Youtubeでの「かにぱん黙示録」である「Kanipan.'s Apocalypse on Youtube」の第2回を配信してみた!



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■Youtubeでの生放送

初回はテスト放送として行い、いわゆるタイムシフトにあたる動画も「非表示」にしてあるので、
当時放送に付き合ってくれた視聴者さんしか、内容がわからないと思う。
そこで前回の状況をざっくり説明すると、まず、「コメントで弾幕を撃つ事が出来るか」の試験をして
ニコ生よりタイムラグと規制が厳しいので「ガラス破る」のとかは困難と言うことがわかり、
そのあと、リクエストに応えて絵を描く放送に切り替えて、しばらく絵を描いてそのまま終わりにした。
海外リスナーが時々来て一言言って帰るか、黙る感じだった。
しかもそれが英語じゃないww
まぁ私も終始日本語で喋っていたのだが。

という、この初回放送でわかったことを元に、第2回は、トークを全部英語にしてみた。
あと、画面に「何か質問とかあったら英語か、可能であれば日本語でコメ書いてね!」っていう注意書きを
常に表示しておいた。

というのは、前回「ただ日本語で喋っているというだけでBadボタンが押される」という教訓を得たからだw
悲しいけれど、日本語は、日本人にしか通じないと思った方がいい。
絵を描く放送でもいいけど、トークは英語じゃないとダメだ。
日本語がわかる(リスニングできる)海外ユーザーは、今の段階で私の視聴者層にいないと言っていいのではないだろうかw
だから、ここは、私が英語で話しかけたり、英語のコメントを読んで理解しなければ話が進まないと思ったのだ。
追々は、日本語会話講座、みたいな生放送をしたって面白いとは思うけどw
そういうコーナーが毎回あるのって楽しそうww

なので、2回目の今回は、試しに英語メインでMCして、時々唄うって感じの番組構成にしたら、
Badは1個もつかなかったし、Goodは前回の3倍ついた。
「何言ってるかわかる!」ってだけで、こうも印象が違うということの証左である…。
あと、やたらフランス人視聴者が多かったw
ワンパンマンとピクミンの後、200人くらいチャンネル登録者が増えたけどそのほとんどがフランス人だったからなw


■海外ユーザーとの交流

この1年くらいで5人くらいの海外YoutubeユーザーとSkypeを通じてチャットしてきたんだけど、
おかげでチャットはそれなりの速度で会話が出来るようになった。
ただ、語彙不足だけは否めないので、ウェブで検索しつつ、今、正に語彙を増やそうとしている段階というか。
1年前海外の人と通話したときは、通話をしてもほとんど聞き取れなかったし、自分の言いたいことを即座に脳内で構文できなくて
会話にならなかったけど、チャットに慣れてくるに従って、構文にかかる時間も短縮されてきた。
そこでちょうどSHINDEHAIが通話に誘ってくれたので、3時間くらい雑談してみた。
やっぱり断片を聞き取る感じだったけど、質問をする・される、答える・答えを聞く というのが
ある程度出来るようになってたもんだから、自分でもびっくり。
あ、割と「会話」が出来ているじゃん、と。


■英語教育について

それで最近考えているのは、やっぱり日本の英語教育のことかな。
日本の英語教育、今はどうなっているのかは知らない。学校とかにもよると思う。
けれど、私自身は中学〜大学まで英語の授業が絶えずあったにも関わらず、「喋れる」ようにはならなかった。一向にw
つまり、「喋れるようになるための授業」はそこにほとんど存在しなかったということだと思う。
ぶっちゃけ、大学卒業したあと、自分の趣味で今のように英語の曲を色々歌いだしてから
やっと発音がそれっぽくなってきたと思うし、受験で必要だった英単語なんかほとんど忘れているし
会話だけが目的ならそれらを急いで思い出す必要もなさそうに思うのだ。
会話で頻出する単語と試験で頻出する単語はこれまた違う。
受験英語と英会話は全く別物だということを思い知らされている。

いや、そういうことなんだろうということはずっと思っていたけれど、SHINDEHAIだけでなく、
他の海外ユーザーが私によく言ってくるのは、
「英語を喋れる日本人は稀少! 知り合えて嬉しい!!」
ということなんだ。
あとは「君の英語には多大な努力が窺える」とかも言われる。
つまり、彼らがこれまで出会ってきた日本人は皆、私より英語が苦手か欧米人から見て下手だったんだろう。
努力の程はわからんが。

