高校に入ってクラスにLUNA SEAのファンの子がいて、出身中学が別だったけれどLUNA SEAをきっかけに仲良くなった。
彼女とも結構ライブに行った。
しかし、LUNA SEAが活動休止してしまったため、他のアーティストを探してみたい気持ちになった。
そこで、知ったのが「SHAZNA」で、SHAZNAを辿っていったら深夜に「Break Out!」という音楽番組があることを知った。
具体的な時期を言えば、1996年12月「真冬の野外」に参加、1997年1月SHAZNAと出会う。
彼女とも結構ライブに行った。
しかし、LUNA SEAが活動休止してしまったため、他のアーティストを探してみたい気持ちになった。
そこで、知ったのが「SHAZNA」で、SHAZNAを辿っていったら深夜に「Break Out!」という音楽番組があることを知った。
具体的な時期を言えば、1996年12月「真冬の野外」に参加、1997年1月SHAZNAと出会う。
「Break Out!」ではインディーズのバンドとかを紹介するんだけど、その頃はビジュアル系がどんどん増えつつあった時代で、
もうすでに「華やかな男たち」のバンドとして、（当人が“ビジュアル系”と名乗っているかはまた別として）
LUNA SEA以外にGLAYやラルクやX JAPANなんかはメジャーに出てきていたわけで、
音楽にもこだわりつつ、外見もハイセンスにするっていう潮流が来ていたのは確かだと思う。
バンドのコンセプトを打ち出すために視覚にも訴えようという流れだったのだろう。
SIAM SHADEも当初はお化粧バンドだったはずだし。
その頃「Break Out!」を初めてビデオに録画して翌日見たところ、番組内では、基本的に人気のバンドランキングを紹介しながら
その合間合間に各地の比較的大きなライブハウスから最新情報を仕入れてきて、「こんなバンドが最近注目されているよ」てなことを
見せていく手法だった。
例えばランキングを１０位から８位まで見たら、「ナミキジャンクション」のスタッフさんが画面に映って
「今こちらではなんとかかんとかというバンドがどうのこうの！」って喋る映像が挟まる。
そしてそのインディーズバンドランキングでは、SHAZNAが連続首位を走り続けていた。
そもそも「SHAZNA」を知ったキッカケはCDショップだった。
その頃はやはり学校帰りにCDショップに寄って最新の音楽雑誌を読んだり、予約情報を仕入れて予約をしたり
よくよく考えてみればバンドのオフィシャルではないであろうグッズを、知らずに買ったりしていたｗ
CDショップとかに行くと、「生写真」とか、アーティストのロゴや写真が入った色々なグッズがあるんだけど
下敷きなんかを買って愛用していた。でもそういうのはオフィシャルグッズではないことを後で知ったｗ
SHAZNAにハマる前の段階が、前回説明したようにLUNA SEAだったので、バンド形態であるとか、
ビジュアル系であるということでCDが比較的近くの棚にあって、しかも「Promise Eve」が発売された直後だったので、
お店もプッシュしていたらしく、インディーズだというのに、すごく目立つように平置きされていた。
ジャケットを見るとわかると思うが、このCDの平置きのインパクトはハンパない。
Promise Eve（1997年1月22日発売）
この顔面ドアップの、メヂカラが、こっちを見てくるので、
「なんか可愛い女の子が睨んで来る・・・」
ってずーーーっと思ってて、CDを手に取るものの音が聞こえるわけではないので、どんな曲が収録されているのかさっぱりわからない。
なんかバンドらしいことはわかったので、「女性ボーカルのパンクバンド」とかを想像していた。
そのあと、とあるいきつけの中古本屋に行ったところ、またまた偶然にも「サ行」のアーティストの棚で
「RASPBERRY TIME」を発見。
このジャケットを見てもまだ、「女性ボーカル」であると疑わない私。
相川七瀬のようなものだろうか、とかいろいろ想像しながら、まずこの中古CDを、生まれて初めてジャケ買いすることにした。
