今日は、卒業論文に関する行程の最後を締めくくる口頭諮問会でした。
自分のコースの先生方であり、卒論の主査・副査でもある三人の先生と面談です。
うちの専攻は本来ならば明日25日だったはずなのですが、副査を多く受け持っていて
日程調整が困難な先生が一人いらしたためうちのコースだけ今日に繰り上げになったのです。
口答諮問会は、提出した論文についての最終確認面談のようなもので、
冒頭にまず論文の目的と達成度を自分なりに話し、後は先生方一人一人から
ご講評と質問をいただく会です。
私は昨夜、これのために自分の論文を読み直し、質問があるとすればどのあたりかを考えてみたり
説明が足りないかもしれないと思った部分に補足するメモ書きを付け足すなど準備をしていましたが、
簡単に言うとそのヤマは外れましたww
先生方から頂いた質問は私が予想したものではなかったのです。
だからといってさほど困らなかったのですが…
それに先生も「これは興味本位というか素朴な疑問なのですが―」という風な質問をなさったので
私もプレッシャーは感じませんでしたし、なによりうちの専攻というのは
正しい答えを導き出す学問でもなく、先生の言うことが正しいと決まっているような立場に
立たされるでもなく、要は「自分の解釈」を述べればいいのです。
その上でなるべくプロットを崩さず、論点をはっきりと、論理的に話せればそれでいいのです。
先生はあくまで私の解釈を聞いているのです。
だから、この質問が来るか!と一瞬戸惑いはしたものの、自分の思ったことを述べるだけなので
気負わずに済みました。
具体的には、私の研究した分野はニーチェの初期思想における芸術観であって、
そこから人生観・世界観を読み解くという狙いでした。
そのとき、ニーチェとヴァーグナー(音楽家)の親交は切り離せない問題であるため
親交が始まったことや、交際が続いていた時期については、比較的分量を多めに割いて言及しましたが
その後二人が決別してからは思想的に中期に入ることもあって、二人の決別の
原因等についてはあまり述べなかったのです。
それについてどう思うか、と聞かれました。
一つには「音楽性の違い」ですね。
なんかどこかのバンドの解散理由みたいで笑えますw
あとは、ニーチェが勝手に「自分達二人は同じ目的に向かって芸術してるんだ」と考えていたけど
実は一方通行な考え方だったことに気付いたのではないか、ということもあります。
卒論は、時期や分量の関係であまり大風呂敷を広げると収拾がつかなくなって
ただの概論というか、広く浅いものになってしまいます。
または期限に間に合わなくなってテンパるでしょう。これはほぼ確実に起こると予想され、
且つ最も避けるべき事態です。
そこで、私はいろいろと研究対象の限定・絞込みをしました。
初期に絞るとか、芸術観に焦点を当てるとか。
最初に、おおまかな結論を見据えた上で、その結論に持っていくためにあまり重要でないことは、
この研究の結果新たにわかったことだとしても、思い切って斬り捨てました。
結果として、論文自体は崩壊していなかったようでよかったと思っています。
これが修士や博士の論文だったならば、もっと分量も時間もあるので
章立てもダイナミックになるでしょうし、斬り捨てるどころかどんどん材料を生かしていくほうが
いいのかもしれませんが^^;
そういうことがあって、今日の日記はやけに文体が堅苦しい状態でお送りしてしまいまして
申し訳ありません。
これで卒業にまた一歩近づけた…
明日からアグレッシブに創作でもするか。
自分のコースの先生方であり、卒論の主査・副査でもある三人の先生と面談です。
うちの専攻は本来ならば明日25日だったはずなのですが、副査を多く受け持っていて
日程調整が困難な先生が一人いらしたためうちのコースだけ今日に繰り上げになったのです。
口答諮問会は、提出した論文についての最終確認面談のようなもので、
冒頭にまず論文の目的と達成度を自分なりに話し、後は先生方一人一人から
ご講評と質問をいただく会です。
私は昨夜、これのために自分の論文を読み直し、質問があるとすればどのあたりかを考えてみたり
説明が足りないかもしれないと思った部分に補足するメモ書きを付け足すなど準備をしていましたが、
簡単に言うとそのヤマは外れましたww
先生方から頂いた質問は私が予想したものではなかったのです。
だからといってさほど困らなかったのですが…
それに先生も「これは興味本位というか素朴な疑問なのですが―」という風な質問をなさったので
私もプレッシャーは感じませんでしたし、なによりうちの専攻というのは
正しい答えを導き出す学問でもなく、先生の言うことが正しいと決まっているような立場に
立たされるでもなく、要は「自分の解釈」を述べればいいのです。
その上でなるべくプロットを崩さず、論点をはっきりと、論理的に話せればそれでいいのです。
先生はあくまで私の解釈を聞いているのです。
だから、この質問が来るか!と一瞬戸惑いはしたものの、自分の思ったことを述べるだけなので
気負わずに済みました。
具体的には、私の研究した分野はニーチェの初期思想における芸術観であって、
そこから人生観・世界観を読み解くという狙いでした。
そのとき、ニーチェとヴァーグナー(音楽家)の親交は切り離せない問題であるため
親交が始まったことや、交際が続いていた時期については、比較的分量を多めに割いて言及しましたが
その後二人が決別してからは思想的に中期に入ることもあって、二人の決別の
原因等についてはあまり述べなかったのです。
それについてどう思うか、と聞かれました。
一つには「音楽性の違い」ですね。
なんかどこかのバンドの解散理由みたいで笑えますw
あとは、ニーチェが勝手に「自分達二人は同じ目的に向かって芸術してるんだ」と考えていたけど
実は一方通行な考え方だったことに気付いたのではないか、ということもあります。
卒論は、時期や分量の関係であまり大風呂敷を広げると収拾がつかなくなって
ただの概論というか、広く浅いものになってしまいます。
または期限に間に合わなくなってテンパるでしょう。これはほぼ確実に起こると予想され、
且つ最も避けるべき事態です。
そこで、私はいろいろと研究対象の限定・絞込みをしました。
初期に絞るとか、芸術観に焦点を当てるとか。
最初に、おおまかな結論を見据えた上で、その結論に持っていくためにあまり重要でないことは、
この研究の結果新たにわかったことだとしても、思い切って斬り捨てました。
結果として、論文自体は崩壊していなかったようでよかったと思っています。
これが修士や博士の論文だったならば、もっと分量も時間もあるので
章立てもダイナミックになるでしょうし、斬り捨てるどころかどんどん材料を生かしていくほうが
いいのかもしれませんが^^;
そういうことがあって、今日の日記はやけに文体が堅苦しい状態でお送りしてしまいまして
申し訳ありません。
これで卒業にまた一歩近づけた…
明日からアグレッシブに創作でもするか。
コメント
コメント一覧 (4)
てか読んでみたい面白そう
ん〜でも、
お金持ちに成れる情報がいっぱい!!!
って夕夏、
い金持ちに成れる情報がおっぱい!!!
ワーイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワーイ
おわたよーヽ(°▽、°)ノエヘヘヘヘ
>ぴあ。
ん〜面白いかな〜?読んでみる?
どうやって読んでもらおうっていう問題www
>たんいさん。
って夕夏、
お金持ちに成れる情報は全部消しちゃった!!