だから多分、海外の人たちは日本に興味があるし、日本人と喋りたがっているんだけど、
日本人の側がそれに応じられないパターンが多いのだと推測する。

私が思うに、日本人の大半は、中学英語の序盤で
「I can't speak English」
という「逃げ道」をゲットした後、外国語に対する苦手意識やコンプレックスを拭えないまま大人になるし、
英語を喋らないといけない場面に滅多出会わないから、学び直す必要に迫られない。
もしものときは、上記のように言えばいいのだと思っている。
それに、喋れる人のことは「帰国子女に違いない。チート」とか思っているw
実際そういうことも多いから仕方ないが、ともかく「必要に迫られないから喋れるようになろうともしない」のは事実だろう。

でも、それはコミュニケーションにならないことは誰もが認めるところだ。
つまり、コミュニケーションの拒絶をするっていうのが、保険になってしまっている。あまり良くない傾向だと思う。


ここで少し視点を変えるんだけど、私は昔
「フランス人は、英語を喋れるにも関わらず、フランス語にプライドを持っているので英語で話しかけても返答してくれない」
と教わったことがあるのだ。
だからフランスに行くなら、フランス語会話がある程度可能じゃないと、とても冷たくあしらわれると。
私は海外に行った事がないから、フランスに限らず、海外の人たちがどういう「国民性」を持っているのか、実際のところは全然知らない。
でも、フランスにはそういう人が多いよと教えられていたので、知らないなりにそういう「先入観」を抱いていた。

けれど、ウェブを使ってみれば、どこの国の人も、英語が自分の母国語でないにも関わらず普通に喋ったり、書いたりする。
まして、英語を喋らない国民性と聞いていたフランス人も英語が達者だ…。
勿論日本は島国でヨーロッパから遠く離れているのは、大きなハンデだとは思うが、それにしても
母国語にこだわって、第2言語を磨かないのは、むしろ日本人の方ではないか……。
私は、ショックを受けた。
私がフランス人に対してうっすら抱いていたあまり良くない先入観は、今の日本人そのものである。


通話中、SHINDEHAIにその話をしてみたら、
「確かに少し前の時代、フランス人は英語を今ほど喋らなかったし、自分たちの英語の発音が訛っていることを恥ずかしく思っていた。
でも今は、英語が、他国の人や文化と触れる上でいかに有用かということを皆がよく認識しているので
勉強して喋るようになった。
それにフランスに冷たい人が多いかどうかというのは、僕自身が他国とフランス人を比較したことがないのでわからないけど、
僕から見て君が親切な日本人のひとりで、君が僕を親切だというように、それは個人個人の性格だからなんとも言えないよね」
と。
うん、その通り。
(会社の出張や留学ならいざ知らず、君がイベント出演のためにフランスに来るなら、
オーディエンスは間違いなく狂喜乱舞だ とも言ってたw)

また
「これまでに、そんなに多くの日本人と喋ったわけではないけれど、少なくとも僕が知り合った日本人は総じて英語がヘタだった。
それが何故なのかはわからないけど、ヨーロッパから離れているからしょうがないのかな、と思っていた」
と言う。

しかし、私はその理由をやはりこう考える。
中学〜大学までの10年近い期間、学校で学ぶ機会がありながら日本人がそんなに
英語がヘタな民族になってしまっている原因は、結局「喋り方」は教えてもらえないからの一点に尽きると思う。
喋り方が知りたければ、「喋り方の教室」に別途通わなければならない。すなわち英会話教室だ。
学校で習うのは、「受験用英語」だから。
逆にすべきではないだろうか?ww
これが、あくまで私の学生時代の話であって、今の学生たちが学校で「喋り方」を学んでいるとすれば杞憂で済む話だが、
私はすごく、日本人が国際社会から、進んで取り残されていこうとしている感じを受けた。ガラパゴす。


■言葉の壁を越える

私は英語は簡単だとは思わないが、日本語だって簡単だとは思わない。
とても複雑だ。自由度も高いが、ちょっとしたピッチの上げ下げで言葉の意味自体が変わったりもするし(飴と雨とか)、
たった1文字の助詞の違いが、これまたやはり文章全体の意味を大幅に変えてしまう。
Google翻訳とかで海外サイトを翻訳したときの意味のわからなさを見れば、英語と日本語の「遠さ」は嫌と言うほどわかるw

