また録り直しました。「改4」です。



(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)・∀・(V)


前回のバージョン(改3)


前々回のバージョン(改2)


前前前世のバージョン(改)


最初のバージョン(アカBANで非公開状態のため再生不可)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2633664


というわけで5回目になる今回は、2017年が発売20周年であることを記念して再カバーを決めました。
そして、今回はせっかくなので、うちの大のロックマン好きである弟に
「ゲームプレイ映像などを駆使してフルバージョン用の動画を編集してくれまいか」
と依頼して作ってもらいました!
動画の編集に関する弟のブログ記事はこちらです。
前回のバージョン改3が、「ROCKPAN」の一枚絵なので
Youtubeに歌詞字幕ついてる新しいバージョンをアップしたいなと思っていて、
どうせ作り直すならゲーム映像とかつけたいな、と。

そこで考えてみると、ロックマン8は、発売当時にセガサターン版もプレステ版も買ったんですけど、
去年発売になった「ロックマン クラシックスコレクション2」にも収録されてて、
それも弟が買ったので、HD映像でプレイ動画撮れるじゃん! ってなったのもありまして。
ていうか、「ロックマンクラシックスコレクション」は、1がロックマン1〜6で、2が7〜10なんですけど、
収録作品のうちほとんどを発売当時の実機版(つまりFCだとかSFCだとかのカセットROM)でも持っているのに、
コレクション版もしっかり買っちゃって原版との違いとかを語りだすうちの弟は
本当に大のロックマンフリークだなぁと思いますw
ほぼ同じ内容のソフトでハードが違うだけくらいのものを何回も買うわけですからね!
まぁ私も、ソウルハッカーズはSS版、PS版、3DS版全部持ってるし、MOTHERも「1+2」が出た時
FCの1とSFCの2持ってるのに迷わず予約したので、「ああ、兄弟だな」って思いますね!w

これが「クラシックスコレクション」1&2。



私がまだ実家に住んでいた頃(高校卒業まで)は、弟が小学生だったので、ゲームを一緒に遊ぶという場合
私は漢字がわからない弟に聞かせるためセリフを全部読み上げながらRPGをやってみせたり、
弟はロックマンやマリオシリーズなどの横スクロールアクションをやって、
アクションが苦手な私はそれをずっと横で勉強しながら見てることが多かったんです。
最初のロックマンは、私が同級生からもらったロックマン4と5だったかな?
それを弟にやらせてみてからというもの、彼は20年ロックマンシリーズを片っ端から遊び続けていますねw
もちろん「X」シリーズ含めてw

セガサターンは、その年のクリスマスプレゼントとして「クリスマスバージョン」のをもらって遊び始めました。
プレステかセガサターンどっちかだけ買ってもらえることになって、弟と話して全会一致でサターンになったんです。
(プレステ導入までには、その後数年を要した)
本体に最初から「ナイツ」がついてくる仕様だったのと、懸賞で「グランディア」が当たったので
その2本からのスタートでしたが、ソフトを買い足そうってときに弟はやはりロックマン8をすぐに遊び始めましたし、
私はそれを横でずっと見ていました。
このロックマン、今までのシリーズと違ってオープニングテーマが「歌」だったり、
そのOPにアニメ映像がついてたり、作中でも物語が進行するところで「アニメムービー」が入ったりという、
ゲームとアニメを同時に楽しむような形態のコンテンツになっていて、「こういうロックマンもいいな!」ってなりましたよね!
それから数年後、プレステを導入した時に、やっぱり弟は「PS版ロックマン8」を買ってて
またやるんだwwwってなりましたよね!w


で、この「ELECTRICAL COMMUNICATION」という歌を録るの5回目なんですけど、
前回の「改3」が自分自身としても、割と自分で表現したい感じに仕上がっていたので
あの音源にこの映像を乗せるだけでも別に悪くはなかったようにも思いますが、
それでも2013年の音源だから結構前だし、今録り直したらまた違った感じになるかもしれないっていうのと、
弟から上がってきた映像を見ていたら、歌いたくなったのでまた録ることにしました。

前回との違いは、収録に使用したオーディオインターフェースと、下ハモは自分でも録って重ねたことなどですね。
カラオケ音源に元からハモりが入っているので、主旋律だけ歌って混ぜれば出来ちゃうんですけど、
自分のハモりも混ぜると厚みも増すし、より一層声が馴染むので。

