと掛け合いっぽくなってて面白い!
ライゼクスもカッコイイし好きです。
スクリーンに映し出されたライゼクスの映像に鳥肌が……!
ジンオウガもだけれど、「光るモンスター」の初登場時ムービー、「こいつはやべぇ」感と
「こいつはかっけぇ」感が混ざって、かなり心がざわつきますよね!
ライゼクスは、竜ではあるのだけれど、「電気クロアゲハ蝶」みたいな羽根も好きです。
そしてこのディノバルドとライゼクスの間にガムート、タマミツネがいるんですけど、
これによって曲の趣が二転三転するメドレーになっていてすごく面白いです。
ガムートは「どしーん、どしーん」っていう感じで雪山・吹雪っぽさもあって、いかにもマンモスっぽい。
ちなみに、現状一番好きなモンスターはガムートです。
ノートとぬいぐるみも持っているよ!
タマミツネは「妖艶な舞」というタイトルにぴったりな、雅楽器が混ざったような音作りなので、
このコンサート用にアレンジされた、エレキギターフィーチャリングのライゼクスとも、
雪山のようなガムートとも雰囲気が違うし、何かカラフルで、嫌味のない煌めきみたいなものがあって、
タマミツネを狩りにいきたくなりますね!!ww
ここでもやはり三味線と尺八は生演奏でした!
7,『モンスターハンター:ワールド』メインテーマ「星に駆られて」
MCを挟んで、その日の昼にドイツから戻ったばかりという辻本Pが、ケルンで行われたゲームイベントのお話と
それに絡めてTGSと新作「ワールド」の話などをされていました。
ケルンでも試遊がすごい行列だったらしくて、ヨーロッパでもモンハンに期待している人はいる、という
手応えを掴んできたようでした。
私も最近、ツイッターで
「モンハンスペシャルパックのSwitchがほしいんだ!」
というフランス人フォロワーさんの相談を受けて、スペシャルパックを予約するのを手伝いました。
運良く、イーカプで在庫が復活したので予約できて、その人は今たまたま日本に滞在中であるため
無事ステイ先にてスペシャルパックを受取り、良いお土産が出来たなぁということがありました。
つまり、海外にもモンハン好きがいて、「XXまだー?」って言ってる人を私も何人か見ました。
私がお手伝いした人はかなり日本語の読み書きが出来る人なので、日本語版のまま遊んでますけど、
大抵は英語版とかが出るまで待っていますね。
ワールドも、「モンハン好き」は期待していると思います。
このコンサートでは、客席の会話の中で
「ワールドのためにPS4買う」
という話をしている人を何人も見ましたし、私も多分そうなります。
もしかしたらPS4も「スペシャルパック」が出るかもしれないから、今すぐには買いませんけどもw
国内でももちろんワールドへの期待値は結構高いですよね。
クエストの途中から参加出来るっていうのはモンハンにとってはイノベーションだし。
で、その「ワールド」のメインテーマを発売に先駆けて演奏してくれて、
「英雄の証」とは違うけれど、でも「英雄の証」のような、ちゃんと「モンハンっぽい」テーマ曲で
益々ワールドが楽しみになってしまいました。
スクリーンでもPVなどが流れていて、あのグラフィックで「モンハンの世界」に入れるかと思うと、
早く全エリアの風景を眺めたくなりますね。
しかも「エリアチェンジ」がないというのもモンハンにとってイノベーションなのでw
「連続した地面」を歩き回れるのは、またちょっと違うと思います。
エリアチェンジがあるから、救われる場面も多いゲームですけどね。
辻本Pは、「TGSで試遊範囲が広がる」ってことを発表した後に、「これ言って良かったのかな……」
って青褪めていましたw 言って良かったのかなww
8,太陽の集落/バルバレ
こちらは4から拠点のBGM。
そういえば、Xは4の拠点は出てきませんでしたね。モブはもちろん出てるんですけど。
私にはスクリーンで流れるムービーが新鮮でした!
ムービー内では、人々の生活感とか、加工屋さんが素材を加工しているシーンとかが、
ゲーム内の設定に現実味を与えてくれて好きです。
「あの皮、あんな風に縫い合わせてるんだー」とか、「あの牙こうやって剣になるんだー」とか。
戦闘音楽は激しいので、拠点の音楽は
「クエストから帰ったら落ち着ける」感じだといいですよね。
バルバレはかなり「まった〜〜り」感がありますね。
私はベルナのBGMがものすごく安心感あって特に好きです。
9,陽昇る水景
渓流のBGM!