Promise Eveはまだ発売したばかりだから中古屋にはなかったのだ。
当然中古CDのほうが販売価格は安いので、「RASPBERRY TIME」が良かったら、「Promise Eve」を買おうという
判断材料にしようと思ったのだ。
買ったその日は、雨だった。
車に戻ってすぐに、カーオーディオにCDを突っ込んだら、男が歌っていた。
これ１曲目ね。
では、このジャケットの人は誰だよ、と。
少なくともボーカルではないよな？ そうかーこのジャケットの人がボーカルじゃないんだー
という事態に。完全に混乱している。
ブックレットを見て、やっぱりこの人がボーカルなんじゃないかという結論に至り、
ずいぶん声の低い女の人なんだなあ
ということにする。
今度は、またその数日後に更に別の本屋へ行き、音楽雑誌を見てみると、Promise Eve発売直後ということで
SHAZNAを特集したり、巻頭カラーインタビューなどを掲載しているものを発見。
フールズメイトとかアリーナ37℃とかだったと思うｗ
それを読んでみると、やっぱり可愛い女の子の写真がいっぱい掲載されているんだけど、インタビューを読むと
ボーカルのIZAMっていう人がインタビューに答えていて、
「ふむふむ、やっぱりこの人がIZAMで、ボーカルなのは間違ってないんだな」
と思うのだけど、文中の一人称が「僕」で、
「ずいぶん声が低くて、一人称も僕かー」
となる。
まだ混乱を極めていたけど、RASPBERRY TIMEの中ではShellyがすごく気に入った。
ジャケ買いをしたけど、音楽的に気に入りそうだったので「Promise Eve」を買う決心もついた。
色々音楽雑誌を読んだ結果、この人は生物学的に男だということがようやくわかる。
それから、その当時よくラジオの生放送のリクエスト電話によくかけていたのだけど、その中で
オペレーターの女性がSHAZNAとピエロのファンで、
「IZAM君は、ガチ男の人」
だと教えてくれてそこで確信を得ることになった。
それに加えて、「Break Out!」を見ることで更なる、リアルタイム情報をいちはやくつかめそうだということがわかったので
録画してみたら、SHAZNAはトップ独走中で、「うわーもうすでにすごかったー・・・」と。
しかも、番組内でランキング発表の際にライブ映像やPVがチラっと流れるのだけど、いつも
「Melty Love」のPVだったから、「Promise Eve」にそれ入ってるんだ、早くCDで聴かなきゃ！！って。
そのPVも勿論こっち。インディーズ時代だからね。
後になって「LAVENDERCOLOR」っていうPV集の初回限定BOXを買ったのだけど、
Melty LoveのPVのフルサイズは本当に何回も見た。可愛らしい仕草の数々という感じ。
女の子が見たら、「こんな可愛い仕草が似合うような子になりたい！」って憧れてしまうよ！
でも男の人だけど・・・。
これの初回「８８８８」本限定のボックス版。
中には直筆サイン入りの色紙とかトランプとかステーショナリーとか同梱されてる。
やっぱり、バンドにとってもMelty Loveは「名刺代わり」のような１曲だったらしくて、メジャーデビューもこの曲だったよね。
それにインディーズ時代にも、Melty Loveの収録されたデモアルバムの「Melty Case」はすごい勢いで売れてしまって
私がSHAZNAを知ったときには既にプレミア品になっていた。。
それから、RASPBERRY TIMEよりさらに遡って、「SOPHIA」というアルバムも店頭で見つけたので、買ってみた。
Melty Caseより古いらしい。
これは別の意味で衝撃だった。
後に出たアルバムから先に聴いてて、遡ったから良かったのであって、ここから入ったとしたらどうだったかわからないｗｗ
ファンになった後なら「・・・IZAM君、歌うまくなったんだなあ！」となるけどねｗｗ
あと、楽曲としては、後のアルバムにリアレンジされたものが収録されているから、それと聞き比べることで楽しめるかもしれない。
「If...」や「Miss ××××」とかね。
