ネジ兄さん・・・



再うpも多分しますが、今はまだTSがあるよっ!

今回は、ネジ編1「ネジ兄さんといっしょ」
ネジが子供番組への出演を抜擢されてタレント業に片足突っ込むお話です。


けれど、ルーマニアなので(?)ネジはどんどん調子付いていって、芸能雑誌でのプライベート暴露等により人気も徐々に落ち目、
番組は降板させられて元々勤務していた練り物会社「ヤセタン」に出戻り。
それを高橋が一喝して立て直し、ナシモト課長の息子のケースケと親友の契りを交わすまでの物語になっています。


このシナリオは今までの中でも特に「一度ドラマを起こした後で再発見する日常」にスポットが当たっている気がします。
鏡ルートもそうなのだけど、鏡の場合は、鏡を買おう!ていうところまでがネジの選択であとは自然発生して本当に巻き込まれた感じ。
けれど、今回のルートはテレビに出るところが巻き込まれ部分で、その後調子付いていくのはネジが勝手になっていくし
「やっぱりタカハシはいいやつだったな!」って展開になって、ほんの数ヶ月の間に人が変わったようになっていたネジも
本来の自分や生活や関係を取り戻していくんだよね…。じーん。。

1作目でミハルルートのときに、どんどん自滅していくネジを見るのが最初のプレイだったから
実況中も「こいつダメだな」ってコメ多かったんだけど、今回はもっとだったんじゃないかなw
誰の目にも明らかなフラグをバンバン立てまくる日記を読むにつけ
「ネジ、自分の日記読み返して自省しろよ・・・」
って思うもんねww
なんのための日記だよww
メタ的な話をすれば、プレイヤーのための日記だけどwwww
ネジにとっての日記はそうじゃないだろ!ww
数ページ戻ったら「あれ…俺…変わったな…間違ってるかも」てなりそうなもんだもん。

そんなもどかしさを感じることがプレイヤーとしては大事なのかもね。人の振り見てなんとやらというやつで。
「レモンティーなんか誰が飲むんだよ」
のところとか本当にイラっとするもんね!!!wwww
私はミルクティーのまんわ!!!!wwwwバカ!ネジのバカ!ww


今回も充実のサウンドコレクションで、1シナリオクリアした後の恒例BGM漁りなんかをしました。
OPの「タケヒコさんをさがせ!」的な謎のドラマの主題歌「カモフラージュカラー」
チョコピッグのCMソング「進め!僕らのチョコピッグ」などなど。
一部分ちょっと使うだけなのに作りこみすぎwww
SEGAのそんなところが好きです。

ゲーム会社なんだから楽しく作らなくてどうするんだって思うしね!
楽しく作らなかったものを買った側が楽しめるか? ゲームだぞ。
なんてことを最後のルーマニア実況でも言いましたが、娯楽を作るお仕事の人は
そのお仕事を精一杯楽しまないといかんと思います。

この前おだっちも言ってたよ。
「趣味を仕事にするのはつらいから仕事と趣味は分けなさいと教わったと思いますが、あれは嘘です。
 好きなことを仕事にした方が楽しいに決まってるじゃん!」
みたいなことを手塚賞の審査員コメントで書いてた。
人を楽しませるための仕事にするなら尚更ね、元々好きでやってたことを
ずっと好きなまま楽しく続けて行ければやってるほうも、それを買って楽しむ方もWin−Winのはずだわ。
SEGAはそれをやってくれてる感じというか社風がゲームから伝わって好きですね。
ゲーム自体は数売れないんだろうけどな…こういう、ルーマニアなんか特にさ…。

でも記録(数)に残らなくても、プレイした人の記憶に残れば素晴らしいと思うよ!
両方を兼ねることはなかなか難しいし、そもそもそんな欲を張ってもね。
二兎を追うものは一兎をも得ず。もしくは死ぬ。(※)
だったら記憶に残るものを作れた方が、特別な価値があるってもんだよ。


注釈
※:ことわざの最後に「もしくは死ぬ」をつける遊びをこの前せらさんとやっていて
  二人とも偶然最初に思いついたことわざがこれだった。
  他に
  「石橋を叩いて渡る。もしくは死ぬ。」
  などがある。
  そもそもの始まりは、ことわざではないが
  「たよりがないのはいいしらせ。もしくは死んでいる。」
  というものだった。