3Gでも出てきたマップって、Xを始めた時にはちょっとした心の拠り所でした。
やはり、知らないエリアってまずエリア構成覚えるところからになるので、
「ここ、前に何度も来たことあるから土地勘ある!」
っていうのは狩りをする中で安心感に繋がるし、実際アドバンテージだと思います。
ここも尺八がすごいですよね。
あそこタケノコとか採れるからな。尺八も鳴るわな。
10,海と陸の共震/ラギアクルス
そしてラギアなんですけど、Xでは水中がないのでこの人と水中でバトることはなくなりましたね。
近くの席の人も「すっかり陸の王になった」って話していましたしw
水中だと、自分が存分に動けない割にモンスターはスイスイ泳いでくるし、
ラギアの場合は電気ウナギかよ!? っていう攻撃してくるので水中ではかなり苦戦した思い出……。
それでも、陸に上がれば少しは楽だったのでなんとか水揚げしようと頑張ったんですよね、3Gのとき。
でもXでは、陸しかなくなった上、攻撃のバリエーションが増えて、範囲攻撃の範囲もかなり広くて、
陸上では有利に戦えていた3Gが恋しい、みたいな状態になりましたww
Xで「知ってるモンスターなのに苦戦したランキング」では、1位がジンオウガ、2位がラギアでした。
なのでラギアの曲を聴くと、「うわーーピンチだー」という気持ちになって焦りますw
11,『モンスターハンターストーリーズ』テーマ曲「風の絆」
さて、MCで「TVアニメ版のストーリーズも先週神回だったし、明日放映日ですね」なんていう話があって
私は「あ、まさかストーリーズの曲やるのか!」と思って聞いてたんですけど、
やりました……!
メインテーマ、「風の絆」。
アニメでも冒頭に必ず流れるし、「オトモンドロップ」のトップ画面でも流れますよね。
私はストーリーズは、ゲームの方はまだ手を出せていなくて、絶対後で遊ぶ予定ではいるんですけど、
とりあえずアニメだけは追ってるという状況です。
その状況でも、「風の絆流れたらどうしよう……泣いてしまうかもしれん……」と思いました。
ましてや、生演奏でスクリーンに映像が流れるわけで……
そして私は実際涙を堪える事ができませんでした。
シュヴァルがレイアを捨てる前に、レウスと戦うことを命じるシーンで、レイアは命令に従わず
レウスはそれをじっと見ているんですよね。
そのシーンを思い出して胸がいっぱいになってしまいました。
モンハンでは素材のために何十ものレウスやレイアを無情にも狩り尽くしてきた私ですが、
モンスターにもモンスターなりの生活や心があるとは思っていたし、
ストーリーズサイドでは、そんなモンスターと共存しているタイプの人間もいるという視点からお話を描いているので
動物だって言葉は話せないけど、色々考えたり感じたりしているし、人とわかり合うこともできるというファンタジーは
動物好きとしてはぐっと来るんですよね。
それは確かにファンタジー(幻想)ではあるのかもしれませんが、ロマンでもありますし。
12,墟城の魂たる女王〜蠢く墟城/アトラル・カ
アラカルトさん!!!!
Xでオストガロアと戦った時、下位と上位では形態自体が変化するというのが新鮮でした。
基本的に、下位と上位で変わることがあるとすれば、ステータスと攻撃動作のバリエーションだったので
上位に行くと姿自体が変わって、本当の姿を顕すというのが面白かったです。
アトラル・カの方は、G級にしか出ないので、難易度が変わることで別の姿になって出て来るということはないものの、
1ステージの中で形態変化するモンスターだったのでこれも面白いかったですね。
ジエン・モーランやラオシャンロンのように、「特定のタイミングで背中に乗って爆弾を仕掛けられる」みたいな
ギミックも引き継いでいて、形態変化したときだけ超大型モンスターになるし、そこはハンターにとって
ハイリスクハイリターンなボーナスタイムでもあるという。
それに、この曲、またクワイアがすごいんですよ。
アラビア風って思ってたら、パンフレットでもアラビア音階を使ったと書いてあって、
「やはり!!」となりました。
それに、金属を打ち付けるような、パーカッションがよく聞こえる曲だと思いました。
原曲よりもそこらへんを強めたアレンジになっていた気がします。
アトラル・カは変身後があーいう形だからガシャコンガシャコンっていう、工場で聞こえる定期的な
金属音というのは合うと思います。
13,銀翼の凶星/バルファルク
そして、このコンサートでは初めてクワイアを入れたと最初のMCで発表があったときにすぐ
「ならばあれが聴きたいし生声付きで聴けるかもしれないのか!」
と思ったのがこれでした!!