また、日本では日々新しい言葉、隠語、スラング、略語が生まれては死んでいく。
新語誕生、流行、死語へという流れがとても短いスパンで繰り返される。
辞書は年々厚くなる。
これを、「日本語を母国語として生きて来なかった人」に今から勉強しろというのは、
多分英語を習うより困難だとは思う。
日本語の発音はまあ、難しくないんだけど…。母音5種類しかないし。
でも、文法とか、書き言葉、話し言葉の差とかは総じて複雑な体系を持っていると思う。
だから、日本人と話したければ日本語を勉強しろと言う理屈は、
「I can't speak English」
と言って会話を拒絶するのと全く同じことだ。
これは冷たい。


それで、もう一人、オランダの人ともメールでやり取りしていて、「言葉の壁」について話している。

こういった中で私がもうひとつ考えていることは、皆が積極的に英語を「喋れる」ようになるのは、確かに一つの解決策だけれど、
音楽が重要な鍵だということだ。
なぜなら音楽は始めから言葉ではないし、国境を越えている。

オランダ人だって、母国語は英語ではない。
だから、私はその人とも、お互いの第2言語でやり取りしていることになるけれど、
やはり「英語が使える日本人はレア!!!」と言われたし、お互いに音楽をやっているという共通項が、”かすがい”になっている感覚を得る。
文法が多少誤っていても、意思の疎通が可能なレベルに達していればそれだけで喜ばれるというのが現状だ。
そして意思の疎通が可能なレベルの英語っていうのは実は学校で習う「受験用英語」より全然簡単だし、
ウェブやスマホアプリのようなものを駆使すれば、単語検索はすぐに出来る。
だからとにかくすぐに「実践会話」の場を得て、それを乗り切っていくことが可能。
それに言いたいことが短いセンテンスで的確に伝わると思わず、可能な限り噛み砕いて
長文を何度も書いていくうちに、それは訓練にもなるし、誤解を防ぐことにもなる。

で、このように、音楽が好きで、第2言語としての英語をある程度使いこなせる人たちが、
まず真っ先に「言葉の壁」をぶち壊していける可能性を秘めているんじゃないかって思っている。
音楽に、歌詞としての言葉を乗せることで伝わるものが沢山ある。
だから私は色々な言語で唄ってみている。
それに、歌詞がないinstrumentalはそれ自体で世界中に伝わるものを持ってる。
ネットの存在により、物理的な距離という弊害も、かなり大幅に取り払われつつあるし、
作品と言う、自分の分身ないしは子供のようなものが、海外に出張していってくれるわけだ。お互いに。
で、それらは最初から「言葉の壁」を持たない。

その上で、互いに英語を頑張って習得することで、更に歩み寄りが出来る。
しかも、世界には、日本に目を向けている人がとても多いということをひしひし感じる。
だから、「英語が話せる日本人と出会えただけで嬉しいです!」なんて言われてしまう訳だろうしw
私だって、さっき書いた通り、1年前は英語で「会話」は出来なかったし、
メールやチャットもすごく億劫だったよww
だから、その程度のスキルでこんなに喜ばれるのが自分としては驚きなんだ…。
じゃあどれだけ他の日本人は英会話を拒絶しているんだって話になるし…。

確か、前に、Youtubeで日本人はどの動画にも日本語でコメントしてくるからイライラするっていう海外ユーザーの意見を見たことがある。
その人たちだって英語が母国語ではないのに、英語でコメしていたりするんだろうから、
フェアじゃないっていう感覚があるのかもしれないね。

私が先に英語で語りかけて、耳を貸してもらうことが出来れば、
私がその人たちに少しずつ日本語を理解していってもらうことも出来るかもしれない。
そんな風に思うので、Youtubeではこれから頑張って英語配信をしていこうと思う。
歌は色々唄ってきたし、今後も挑戦するけれど、どの言語にしても歌と会話はまた別モノだから
とりあえず会話は英語から始めようw
で、色々な言語で唄っていれば、歌から興味を持って耳を傾けてくれる人が
各国でポツポツ現れてくるかもしれないからね。