それから歌う時とミックスでの調整時に気をつけたことは、「聴いていて気持ち良いこと」です。
歌っていて気持ち良いけど、聴いてる人が気持ち良くないというのだと公開する物としてイマイチだと思うので、
気持ちよく歌った上で、聴いてる人も気持ち良いほうがいいじゃないですか。
それで最近気をつけているのは、やはり「しゃくりの回数(頻度)と長さ」と「アクセント」です。

しゃくりって、歌ってる側としては音程が取りやすいし、気持ちいいんですよ。
でも聴いている人からすると、過度に頻繁なしゃくりが使われるのは鬱陶しかったりします。
そこで、最近は、音程を安定させるためにはしゃくればよいようなところでも、
なるべくしゃくり無しにしたり、しゃくるとしてもしゃくりがほぼ感じられないような
ごく短時間の内にしゃくり終わる「時短版しゃくり」という技術を用いています。
ちなみに「時短版しゃくり」は、私が勝手にそう呼んでいるだけですw
時短といっても、ミリ秒単位での話で、
「AテイクよりもBテイクのほうが、しゃくりに用いている時間が短いのでこちらを採用した」
みたいなことを現物用いて解説したところで、ピンと来ないかもしれませんw
でも、楽曲全体を通して聴いたら、結構印象を変えるもので、実際「改3」ではしゃくっているところでも、
今回のバージョンでは、時短版しゃくりか、ノーしゃくりにしてあるので、聴き比べるとわかると思います。
そして、「改3」くらいしゃくりのクセが出ている方が好きという人もいれば、今回のほうが聴きやすいから好きという人
両方いると思いますが、今回はクセを抑えたバージョンとして作りました。

「アクセント」の方については、最近仕事の関係でアクセント辞典を買ったんですけど、

日本語のアクセントは「ピッチアクセント」と言われていて、細かい「音程の上下」により
単語の意味が変わったりする言語という分類が、一応されています。
「端」「箸」「橋」など、同音異義語で音程の上下から単語の意味が区別されたりするものがありますよね。
(関東と関西では、そのピッチが完全に逆になったりもしますが)
もちろん、単語の意味というのは「文脈(コンテキスト)」からも推測されるものですが、
単語それ自体に「標準的な音程の上がり下がり」というのがあって、
それ使ってどの単語のことを言っているのか表現したり、判断したりするわけです。

私は、業務上、その「標準的な上がり下がり」を知りたくてこの辞典を買ったわけですけど、
辞書のまえがきや凡例に関するページ、付録部分などをよく読んでみたところ、
日本語の「明瞭で、誰にも聞き取りやすい」発音には、
「ピッチ(音程)」以外にも様々な要素があることに気付かされました。
(ちなみにこのNHKアクセント辞典は、全国のNHKに所属するアナウンサーに大規模なアンケート調査を行い、
もっとも票の多かった発音から順に”第1アクセント”、”第2アクセント”として記載しているもので、
第1が「正しい」というものではありません。
第1は「多数のアナウンサーが使い、現代日本で最も標準的に伝わりやすい」と考えられるアクセントです)

例えば、「キセキ」という音の単語があります。
「奇跡」なのか「軌跡」なのかで、ピッチが異なりますね。
頭の「キ」が一番高く、そのあと音程が下がっていく「奇跡」。頭高アクセント。
言い出しからずっと同じ音程(下がりどころが存在しない)の「軌跡」。平板アクセント。

けれど、アクセント情報は実はそれだけでは形成されておらず、
「サ行の前の音節がカ行の場合、そのカ行の母音が消滅する」
という傾向があります。
つまり、「キセキ」と発音するとき、頭の「キ」は口を「イ」の形に開いて「K」の子音を鳴らしているだけで、
「I」の母音は喉で音を出していないということです。
つまり、我々は無意識に「KSEKI」と言っています。
「くさい」というときも「KSAI」と発音しています。
また、文末にある「です」なども、最後の「U」は消失していて、「DES」と発音しています。
ローマ字で日本語を表記する場合「DESU」と書きますが、最後のUを我々は実は発していません。
口の形が「ウ」になっているだけです。
もちろんこれは、「現代では大多数が」そう言ってるし、それを聞き取っているのであって、
時代と共に変わると思います。

