今回のTai Reflections on Wakanimに参加しましたー!
「フランスの国歌、La Marseillaise(ラ・マルセイェーズ)をJ-POP風にアレンジする」というコンセプトです。

Tai Reflections on Wakanim 14 - La Marseillaise en J-Pop

音源DL
※私は2番だけ担当しています。


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オリンピックの東京招致が決まった際に、スペインとトルコの国歌、そして「君が代」を歌って1動画としてアップしましたが、
その頃、英語版ブログの方には、またちょっと違う趣旨で記事を書いていたのでした。

「君が代」の東方風アレンジ動画が複数あったので、
「これが日本の国歌ですよ!」
と(もちろん冗談で)紹介したのです。

それでそのときに、SHINDEHAIにも動画を直接見せて、
「日本人はなんでもアレンジして面白くしてしまう」
っていう話をしてて、
「フランスの国歌もポップにアレンジしてみるのはどうか」
と提案してあったのです。
それが今回の動画に繋がったわけですが、まさか自分で唄うことになるとは思っていませんでした!!ww
だって、フランス国歌なんだからフランス語だし!!

まぁ、動画を見ていただくと分かる通り、私は2番だけ担当していて、1番は、ちゃんとネイティブの方が唄っていますよ!w
STARRYSKYのSashaさんね。
日本人にとってフランス語は、発音しにくい子音と、区別しにくい似通った複数の母音を区別して使うので、
真似るのは難しいです。
今回は、SHINDEHAIがサンプルとして歌を録って送ってくれたので、それを聴いて発音の耳コピをしました。
結果として、SHINDEHAIからは、私の今回のフランス語の発音に関して
「仮に字幕がなくてもネイティブが聞き取れるレベルまで上達した」
という評価をもらえました!(前は聞き取れない箇所も多かった)
自分でも、例えば「ぢゅ」と「じゅ」の発音の区別がつくようになったことや、鼻を使う母音、
「r」の子音など、昔よりもわかるようになっていることを自覚できました。
そこに自覚的になっても、真似るのはまだまだ難しいんですけども…。
気を抜くと「r」はなくなってしまうし、力みすぎると汚い発音になるか、喉がかなり疲れますw
(「r」はもっと弱く発音しても大丈夫と言われたけれど、弱くしようとすると消えてしまう!w)


発音の話はさておき、そもそもフランスの国歌、原曲はこんな感じです。


今回、可愛らしく、ポップなアレンジになったのと、フランス語を知らないと何言っているのかなんてわからないので気になりませんが、
実は歌詞の内容は結構バイオレンスです!!ww
なので、「恋の雛見沢症候群」的な、歌詞と曲調のギャップを、フランス人なら感じるかもしれません……。
曲も、原曲のほうを聴くと威風堂々としていますから、よくこれをJ-POP風をイメージしたアレンジにできたなあと感心しました。

実は、「フランスの国歌もポップにアレンジしてみるのはどうかね」と提案した時点で、
「原曲がポップにできそうにないコード進行だから難しそうだ(でもアイデアはすごくいい)」
みたいなことをSHINDEHAIは言っていたので、当初の本人の予想通り、ちょっと手こずったみたいです。
(動画の曲の後のトークでは、そのアレンジについて語っているらしい。聴いててもわからんけどww)
でも、出来上がったのを聴くと、こういうアニソンがあってもいいかも、っていうものになっていて面白いですねw

私も、スペインとトルコと日本の国歌をうたったときは、特に奇抜なアレンジにしたわけではないので、
フランス国歌も唄うことになって、且つそれが、ポップアレンジになるとは思っていませんでした!w

Tai Reflections on Wakanimをご覧のフランスの皆さんが、このアイデアや歌を気に入ってくれたら嬉しいんですけどね〜!^^

ちなみに、私は、とても楽しく収録しました!!
いつも通り、ちょっとスケジュールは急でしたけどね!
あと、2番だけの収録なのに、上記の通り「r」の発音のために、めっちゃNP消費して、3曲くらい録音したような疲れを感じましたww
でも、それらを込にして楽しかったです!

私自身、フランスの国歌に馴染みはありませんでしたし、(というか現時点でも原曲っぽい方より今回のアレンジのほうが
回数多く聴いてるくらいだけど)、多くの日本人にとってもやはり、他国の国歌というのは特に馴染みがあるものでもないとは思います。
が、今回アレンジも面白いので、聴き比べたりして楽しんでください。
(あと、歌詞の意味も調べてみてくださいw)