さて、ダイナミックマイクからコンデンサマイクに切り替えることを考えてみよう。
なにしろ、音質面では良いことしかないと思う。
ただ、どうしてもちょっとお金はかかるかもしれない。


コンデンサマイクについても、15,000円〜くらいは覚悟しなければいけないだろう。4,000円くらいのもあるが。


例えば、私が使っているのと同じタイプならRODE ( ロード ) / NT2-Aというマイクなのだが、24,800円(税込)する。
これは、値下がりすることはなさそう。でもコストパフォーマンス的に優秀なコンデンサだと思う。
他のと使い比べたことはないけれど、もう4年愛用している。
例えば、これに0をひとつ足したような値段のコンデンサもあるけれど、
私始め、使用者の耳が本当にその違いを聞き分けられるかという問題もあるので、
最初からそんなに高いものを試さなくてもよいと思うし、このくらいの価格帯で十分かと思う。
ノイズも少ない。
レビューによれば、高音にはクセがあるようで、私のように元々先が尖った高音を出す人は、
それがさらに研がれてキンキンすると思う。
とはいえ、究極的な話、こういうのはもう「好みの問題」なので、出来れば店頭とかで
使い比べて一番自分の好みだったものを買えればそれがベストだと思うけれども。

ちなみに、これの下位(?)機種でRODE ( ロード ) / NT1-Aというマイクがあり、
NT1-A+UA25というという組み合わせは、これまた、2007年当時の歌ってみたの世界でよく見かけた。
こちらは15,800円(税込)

私の使っている2というのと、この1というのとでは何が違うのかと言うと、2なら指向性の切り替えが出来る点だ。
もっというと、ローカットのスイッチもついてる。


マイクには、「指向性」というものがありこれは漢字から薄っすらわかるかもしれないが、「音を集音する方角」のことである。
そして、指向性には「無指向」「双指向」「単一指向」などの種類があり、NT2-Aだとこの3つをスイッチで切り替えできるのだ。
人間の声は口から正面に、1本で放たれると思って良いので、一人で収録するなら単一指向性にして
マイクが集音をしてくれる方向に自分が立てば良い。

NT1-Aの場合は指向性切り替えはついていないので、常に単一指向性である。
つまり、マイク1本を間に挟んで、複数の人が向かい合ったりするような状態で収録・配信する予定がなければNT1-Aで十分だ。
このあたりは自分の活動内容に沿って決めるべきだ。
私は、ラジオ収録などで、もし複数人でマイクを囲むことになったら指向性が単一のみでは困ると思ったので、NT2-Aにしたというわけ。
でも勿論、歌の録音とか、生放送配信のときは、単一指向性だよ。

他にも、RODEのコンデンサは色々あるので、別にNT1-AかNT2-Aの2択で考えなくても良いとは思う。
まず一覧を開いてから、予算で価格帯の絞込みでもしてみると良いだろう。
安いものは本当に安い!(ただし、安ければ安いなりの音だ。コストパフォーマンス的にNT1-Aがベストかもしれない)
レビューなどもよく読んで選ぼう。


では、コンデンサマイクを使うに当たって、前回既に紹介済みのXLRケーブル(オス−メス)以外に
必要なものをピックアップしていく。
意外とあるんだこれが。

マイクホルダー

マイクスタンドは「腕」のようなもので、「手首から先」の部分はマイクホルダーと言う。
ダイナミック型だとこういうマイクホルダーで挟み込むようにしてマイクを「持たせる」よね。
マイクホルダー01







でも実は上のマイクホルダーだと、大抵のコンデンサマイクは「持て」ない。
だからコンデンサマイクを買うときは、「マイクホルダー付属」ってなっているか確認して、
していなかったら一緒にホルダーを買わないと、折角マイクが届いたのに、マイクスタンドにマイクをセッティングできなくて詰む。

一番シンプルなのがこのタイプ。
マイクホルダー02











マイクホルダー03
こういう風にして固定するものだ。
これは、とにかく一番安いし、この写真で使っているような(見えないけど)卓上マイクスタンドにも適している。














ほかに、若干高くなるけれど「ショックマウントタイプ」もある。
まぐさんの防音室の画像にあるね。よく見えないかな。
P1040168
PA & レコーディング>コンデンサー>マイクショックマウント/サスペンションホルダのカテゴリを見てみるといいね!
一番安いのが820円だけど、せめて1,500円のCLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / MS30くらいにするのがいいと思う。

コンデンサマイクというのは、弱点が2つあって、「衝撃」と「湿気」なんだ。
だから「ショックマウントサスペンション」が適しているというわけ。
マイク本体が安い買い物ではないので、すぐ壊れてしまったらショックがでかいから大事に扱おうね!






除湿剤とジップロック

すぐ上に書いたけれど、コンデンサマイクは「湿気」も天敵。
だから、使わないときは、乾燥していて衝撃の加わらない場所に安置するのがベスト。
カメラのレンズもそういう風に扱うよね。
でも、そういうの専用の箱を買うととても高い!
わざわざショックマウントできる除湿ケースなんか買ったらそれだけですごい出費!

だから、使い捨ての除湿剤とジップロックなどで凌ごう。




ジップロックの袋を2〜3重にして、一番内側の袋にはマイクと除湿剤を入れてきっちり密閉する感じ。
それで、100円均一ショップのポーチなんかの売り場に、結構ふかふかした、綿素材のファスナーポーチがあるから
そういうのに入れて置いておくのがいいし、安く上がる。
私ほど毎日使っていると、出しっぱなしで布かけておく方が早い感じだけどw


これで、コンデンサマイクの購入、使用、維持にどのくらいかかるか大体予算が組めたかな?


次回、【講座】ニコニコで活動する方法 第33回 「録音 〜IFの設定1〜」は
12月29日 22時 公開予定!!