今、私の中で最高に熱い日本のバンド、GALNERYUSのアルバムをまた買ったぜ!!
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なぜ今CDを買ったかというと、ライブに行くことにしたからだぜ!!!
11月にいわゆる東名阪ツアーをやるらしくて、「チケット取れちゃったら行ってみようかな」と思って取ってみたら
すんなり取れちゃったのだぜ!!!!

ちなみに、高校時代は月に1回くらいライブに行ってたくらいライブ好きだけど、大学入ってからはやはり経済的にそうそう行けなくなって、
なんと一番最近行った「好きなバンドのライブ」が、Sound Horizonの「Roman」発売時のライブという……。
「Roman」は、2006年発売だぜ……。
だから、ライブに行くのは9年ぶりってことになるよ!!!ww
9年に1回くらいライブ行ってもバチは当たらんだろう……。

この9年間って、自分にとって「ライブにいきてええええええ」ってなるようなアーティストがいなかったというだけでなく、
(仮に見つけても、ロシアのアーティストだったりフィンランドのバンドだったりしたじゃん?ww 行けないじゃんw)
自分がステージに立つ側でもあるから、
「誰かのライブを見に行ってる暇があったら自分のパフォーマンス向上させないと…」
って思ってたし…。思っているし。
ちょうどバンドに加入したのが2006年だったから、毎月都内でスタジオ練あって、そこから3年間、年に1回はライブやったし、
そのバンドを脱退したあとも、ニコニコ関係のライブに単発で出たり、自分の主催ライブをやったりで年に1回以上の頻度になった。
だからちょうど、自分がライブステージに立つようになると同時にピタっとライブ行かなくなったということになるわけだよ。
勿論、見に行くことがすごく勉強になるというのも事実だけどそれはそれとしてね。
演る方に必死だったからねー。
いやこれからだって勿論演りたいけど!!
ライブDVD・ビデオ見るのも昔から大好きで、色々持ってるし、映像を見てもそれは勉強にもなるけど、
やっぱり映像と現場はちゃうねん!!
100回ライブビデオ見るくらいなら、1回ライブ行ったほうが良いんだって!! 2階の最後列とかでもいいよ!!


それで、私はやっぱり、ライブ行く前には、曲を極力予習したい人なわけですよ。
CD発売記念ライブなら、ちゃんとそのCDを聴きこんでから行きたいのね。
前回買ったガルネリのCDは、2013年発売のもので、内容も小野正利加入前の曲のセルフカバーアルバムなのですよ。
今回のライブでは、そっちよりは、最近のアルバムから演奏することも多いんじゃないかと考えての、
「VETELGYUS」購入です!!!!
勿論、他にもアルバムはたくさんあるので、VETELGYUSとTHE IRONHEARTED FLAGをおさえただけでは、
完全に予習不足だろうと思うけどね……。
でも本当にCDたくさんあって、一気に全部は集められないw (全部新品で買いたいし)
なのでとりあえずということで今回はVETELGYUSを買ったよ。
次にアルバム出たら予約して買いたいな。
VETELGYUSだって、2014年9月発売だから、もう1年前のアルバムだしね。


…とか言ってたら、今Amazonに新商品の予約ページあった……。

か、買う……。


ちなみに、「予習してからライブに行きたい」のに、「予習不足」を自覚してて、それでもチケットを取ったのは、
すでに「ハズレがないバンド」だという信頼を置いているからなのよね。
それはCDにせよ、ライブにせよそうだと思ってる。
だから、CDを集める順番は順不同だと思うし、ライブで知らない曲が演奏されても、
それを込で楽しめるな! と確信したから、予習不足をわかっててチケットを取ってみたのよね。
(そんなバンドってなかなかないから、ここ重要な段落だよねw)


それで今日は、さっそくCDのレビューをしようと思いますた! 面白いアルバムだったので!
ライブのレポも、そりゃぁ行って帰ってきたら書きますとも!


あ、まずCDの内容に触れる前に書いておくと、私が買ったのは、初回限定盤の方でBlu-rayがついてるんですけど、
うちはBlu-ray対応の再生機器がないのでやんすw
だからこのライブディスク、見られないwww そのうちBlu-ray対応ドライブ買わねば…。
ちなみに、初回特典としてはフォトブックもついていて、ヨーロッパツアーの写真集になってますー。
パリの写真いっぱいあったw


1. REDSTAR RISING[Music : Syu]

本編への導入にあたるインスト。
次のトラックに繋がるので、1〜2曲目でワンセットなやつ。

これが、「勇者ご一行は立ち上がった!! 魔王の城を目指して長い道を歩き始めたのだ」みたいなかっこよさ。(この一文はダサイが)
なんというかね、ヒロイックで、勇敢で、物語を思わせるストリングスの曲で、映画っぽいのよ。
サンホラの「雷神の系譜」って、その前に「雷神の左腕」って曲があって、それが物語のプロローグみたいな楽曲でしょ?
あーいう雰囲気。(伝われ!!)