「If...」はPromise EveのTrack.04に入っていて、「Miss ××××」はRASPBERRY TIMEのTrack.05の「I miss you...になってて
もっと言うと、アルバム「OLDIES」のDISC２に収録されている「i Miss You・・・」がすごくいいから、
この３バージョン聞き比べると、楽しめる！ｗｗ
「SOPHIA」の段階ではまだ、２回変身残してるわけだからねｗｗｗ
ちょっと動画漁ってみたけど、さすがに全部のバージョンを一箇所に集めてるものはなかったし、
特にSOPHIAバージョンは誰も上げてないっぽいなあｗ
まぁ全部買って聴くのが適切だと思うけどもｗｗｗ
あ、それからSOPHIAに収録されている「Mirror」っていう曲も、Promise EveのTrack.05「Cliches」になっているから
タイトルからして変わっているけど、聞き比べ楽しいリストの一つってことで。
こうやって、セルフカバーとかしながら、楽曲をブラッシュアップしていくのはいいよね。
私もよく過去に歌った歌を、後になって歌いなおすことがあるんだけど、ここらへんからの影響があると思うんだ。
今の全力を出してそれはそれで形にしておいて、後でその過去の自分を越えられそうになったら、
そのときにまた作り直して発表していいんだ！それも聴き方によっては楽しめるんだ！っていう。
そして、SHAZNAは「Break Out!」において、ビジュアル四天王の一角を担った後に、連続１位獲得の記録を樹立するなどしたのち
Melty Loveのシングルでメジャーデビューした。
こっちです。
インディーズ時代とキーが違うんだよね、私個人としてはインディーズ時代の方のキーが好きかな。
あちらの方が、「せつなさ」が色濃く出ている感じがしない？
メジャー版のほうのキーはせつなさ２割減で、キラキラ分が増えてる感じ。
SHAZNAがメジャーデビューした後の「Break Out!」は、ぽっかり穴が開いた感じだったよ。
ラクリマかマリスか、という感じで、時々ファナティッククライシスみたいな。
インディーズ時代には、ライブは１回行けたか行けなかったかそこらだったのだけど
初めてアーティストのコスプレをしたなあ。
高校１年だったからそんなにガッツリメイクとかじゃなかったけど、意識した服装と髪型でライブに行くって言うのはSHAZNAが最初だった。
最初に行ったのは、どこだったかな、渋谷公会堂だったかな。今はC.C.Lemonホールっていうんだっけ？？
メジャーに行った後も、渋谷オンエアーウェストと、日本青年館に見に行った記憶があるなあ。
「すみれSeptember Love」も「WHITE SILENT NIGHT」も「SWEET HEART MEMORY」もシングルは予約で初回を買ったけど
追いかけるのはそこまでだった。アルバムとしては「GOLD SUN AND SILVER MOON」まで。
ここまで追いかけてきて、「彼らは元々やりたかったことがちゃんとやれているんだろうか？」とすごく疑問に感じて
今Wikiを見ると
＞メンバー自身が主体的に自己の音楽活動を指揮することも難しくなっていった
と書いてあるのを「やっぱりそうだったんだ」って思うくらい、
それが当時「音楽を聴いただけで察せてしまう」くらい、インディーズの頃と、メジャーに行ってからで
表現したいものが変わってるというか、「変えられているのではないか」という風に感じてしまうレベルになっていた。
「SWEET HEART MEMORY」はすごく、AOI君らしくて良かったよ。
「すみれSeptember Love」も、そのあとJ-POP界にカバーブームを巻き起こす火付け役を担ってたように思う。
でも、「WHITE SILENT NIGHT」のときに、「Melty loveのようにポップでキャッチーな楽曲をA面にするよう強いられているのかな」
くらいまで思ってしまって、たとえばね、プロデューサーは「Magenta Story」が人気な理由が理解できているのかなとか、色々考えた。
