今日、ふと思い立って「目隠しマリオピアノ」の動画を見た。
あれは8年前。
blindfoldedmario.wmvという動画が話題になったのだよ。
ニコニコにある転載はこれ。



長いバージョンは約11分あって、マリオシリーズの楽曲をメドレーにアレンジしたものをタンクトップにハーフパンツの少年がピアノ演奏するのだが
最初の部分はタオルで目隠しした状態で弾き始めるんだ。
それで、すげーとみんな食いつくんだが、タオルを外した後から本領発揮で、
曲の繋ぎも楽しいのだけどタイムアップが近くなるときの演出を思わせる加速とか、コイン・1UP取得などのSEも演奏に混ぜてきて
11分という長さを飽きさせない、とてもエンターテイメント性の高い演奏動画なんだ。
その頃はYoutubeもなくて、ニコニコも当然なくて、どんな情報でも2chからさらって来るような時代だった。
ねとらじもLivedoorがサーバー始める前で、個人のPCの中にキャスト用サーバーを立てて行ってたしね。
動画っていうのはまだコンテンツとして幅をきかせてなかった。
だってみんなISDNとかだったしさw
アップにもダウンにも時間がかかるし、動画を沢山置いておけるような大容量のホームページを誰もが持ってるわけではない。
ギリギリFLASHの時代で、動画に移行しようという頃だったと思う。2004年だからな。

そんなときに世界的に話題になった動画がこれだったから、まさにパイオニアだったよ。
Youtubeとニコニコを見比べれば現時点でも明らかだけど、ホームビデオをアップして不特定多数がそれを楽しむ文化は
日本にはなかなか根付かないじゃない。
この「マリオピアノ」の動画だって、のちにニコニコにアップされて「くちびるの人」って呼称が固定されるくらいだから
演奏動画とかも極力手元だけを写したがるものだし、ホームビデオってペット動画くらいしかウケない。(メンタリティの問題もあるかも)
それに対してYoutubeでは「全部俺」動画は、トラック分の歌ってる顔動画を並べるもんな。あれ日本人はやらない。
それで今みたいに「演奏してみた」っていう文化が動画の世界に浸透するもっと前の段階ですでにここまでのことをやってしまっていたから
当時は衝撃だった。
世の中にはすごい人がいて、それをインターネットを通じて発表できちゃうんだなあ!と思い知ったよ。
そういうのは、全部テレビの仕事だったからね。
これからは、個人が発信できるんだなとよくわかった。



当時まだ動画ポータルサイトがないので、FLASH倉庫のように個人がどこかから集めてきて、転載するサイトみたいなのがいくつかあって
そういうのを巡るのが手っ取り早かったし、それしか方法がわからなかったからそういうところで動画を見てた。
他にもそこにはTAS動画とかあったな。TASもそこで知った。神動画.comとかね。
blindfoldedmario.wmvは最初、このファイル名の直リンクで知ったから更に訳がわからなかったよ。
出所を調べようがなかった。
ましてや、当時まだこのブログを始めるかどうかって時期だったから、自分のブログ内で
この動画に関する記述を探してみたけど一度も言及した形跡はなかったw
8年間、時々思い出したように何度も動画を見てたには見てたのにw

そんなだったから、その当時は「目隠しピアニスト」さんが何者か知りようもなかった。
ただなんとなく、日本人なのかなとかぼんやり思っていただけだった。(実際ハーフだったけど)

今日ふと思い出したので、blindfoldedmario.wmvを久々に見たんだけど、この人って今何をしているんだろうって気になってきて
調べていったら、まずニコニコでは「くちびるの人」と呼ばれるに至ってたことがわかった。
そこから大百科を調べたら「マーティン・ラング」という記事に飛んだので、
なるほどこれが本名で、今はこういうゲーム音楽を演奏する舞台で活躍するに至っていることもわかった。
中国人と日本人のハーフで、香港生まれのアメリカ育ちっていう経歴だから、動画だけ見てなんとなく
「日本人なのかな」
と思ったのでは当たらずとも遠からずなんだけど、一発的中は無理に決まってたw

しかも、この「blindfoldedpianist」だとか「MARTIN LEUNG」とかで調べていくと、2004年当時にも
Exciteでインタビュー記事を掲載していたこともわかった。
(この記事、このブログが始まる前日にリリースされている)
また、一番最初に動画を投稿した先は「eBaum's World」という、画像・映像の投稿サイトだったらしいことも判明した。

今は、Youtubeにもチャンネル開設してたよ。
コンサート映像なんかもニコニコで見てみたら、パイプオルガンも弾いてた・・・。
パイプオルガンって演奏がすごく難しい楽器らしいからなあ。すごいなあ。



とにかく、当時から思ってたのが、
弾いてることそれ自体が楽しくてしょうがないんだろうな!
ってこと。
多分マリオも同じくらい好きなんだろうけど、その好きなマリオの曲を奏でることをとても楽しんでるなあというのが伝わってとても好きな動画。
心を動かされる。

それで、もうその好きが昂じて、それを専門にする道に入っちゃってるし、日本で言うところの「東京ゲームショー」のような
アメリカのゲーム関係の大きな祭典とかでも演奏しているみたいだし、「Video Games Live」でも定期的にステージに上がってるようだ。
サイトを見る感じだとこれまでに来日経験はないかもしれないし、今後の予定にもなさそうだけど、是非一度来日公演を開いてほしいね。

なんだか、色々再発見があって調べてみた甲斐(?)があったよ!

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なんて話を、ひょんさんと丸い人さんとしていたら、ひょんさんがこんなのを持ってきた。
(ちなみにこの「革新的発明と製品情報」というサイトは、他にも斬新な発想が面白い新商品やイベントなどを取り扱っているので
是非他の記事も見て回って欲しい)

これまた趣向は全然違うが、「演奏してみた」・・・なのかなw

これもまたちょっと調べてみたら、Old Spiceという海外の男性向けフレグランスメーカーの広告の一端らしい。
ニコニコではこの動画で知られているそうだ。私は今回初めてみたんだけどw


このテリー・クルーズ(Terry Crews)なるムキムキの人の筋肉に、多数の楽器デバイスを接続し、
それぞれの随意筋を個別に、ないしは同時に動かすことで演奏をするという仕組み。
これがなんと、本家サイトへ行くと、PCのキーボード操作で「演奏」をすることができる。
(Youtubeで「筋肉ドラムミュージック」というタイトルの動画として転載されている)
Old Spice Muscle Music

えも言われぬ気持ち悪さと楽しさである・・・。
キーボードの「A」を押すと、なんかソーセージが降ってくるww
エレビ画面に動物が映る「アニマル!」キーとか、テリーに帽子を被せる「ハット!」キーなどもあるので探してみてくれ。
ちなみに、プリセットのリズムが1〜4のキーで再生開始するので、それに合わせて他のキーを叩いてミックスしよう!