というわけで、またまた引き続いて、KRISTALの各種ウィンドウについて。
今回はエフェクト!!

まずエフェクトってなんだよ、という話だけれど、部屋で声を出したときと、
洞窟で声を出したときは聞こえ方が違うと思う。
それは、環境の「広さ」や「湿り気」によって音の伝わり方、響き方が変わるからだ。

壁(声が跳ね返るもの)との距離や枚数、跳ね返り具合などによって、「やまびこ」が増えることもあるのをご存知だろう。

こういうことを、反響しない部屋で録った音声に後付で表現させるのがエフェクトで、
上記のような、音の響き方、跳ね返り方などは、「空間系」に属する「リバーブ」「ディレイ」等のエフェクトをかけて演出する。


KRISTALでエフェクトのON、OFFや、その度合いを調整するためには、Mixer窓の以下の部分で行う。
KRISTAL06NoFXと書いてある部分をクリックすると、使用可能なエフェクトの一覧が表示される。
ちなみに、これらのVSTエフェクトプラグインは、フリーでも色々配布されており、
それを追加で導入することができるので、のちほどその方法もちゃんとまとめる予定だ。
以前軽く説明したが







KRISTALをインストールすることで最初から使えるエフェクトは以下の4種類である。
KRISTAL_effect01






1、Kristal Chorus・・・ハモりトラックとかにつけるエフェクト。ちょっとほわほわする。

2、Kristalizer・・・マキシマイザーだと思う。音量を稼ぐもの。

3、Kristal Multi Delay・・・何度か声が跳ね返って繰り返すもの。
    「こえが・が・が・が・・・ くりかえし・し・し・し・・・ きこえて・て・て・て・・・ くるよ・よ・よ・よ・・・」

4、Kristal Reverb・・・声が響くもの。
    「こえがぁぁぁぁ・・・ ひびいてぇぇぇぇ・・・ きこえてぇぇぇぇ・・・ くるよぉぉぉぉ・・・」


NoFXをクリックして、上記の画像のようにエフェクトを選択した後は、そのすぐ上の「e」ボタンを押すと
このようにパラメータ画面が開くのでそこで細かい調整を行う。
プリセットも入っているので、それらを呼び出してから微調整をするというのが良いと思う。


そして最後にこの部分。
KRISTAL07ボリュームフェーダー。
Mボタンはミュート、Sボタンはソロ。
そのトラックを鳴らしたくないときはMを押す、そのトラックだけを聞きたい場合はSを押すんだ。








ちなみに、エフェクトの部分とボリュームフェーダーとの間にある「EQ」はイコライザーで、
やはり他と同様に「e」ボタンを押すといじれる。
イコライザーは、音の周波数帯域ごとの出力レベルを編集できるもので、
特定の帯域に一定のノイズが乗っているという場合はこれで軽減できるし、
声に厚みを持たせたい場合は中〜低音域を少しプラスしたり、
逆に空気感を持たせたい場合は高音域を足したり、ということができるのだけど、
素の歌声から遠ざかってしまうので、あまりオススメはしない。
私は基本的に声トラックのイコライザーはいじらない派だ。
オケトラックのイコライザーをいじって、声の帯域とかぶる周波数を若干下げる
というようなことをすると、埋もれにくくはなると思うので、覚えておいて損はないかもしれないが。

また、VSTプラグインでもイコライザーはあるので、この部分でいじらずにエフェクトとして読み込んで
自分の使いやすいと思うEQ画面を呼び出すことも可能だ。
イコライザこのように、KRISTAL標準のEQは帯域をLOW/MID/HIの3段階に分けている。
しかし、後から導入した「ClassicEQ」の場合は7段階あるので、より柔軟な編集ができるというわけ。


次回、【講座】ニコニコで活動する方法 第24回 「ミキシング 〜オススメVSTプラグイン〜」は、
10月9日 22時、公開予定!!