すごく見所のあるものを、偶然見た。


ムシリンピック

総視聴者数は2万とはいえ、アクティブはその全体ではないはず。とはいってもこの満足度は異常ww
こんなの初めて見たw しかもこの多人数の視聴者がいそうな放送でww

これはすごかった。私も迷わず「1」をクリックした。1でなければ88888という感じだ!これが「一か八か」というやつか。



最初はね、本当に偶然、21時頃に、たまたまニコニコの動画(原宿)上部にあるバナー部分で「生放送開始」ってのが出てきたからクリックしてみたんだ。
そしたらほんとに始まったばかりだったから、そのまま見てみることにした。

昆虫相撲系は、異種格闘技戦みたいなのは時々本当に残虐で、どちらかが死ぬまで毒のある虫同士を戦わせたりするから
そういうのは可哀相で見てられないんだけどね。タランチュラVS蜂とかみたいなの。
知的好奇心的に「この生き物とこの生き物はどちらが強いのだろう」という興味が湧くことは誰しもあると思うけど
それを娯楽のためにやって見世物にするのはまた違う気がしてしまうしね。
「リオックが強い」ということだけ知ってれば十分w

でも、クワガタ・カブト相撲は、土俵(リング)があって、そこから出たほうが負けだし戦意喪失してるときも判定で勝負決まるから
まだまだ安心して見ていられる。実際に森の中でこういう光景はある、と思えるし。
箱に閉じ込めて殺し合いをさせるのは、本来そこで死ななくて良かった生き物を殺してるみたいで辛い。
そんなわけで、今回のは見てみることにした!
まず、クワガタとかカブトとか色々出てくるのが面白い!
よくニコ生でも昆虫の多様性と生態について話し込んじゃうんだけど、カブトとかクワガタも海外のやつはやっぱり
「デザイン」が奇抜に感じられたりして見てるだけで面白いんだよね。
特に、スマトラが宝庫っぽいなあ。まあ、海外に持ち運び出せない関係でこのトーナメントに出場しなかった種類なんてのも
数え切れないほどいるんだろうけどさ。


たとえば、コーカサスとかヘラクレスなんてのも、その中で更に何種類もいるしなぁ。
今回もヘラクレス同士の戦いとかあったしね。(しかもそれがかなりアツかったわけだけど)
ツノの形にも色々あって面白いなあ。
それで、クワガタの中にも、カブトみたいなのがいたりしたし。
ニジイロなんとかみたいなのも色がすごかった。確実にマジョーラ。


で、まず、生放送は第3回トーナメントの決勝戦をおさらいするところからだったんだけど、
そこでは国産カブトムシの、「小さいながらに一瞬の隙をついて体格差のあるやつにも勝つ」っていうシーンが多くて印象的だった。
自分の3倍くらいの大きさのやつでも、タイミングを見てぽぃっちょしちゃうときあるからすごい。日本の柔道を見ているみたいな。
だから、今回の第4回トーナメントも、そんな国産には頑張って欲しいと思った。

でも、もう一つドラマがあって、今大会までの3連覇を果たしている、ヘラクレス・オキシデンタリス。
まず今回4連覇を狙うってだけでも無敗の伝説へのドラマって感じなんだけど、既に歴戦と加齢で左後ろ足が麻痺してて
どうしても踏ん張りがきかない分、戦意を喪失することもあるんじゃないかなと思って見てた。
でも、オキシデンタリスは身体のサイズはかなりのものだから、自分より大きい相手というもの自体ないんだけど
故障者だとそこもまた違ってくると思う。
トーナメント開始時に実況の人が、
「怪我をしているけど、戦いをやめないという気概を感じたから出場させて今回を引退試合にしてもらうことにした」
とか説明してて、解説の佐竹が「そうですかw」とか思わず苦笑いしてたんだけど、でも、実際にオキシの力は「気迫」にあった。
相手を戦意喪失させることはあっても、自らが戦意喪失することだけはなかったからな。
それは、佐竹も解説している内に感じ取ったかもしれない。佐竹の解説がすごく格闘家目線で良かったからね!
もしかしたら、虫、いや、生物というのは本来、怪我をしているからこそ後に退かないというものなんじゃないだろうか!とすら思った。
追い詰められた獣のような目、みたいな表現を良くするけど、まさにそういう、ハンディを背負っている自覚があればあるほど
ハングリー精神は高まってくるというか。
そんな、最後の最後まで諦めないやつが勝つという「不撓不屈」の精神を、オキシからは試合中何度も感じた!