これはほんとに鳥肌立ちました。
私まだバルファルクの狩りに慣れていないんですけど、すぐにでも狩りにいきたくなりました。
サビにあたる部分では、またちょっと涙が出てきました!><;
もちろんスクリーンでは、バルファルクのムービーが流れていて
「マジでこいつジェット機だな」
と思いました。
倒した時も、ジェット機のエンジンのエグゾーストノートみたいなの鳴ってますよねw
アンコール1
14,モンニャン隊発射!
拍手が鳴り止まず、一度は引っ込んだ指揮者の栗田さんが再度舞台下手から姿を現したものの、
客席を見回して、引っ込んでしまいましたww
客席は、笑いながら益々大きな拍手で栗田さんをもう一度呼び出しました。
そして栗田さんが指揮者台に上がると、何を演奏するのかと楽しみに待ちました。
で、流れたのが「モンニャン隊」だったので、一同大笑いでしたw
めちゃくちゃ和んだww 良い演出!
そして曲の出だしに笑いながら拍手したのが、そのまま手拍子に変わって、皆で拍手しながらモンニャン隊発射!
この曲本当にかわいい。
でもこの曲って、「トラベルナ」のアレンジなんですよね。
私、トラベルナ聴くとそれだけで泣いてしまうんです。
原曲だとトラベルナのサビ部分だけを繰り返しますが、このアレンジでは、
最初のサビのあと曲が進んでトラベルナのAメロBメロも演奏してまたサビへ、という構成になっていました。
そこでまた涙腺がwwww
もうアンコールなので、コンサートも終わってしまうから寂しいというのもありました。
(今もこれ書きながらトラベルナ聴いて、目をうるませてる)
それで指揮者の栗田さんが、Aメロに入る時に客席に向かって合図して手拍子をやめさせ、
またサビに入る時には客席を煽るという「指揮者の鑑」的なアクションを見せてくださり、
「さすが指揮者は指揮がうまいな」
と当たり前のことを思いました。
15,舞い降りる伝説/ミラボレアス
「モンニャン隊発射!」の時点で、バルファルクの時にバックで歌っていたクワイアの皆さんは
退場せずにステージで待機していたので、これ、モンニャン隊終わったら立ち上がるんじゃ……と思っていました。
でも、何をやるんだろう、奈落の妖星とかに声入れたやつかな? と思いました。
それがまさかのミラボレアスの登場で、曲が始まっても皆「これなんだ?」と数秒考えていて、
スクリーンに曲名が出た瞬間、ミラボレアスの文字列に
「ええ……」「マジかよ」「ぅゎ……」
っていうざわざわしたため息みたいなのが広がって……
この曲の歌詞はギリシャ語だという説もありますが、聞き取れないので何を言っているかは全然わかりませんが、
とにかく、ここまでで一番の音圧でした。
シンバルもずっとバンバン言ってるし、ブラスもずっとブンブン言ってるし、
ティンパニも破れそうなくらい鳴ってるし!
それで、この曲に限ったことではないのですが、元がゲームのサントラなので、基本的にプレイ中は、
「クリアするまでエンドレスで流れる」わけです。
例えばエリアチェンジして敵から遠ざかるとフェードアウトするというのはあるにせよ、とにかく一度流れ出したら、
曲がピタっとやむというのはなくて、CDなどでもフェードアウトで収録されているわけですよね。
でもコンサートなので曲を締めないといけない。
そこで、どの曲も、「終わりがある」ようにリアレンジされているわけです。
中でもこのミラボレアスの曲は、締め方の迫力がすごかったですよ。
一度遠ざかるように小さくなってから、またクレッシェンドして、ものすごいダイナミクスを感じました。
ミラボレアスのブレスみたいでした。
アンコール2
16,英雄の証 MHXX version
ミラボレアスが出てきて、皆驚きと感動に拍手が鳴り止まず、再度栗田さんの登場。
だって、ミラボレアス、討伐しないとね!?
ということで、「英雄の証」。
これ流れないと、モンハンって感じがしないし、ミラボレアスを倒せていない気持ちになってしまいますからね!!
ということで、こちらもクワイア入りの豪華なMHXXバージョンで聴けました。
声は1分5秒からですね。
あー鳥肌がすごかった……!
