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多分、このシリーズ中、最もふざけた歌!(だがシリアスな曲調)


◆ニコカラ動画


◆音源
GUMI歌入り
カラオケ

◆イラスト




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別冊Cosmos 歌詞 作詞:(V)・∀・(V)

「坂道を 食パンくわえ
駆け抜けるドジなアタシは
超平凡な女子中学生
角で彼とぶつかった

いじわるな言葉を吐かれ
イライラと学校に着くと
さっきの彼が教室へと来て
転校生だと知った

かっこ良くて、すぐさま人気者に
ことあるごとに私に喧嘩売って
ムカつくけど、つい目で追ってしまう
なぜだろう …「好き」?


ノリのいい幼馴染も
彼のことライバル視して
ある日突然、「付き合って欲しい」と…
私は答えに迷う

モデルしてる小悪魔が邪魔をする
私だけが彼のトラウマを知る
ザワつく胸 涙があふれてくる
どうして…


幼馴染とモデルの子が
うまい具合に意気投合
ゴールイン

留学して突然はなればなれ…
そんなときに新たなライバル登場!!」

昼寝したらうっかり そんな夢を見たんだ


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少女マンガの「あるある」を1曲にして、夢オチで終わらせるという展開!!


「坂道を 食パンくわえ
駆け抜けるドジなアタシは
超平凡な女子中学生
角で彼とぶつかった


物語の始まり。
必ず主人公は「ドジで平凡」である。
また、そのドジ故に、遅刻しそうになって食パンを齧りながら猛ダッシュする描写が起点。
なぜなら、ここが、男性主人公との偶然の出会いの場面となるからだ!!
どういうわけか、主人公は男性主人公と道端でぶつかったり、電車に乗り遅れそうになってその場で口喧嘩するなどして、
出会いの第一印象は「サイアク」な状態。


いじわるな言葉を吐かれ
イライラと学校に着くと
さっきの彼が教室へと来て
転校生だと知った


なんとか遅刻を免れて主人公が学校に着くと、さっきの「嫌なやつ」がクラスに転校して来る
主人公は「なんでアンタがここに!?」などと叫んでホームルーム中に取り乱したりして、周囲から怪訝な顔をされつつ
連載第1回は終了なのだ!


かっこ良くて、すぐさま人気者に
ことあるごとに私に喧嘩売って
ムカつくけど、つい目で追ってしまう
なぜだろう …「好き」?


第2話では大体転校生は人気者になってる
主人公にとっての第一印象は「サイアクな奴!」の彼も、持ち前のルックスと、スポーツ万能・成績優秀
それでいて特定の女子と付き合わない、どことなく影がある雰囲気、
などのステータスにより、一躍学校中の人気の的に。
同性からも慕われ、主人公だけが「なんであんなイヤな奴、皆に人気なのよ」みたいな気持ちでいるが、
気づけばそのイライラは、「そういえば私、アイツのこと嫌いなはずなのに、いつも見ちゃう」という行動の自覚へ変化。


ノリのいい幼馴染も
彼のことライバル視して
ある日突然、「付き合って欲しい」と…
私は答えに迷う


「一緒にいると楽しい幼馴染」の男の子にフォーカスが当たる。
恋仲ではないが、「腐れ縁」でなんとなくいつも一緒にいた相手で、お互いに異性として意識したことがないからこそ
自然体で一緒にいたという間柄。
しかし、転校生の登場により、幼馴染の態度も変わっていく
そして、「実はずっと好きだったんだ! 付き合ってくれ!」という告白を受けることに。
主人公は、すでに転校生に対して「私、アイツのこと好きなのかな」という疑問を抱きつつあったため迷う!
次回に続く!


モデルしてる小悪魔が邪魔をする
私だけが彼のトラウマを知る
ザワつく胸 涙があふれてくる
どうして…


そうこうしている内に、新キャラ登場!!
モデル(ないしはタレント活動)をしている、男子からも女子からも人気の「女の武器を思うがままに使う」ライバルだ!
なぜ、そんな芸能人が突然しゃしゃり出てくるのかは謎だが、往々にしてこの「小悪魔」は、
転校生を前々から狙っていて、割と一方的に主人公をライバル視してくるのだ!
主人公は「べっ、別に好きなわけじゃないからライバル視されてもなあ!」みたいなことも思うが、
転校生とモデルが親しげに話していたりすると、とってももやもやすることに。

しかも、転校生が背負っている「影」の正体を、どういうわけか主人公だけが知ってしまう。
「アイツ、あんな過去があったんだ…… アイツのこと誤解してたかも……」


幼馴染とモデルの子が
うまい具合に意気投合
ゴールイン


主人公に思いを寄せる幼馴染、転校生に思いを寄せる小悪魔は、なぜか
「じゃあ、利害は一致してるんだから共闘してあの二人を引き剥がしましょう!」
ってな話になって、その作戦を練っている内に意気投合してそっちでくっついてしまう。
しかもその後は、主人公と転校生の「良き仲間」となる。


留学して突然はなればなれ…
そんなときに新たなライバル登場!!」


色々邪魔もあったけど、主人公と転校生は交際を始めることに!!!
やったね!!
しかし、物語の第2部もしくは第3部では、なぜか「留学」が決まって遠距離恋愛に!!
しかも、彼が留学した先で、外国人の女の子と仲良くなったりして、遠距離なだけに不安が倍増という展開に。


これが、少女マンガに「あるある」な展開の一部始終なのだが、現実でもこういう展開は
よくあることなのだろうか!?

例えば、男性がエロ漫画を読んでいくうちに、「飽く迄これは、フィクションであり実際の性交渉というのはこうではない」ということに気づくように、
女性も、「少女マンガ的な恋愛というのはそこらへんに転がってるわけではない」ということに
気づく日が訪れるのだろう。

まるで、サンタクロースが、おっと誰か来たようだ。