今期は、けものフレンズと、モンスターハンターストーリーズだけ見てました。
MHSTは第3クール入るっぽいんですが、けものフレンズはさきほど最終回まで見たので記事にしておきます。

いやぁ、アニメのネタバレ見るのを防ぐためにツイッター断ちしたのって初めてですわ。




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<けものフレンズとの出会い>

私がけものフレンズを見始めたのは、4話の直後だったと思います。
2話放映後あたりにツイッターで、
「けものフレンズって、携帯用ゲームアプリがサービス終了してるメディアミックス作品なんだけど、
アニメの中が”廃墟”っぽくなってて、アプリが終了したことを前提にした世界観っぽい。
ラッキービーストというコンシェルジュ的キャラクターが、主人公(おそらくヒト)にしか話しかけないのも、
ゲーム内コンシェルジュがNPCには語りかけないのを表現しているのだろうか」
みたいな話を見かけて、気になりました。
最初に「けものフレンズ」に関するツイートを見て関心を示しているのが1月20日ですね。



まず、先行して配信されていたゲームサービスが終了した後でアニメが始まるのも珍しいけれども、
ゲームとのメディアミックスならば、”ゲームのストーリーそのものをアニメ化する”ものが多いと思われるところ、
”サービス終了したゲーム内の世界”を舞台にしたっぽいところが新しいです。
サービスが終了しているからこそ出来る二重構造のような感じがします。
”世界”の中でサービス終了してからある程度時間が経って、ゲーム内の人工物の手入れがおろそかになってから久しいため、
人工物周辺は廃墟っぽくなっている、という感じ。
基本的に「大自然」が舞台だから余計に、廃墟と化した人工物が際立って見えます。

考えてみれば、サービスを終了したゲームでも、その”世界”が見えないところで継続しているとしたら、
ヒト(プレイヤーや運営)が介入できなくなるだけで、中はきっとこういう風になるんでしょうね。
ヒトという種族が昔いたらしいよ、とか、ヒトが遺していった物で今は誰も使わないんだ、とか。
「RAINBOW GIRL」だとか、「初音ミクの消失」みたいに、
ヒトに造られたキャラクターが感情を持っていて、ヒトの方を向いているのに
その気持ちが(事情は異なれど)一方通行というような切なさにも通じるものがあります。


そんなわけで1月末くらいにはすでに気にはなっていて、「媒体があれば見よう」と思っていて
2月頭に機種変更した際「dアニメ」に30日間無料加入。
「dアニメって何が配信されてるんだろう?」と一覧を見たところで発見して、まさに渡りに船でしたね。
(そして、結局「dアニメ」は30日間で解約せずに、契約継続しているw)



<実際見てみての感想>
私は元々動物はなんでも好きなので、ただ「美少女擬人化」された作品なのではなくて、
動物の分類や生態の話にも触れてくれたり、そこがキャラクターや小ネタに生かされているところが嬉しかったです。
可愛い女の子たちが沢山出てくるだけなら、多分見ないと思いますし。動物ネタだから見ることにしました。
でも、「けものフレンズのキャラクター」としてはアルパカさんがすごく好きになって、
最終回までの間、3話だけは異常なまでに繰り返し見ましたw
逆に、可愛い女の子たちが沢山出てくるから見てる人が、
動物分類学とか生態に興味持つキッカケになったら素敵かも。

あと、未見の時点でツイッターでいくつか反応を読んだ際は、「闇」を思わせるものが多く、
実際見てみると、想像していたよりも闇じゃなくて拍子抜けしましたw(落胆ではなく)
なんであんなに闇闇言われてたんだろう?ww
多分4話の「使われることなく遺跡となった地下迷宮」「ヒト絶滅」みたいなワードに過剰反応したものだったのでは、と推測…。
4話まで見ても、私があまりにも闇闇したものを想像しすぎたせいで、そこまで闇を感じなかったw
「そんなに闇なのか…どれどれ…」
と思って見始めた人は他にもいるんじゃないかと思うけど、皆
「闇っていうか…… たーのしー!!」
ってなったんじゃないだろうかw


最終話が近づくにつれて、「ミライさん」という人物、そして、おそらく
「前回のパークの危機」に関するものと思われる伏線が張られていきましたが、
私としては以下のように解釈しています。

サンドスターが吹き出す山:活火山で時折溶岩が吹き出す。
四神フィルターを通して、溶岩である「サンドスターロー」を「サンドスター」に濾過できる。

サンドスターとサンドスターロー:濾過前のサンドスターローは、「ヒトの知恵」や「創造性」のメタファー。
濾過しないと「道具の使い方を誤る」とか「軍事性」に直結してしまう。
そのためサンドスターローが無機物に反応すると、「軍事機器的な形状で走光性を持つ黒いセルリアン」になり、
サンドスターが無機物に反応すると、「部品的な形状でカラフルなセルリアン」になる。
サンドスターが生き物や生き物(の一部)だったものに反応すると、動物がヒト化した「フレンズ」になる。

ミライさん:アプリ版「けものフレンズ」におけるパークガイドだが、アニメにおいては、
「前回のパークの危機」に立ち向かった人物。
おそらくパークの外から旅客機か何かで来た。(空から降ってくる)
先代のサーバルと一緒に黒いセルリアンを討伐したのだろうが、サーバルはのちに食べられて動物に戻った?

