17日 日曜日、私は都内にいた!!

というのは、4月頭から開催されていた、こえ部公式イベント「痛ロードドラマCD」の収録のためだ。

痛ロード×こえ部のイベントページはこちら
結果発表はこちら



たまたまね、久しぶりにこえ部覗いてみたらやってたのよ。募集してたのよ。

それで応募したのはこの2つでした。




採用されたのは、…皆さんお察しの通りですw
少年のほう、タイガ役を頂きました。ありがとうございます。

また応募の段階ではブログに書かなかったけど、募集期間終了の時点でも既に300くらいのスマイルを頂いていて
現在では500を超えています。
※スマイルというのは”拍手”みたいなもので、一人3点まで加点できます。
 ですので、スマイルしてくださった部員全員が最大の3点をつけたとすれば
 300スマイルというのは100人もの方から拍手していただいたことになり
 実際は1〜2スマイルの方もいらっしゃいますので、人数としてはもっと多いことに。ありがたや。


沢山の部員の皆さんにもこうした後押しをしていただき、実際に採用もしていただきまして
自分としてはとても嬉しい結果です。
こういうのってどうしても…スマイルがあまりに少なくても「なんでこの人が?」ってなりそうだし、
かといって組織票入れるようなことは絶対したくないので(V)・∀・(V)を知ってようが知るまいが
いろいろ人が声や演技そのものの評価をしてくださって、その上で採用も頂くっていうのは
本当に有難いことだなぁと思うんですよ。

実際、「(V)・∀・(V)ならこのくらいできて当然だな」とか「さすがは(V)・∀・(V)だな」みたいな
もうなんか名前が先行しちゃってる場合もあるから、私としては「そんなことないよー…」と思ったりするし
(V)・∀・(V)ってなんだか知らなかったけどこの音声イイネ!って言うのが一番素の評価なんじゃないかな、と。
そしたらもう改名してから登録しなおすしかないけどさw
どうせ声でバレたりするから、あまり意味ないのでやらない。
なんて色々考えながら、こえ部では時々活動しているんです。

まぁそんな御託はともかくね。


少し遅れたけれどなんとかこえ部事務局の皆さん、そして他の演者お三方と合流できました。
このときまず電車が遅延+地震でいきなり徐行運転とかしてて、ジャストに待ち合わせ場所にいけないとわかって
事務局スタッフさんと連絡しあってたんですが、合流前にはまるでドラクエ2のもょもととトンヌラばりの
行ったり来たりの合流劇を繰り広げましたww

皆さんとゾロゾロスタジオへ向かう…


そんな中、スタッフさんから「ついにあのかにぱん。さんに会えた」的なことを言われたんですが
”あのかにぱん。さん事件”は皆さんの記憶にも新しいと思いますw
まぁでもあれって言い出したのは山本綾乃さんなんで、なにが「あの」なのかは
山本綾乃さんに聞かないと最後までわからずじまいで私は一生を終えると思うんですが、
それでも今回「あの」の意味には実は二つあったことがわかりました。

一つはやはり皆さんも私も想像していた「ニコニコにもいる(V)・∀・(V)」って意味で。

でも、私にさえ予想できなかったもう一つの「あの」もあったんです。

それは、事務局スタッフさんに私の大学の一つ下の学年の卒業生がいて…
で、その人と今回お会いしていきなりカミングアウトされ、私の在学当時から
一方的に知っていたといわれたんです。
そりゃ、「あのかにぱん。」だわww
だってこえ部とか始まる前だよ、2004年とかじゃね?
このブログが1年目の頃だと思うもの。
つまりねとらじとかブログとか2chとかやってた頃ね。
ニコニコとかこの世にないし。その頃から私は、その事務局スタッフさんから
一方的に知られていて、それも「大学の先輩の一人」みたいな感じでね。
それはもう、その人の中では少なくとも、別の意味で「あのかにぱん。さん」であっても仕方のないことだな、と思いました。

それなので、スタジオ行く間とかずっとローカルトークしていましたw
まさかあんなところであんな話に発展するとは露にも思いませんでしたけれども。

もちろん山本綾乃さんからすればまた別の意味の「あのかにぱん。さん」だとは思うけどね!?w


事前に頂いていた台本も持って行ったんですが、スタジオについてすぐちゃんと最終版を頂きました。
ですのでそちらにマーカー引いて、早速録り始めましょうということで録音ブースに入りました。
あ、すいません、写真とかねっす。

それから、演者さんやスタッフさんと名刺交換もしておきました。
なのでここでキャラクターと演者紹介をしながら、エピソードを盛り込んでいきます。


まず、ヒロインのイツキの声は山本 椛(やまもと もみじ)さん。


北海道から飛行機で日帰り…!遠ッ!!早ッ!!

