特撮の『電光超人グリッドマン』は、弟が5歳の時に放送してて、
今作中でもよく映像的にオマージュされている『勇者特急マイトガイン』と合わせて、
当時彼が大好きだった番組のひとつだ。
うちでは家族各々好きな番組をVHSに録画して何度も見る習性があって、グリッドマンも沢山ビデオに録ってた。
VHSの側面に「マイト、グリッド、セーラー、クレ、ジャン…」とか書かれてるのがいっぱいあるw
(セーラームーン、クレヨンしんちゃん、ジャンパーソン)



そういったわけで私も弟と一緒にグリッドマンを見ることがよくあったため、
今回アニメ化のニュース聞いた時からちょっと楽しみだったんだけど、
いざ蓋を開けてみると、良い意味で裏切られたというか、こんなに「考察のしがいがある」作品が
出てくると思っていなかったので、毎週あーなのかなーこうなのかなーって考えるのが楽しいんだけど
まさかグリッドマンでこういう状態になるとは!って感じw
昨日も弟とあれってこうなのかもしれないよな! みたいなことを語り合ってしまった。

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先日の記事でも書いたけど、特に「この作品は色々ヤバイ」って確信したのが第6話で、
特撮版の6話にも出てきた「電子アニマル」(悪をなす怪獣じゃなくて、コンピューターワールド内に自生しているとされる生き物)
の「2代目(しかも人型)」なんてのが出てきた!


それを受けて調べてみると、アレクシス・ケリブとか、響裕太、新条アカネなどのキャラクター名は、
お蔵入りになった続編企画「電光超人グリッドマンF」という番組で出てくるはずだった人名そのものだ。

さらにさらに、「SSSS.」は何の略なのか大喜利してたけど、
実際は、アメリカ版として作られた特撮グリッドマンのタイトルが
「スーパーヒューマン・サムライ・サイバー・スクワッド」
で、これの略称がSSSSだったことも判明した。
サイバーは本来Cyberだけども、このタイトルではSyberなんだそうな。
日本では一切放送されていない番組なので、そのようなものの存在自体、こんにちまで知らなかったが、
少なくとも「SSSS.」が新世紀鷺巣詩郎の略でないことはわかった!!w
で、新世紀中学生たちの名前、技名も、このアメリカ版グリッドマンの方に出てくるアシストウェポンの方に由来してる。
つまり、日本版特撮グリッドマンと、お蔵入りした続編Fと、アメリカ版特撮の設定すべてを
部分部分で引き継いでいることになり、ただのリメイクでもなければ、名前を借りた別物でもない、
リスペクトあふれる完全新作で且つ世界観を同一にするものだったのだ!
特撮版の放送時期がWin95すら出る前だったので、「時代が追いついていなかった」作品だし、
逆にここまでネットやPCが普及した現代では、どのような作品になるのかは気になるポイントではあったが、
よくここまで折衷出来たなぁという感じ!
特撮版見てるか見てないかで全然見方が異なるとは思うけどw


それで現在、最新の8話まで見た状態での私の考えとかを書いてみたくて、この記事を立ち上げたんだけど、
私は特撮版の設定を踏まえた上で見てるから、その立場からここまでの話でわかったことと、
この先明かされるであろう真実について考えたことをメモっておく。


<ツツジ台って何?>
まず、特撮版を見ていれば、グリッドマンは現実世界(今私達が生きているこの世界)で
巨大化して戦うヒーローではないという前提がある。
コンピューターワールド内で日々異常を発見して修復するエージェントで、
いわゆる「パッチ」みたいな存在と言えるのではないだろうか。
特撮版で出てくるカーンデジファーという魔王自体コンピューターワールド内にいて、
コンピューターを介して藤堂武史とコンタクトをとり、洗脳し、怪獣を作らせては、
コンピューターワールド内で破壊活動をしたり、現実世界における電子機器に異常を発生させたりして、
その結果として最終的に現実世界へ侵攻、征服しようと目論む者だった。

この前提を踏まえていると、アレクシスがモニタ越しにアカネとコンタクトを取っているのはともかくとして、
グリッドマンや怪獣が、モニタの外、つまりツツジ台という街そのものに出現して戦っているのは
そもそも不可解な点だったんである。
特撮版を見てる人からすると、
グリッドマンと怪獣が具現化して戦ってるツツジ台=コンピューターワールド内かそれに類する場所
でないと変なレベルだし、6話でアノシラスが裕太に説明したことは当然の話とも言える。

それに、アレクシスが普通にアカネの家の屋根の上にいたり、裕太とも直接会ったりできたのも、
アレクシスがPCから自由に出入り出来るってことではなくて、
「アカネが単に部屋に自分以外を入れたくないから自宅ではアレクシスとはPC経由でしか話さないだけで、
アレクシス自体はあの世界の中の別の場所にいる」だけだと思うし、
あそこがコンピューターワールド内であればそれについても普通に辻褄は合う。
アレクシスがPCから出てきたのではなく、あそこ全体が最初から電子機器の中のはずなのだ。
(なんの電子機器の中なのかも考える余地がある。現実世界のアカネの身の回りにある何かか)

