Shindehaiというフランスのアーティストが作ったワンパンマンのアニメオープニング風イメージソングかっこよすぎた。
元動画


色々あって上記のショートバージョン動画は削除し、現在フルサイズの動画がこちらにあがってます


<音源DL>
原曲
カラオケ

ので、歌った。
これは「Tai Reflections」という企画名で、Shindehaiさんがやっているものらしい。
最初、曲名が「Tai Reflections」なのかと勘違いしてしまっていたが
クリエイター名がShindehaiで、この楽曲とか他にも何曲かはTai Reflectionsという名義?で発表しているみたい。
Tai Reflectionsはサークル名のようなものと考えればいいのかな。
元動画に[Par Team Shindehai] とあったので、Team Shindehaiもアーティスト名なのかと思って記載したら
Youtubeの方で「Shindehaiは個人だよ」みたいな指摘がいくつかあったw
フランス語がわからなくて色々勘違いしたようだ。先にフランス人の友人に聞いてみればよかったw


それで、となりのヤングジャンプの方で「ワンパンマン」の連載をしている村田先生がこの元動画を見て喜んでツイートしてて、
聴いてみたらすごくカッコイイもので、私も1回目の再生で「これはイイネ!!」ってなった。
しかも、最初から日本語歌詞だからね。
いきなり「の最高」で始まるから「の!?」ってなったけどww
多分機械翻訳などを使いながら頑張って日本語で作詞して歌ったんだろうな!というのが伝わってきた。

さっき見たワンパンマンMADは、洋楽曲を使ってて確かにかっこよかったけど、
日本人が洋楽を使ってMADを作ってカッコイイ!と思う反面、
海外の人がこうして日本語で曲作ってくれるのって嬉しいよね。
あ、日本の文化だから日本語でいいんだ!みたいな。
いや、もちろんMAD界隈では、なまじ日本語の曲をあてたら、似合う似合わないでうるさかったりするのかもしれないけどね。
でも、海外からこうして日本好きみたいなのを訴えられると、「あ、日本語で、いいんだ?ホッ」みたいなのもない?w
私はあるw
勿論、洋楽使ってるMADはそれはそれで感銘を受けるけどね!

だから、これは、日本語として間違っていようが、このまま日本人が歌うのもアリだと思ったし、
(元々私は機械翻訳で遊びながら歌ってるから、受け入れが早い)
なんというか、音楽に対して手っ取り早く「良いセンスだったよ!」って伝えるのには、
やっぱり音楽かなぁと思ったりしたので、歌ってみることにした。


そうは言っても、まず歌入りのmp3音源しか配布していないようだった。
ちなみに、その歌入り音源はここ
元動画の説明文にも書いてあるリンクなので公式なものだよ。
「to Download」をクリックしたらダウンロードページに遷移するよ。

これを見て、「歌入りしかないな」ということで、元動画をアップ・管理しているYoutubeチャンネル「VoxMakers」に
メッセージ送って、カラオケ音源を配布する予定はないかどうか聞いてみた。
そしたら、直接音源を送ってくれて、
「動画の最後と説明文に、元動画のリンクを入れてくれればいいよ!」
という感じだったので、それはもう勿論そうします!ってな具合に話が進んで、後は音源を作るのみとなった。
そしたら3〜4時間で音源作ってしまうわな…。


しかし、まずワンパンマンをまだ読んでいない方には、読んでいただかないと楽しみも半減かと思うので、
是非これを最新話まで読んでみてほしい。

ワンパンマン 原作

現時点で92話まであるから、とにかく最後まで一気読みすると良いと思う。
そうしたら、この記事のタイトルの意味もわかってくると思う。

そして、その「思想」を理解した人がこの曲を作ったと思うと、歌詞の日本語文法がどうとかは
結構どうでもよくならないか?
ワンパンマンの漫画からShindehaiさんに伝わっていった思想があって、
それが音楽で返って来たというのが感じられるのだから、もうこれは十分ワンパンマンの曲だなと思った。

おそらく、村田先生にも、原作からその思想が伝わっていって、となりのヤンジャン連載に繋がったのだとも思う。

こちらが村田先生版だよ。
ワンパンマン -となりのヤングジャンプ

途中何話かはWEB版では読めないけど、単行本が出ているのでそれを集めるのもいいとおもう。
いずれにしろ、読む順序としてはやはり原作を一気読みした後に、
村田先生版を読んで楽しんでほしいというのもあるし。


で、この色々な熱意が織り交ざった「ワンパンマン」と、そのイメージソングというのを
私も熱意で歌ってみようと思い、まずはコーラスアレンジをした。

サビに上下のハモりをつけよう! と思って、ACID開いて打ち込みするところからだったよ!w
元がちょっと高めの男声用のキーだから、下にハモりつけても低くて出ないんじゃ…って思ったけどギリギリ出た( ´゚д゚`)
でも、上下にハモったおかげで、サビは派手になったー!ヾ(゚∀゚)ノ

なんというか、ワンパンマンも、「ヒーローは遅れてやってくる」のルールを踏襲しているし
来たらワンパンだから、サビでは「よし来た!これで勝つる!!」みたいにしたかったの!
やっぱりBメロの少しテンションが下がるところって、「最大のピンチ!」だよね。
もうワンパンマンが来てくれることでしか解決できない……キタ━━━━(V)・∀・(V)━━━━!!!!
っていう展開だな!


それにしても、ONEさんのように、こういったムーブメントの出発地点に立てる人っていうのは憧れるね!

ヒーローが、勝てるか勝てないかじゃなく立ち向かっていくのと一緒で、
勝てそうでも負けそうでも、とにかく出来ることをやっていくのが一番。
そうしたら、自然と風が吹いてくるか、より強いヒーローが助けに来てくれるか、
いずれは自分が強くなれるか、とにかく良い事しかない。

ただその過程は苦しいと思う。憧れだけで進めるかは自分次第。
今のONEさんのようなポジションにつくのは誰にでも可能なことではないし、
なったとしてその後はその後で辛いことがあるはずだし、なる前は勿論もっと辛いと思う。
特に自分との戦いが辛いはず。
「今日くらい筋トレ休んでもいいかな」に勝つのはかなり大変なことだから。
周りは「俺なんかもうやめちまったから、お前もやめちまえよ」って方に誘ってくるしね!w
憧れよりも「それが純粋に好きだ」という気持ちの方が、最終的に自分に勝つ武器になると思うけど。

だから例えば、「ONEさんのように、WEBで漫画を描いてそれが人気作になってゆくゆくは…」っていうような憧れや目標を持つのは
モチベーションとしてはアリなんだけど、それを抜きにしても「描いていて楽しい」がないとどこかで必ず進めなくなるよね。
自分に負けるか、目標を失う。他人は結局他人だから。

別に漫画に限ったことではなく、「困難だとわかっていても進みたい道がある」人には同じことで、
他人の後を追ってるのか、それとも自分の道を走ってるのか。
それがどこまで純粋に好きか、楽しめているか。

常に立ち向かっていれば、その相手が「悪いやつ」でなく「自分の目標」とかでも、思想は立派なヒーローなんじゃないかと思う。