2. ENDLESS STORY[Lyrics & Music : Syu]

「ひとの弱さ」を歌った曲。
これは、ジャンルは多分パワーメタルなんですけど……

ペロッ…… これは… 筒美京平の味がするぞ!!(伝われ!!!)

70〜80年代、一世を風靡したあの。
それにしても小野正利のボーカルがこれまた、攻めていくなあ〜!! どこまでも!!
こういうところは本当にモチベーションをくれる。
でも筒美京平の味がする。


3. THERE'S NO ESCAPE[Lyrics : SHO Music : Syu]

こちら、オフィシャルMVがありますぞ!


これは公式チャンネルでMV色々見てて、特に気に入った曲だったので、
次に買うアルバムはVETELGYUSだな! ってなった。
このブヨブヨブヨブヨ言ってるシンセリフかっけーー!!(ブヨブヨ…)

あ! 3分半くらいからの、超絶キーボードソロを見よ!!


4. ULTIMATUM[Lyrics : SHO Music : Syu]

これはすごく爽快で疾走感ありますぞ!
(ちなみに全英語詞)


5. ENEMY TO INJUSTICE[Lyrics : SHO, TAKA Music : YUHKI]

とても北欧メタルな感じ。
トラック1の物語の続きみたいな勇敢さ。

それで、何が面白いって間奏明け、4:40からの曲調変化だね!!
西部劇とかフォルクローレみたいな雰囲気になるよ! 南米みたいな。
そしてそのサビが明けたあとの「Oh〜Oh〜」部分は皆で合唱したい!! ライブ向けな展開!!


6. THE JUDGEMENT DAY (VETELGYUS MIX)[Lyrics & Music : Syu]

この曲は、ライブアルバム「RELIVING THE IRONHEARTED FLAG」でライブバージョンを聴いたことがあるから
そういう意味では知ってる曲だったぜー!
この「VETELGYUS MIX」では、前奏が長くなって、ストリングスでの前振りが追加になっていたぜ!
「さぁ来ますよ〜〜…! 覚悟はいいか〜〜?」
っていう感じ。

それでライブバージョン聴き直したら、やっぱり迫力がすごいなぁと改めて思った。
前も書いたけど、ライブの歌聴いたら、CDの方がこじんまりとまとまってる印象になってしまうくらい生歌がすごいんよ。
どっちも超うまいんだけど、とにかくライブのパワーすごいし、「なんで、生でこの上手さなの?www」って笑いがこみあげてくるし、
この「RELIVING THE IRONHEARTED FLAG」の途中のMCで
「さぁここから怒涛のようにいきますよー!!!!!」
って言うんだけど、
「いや、今までも十分怒涛だったよ!?!?!」
って思っていつも吹き出す。


7. VETELGYUS[Music : Syu]

これは、「Oh」っていうコーラスが入っている以外はインストの楽曲。
アルバムのタイトルにもなっているくらいだから、どんな曲かと楽しみにしていたら、インストだったのにはびっくりだけど、
決してがっかりではない。むしろこれがもう……適切な言葉が見つからない。
「クソかっけえ」としか。語彙が来い。

えっと、ちょっとこのアルバムというか、最近のガルネリについて、といえばいいのかな?
私は上の方にも書いたけど、まだまだ勉強不足なので、全体を見渡しての話はできないけど、
少なくとも「THE IRONHEARTED FLAG」のあたりと聴き比べると、「幅」が広がった感じ?がする。
広げようとしてきた感じ?
「THE IRONHEARTED FLAG」は、さっきも書いたけど「セルフカバー」アルバムだから、過去曲を作り直してるんだけど、
アルバム2枚あって、それら全体が「パワーメタル」なのだよ。