アンチがアカネの部屋に入ってくるまでは、劇中で見てるアカネの部屋だけが「現実世界」で
アカネの家の外として見せられる風景が全部コンピューターワールド内という仮説も立ててたけど、
今ある情報を元に考えると、アカネ部屋内もコンピューターワールド内としたほうが自然かも。
なにしろ、私達はまだ、8話までで「現実世界」がどうなってるのか一切見せてもらえてないと思う。
まずツツジ台は「アカネが作った箱庭」だと私は思う。シムシティを想像すると早い。
6話で出てきた駅の行き先看板も「CW93 ツツジ台」だったけど、
「コンピューターワールド 1993年」が由来である説が有力だと思うし、
「校外学習」が終われば、街の外の不要になった部分は霧に紛れながらなくなってしまう。

霧と言えば、街を修復してるとされる街に立ってる怪獣は、おそらく毒煙怪獣ベノラで
そうだとするとあの世界って、特撮版でグリッドマンがベノラに敗れたパターンのIF世界なのか……?
ベノラは特撮版で倒しているので、再び現れているのは何故か、増えているのは何故か、
毒ガスの作用は今のグリッドマンに影響を及ぼしていないのか? など謎は尽きない。
(6話を踏まえると、ベノラ戦では音楽が鍵になりそう。六花がよく音楽聴いてるのが効いてくるか!?)


<響裕太って何?>
元々「アカネが作った箱庭ツツジ台に存在していたNPC」だとすれば、
1話冒頭で破裂したグリッドマンの一部が衝突して記憶を失った人物かな。
「3×3EYES」の第2部の「綾小路葉子」みたいな。
もしくは、元々新条アカネもその真実を知らない、新条アカネ以外で唯一の「本当の人間」で
1話直前、戦闘で敗れた衝撃で記憶を失った…かな。

元々存在していなかったNPCだとすれば、上空でグリッドマンがバラバラになる事件があって
その一部がその時点でNPC化したものかな。
響裕太というNPCが誕生すると同時に、若干世界の記録と記憶に改ざんが施されないと辻褄合わないけど。
つまり、裕太の記憶は喪失したのではなくて、もともといなかったから「記録がない」。
周囲の人間も、響裕太が存在していたという記憶を植え付けられただけってことになるけど……。

裕太の記憶障害と、グリッドマンとの関係には切っても切れない関連があるはずだから、
記憶と正体はセットで明らかになると思う。
最終的に
「響裕太なんて人はNPCですらなくて元々グリッドマンの一部だったから、
グリッドマンの中に戻ってこれからも使命を果たしていくよエンド」
みたいなのもありうるよなぁー。
現状、どこからどこまでがアカネによる被造物かよくわからないので、
裕太がアカネによる被造物である可能性は五分五分。
六花も、アカネに言わせれば「私の怪獣から作られた」らしいけど、アカネは怪獣を作り、
怪獣はツツジ台住民を作るということなのだろうか。
「から作られた」というのは「で出来てる」という意味なのか、「によって生成された」のか……。
こうなると、何がアカネの被造物で、何がアカネの怪獣の被造物かもまだ判然としない。



<新条アカネって何?>
劇中でアレクシスの言ったことがすべて真実だと仮定した場合、
ツツジ台にとって新条アカネはシムシティの「プレイヤーキャラクター」、
他の人間に見えるものは全部NPCということになるのかな。
アレクシスが、「君だけが人間なんだよ」って言ってそそのかしただけで、
アカネも「自分を人間だと思いこんでいる怪獣」の可能性があるけど。(目が赤いので)
何しろ、「アレクシスが言ってたから、本当」とは決して言い切れないからなw
アレクシスが真実を言ってるパターンと、嘘を言ってるパターン両方を考えてるけど、

アカネが本当の人間である場合、気になるのが、
「では現実世界のアカネはどこでどうしてるか」ってこと。
現実世界のアカネは、コンピューターワールド内にツツジ台という街を作り出した。
つまり、現実世界で電子機器を操作しているか、もしくは電子機器そのものと直接繋がっているはず。
前者ならPCとか音楽再生機器(アノシラスが元々存在しているので)、後者なら医療機器とか。

次に気になるのは、「現実世界のアカネはどういう人物か」。
例えば、「根暗で友達のいないキモオタ」が作ったアバターが新条アカネなだけなら、アカネはいわゆるネカマであるw
Nekamaと書くとAkaneが含まれるので怖いw
それから、アカネの執着を見るにおそらくだけど、
「現実世界にも六花は存在する(もしくはした)」のではないかと思われる。
コンピューターワールド内の六花は、現実世界のアカネが友達だと思っていた人物、
友達になりたかった人物か何か、とにかく「思い入れのある実在の人物なのでは?」と。
六花の目の一部が赤いのは、何か意味があるだろうし。
被造物とそれ以外の区別とか、現実世界とのリンク度合いとか。
通常エンディングの映像内で、アカネと六花はツツジ台とは異なる制服を着ているので、
あれが過去、もしくは現実世界なのかなと思ったりした。
私が考えたネカマ説の中で一番複雑怪奇なパターンは、
「現実の新条アカネは六花の幼馴染の男の子で、性同一性障害(体が男で心は女)だが六花が好き」
というやつで、文化祭で男装したくなかったのは、
せっかくバーチャルの世界で自分の理想の女子アバター作ったのに、男の格好をしたくないってのもあったから、
とかで変な辻褄が合ってしまうww
現実を疎んじているのも、何かしら肩身が狭い思いをしているからっていうのはあるだろうしなぁ。