もしそれがわかっていないなら、SHAZNA自身のやりたいことを捻じ曲げて、結果的に人気が薄れるようなことをするのは
アーティストに対する「殺害」でしかない。
こういったことはそのとき私が想像しただけだから、実際どういう事情があったか知らないから
「プロデューサーがそういうことをしたのが悪い」とかいう話ではない。決め付けではない。
プロデューサーや事務所の、どこに責任があるかを追及したいという話でもないんだ！
でも
＞停滞してゆく状況を打破するため、SHAZNAはパンクバンドに転身するという提案を所属事務所に行ったものの、受け入れられることはなかった
ともあるし、実際にメジャーで活動していくのを見ているうち、そういうことがどんどん心配になる展開というか
音楽から感じちゃったりして、活動休止を発表した頃には友達と「仕方ないよね」って頷き合ったりして妙に納得した。
地道なライブ活動やデモテープ配布、小さなライブハウスから出発して、自分たちで音楽を作ってきて、
という道のりを経ているアーティストは、メジャーデビューの際に、他の「商業的な」意思が介入することによって
アーティスト自身がしたいことをしたいようには出来なくなり、結果的に、「したいことをしたいようにしている様を見たいファンは離れる」ため
「商業的な」失敗に陥ることがある。
これがその典型だったらいやだなあ、とずーっと思っていた。
SHAZNAファンと話すと、「A面曲より好きなのがB面かアルバムに入っている」って言う感想を聞くことは少なくないし
私自身もそう思うところがあって。
でも、メジャーデビューしてからSHAZNAを知ったファンの中には、逆の意見を持っている人だっているだろうから
そこに境界を設けるのは良くないことだけど、同時に商業戦略を組む上で仕方のない側面もあると思う。
結局、
「こういうやり方をしてきてメジャーにたどり着いたんだから、そのやり方や理念を踏襲しようよ」
ってなるか
「メジャーに出たことで更に爆発したんだから、メジャーデビュー後の顧客のニーズに応えようよ」
ってなるかの違いなのかもしれないから。
そんなことを色々考えてしまって、でも、やっぱり好きな曲がいっぱいある。
「Shelly」はRASPBERRY TIMEに収録されていたからそこで知ったけれど、この曲も「OLDIES」で
リアレンジされて再収録されている。これは泣ける。
2000年にこのアルバムを出して、ツアーをやって活動を休止しているから、ここまで全力で駆け抜けたんだろうと思う。
このアルバムの集大成感はすごいから。
もうすでに「華やかな男たち」のバンドとして、（当人が“ビジュアル系”と名乗っているかはまた別として）
LUNA SEA以外にGLAYやラルクやX JAPANなんかはメジャーに出てきていたわけで、
音楽にもこだわりつつ、外見もハイセンスにするっていう潮流が来ていたのは確かだと思う。
バンドのコンセプトを打ち出すために視覚にも訴えようという流れだったのだろう。
SIAM SHADEも当初はお化粧バンドだったはずだし。
その頃「Break Out!」を初めてビデオに録画して翌日見たところ、番組内では、基本的に人気のバンドランキングを紹介しながら
その合間合間に各地の比較的大きなライブハウスから最新情報を仕入れてきて、「こんなバンドが最近注目されているよ」てなことを
見せていく手法だった。
例えばランキングを１０位から８位まで見たら、「ナミキジャンクション」のスタッフさんが画面に映って
「今こちらではなんとかかんとかというバンドがどうのこうの！」って喋る映像が挟まる。
そしてそのインディーズバンドランキングでは、SHAZNAが連続首位を走り続けていた。
そもそも「SHAZNA」を知ったキッカケはCDショップだった。
その頃はやはり学校帰りにCDショップに寄って最新の音楽雑誌を読んだり、予約情報を仕入れて予約をしたり
よくよく考えてみればバンドのオフィシャルではないであろうグッズを、知らずに買ったりしていたｗ
CDショップとかに行くと、「生写真」とか、アーティストのロゴや写真が入った色々なグッズがあるんだけど
