今日はまた別のステイ先に移動します。


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のるぱぱ家の朝。


11時くらいに下に降りていって、トーストとお茶。
のるぱぱにお茶がないか訊いてみたら、ないって言ってたけど、おばあちゃんが
「あるよあるよ」と言って、
誰も飲まないからとっといた、未開封のリプトングリーンティのティーバッグを開けてくれた。
軽いデザートにみかんももらった。
みかん久々に食べた気がする。

そういえば、昨日書き忘れたんだけど、道路脇とか電車乗ってる時に見えるスプレーアートみたいなのは、
10〜20年前のストリートアーティストの人が「縄張り」主張のために「マーキング」したものではないか
というのがシンデハイの話だった。
今現在あーいうの描く人はいないのかな?
消してないから昔のが残ったままになってるって話だったけど、
消したらその上から、現在のストリートアーティストが「上書き」したりということはないんだろうか。
そうさせないためにあえて消してないんだろうか。いたちごっこだからw
「隙間」がなくなったことで、ストリートアーティストは絶滅したのか…?

あと、ノルーダの部屋にスターウォーズの「グリーヴァス将軍」のポスターが貼ってあるので、
「ローグ・ワン見た?」てな話をしたんだけど、
「4DX? なんだ、4DXとは??」
って反応だった。
あれ? この前ディズニーランドでSashaと魔法使い氏と話した時は、4DXにウンウン頷いてたと思うが、
どういうことだ、と調べたところフランスにはまだ4DXは導入されてないようだな。
ポルトガル、イギリス、スイスあたりが一番近いのか……
ノルーダは、「パリに住んでるのに見たことないんだから、フランスにないんじゃない!?」
って言ってたけど、確かにないみたいだな。
4DXでは何が起こるのか、概要が書いてあるサイトを見せたら、何これ面白そう!!って感じでのるぱぱに報告してた。
「大体2時間スターツアーズ乗ってるみたいなもんだよ」
と言ったら、興奮してた。
パリにないのは意外だった。

4DXで見た「ローグ・ワン」の感想はこちら。


朝ご飯の後、ランチの準備が整うまで、Noru-Daがスイッチでゼルダやるのを見せてもらった。
今作、私のTLにも色々情報が入ってくるほど話題みたいだから、現物を見てみたかったのだ。
まぁ私のTLにゼルダの情報流してくる張本人の1人がノルーダだけど!ww
ちなみに、私自身はゼルダはシリーズ通して、一作もやったことがない。
しかも、今作は今までのゼルダとかなり違って、「自由度の高いオープンワールド型」ゲームなので、
このゼルダを見ても今までのゼルダシリーズを想像、理解することはしづらいわけではあるけどもww

ノルーダ曰く、現時点までで多分50時間くらい遊んでいるのに、クリアまでの進捗率は40%くらいではないか、とのこと。
もちろん、「最短」クリアのために色々な隠しダンジョンとかオマケ要素を無視すれば、
そこそこの時間で終わるのだろうけど、初見だから最短ルートがわからない上、
「フラグが立たないと次の街へ行けない」みたいなことがないので、逆になんでも好きな順番でできてしまい、
あちこち探検しているうちに勝手に時間が経ってる感じみたい。
最短でクリアしなきゃいけないこともないし、気ままでいいと思うけど、広くて自由で途方に暮れそうww
やるべきことをリストアップしたりしてチェックつけていかないと、後で行こうと思っていた場所とかも忘れそうだし。
何か見つけて、「後でよく調べよう」と思ったら、地図上に自分でマークをつけておける機能もあるのだけど、
マップが印だらけになるし、優先度とか順番を忘れそうだわ。

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14時、ランチでのるぱぱオリジナルレシピのラビオリを食べた。
こんがり焼けてて美味しかった!!チーズとサーモン入り!!
そういえばラビオリってものもあったなぁ。
あと、昨日の夜のアップルパイの残りもデザートにもらった。
私たちがランチを食べている間、おばあちゃんはずっと何かを縫っていた。
前に来た時も、窓辺で何かをチクチクしてた。
ノルーダにおばあちゃんは何を縫っているのかと訊いたら、ほつれた衣類とかタオルの修繕だったり
刺繍だったりなんでもらしい。
ソーイングが趣味なんだって。

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こういうタオルの刺繍もおばあちゃんが趣味でやったものらしい。
タオルにレースがついてるものも多いけど、もしかしたらレースがついてるタオルを買ったんじゃなくて、
タオルとレースを別途買って、縫ってアレンジしてるのもあるのかな。
タオルの端ってほつれるから、修繕しながらレースつけるとか!
私もこの「クロスステッチ」という手法の刺繍はやるんだけど、少ないマスでも結構時間かかる。
これ、ドット絵の表現に最適なんだけどね!


