全体に漂う「FLASH時代臭」をお楽しみください。
インターネットで流行った「動作」を1曲のダンスにしました!

オリジナル版



ミラー版(ニコニコより高画質)


Special Thanks !!!
撮影協力:かにみそ
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◆本作制作の意図

7月にパリでJapan Expo2014が開催されます。
3日間の開催で計60万人来るんでしたっけ。
とにかく、ここ数年毎年パリで開催されていて、年々フランスでの日本文化の認知度が高まっています。
相乗効果で、日本文化の人気が高まればJapan Expoは集客力を強め、
Japan Expoが話題になるほど、日本文化への注目が集まるという具合。

私は今までにも行った事がなく、今年も99%行けませんが、SHINDEHAIが去年・今年とVOXMAKERSのブースに立ちます。
それで、今年は、彼はCDを2枚頒布、ライブパフォーマンスもやるみたいです。
去年は、まだTai Reflectionsが始まっていなかったので、ただブースに立っただけのようですが、
今年はTai ReflectionsとSTARRYSKYで大活躍。
「今年はTai Reflections' Yearにするんだ!!」
と張り切っています。

それで、この動画は、そのライブパフォーマンスの一部に組み込むもので、
いわゆる「予習動画」!!!
Japan ExpoのSHINDEHAIライブに来る方は、これを見て振り付けを覚えて、当日一緒に会場で踊りましょう、というもの。
そして、私は現地に行けない分、この動画をステージスクリーンで流してもらえるっぽい。
だから現地の皆!! 私の代わりに全力で踊ってね!!!!!!!


◆本作制作の秘話

今回も「ハイパー生産性」でした。

木曜日にSHINDEHAが
「ジャパンエキスポのライブで、お客さんと一緒に踊りたいんだけど、そのためのレクチャー動画を作ろうと思うんだ」
と。

なんで突然そんなことを言い出したのかというと、以前ね、
「日本では何故ライブで観客が同じ振り付けで踊れるのか」
という質問に対して↓こういうのを色々教えたわけなんですよ。
たとえば、LOVEドッきゅんなら

こういう動画があって、みんなそういうのを見て振り付けを覚えて、ライブやイベントで踊るわけでしょ。

ハレ晴レユカイのアキバ歩行者天国オフとか、バラライカ踊ってみたで「踊ってみた」が始まったのとか
田村ゆかりさんのライブの「訓練された王国民」とか、ラジオ体操とか、ヲタ芸とか。
日本人の「集団で一斉に同じ動きをしたり踊ったりするムーブメント」を紹介、説明したのですよ。

そしたら、
「観客が一緒に踊ってくれるようなライブ、やりたいいいいいい!!!!!!」
ってなっちゃったんだね、SHINDEHAI……。
だって、そんなの……楽しいよ!!!!!!!!
私も蟹風呂LIVE2ndとかで、LOVEドッきゅんと女々しくては「予習」してきてもらったもんね!
そのほうが楽しいもんね!!!!
でも、こういう「予習動画」を用意して皆で踊るというのは、日本独特みたいです。

そもそも、フランス人は、基本的に「踊り方」なんか知らないそうで。
日本人の場合、「自分は踊り方は知らない」と思ってる人でも、ラジオ体操はできるじゃん?w
フランス人はラジオ体操もできないわけだから、日本人に輪をかけて踊りを知らないのだ、と。

そこで、SHINDEHAIは、そのための曲を作ることにしたのです。
普通ここって「曲を選ぶ」とこなんですけど、彼は根っからの作曲家なので
「よーし、初めて”踊ってみた”しちゃうぞー! じゃあ踊るための曲を作るところからだな!」
ってなるわけです……。おかしい……。

この曲は、踊ることそれ自体が目的の曲であり、歌詞も振付けの説明になっている曲。
レクチャーそれ自体が目的であり結果というw
それが19日(木)でした。
その日のうちにSHINDEHAIは曲と振り付けを作りました。

シン「かにぱん。ジャパンエキスポ来られないし、踊り踊れるんだから、この動画に混ざってよー!
  そしたら会場でこれ上映できるよー! Tai Reflectionsでコラボしたのにステージに上がらないのかにぱん。だけなんだよ!」
かに「いいよー!」


曲とサンプル動画が来てすぐに、必要な音声を録って投げました。
次に、かにみそに連絡して、HD画質で撮影できるカメラを持ってないか聞いてみたところ、
みその一眼デジが撮れるとのことで、私はすぐに撮影場所を押さえました。
しかし、土曜の夜しか空いていませんでしたので、選ぶ余地はありませんでした。
みそがちょうど来られる時間帯を予約できたので結果オーライではありますが!


自宅で、自分のカメラを使ってすぐに撮影することも可能ですが、
それだと表現したいことがいくつか犠牲になるんです。

まず、自分のカメラだと640*480が最大サイズ。
最終的に出来上がる動画は16:9の1920*1080なので、まず画質にかなり差が出ますし、
SHINDEHAIの動画と私の動画を、1画面の中で単純に横に並べるだけの動画になります。
でも私は↓これがやりたかった。



そう、その場にいない人とのハイタッチ!!!!

現場で一緒に撮ったでないにも関わらず、ハイタッチするというのをやってみたい!!
その場にいないからこそ!!!!!ww
そのためには絶対に、1920*1080のカメラを使い、広い場所で撮影する必要があったのです!!!


かに「これ見てー 暴徒君とミクがハイタッチしてるじゃん、これやろう!」
シン「でも、かにぱん。のカメラの画像サイズと、部屋の幅だと無理っぽくない?」
かに「今からでもなんとかする!!!!」



そして土曜日、撮影場所にGO!!
みそと集合して、4時間の間になんとか撮り終えました。
最初の1時間は振り付けの暗記。次にメイクして、そこから2時間弱でNG含め20テイクくらい撮りました。

で、合成してねーと送った元素材がこれ。



SHINDEHAIは自宅で「グリーンバック撮影」ができるので、私が少し右に寄った状態で撮影して
後からSHINDEHAIのグリーンバック素材を重ねてもらったのです!
2:20あたりでハイタッチも成功!! やったー!!


この振り付け、1つ1つの動きは簡単です。
ただ、順序が不規則なので、それを覚えるのがちょっと難しいかもしれないけど、
Youtubeのコメントを見ていると、
「JapanExpoで踊る!」
って感じのも結構あって、この動画の目的は達成されそう!!
賞味2日でがんばった甲斐があるかもね!!

ちなみに、SHINDEHAIは途中PCが壊れて、それを修理しながら編集やエンコードを行っていて
徹夜で仕上げてた。大変そうだった…。
約束の火曜日中にアップできて良かった\(^0^)/
でも、発案木曜、公開火曜って…「作曲+踊ってみた」という内容なのに、あるまじきスピードだよなあ…。


その他、踊ってみたはこちらのリストに。