下敷きなんかを買って愛用していた。でもそういうのはオフィシャルグッズではないことを後で知ったｗ
SHAZNAにハマる前の段階が、前回説明したようにLUNA SEAだったので、バンド形態であるとか、
ビジュアル系であるということでCDが比較的近くの棚にあって、しかも「Promise Eve」が発売された直後だったので、
お店もプッシュしていたらしく、インディーズだというのに、すごく目立つように平置きされていた。
ジャケットを見るとわかると思うが、このCDの平置きのインパクトはハンパない。
Promise Eve（1997年1月22日発売）
この顔面ドアップの、メヂカラが、こっちを見てくるので、
「なんか可愛い女の子が睨んで来る・・・」
ってずーーーっと思ってて、CDを手に取るものの音が聞こえるわけではないので、どんな曲が収録されているのかさっぱりわからない。
なんかバンドらしいことはわかったので、「女性ボーカルのパンクバンド」とかを想像していた。
そのあと、とあるいきつけの中古本屋に行ったところ、またまた偶然にも「サ行」のアーティストの棚で
「RASPBERRY TIME」を発見。
このジャケットを見てもまだ、「女性ボーカル」であると疑わない私。
相川七瀬のようなものだろうか、とかいろいろ想像しながら、まずこの中古CDを、生まれて初めてジャケ買いすることにした。
Promise Eveはまだ発売したばかりだから中古屋にはなかったのだ。
当然中古CDのほうが販売価格は安いので、「RASPBERRY TIME」が良かったら、「Promise Eve」を買おうという
判断材料にしようと思ったのだ。
買ったその日は、雨だった。
車に戻ってすぐに、カーオーディオにCDを突っ込んだら、男が歌っていた。
これ１曲目ね。
では、このジャケットの人は誰だよ、と。
少なくともボーカルではないよな？ そうかーこのジャケットの人がボーカルじゃないんだー
という事態に。完全に混乱している。
ブックレットを見て、やっぱりこの人がボーカルなんじゃないかという結論に至り、
ずいぶん声の低い女の人なんだなあ
ということにする。
今度は、またその数日後に更に別の本屋へ行き、音楽雑誌を見てみると、Promise Eve発売直後ということで
SHAZNAを特集したり、巻頭カラーインタビューなどを掲載しているものを発見。
フールズメイトとかアリーナ37℃とかだったと思うｗ
それを読んでみると、やっぱり可愛い女の子の写真がいっぱい掲載されているんだけど、インタビューを読むと
ボーカルのIZAMっていう人がインタビューに答えていて、
「ふむふむ、やっぱりこの人がIZAMで、ボーカルなのは間違ってないんだな」
と思うのだけど、文中の一人称が「僕」で、
「ずいぶん声が低くて、一人称も僕かー」
となる。
まだ混乱を極めていたけど、RASPBERRY TIMEの中ではShellyがすごく気に入った。
ジャケ買いをしたけど、音楽的に気に入りそうだったので「Promise Eve」を買う決心もついた。
色々音楽雑誌を読んだ結果、この人は生物学的に男だということがようやくわかる。
それから、その当時よくラジオの生放送のリクエスト電話によくかけていたのだけど、その中で
オペレーターの女性がSHAZNAとピエロのファンで、
「IZAM君は、ガチ男の人」
だと教えてくれてそこで確信を得ることになった。
それに加えて、「Break Out!」を見ることで更なる、リアルタイム情報をいちはやくつかめそうだということがわかったので
録画してみたら、SHAZNAはトップ独走中で、「うわーもうすでにすごかったー・・・」と。
しかも、番組内でランキング発表の際にライブ映像やPVがチラっと流れるのだけど、いつも
「Melty Love」のPVだったから、「Promise Eve」にそれ入ってるんだ、早くCDで聴かなきゃ！！って。
そのPVも勿論こっち。インディーズ時代だからね。
後になって「LAVENDERCOLOR」っていうPV集の初回限定BOXを買ったのだけど、
