ジョン・トラボルタとニコラス・ケイジがまさしく「競演」している映画だね。
ニコラス・ケイジに以前狙撃されたせいで、息子を失ったジョン・トラボルタ。
必ず捕まえると決心して捜査を続けていた。
(むしろニコラス・ケイジが「刑事」じゃないのかよw…)
やっとのことでニコラス・ケイジを捕まえるんだけど、
じつはつかまるより前に大規模な生物兵器爆弾が仕掛けてあることがわかり、
その場所を探り、被害を食い止めるためにジョン・トラボルタは
昏睡状態のニコラス・ケイジの顔面をはいで移植し、
刑務所に潜入捜査に入るという極秘任務を引き受ける。

しかし、昏睡状態から醒めたニコラス・ケイジは特殊班の医師をおどして
ジョン・トラボルタの顔を移植させ、極秘任務の証拠を隠滅し
ジョン・トラボルタを窮地に追い詰める。

 これは、緊迫のストーリーだったね!
さすがジョン・ウー監督。(まだ「M:I2」見てないけど)

とにかく、ジョン・トラボルタは爆弾の場所を聞き出したのに、
外には出られない状況にあり、ニコラス・ケイジは自分の振りして
普通の生活を送っている(ように見せかけてる)。
とにかく、ジョン・トラボルタは報われないことの連続なの。
見ているほうの胃が痛くなりそうなの。
アクションシーンも派手でそのなかでたくさんの人間模様が描かれる。
本当に、映画という「枠」のなかにあって尚「狭さ」を感じない作品だと思った。
ストーリーもちゃんとしてる。
ジョン・トラボルタとニコラス・ケイジの演技には目を見張るものがある。
アクションシーンが「さすが!」画面の構図もいいね。
カメラワーク最高!!ちょい役の人たちまでも皆「味」を持ってる。
ラストには泣ける!わしの「一度は見るべき映画ランク」に入ったね。
あの、ジョン・トラボルタの顔をなでる仕草は心を打つね。
ガクトがやれっていってた意味が、わかったよ。