それが、例えばこのアルバムだったら「3. THERE'S NO ESCAPE」は、すごく電子音というかシンセ?が前に来てて、
エレクトロニカの空気が濃いなぁと思ったし、「5. ENEMY TO INJUSTICE」と、この「VETELGYUS」には、南米みたいな空気あるのよ。
南米ってなんだよw と思うかもしれないけど、具体的に喩えると、JAM Projectの「約束の地」だな。
あの空気だな。あの荒野だな。(伝われ!!!!)
でも、そのあと、「いや、アジアか?これ」ってなったり、北欧に戻ったりする。
そもそも出だしとかにある「Oh」っていうコーラスなんかからは、シンフォニックメタルを感じるので、
途中すごく空気がガラッと変わるのが、世界旅行感ある。
これが…VETELGYUSの世界旅行か……。
すごく面白い曲だし、このアルバム全体にもこういう「曲ごとに違う空気」というのがあったり、
「曲の中で違う空気が混ざってきたり」があるので、VETELGYUSが一曲でこのアルバムを体現してもいるのかな、という感じ。


8. ATTITUDE TO LIFE[Lyrics : SHO Music : Syu]

この曲はタイアップ曲で、シングルカットされておる。


えーと、この曲では、私はSyuさんのギターについて語らせてもらいます!

口を酸っぱくして言いますが、私はそんなにまだGALNERYUSを勉強できていないので、
持ってる他のアルバムとの比較になりますが、この切ないバラード曲で、私は
「Syuさん、歌手だったら、演歌のほうにもシフトできるようになった元ポップス歌手のようや……」
と思ったのです。
元々Syuさんのギターって、「ただの速弾き」じゃないものだったとは思うんですよ。
そんでもって、そもそも「元ポップス歌手」という喩えも、私は自分で言ってていまいちしっくりは来てないんですが。
メタルバラードの「泣きのギター」って、まぁ、その中でも勿論弾く人によって色々あるとは思うんです。
で、Syuさんの今回の「泣きのギター」ね! これね、演歌やね!!
「こぶし」と「ころがし」、そして多少の「がなり」ですよ。
「泣きのギター」って、どれもちょっとは演歌風の空気あると思うんですけど(泣きだからな)
Syuさんの今までのギターは、すごく綺麗で力強いイメージがあって、すべてが「決め」みたいな!
でも今回は、それぞれの音の珠に、違う色がついているような、それでいてそれはギラギラしていない。
渋みのあるカラフルな技巧だなぁと思いました!!!!!!!!(伝わっているか!?)

曲の雰囲気からは、ALFEEを思い出して、このラジオを思い出しました。



9. SECRET LOVE[Lyrics : SHO Music : YUHKI]

この曲のリズムパターンって、90年代のジャニーズですよね!?
ほら、Kinki Kidsとかがよくこういうリズムパターンの曲歌ってたよ!!!
だから、さっきも書いたけれど、ほんとにね、なんかもう「パワーメタルだけじゃない」んですよ!!
間奏で、ハンドクラップとか入っちゃうんだよ? \パンパン!/ だよ???

それにしてもBメロのコード進行すげえ……。
私これ歌おうとしたら音程覚えるの結構苦労する気がするわ、Bメロだけは。
最初このコード進行聴いて「ん!? …あぁ!?」ってなったわ。
作曲も編曲も面白いなあ。


10. THE GUIDE[Lyrics : TAKA Music : Syu]

あーこれはライブで熱そうだわ。
サビ、みんなでシャウトなんでしょ?


11. I WISH[Lyrics & Music : Syu]

これは、ドコドコです。
でも、ほんのり哀愁系。
ある意味、王道の展開なので、そういう安心感みたいなのもある。


12. THE VOYAGE[Music : Syu]

ストリングスから緩やかに入るしっとり聞き入るインスト。
うーむ、とても色鮮やかなアルバムだったなぁ〜〜と感慨深い。
まぁ、1曲目のタイトルにもあるように、イメージカラーをつけるとしたら「赤」なので、カラフルというより、
赤い色の濃淡という感じなのかもしれないけど、バリエーション豊かでほんと面白いアルバムです。

この記事書きながら3周聴きました。
今、4周目が始まったとこ!!

あーニューアルバムも楽しみだなぁ……。
今、自分の収録で、「こんなに頑張ってるのに、全然完成しない…辛い」ってのもちょっとだけあって
息切れ気味だったんですが、パワーをもらいました!!
いや、完成が遠いだけで、作業すればするほど
「あぁ私ってこんなにこの曲に取り組み続けられるほど、この曲を好きなんだ」
って改めて自覚したりして、楽しくやってはいるんだけどねw
なかなか完成しない上、次どこに手をつければいいんだ……ってなりがちな曲なので、
行き先を見失いそうになるというかw
でも、出来上がったらきっと良い物だろうからやっぱり頑張ろうと思ったし、小野正利ありがとう!!!


で、『VETELGYUS』買う?

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