以前もちょっと制作開始したことについて触れた英語版UTAUライブラリの、ニューバージョンの件です。
そのときにも書きましたが、以前公開した英語版は試しに使ってくれた人もいたものの、
少なくとも現在普及はしておらず、その試験運用してくれた方の原音設定のパラメータデータも私は預かっていませんし、配布もされていないので
普及のキッカケが掴めず状態だったのです。
しかも、相当のUTAU調教師でないと使用がきついらしいです。

そこで、使いやすいリストを書いてくれたら録るよ!って話を、海外のUTAUに詳しい方に話してみたら
頑張ってリストを作ってくれたので、今日全部録り終えました!
データは全部で214個!
もし、追加依頼が来なければ、このサンプル数で、より使いやすい英語版のUTAUライブラリーが出来るということになりますね!
このリストは、その方が独自に作ってくださったものですから、まだどこにも出回っていないものだと思います。
上手くいったらデータと一緒に公開するといいかなと思うのだけど、まだ今試験中の段階なので
迂闊に公開しても混乱を招くので色々確定してからにします。

214個の内訳がどうなっているかというのは、ざっと説明してみようと思います。

まず、「母音の連続音」
これは、日本語の連続音のように、英語の母音で録る連続音です。60個。
ちなみに、子音の連続音も録る?って聞いたら彼女には「子音の連続音はサンプル数が凄い数になるからやらないほうがいいよ!」といわれましたw
なので、母音は連続音で録って、子音は「子+母+子」というものを一つのWAVデータにつき4〜7音ずつ入れていく手法で録っています。
これが132個。
それに加えて「子+子」という子音が2つ以上繋がって発音される部分というのがあって、これはまた別フォルダに22個です。


母音に関しては
・あ
・あ と え の間
・あ と お の間
・い
・い と え の間
・う
・え

二重母音の
・おい
・おう

Rが混ざる
・う→r
・r→う
・あ と えの間→r

・ん

という13種類の全順列組み合わせです。
何と言っても日本にない「曖昧母音」と「R」は梃子摺りましたね。
ネイティブスピーカーじゃないから、自分が録ったものが正しいのかどうかも判別できないけれど
それでも「なんか違うんじゃないかな?」ってことで結構こだわって録った部分がそこかな。


そして、「子+母+子」っていうのは、一定のテンポでブランクを入れつつ
「けぇあk こぉk かぁk けぇk けぃk くぅk・・・」
っていうのを延々録って行きます。
Kが終わればSだのSHだのTだのTHだの・・・・データは132個だけど、「子+母+子」だけでサンプル数は572個だよ・・・・・・・
原音設定大変そうだ。


最後の「子+子」というのはこちらのページをご覧ください。
例えば「camp(キャンプ)」のmp(ンプ)の部分とかが「子+子」なわけです。
でも、「ンプ」だけ発音するのはかなり難しいので、このページを上から全部、1行につき1単語選んで読んでいきます。
「キャンプ キャンプス ニンフ・・・・」とね。
で、そのデータから「ンプ」「ンプス」「ンフ」が切り取られてサンプリングデータとして使われるという算段です。
このフォルダだと、「Fifths」みたいなのが難しかったかなあ。
FTHSってとこが問題且つ使用される部分なんだけど、全部無声子音だからね、日本人的には「フスス」って言いそうになるから。
しかもTH(θ)からのSって難しいのだよ。ゆっくりなら別にいいんだけど、ある程度の速さで言い切ろうとするとコツが要る!
だからこのフォルダは最後にやった。


そして、データはロダ経由で提出してきたので、そのうち原音設定が終わってお知らせが来ると思う。
今UTAUいじっている時間があまり取れないと言ってたのでゆっくり待とうね!!
海外の方に手伝ってもらって作り直すことになるとは思わなかったけど、実際進んでて嬉しい!
仮にそれがリテイク依頼だったとしても続報が来るのが楽しみである。


UTAU蟹音ぱん。配布所と使い方はこちら。