100日目「陽見七神の噂」検証ラストです。
ゲーム内も8月14日ですが、リアルも8月14日となりました。



走れ、メロス!を連れていないナオ!!
隠れ杜から療養所はこれまたちょっと遠い!!
迂回しないと入れないのです。
一度大階段を下りて南にくだってから、療養所へ上る階段へ移動。

つまり、七神の最後の一つは、「殺人ピエロの噂」
井戸で死んだ少女が、黒い鳥となったのが「人面ガラス」なのです。
カスカちゃんに初めて会ったとき、カスカちゃんは地面に人面ガラスを描いていましたね。
アイバさんは「祟り神」と言っていたけれど、カスカちゃんの友達の一人が、人面ガラスでもある・・・。


サンゴは、コミコミの原稿のことでトモキさんに電話を入れるのですが、思わぬ「突き放し」を受けます。
しかも、トモキさん、一人称が突然「あたし」になって、トモキさんという名前がペンネームなのか
本名なのかはともかく、どうやら中身は生物学的には女性であるみたいです。

サンゴは、トモキさんに会った事があるようなので、そのことを知ってはいたと思います。
知らされてなかったのはプレイヤーだけで。
むしろそのことはゲームにおけるちょっとした引っ掛けなだけで、大きな問題ではなく
イナガキがサンゴを慕ってくるようなのと同じように、サンゴもトモキさんを慕っていた。
だからこそ、サンゴは、イナガキに同属嫌悪を抱いていたのではないかと推測されます。
自分が普段コソコソやっていることと同じことを見せ付けられているようで・・・。

トモキさんについては、他にも色々な仮説がありました。


━━┳━トモキさんは生身の人間だよ派
   ┃    ┃
   ┃    ┣男性派・・・本人が最後に「あたし」って言ってるから多分あまりいないとおもう派閥
   ┃    ┗女性派・・・声のトーンも低めでサバサバ喋る女性だったのでは?と考えるよ
   ┃      
   ┣━トモキさんは実在しないよ派
   ┃    ┃
   ┃    ┣サンゴの別人格だよ派・・・サンゴは多重人格者で電話というアイテムを使って自分と会話してるよ
   ┃    ┃                 向こうからは決して連絡取ってこないのも実在しないからだよ
   ┃    ┃ Q:電話代がかかってたのは客観的事実という点の説明は?
   ┃    ┃ A:時報あたりにかけて独り言言っていたよ(そう考えてみるとホラー)
   ┃    ┃   踊る赤ちゃんの噂のときも公衆電話から時報にかけて自問自答しただけだよ
   ┃    ┃  
   ┃    ┗七神の関係者だよ派・・・「やるべきことがある」と諭してくるあたり事情通すぎるよ 
   ┃    
   ┃  
   ┣━上記の複合パターン派
   ┃    ┃
   ┃    ┗途中まで実在だけど途中からサンゴの妄想派・・・電話禁止になったタイミングあたりでリアルトモキさんとは切れたよ
   ┃     
   ┗その他    



みたいな。
もう、トモキのトが┣に見えてきたやだー!

一番混乱を招いている原因は、トモキさんが
「トモキさんってだれ?
 それはあたしのこと?」   
とか言い出すことだと思います。

このやり取りだけ見ると、確かに、サンゴが自分の中の、「理想とするトモキという存在」と対話して、
自分のやるべきことから目を背けて逃げていることを指摘され、ある意味で決別、ある意味で統合が起こっているように見えますからね。

でも、多分トモキさんはいるんじゃないかな。



そして、サンゴもおそらく、七神を巡って、ナオと同じように井戸にたどり着いた。
ナオは、アイバさんに言われたとおり、人面ガラスに「お前なんかいない!」と言い放つのですが、
クルミの病室へ行くと、ご両親がうなだれており、生命維持装置が取り付けられたクルミは、
機械的に呼吸と拍動を繰り返すのみで、もう目覚めることはありません。

呪いは、解いたはずなのに。



参考:
夕闇通りの歩き方
「夕闇通りの歩き方」夕闇通り探検隊ロケ地ガイド