見ました!!
ちなみに、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズは、1〜3作目まではすべて劇場公開で観たのですが、
「生命の泉」に関してはDVDで初見となりました。

ネタバレみたいなことも書いているので、未見の方は注意して下さい。

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まさか、こんなに「バルボッサ」が出続けることになるとは意外!w
キャスティングについては、キーラ・ナイトレイとオーランド・ブルームは出ないというのを、事前に聞いていたので、
例えば、時系列では「1作目よりも前の話」になったりするのか(ジャックの過去編)と予想していたが、その点はそうでもなかった。
とはいえ、ある意味「過去編」と言ってもよい部分はあるかもしれない。
今作初登場の、ペネロペ・クルス演じるヒロイン「アンジェリカ」は、ジャックの元恋人という設定。
ある点では「似た者同士」でもあり、それが転じて「相性の悪さ」に繋がっている部分もある。


ときに、バルボッサは、3作目よりもあと、海賊黒ひげ(エドワード・ティーチ)に、ブラックパール号と右足を奪われて、
英国王に雇われた「公賊」となっていた。
その姿は、まるでゼフだったw

そういえば、ジャックスパロウの日本語吹き替えを担当しているのは平田広明さんだから、
「声はサンジ」ってことになるなw
(私は洋画を基本字幕版でしか見ないタイプなのだけど、いくつかは日英両方とも好きで観たりする)

だから今回は、「ゼフとサンジ、人魚島へ行く」って感じだな!(とても雑な解説)
しかも、黒ひげと先を争ってる!
あとスペイン海軍とも!!(←空気)

バルボッサは、黒ひげに復讐できればいいので「生命の泉」を見つけることや、そこで若返ることには興味がないらしく、
ジャックは泉に行ったことあるんだかないんだか、相変わらずよくわからないが、
よくわからないのでとりあえず連れて行かれて、
「知っていることを全部吐け!」「とりあえずお前が先に行って危険がないか確かめてこい!」
みたいな扱いをされる。
よく考えて見れば、こういう扱いばかりされる主人公も珍しいw
これは序盤で殺されるモブのポジション(役割?)ではないのか?ww


ところで、劇場で1〜3作目を見て、今回DVDでぶっ通しで4作見て印象が変わった部分があるんだけど、
それは早い話が「海上戦」のシーン。
間で艦これを始めたせいか、
「なんか回転式三連大砲でてきた」
とか思いながら見てしまうw

パイレーツ・オブ・カリビアンの艦船 -Wikipedia

こういうページを見て、サイズや保有する大砲の数などに対して具体的な映像を思い浮かべることが出来て楽しくなった。
映画の中で、海上にどーんと構える大きな船の佇まいってカッコイイものだなと思ったりした。
元々帆船にそこまで興味があったわけでもないけど、例えば「ワールド・エンド」で巨大な渦潮の波に乗りながら
ブラックパールとフライング・ダッチマンが決戦するシーンとかはすごく熱い。
「熱い」と思えるのは、この映画の楽しみがひとつわかったということなので、それがまた嬉しい。


あと、余談だが、ペネロペ・クルスは、映画で見るのは初めてだが、そのせいかラックスのイメージが強い。


この「アンジェリカ」が、ヒロイン…というより、割と曲者で、「飄々として掴みどころがない」のとは少し違うのだが、
本当のところ何を考えているのかというのがわかりにくく、そこがジャックと「似た者同士」でもあり
「相性の悪さ」の所以なのかな、と思われた。
思い切りが良く大胆かとおもいきや、修道女だった経緯があるためキリスト教の教えに敬虔と思われる側面もある。
だがやはり、どことなく残忍さのようなものも感じられる。
ラストでは、躊躇いなく、たった一発の弾をジャックに向けて発泡したり、「妊娠したの!」と投げやりな嘘をついたり、
スタッフロール後のエピローグパートではジャックのブードゥー人形を偶然拾ってほくそ笑んだりする。

だから、4作通して、この映画に出てくる女性の中に、「ジャックととってもお似合い!」という人はいないw
彼がいつも最終的に、一人の自由な海賊として、ブラックパールを駆って海にでる度、
「ジャックが自由なままでよかった…」
と思ってしまうオチなのだw
ヒロインとキスしてハッピーエンドが似合わない主人公であるww


ところで、3作目で突如登場したジャックの親父さんだが、今作でもふらっと出てきていつの間にかいなくなる。
あの人もかなり謎めいている。
互いに干渉しない主義なのだろうw
でも、もしまた新作があるとしたら、もうちょっと出番が増えると面白いと思った。
いつも陸でしか出てこないので、海賊してるときのとーちゃんを見てみたい。
しかも、「海賊の掟」の番人という役割を担っていて、「ルールに厳格」らしいから、
「あのジャックの親父が、ルールに厳格…??」
っていうのもあるし、もう少しどんな人なのか観察したい感じw

あと、ラストのトリックは予想通りの展開だった。
切羽詰まっていて、ジャックの言うことを鵜呑みにする黒ひげ親子。
そしてそれを踏まえて杯を逆にしたであろうジャック。
もし、あーいうシチュエーションでなければ、みな真っ先にジャックのいうことを疑うと思うのだけどねw
そうしたら、また裏の裏を読む合戦みたいになっていくな。

エピローグ部分では、人魚のシリーナと宣教師のフィリップがその後どうなったのか、がチラっと描かれるかと思いきや
そちらは一切触れず、アンジェリカがジャックの人形を拾う描写のみだったので、人魚側がどうなったのかは想像で補うしかありません。
もしくは、次回作でそこに焦点が当たるか。

物語としては、シリーナとフィリップは、彼らなりに幸せに暮らしました、めでたし! という解釈でいいかなと思う。
他の映画で言うと「アバター」のように、どちらかがどちらかの「世界」に移住することにしたり、
もしくは「ワールド・エンド」ラストのエリザベスとウィルのように、定期的に互いの「世界」を行き来する交流を続けるなり、
なんらかの救いがあると想像して納得することができるので、ひとまず最後のシーンがあれでも良いかなと。
アンジェリカの怪しい笑みで終わったほうが、「どうなるんだろう」感が強く残る演出だし、次回作があれば繋げやすい。


特典としてついてくるNG集も楽しいのが、このシリーズの良いところで、
ベケット卿のような、ポーカーフェイスを貫くヒール(悪役)が、つられ笑いしたりすると、
「そうだ、フィクションだった」
という安心感があるw
モンスターズ・インクの場合は、特典じゃなくてスタッフロール中に「NG集」があるんだけど(トイ・ストーリー、バグズライフもかな)、
CGアニメなのに「NG集」があるというアイデアがそもそも冴えてるし、悪役キャラがNG出して笑ったりしているところで
やはり「フィクションだった」という安心感を持って終われるので、本当にステキなアイデアだと思う。
バルボッサもNGを出した瞬間に
「アドリブのチャンスだ!」
とか言ったりして、俳優さんのおちゃめな一面が見られて楽しい。