こういった声優活動、お仕事を北海道を拠点に行っている方でスタジオ収録初めての私は
まずブースに入るなり、もみじさんに最低限気をつけないといけないことを聞いてみました。

台本をめくる音が入らないようにタイミングを合わせたりすること、
みんながめくり終わったのを確認してから次のセリフに入ること、
めくりやすいように全ページの端を折っておくことなどを教わってすぐにやってみました。

始めはその場とか流れに慣れないといけないので、演技への集中力が後半に比べれば
だいぶ劣ってしまっていたことを悔やみます。
花粉症で鼻水すすりながらだったし!特に序盤!w

それで、もみじさんの演ずる「イツキ(発音アクセントは頭)」は、元気で夢にまっしぐらなんだけど
天才肌っていうか、ボケ倒してくるっていうか、私が演じるタイガがひたすら突っ込みを入れていく相手なんですね。
掛け合いも一番多いんです。
なので、掛け合っていくうちに、お互いの息遣いを理解してテンポ良くボケとツッコミをできるようになっていくのが
すごく快感でした。

普段のボイスドラマはどうしても掛け合いをファイルとしてやるので、リアルタイムじゃないんです。
個別に自分の音声を録って一箇所に集めて、それを並べたことで掛け合いが成立するという
ものすごいタイムラグのある掛け合いなんですねー。

でも、やはり横にいる相手とその場で掛け合いをするっていうのがものすごく楽しくて
特にもみじさんの、どこまでもマイペースでぼけぼけなイツキに、冷静に対処していくタイガっていう
コントラストを演じるのがとても楽しかったですよ!!
ただ、今言ったとおり、タイガが明るくも冷静なキャラっていうか、掛け合いの中ではツッコミ担当なので
演じてる最中の自分の気持ちとしてはすごく楽しい反面その感情はキャラと無関係なのため、
表面に出さないようにしていたので、私のことはつまらなさそうに見えたかもしれないですねw
すごく楽しかったんだけどね!?ww

まず、収録スタジオっていう場所で、初めて会う人と突然演技のぶつけ合いをするっていうのが
いろいろ新鮮な空気として感じられて良い刺激でした。

お聞きいただいたとおり、もみじさんの声が華やいだ感じで私はあんな感じなので
17歳の少女と16歳の少年にしては、セットで幼いコンビに感じられるかもしれないけど
多分そういうキャラクター設定なので、いいコンビなんじゃないかなと思いましたし。
でも、意外だったのは、演じる前には「あまりショタすぎないように」といわれ
「16歳だから確かにショタショタではない」と思ってやってみたら、シーン1収録後
「思ったよりオトナすぎたからもう少し弾けて」って言われたことかな?w
加減が難しかったです。


青チーム アヤメさん(18)を演じるのは”ももらん”さん


ももらんさんも和歌山から夜行バスで来て夜行バスで帰ってました…!遠ッ!!

それで、このキャラクターは「高飛車なお嬢様」だけど、ドライバーとしての実力を兼ねているっていう
それでいて実は弱いところもあるんだよっていう、そういうキャラなんですねー。

だから、ドラマの中で一番喜怒哀楽の感情表現のふり幅が大きくて
気品を損なったりしてはいけないし、でも自信満々に振舞ったり、時には急に弱気になったり
すごく難しいキャラクターだったと思います。
それだけ、色々神経使わなくてはいけないキャラクターであると考えると、
ももらんさんのそれぞれのセリフの演技は素晴らしかったと思います。