ワンパンマンオープニングの後、SHINDEHAIの中でも同じ心境の変化があったようだ。

というのは、例のTai Reflectionsの動画は、フランスのオタク向けチャンネルにおける企画だから、
見ている人はほとんどフランス人で、コメントはほとんどフランス語。
だから動画の中で、SHINDEHAIはフランス語で喋るし、英字幕などを入れていなかった。当時は。
たった1ヶ月前のことだけどねw


でも、ワンパンマンの動画は日本でも反響があったし、再生数的にも、他のTai Reflectionsの動画を大きく引き離している。
そこで彼は、ここ数回のTai Reflectionsの動画(この企画は毎週更新がある)で、英字幕をつけるようになった。
まさかフランス人以外の目に触れる日が来るとは思ってなかったそうだ。
そりゃ、私も、自分の動画が日本人以外の目に多く触れると想像していなかったし、
転載されて再生数が伸びてる自分の動画をかつて見つけた時には、自分のことに思えなかったから、その感覚はわかる。
(しかもその転載者がバチカンの人だったのにはもっと驚いたよw
多くの場合、日本人のニコニコユーザーがYoutubeに転載しているでしょ?)
だから字幕をつけなかったとして、別に自分や自国の人は不便ではないからいいじゃない、って思っていた。
「どうせ見に来る人いないんだし」みたいなw

でも今は、英語で説明文や字幕を入れることは「必要」なことだと思うようになったし、極力やるようにしているし、
仮に日本語の歌でも、歌詞を訳して動画内に書き込むだけで、反応が大きく変わるってこともわかった。

つまり、折角音楽がはなから「国境を越えて」くれているのに、自分が言葉で壁をこしらえている部分もあったと思う。
でも、耳を傾けてくれる人は結構いるっぽいんだ。

そんなことを、この1ヶ月、考えていた。


余談だけど、SHINDEHAIのワンパンマンの動画、前述の通り英字幕がないので、
本編の歌が終わったあとのSHINDEHAIのMCは何を言っているのか全然わからない。
そこで、通話の際に、こんなやり取りをした。


か「ワンパンマンの歌のとき、リスナーからの”挑戦状”は、”アニソンを作ってみろ、作品はシンデハイが選べ”という内容だったの?」
シ「あぁ、説明しようw
  あの回の”挑戦状”は、”アニメが存在しない日本の漫画のオリジナルテーマ曲を作ってみてくれ。作品はシンデハイが選んだやつ”って内容。
  それで、僕はまず、アニメ化されてない日本の漫画を探さなきゃいけなかった。
  探しているとき友達が”ヘイヘイ、このワンパンマンってやつアニメになってないし面白いよ!”って教えてくれたんだ。
  で、フランス語翻訳のワンパンマンは、僕の知る限り1巻しか出てないんだけど、英語版はもっとあるから
  英語で一気に読んで、”これは面白い!!”ってすぐに曲のインスピレーションも湧いたんだよね。
  そこで、僕はあれを3時間で作った!」
か「シンデハイ、仕事めっちゃ速いよね」
シ「でもそれは曲によるよ。だってあれはショートサイズだから3時間で出来たんだ。
  ピクミンも短かったから1日だったんだよ。
  あと、僕もアイデアが湧かなくて、悩むときがある。そういうときは閃くまで時間を沢山要する。
  作り始めれば制作時間というのは大抵1日に収まるけど」
か「シンデハイはアイデアに溢れているイメージがあるけどねw」
シ「そんなことないよ!
  でもさ、ワンパンマンの動画には英字幕つけなかったから、歌の後のMCで僕が何言ってるかわからなかったでしょ?w
  実はあそこで僕、”これは3時間で作ったよ!”って言ってるんだ。
  そしたら視聴者が動画のコメントにね、”嘘つけ!!” ”これ3時間は不可能に決まってるだろw” ”お前の言ってることは信用できない”
  って書きまくったw
  だから僕はそれ以来、自分の作品の製作時間について言及するのをやめた!ww」
か「wwwww」


そんなわけで、今度は視聴者から「質問メール」を集めた上で、シンデハイをゲストに呼んでトークとかするのも面白いと思っているんだ。
私がめっちゃうろい同時通訳者をやらないといけないけどwww
We need a staff of the interpreter !!!!www


でも頑張る。私は英語から逃げない。