ご飯のあと、荷物をまとめてから紙に「米寿」の説明を書いて、ノルーダに説明した。
日本では8が「末広がり」なラッキーナンバーとされているから、8のゾロ目である88歳は、
ある意味一番おめでたい歳とも言えると思う。
米という漢字は、八・十・八のパーツで成り立っているから「米寿」。
かつての日本人は、米たった一粒にも沢山の神様が宿るとも考えていた為、やはり米寿はかなりめでたいと思う。
まずノルーダに解説して、それをノルーダが翻訳しておばあちゃんに説明してくれた。


15:30、おばあちゃんと挨拶して、のるぱぱの車でドライブに向かった。
今日はおばあちゃんと挨拶するとき泣かなかった!!
また来るよ、ばあちゃん!!


まず、日曜でもやってるショッピングモールの本屋さんに向かった。
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前回はまだアニメが始まっていなかったので、フランス語版の単行本が出ていなかったワンパンマンも、
今では大人気で最新刊が6巻だし、平積みされている。
1〜3巻のセットもあった。写真中央あたりの表紙に巻数が書いてないやつ。
大抵の漫画は、アニメ化されてそのアニメが入って来てから原作のフランス語翻訳版が発売になるため、
ワンパンマンもその例に漏れず、アニメが海を渡った後にフランス語版単行本が出始めた。
だから、日本でもアニメ放映がまだだった2015年7月の段階だと、フランスでは「英語が読める人だけが、
ウェブの英語版ジャンプで、翻訳されたとなジャン版ワンパンマンを読んでいた」のであった。
それで前回、村田先生へのお土産としてワンパンマン単行本は買えなかったけど、
今回は最新の6巻を買って帰ることにした。
この巻には、私が初めて村田先生の作画配信を見たときにちょうど描かれていたあたりが載っているしね!
メルザルガルドが出まくるあたり。

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あと、カッコや良すぎるノート買った。
何に使えばえぇんや……カッコ良すぎやろ………

次に、今夜ノルママが焼く予定の肉を買いにノルーダが肉屋に立ち寄って、それを一回家に預けてから、
パリ市内にある大きな公園に向かった。
名前をよく調べてみた。
ビュット=ショーモン公園」というらしい。
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19区の区役所の真ん前にある。公園から、ノルーダが、
「あれが19区の役所」
って言ってた。
上の画像に映ってるのが区役所、のはず…。
あとこの峻厳な岩すごい。

そんな役所やショップなどが沢山立ち並ぶ中に、この広い公園があって、何がすごいって、公園内の「高低差」がすごい。
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パリ市内には山はないし、そこまで起伏の激しい土地柄でもないが、
この公園内には小高い丘みたいな高さからパリを一望できる展望台があって、
都会にある公園と言われて想像する「フラットさ」とは全く違ったベクトルのものだった。
「丘公園」と呼ぶに相応しい。
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また公園内に池と人工滝みたいなのと、橋がある。子供向けにポニーのレンタルをやっていて、時々馬とすれ違う
日曜日かつ天気が良いので、元々休日にここを憩いの場としているパリ市民と、
観光客が半々くらいで利用してるみたいで、かなり混雑していた。
例えば市民の一部は楽器を持ち寄って演奏したり、犬の散歩をしたり、三節棍教室を開いたりしていた。
かたや、記念撮影をしていたのは旅行客の方だろう。
人工滝は、冬は水が止めてあるので見られなかったけど、もう少しすると水門が開くみたい。
凍結防止とかかな。

その後、ノルママ家に着いてのるぱぱとは挨拶して別れた。
アヴィアントー!
前回も滞在期間中の最後の1泊だけノルママ家にお世話になった。そっちの方が空港へのアクセスも良いからね。
今回は、マンションの改装工事の真っ只中らしくて、ベランダに置いてあったテーブルや椅子を、
一時的にリビングに退避させてあり、そのために、前回お借りした
「ぱっと見はクローゼットなのに開けるとベッドになるやつ」が開けられない状態なので、
長期滞在には向かないのでは、ということで滞在先候補から外れたらしい。

公園を歩いている間に喉が乾いてしまったので、何か飲み物を頂くことにした。
ノルママも、「普段紅茶を飲まないので棚の奥にしまっていた、ロンドン土産のイングリッシュダージリン」を出してくれた。
ティーポットが、擦ると魔人が出てきそうなくらい、アラビアンな真鍮っぽいやつだった!!
なお、普段はコーヒー派らしい。
でも今日はノルママも一緒に紅茶を飲んだ。
私はいつもストレートだけど、ノルママははちみつ入れてた。
はちみつ、喉に良いよね。
今日は、ちょっと外で花粉アタック食らって喉が痛くなってたから、
はちみつ入れても良かったかも。