こういうところに気付かされたことで、「ELECTRICAL COMMUNICATION」のような、
アップテンポ且つたくさんの音節を詰め込んだような曲でも、ちゃんとテンポに合わせて、
且つ何を言っているのか聞き取りやすくするために、「母音を消失させるポイント」を押さえるのが重要に思います。

ちょっと一旦英語の話になりますが、「ELECTRICAL COMMUNICATION」というサビ頭の英語、
「えれくとーりかる」と歌っています。
もし、これが英語の曲だったらちょっとありえない感じです。
なぜなら「T」と「R」の間に母音はないので、「TRI」で1音節となり、「トー」で伸ばすことはないんです。
この部分で伸ばしていいのは「イー」ですね。
「Tリー」と伸ばすのが英語の歌で、Tに母音はないので伸ばせません。
でも、これは日本語の歌なので「EREKUTORIKARU」という音節で構成された単語と解釈することになります。
書かれていない母音は発音しないようにするだけで、英語っぽくなります。
逆に、書かれていない母音も発音すると、日本語訛りの英語になるってことです。

それで、上記のルールに則って歌詞を見ていくと沢山の英単語がサビに登場しますが、
全部が全部日本語英語っぽく英単語に書かれていない母音も発音するのかというと、
そうでないほうがいいところもあります。
例えば「SPARK」。
これ、私達が「スポーツ」と発音するときにも起こっているんですが、
「サ行の後にパ行が来る場合、サ行の母音が消滅する」んです。
先程の「キセキ」で書いた「カ行の前のサ行」と同じ現象です。
英語でもスパークやスポーツで、最初の「ス」に母音をつけませんが、日本人も「サ行→パ行」のとき、
「SU」とは言っていないんです。
わざわざ「SUPOOTSU」と発音することも、ゆっくり言えば不可能ではありませんが、
私たちは日常会話の中で、無意識に母音を省略しているんです。
つまり、英単語の「SPARK」や「SPORTS」の冒頭の「S」の後に「U」がついていないのは、
元々「サ行→パ行」と続くような単語を声に出すと、サ行に母音をつけるほうが言いにくいというのが
全人類的に共通しているから当然のことだった、というようなことかと思います。
英語のように、一部例外を除けば書いた文字がそのまま音も表現するタイプの言語は
この点は実に理にかなっているということになります。
日本語は「す」と書いた時「SU」と発音することになっていますが、実はしょっちゅう「U」を省略していて、且つ無自覚ですw
そういうわけで、この歌でも私は「スパーク」のところで「SU」ではなく「SPAAKU」と発音しています。
これでも日本人は「スパーク」を聞き取れますし「SUPAAKU」と言うよりも音節に余裕が出来て、
テンポに遅れにくくなるのです。
この曲では、他にも沢山の部分で、適宜母音を省略しつつ、
その代わり母音を省略した音節では子音をはっきり発音し、聞き取りやすくするよう心がけています。

こういうポイントを押さえると、ボカロやUTAUなどの機械音声でも、「子音+子音+母音」のような音の構成をしたほうが
自然な発音に聞こえるんじゃないかと思ったりしますね。
そのため、私は自分のUTAU音声ライブラリには、「K」「S」「T」などの「子音のみ」の音声サンプルを入れましたが。


というわけで、前回までも「アップテンポな曲は正しく聞き取れるように歌いたい」というのは心がけてはいましたが、
今回はより一層「言語学的な見地(?)」から、聞き取りやすさを考えて、各音節に気を配ってみましたw
好みは人それぞれあって、「改3」のほうが好きとか、「改2に、以後のバージョンにはない良さがある」とか
色々なパターンがあると思いますけど、Youtube版のコメントで海外から、
「ELECTRICAL COMMUNICATIONは、このチャンネルを発見するに至った楽曲だからリメイク嬉しい」
というコメントを2つ貰って、「へぇ〜!!」って思いました。
コメントだけでも2つ来たってことは、黙ってるだけで同じこと思ってる人がまだまだいそうです。
気付いたら、Youtubeの方では2013年版が6万再生行っていました。
知らない内にそんなに伸びてたのか……
こういうコメントは結構嬉しいものです。
作り直した甲斐があるし!!


ただ、動画内や説明文に「30周年記念」と書いてしまって、翌日になってから20周年の誤りだったことに気付いたので
うわぁあああああああああああああ
ってなっていますwww

30周年記念の時に、また作り直すか、この動画をシェアするかしないとwww

今日も安定の1日1ドジでした。