久々に映画館で映画を見ました。
それにもう一点、特筆すべき点は3D映画を見るのは今回が初めてだった、ということです。

映画館では、3Dメガネが配布され、退出時に回収されますが、そのレンタル3Dメガネの造りがとても重量感のあるラバー製でした。
おそらくショック吸収などを目的にそういった素材で作られているのでしょう。
レンタル品ですから落としたり踏んだり乱暴な扱いをして、壊れないようにという保険かと思われます。
しかしこれが本当に重い!!

そして、元々視力矯正のためにメガネをかけないと字幕が見えないというのに、3Dメガネを上から重ねてかけるわけですから
重ねてかけるということはひとまず置いておいても、とにかくその重みが全て耳にかかってきて、私の耳は映画開始から1時間を経過した辺りで
限界を迎えてしまい耳〜頭にかけて痛くなってしまいました!!

これでは、同じ条件で2度と3D映画は見られない。
もう、次回見に行くならあらかじめ自前の3Dメガネを用意しておかなければ後悔する!
楽天でちょっと調べてみたら、ピンキリというか。品質がピンからキリまでなのかどうかはわかりません。
でも実際そうなんだろうとは思うんですが、何より値段の幅がすごい。
一番安いものは711円でした。
あ、ちなみに、赤と緑のレンズのやつじゃなくて、ですよ!ww
ただその711円のメガネが、映画館でちゃんと3D立体視できるように作られているのかはわからないわけです。
さぁどうするべきか…!
ちなみに、元々自分がかけているメガネに対してクリッピングして使うタイプのものもありました。
何かしらの「映画館がレンタルしている3Dメガネではないもの」を用意しなければなぁ。


というのは、映画本編開始前の新作予告のところで、「ここから3Dメガネかけてね」の表示の後に、こんな映画の紹介がありました。
つまり新作の3D映画の予告なんですが。

フランケンウィニー
オズ〜はじまりの戦い〜

どちらもディズニーです。
(アヴェンジャーズもディズニー配給ですしね。)

それで、フンランケンウィニーは私の大好きな、ティムバートン監督作品。
スパーキン!? いやスパーキーというフランケン犬(ふらんけんけん)が出てくる映画っぽい。
雷の電力で、死んだ生き物が生き返っちゃうお話。


オズは、「オズの魔法使い」の誕生秘話のようです。
オズの国の偉大な魔法使いがどうやってその地位についたか?
いや、違うかも。
でも、これがヒットしたら「Return to OZ」のリメイク、ありうるんじゃないでしょうか?ないですか?あってほしいです。
とにかく、Return to OZに関してはオズの魔法使いの公式に認められていないため、ソフト化されていないという話を聞きましたが
一度はVHSが出ているんですよね。DVDになっていないだけで。
そして今回の「はじまりの戦い」ですから、なんだかんだでディズニー×オズってまだありうる話なんだなとは思いました。
「Return to OZ」の件を聞くだに、もう二度とない組み合わせなのかと思ってたんです。
そこがまず意外でしたね。
これは見たいなあと思っています。来年の春公開の予定ですね。
だいぶ先なのでそれまでに積んでる見たかった映画を消化しておこうww


さて、アヴェンジャーズを見てきましたというのが本題ですが。

ネタバレを含むので念のため「追記」として書きます。
読みたい方は続きを開いてください。以下ネタバレありますよ!注意!!

この映画は、マーヴェルオールスターズという感じの、近年のマーヴェルヒーローを一本の中で、一挙出演させてなおかつチームワークさせちゃうぜ
といったようなコンセプトなのだろう。
ただそれだけではなく、近年のマーヴェルヒーロー映画というのは、このアヴェンジャーズにいたるまでの別作品で
アヴェンジャーズへの伏線を敷いていたりするくらいで、この作品に出てくる2011年作品のキャプテン・アメリカと
マイティ・ソーあたりはこの作品への布石を敷いているという意味でセットで(欲を言えばアヴェンジャーズを最後に見られる順序で)
見ておくととても楽しめるようにできている。
有名なゲームでたとえるならばドラクエ4のようなもの。
それぞれのヒーローにはそれぞれの歴史があり、そしてその歴史のある一点で、こうして全員が集結する場面を迎えるという感じ。
元は別々の映画、ヒーローたちなのだが、「マーヴェル」というものを軸に同じ世界で生きていて交錯する。
有名な漫画でたとえるならCLAMP作品のようなもの。

ちなみに私の場合は、アイアンマンもハルクもマイティソーも作品タイトルを知っていながら見ていなかった映画なのであるが
それでもこの映画は楽しめるので、予習をしなくてもこの映画はこの映画として楽しんで後から歴史を遡れば良いだろう。


こういったヒーローたちというのは、

一人でも、多くの強大な敵に立ち向かえる力

を、持っているのだが、それが

仲間と協力し合う能力

を持っていることとは無関係で、つまりスタンドアロンには慣れているし、むしろその方がやりやすいと考えていることの方が多くて
人と協力しなければいけない局面に対しては対処を誤ったり、拒絶するしかなかったり、協調性を発揮できなかったりする。
それが証拠に、信頼できる仲間が犠牲になって漸く「協力し合うことが必須である」と身に沁みてわかることになる。
そしてやはり、そこからが強い!! というのが見ていて安心できるところである。
ヒーローものの王道。それは、たとえ一時的にみつどもえやら、仲間割れなどに忙しなくなるようなことがあっても、
本当のピンチには力を合わせて足し算ではなく、掛け算の強さを見せてくれるところでもあると言える。
ヒーローものを楽しむ人たちが、期待している展開をしっかり見せてくれて、その点消化不良がなくて良い。
エンドロール後のオチはとてもシュールだったがw

あと、ホークアイとブラックウィドウが、確かにいい仕事をするんだが明らかに身体能力が他のキャラに比べて
「生身」すぎて心配になった!ww
でもブラックウィドウのネゴシエーターの能力というか、まぁ諜報力でもあるけどwそれは確かに特殊能力で
他のキャラにはない点。
また、確かに一般人に比べれば戦闘能力だって並外れている。
そしてホークアイの弓使いも常軌を逸している。(標的を見ずに的中させることすら可能)
しかし、これでもなお、アイアンマンやハルクが相手となれば全く勝ち目はないであろうレベルなのだ。
それらのキャラが皆で、結束することでお互いの能力を更に生かせるようになるというのが見所を増やすポイントでもあった。
一人ひとりで行動しても良い働きをするが、一人では危険な場合だって沢山ある。
そういうときには仲間のサポートが、その人を守り、且つ本来の力をより引き出し掛け算になっていく。

それにしても、楽しみなのは、これから各自の単品作品を見ていくことだ!
さらに、アイアンマン3が来年のGWに公開予定らしい。

スパイダーマンとX-MENのまだ見てなかったスピンオフだとかも見ておきたいなあ。

今度レンタルショップでDVDを14本くらいまとめて借りてきて一週間映画漬けになろうかと思うw