前回はステレオミキサーをどのように使い始めるか、のみの解説だったので、
今回はボリュームの調整をしよう。
今回はボリュームの調整をしよう。
録音コントロールで「ステレオミキサー」が選択されている場合、何が起こっているかというと、
ボリュームコントロール（再生側）のフェーダーのうち
「ミュート」されていない音はすべてミックスされる状態になっている。
例えばこの画像の状態を例にしよう。この場合は、
ＣＤプレーヤー、ライン、マイクボリュームが「ミュート」になっているので、
これらの音はミックスされない。
ＷＭＰ等でＨＤＤ内のmp3を再生したりすれば、その音は自分にも聞こえるし、録音や配信にも乗るけれど、
どんなにマイクに話しかけてもそれは「ミュート（無音化）」されている。
つまり、録音や配信に乗せたい音は、「ミュート」を解除し、つまみを上げなければいけない。
また、乗せたくない音は早急にミュートしておくに限る。
どのつまみが何の音を出すためのものなのかは、第５回の記事参照。
さて、全体のボリュームがどのように作られていくのかを説明しよう。
まず、「マスタ音量」の一番左の「マスタ音量」というつまみだけ幅が広くて、
且つちょっと切り離されたような表示になっているよね。
これは、そこよりも右のＷＡＶＥ以下全体の総和を決めるフェーダーだから、
この状態だと、ＷＡＶＥ１００％の音を、１００％すべて吐き出すという形。
そして、ステレオミキサー側のつまみがそれを受けて、またそこで何％で録音や配信に出すかを決める。
つまり、ボリュームバランスは最低３段階も経て決まるわけだね。
「最低３段階」と言ったのは、ＷＡＶＥ音量は、プレイヤー側のつまみでも更に調整可能だから
それも入れれば４段階あることになるから。
それもいじるとなると、
�．廛譽ぅ筺爾離椒螢紂璽爐弔泙澆痢鵑魴茲瓩�
�■廝腺孱鼎弔泙澆痢鵑魴茲瓩襦、�ＢＧＭ音量が決まる
マイクボリュームとＢＧＭ音量の差を調整する
��マスタ音量の％で「ＢＧＭの音量＋マイクボリューム」をどのくらいの音量で出すか決める
�ぅ好謄譽�ミキサーの％で最終出力レベルを決める
となる・・・。
いじるのはほとんど、�´△世韻世韻匹諭����い錬牽亜腺坑亜鵑�らい固定でいいんじゃないかな。
どうしても割れるなら下げないといけないけれど。
ちなみに上の例だと・・・全部ＭＡＸにしてあるよね。
この場合は、
ＢＧＭ音量１００％＋マイク音量１００％を、１００％音量で再生し、１００％出力に乗せるから、
早い話が
超うるさい
ってことだね！
この設定でＢＧＭつきで喋ろうとしたら、リスナーは放送者が何を言ってるのか聞き取れないだけでなく
「耳蛾ー！！！！」ってなるね！！
どの程度の音量が放送や録音に乗っているのかは、放送や録音に使うソフトそれぞれに、
ピークメーターがついているのでそれを見ながら調整していくことになるんだけど、
もし、ＢＧＭをバックにトークをしたいのであれば、
ＷＡＶＥ＝マイク音量−７０％
くらいは下げないといけないから、最低でもこのくらいから始めてみないとね。
マイク90％＋ＷＡＶＥ20％を100％で再生して、90％出力する の図。
ＢＧＭをバックに歌うのであれば、この図よりも、マイクボリュームを下げたほうが良いと思う。
通常、大抵の人は、喋るより歌う方が声量上がるものだし、マイクボリューム90％だと、
喋っていてもちょっと大きな声になったら割れることがあるので、もっと下げてもいいくらいだから。
曲や音源によって音量は異なるはずなので、それは随時ＷＡＶＥつまみをスライドさせるしかない。
さっき言ったように、放送が始まってからは、リスナーの反応や、ピークメーターで調整することになるけれど、
本当は放送しながら調整するのではなくて、まずはこの設定で「録音」をするのがいい。
録音して自分で聞き直して、もっと音楽は大きくても平気そうだとか、もっと下げた方がいいとか、自分で考えてみよう。
人がどう思うか調べる前に一人で出来ることもあるさ。
喋ったり歌ったりするわけでなく、ずっと喋るだけなのであれば、
基本的に、「マイクボリューム」のフェーダーは固定させておいて、「ミュート」のＯＮ/ＯＦＦだけいじり、
ＢＧＭとのバランスはＷＡＶＥつまみのみで行うのが良い。
ＷＡＶＥつまみを20％くらいまで下げてもＢＧＭの音量が大きいと思うなら、
音楽を再生しているプレイヤーのボリュームつまみも下げるんだ！
それでもマイク音量が小さいなら、マイクブーストだ！
つまり、ステレオミキサーにおける、音量調節手順は以下の通り。
＜音量の差の調整＞
「マスタ音量」の「ＷＡＶＥ」と「マイクボリューム」の差で決める
＜録音・配信される全体音量の大きさ＞
「マスタ音量」の「マスタ音量」と「録音コントロール」の「ステレオミキサー」の総和で決める
大量のフェーダーと格闘し、ベストなバランスを見つけ出したら、その設定をどこかにメモっておくのがいいぞ！
次回、【講座】ニコニコで活動する方法 第１４回「録音 波形編集ツール」