驚き、怒り、不安、期待、怯え、嬉しさ、優しさ… 
今回の1本のミニドラマの中に、こういった沢山の感情をむき出しにしているのがこのキャラクターなんですよ。

今回マイク2本に対して演者4人という収録形態であったため、その4人が全員絡んでくる
中盤以降の収録では、私とももらんさんが一緒のマイクでした。
マイクとの距離は自分で調整しながら喋らなければいけないことと、ポップガードがないので
角度や喋り方によってはポップノイズが入ったり音量が足りなかったり、色々なリテイク要素を生みます。
ももらんさんとはセリフのたびに、空気を読みあってマイクから離れたり近づいたり、を繰り返して
それから、解散後も一番最後まで電車でご一緒していただきました。
アヤメさんのキャラクターは高飛車お嬢様ですが、別にももらんさん自体は全く高飛車ではなくw、優しい女の子でした。

やはりこういった経験自体が余りないということで、始めはすごく緊張されていらっしゃるのが伝わってきて
同じくスタジオ収録が初めてなのに緊張していない私が何故か
「大丈夫だよ、気楽にやろうぜ!」
とか言ってしまうほどでした。
けれどやはり時間と共に緊張もほぐれますし、エンジンがかかってくると
完全になりきって演技できるのは、さすがこの場に採用されただけのことはあるって感じですよ!
とても安心のできる演技でした。
タイガとアヤメさんはそこまでやり取りが多くないので、うっとり聞いてましたw


アヤメさんの執事リクト役は”まー坊”さんです。


こえ部のこういった収録は以前にも参加したことがあるそうです。
ご本人がプロフに書いていらっしゃるとおり、事務所準所属ということで
長台詞もハキハキ綺麗にこなす滑舌の良さが素晴らしかったです。

台本の中で1ページ、リクトがそのページの半分を埋めていて、残りの半分を
イツキが埋めているような長台詞のやり取りがあって、うっかり噛んだり読み飛ばしたりしそうなところですが
お二人ともそういったリテイクは出さずにこなしていました。
紅一点ならぬ、黒一点(?)だから、鼻息が荒くなったのかポップノイズによるリテイクを
いくつか出されていましたが、終わってしまえば笑い話ですw
鼻息荒くてってのは冗談で、単純にマイクに対する口の角度のせいです、とご本人の名誉のために念のため付け加えるw

シーン4だかどこかで、もみじさんが「石田彰さんに似てる気がする」と言い出して
それ以降石田彰ボイスとしてしか聞こえなくなったりした!!ww
ただ、キャラが石田さんが演じるものほど変態じゃないっていうだけだった!ww
ところどころの吐息多めになるセリフとかが特に似てた気がするッ!
本人は初めて言われたって言ってたし、普段はこういうキャラクター自体と疎遠らしいんだけどねー。
普段こういうキャラが疎遠だからこそ、指摘されなかっただけなのかもね!

それで、リクトは、アヤメさんの執事だからやはりこの二人の掛け合いは多いわけです。
これがまたとてもいいコンビネーションでした。
イベントの審査結果ページの方で、キャラクターのアイコンをクリックすると
全身像が見られるんですが、この全身像を見た上でキャラクターの掛け合いを聞いてきたわけなので
脳内でアニメーション再生余裕ですよw
こんな映像でこんな声なんだなー、みたいなw
そんなアヤメさんとリクトを見るのがにやにやな感じに仕上がったと思います。



今回、スケジュールとしては審査の結果がわかってから収録まで3日ほどでかなり急ではありましたが
とにかく収録ブースは終始本気で取り組んでいて、全体としてとてもいいものが出来上がった実感があります。

私たちは、ブースで指定されたシーンを収録したあとに、待合室側でこえ部スタッフの皆さんが
「もっとこのキャラのこのセリフをこうしたほうがいいんじゃないか」
という会議をするのを待ちます。
そして、しばらくするとその方向性をディレクターさんがヘッドフォン経由に伝えてきます。
そうするとリテイク作業開始です。
とにかく私たちは、その指示に従うわけですが、それだけじゃなく一通り演じたあとに
自分の中でも「ここをもっとこうしたかったな」というのが出てくるので、
リテイクのときは指示された以外の部分も自然とよりよくなります。
だんだんキャラが自分の中で飼いならされていく感覚です。

私が地味に苦戦したのは、事前に頂いた台本とかを読む際イツキを平板読みしていたのを
当日、頭アクセントの読みに矯正しなければいけなかったところかなw

イツキ(_ ̄ ̄)
 ↓
イツキ( ̄―_)

にするっていうw
間違えて実際の読みのときも自分で言いなおした箇所とかあったしw
台本のタイガのセリフ内に出てくる「イツキ」のイには全部チェックしたww


あと、タイガのツッコミのセリフは「さまぁ〜ず」みたいにしてくれっていわれて
「さまぁ〜ずかよ!!」
ってなったりね。
考えてみれば、その「さまぁ〜ずかよ!!」っていうのがさまぁ〜ずっぽかったのでそういう感じで読んでいったw


などなどの、色々なエピソードが生まれましたー!
あぁ、楽しかったー!


