今日は、パリ(厳密にはヴィルモンブル)からマルセイユに移動します。
フランス縦断の旅です。

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10時前起床
早めにベッドインした割に寝付けなかったので、
こういう時のために買ってきた市販の睡眠改善薬を一錠だけ飲んだ。
本来の用量は2錠だけど、慢性化したら嫌だしね。
おかげで寝付くことはできたけど、眠りが浅かったなぁ。
その分今日は眠れるかな。

11時にバスに乗って駅に移動。
ものすごく風が強くて、雲も厚いので雨が降るのでは?と心配になる。
バスで最寄りの駅に向かう。

11時半、駅について乗り換え。
ここで乗ったのは、パリに向かう電車。(地下鉄じゃない)

着いたのは、パリのディズニーランドと融合してる駅!
日本で言うところの舞浜駅みたいなものだよね。
そこで、新ギターのローガンとサシャとも合流。
一昨年来た時とは、ギターもベースも違う人になってて、
あの時のメンバーとは会えない。
しかし、これで6人、STARRYSKY現行メンバー勢揃いだ。
ちなみに、ドラマーのYuukiは、日本人とベルギー人のハーフとのことだけど、
つい1ヶ月前にバンド加入したばかりなので、Voxのメンバー全員と会うのは今日が初めてらしくて、ちょっと緊張してるみたい。
ベースのNekuは、前回もいたけど、STARRYSKYのメンバーではなかった。
そのNekuが、ベースとして加入して、同じ音楽大学に通っていたYuukiをシンデハイに紹介して、今に至るらしい。


実は、日本を出る数日前に、パリのディズニーランドに行く夢を見た。
今のところ、旅程には含まれていないけど、パリのディズニーランド行ってみたいなーとは思ってたからかな。
足の怪我と、所持金の関係で今回もいけない気がするが。時間はありそうなんだけどね。
ユアンに相談だ!!


で、その、「ディズニーランド駅」から、日本で言うところの「新幹線」にあたる「TGV」に乗り換えた。
ツイッターに、隣のホームにあった車両の映像をアップしたけど、
肝心の自分が乗ってるやつは撮る暇が与えられなかったww
常に何もかもが急ぎww
私が乗ったのは、青とピンクでカラーリングされてて派手だった。
先頭車両に「OuiGo」と書いてあった。

TGVの車窓から景色を眺めていると、パリを出てすぐは陸橋とトンネルが多めだったけど、
30分も経たないうちに建物が消失した。
白樺林と丘と草原が続く

牛!

さらにしばらく行くと、今度は牧場が増えて来た。
煉瓦造りの倉庫みたいなのと、だだっ広い草原に牛や羊がポツポツと。
これ、すごいどっかで似たようなの見た……って思ったけど、
マビノギのティルコネイルだww
でも、当然のことながらティルコネイルよりももっとスケールがでかい。
進行方向と逆を向いてる座席に座ってるので、常に前にGを感じるww

14時過ぎ、リヨン(シンデハイの地元)を通過。

image更に南へ行くと、今度は台地のような、岩山のようなものが増えて来た。
民家はあまりなくて、白い岩肌にところどころ草が生えているので、
日本とは地質が違うんだろうな……ってことを漠然と感じた。




15:50マルセイユの駅に到着!
駅で、トイレを奢ってもらったwwww
トイレは、1回0.8ユーロなので、大体100円。
入り口に受付の女性(黒人さんだった)がいて、お金を払うと
「どうぞー」
って感じでトイレに入れるw
ちなみにこれは、TGVの駅だから有料トイレがあったのであって、
地下鉄の駅にはトイレはない!

コンビニ的なところでサンドイッチを買うものの、落ち着いて食べられるような場所が見つからないため、結局食べずに16:35頃、地下鉄に乗り込む。

image16:55会場(前日)入り
ジュディとマイケルJが先に着いていた。
再会の挨拶を済ませてから、さっき駅で買っておいたサンドイッチをようやく食べる。
今日初めて物を入れたぞ!ww
水すら飲んでない状態で出て来てしまったからなぁ。

imageイベント会場の通行証を受け取ったけど、なんか知らない人の写真が使われてて吹く。
誰wwww
一応、これがIDカードなんだろうに、写真が別人でいいのかなwwだめだ、じわじわくるww
I don't know who it is
って言ったら、みんながパスを見て爆笑して、Cyrixが、
「ごめんww急いでたから事故ったww」
的なことを言ってたww
この国では大抵のことが、急いでたから起こるし、急いでたからと言えば済むのかもしれない。