全体で、見所となったシーンは何度もあった。(疑惑の判定もいくつかあったw)
「リッキー」とか「お小遣い」とか、ファンがいるカブトやクワガタもいて、コメントを見てても面白かったし
展開がアツイ試合ではやっぱり「おおおおおおおおおおおお」みたいなので埋め尽くされて、みんな興奮してるのが伝わってきた。

まず、第一の山場は開始から33分ほど。
国産VSコーカサス

コーカサスは、前の2本の足で相手に張り手をするのが特徴的。(通称「ぺちぺち」)
それに当然押していくので、これは「重量級横綱」のよう。
で、国産は「うっちゃり」というか、懐に潜り込んでテコを使った投げ技が得意で、相手のサイズによらず一発逆転の可能性を秘めてる。
この戦いは国産が見事に勝ったので、コメントもツイートも一気に伸びた瞬間だった。
この「ツイートまとめ」というページを参照して欲しい。
一番棒グラフが高くなっている部分がその瞬間だからいかに盛り上がったかわかるはずだ!


今回の決勝ブロックでは、国産がすぐに敗退してしまい「なんだ国産負けたのか」と見るのをやめてしまった人も多かったのかもしれない。
私も、風呂が沸いていたので入ろうか迷ったのだけど、オキシのことが気になったのでそのままみていた。
国産とオキシが決勝に残るのは第3回を見ていたら予想できたので、この2種のいずれかには優勝して欲しかったしね。

で、クワガタも色々いるので、勿論クワVSクワやクワVSカブトなどもあったのだけど、決勝は
ヘラクレス2種の戦いになった。

ネタバレ:ヘラクレスが勝ちます

っていうコメントに対して、「ネタバレするやつマジなんなの?」というマジレス(?)を見たときはコンボで吹いたw
マジで言ってるなら一旦落ち着いて見て欲しいw
ネタを被せていったのなら巧妙すぎるww


そしてこの決勝戦、ヘラクレス・ヘラクレス(ヘラヘラ)152寸孱咼悒薀レス・オキシデンタリス157澄,箸いΓ寡い覆鵑世、体格差はほぼなく
オキシは左後ろ足が全く動かないというハンディを背負っている状況。
もちろんヘラヘラはここまで勝ちあがってきただけあって気迫もテクもある。
テクといえば、パラワンというクワガタがすごくセンスある戦い方をしてたな。そこも見所だったよ。

ヘラヘラはオキシに臆さずガンガン攻めて行ったので、一度は土俵際までオキシが押されて、しかも一回は
ツノで挟まれて完全に持ち上げられた状態になった。
脚が1本でも土俵(樹木片)に引っかかっていれば、堪えられる場合もあるんだけど、全て引き剥がされると
ほぼ勝負は決まったようなものだから、これはもうだめかな、と思った。
でも、投げられかけたオキシが、一瞬土俵に脚が触れた瞬間、まだ動く方の右後ろ足一本で自分と相手の体重を同時に支えつつ
ヘラヘラを場外に運び出したからなあ。
49連勝ともなると、経験値ってのもあるんだろうなあ。虫とはいえ、場数ってのは踏んだだけ学習するのかもしれん。
この試合中は本当に胸が熱くなった。(物理)
あぁ!危ない!!・・・・うおおおおおお!! っていう。思わず声が出たもんねぇ〜。
今、胸が、熱い!ってなった!
試合終了直後の実況と佐竹の解説全然頭に入ってこなかったw 余韻でww リアルにちょっと涙が出たもん。
まさに不撓不屈の6文字が脳内に浮かんだ。(数学)

人間の年齢にするともう50歳くらいらしいから、さすがに現役引退がチラつく歳だよなあ。
で、もう実際この世には居ない個体らしいからね。何しろ2005年の映像だし。
強い競走馬が引退して種馬になって2世を生むように、この個体の命が受け継がれているとロマンだけどなあ。
いうなればこいつは、「オルテガ」だから。