お茶を用意してもらってる間、キッチンで音と熱を発してるゾーンがあったのだけど、
それはオーブンだった。
「今、ディナーで食べるグラタンを焼いてるところなの」
ノルママ家の台所には沢山レシピ本があって、前回は一冊お菓子のレシピ本をプレゼントしてくれたのだった。
「私はまたこっちで同じものを買い直せるから」と。
調理器具も沢山並んでて、私までここで料理したくなってしまうw
ノルーダの妹さんにも一年半ぶりにお会いした。
彼女も今、テスト期間中みたいで、ノルママに教わりながら勉強してるみたい。
晩御飯を食べながら、
「もう教科書見たくない」
と言ってたけど、早く食べ終わってまた勉強に戻ってた。熱心だ……。
ノルーダもめっちゃ勤勉なんだよなー。
晩御飯の後、数学教えてる生徒から問題に関する質問メールが画像付きで飛んで来て、解説を返信してたしww
画像チラッと見せてくれたけど、なんだかわからんかった。
数学IIIの範囲か?
私は文系だから2Bまでしか授業なかったし、それもよくわからんかったぜ!

晩御飯の支度が完全に終わるまでもう少し時間があるので、私は3DSを出した。
前回、ノルーダとMiiを交換できなかったことを後悔したので、このためだけに持ってきたようなものだ。
実は、モンハンで暇つぶしするためではないのだww
とりあえず、「近くにいる人と友達登録する」で、フレンドに追加した!やったー!

ノルーダにモンハンどれやったか聞くと、2と3と言ってたので、2ndと、P3かな?
私の帰国翌日にXXが出るところなので、今楽しみにしてるんだーってことで、
XXの体験版をノルーダに遊んでもらってみた。
操作を思い出すところからだったけど。
とりあえず、双剣でイャンクック討伐!
フランスにモンハンが輸出されるのは、大抵日本で出てから一年弱経ってからだから、
クロスも去年の夏頃にようやく出たみたい。
XXも、今年の年末(クリスマス頃?)までに出るかどうかというところかな?

私はXをすでに970時間やっていて、大半がエリアルスタイルでのプレイだったので、
ノルーダにエリアルでのイャンクック討伐も見せてみた。
「ジャンプ斬り」からの「乗り」は、2ndやP3にはなかったモーションなので。

それから、本体に挿してあった「きみのためなら死ねる」もやってみてもらった。
これは、最初から言語設定で英語を選べる作りになってるし、おかげで説明の手間は省けるw
ちなみに英語版だとタイトル画面は「Feel the Magic」となるし、ヨーロッパ向けは更に別タイトルで、
「Project Rub」だそうな。

ノルーダは、
「このゲームは確か、DSにおける、かなり初期のソフトのひとつだよね。
 当時、雑誌で見た記憶はあるよ、やったことなかったけど」
と言ってやり始めた。とりあえず難易度はノーマルで。
「DSでできること」を全て盛り込んだようなミニゲーム集なので、結構楽しんでくれたし、理解が速かった。
私は、
「Rabbit とRub itとLove itの洒落なんだよー」
って事と、邦題を直訳したら
「I can die for you」
ってことを話した。
2作目なんか
「Where are babies from?」
って感じだからなw
なんでそんなタイトルやねんってなるよなww
そんなこんなで遊んでいると、グラタンと牛のステーキが出てきた!!
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グラタンと聞くと、やはりどうしても、ホワイトソースの中にマカロニやハム・ベーコン類と、何種類かの野菜が入って
オーブン焼きになったものを想像するが、今日食べたのは、まずジャガイモが、「ポテチ2〜3枚くらいの厚さ」の薄切りで、
ホワイトソースは使っておらず、チーズをかけて焼いたものだったので、
日本で見かけるメニューだと「ジャガイモとチーズのオーブン焼き」の方に近い感じ。
ただし、ステーキとのセットプレートなので、グラタンの方に肉要素は含まれていない。
んで、味付けに塩胡椒少々だけでなく、謎の木の実を擦ったものもスパイスとして入ってた。
木の実現物を見せてくれたけど名前はわからない。
このグラタン、どこか懐かしい、何かに似てる味だったんだけど、多分ポテチ系お菓子の何か。
表面のお焦げのところが特に香ばしくて美味しかった。
家に帰ってから、似たような物を作ってみたいなー。