後からErmite、Cyrixが到着!
Noru-Daは、今回欠席らしくて、会えないのが残念だ。
彼のお父さんとお婆ちゃんにも再会したかったところだ。
Manon(マノン)という、新人絵師さんが来た。
この子は今回初対面。
前回はGaranceという女性絵師さんがいたけど、彼女は今はVoxにいないみたいだ。
マノンは、私がVoxに入る前から私の動画をかなりの数見てたらしくて、
Voxに入ると聞いたときも、フランスに再訪すると聞いたときも、それぞれ発狂した、
と熱く語ってくれた。
最初に感銘を受けたのは、私が歌った「初音ミクの消失 -DEAD END-」で、
「これボカロ!?」
って思ったらしい。
で、「人間の仕業」だと知って私に興味を持ったのが始まりらしい。
それから沢山動画をみて、一方でVoxの動画も色々見てたから、
私がVoxに入ると知ったときは、
「マジか!その2地点でそんなことありうるのか!」
みたいな驚きと感動があったそうな。

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設営中のイベント会場って、お祭り前夜感がいいよね。
文化祭の準備が当日とちょっと違って楽しみみたいな。
ライブの本番と違うけど、リハーサルも楽しいみたいな。

そんな会場内を見て回ると、すごいレトロゲーム屋とかもあってビックリした。
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imageimageこちらは、ライブステージの下見。
「ICHIGO(苺)ステージ」
ここが、今回のイベントでは最大のステージ。
ちなみに一昨年も、最大のステージは「苺」だったね。
ただ、ここより更にデカいホールだった。
一万人入るって聞いたし。
今回のは1万人は入らなそう。
初日と3日目が苺で、2日目は「柚子」ステージでなんかやります。

つづいて、うちのブースの設営。
ここは、物販。
imageオリジナルTシャツや、ポスターを売るよ。
ポスターは、写真撮ったけど、明日まで秘密。








imageここは、お絵かきブース。
私が前回やったように、似顔絵とか、リクエストイラストとかをその場で描いて売るスペースらしい。
主にManonが居座ると思うけど、Cyrixから
「君もそこで似顔絵を売っていいよ、道具はManonが持ってるよ」
と言ってたな。



imageここは、「アナログゲーム」スペースで、
VoxMakersオリジナルカードゲームを遊ぶ。
ルールは全然違うけど、「おもたん」みたいに、カード自体を自作したもの。






imageここは、スクリーンに映像を投影して「ビデオゲーム」をやるスペース。
PSVRで、バイオ7を体験できるらしい。
したくないがww
ちなみに映ってるのは、左がErmite Modern、右がMickael Jだよ。





気付くとすでに18時を過ぎていた。
ブースの設営を終わらせて、19時半ホテルへ移動開始。
20時、デパートに立ち寄って、Cyrixが明日のみんなの軽食とかを買い出ししている間、しばし休憩。

20:25ホテル着。
割と遠かった……足が……痛い。
怪我もあって長距離徒歩がキツイな。
明日、現地に行くときは、バスか地下鉄を使えるみたいだけど。

部屋に荷物を置いて、
image21:30レストランに移動!!
コルサ島をイメージしたバー?











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imageimage隣にユアンが座って、日本のことについて話したりした。
彼女が、私の携帯ケースを見て、
「それ可愛い!!」
って言うから、
「日本来たら、ビルの1フロア全面携帯のアクセサリだったりするから、
可愛いの選びたい放題だよ」
と言った。
フランスには可愛いのはなくて、自分でイラストを用意するとオンデマンドで作ってくれるサービスがあって、
それで自分の好きなカバーを作って使うくらいが限界、と言ってた。
実際ユアンの携帯はそういう風にして作ったものだったし、
シンデハイはむき出しで持ち歩いててこっちがヒヤヒヤする。

大分(福岡の隣の島、なんて名前だっけ?って言われた)に知り合いがいて、
その日本人も前にフランスに旅行に来て、ユアンが観光案内したんだって。
だから、ユアンが、日本に行く時は、大分にも絶対寄らなきゃいけない、と言われた。
大分までは案内できないな……。
アキバのヨドバシあたりで携帯ケース選びするなら付き合えるww

これが、ホテルの部屋。
imageimage2人用の部屋だけど、ソファの下からベッドを引き出せるので、
それを使えば4人まで泊まれるよ、という部屋。
私は椅子の下から出したベッドで寝ることにした。
枕と掛け布団もあるので大丈夫。