あとは、エンディングテーマ映像では最後にアカネがいなくなって六花だけが残ってるから、
現実世界ではアカネの方が先に逝っていて、本当のシムシティプレイヤーは現実世界の六花というパターン。
アカネが六花を設定したのではなく、六花がアカネを「六花に執着する人物」として設定した「六花神説」も考えた。

更に、今後だけど私はオープニング映像の最後のほうに映る繭みたいなものがすごく気になっていて、
絶対本編でも出てくるはずだから、「あれは何で、どういう経緯で登場するか」に注目してるんだけど、
これは「アカネ怪獣(化)説」と繋がる。
アカネが元々怪獣であれ、人間であれ、アレクシスは最強の怪獣を作って現実世界に侵攻するのが目的なのではないかと思う。
そのためにアカネという「器」が必要なのでは。
最終的にアカネ自身を怪獣化するか、アカネの中の憎悪の心を強い怪獣のタマゴとして取り出すか、
何かしらそういうアカネに話していない元来の目的がアレクシスにはあって、
すべての行動はそのための準備でしかない。
そしてアカネはそれに気付いていない。

私には、アレクシスがただの「愉快犯」には見えない。
愉快犯だったら、アカネが作った怪獣でツツジ台を破壊することそれ自体が愉しみだろうけど、
元々は別の彼自身の目的があってアカネに取り入ったと思ってる。
すると「なぜそれがアカネだったのか」「最終的にアカネにさせたいことは何か」が焦点になる。
それに、アカネが「神様」なのに、出来ることが「怪獣を作って破壊・殺戮」だけなのも不思議。
壊す前に設定変更出来ないのか? なぜ最初からスクラップ&ビルドを繰り返さなくて良いように
街や人を設定しなかったのか? というのも謎で、アカネにはそういう権限は与えられてなくて、
真にあの世界を設定・変更しているのはアレクシスでしかないのでは。
いずれにしても、アカネも手のひらのうちで踊らされているだけなのは確かだと思う…。
多分、そこからアカネを救い出してアレクシスを打倒するまでの物語だとも思うし。
すると多分、この後アカネは大ピンチに陥るんじゃないかな。
そこでやっと、アカネの正体も見えてくるような気がする。アレクシスも本性を表しつつあるしね……。

アカネの家族が一切出てこない、アカネがまともに何か固形物を口にするシーンがない
(しかもトマトジュースばっか飲む)などのちぐはぐな点も
現実世界でアカネは天涯孤独もしくはネグレクトを受けているか、隔離されている、
固形物を食べて生きていない(点滴、輸血、生命維持装置などで生きてる)などを表現している可能性もある。

藤堂武史=アカネ、井上ゆか=六花のようなポジションに当てはまると考えると、
アカネは救われる存在で、六花はキーパーソンかつアカネの想い人になるんだけど、
どのレベルまで踏襲するか……。
そもそも特撮版だとインテリアショップの子は一平だったし、踏襲するなら絢は内海の家になるはずだから
すでに完全踏襲ではないけどね。



<現実世界どうなってるの?>
ツツジ台、10月なのに暑さを増しているっぽいんだけど、上空にコンピューターワールドの
「基盤の街」みたいなのがあるから、あれかなり放熱してるんでは?と思う。
つまり、現実世界において、あのコンピューターワールドを擁する電子機器が熱暴走直前だったり。
そうでないなら、現実のアカネは「夏」に思い入れか恨みがあって(といっても常に冬服着てるが)
ツツジ台は暑い季節だけをループしてるか、かなぁ。
(エンディングで「汗ばむ季節の虚無感」と言ってる)
多分だけど、終盤まで現実世界を見せないメタフィクション作品だと思うから、
こっちの想像内ではどんどん現実世界と、現実世界におけるアカネが酷いことになっていくw
週を追うごとに「よほど現実ひでぇんだろうな…」って思いが強まるww
OP歌詞で言ってるようにアカネが単に「退屈」してるだけなら、その方がむしろ救われるレベルで
現実世界については色々最悪なパターン想像してしまってるわw




(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)


まどマギのせいで「9話は真実という名の核弾頭落とされるポジション」イメージあるから、
次話で上記のような謎の内かなりが明かされるのか!? という期待や不安があるw
目が赤い人と青い人と黄色い人と、複数混ざってる人がいるけど、そういうのも意味ありそう。

1クールで終了なので、ここから3話で怒涛の展開を見せると予想。
まだ見てない人は今のうちに、1〜8話でアクセース、フラーーッシュ!!!

期間限定ボイスドラマも、既に期限切れのものが再度期間限定で復活中!