それで、このドラマCDは、5月2〜3日に富士スピードウェイで開催される「痛ロード」というイベントで販売されるわけですが、
もちろんそれだけではなく、こえ部サイト上(?)で通販できるようにしたりとか
とにかくこのイベントに実際足を運ばなくても、運べなくても!
手に入るようには工夫する、とのことを事務局の皆さんは仰ってましたので
5月頭には完成、販売だと思って楽しみにしてますー!

でもほんとに、こういう場所での収録っていう機会とか、今までに全く絡んだことのなかった声活動者さんと
ぶっつけ本番で掛け合いするなんていう、新しい風に吹かれて楽しかったし刺激的でした!
そんなシチュエーションを頂けてこえ部には感謝感謝です!!
ただ、こんなことばかり書いて(V)・∀・(V)がこえ部の犬になったのか?と思われてもアレですがw
実際苦言を呈せば、スケジュールはかなり無理があったので、
次回公式イベントとかはもう少しゆったりスケジュールにしたほうがいいとは思いますし。
だって、結果発表も一日延びたし、その翌日には収録っていう…
「今日発表!明日収録ね!」
ってすごすぎるwww
「台本を事前に配布できただけで大進歩」らしいいんですがw
何しろ、歌い手部門のほう、該当者なしになっちゃいましたしねw
鬼スケジュールだったせいもなくはないと思います。
(ただ、曲自体鬼だったせいももっとあると思います。私、応募断念したし!ww)
とにかく、こえ部、応援するから頑張れ!!!wwww


こえ部事務局のレポート記事

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さて、他の告知とかをしようかな。

まず、蟹風呂LIVE2ndの日程・場所が確定したので、お知らせします。
チケット発売についてはまた後日改めてのお知らせになりますが、
ひとまず日取りがわからないと皆さんのご都合もつけづらいと思いますので
そこだけ先に発表しちゃうの!



日程:2011年8月20日(土) 

場所:大阪SOMA


覚えといてねー!

出演者情報やチケット発売に関してまとまり次第また記事であげますので、
もうしばらくお待ちくださいねー。


ちなみに、ライブといえば6月18日(土)のおっさんホイホイライブ、
このブログを見ている人は大抵この前の土曜に発売と同時に買ってそうなんだけど
まだまだあるみたいなので、特に3〜40代の人はこの機会に来て見るといいよ!
損はしないイベントだよ!


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蟹風呂関係のイベント(ライブやカフェ等)を楽しんでいこうぜ!っていう
ニコニコミュニティが発足されましたので、仲良くしろ!!



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新しい擬音語(擬態語)作った。

ぺそぺそ:楽曲のオケが薄っぺらい様子

「この時代の曲ってペソペソしてるよねー」
「D●Mのカラオケ音源ってペソってる」


ごぶごぶ:五分五分から語感のみで発展。ゴム長靴に水が入ったときの音

以下、誕生の瞬間。(クロネコヤマトの軍手をいさじが欲しがったくだり)

(V)・∀・(V): だってヤマトの人と仲良くなってもらえる確率はごぶごぶくらいだよ
いさじ: (つд⊂)エーン
(V)・∀・(V): ごぶごぶって擬音語みたいだよね!
いさじ: wwww
(V)・∀・(V): 下水に急激に水が流れ込んでいくときの音
いさじ: ぶかぶかの上位のような、溺れてるようなw
(V)・∀・(V): ぶかぶかの長靴みたいだね
(V)・∀・(V): ゴム長靴ぶかぶか 略してごぶごぶ
いさじ: 水が入った長靴っぽい
(V)・∀・(V): 「やーん長靴に水が入ってごぶごぶ言うー(´・ω・`)」
(V)・∀・(V): あるわ
いさじ: 言う。残念。

なんか、残念な結果になってる。


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どうでもいいけど、この前凝ったツイートしすぎて理解されなかった。


あとこんなのも思う。



さて、24hニコ生の再うp作業再開するかな…