本当に胸が熱くなりました。早く帰ってモンハンしなきゃ!!ってw
(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)
MCでは、プロデューサーの辻本さんと小嶋さん両名出てらして、司会者さんと3人でトークという形だったのですが、
最初のMCで小嶋さんが、コンサートに来るのが初めての人に挙手させて、次に「いつも来てるよという人!」と呼びかけると
初参加の人よりもかなり多数のリピーター達が手を挙げるもんで
「こんなに!?」と会場がどよめくという場面がありました。
もうかなりの回数やっていて、夏の恒例になっているようですが、私も今回初めて行ってみて、
「これは、また来たいって思うわ……」
という感想を懐きました。
辻本さんから来場者に対しては
「気持ちが盛り上がったらもっとストレートに表現してもいいよ」
という提案があったものの、皆、周りの人の迷惑にはなりたくないからそうもいかねぇだろみたいな空気になって
司会者の方も思わず「表現のしかた難しいですよw」と突っ込んだり、
また別の場面でも、
辻「クワイアすごかったですね」
司「辻本さんも舞台袖で一緒に歌ってましたもんね」
辻「それ今言わなくてよくない?w」
司「だってずっと聞こえてましたよ、耳元で。雑音が……」
雑音wwwwww
みたいなのもあって楽しかったです。
5時に始まって8時に終わる感じのコンサートだったので、あーーもっと沢山聴きたかったな! と思いましたが
それだけ内容が濃くて素晴らしかったです。
オーケストラコンサートで泣いたのは初めてです。
やっぱりゲーム音楽っていうジャンル自体も素晴らしいなぁと思いました。
ゲームの世界観や設定、物語が、その音楽に背景をもたらして色付けしてくれるし、
勿論そのゲームの世界観や設定、物語に色付けをしているのも音楽で、相互に作用しあっているんですよね!
ただ音楽が単体であるのではなくて、そこに世界観と設定と物語があり、
無音でただ世界があるのではなくて、そこに音楽があるんです。
だからこんなに感動できてしまうんだなぁと改めて納得しました。
この日は、会場へ向かう前に、うささんと落ち合って2時間ほどカラオケに行きました。
9月のライブの練習のために。
そこでも一緒に歌ったり打ち合わせたりして、「よし、本番頑張ろう!」という気持ちになりましたが、
オーケストラコンサートも、音楽の形態こそ違えど、すごいものを見せてもらったので、
かなりのモチベーションに繋がったし、すごく英気を養えました。
こうやってステージに立つ人たちが、一斉に音を奏でて、そこに物語が見えてきて、
人が感動するというのは素敵なことだと思うし、私はそれで感動することもあれば、
時に人に感動してもらう側でもあれたらと思いました。

ツイッターでは「狩猟音楽祭2017」のハッシュタグがトレンド入りしていました。
皆休憩時間にツイートしてたみたいで、休憩時間と終演直後くらいにトレンドに上がっていましたね。
MCでも第2部の冒頭で「トレンド入りしてるんですよ!」って話になって、
私は「MHOC」というタグをつけていましたが(短いので)、終演後はこっちのタグで感想メモツイートをしました。
世の中には、「演奏中にツイッターで実況することを推奨する演奏会(撮影や録画などは禁止)」もありますが、
狩猟音楽祭はさすがに演奏中は携帯はオフでしまっておくルールになっていましたねw
ところで、今回は聴けると思っていなかったオオナズチや、聴きたいと思っていたディノバルドが聴けて嬉しかったのですが、
次回もし生で聴けるとしたらどんなのがいいかな〜と想像してみて、今回ちょっと期待したけど
演目になかった「凛然なる勇姿(闘技場BGM)」が生で聴いてみたいな〜と思いました。
あれ「英雄の証」のアレンジですけど、フラメンコ調ですごくカッコイイですよね。
あれこそギターフィーチャリングで聴いてみたいです。ヴァイオリンも艶っぽいし……。



帰宅して、25日に届いていたのに開封できていなかったモンハンスペシャルパックを開けました!!
予約するの大変だったよおおおおおおお!
しかも、丸2ヶ月以上待ったよおおおおおおお!!!
これを心待ちに2ヶ月生きてきました!
HDMI接続で、高画質MHXXが遊べるなんて最高だー!
すでにXとXX合わせて1200時間遊んでいますが、まだあと1200時間遊べる気がしますね。
また近々集会所立てるので、皆さん一緒にモンハンしましょう!!
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