これは、オリジナルレシピなのか、フランス伝統なのか聞いたところ、伝統的なグラタンだそうだ。
昔はチーズなどの乳製品が高価だったがために、貴族しか食べられなかったが、
今となっては誰にでも作れて食べられる家庭料理。
じゃあ、私たち貴族だね!!と言いながら食べた。
また私が一番最後まで食べてた。
みんな食べるの速いなー。私めっちゃ噛んでるからいつも遅い。
大抵一番最後に食べ終わる。


晩御飯食べながら、ノルママとノルーダが、
「ねぇ、前回来た時、私たち何食べたんだっけ? 覚えてる?」
と訊くので、
「パイ生地にサーモンとヤギのチーズ包んで焼いたのとか」
って言ったら、
「あーーそうだー!」
ってなってた。
携帯の機種変更しちゃったし、前回の渡仏の時の写真はさすがにこっちに移してないから、
画像現物は見せられなかったけど、思い出したみたいで良かった。
まんま春巻きの生地みたいな薄皮になんか包んで揚げたりもしたなぁ。
あと、食後はクレープとメロンとビエネッタが出たし。
ほら、なんか私、めっちゃ覚えてるよww

牛のステーキの方も、もうなんか良くわかんないけど旨かった。
何をどうやった味なんだろう。シンプル且つうめぇ……。
やべぇ、ノルママ家の明日の晩御飯が気になる。
明日は一体どんな美味いものが……!?

腹一杯になってしまったので、少しだけ時間を置いてからデザートを頂くことにした。
その間は、ゼルダの続きをノルーダにやってもらった。
ゲームスタート時、リンクが記憶喪失なんだけど、特定の場所に行ってリンクに写真を撮らせると、
失った記憶がフラッシュバックするっていうのがあって、
多分メインストーリーの根幹に関わってくる部分なんだろうけど、その「撮影ポイント」も一箇所見つけた。

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デザートは、ガトーショコラだったんだけど、バニラアイスを添えて食べる前提みたいで、
ガトーショコラの甘さは控えめにしてあって、アイスと一緒に食べると丁度良かった!
あーーあれももっと食べたかったなぁー……。

ノルママに前、レシピ本をもらった時、本棚に沢山お菓子のレシピがあるよって見せてもらったんだけど、
お菓子作り好きらしくてめっちゃ親近感湧く。
お菓子作り自体も楽しいけど、レシピ本を見て「これ作ってみたいなー」って思ってる時も楽しいからねー。
だからレシピ本を集めてしまう気持ちがわかるのだ!
そういえば、もらったレシピ本の中から、まだ1つもお菓子作ったことないけど、帰ったら作りたいなー。
最近は、携帯のカメラを通して見ただけで、翻訳した文字がそこに重なって来るシステムなんかもあるんでしょ?
それ使えば、いちいち本に書いてある文字をGoogle翻訳とかの窓にタイプし直さなくて済むもんね。
レシピ本を読むのに最適じゃない?
ノルーダのおばあちゃんの場合は、いつも食卓にりんごとかオレンジ、葡萄、チェリーなどを置いてて、
古くなってきたのを悪くなる前にケーキにしちゃうって感じで、フルーツ主体のケーキやパイを焼くことが多くて、
ノルママはパウンド系が多いのかなー。
どんな物でも作れるし作りたいって言ってたけど。
もし今度、ノルママ家に2泊以上することがあったら、ノルママと一緒にお菓子作りたい。
ノルーダに、そのことを伝言した。

そういえば、フランスのボディーソープは、みんなお菓子みたいな香りというか、
元々香水結構使う人が多いから、ボディーソープも香りが強めで香水の代わりになりそうなのが多いってことだろうけど、
買って帰りたくなっちゃったなぁ。
液状の荷物はとにかく重くなるから避けたいところだけども。
LUSHそのものもあるけど、普通にスーパー的なところで売ってるメーカー品のボディーソープも
軒並み甘くていい香りがするんだよー。
日本ではLUSHに行くしかないかも、って感じ。

23時くらいまでゼルダやって、なんかちょっと難しい謎解きを2つ終わらせてキリもいい感じだったので、
そこで寝ることにした。
私とノルーダは、9時半に家を出るでもいいけど、ノルママは7時過ぎには仕事で出てしまうので、寝る前に挨拶しておいた。

シャワーを借りてすぐベッドに入ったけど、(今日はリビングのソファベッドをお借りした。
そこそこに硬さがあって腰が沈まないから寝やすかった。腰が沈むと起きた時腰痛いよね)
今日吸った花粉のせいと思われる鼻炎と喘息がキツくて寝付けなかった。
病院で出されたアレルギー薬は毎日飲んだり吸ったりしてるけど、
今の症状をとにかく抑えるため、最後の手段として市販の鼻炎薬を飲んだ!