Melty LoveのPVのフルサイズは本当に何回も見た。可愛らしい仕草の数々という感じ。
女の子が見たら、「こんな可愛い仕草が似合うような子になりたい！」って憧れてしまうよ！
でも男の人だけど・・・。
これの初回「８８８８」本限定のボックス版。
中には直筆サイン入りの色紙とかトランプとかステーショナリーとか同梱されてる。
やっぱり、バンドにとってもMelty Loveは「名刺代わり」のような１曲だったらしくて、メジャーデビューもこの曲だったよね。
それにインディーズ時代にも、Melty Loveの収録されたデモアルバムの「Melty Case」はすごい勢いで売れてしまって
私がSHAZNAを知ったときには既にプレミア品になっていた。。
それから、RASPBERRY TIMEよりさらに遡って、「SOPHIA」というアルバムも店頭で見つけたので、買ってみた。
Melty Caseより古いらしい。
これは別の意味で衝撃だった。
後に出たアルバムから先に聴いてて、遡ったから良かったのであって、ここから入ったとしたらどうだったかわからないｗｗ
ファンになった後なら「・・・IZAM君、歌うまくなったんだなあ！」となるけどねｗｗ
あと、楽曲としては、後のアルバムにリアレンジされたものが収録されているから、それと聞き比べることで楽しめるかもしれない。
「If...」や「Miss ××××」とかね。
「If...」はPromise EveのTrack.04に入っていて、「Miss ××××」はRASPBERRY TIMEのTrack.05の「I miss you...になってて
もっと言うと、アルバム「OLDIES」のDISC２に収録されている「i Miss You・・・」がすごくいいから、
この３バージョン聞き比べると、楽しめる！ｗｗ
「SOPHIA」の段階ではまだ、２回変身残してるわけだからねｗｗｗ
ちょっと動画漁ってみたけど、さすがに全部のバージョンを一箇所に集めてるものはなかったし、
特にSOPHIAバージョンは誰も上げてないっぽいなあｗ
まぁ全部買って聴くのが適切だと思うけどもｗｗｗ
あ、それからSOPHIAに収録されている「Mirror」っていう曲も、Promise EveのTrack.05「Cliches」になっているから
タイトルからして変わっているけど、聞き比べ楽しいリストの一つってことで。
こうやって、セルフカバーとかしながら、楽曲をブラッシュアップしていくのはいいよね。
私もよく過去に歌った歌を、後になって歌いなおすことがあるんだけど、ここらへんからの影響があると思うんだ。
今の全力を出してそれはそれで形にしておいて、後でその過去の自分を越えられそうになったら、
そのときにまた作り直して発表していいんだ！それも聴き方によっては楽しめるんだ！っていう。
そして、SHAZNAは「Break Out!」において、ビジュアル四天王の一角を担った後に、連続１位獲得の記録を樹立するなどしたのち
Melty Loveのシングルでメジャーデビューした。
こっちです。
インディーズ時代とキーが違うんだよね、私個人としてはインディーズ時代の方のキーが好きかな。
あちらの方が、「せつなさ」が色濃く出ている感じがしない？
メジャー版のほうのキーはせつなさ２割減で、キラキラ分が増えてる感じ。
SHAZNAがメジャーデビューした後の「Break Out!」は、ぽっかり穴が開いた感じだったよ。
ラクリマかマリスか、という感じで、時々ファナティッククライシスみたいな。
インディーズ時代には、ライブは１回行けたか行けなかったかそこらだったのだけど
初めてアーティストのコスプレをしたなあ。
高校１年だったからそんなにガッツリメイクとかじゃなかったけど、意識した服装と髪型でライブに行くって言うのはSHAZNAが最初だった。
最初に行ったのは、どこだったかな、渋谷公会堂だったかな。今はC.C.Lemonホールっていうんだっけ？？
メジャーに行った後も、渋谷オンエアーウェストと、日本青年館に見に行った記憶があるなあ。
