今回から動画作成の解説ー!


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今日は最初なので、まずいくつかの選択肢があるというところから説明する。
ただWindowsパソコン(OS2000以降)を持ってさえいれば、新たに何かをインストールしなくても動画は作ることができる。
しかし、当然、作成方法はそれだけではない。
この講座記事では、これまでもずっと、私が辿って来た道をそのまま文章に書き起こしているので、
動画もそのように進めていくが、まずそのフローを示してしまおうということだ。


<この講座で取り上げる動画作成ツール>

1、Windowsムービーメーカー(WMM)
よほど古いOSのWindows(95とか98とか)を使っていなければ、標準装備されている動画作成ソフト。
Windowsのスタートメニューのプログラム一覧にある。
メリットは、やはり、「OS標準装備」という点と、直感で操作が出来るところ。
しかし、デメリットとして、ニコニコ(やYoutube)で推奨されているFLVやMP4形式は作れないこと。
そのため、Windowsムービーメーカーで出力できるタイプの動画ファイルは、ニコニコにアップロード自体は可能なものの
サーバー側でエンコードされ画質や音質が劣化することがままある。
これを避けるには、WMMで作った動画を別のエンコードソフトでエンコードしてからアップする必要がある。


2、ニコニコムービーメーカー(NMM)
フリーウェアだし、ニコニコ向けの動画作成に特化している。(多分)
メリットは、作成した動画をそのままアップロードできることと、swfファイルをアップロードできること。
「ニコ割」用の動画を作るには欠かせないツールなので、普段動画作成に使わなくとも、
ニコ割を作りたいという構想があるならインストールしておく必要がある。


3、AVIUTL
AVIファイルを編集するソフトだが、さまざまな画像・音声などのメディアファイルを読み込ませて
動画にすることができる万能感溢れるソフト。
エンコードもできる。(当初私はエンコーダーとしてのみ使用していた)
例えばWMMでAVIファイルを出力して、AVIUTLに読み込ませてFLV・MP4にしてからアップというような。



この講座では、まずWMMでWMVやAVIの動画を作る方法を紹介。
次にAVIUTLで、FLVエンコード、MP4(H264)エンコード、拡張機能を使った編集方法を解説。
最後にNMMを軽く紹介(私自身そんなにしっかり触っていないので)
という流れで話を進めて行こうと思う。


次回、【講座】ニコニコで活動する方法 第37回 「Windowsムービーメーカー」は
1月28日 22時 公開予定!!