７月３１日２２時、公開予定！！
ボリュームコントロール（再生側）のフェーダーのうち
「ミュート」されていない音はすべてミックスされる状態になっている。
例えばこの画像の状態を例にしよう。この場合は、ＣＤプレーヤー、ライン、マイクボリュームが「ミュート」になっているので、
これらの音はミックスされない。
ＷＭＰ等でＨＤＤ内のmp3を再生したりすれば、その音は自分にも聞こえるし、録音や配信にも乗るけれど、
どんなにマイクに話しかけてもそれは「ミュート（無音化）」されている。
つまり、録音や配信に乗せたい音は、「ミュート」を解除し、つまみを上げなければいけない。
また、乗せたくない音は早急にミュートしておくに限る。
どのつまみが何の音を出すためのものなのかは、第５回の記事参照。
さて、全体のボリュームがどのように作られていくのかを説明しよう。
まず、「マスタ音量」の一番左の「マスタ音量」というつまみだけ幅が広くて、
且つちょっと切り離されたような表示になっているよね。
これは、そこよりも右のＷＡＶＥ以下全体の総和を決めるフェーダーだから、
この状態だと、ＷＡＶＥ１００％の音を、１００％すべて吐き出すという形。
そして、ステレオミキサー側のつまみがそれを受けて、またそこで何％で録音や配信に出すかを決める。
つまり、ボリュームバランスは最低３段階も経て決まるわけだね。
「最低３段階」と言ったのは、ＷＡＶＥ音量は、プレイヤー側のつまみでも更に調整可能だから
それも入れれば４段階あることになるから。
それもいじるとなると、
�．廛譽ぅ筺爾離椒螢紂璽爐弔泙澆痢鵑魴茲瓩�
�■廝腺孱鼎弔泙澆痢鵑魴茲瓩襦、�ＢＧＭ音量が決まる
マイクボリュームとＢＧＭ音量の差を調整する
��マスタ音量の％で「ＢＧＭの音量＋マイクボリューム」をどのくらいの音量で出すか決める
�ぅ好謄譽�ミキサーの％で最終出力レベルを決める
となる・・・。
いじるのはほとんど、�´△世韻世韻匹諭����い錬牽亜腺坑亜鵑�らい固定でいいんじゃないかな。
どうしても割れるなら下げないといけないけれど。
ちなみに上の例だと・・・全部ＭＡＸにしてあるよね。
この場合は、
ＢＧＭ音量１００％＋マイク音量１００％を、１００％音量で再生し、１００％出力に乗せるから、
早い話が
超うるさい
ってことだね！
この設定でＢＧＭつきで喋ろうとしたら、リスナーは放送者が何を言ってるのか聞き取れないだけでなく
「耳蛾ー！！！！」ってなるね！！
どの程度の音量が放送や録音に乗っているのかは、放送や録音に使うソフトそれぞれに、
ピークメーターがついているのでそれを見ながら調整していくことになるんだけど、
もし、ＢＧＭをバックにトークをしたいのであれば、
ＷＡＶＥ＝マイク音量−７０％
くらいは下げないといけないから、最低でもこのくらいから始めてみないとね。
マイク90％＋ＷＡＶＥ20％を100％で再生して、90％出力する の図。
ＢＧＭをバックに歌うのであれば、この図よりも、マイクボリュームを下げたほうが良いと思う。
通常、大抵の人は、喋るより歌う方が声量上がるものだし、マイクボリューム90％だと、
喋っていてもちょっと大きな声になったら割れることがあるので、もっと下げてもいいくらいだから。
曲や音源によって音量は異なるはずなので、それは随時ＷＡＶＥつまみをスライドさせるしかない。
さっき言ったように、放送が始まってからは、リスナーの反応や、ピークメーターで調整することになるけれど、
本当は放送しながら調整するのではなくて、まずはこの設定で「録音」をするのがいい。
録音して自分で聞き直して、もっと音楽は大きくても平気そうだとか、もっと下げた方がいいとか、自分で考えてみよう。
人がどう思うか調べる前に一人で出来ることもあるさ。
喋ったり歌ったりするわけでなく、ずっと喋るだけなのであれば、
基本的に、「マイクボリューム」のフェーダーは固定させておいて、「ミュート」のＯＮ/ＯＦＦだけいじり、
ＢＧＭとのバランスはＷＡＶＥつまみのみで行うのが良い。
ＷＡＶＥつまみを20％くらいまで下げてもＢＧＭの音量が大きいと思うなら、
音楽を再生しているプレイヤーのボリュームつまみも下げるんだ！
それでもマイク音量が小さいなら、マイクブーストだ！
つまり、ステレオミキサーにおける、音量調節手順は以下の通り。
＜音量の差の調整＞
「マスタ音量」の「ＷＡＶＥ」と「マイクボリューム」の差で決める
＜録音・配信される全体音量の大きさ＞
「マスタ音量」の「マスタ音量」と「録音コントロール」の「ステレオミキサー」の総和で決める
大量のフェーダーと格闘し、ベストなバランスを見つけ出したら、その設定をどこかにメモっておくのがいいぞ！
次回、【講座】ニコニコで活動する方法 第１４回「録音 波形編集ツール」
７月３１日２２時、公開予定！！
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