カバンちゃん:ミライさんの髪の毛から出来た「ヒトのフレンズ(ヒトがヒト化したもの)」で、
セルリアンに食べられて「元の動物」に戻っても「ヒト」のままでいられる。
毛毛(けも)のフレンズだったか…

サーバルちゃん:ミライさんと行動を共にしていたサーバルと同一個体だが記憶が消えているのだとすると、
ミライさんが島を出たあとに残されたサーバルが、セルリアンに食べられた?
観覧車に乗ってるミライさんを呼ぶ声がするので、黒いセルリアンに食べられたわけではないかも。
(観覧車に乗っているのは、黒いセルリアン討伐後であると思われるし)

パークの危機:黒いセルリアンの発生。何らかのアクシデントで四神フィルタにズレが生じると、
サンドスターローが直接噴出してしまうため、黒いセルリアンが発生・成長してしまう。
黒いセルリアンは、サンドスターローを吸収して自己修復する能力があるため、セルリアンハンターにとっても強敵。
先に四神フィルタを修復してから討伐する必要がある。

「前回」のパークの危機:前回、四神がズレて黒いセルリアンが発生したときのこと。
(おそらく地殻変動で徐々に地形が変わり、四神がズレてしまうことはよくある)
山の五合目にある戦闘機やミサイルの残骸のようなものがその対策の名残っぽい。
しかも空爆作戦は失敗して、戦闘機は撃墜された?
バスが川の両岸に分離されていたのも、前回の危機のときに黒いセルリアンの誘導に使った結果と思われる。
黒いセルリアンは、溶岩であるため水で冷やし固めると無力化できる。
ミライさんが
「なんとしても私達で先に倒さないと… フレンズさんたちを退避させたとはいえ島に”あんなもの”を」
と言っているのは、
「ミサイル投下で倒せなかったため、次は核を落とすことを派遣元が示唆しているので、
その前に自分たちの手でなんとかしたい」
ということだろうか。
地下迷宮の出口で固まっていたのは、前回の黒いセルリアンの一部、もしくは本体。

帽子の羽:おそらく(緑の?)羽根に「再生」の機能があって、
ミライさんの記録した映像や音声が流れる。
そのためアライさんは、偶然「帽子とラッキービースト」をセットで見つけて、
ミライさんの「パークの危機」に関するメッセージを聞いた。
(そのあと、かばんちゃんが帽子をかぶったまま移動してしまう)



大体こんな感じでしょうか……。

ラッキービーストCVが「ミライ」というのは、ラッキービースト開発時、
ミライさんが音声を担当したという意味ですかね。

かばんちゃんは現在、パークにおいて唯一の「ヒト」であり、その特性を活かして問題を解決していく主人公ですが、
そういった、ヒトの思考力や手先の器用さが問題を解決する、というところ、つまり個の「人間賛歌」的な部分は
作品の主題ではないと思いました。
周囲の「けもの」たちも、ヒトと同じ能力は持たなくても本来の自分たちの特性や力でその地に暮らし、
友として時に協力しあったり、相互補完しあったり出来るという「共生賛歌」の方がメインに感じられました。
(前にそんなタイトルの歌を作ったなぁ)

誰にでも、得意なこと、苦手なこと、好きなこととかがあって、
いずれをも否定はせず、足りないところは出来る者が補ったりできる。
適材適所やっていければ、各自が自分の強みを活かし、楽しく気持ちよく暮らしていける。
フレンズは元々野生の動物であり、動物界では本来激しい弱肉強食のサバイバル生活が営まれているはずですが、
フレンズになって「ヒト化」したからこそ、どんな分類の動物であれ、フレンズになれるのがこのパーク。
ということであれば、「ヒト化」の素晴らしいところは、言葉を解すること、思考力や手先の器用さだけではなくて、
社会性の方にこそあるのかもしれません。
だからこそ、人間賛歌というよりは共生賛歌であるように感じました。
ヒトがすごいのではない。共生できるということが素晴らしいのだー!!


この2年くらい、ずっと「どーぶつえんとすいぞっかんいきたいよー」という気分だったのですが、
ますます行きたくなってしまいました……。
東武動物公園と上野動物園とズーラシアあたり行きたい。
冬が来る前になんとか全部回れたらいいなぁ…。

というわけで、私は「dアニメ」で見ましたが、23時からニコ生でも最終回配信ですね。

こちらもみようと思います。



尚、冒頭にも書いたMHSTですが、最初からちょっと危なげな雰囲気は感じつつ、
それでも「デジモン」的な小学生向けの、少年とモンスターがわちゃわちゃするアニメ感あったのが、
第2クール終わり間際、ついにシリアス展開が避けられない雰囲気充満してきて、
来期どうなんの……って気になってます……。
最低3クールかけてじっくり描いてる分、1クールで無理やりギャグとシリアス織り交ぜるより
丁寧な作りになってますし、その分、これからやってくるシリアス展開がめっちゃ重くなりそう…!
こっちのほうが、けものフレンズより断然闇を感じてるw