「すみれSeptember Love」も「WHITE SILENT NIGHT」も「SWEET HEART MEMORY」もシングルは予約で初回を買ったけど
追いかけるのはそこまでだった。アルバムとしては「GOLD SUN AND SILVER MOON」まで。
ここまで追いかけてきて、「彼らは元々やりたかったことがちゃんとやれているんだろうか？」とすごく疑問に感じて
今Wikiを見ると
＞メンバー自身が主体的に自己の音楽活動を指揮することも難しくなっていった
と書いてあるのを「やっぱりそうだったんだ」って思うくらい、
それが当時「音楽を聴いただけで察せてしまう」くらい、インディーズの頃と、メジャーに行ってからで
表現したいものが変わってるというか、「変えられているのではないか」という風に感じてしまうレベルになっていた。
「SWEET HEART MEMORY」はすごく、AOI君らしくて良かったよ。
「すみれSeptember Love」も、そのあとJ-POP界にカバーブームを巻き起こす火付け役を担ってたように思う。
でも、「WHITE SILENT NIGHT」のときに、「Melty loveのようにポップでキャッチーな楽曲をA面にするよう強いられているのかな」
くらいまで思ってしまって、たとえばね、プロデューサーは「Magenta Story」が人気な理由が理解できているのかなとか、色々考えた。
もしそれがわかっていないなら、SHAZNA自身のやりたいことを捻じ曲げて、結果的に人気が薄れるようなことをするのは
アーティストに対する「殺害」でしかない。
こういったことはそのとき私が想像しただけだから、実際どういう事情があったか知らないから
「プロデューサーがそういうことをしたのが悪い」とかいう話ではない。決め付けではない。
プロデューサーや事務所の、どこに責任があるかを追及したいという話でもないんだ！
でも
＞停滞してゆく状況を打破するため、SHAZNAはパンクバンドに転身するという提案を所属事務所に行ったものの、受け入れられることはなかった
ともあるし、実際にメジャーで活動していくのを見ているうち、そういうことがどんどん心配になる展開というか
音楽から感じちゃったりして、活動休止を発表した頃には友達と「仕方ないよね」って頷き合ったりして妙に納得した。
地道なライブ活動やデモテープ配布、小さなライブハウスから出発して、自分たちで音楽を作ってきて、
という道のりを経ているアーティストは、メジャーデビューの際に、他の「商業的な」意思が介入することによって
アーティスト自身がしたいことをしたいようには出来なくなり、結果的に、「したいことをしたいようにしている様を見たいファンは離れる」ため
「商業的な」失敗に陥ることがある。
これがその典型だったらいやだなあ、とずーっと思っていた。
SHAZNAファンと話すと、「A面曲より好きなのがB面かアルバムに入っている」って言う感想を聞くことは少なくないし
私自身もそう思うところがあって。
でも、メジャーデビューしてからSHAZNAを知ったファンの中には、逆の意見を持っている人だっているだろうから
そこに境界を設けるのは良くないことだけど、同時に商業戦略を組む上で仕方のない側面もあると思う。
結局、
「こういうやり方をしてきてメジャーにたどり着いたんだから、そのやり方や理念を踏襲しようよ」
ってなるか
「メジャーに出たことで更に爆発したんだから、メジャーデビュー後の顧客のニーズに応えようよ」
ってなるかの違いなのかもしれないから。
そんなことを色々考えてしまって、でも、やっぱり好きな曲がいっぱいある。
「Shelly」はRASPBERRY TIMEに収録されていたからそこで知ったけれど、この曲も「OLDIES」で
リアレンジされて再収録されている。これは泣ける。
2000年にこのアルバムを出して、ツアーをやって活動を休止しているから、ここまで全力で駆け抜けたんだろうと思う。
このアルバムの集大成感はすごいから。
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