そして、このホテルの風呂は、風呂だった!!!!!
浴槽がある!
久々にあったまった!
トイレと部屋が別だし!!
でも、洗い場はない。
Manonが先にシャワー浴びたけど、シャワーカーテンを浴槽の外に出して使ったので、
廊下まで水が流れ出てた!!ww
明日、シャワーカーテンの使い方教えなきゃ!!!
風呂のことなら任せろ!!!
といっても、びっくりしたのはマルセイユの暖かさだね……
パリは北のほうだから結構寒かったんだけど、マルセイユなにこれ、夏かよ?
晩夏かよ??
コート着てると暑い!
日本の冬のノリで、長袖シャツにセーター重ね着して、
その上に冬用コート着てマフラー巻いてたら、のぼせかけたぞww
だって、これ、日本の10月だろ、気温。
さすが、プロヴァンス地方だぜ!

それにしても、大体違和感を感じるのは、
「環境」の差であって「人間性」ではないとつくづく思った。
トイレがあんまないとか、あったとしても有料だとか、汚いトイレが多いとか、
風呂が風呂じゃないとか、そういうのはあるけど、
VoxMakersの人たちは、みんな親切で、
普段使ってないであろう英語で、熱心にコミュニケーションを試みてくれる。

前も書いたと思うけど、
「フランス人は、フランス語を話さない人に冷たい」
=「フランス人はそもそも冷たい」
という話を昔よく聞いたけど、そんなことはない。
というか、フランスでは、教育レベルの差で、
英語が話せるか話せないかは決まるし(日本だってそうだ)、
日本は困った時愛想笑いをするけど、こっちの人はそうでないだけで、
別に冷たくしてるわけではないんだろう。
単純に、英語で話しかけられて、答えられなかったら、
「わからん(真顔)」
という対応をしてるだけで、それ以上を求める方がおかしいのかもしれない。

だってわからんのだからww

そんなわけで、基本的にみんなフランス語で会議してるけど、
私は、誰かしらが英語でフォロー入れてくれるので、なんとかなってるし、
Ermiteは相変わらず日本のことをあれこれ聞いてくるし、面白い。

なんか、私が、上記バーでシーザーサラダを頼んだら
すごい鶏肉のボリュームがあって、
Ermiteが、「まるでカツ丼だ!」と言った。
でも、カツ丼は「とんかつ」が多くて、つまり豚肉だと説明。
シンデハイが、
「カツ丼ってどういう意味」
というので、カツは、「何かをフライした物」、「丼は、ボウル状の食器」で、
丼に入ってる料理は、「なんちゃら丼」と呼ぶってなことを話した。
で、例えば「親子丼」知ってる?とErmiteに聞いたら、知らないというので、
「親子は、親と子」で、「鶏肉と卵」が丼の中でライスの上に盛ってある物、と言ったら
「マヨネーズもかけてあるの?」

いやいや、親子丼にマヨネーズはないわww
マヨラーならやるかもしれんけどね。

Ermite曰く
「マヨネーズだって卵だから、親子丼に混ざってておかしくないはずだ」

くそ、正論だ。
それは、「西洋風」として開発した方がいい。
つまり、醤油や出汁じゃなく、マヨネーズを和えても、ライスに合う感じに
鶏肉と卵を調理すればいい。

「マヨラーなら親子丼にもマヨネーズかけんじゃね?」
って言ったら、
「マヨラー!? 日本語には、"マヨネーズ好き"を表す単語があるの!?」
とシンデハイが驚嘆してた。
あ、そうか、「マヨラー」は日本語だな……

「じゃあ、何にでもケチャップをかける人は!?」
と言われたけど、少なくともそれは単語化されてない気がするな……。
強いて言えば「ケチャッパー」だろ、みたいな話をした。
(聞いたことないけどな)

フランスには「マヨネーズとマスタード」で有名な地方があるんだと。
マヨラーは、そこへ行くべきだと言われた。
斬新なマヨネーズが沢山あるんだって。


ホテルに戻ってから、CyrixとSashaが、VoxMakersの一年半を説明してくれた。
つまり、前回私がこっちに来てから今日までのこと。
当時いたメンバーがいなくなってたりするので、詳細を話してくれた。
私は今日まで知らなかったけど、結構シンデハイにとって辛い1年間だったらしい。

でも、「Journal」が、転機になりつつあるみたい。
それで弾みがついて、TaiRefが再び盛り上がっていくと良いのだが。

これを書いてたら遅くなってしまった。
明日早いので寝る。